1. 化学品及び会社情報 化学品の名称 : 製品番号 : 158217 供給者情報 会社名 : メルクパフォーマンスマテリアルズ株式会社東京都目黒区下目黒 1-8-1 担当部門 : レギュラトリーアフェアーズ e-mail: Regulatory_Inquiries_RA@merckgroup.com 電話番号 : 03-5434-5270 2. 危険有害性の要約 GHS 分類世界調和システム (GHS) によれば危険有害性のある物質または混合物ではない GHS ラベル要素世界調和システム (GHS) によれば危険有害性のある物質または混合物ではない 注意書き : 安全対策 : P260 粉じんを吸入しないこと GHS 分類に該当しない他の危険有害性知見なし 3. 組成及び成分情報 化学物質 混合物の区別 : 混合物 危険有害成分 労働安全衛生法法第 57 条の2 化学名含有量 [%] シリカ >= 40 - < 50 酸化鉄 >= 50 - < 60 注 化学名 含有量 [%] 官報公示整理番号 ( 化審法 ) CAS 番号 酸化ケイ素 >= 40 - < 50 1-548 7631-86-9 1 / 9
酸化鉄 >= 50 - < 60 1-357 1309-37-1 4. 応急措置 吸入した場合 : 吸入後は新鮮な空気を吸うこと 何か症状がある場合は医師の診察を受けること 皮膚に付着した場合 : 汚染されたすべての衣類を直ちに脱ぐこと 皮膚を流水 / シャワーで洗う こと 眼に入った場合 : 眼に触れた後は多量の水ですすぐこと 飲み込んだ場合 : 飲み込んだ後は水を飲ませる ( 多くても 2 杯 ) 気分が悪い場合は医師 の診察を受ける 急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状 : 知見なし 5. 火災時の措置消火剤 : 現場の状況と周辺環境に応じて適切な消火手段を用いる 使ってはならない消火剤 : 本物質 / 混合物に対する消火剤の制限なし 特有の危険有害性 : 不可燃性である 周辺の火災で有害な蒸気を放出することがある 消火を行う者の保護 : 火災時には 自給式呼吸器を着用する 6. 漏出時の措置 人体に対する注意事項 保護具及び緊急時措置 : 救急隊員以外への助言 : 粉じんを吸い込まないこと 危険なエリアから避難し 緊急時手順に従い 専門家に相談のこと緊急事態の対応者へのアドバイス : 保護用装置セクション 8 参照 環境に対する注意事項 : 事前に措置を講じる必要は特にない 封じ込め及び浄化の方法及び機材 : 物質の制限があれば順守のこと ( セクション 7 10 参照 ) 乾燥した状態で収集すること 正しく廃棄すること 関係エリアを清掃のこと 粉じんを生じないようにすること 2 / 9
7. 取扱い及び保管上の注意 取扱い 衛生対策 : 汚した衣類は替えること 本物質を扱った後は手を洗うこと 保管 保管状態に関する追加情報 : 密閉のこと 乾燥 8. ばく露防止及び保護措置コンポーネント別作業環境測定パラメータ 成分 CAS 番号 価値 ( 暴露形態 ) 酸化鉄 1309-37-1 OEL-M ( 吸入性粉じ ん ) OEL-M ( 総粉じん ) 管理濃度 出典 1 mg/m3 日本産業衛生学会 ( 許容濃度 ) 4 mg/m3 日本産業衛生学会 ( 許容濃度 ) 許容濃度 - アメリカ合衆国 ( 米国 ) 成分 CAS 番号 価値 ( 暴露形態 ) 酸化鉄 1309-37-1 TWA ( 呼吸濃 度 ) 管理濃度 出典 5 mg/m3 ACGIH 保護具呼吸用保護具眼の保護具衛生対策 : 粉じんが生じた際に必要 : 保護眼鏡 : 汚した衣類は替えること 本物質を扱った後は手を洗うこと 9. 物理的及び化学的性質外観 : 粉末 色 : 赤色 臭い : 無臭 3 / 9
臭いのしきい ( 閾 ) 値 : 非該当 ph : 5.0-9.0 (20 C) 含有量 : 100 grm/l ( スラリー ) 融点 凝固点 : データなし 沸点 / 沸点範囲 : データなし 引火点 : 非該当 蒸発速度 : データなし 燃焼性 ( 固体 気体 ) : 引火しない 爆発範囲の上限 : データなし 爆発範囲の下限 : データなし 蒸気圧 : データなし 蒸気密度 : データなし 比重 ( 密度 ) : データなし 密度 : 2.8 3.0 g/cm3 かさ密度 : 180-200 kg/m3 溶解度 水溶性 : 不溶 n- オクタノール / 水分配係数 : データなし 自然発火温度 : データなし 分解温度 : データなし 粘度 : データなし 動粘度 : データなし 爆発特性 : 爆発性として分類されていない 酸化特性 : なし 10. 安定性及び反応性 化学的安定性 : 通常の取扱い条件下では安定である 4 / 9
危険有害反応可能性 : 情報なし 避けるべき条件 : 情報なし 危険有害な分解生成物 : 情報なし 11. 有害性情報 急性毒性 急性毒性 ( 経口 ) : アセスメント : この物質または混合物は急性の経口毒性は無い 急性毒性 ( 吸入 ) : アセスメント : この物質または混合物は急性の吸入毒性は無い 急性毒性 ( 経皮 ) : ( ウサギ ): > 5,000 mg/kg 備考 : (IUCLID) 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 種 : ウサギ方法 : OECD 試験ガイドライン 404 結果 : 刺激なし 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 種 : ウサギ結果 : 眼への刺激なし方法 : OECD 試験ガイドライン 405 呼吸器感作性又は皮膚感作性 試験タイプ : 感作試験 : 種 : モルモット結果 : 陰性備考 : (IUCLID) 5 / 9
生殖細胞変異原性 in vitro での遺伝毒性 : 試験タイプ : Ames 試験種 : ネズミチフス菌結果 : 陰性備考 : (IUCLID) : 試験タイプ : 変異原性 ( ほ乳類での細胞試験 ): 染色体異常試験結果 : 陰性備考 : (IUCLID) 酸化鉄 : in vitro での遺伝毒性 : 試験タイプ : Ames 試験 結果 : 陰性 備考 : (Lit.) 詳細情報製品 : 備考 : 有害性は除外できないが 適切に取り扱えばその可能性は低い 備考 : 不活性の粉じんでも呼吸機能を損傷するおそれがあるため 本品の粉じんを吸い込まないこと 備考 : 十分な衛生的作業を行い安全規定に従って取扱う 備考 : 本剤は一般に生理的に不活性の物質であり ケイ酸の総粉じん量の限度を守る限り 経口摂取 皮膚との接触 及び粉じんの吸入後に有害性は示さない 短期集中的に眼と接触すると 刺激を生じることがある 備考 : 十分な衛生的作業を行い安全規定に従って取扱う 酸化鉄 : 備考 : 大量に摂取後 : 備考 : 中枢系障害ショック 備考 : その他の情報 備考 : 不活性の粉じんでも呼吸機能を損傷するおそれがあるため 本品の粉じんを吸い込まないこと 6 / 9
備考 : 十分な衛生的作業を行い安全規定に従って取扱う 12. 環境影響情報 生態毒性 ミジンコ等の水生無脊椎動物に対する毒性 : EC0 (Daphnia magna ( オオミジンコ )): >= 10,000 mg/l 曝露時間 : 24 h 方法 : OECD 試験ガイドライン 202 藻類に対する毒性 : IC50 (Pseudokirchneriella subcapitata ( 緑藻 )): 440 mg/l 曝露時間 : 72 h 備考 : (IUCLID) 最大無影響濃度 (Pseudokirchneriella subcapitata ( 緑藻 )): 60 mg/l 曝露時間 : 72 h 備考 : (IUCLID) 環境毒性アセスメント 水生環境有害性 ( 急性 ) : 既知の生態毒性は無い 水生環境有害性 ( 長期間 ) : 既知の生態毒性は無い 残留性 分解性データなし生体蓄積性データなし土壌中の移動性データなしオゾン層への有害性非該当他の有害影響データなし 13. 廃棄上の注意 廃棄方法 残余廃棄物 : 内容物及び容器は 関連法規及び各自治体の条例等の規制に従 7 / 9
い 産業廃棄物として適切に処理すること 14. 輸送上の注意 国際規定 国連番号 : 非危険物 国連輸送名 : 非危険物 国連分類 : 非危険物 容器等級 : 非危険物 海洋汚染物質 ( 該当 非該当 ) : 非危険物 15. 適用法令 化審法 : 特定化学物質 監視化学物質 優先評価化学物質には該当しない 労働安全衛生法 名称等を表示すべき危険物および有害物 ( 法第 57 条の 1) : シリカ酸化鉄 名称等を通知すべき危険物および有害物 ( 法第 57 条の 2) : シリカ酸化鉄 毒物及び劇物取締法 : 非該当 消防法 : 非該当 化学物質排出把握管理促進法 : 非該当 8 / 9
16. その他の情報 免責条項 記載内容は 現時点で入手できる資料 情報にもとづき 当該製品の安全な取り扱い 使用 処理 保管 輸送 廃棄 漏洩時の処理等のために作成されたものですが 記載されている情報はいかなる保証をするものではなく 品質を特定するものでもありません また この SDS のテ ータはここで指定された物質についてのみのものであり 指定されていない工程での使用や 指定されていない材料と組み合わせた使用に関しては有効ではありません 9 / 9