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System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) - Microsoft Windows Server 2008 R2 導入ガイド OS インストール INDEX 1. 導入前の作業 1.1 必要となるコンポーネント 1.2 CPU とメモリーの増設 1.3 デバイス ドライバーの用意 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 1.3.2 ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 1.4 RAID の構成 1.4.a ServeRAID-BR10i コントローラーが搭載されている場合 1.4.b ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーを搭載する場合 2. Windows Server 2008 R2 の導入 3. デバイス ドライバーの導入 更新 3.1 BC-Emulex Device Driver 1. 導入前の作業 当ガイドでは Windows Server 2008 R2 を ServerGuide を使用せずに DVD メディアから フルインストールオプションを選択して導入する手順を記述しています 電源投入の前お読みください! オペレーター情報パネルのパワーオン LED が高速で点滅 (1 秒間に 4 回 ) している場合 電源制御ボタンは使用不可の状態です ( システム装置が AC 電源にはじめて接続した場合 内部の初期化のために約 3 分間が必要な場合があります ) この場合 低速で点滅 (1 秒間に 1 回 ) する状態になるまで しばらくお待ちください

1.1 必要となるコンポーネント 導入には以下のメディア ドライブ ソフトウェアが必要になります OS 導入前に用意が必要なもの (1) Windows Server 2008 R2 DVD (2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) は CD/DVD ドライブが標準では搭載されておりません DVD メディアよりインストールを行う場合には 別途オプションとして搭載する必要があります (3) ServeRAID-M1015 Controller Driver ServeRAID-M1015 コントローラーを搭載する場合にのみ必要となります OS 導入後に必要になるデバイス ドライバー (1) BC-Emulex Device Driver System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に標準で搭載されている Emulex 10Gb Ethernet アダプターには SFP+ トランシーバーは搭載されておりません 当アダプターをご利用いただく場合には 別途 SFP+ トランシーバーをオプションで搭載する必要があります 1.2 CPU とメモリーの増設 System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) は 最小構成で 2 つの CPU が搭載されています CPU をさらに追加する場合は 2 つの QPI ラップカード (49Y4379) を取り付ける必要があります System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) では 最小構成で " メモリー拡張カード 1" と " メモリー拡張カード 7" が搭載されています そして それぞれのメモリ拡張カードの " スロット 1" と " スロット 8" に 最小で 2 個の DIMM が取り付けられています

追加の DIMM を増設する場合は 同タイプかつ同サイズの DIMM を 2 枚で 1 ペアとして組み合わせて導入する必要があります System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) には 1 ペアの DIMM を装着したメモリー拡張カードを CPU 1 つにつき少なくとも 1 枚以上 取り付ける必要があります 取り付け順序などの詳細に関しては最新のシステムガイド マニュアルをご参照ください 取り付け順序は System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) のトップカバーにも印刷されています 1.3 デバイス ドライバーの用意 当ガイドで使用するデバイス ドライバーと その入手方法について説明します 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 ドライバーやファームウェアを更新する場合 OS 導入後に UpdateXpress System Pack Installer(UXSPI) を利用することで一括して更新することができます UpdateXpress System Pack Installer の使用方法の詳細については 下記のガイドをご参照ください System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installer ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd08.nsf/jtechinfo/syj0-02fe011 また Web サイトから必要となるデバイス ドライバーのパッケージファイルを 個別にダウンロードして入手することもできます 当ガイドでは デバイス ドライバーを個別に入手する方法について説明します 入手方法 1 Fix Central にアクセスし ご利用の機種などを選択してください Fix Central http://www.ibm.com/support/fixcentral/ System x3850 X5 の場合は 以下のように逐次 項目を選択して [ 次へ進む ] ボタンを押していきます 製品グループ : [System x] [System x3850 X5] [7145] オペレーティング システム : [Windows Server 2008R2] 1 1 ご利用の OS に合わせて選択してください

Fix Central の使用方法詳細については Fix Central 使用ガイドをご参照ください Fix Central 使用ガイド http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/ 2 表示されるフィックスの一覧より 必要となるドライバーパッケージすべてにチェックをいれて [ 次へ進む ] ボタンを押してください 必要となるドライバーについては 1.3.1 必要となるデバイス ドライバー を参照してください 過去のバージョンが必要である場合は " 置き換えたフィックスが含まれるようにします "(include superseded fixes) のリンクをクリックして 古いバージョンを表示させてください 3 使用条件が表示されます 内容を確認して 使用条件に同意される場合は [ 同意します ] ボタンを押します 4 ダウンロード画面が表示されます 画面右側の [ ダウンロード オプションの変更 ] をクリックすることで ダウンロード方法を変更することができます 当ガイドでは [ ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード ] にチェックを入れました 5 必要なパッケージをクリックして ダウンロードして下さい ダウンロードしたファイルは 必要に応じて展開しておいてください ZIP 形式のファイル ( 例 :XXXX.zip) アーカイバーなどを使用してファイルを展開してください CD または DVD イメージ ファイル ( 例 :XXXX.iso) お手持ちの PC についている CD-R/DVD-R ドライブに対応し かつ iso image を書き込み可能なライティング ソフトにて CD を作成してください 詳細についてはライティング ソフトの供給元にお問い合わせください EXE 形式のファイル ( 例 :XXXX.exe) OS 上で実行することによりインストーラーが起動します ウィザード形式で画面に従って導入することが可能となっております

1.3.2 ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に標準で搭載されている ServeRAID-BR10i コントローラーをご利用の場合 または ServeRAID-M5014 M5015 コントローラーを搭載される場合は Windows Server 2008 R2 が標準でドライバーを持っているため 事前にデバイス ドライバー メディアを用意しておく必要はありません これらの ServeRAID アダプターをご利用の場合は 1.4 RAID の構成 の手順へ進んでください System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に ServeRAID-M1015 コントローラーを搭載される場合 Windows Server 2008 R2 のインストールを行う前に ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアを用意しておく必要があります ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成手順は以下のとおりです ここでは 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 で Web サイトからダウンロードしたドライバー ファイルより作成しています また ドライバー ファイルは USB メモリに保存しています 1. 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 でダウンロードした " ServeRAID M Series and MR10 Series SAS Controller Driver v4.17.2 for Microsoft Windows" のファイルを Windows マシン上でダブルクリックして実行してください 2. インストーラが起動して Querying System Package Information 画面が表示されますので Extract to Hard Drive をチェックして [Next >] ボタンを押してください 3. ファイルを展開する場所を選択して [OK] ボタンを押してください 4. 3. で展開して作成されたファイルとフォルダをすべて USB メモリーなどのメディアにコピーします 以上で ServeRAID-M1015 コントローラーのドライバー メディアの作成は終了です 続けて 1.4 RAID の構成 の手順へ進んでください 1.4 RAID の構成 System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) では OS のインストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります OS 導入前の RAID の構成は OS に依存しないコントローラー BIOS 上の設定ツールを起動して行う必要があります System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) は 標準で ServeRAID-BR10i コントローラーが搭載されています また ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーなどを搭載することも可能です 各 ServeRAID アダプターでは サポートされる RAID レベルがそれぞれ異なります ご利用になられる ServeRAID アダプターによって 構成を行うための設定ツールが異なります それぞれの環境にあわせて構成を行ってください

1.4.a ServeRAID-BR10i コントローラが搭載されている場合 ここでは ServeRAID-BR10i コントローラーでの RAID 1 構成を LSI Corp Config Utility で行います 1. System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) の電源 ON にして Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility とメッセージが表示されたら <Ctrl> キーと <C> キーを同時に押します < 注意!> Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility のメッセージが表示されない場合 この場合 以下の手順で Start Options にて Legacy only の優先順位を一時的に上げます 1-a. System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) の電源を ON にします 1-b. IBM System x のロゴが表示され しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します 1-c. Boot Manager を選択して <Enter> キーを押します 1-d. Add Boot Option を選択して <Enter> キーを押します 1-e. Legacy Only を選択して <Enter> キーを押します 1-f. <ESC> キーを 2 回押して uefi 設定画面の最初に戻ります 1-g. Start Options を選択して <Enter> キーを押します 1-h. Legacy Only を選択して システムを再起動します 1-i. Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility とメッセージが出てきたら <Ctrl> キーと <C> キーを同時に押します RAID の構成後 システムを再起動してください < 参考 > 以下の方法でも LSI Corp Config Utility を呼び出すことが可能です 電源 ON 後 IBM System x のロゴが表示されます しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します System Configuration and Boot Management 画面が表示されます System Settings を選択して <Enter> キーを押してください System Settings 画面が表示されます Adapters and UEFI Drivers を選択して <Enter> キーを押してください Please press ENTER to refresh this page と表示された場合は <Enter> キーを押してください Adapters and UEFI Drivers 画面が表示されます LSI Logic Fusion MPT SAS Driver の項より PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0x0)/Pci(0x0,0x0) を選択して <Enter> キーを押してください ハードウェア構成によって 表記が異なっている場合がございます

2. LSI Corp Config Utility という画面が表示されます SR-BR10i を選択して <Enter> キーを押してください 3. Adapter Properties - SAS1068E の画面で RAID Properties を選択して <Enter> キーを押してください 4. Create IM Volume Create IME Volume Create IS Volume のいずれかを選択して <Enter> キーを押してください ここではハードディスク 2 個で RAID1 の構成にするために Create IM Volume を選択します 5. Create New Array -- SAS1068E の画面から RAID 構成を行いたいハードディスクに対して RAID Disk の列の No を選択して <Space> キー <+> キー もしくは <-> キーを押してください 以下のメッセージが表示されたら <D> キーを押してハードディスクに残っているデータの上書きを選択してください ディスク内のデータは消去されます さらに Worning 画面が表示される場合は <Enter> キーを押してください 6. 対象のハードディスクの RAID Disk の項が Yes に変わったことを確認します 7. 続いて RAID を構成する残りのハードディスクに対しても 同様に RAID Disk の列の No を選択して <Space> キー <+> キー もしくは <-> キーを押してください 8. RAID 構成を行うすべてのハードディスクの RAID Disk の項が Yes になっていることを確認して <C> キーを押してください

9. Save changes then exit this menu を選択して <Enter> キーを押してください RAID の構成が行われます RAID の構成状況は View Array の画面から確認できます Adapter Properties -- SAS1068E の画面から RAID Properties を選択して <Enter> キーを押すことで View Array の画面を表示できます 10. Are you sure you want to exit? のメッセージが表示されるまで <Esc> キーを押します メッセージが表示されたら Exit the Configuration Utility and Reboot を選択 <Enter> キーを押して LSI Corp Config Utility を終了します その際 The action required is 'Stop Controller' Action now? と表示された場合は <Enter> キーを押してください 以上で ServeRAID-BR10i コントローラーでの RAID の構成は終了です 続けて 2. Windows Server 2008 R2 の導入 の手順へ進んでください

1.4.b ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーが搭載されている場合 ここでは ServeRAID-M5015 コントローラーが搭載されている状態での RAID 5 構成を WebBIOS で行います ServeRAID-M1015 M5014 コントローラーが搭載されている場合も手順ド同じです 詳細については 以下のガイドもあわせてご参考ください MegaRAID ストレージ マネージャー導入ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd07.nsf/jtechinfo/syj0-0257271 1. System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) の電源を ON にして Press <Ctrl><H> for WebBIOS のメッセージが表示されたら <Ctrl> キーと <H> キーを同時に押します < 注意!> Press <Ctrl><H> for WebBIOS のメッセージが表示されない場合 この場合 以下の手順で Start Options にて Legacy only の優先順位を一時的に上げます 1-a. System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) の電源を ON にします 1-b. IBM System x のロゴが表示され しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します 1-c. Boot Manager を選択して <Enter> キーを押します 1-d. Add Boot Option を選択して <Enter> キーを押します 1-e. Legacy Only を選択して <Enter> キーを押します 1-f. <ESC> キーを 2 回押して uefi 設定画面の最初に戻ります 1-g. Start Options を選択して <Enter> キーを押します 1-h. Legacy Only を選択して システムを再起動します 1-i. Press <Ctrl><H> for WebBIOS のメッセージが表示されたら <Ctrl> キーと <H> キーを同時に押します RAID の構成後 システムを再起動してください < 参考 > 以下の方法でも WebBIOS を呼び出すことが可能です 電源 ON 後 IBM System x のロゴが表示されます しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します System Configuration and Boot Management 画面が表示されます System Settings を選

択して <Enter> キーを押してください System Settings 画面が表示されます Adapters and UEFI Drivers を選択して <Enter> キーを押してください Please press ENTER to refresh this page と表示された場合は <Enter> キーを押してください Adapters and UEFI Drivers 画面が表示されます LSI EFI SAS Driver の項より PciRoot(0x0)/Pci(0x3,0x0)/Pci(0x0,0x0) を選択して <Enter> キーを押してください ハードウェア構成によって 表記が異なっている場合がございます 2. アダプター選択画面が表示されますので [Start] ボタンを押してください アダプターが複数枚搭載されている場合は RADI 構成を行うアダプターの Adapter No. にチェックを入れておきます 3. MegaRAID BIOS Configuration Utility が起動しますので 左側のメニューから Configuration Wizard を選択します 4. New Configuration を選択して [Next] ボタンを押してください その際 You have chosen to clear the configuration.this will destroy all vertual drives.all data on all virtual drives will be lost.are you sure you want to clear the configuration? というハードディスク内のデータ消去ついての確認メッセージが表示されることがありますが その場合は [Yes] ボタンを押してください 5. Manual Configuration を選択して [Next] ボタンを押してください 6. Drive Group Definition の画面が表示されます Drives の画面でアレイに含めるハードディスクを選択します RAID 構成を行うハードディスクのみをすべて選択して [Add To Array] ボタンを押してください 必ずハードディスクのみを選択してください Backplane が選択されている場合はエラーとなる場合があります 7. 右側の Drive Groups に選択したハードディスクが表示されたら [Accept DG] ボタンを押してください 続けて [Next] ボタンを押してください 8. Span Definition の画面が表示されます Array With Free Space から事前に作成した Drive Group を選択して [Add to SPAN] ボタンを押してください 右側の Span に Drive Group が表示されたら [Next] ボタンを押してください

9. Virtual Drive Definition の画面が表示されます RAID Level と Select Size は必須ですので必ず指定してください Select Size で指定可能な MAX 値は 右側の "Next LD, Possible RAID Levels" として それぞれ RAID 0 の場合 (R0) RAID 5 の場合 (R5) と表示されています 各設定値指定後 [Accept] ボタンを押してください 10. 右側の Drive Group 0 の下に VD 0 が作成されていることを確認して [Next] ボタンを押してください 11. Configuration Preview の画面が表示されますので 内容を確認して [Accept] ボタンを押してください 12. Save this Cnfiguration? と確認メッセージが表示されますので [Yes] ボタンを押して構成を保存します 13. All data on the new Virtual Drives will be lost. Want to Initialize? と確認メッセージが表示されますので [Yes] ボタンを押して初期化を行います 初期化処理は Background で行われます 14. 初期化完了後 [Home] ボタンを押してください Virtual Drive が作成されていることを確認してから Exit を押して MegaRAID BIOS を終了させてください その際 Exit Application と表示されますので [Yes] ボタンを押してください 以上で ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーを搭載している場合の RAID の構成は終了です 続けて 2. Windows Server 2008 R2 の導入 の手順へ進んでください

2. Windows Server 2008 R2 の導入 Windows Server 2008 R2 は 64bit 版のみとなります ここでは Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition を選択して導入を行っています 1. サーバー本体の電源を投入し 直ちに Windows Server 2008 R2 の DVD-ROM をドライブに挿入し DVD-ROM からブートします 2. Windows のインストール ウィンドウが表示されるまでお待ちください 表示されたら 言語とその他の項目を選択して [ 次へ ] ボタンを押してください ここでは 初期設定のまま導入を行います インストールする言語 : 日本語 時刻と通貨の形式 : 日本語 ( 日本 ) キーボードまたは入力方式 :Microsoft IME キーボードの種類 : 日本語キーボード (106/109 キー ) 3. 今すぐインストール のメッセージが表示されます 矢印のマークを押してください 4. インストールする Windows の選択画面が表示されます 購入した Windows のエディションを選択し [ 次へ ] ボタンを押してください プロダクトキーの入力は OS 導入後 Windows のライセンス認証時に行います 5. マイクロソフトソフトウェアライセンス条項 が表示されます 内容を確認の上 条項に同意します にチェックを入れて [ 次へ ] ボタンを押してください 同意できない場合にはインストールはできません 6. インストールの種類 画面が表示されますので 新規インストール ( カスタム ) を選択してください 7. Windows のインストール場所を選択してください 画面が表示されます ここではまだインストール可能なパーティションを作成していないので ディスク 0 未割り当て領域 を選択して ドライブオプション を押して インストール可能なパーティションの作成を行います 認識順などによっては 必ずしもディスク 0 とならない場合もあります その場合は適宜読み替えてください < 注意!> ServeRAID-M1015 コントローラーを搭載している場合 この場合 Windows Server 2008 R2 は ServeRAID-M1015 コントローラーのドライバーを持っていませんので 別途ドライバーを導入する必要があります ( ドライバーがないため ディスク 0 未割り当て領域 が表示されず パーティションの作成やインストール場所の選択ができません ) 以下の手順で 1.3.3 ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 で作成した ServeRAID-M1015 コントローラーのドライバーを読み込みませてください ここでは USB メモリーを使用してドライバーを読み込ませています

a. Windows のインストール場所を選択してください 画面が表示されている状態で ServeRAID-M1015 コントローラーのドライバー メディア (USB メモリー ) を System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に接続して ドライバの読み込み を押してください b. ドライバの読み込み ウィンドウが表示されたら [ 参照 ] ボタンを押します c. 該当するドライバの格納されているフォルダを選択して [OK] ボタンを押します Windows Server 2008 R2 を導入する場合は USB メモリー (" リムーバブルディスク " として認識されます ) の win2k8r2-64 フォルダを選択します d. インストールするドライバー ( ここでは "ServeRAID M1015 SAS/SATA Controller") を選択して [ 次へ ] を押してください ドライバーの導入が開始されます ドライバーの導入後 ディスクが正しく認識されていることを確認して USB メモリーを取り外します 8. ディスク 0 未割り当て領域 が選択されている状態で ドライブオプション ( 詳細 ) を押してください 続いて 新規 を押してください 9. 作成するパーティションのサイズを入力して [ 適用 ] ボタンを押してください システムが使用するパーティションが別途作成される場合があります 10. 作成されたパーティションを選択して [ 次へ ] ボタンを押すと インストールが開始されます インストール中に数回 自動的に再起動されます インストールが完了するまでしばらくお待ちください

11. インストール完了後 最初のログオンを行う前にパスワードを変更する必要があります ユーザーは最初にログオンする前にパスワードを変更しなければなりません のメッセージが表示されたら [OK] ボタンを押してください 12. Administrator の新しいパスワードを入力して 矢印のボタンを押してください 正しく変更されると パスワードは変更されました と表示されるので OK を押してください 13. ログオン後に 初期構成タスク ウィンドウが表示されます コンピュータ名やネットワークの設定などは 自動的に行われています これらの変更が必要であれば ここで行うことができます プロダクトキーの入力は OS 導入後 Windows のライセンス認証時に行います 必要に応じて Windows のライセンス認証を行ってください 以上の手順で Windows Server 2008 R2 のセットアップが正しく完了しました < スタート > - < すべてのプログラム > - < アクセサリ > - < システムツール > - < システム情報 > で OS 名が Microsoft Windows Server 2008 R2 Datacenter と表示されることで正しく導入されたことを確認できます < 注意!> QoS パケットスケジューラの設定について Windows Server 2008 R2 を導入後 システムのパフォーマンスが低下する場合があります この現象は USB Remote NDIS Network Device に対して QoS パケットスケジューラが設定がされている場合に発生する可能性があります そのため USB Remote NDIS Network Device のプロパティから QoS パケットスケジューラの設定をあらかじめ外しておきます 手順については以下をご参照ください <QoS パケットスケジューラ確認手順 > 1. スタート 管理ツール より サーバーマネージャ を起動して " ネットワーク接続の表示 " を選択します

2. " USB Remote NDIS Network Device" と表示されている ローカルエリア接続 を右クリックして プロパティ を選択してください 下図では ローカルエリア接続 になります 3. ローカルエリア接続のプロパティ ウィンドウが表示されますので ネットワーク タブを表示させます 4. " この接続は次の項目を使用します " の項に表示される一覧のうち "QoS パケットスケジューラ " のチェックをはずして [OK] ボタンを押してください "QoS パケットスケジューラ " の項目自体が無い場合は この手順は必要ございません

3. デバイス ドライバーの導入 更新 Windows Server 2008 R2 の導入が完了した段階で デバイス ドライバーなどの不足によりデバイスマネージャー上で以下の様な ほかのデバイス が表示されます この項では不足しているデバイス ドライバーのインストール方法を示します 既にインストールされているデバイス ドライバーに関しても Web サイト上に最新のものが存在した場合は 更新されることをお勧めいたします Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターが 2 つの イーサネットコントローラー として認識され ほかのデバイス に表示されています < 注意!> ほかのデバイス に 8 つの イーサネットコントローラー が表示される場合について uefi 設定にて Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターの vnic 機能を Enable に設定されている場合は 下図のように 8 つの イーサネットコントローラー デバイスとして認識されます Diable に設定されている場合は 2 つの イーサネットコントローラー デバイスとして認識されます どちらの場合も デバイス ドライバーの導入手順自体に違いはありません

< 参考!> vnic の機能を無効にするには vnic 機能を Disable に設定することできます 手順については以下をご参照ください <Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターの vnic 設定手順 > 1. System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) の電源を ON にします 2. IBM System x のロゴが表示され しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します 3. System Settings を選択して <Enter> キーを押します 4. Emulex NIC Configration Utility を選択して <Enter> キーを押します

5. 設定を行う Port を選択し vnic の項を <Enable> から <Disable> に変更します 変更後に <Save> してください

6. もう片方の Port についても <Disbale> に設定されていることを確認します 7. uefi 設定画面の最初に戻り <Exit> してください 3.1 BC-Emulex Device Driver System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に標準で搭載されている Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターのデバイス ドライバーを適用します デバイスマネージャー上のほかのデバイスでは イーサネットコントローラー に適用されます この作業により Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターのチーミングツールも導入されます

vnic の機能を Enable に設定されている場合 (8 つの イーサネットコントローラー が表示されている場合 ) も同様の手順で適用します 1. 1.3 デバイス ドライバーの用意 で準備し elx_dd_nic_ibm1212-4.6.203.1-6_windows_32-64 のファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを使い System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) 上に移動またはコピーを行い ファイルをダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャ上でほかのデバイスに表示されていた イーサネットコントローラー にドライバーが適用され ほかのデバイスから消えたことが確認できます < 注意!> Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターについて System x3850 X5 / x3950 X5 (7145) に標準で搭載されている Emulex 10Gb Ethernet アダプターには SFP+ トランシーバーは搭載されておりません 当アダプターをご利用いただく場合には 別途 SFP+ トランシーバーをオプションで搭載する必要があります 以上 免責 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex System などを活用することを目的として作成しました 詳細につきましては URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/) の利用条件をご参照ください 当技術資料に含まれるレノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社および Lenovo Enterprise Solutions ( 以下総称して LES) 以外の製品に関する情報は 各提供ベンダーより提供されたものであり LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません 当技術資料の個々の項目は LES にて検証されていますが お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られる保証はありません お客様の環境 その他の要因によって異なる場合があります お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします Copyright 2015 レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社