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Transcription:

動作確認完了報告書 評価内容 : 富士通 PRIMEPOWER250 と当該サーバ自動電源制御機能 APCS ハードウェア監視機能 SCF APC PowerChute Network Shutdown2.2.1 との連携動作について 評価実施者 : 白坂健一郎会社名 : 株式会社エーピーシー ジャパン評価実施日 : 2006 年 1 月 13 日 17 日 27 日 2 月 20 日 OEMFJ060127-005 備考 : 株式会社エーピーシー ジャパン

1. 動作確認内容 富士通の UNIX サーバ PRIMEPOWER250 にて当社 PowerChute Network Shutdown を用いた場合の動作検証を行いました 2. 動作確認の背景 富士通の UNIX サーバ PRIMEPOWER シリーズでは System Control Facility( 以下 SCF) と言うハードウェア監視機能を標準装備しており サーバ添付の Enhanced Software Facility( 以下 ESF) と言うソフトをインストールする事により Auto Power Control System( 以下 APCS) と言うサーバの自動電源制御機能が提供されるため 当社 PowerChute Network Shutdown の電源管理機能と組み合わせた場合の設定について検証を実施しました 3. 使用機器一覧 対象サーバ : 富士通 PRIMEPOWER250 搭載オペレーティングシステム : SUN Solaris(TM) 9 OS 9/04 UPS : Smart-UPS 700 (SU700J) UPS アクセサリ : Network Management Card EX (AP9617) UPS 連動ソフトウェア : PowerChute Network Shutdown v2.2.1 for Solaris (APCNSJ1) Hub : 3Com Office Connect Fast Ethernet Hub 4 4. 動作確認テスト方法 PRIMEPOWER250 と APC UPS をネットワーク経由にて接続 当社 PowerChute Network Shutdown を当該サーバへインストール Smart-UPS の電源コンセントを抜き挿し 停電 / 復電を擬似的に発生させ動作の確認を行いました Hub PRIMEPOWER250 Smart-UPS 700 AC

5. テストパターン 5.1 APCS による自動電源制御スケジュール設定 APCS による自動電源制御スケジュール設定については以下の1~3の 3 つの状態について確認を行いました 1 設定なし :APCS による自動電源制御スケジュール設定なしの場合 停電発生 電源復旧 APCS による自動電源制御スケジュール運用設定 << 自動電源制御スケジュール運用設定なしで運用中 >> APC UPS 動作電源 ON 時間 電源 OFF << 停電中 >> 2 運用時間帯に復電 :APCS による自動電源制御スケジュール運用を使用し サーバの運用時間内に AC 電源が復旧した場合 停電発生 電源復旧 APCS による自動電源制御スケジュール運用設定 APC UPS 動作電源 ON << 運用時間帯 >> << 運用時間外 >> << 運用時間帯 >> 停止時間 起動時間 時間 電源 OFF << 停電中 >>

3 運用時間外に復電 :APCS による自動電源制御スケジュール運用を使用し AC の復電時はサーバの運用時間外で AC の復電後にサーバが運用時間内となる場合 停電発生 電源復旧 APCS による自動電源制御スケジュール運用設定 APC UPS 動電源 ON << 運用時間帯 >> << 運用時間外 >> << 運用時間帯 >> 停止時間 起動時間 時間 電源 OFF << 停電中 >> 5.2 復電モードの設定 APCS による停電後の復電投入モードについては以下の 3 つの状態について確認を行いました ON: 本体装置動作中に停電が発生し電源切断された場合 その後の復電時には自動的に電源を投入するモードです Auto: 本体装置動作中に停電が発生し電源切断された場合 その後の復電時に運用時間帯であれば自動的に電源を投入するモードです 運用時間帯とは 自動電源制御スケジュールの設定で投入時刻と切断時刻の間の時間帯を意味します OFF: 本体装置動作中に停電が発生し電源切断された場合 その後の復電時に電源を投入しないモードです 手動 または自動電源制御により電源を投入する必要があります 自動電源制御スケジュール設定 復電モードの設定についての詳細は PRIMEPOWER 本体装置に添付されている マシン管理説明書 をご確認ください

6. 動作確認テスト結果 APCS による自動電源制御スケジュール運用設定 3パターンと 3つの復電モードを組み合わせた動作検証結果は 以下の通 りです 表 1. デフォルト設定における動作検証結果 復電モード On Auto Off 復電と同時にサーバ起復電してもサーバ起動し復電してもサーバ起動し 1 設定なし APCS による動ないない 自動電源制御スケジュール運用設定 2 運用時間帯に復電 3 運用時間外に復電 復電と同時にサーバ起動運用時間になった時点でサーバ起動 復電と同時にサーバ起動運用時間になった時点でサーバ起動 次回の運用開始時間にサーバ起動運用時間になった時点でサーバ起動 7. 参考情報 7.1 停電 / 復電後の再起動で出力されるエラーメッセージ当社 PowerChute Network Shutdown では UPS が停電を検出すると UPS に対して 放電停止時間の設定を行い サーバを以下のコマンド ( ランレベル 0) で shutdown させます shutdown -y -g0 -i0 上記のコマンドでシャットダウンを行うことにより サーバのOSのみを停止し 本体の電源を切断しない状態で保持し UPSに設定された放電停止時間にサーバへの電源供給を停止します これは shutdown コマンドで本体の電源まで切断してしまうと 復電時にサーバの電源が供給されない機種があるため このような電源切断方法になっています しかし PRIEMPOWERではこの方法で電源を切断すると SCFがUPSからの電源供給停止をPRIMEPOWERの電源ユニット異常と判断し 復電後の起動時にエラーメッセージを出力するので 注意が必要です エラーメッセージのサンプル Jan 20 10:25:24 pw250r1 FJSVmadm[1092]: [ID 592111 user.error] pw250r1:fjsvmadm:i:psu#2:scf:detected failure on the power supply unit occurred at Jan 17 21:17:09 JST

7.2 エラーメッセージを出力させずに起動する方法 PRIMEPOWER では APCS の復電モードと自動電源制御スケジュール運用の設定により 復電時におけるサーバの電源投入を制御する事ができます 従って 以下の方法でサーバにエラーメッセージを出力させずにサーバを起動できるようになります 1. shutdown コマンドでサーバの電源切断まで実施する shell を作成 2. PowerChute の設定で停電時に上記 shell を実行するように設定する 放電終止を行ったことを示すメッセージを出力させずに PowerChute Network Shutdown を用いた運用を検討したい場合には以下の手順での運用をお勧めします 復電後エラーメッセージを残さずにサーバを起動するための設定方法 1. ランレベル 5 にてサーバ OS をシャットダウンさせるためのシェルスクリプトを準備する PowerChute Network Shutdownのデフォルト設定である ランレベル0にてシャットダウンを行った場合には サーバ本体の電源が遮断されずUPSの電源が停止するまで給電が継続され 放電終止を行った事を示すメッセージが出力されます 当該メッセージを出力させずにPRIMEPOWERを再起動させるためにはPowerChute Network Shutdown 上からランレベル5でのシャットダウンするためのシェルスクリプトを準備する必要があります 下記に当該シェルスクリプトの内容と保存方法を記述します 名称 :apc.sh (rootディレクトリに当該シェルスクリプトを作成 保存) 内容 : ランレベル 5 のシャットダウン命令 ( 電源断 ) を発行 shutdown -y -g0 i5 2. 上記シェルスクリプトの実行権限を変更 (root 権限 システム管理者のみ実行 変更可能 ) apc.sh の user 権限は変更後下記の通り -rwxr--r

3. PCNS2.2.1のShutdown 設定画面にて添付のように前項で作成したシェルを登録する サーバがシャットダウンモードになった時点でシェルスクリプトを実行 ランレベル5のシャットダウン命令をサーバに発行します

4. SCFのキャパシタバックアップから切れる前にUPSからの電源供給を開始してしまうと起動しないことがあるため 起動までに一定の時間遅延を発生させる必要があります UPS 側の設定 (Return Delay) をデフォルトの 0 秒から 60 秒に設定変更します 5. エラーメッセージを出力させずに起動する設定 ( サーバシャットダウンにてランレベル5を発行 ) を行った場合におけるPRIMEPOWERの動作は下表の通りです 表 2. エラーメッセージを出力させない設定を行った後の動作検証結果復電モード On Auto Off 復電してもサーバ起動し 1 設定なし APCS によるない 自動電源制 2 運用時間帯 次回の運用開始時間に 御スケジュー に復電 サーバ起動 ル運用設定 3 運用時間外 運用時間になった時点 に復電 でサーバ起動 復電してもサーバ起動し復電してもサーバ起動し ない 1 復電と同時にサーバ起動運用時間になった時点でサーバ起動 ない次回の運用開始時間にサーバ起動運用時間になった時点でサーバ起動 1 自動電源制御スケジュール設定 無し で PRIMEPOWER を自動起動させたい場合は次項の設定を行って下さい

1 復電後に PRIMEPOWER を自動起動させるための設定 1. 自動電源制御を停止させる./opt/FJSVapcs/sbin/apcsset -T 2. APCSの設定を行う 2035 年 12 月 31 日 23:59 に電源切断させるように登録 ( 実際にはここまでこのマシンを使うことはありませんが時刻の設定が無いと自動起動しないため仮にこの時間を登録しておきます )./apcsset a e 2359 c 351231 3. 自動電源制御を開始する./opt/FJSVapcs/sbin/apcsset S 4. 復電モードを Auto に設定./apcsset P auto 5. 考察富士通 PRIMEPOWER250 APCS SCF と弊社 UPS 管理ソフトウェア PowerChute Network Shutdown との連携動作は問題なく行えることを確認しました また ランレベル 0 にてシャットダウンを行った場合にはサーバ本体の電源が遮断されず UPS の電源が停止するまで給電が継続されてしまいます UPS の放電を抑えるためにも上記ランレベル 5 でのシャットダウンを行う運用を推奨します 実際に使用される機器と UPS とを組み合わせる際には必ず UPS で保護するサーバ機器等の最大消費電力と必要とされるバックアップ時間を考慮に入れて UPS を選択して下さい