Weekly Report on Aomori Prefecture Infectious Disease 青森県感染症発生情報 (9 年第 3 ) 発行青森県感染症情報センター (9 年 月 日 ) ( 青森県環境保健センター : 担当微生物部 ) TEL 7-736-5 FAX 7-736-59 http://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/infection-survei.html Ⅰ 第 3 の発生動向 (9//~9//). インフルエンザについては 上十三保健所管内 むつ保健所管内で警報が発令され 東地方 + 青森市保健所管内 弘前保健所管内で注意報が発令されました 三戸地方 + 八戸市保健所管内 五所川原保健所管内では注意報が継続しています. 伝染性紅斑については 上十三保健所管内で警報が発令されました 県全体の定点り報が過去 5 年間の同時期と比較してかなり多い状態です Ⅱ 第 3 五類感染症定点把握 記載データは 速報値です 青森県内の保健所管内 定点 ( 医療機関 ) 警報 注意報については青森県の感染症発生状況 TOP ページをご覧ください 人 / 定点人 / 定点人 / 定点人 / 定点人 / 定点人 / 定点人 / 定点 小児科内科インフルエンザ 7 5.9 7.6 367.7 7 8. 9.33 9.5 568. 759 小児科 眼科 基幹 東青 ( 東地方 + 青森市保健所 ) 中南 ( 弘前保健所 ) 三八 ( 三戸地方 + 八戸市保健所 ) RS ウイルス感染症 6.75.. 5..7 - - 7. 咽頭結膜熱 3.38... - - - - 7.7-5 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎.5 9. 8.8 7...5 6.8-6 感染性胃腸炎 56 7..33 66 6.6 3 6. 5.5 6. 3 5.7-7 水痘.3 - -.. - - - - 6. -9 手足口病 - - - - 3.3 - - - - - - 3.7 伝染性紅斑 - - 6.67.. 3.67. 3. 5 突発性発しん - -.. - -.33.5.6 - ヘルパンギーナ - - - - - - - - - - - - - - 流行性耳下腺炎 - - - - 6.6..33 - - 9. 急性出血性結膜炎 - - - - - - - - - - - - - - - 流行性角結膜炎.5 - -. - - - - - - 3.7 感染性胃腸炎 ( ロタウイルス ) - - - - - - - - - - - - - - - クラミジア肺炎 - - - - - - - - - - - - - - 細菌性髄膜炎 - - - - - - - - - - - - - - マイコプラズマ肺炎. - - - - - - - - - -.7 - 無菌性髄膜炎 - - - - - - - - - - - - - - 西北 上北 ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) 下北 ( むつ保健所 ) 青森県計 前からの増減 は警報 は注意報 空欄 : 患者報無し 侵襲性インフルエンザ菌感染症 ( 五類全把握対象疾患 ) 侵襲性インフルエンザ菌感染症は インフルエンザ菌 (Haemophilus influenzae) による感染症のうち 髄液又は血液など本来無菌的な部位から本菌が検出されたものです この菌は冬にインフルエンザの大きな流行を起こすインフルエンザウイルスとは異なります 発症は一般に突発的で 上気道炎や中耳炎を伴って発症することがあり 肺炎 敗血症 髄膜炎などの重篤な疾患を引き起こすことがあります 本感染症は 高齢者を中心に患者報が全国的に増加しています ( 図 ) 青森県では例年 ~3 人ですが 今後の動向に注意が必要です 予防には Hib( インフルエンザ菌 b 型 ) ワクチンの接種が有効です ワクチンの定期予防接種は 生後 か月になってから複回行います 詳しくは お住まいの市町村の予防接種担当課にお問い合わせください 図 : 青森県及び全国における侵襲性インフルエンザ菌感染症患者報 (3 年 ~8 年 ) 〇詳しい情報はこちらをご覧ください 侵襲性インフルエンザ菌感染症 ( 国立感染症研究所 HP)
Ⅲ 全把握対象疾患 結核 ( 二類全把握対象疾患 ): 青森市 人 (9 年計 :9 人 ) Ⅳ 病原体検出情報 ( ) 内は 検査材料及び検体採取日です 報はありませんでした Ⅴ 県内インフルエンザ情報 (8 年第 8 ~9 年第 3 ) 第 3 の患者報は 568 人で このうち迅速診断キットによる型別が報されているのは 58 人 A 型 :56 人 B 型 : 人 でした 保健所管内別報 ( 人 ) 保健所名 8 9 5 5 5 3 東地方 + 青森市 5 7 3 5 6 67 7 弘前 35 5 35 3 76 3 7 三戸地方 + 八戸市 8 3 58 68 367 五所川原 8 5 3 6 77 7 上十三 7 5 63 むつ 5 87 9 合計 8 3 3 89 568 A 型 ( 迅速診断キットによる型別 )( 人 ) 保健所名 8 9 5 5 5 3 東地方 + 青森市 5 7 3 5 6 65 6 弘前 3 5 35 3 76 7 三戸地方 + 八戸市 8 8 58 63 36 五所川原 7 5 3 6 77 7 上十三 7 5 53 3 むつ 9 8 3 合計 7 3 5 3 786 56 B 型 ( 迅速診断キットによる型別 )( 人 ) 保健所名 8 9 5 5 5 3 東地方 + 青森市 弘前 三戸地方 + 八戸市 五所川原 上十三 むつ 合計 3 年齢区分別 ( 人 ) 年齢区分 8 9 5 5 5 3 ~5ケ月 3 ~ケ月 3 3 3 3 7 歳 5 5 5 35 歳 3 8 3 3 6 5 3 歳 6 5 5 3 6 歳 3 5 7 8 68 5 歳 9 3 8 9 38 7 6 歳 9 6 7 9 7 3 5 7 歳 7 8 9 9 9 7 8 歳 5 6 5 9 3 7 5 9 歳 8 9 8 6 9 3 ~ 歳 8 7 7 8 7 96 5~9 歳 3 3 3 6 89 ~9 歳 3 5 9 7 87 3~39 歳 7 5 9 6 58 76 38 ~9 歳 3 7 3 67 66 5~59 歳 3 8 8 3 6~69 歳 3 3 7 7 3 68 9 7~79 歳 3 3 8 7 5 57 8 歳以上 5 6 7 8
Ⅵ 県内インフルエンザウイルス検出状況 ( 県が指定した医療機関 ( 指定提出機関 ) の提出検体の検出 ) インフルエンザウイルス 8 9 8 9 5 5 5 3 直近 5 間合計 8/9 シーズン合計 提出検体 () () () () () () 5 () () 8 () 9 () A 型 B 型 AHpdm9 山形系統 AH3 ビクトリア系統 6 6 合計 5 8 8 注 )8/9シーズンは8 年第 36 (9/3~9/9)~9 年第 35 (8/6~9/) 件 インフルエンザウイルス検出状況 8 6 A 型 B 型 AHpdm9 AH3 山形系統ビクトリア系統 8 9 5 5 5 3 ( ) Ⅶ 保健所管内別全把握対象疾患発生状況 (8 年第 5 ~9 年第 3 ) 東青中南三八西北上北下北 ( 東地方保健所 + 青森市保健所 ) ( 弘前保健所 ) ( 三戸地方保健所 + 八戸市保健所 ) ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) ( むつ保健所 ) 5 梅毒 人梅毒 人 侵襲性肺炎球菌感染症 人 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 人侵襲性肺炎球菌感染症 人 3 第 5 に八戸市保健所管内で梅毒 人の届出がありましたので追加しました 第 に八戸市保健所管内で劇症型溶血性レンサ球菌感染症 人の届出がありましたので追加しました Ⅷ 結核 ( 二類全把握対象疾患 ) (8 年第 5 ~9 年第 3 ) ( 人 ) 東青中南三八西北上北下北 ( 東地方保健所 + 青森市保健所 ) ( 弘前保健所 ) ( 三戸地方保健所 + 八戸市保健所 ) ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) ( むつ保健所 ) 5 3 6 3 第 に上十三保健所管内で結核 人の届出がありましたので追加しました
Ⅸ 全把握対象疾患発生状況 ( 全国 - 青森県 ) ( 注 : 発生状況は速報値であり 国内で届出のあった疾患のみを掲載しています ) 全国 (9 年第 ~9 年第 までの累計 ) 分類二類三類三類三類四類四類四類四類四類四類 疾病名結核細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 腸チフス E 型肝炎 A 型肝炎オウム病つつが虫病デング熱マラリア 累積報 399 5 3 6 5 分類五類五類五類五類五類五類五類五類五類五類 疾病名 レジオネラ症 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性弛緩性麻痺 急性脳炎 クロイツフェルト ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 侵襲性インフルエンザ菌感染症 累積報 5 6 3 7 3 7 3 3 8 3 分類五類五類五類五類五類五類五類五類五類五類 疾病名 侵襲性髄膜炎菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘 ( 入院例 ) 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 百日咳風しん麻しん 累積報 3 9 6 86 37 39 6 青森県 (9 年第 ~9 年第 3 までの累計 ) 分類二類五類五類 疾病名 結核 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 累積報 9 Ⅹ インフルエンザ 小児科定点把握対象疾患別推移 (9 年第 3 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 9 年青森県 は 8 年青森県 は 9 年全国 6. インフルエンザ 3 5 6 7 8 9 3. RS ウイルス感染症 3 5 6 7 8 9. 咽頭結膜熱 3 5 6 7 8 9 5. 定点. 3. り報..5 定点..5 り報..8 定点当.6 たり報...5.. 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( )
5. A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3 5 6 7 8 9. 感染性胃腸炎 3 5 6 7 8 9. 水痘 3 5 6 7 8 9. 定点当 3. たり報.. 定点 8. 6. り報..8 定点当.6 たり報..... 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 手足口病 3 5 6 7 8 9. 伝染性紅斑 3 5 6 7 8 9. 突発性発しん 3 5 6 7 8 9 8. 定点当 6. たり報.. 定点.8.6 り報..8 定点当.6 たり報..... 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). ヘルパンギーナ 3 5 6 7 8 9.5 流行性耳下腺炎 3 5 6 7 8 9 定 3. 点. り報. 定点当.9 たり報.6..3. 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ) Ⅺ 眼科定点把握対象疾患別推移 (9 年第 3 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 9 年青森県 は 8 年青森県 は 9 年全国. 急性出血性結膜炎 3 5 6 7 8 9.5 流行性角結膜炎 3 5 6 7 8 9 定.5 点. り報. 定点当.9 たり報.6.5.3. 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( )
Ⅻ 基幹定点把握対象疾患別推移 (9 年第 3 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 9 年青森県 は 8 年青森県 は 9 年全国. ロタウイルス 3 5 6 7 8 9. クラミジア肺炎 3 5 6 7 8 9.5 細菌性髄膜炎 3 5 6 7 8 9 定 3. 点り. 報. 定.8 点.6 り報... 定点当.3 たり報... 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ) 3. マイコプラズマ肺炎 3 5 6 7 8 9.5 無菌性髄膜炎 3 5 6 7 8 9.5 定点..5 り報.. 定点当.3 たり報..5.. 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ). 5 9 3 7 5 9 33 37 5 9 ( ) ⅩⅢ 社会福祉施設等における感染性胃腸炎 ( 疑い含む ) の発生状況 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報について ( 平成 8 年 月 日付け厚生労働省健康局長 医薬食品局長 雇用均等 児童家庭局長 社会 援護局長通知 ) に基づく 青森県内の社会福祉施設等における感 染性胃腸炎 ( 疑いを含む ) の報件及び発症者は次のとおりです 9 年第 3 報はありませんでした 9 年第 3 報 ( 第 報 ) 施設種別 発症者 管轄保健所 第 3 児童 婦人関係施設等 9 むつ保健所 9 年報件及び発症者 月 ( ) 月 計 施設種別 3 ( 施設別 ) 介護 老人福祉関係施設児童 婦人関係施設等障害関係施設その他施設計 ( 月別 ) 件件件件件 3 3 発症者発症者発症者発症者発症者 5 5 9 9 69 69