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System x3690 X5 (7148/7147) - Microsoft Windows Server 2008 SP2 導入ガイド (R2 SP1 対応版 ) OS インストール INDEX 1. 導入前の作業 1.1 必要となるコンポーネント 1.2 メモリの増設 1.3 デバイス ドライバーの準備 1.3.1 デバイス ドライバーの入手方法 1.3.2 必要となるデバイス ドライバー 1.3.3 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 1.4 RAID の構成 1.4.1 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーが搭載されている場合の RAID の構成方法 2. Windows Server 2008 の導入 3. デバイス ドライバーの導入 更新 3.1 Intel Chipset Software installation utility 3.2 Broadcom NetXtreme II Driver for Windows 3.3 IBM USB Remote NDIS Network Device 3.4 Emulex UCNA Phase 2.3 NIC Device Driver and Software for windows 2003/2008 1. 導入前の作業 当ガイドは Windows Server 2008 SP2( 以降 Windows Server 2008 と表記 ) を ServerGuide を使用せずに DVD メディアから フルインストールオプションを選択して導入する手順を記述しています また Windows Server 2008 R2 を ServerGuide を使用せずに DVD メディアから フルインストールオプションを選択して導入する手順について補足しています ご利用の前にお読みください! 電源のオンについて オペレーター情報パネルのパワーオン LED が高速で点滅 (1 秒間に 4 回 ) している場合 電源制御ボタンは使用不可の状態です (AC 電源にシステム装置をはじめて接続した場合 システム装置内部の初期化のために約 1~3 分間

が必要となる場合があります ) この場合 低速で点滅 (1 秒間に 1 回 ) する状態になるまで しばらくお待ちください カバーの取り外しについて System x3690 X5 (7148/7147) のトップカバーを取り外すためにカバーリリースラッチを解除すると System x3690 X5 (7148/7147) の電源はオフになります 必ず System x3690 X5 (7148/7147) の電源をオフにしてから カバーリリースラッチを解除してください MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) について MAX5 とは? System x3690 X5 (7148) に MAX5 for System x(59y6265) を接続することで メモリを最大 32 個追加で搭載することが可能です System x3690 X5 (7147) に MAX5 V2 for System x(88y6529) を接続することで メモリを最大 32 個追加で搭載することが可能です

接続は? System x3690 X5 (7148/7147) と MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) の接続には 専用のケーブル QPI ケーブル (59Y6269) を用います System x3690 X5 (7148/7147) の電源をオフにしてから QPI ケーブル (59Y6269) の接続を行う必要があります 結線については 以下の図をご参考ください 図では System x3690 X5 (7148) に MAX5 for System x(59y6265) を接続しています System x3690 X5 (7147) と MAX5 V2 for System x(88y6529) の組み合わせも 同様の接続となります 詳細については QPI ケーブル (59Y6269) に付属のマニュアルをご確認ください 設定は? MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) に対して特に追加の設定は必要ありません MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) が System x3690 X5 (7148/7147) と接続されると その構成は System x3690 X5 (7148/7147) の IMM を通じて自動的に MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) に適用されます MAX5 の電源オン / オフは? MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) は 電源を個別にオン / オフにすることはできません ( する必要はありません ) System x3690 X5 (7148/7147) と接続されている状態で System x3690 X5 (7148/7147) の電源をオンにすることで MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) の電源も自動的にオンになります また System x3690 X5 (7148/7147) の電源をオフにすることで MAX5 for System x(59y6265) / MAX5 V2 for System x(88y6529) の電源も自動的にオフになります 1.1 必要となるコンポーネント

導入には以下のメディア およびソフトウェアが必要になります (1) Windows Server 2008 DVD ( または Windows Server 2008 R2 DVD) (2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ System x3690 X5 (7148/7147) は CD/DVD ドライブが標準では搭載されておりません DVD メディアよりインストールを行う場合には 別途オプションとして搭載する必要があります (3) デバイス ドライバー各種 1.3 デバイス ドライバーの準備 で説明します 1.2 メモリの増設 System x3690 X5 (7148/7147) では最小構成で 2 個の DIMM が " スロット 1" と " スロット 8" に取り付けられています System x3690 X5 (7148/7147) は 16 ソケットまで導入可能です System x3690 X5 (7148) に 16DIMM メモリー拡張カード (60Y0323) を追加することにより 最大 32 ソケットまで拡張可能です System x3690 X5 (7147) に 16DIMM メモリー拡張カード V2 (81Y8926) を追加することにより 最大 32 ソケットまで拡張可能です 16DIMM メモリー拡張カードを導入する場合 2CPU 構成にする必要があります 各マイクロプロセッサーには 少なくとも 2 枚の DIMM を取り付ける必要があります たとえば サーバーに 2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合 少なくとも 4 枚の DIMM を取り付ける必要があります 2CPU 構成にする場合 16DIMM メモリー拡張カードの追加は必須となります DIMM はペアで導入する必要があります 各ペアに同タイプ 同サイズ 2 枚を組み合わせて導入してください クアッドランクの DIMM を装着する場合 導入順の最初に取り付けてください 取り付け順序などの詳細に関しては最新のシステムガイド マニュアルをご参照ください 1.3 デバイス ドライバーの準備 当ガイドで使用するデバイス ドライバーと その入手方法について説明します 1.3.1 デバイス ドライバーの入手方法 Web サイトから 必要となるデバイス ドライバーのパッケージファイルを ダウンロードして入手します ダウンロードしたファイルが ZIP 形式で圧縮されている ( 拡張子が.zip になっている ) 場合 ファイルを展開してください CD または DVD イメージである ( 拡張子が.iso になっている ) 場合は お手持ちの PC についている

CD-R/DVD-R ドライブに対応し かつ iso image を書き込み可能なライティングソフトにて CD を作成してください 詳細についてはライティングソフトの供給元にお問い合わせください 1. Fix Central にアクセスし ご利用の機種などを選択してください Fix Central http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/ System x3690 X5 (7148/7147) の場合は以下のように選択して [ 次へ進む ] ボタンを押します 製品グループ : [System x] 製品 : [System x 3690 X5] 製品 : [7148] もしくは [7147] 1 オペレーティング システム : [Windows Server 2008 x64] 1 1 ご利用の機種や OS に合わせて選択してください Fix Central の使用方法詳細については Fix Central 使用ガイドをご参照ください Fix Central 使用ガイド http://www-06.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/ 2. 表示されるフィックスの一覧より 必要となるドライバーパッケージすべてにチェックをいれて [ 次へ進む ] ボタンを押してください 必要となるドライバーについては 1.3.2 必要となるデバイス ドライバー を参照してください 3. ダウンロード オプションの選択が表示されますので ダウンロード方式を選択して [ 次へ進む ] ボタンを押してください 当ガイドでは [ ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード ] にチェックをいれました 4. 使用条件が表示されます 内容を確認して使用条件に同意される場合は [ 同意します ] ボタンを押します 5. 必要なパッケージをクリックして ダウンロードして下さい 1.3.2 必要となるデバイス ドライバー 当ガイドで使用するデバイス ドライバーなどは 以下のとおりです 下記以外のコンポーネントのドライバーは基本的に OS が標準で持つものが適用されますが Web サイトにて最新版のドライバーが公開されている場合がございます 必要であれば それぞれ最新版をダウンロードして別途適用してください 古いバージョンのパッケージが必要な場合は " 置き換えたフィックス " を表示させてください (a) SAS

ServeRAID M Series and MR10 SAS Controller Driver for Windows 搭載されている ServeRAID アダプターが ServeRAID-M1015 コントローラーの場合 上記のドライバーが Windows Server 2008 もしくは Windows Server 2008 R2 導入時に必要となります 搭載されている ServeRAID アダプターが ServeRAID-M5014 コントローラー ServeRAID-M5015 コントローラーのどちらかの場合 上記のドライバーが Windows Server 2008 導入時に必要となります (b) CHIPSET-INF Intel Chipset Software installation utility Windows Server 2008 導入後に必要となります Windows Server 2008 R2 の場合 導入後に OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されるため このドライバーは必要ありません (c) Network Broadcom NetXtreme II Driver for Windows Windows Server 2008 導入後に必要となります Windows Server 2008 R2 導入後は OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが Web サイト上に最新版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします 管理ユーティリティも必要な場合は 下記をダウンロードしてください 当ガイドではこちらのパッケージは使用しません Broadcom (R) NetXtreme II (TM) Drivers Sw Release xx.x.x.x xx.x.xx はバージョン (d) IMM Integrated Management Module Update Integrated Management Module (IMM) の firmware update パッケージに含まれています Windows Server 2008 導入後に必要となります Windows Server 2008 R2 導入後は OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが Web サイト上に最新版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします (e) Converged Network Adapter Emulex UCNA Phase 2.3 NIC Device Driver and Software for windows 2003/2008 System x3690 X5 (7148/7147) には Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が標準で搭載されているモデルがあります PCI スロット 5 に Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が搭載されている場合 Windows Server 2008 もしくは Windows Server 2008 R2 導入後に上記のドライバーが必要となります System x3690 X5 (7148/7147) に搭載されている Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II には SFP+ トランシーバーが搭載されておりません これらのアダプターをご利用いただく場合には 別途 SFP+ トランシ

ーバーをオプションで搭載する必要があります 当ガイドでは それぞれ以下のファイルをダウンロードしました 最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします (a) ibm_dd_sraidmr_4.35_windows_32-64.exe (b) intel_dd_inteldp_9.1.1.1014-rev3_winsvr_32-64.exe (c) brcm_dd_nic_6.2.9.0_windows_32-64.exe (d) ibm_fw_imm_yuooa6a-1.26_windows_32-64.exe (7148 は ibm_fw_imm_yuoo91k-1.25_windows_32-64.exe) (e) elx_dd_nic_2.103.389.0_windows_32-64.exe 1.3.3 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 ServeRAID-M1015 コントローラーが搭載されている場合は Windows Server 2008 もしくは Windows Server 2008 R2 のインストールを行う前に ServeRAID-M1015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアを用意しておく必要があります ServeRAID-M5014 M5015 コントローラーが搭載されている場合は Windows Server 2008 のインストールを行う前に ServeRAID-M5014 M5015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアを用意しておく必要があります Windows Server 2008 R2 を導入する場合は ServeRAID-M5014 M5015 コントローラーのドライバーを OS が標準で持っているため 事前にデバイス ドライバー メディアを用意しておく必要はありません いずれの RAID コントローラーも デバイス ドライバー メディアの作成手順はほぼ同じです ここでは 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 で Web からダウンロードしたドライバー ファイルから作成しています また ドライバー ファイル類は USB メモリに保存しています 1. 1.3.1 デバイス ドライバーの入手 でダウンロードした " ServeRAID M Series and MR10 SAS Controller Driver for Windows" のファイルを Windows マシン上でダブルクリックして実行してください 2. インストーラが起動して Querying System Package Information 画面が表示されますので Extract to Hard Drive をチェックして [Next >] ボタンを押してください 3. ファイル展開する場所を選択して [OK] ボタンを押してください 4. 3. で展開して作成されたファイルをすべて USB メモリなどの媒体にコピーします 以上で RAID コントローラーのドライバー メディアの作成は終了です 続けて 1.4 RAID の構成 を開始してください

1.4 RAID の構成 System x3690 X5 (7148/7147) では OS のインストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります OS の導入前の RAID の構成は OS に依存しないコントローラー BIOS 上の設定ツールを起動して行う必要があります 搭載されている RAID コントローラーの種類によっては サポートされる RAID レベルが異なる場合があります 1.4.1 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーが搭載されている場合の RAID の構成方法 ここでは ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーが搭載されている状態での RAID 1 構成を WebBIOS で行います 必要であれば 以下のガイドもあわせてご参考ください MegaRAID ストレージ マネージャー導入ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/sylphd07.nsf/jtechinfo/syj0-0257271 1. System x3690 X5 (7148/7147) の電源を ON にします 2. IBM System x のロゴが表示されます しばらくして画面下に <F12> Select Boot Device と表示されたら <F12> キーを押して Select one time Boot Device を起動します 3. Legacy Only を選択して <Enter> キーを押します システムが再起動されますので しばらくお待ちください 4. Press <Ctrl><H> for WebBIOS のメッセージが表示されたら <Ctrl> キーと <H> キーを同時に押します

< 参考 > 以下のいずれかの方法でも WebBIOS を呼び出すことが可能です 参考手順 1 以下の方法で Start Options にて Legacy only の優先順位を上げます a. System x3690 X5 (7148/7147) の電源を ON にします b. IBM System x のロゴが表示され しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します c. Boot Manager を選択して <Enter> キーを押します d. Add Boot Option を選択して <Enter> キーを押します e. Legacy Only を選択して <Enter> キーを押します f. <ESC> キーを 2 回押して uefi 設定画面の最初に戻ります g. Start Options を選択して <Enter> キーを押します h. Legacy Only を選択して システムを再起動します i. Press <Ctrl><H> for WebBIOS のメッセージが表示されたら <Ctrl> キーと <H> キーを同時に押します RAID の構成後 システムを再起動してください 参考手順 2 uefi のメニューから起動します a. 電源 ON 後 IBM System x のロゴが表示されます しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します b. System Configuration and Boot Management 画面が表示されます System Settings を選択して <Enter> キーを押してください c. System Settings 画面が表示されます Adapters and UEFI Drivers を選択して <Enter> キーを押してください d. Adapters and UEFI Drivers 画面が表示されます Please press ENTER to refresh this page と表示された場合は <Enter> キーを押してください e. LSI EFI SAS Driver の項 ( PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0x0)/Pci(0x0,0x0) と表記されている箇所 ) を選択して <Enter> キーを押してください ハードウェア構成によって 表記が異なっている場合があります 5. アダプター選択画面が表示されますので [Start] ボタンを押してください アダプターが複数枚搭載されている場合は RADI 構成を行うアダプターの Adapter No. にチェックを入れておきます 6. MegaRAID BIOS Configuration Utility が起動しますので 左側のメニューから Configuration Wizard を選択します 7. New Configuration を選択して [Next] ボタンを押してください その際 You have chosen to clear the configuration.this will destroy all vertual drives.all data on all virtual drives will be lost.are you sure you want to clear the configuration? というハードディスク内のデータ消去ついての確認メッセージが表示されることがありますが その場合は [Yes] ボタンを押してください 8. Manual Configuration を選択して [Next] ボタンを押してください

9. Drive Group Definition の画面が表示されます Drives の画面でアレイに含めるハードディスクを選択します RAID 構成を行うハードディスクのみをすべて選択して [Add To Array] ボタンを押してください 必ずハードディスクのみを選択してください Backplane が選択されている場合はエラーとなる場合があります 10. 右側の Drive Groups に選択したハードディスクが表示されたら [Accept DG] ボタンを押してください 続けて [Next] ボタンを押してください 11. Span Definition の画面が表示されます Array With Free Space から事前に作成した Drive Group を選択して [Add to SPAN] ボタンを押してください 右側の Span に Drive Group が表示されたら [Next] ボタンを押してください 12. Virtual Drive Definition の画面が表示されます RAID Level と Select Size は必須ですので必ず指定してください Select Size で指定可能な MAX 値は 右側の "Next LD, Possible RAID Levels" として それぞれ RAID 0 の場合 (R0) RAID 1 の場合 (R1) と表示されています 各設定値指定後 [Accept] ボタンを押してください [Update Size] ボタンが表示されている場合は ボタンを押すことで MAX 値が自動的に入力されます 13. 右側の Drive Group 0 の下に VD 0 が作成されていることを確認して [Next] ボタンを押してください 14. Configuration Preview の画面が表示されますので 内容を確認して [Accept] ボタンを押してください 15. Save this Cnfiguration? と確認メッセージが表示されますので [Yes] ボタンを押して構成

を保存します 16. All data on the new Virtual Drives will be lost. Want to Initialize? と確認メッセージが表示されますので [Yes] ボタンを押して初期化を行います 初期化処理は Background で行われます 17. 初期化完了後 [Home] ボタンを押してください Virtual Drive が作成されていることを確認してから Exit を押して MegaRAID BIOS を終了させてください その際 Exit Application と表示されますので [Yes] ボタンを押してください 以上で ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーを搭載している場合の RAID の構成は終了です 続けて 2. Windows Server 2008 の導入 を開始してください 2. Windows Server 2008 の導入 Windows Server 2008 は 32bit 版 64bit 版があります Windows Server 2008 R2 は 64bit 版のみとなります ( System x3690 X5 (7148/7147) は 64bit 版のみ対応しています ) いずれも導入手順はほぼ同じですが System x3690 X5 (7148/7147) に導入する場合 Windows Server 2008 64bit 版 Windows Server 2008 R2 で使用するデバイス ドライバーが異なる場合がありますのでご注意ください ここでは Windows Server 2008 64bit 版の DVD メディアを使用して Enterprise Edition の導入を行っております また Windows Server 2008 R2 をフルインストールオプションを選択して導入する場合について補足しています 1. サーバー本体の電源を投入し 直ちに Windows Server 2008 ( または Windows Server 2008 R2) の DVD-ROM をドライブに挿入し DVD-ROM からブートします 2. Windows のインストール ウィンドウが表示されるまでお待ちください 表示されたら 言語とその他の項目を選択して [ 次へ ] ボタンを押してください ここでは 初期設定のまま導入を行います インストールする言語 : 日本語 時刻と通貨の形式 : 日本語 ( 日本 ) キーボードまたは入力方式 :Microsoft IME キーボードの種類 : 日本語キーボード (106/109 キー ) 3. 今すぐインストール のメッセージが表示されます 矢印のマークを押してください 4. ライセンス認証のためのプロダクトキーの入力 画面が表示されます メッセージに従ってプロダクトキーを入力し [ 次へ ] ボタンを押してください プロダクトキーが正しく入力されていると 購入した Windows のエディションが選択されます < 注意!> Windows Server 2008 R2 を導入する場合

ライセンス認証のためのプロダクトキーの入力 画面は表示されず インストールする Windows の選択画面が表示されます 購入した Windows のエディションを選択し [ 次へ ] ボタンを押してください プロダクトキーの入力は OS 導入後 Windows のライセンス認証時に行います 5. マイクロソフトソフトウェアライセンス条項 が表示されます 内容を確認の上 条項に同意します にチェックを入れて [ 次へ ] ボタンを押してください 同意できない場合にはインストールはできません 6. インストールの種類 画面が表示されますので カスタム を押してください 7. Windows のインストール場所を選択してください 画面が表示されます ここではまだインストール可能なパーティションを作成していないので ディスク 0 未割り当て領域 を選択して ドライブオプション を押し インストール可能なパーティションの作成を行います 認識順などによっては 必ずしもディスク 0 とならない場合もあります その場合は適宜読み替えてください < 注意!> ServeRAID-M1015 を搭載している場合 または ServeRAID-M5014 M5015 を搭載していて Windows Server 2008 を導入している場合 この場合 Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2 は ServeRAID-M1015 のドライバーを Windows Server 2008 は ServeRAID-M5014 M5015 のドライバーを それぞれ持っていません そのため これらの組み合わせの場合は OS 導入時に 別途ドライバーを適用する必要があります ( ドライバーがないためディスクが表示されず パーティションの作成やインストール場所の選択ができません ) 以下の手順で別途 1.3.3 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 で作成した RAID コントローラーのドライバーを読み込みませてください ここでは USB メモリを使用してドライバーを読み込ませています a. 1.3.3 ServeRAID-M1015 M5014 M5015 コントローラーのデバイス ドライバー メディアの作成方法 で作成した RAID コントローラーのドライバー メディアを System x3690 X5 (7148/7147) に接続して ドライバーの読み込み を押してください

b. ドライバーの読み込み ウィンドウが表示されたら [ 参照 ] ボタンを押します c. 該当するドライバーの格納されているフォルダを選択して [OK] ボタンを押します 例えば Windows Server 2008 64bit 版を導入する場合は USB メモリ ( リムーバブルディスクとして認識されます ) の win2k8-64 フォルダを選択します d. インストールするドライバーを選択して ( 例えば ServeRAID-M5015 が搭載されている場合は "ServeRAID M5015 SAS/SATA Controller") [ 次へ ] を押してください ディスクが正しく認識されていることを確認して USB メモリを取り外し 8 に進みます 8. ディスク 0 未割り当て領域 が選択されている状態で ドライブオプション ( 詳細 ) を押してください 続いて 新規 を押してください 9. 作成するパーティションのサイズを入力し [ 適用 ] ボタンを押してください 別途システムが使用するパーティションが作成される場合があります 10. 作成されたパーティションを選択して [ 次へ ] ボタンを押すと インストールが開始されます インストール中に数回 自動的に再起動されます インストールが完了するまでしばらくお待ちください 11. インストール完了後 最初にログオンする前にパスワードを変更する必要があります ユーザーは最初にログオンする前にパスワードを変更しなければなりません のメッセージが表示されたら [OK] ボタンを押してください 12. Administrator の新しいパスワードを入力して 矢印のボタンを押してください 正しく変更されると パスワードは変更されました と表示されるので OK を押してください

13. ログオン後に 初期構成タスク ウィンドウが表示されます コンピュータ名やネットワークの設定などは 自動的に行われています これらの変更が必要であれば ここで行うことができます 以上の手順で Windows Server 2008 もしくは Windows Server 2008 R2 のセットアップが正しく完了しました < スタート > - < すべてのプログラム > - < アクセサリ > - < システムツール > - < システム情報 > で OS 名が Microsoft Windows Server 2008 Enterprise または Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise と表示されることで正しく導入されたことを確認できます 3. デバイス ドライバーの導入 更新 Windows Server 2008 の導入が完了した段階で デバイス ドライバーなどの不足により デバイスマネージャー上に複数のデバイスが ほかのデバイス として表示されます Windows Server 2008 R2 を導入している場合 別途オプション製品を搭載していない場合は OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されているため ほかのデバイス は表示されません ただし Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が搭載されている場合は このアダプターが 2 つの イーサネットコントローラー として認識され ほかのデバイス に表示されます (vnic が有効になっている場合は 8 つ認識されます ) この項では不足しているデバイス ドライバーのインストール方法を示します 既にインストールされているデバイス ドライバー (OS が標準で持つデバイス ドライバー ) に関しても Web 上に最新のものが存在した場合は アップグレードすることをお勧めいたします

Windows Server 2008 の場合 導入直後のデバイスマネージャ上では上図のように表示されます 3.1 Intel Chipset Software installation utility System x3690 X5 (7148/7147) のシステムボードのデバイス ドライバーを適用します デバイスマネージャー上のほかのデバイスでは 基本システムデバイス SM バスコントローラー システム割り込みコントローラー に適用されます Windows Server 2008 R2 の場合 適用する必要はありません

1. 1.3 デバイス ドライバーの用意 で用意した Intel Chipset Software installation utility のファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを使い System x3690 X5 (7148/7147) 上でファイルをダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャー上でほかのデバイスに表示されていた 基本システムデバイス などにドライバーが適用され ほかのデバイスから消えたことが確認できます 3.2 Broadcom NetXtreme II Driver for Windows System x3690 X5 (7148/7147) のオンボード Ethernet アダプタのデバイス ドライバーを適用します デバイスマネージャー上のほかのデバイスでは イーサネットコントローラー に適用されます Windows Server 2008 R2 の場合は OS が標準で持つドライバーが適用されていますが Web サイトより最新のものを入手してアップグレードすることをお勧めいたします

Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が搭載されていない場合 イーサネットコントローラー はオンボード Ethernet アダプタの 2 つだけが表示されます Broadcom NetXtreme II Driver for Windows 適用後に残る Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II については 3.4 Emulex UCNA Phase 2.3 NIC Device Driver and Software for windows 2003/2008 にて別途ドライバーの導入を行います 1. 1.3 デバイス ドライバーの用意 で用意した Broadcom NetXtreme II Driver for Windows のファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを使い System x3690 X5 (7148/7147) 上でファイルをダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャー上でほかのデバイスに表示されていた イーサネットコントローラー にドライバーが適用され ほかのデバイスから消えたことが確認できます Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が搭載されている場合 この時点では ほかのデバイスから イーサネットコントローラー がすべて消えることはありません 3.3 IBM USB Remote NDIS Network Device System x3690 X5 (7148/7147) の IBM USB Remote NDIS Network Device のドライバーを適用します デバイスマネージャー上のほかのデバイスでは RNDIS/CDC ETHER に適用されます この作業により 統合管理モジュール (IMM) のファームウェアも更新されます Windows Server 2008 R2 の場合は OS が標準で持つドライバーが適用されていますが Web サイトより最新のものを入手してアップグレードすることをお勧めいたします

1. 1.3 デバイス ドライバーの用意 で用意した Integrated Management Module Update のファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを使い System x3690 X5 (7148/7147) 上でファイルをダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください < 注意!> Integrated Management Module(IMM) のデフォルトアカウントを削除している場合新規で作成されているアカウントの IMM User ID と IMM Password を入力してから [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください デバイスマネージャー上でほかのデバイスに表示されていた RNDIS/CDC ETHER にドライバーが適用され ほかのデバイスから消えたことが確認できます < 注意!> QoS パケットスケジューラの設定について IBM USB Remote NDIS Network Device のドライバーを導入後 システムのパフォーマンスが低下する場合があります この現象は IBM USB Remote NDIS Network Device に対して QoS パケットスケジューラが設定がされている場合に発生しうる可能性があります そのため IBM USB Remote NDIS Network Device のプロパティから QoS パケットスケジューラの設定を外します 手順については以下をご参照ください <QoS パケットスケジューラ確認手順 > 1. スタート 管理ツール より サーバーマネージャ を起動して " ネットワーク接続の表示 " を選択します

2. "IBM USB Remote NDIS Network Device" と表示されている ローカルエリア接続 を右クリックしてください 下図では ローカルエリア接続 3 になります 3. ローカルエリア接続のプロパティ ウィンドウが表示されますので ネットワーク タブを表示させます 4. " この接続は次の項目を使用します " の項に表示される一覧のうち "QoS パケットスケジューラ " のチェックをはずして [OK] ボタンを押してください QoS パケットスケジューラの項目自体が無い場合は この手順は必要ございません

3.4 Emulex UCNA Phase 2.3 NIC Device Driver and Software for windows 2003/2008 System x3690 X5 (7148/7147) に Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II が標準で搭載されている場合 これらのアダプターにデバイス ドライバーを適用します デバイスマネージャー上のほかのデバイスでは イーサネットコントローラー として認識されています < 注意!> ほかのデバイス に 8 つの イーサネットコントローラー が表示される場合について uefi 設定にて Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II の vnic 機能が Enable に設定されている場合は 下図のように Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II として ( 他のネットワークデバイスの分を除いて ) 8 つの イーサネ

ットコントローラー デバイスが認識されます Disable に設定されている場合は 2 つの イーサネットコントローラー デバイスとして認識されます Eable Disable どちらの場合でもデバイス ドライバーの導入手順自体に違いはありません < 参考!> vnic の機能を無効にする手順について vnic 機能を Disable に設定する手順は 以下のとおりです <Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II の vnic 設定手順 > 1. System x3690 X5 (7148/7147) の電源を ON にします 2. IBM System x のロゴが表示され しばらくして画面下に <F1> Setup と表示されたら <F1> キーを押して Setup Utility を起動します 3. System Settings を選択して <Enter> キーを押します 4. Emulex NIC Configration Utility もくしは Network Device List を選択して <Enter> キーを押します

5. 設定を行う Port を選択し vnic の項を <Enable> から <Disable> に変更します 変更後に <Save> してください 片方の Port の設定を変更すると もう片方も同様に変更されます

6. uefi 設定画面の最初に戻り <Exit> してください vnic の機能が Enable であるか Disable であるか (OS 上から 2 ポート分認識されているか 8 ポート分認識されているか ) にかかわらず 以下の手順でドライバーを適用します 1. 1.3 デバイス ドライバーの用意 で準備した Emulex UCNA Phase 2.3 NIC Device Driver and Software for windows 2003/2008 のファイルを CD-R や USB メモリ等のメディアを使い System x3690 X5 (7148/7147) 上に移動またはコピーを行い ファイルをダブルクリックして起動してください 2. インストーラが起動し Querying System Package Information 画面が表示されますので Perform Update がチェックされていることを確認して [Next >] ボタンを押してください 3. Package and System Match Ready to Update System 画面が表示されますので [Update] ボタンを押してください 4. Success 画面が表示されるまでお待ちください 表示されたら [Exit] ボタンを押してください

デバイスマネージャー上でほかのデバイスに表示されていた イーサネットコントローラー にドライバーが適用され ほかのデバイスから消えたことが確認できます < 注意!> Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II について System x3690 X5 (7148/7147) に標準で搭載されている Emulex 10Gb バーチャルファブリックアダプターもしくは Emulex 10 GbE バーチャルファブリックアダプター II には SFP+ トランシーバーは搭載されておりません これらのアダプターをご利用いただく場合には 別途 SFP+ トランシーバーをオプションで搭載する必要があります 以上 免責 当内容は お客様 販売店様 その他関係者が System x, Flex System などを活用することを目的として作成しました 詳細につきましては URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/) の利用条件をご参照ください 当技術資料に含まれるレノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社および Lenovo Enterprise Solutions ( 以下総称して LES) 以外の製品に関する情報は 各提供ベンダーより提供されたものであり LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません 当技術資料の個々の項目は LES にて検証されていますが お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られる保証はありません お客様の環境 その他の要因によって異なる場合があります お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします Copyright 2015 レノボ エンタープライズ ソリューションズ株式会社