日付 :2007/04/16-10.1.3 Oracle Universal Content Management 10.1.3 ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 1
内容 はじめに... 3 Oracle UCM - ドキュメント管理モジュール... 4 製品のダウンロード... 5 インストールの概要... 6 一般的なインストール プロセス... 7 付録 I...11 Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 2
はじめに このドキュメントを読んで Oracle Universal Content Management(Oracle UCM) の一部として配布されているドキュメント管理モジュールをインストールする前に Oracle Content Server および以下の同梱モジュールをインストールする必要があります インストールするモジュールは 次のとおりです Oracle Content Server および Extras Oracle Content Server Extras Oracle Dynamic Converter Oracle Desktop Integration Suite Oracle Content Integration Suite レガシー統合 (Kofax Ascent Capture 統合 ) Oracle Technology Network(OTN) に記載されている Oracle Content Server クイック スタート チュ -トリアルを参照してください Oracle Content Server とそのモジュールをインストールしてから このドキュメントに含まれるモジュールの処理を開始してください このガイドは 以下の Web サイトから参照できます http://www.oracle.com/technology/products/content-management/cdbs/cs.html Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 3
Oracle UCM - ドキュメント管理モジュール Oracle Universal Content Management は Oracle Content Server のドキュメント管理機能を拡張する以下 のモジュールを提供しています Content Tracker Content Tracker は システムを監視して各種アクティビティからの情報を記録します この情報はさまざまなソースから取得された後 マージされて Oracle Content Server データベース内の一連の表に書き込まれます Content Tracker をカスタマイズして 収集する情報の種類を変更したり 増やしたりすることが可能です Content Tracker は 次のアクティビティを監視します コンテンツ項目へのアクセス Oracle Content Server サービス Content Categorizer Content Categorizer は ドキュメントからメタデータを抽出し ドキュメント コンテンツに基づく メタデータ生成を行います Report Parser Report Parser を使用すると Oracle Content Server は メインフレームやレポート ジェネレータから 取得した ASCII レポートを解析して テキスト PDF HTML または XML に変換できます Microsoft SharePoint 用 Web パーツ このモジュールには Microsoft SharePoint と統合するための WSDL ファイルと Web パーツが含まれ ます Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 4
製品のダウンロード Oracle Content Server および同梱モジュールのインストールと構成が終了したら 次にドキュメント管理モジュールをダウンロードします ドキュメント管理モジュールが含まれている zip ファイルは OTN からダウンロードできます ファイルをダウンロードするためのリンクは このドキュメントをダウンロードしたページ上にあります ドキュメント管理モジュールの zip ファイル名は UCM_DocMan_10gR3_<date>.zip の形式になります <date> は製品のリリース日にします ( 例 :20070416) zip ファイルに含まれるモジュールは Oracle Content Server でサポートされるすべてのプラットフォームを対象としています この zip ファイルには 次のファイルが含まれます ContentCategorizer_10gR3_<date>.zip ContentTracker_10gR3_<date>.zip ReportParser_10gR3_<date>.zip WebPartsWsdls_10gR3_<date>.zip ContentServerWebParts_10gR3_<date>.zip <date> は製品のリリース日にします ( 例 :20070406) Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 5
インストールの概要 次の手順は Oracle Universal Content Management のドキュメント管理モジュールのリリース 10.1.3 に基づくものであり デスクトップ開発環境またはテストドライブ環境でのインストールを対象としています 重要 : この製品のインストール ガイドを参照して 最新の互換性情報を確認することを強く推奨します 本番環境のインストールを開始する前に 必ずこのドキュメントを確認してください オンライン ドキュメントへのリンクについては 付録 Iを参照してください 前提条件 このドキュメントの " はじめに " の項 (3 ページ ) に記載されたすべてのモジュールがインストールさ れていることを確認してください Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 6
一般的なインストール プロセス ドキュメント管理のインストールを完了するには これに含まれる次のモジュールを個別にインストールする必要があります 次の手順を実行します Content Tracker のインストールと構成 Content Categorizer のインストールと構成 Report Parser のインストールと構成 注 : メインフレームやレポート ジェネレータから取得した ASCII レポートを解析して テキスト PDF HTML または XML に変換する場合のみ これを実行します 詳細については 製品ダウンロードに含まれるインストール ガイドを参照してください SharePoint 用 Web パーツのインストールと構成 注 :Oracle Universal Content Management を Microsoft SharePoint と統合する場合のみ これを実行します 詳細については 製品ダウンロードに含まれるインストール ガイドを参照してください Content Tracker のインストール上記の前提条件を満たすことを確認したら Content Tracker をインストールします Content Tracker をインストールする前に 検討すべき事項を次に示します o Oracle Database をインストールしており Unicode 用の設定を行っている場合 Content Tracker Installation Guide の 1~7 ページを参照して インストール プロセス中に適切な設定変更を行ってください o Oracle Database Express Edition を使用している場合は 少なくとも 15 の接続を受け入れるように構成します o 管理アプレットを実行できるように Web ブラウザに Sun Java Plugin をインストールします これで インストールを開始できます ドキュメント管理の zip ファイルをダウンロードして一時的な記憶場所に抽出したら ContentTracker_10gR3_<date>.zip ファイルを一時的な記憶場所に抽出します 次のファイルが抽出されます o ContentTracker.zip o ContentTrackerReports.zip o インストール ガイド (PDF) o 管理ガイド (PDF) はじめに ContentTracker.zip を Oracle Content Server にインストールします もっとも簡単な方法として Component Wizard ユーティリティを実行します Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 7
Windows の場合 スタート プログラム Oracle Content Server < インスタンス名 > Utilties Component Wizard から Component Wizard ユーティリティを起動します Unix の場合 <installdir>/<instancename>/bin/componentwizard を実行して Component Wizard ユーティリティを起動します プロンプトが表示されたら 適切なパスワードを使用して sysadmin としてログインします sysadmin のデフォルト パスワードは idc です Component Wizard を起動したら Install ボタンをクリックします プロンプトが表示されたら Select ボタンをクリックして 抽出先のディレクトリから ContentTracker.zip ファイルを選択します OK ボタンをクリックします Edit Preferences ダイアログが表示されます 次の情報を入力します o URL 長の最大文字数 :3000( デフォルト ) ( 注 :Oracle データベース インスタンスが Unicode 用に設定されている場合 2000 に変更します UTF-8 を使用している場合は 1333 に設定します その他のデータベースの推奨値については インストール ガイドを参照してください ) o Oracle Content Server のプロキシ インスタンス名の最大文字数 :50( デフォルト ) o データ接続の同期ロック ポート :4477( デフォルト )( 注 : このポートがマシン上で使用されている場合は 別のポートに変更してください ) o データを縮小した後に実行する実行可能ファイルの名前 : ブランクのまま OK をクリックします コンポーネントを有効化するかどうかを指定します Yes をクリックします 次に ContentTrackerReports.zip コンポーネントをインストールします このコンポーネントの一般的なインストール手順は ContentTracker.zip の手順と同じです ただし Edit Preferences ダイアログの内容が異なるため 次の値を入力します o クエリーのセキュリティ チェック :Yes( チェックボックスにチェックをつけます ) コンポーネントを有効化するかどうかを指定します Yes をクリックします コンポーネントをインストールした後 Oracle Content Server を手動で再起動する必要があります 管理サーバーを使用して Oracle Content Server を再起動します (Oracle Content Server クイック スタート ガイドの 14~15 ページを参照してください ) Windows で Oracle Content Server をサービスとしてインストールしている場合 Windows Service Manager ユーティリティを使用して Oracle Content Server インスタンスを再起動します Unix の場合 次のスクリプトを実行して Oracle Content Server を再起動します <installdir>/ <instancename>/etc/idcserver_restart これで インストールは完了しました Content Tracker の使用法については Content Tracker Administration Guide を参照してください このドキュメントは ContentTracker.zip ファイルに含まれます Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 8
Content Categorizer のインストールこのモジュールは Oracle Content Server を使用してドキュメント プロパティからメタデータを抽出するか または ドキュメント コンテンツに基づいてメタデータ値を生成する場合に限り必要になります プラットフォーム要件一覧 前提条件 およびその他のインストールの詳細については Content Categorizer Installation Guide ( 製品ダウンロードに同梱 ) を参照してください ソフトウェアをインストールするには 次の手順に従います 一時ディレクトリの場所に ContentCategorizer_10gR3_<date>.zip ファイルを抽出します 一時ディレクトリに 以下のファイルが抽出されます o ContentCategorizer_aix.zip AIX 用コンポーネント o ContentCategorizer_hpux.zip HPUX 用コンポーネント o ContentCategorizer_linux.zip Linux 用コンポーネント o ContentCategorizer_si3.zip Solaris x86 用コンポーネント o ContentCategorizer_sol.zip Solais 用コンポーネント o ContentCategorizer_win32.zip Windows 用コンポーネント o ContentCategorizer_zlinux.zip zlinux 用コンポーネント o AddCCToArchiveCheckin.zip Batchloader ユーティリティを使用してコンテンツを分類するためのオプション コンポーネント o AddCCToNewCheckin.zip WebDAV または通常の Web ページを介してチェックインする場合に コンテンツを自動分類するためのオプション コンポーネント デフォルトでは ユーザーはコンテンツをチェックインする前に チェックイン フォームの "Categorize" ボタンをクリックすることでコンテンツを分類できます Oracle Content Server プラットフォームで使用する適切なコンポーネントを決定します 次に 管理サーバーの Component Manager を使用して コンポーネントをインストールします 次の手順に従います o Oracle Content Server インスタンスに管理者 (sysadmin) としてログインします o Administration Tray を開いて Admin Server をクリックします o ページがロードされたら 該当する Oracle Content Server インスタンスのボタンをクリックします o 左側のナビゲーションで Component Manager をクリックします o ページがロードされたら Browse ボタンをクリックして適切な zip ファイルを選択します o Install をクリックします o 次のページで Continue をクリックします o インストールを確認するページが表示されます Enable this component and restart the Content Server をクリックします o ページがロードされたら Play アイコンをクリックして Oracle Content Server インスタンスを再起動します Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 9
同じ方法で オプション コンポーネントをインストールできます 製品のインストールと構成が終了したら Content Categorizer を使用して 適切な分類ルールを作成する必要があります はじめに Content Categorizer が内部の XML 変換形式を使用して正しく機能していることを確認するために 以下の手順に従います o 管理者 (sysadmin) として Oracle Content Server にログインします o Administration Tray を開いて Content Categorizer Administration リンクをクリックします o Content Categorizer アイコンをクリックします 管理ユーティリティがロードされます o Configuration タブで 以下の手順に従います secxmlconversionプロパティを選択して Edit をクリックします ドロップダウン リストから Flexiondoc または SearchML を選択して OK をクリックします Rules タブへ移動します Field オプション リストから DocTitle を選択して Add をクリックします Rule オプション リストから TAG_TEXT( デフォルト ) を選択します 'Key' フィールドに scc_title と入力し OK をクリックします OK をクリックし 変更を保存して管理ユーティリティを終了します New Check In フォームへ移動し ( 上部ナビゲーションを使用 ) <installdir>/ <instancename>/custom/contentcategorizer ディレクトリの下にある CC_Samples ディレクトリから Wellington_WordStyle.doc を選択します Categorize ボタンをクリックして 処理が終了するまで待ちます Title フィールドに "Wellington Letter to Whitehall" と表示されます Content Categorizer の設定方法に関する詳細は 製品ダイアログに含まれるインストール ガイドと管理ガイドを参照してください Report Parser と Microsoft SharePoint 用 Web パーツのインストールおよび構成方法については 各製品 ダウンロードに含まれるインストール ガイドを参照してください Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 10
付録 I すべての製品ドキュメント ファイルは OTN からダウンロードした製品の zip ファイルに含まれて います または 次の Web サイトからオンラインで参照することもできます http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oecm/content/1013/doc_cd/index.htm Oracle Universal Content Management 10.1.3 - ドキュメント管理クイック スタート チュ - トリアル 11