研究成果報告書

Similar documents

Taro13-第2章まとめ(最終).PDF

PC農法研究会

 

<82BD82A294EC82C697CE94EC82CC B835796DA>


コシヒカリの上手な施肥

福沢論文

100 7 ( ) ( ) ( )


WE7281_help




A B C E ( ) F

白山の自然誌21 白山の禅定道

平成16年度 市政年報

Micro-D 小型高密度角型コネクタ

2004

食事編_表1_4_0508

Microsoft Word - 表紙資料2-4

1

パソコン接続マニュアル P-01F 日本語



untitled

DNA 抽出条件かき取った花粉 1~3 粒程度を 3 μl の抽出液 (10 mm Tris/HCl [ph8.0] 10 mm EDTA 0.01% SDS 0.2 mg/ml Proteinase K) に懸濁し 37 C 60 min そして 95 C 10 min の処理を行うことで DNA

i ( 23 ) ) SPP Science Partnership Project ( (1) (2) 2010 SSH

植物生産土壌学5_土壌化学



I

目 的 大豆は他作物と比較して カドミウムを吸収しやすい作物であることから 米のカドミウム濃度が相対的に高いと判断される地域では 大豆のカドミウム濃度も高くなることが予想されます 現在 大豆中のカドミウムに関する食品衛生法の規格基準は設定されていませんが 食品を経由したカドミウムの摂取量を可能な限り

日阪_NVAC0407.qxd

無印良品のスキンケア


key

5-1_a-kanaoka_JPNICSecSemi_Phish_Tech_ _3.PDF


「東京こどもネット・ケータイヘルプデスク(こたエール)」平成22年度相談実績の概要


シンデレラ合宿


製品案内 価格表 2014/4/1

3.ごみの減量方法.PDF


後期化学_01_濃度


1

スタイルシェルフ 〈クローク収納プラン〉

2

<31332D97708CEA89F090E02E6D6364>


マイスタープロジェクト 推奨仕様

第18回海岸シンポジウム報告書


3

(718)



液晶ディスプレイ取説TD-E432/TD-E502/TD-E552/TD-E652/TD-E432D/TD-E502D


() () ()

000-.\..


1 C 2 C 3 C 4 C 1 C 2 C 3 C

<967B95D2955C8E F4390B32E6169>


平成24年財政投融資計画PDF出後8/016‐030



取組の詳細 作期の異なる品種導入による作期分散 記載例 品種名や収穫時期等について 26 年度に比べ作期が分散することが確認できるよう記載 主食用米について 新たに導入する品種 継続使用する品種全てを記載 26 年度と 27 年度の品種ごとの作付面積を記載し 下に合計作付面積を記載 ( 行が足りない


JAS JAS 1-2 1

<955C8E86899C95742E786C73>


2 地温 : 15~25 の温度帯に緩効性効果が一番高い 30 を超えると ウレアーゼ抑制材の分解が加速する上 微生物の繁殖も速くなり 微生物の活性を抑える効果が低くなる 3 土壌 ph: 弱酸性土壌 (ph5.5) からアルカリ性土壌 (ph8.0) まで土壌 ph が高いほど緩効性効果も高くなる

ふくしまからはじめよう 農業技術情報 ( 第 39 号 ) 平成 25 年 4 月 22 日 カリウム濃度の高い牧草の利用技術 1 牧草のカリウム含量の変化について 2 乳用牛の飼養管理について 3 肉用牛の飼養管理について 福島県農林水産部 牧草の放射性セシウムの吸収抑制対策として 早春および刈取

04千葉県農耕地土壌の現状と変化.indd

リン酸過剰の施設キュウリほ場(灰色低地土)における基肥リン酸無施肥が収量に及ぼす影響

緑化計画作成の手引き 26年4月版

<4D F736F F F696E74202D FEB89C28B8B91D D836A B C >

訪問入浴Q&A PDFファイ ル httpwww.care-mirai.commiraihomehelpe_buth.html.docx

水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル(改訂版)

土壌から作物への放射性物質の移行(塚田祥文)

a

untitled

Title 東南アジア熱帯林における土壌酸性の変動とその規定要因 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 山下, 尚之 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL



千葉県農耕地土壌の実態と変化

DOJOU_SHINDAN

P F ext 1: F ext P F ext (Count Rumford, ) H 2 O H 2 O 2 F ext F ext N 2 O 2 2

DOJOU_SHINDAN

20 石川県農業総合研究センター研究報告第 28 号 (2008) Ⅰ はじめに家畜ふん尿処理施設では 収集 運搬された家畜ふん尿は固液分離機に搬入され 固形分は堆肥化処理後 農耕地へ還元利用されている 液状分は好気発酵処理 さらに生物処理等の工程の順に適切な浄化処理が行われ その後 放流されている

中期目標期間の業務実績報告書

< F2D B4C8ED294AD955C8E9197BF C>

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ

,300

CAT. No. 1154b 2008 C-9

Transcription:

BNF1970 1980 ARA ARA ARA C5444 65 ARA 2 ARA ARA PF=2.0 ARA BNF 2012 BNF BNF DNA DNA PCR ARA DNA Azospirillum BNF BNF C544465 ARA 15N N 20 30[gN/m 2 ] ARA in situara BNF BNF 3 (1) (2) BNF (3) F 2 BNF (1) BNF (2) BNF (3) BNF BNF C544465 F 2 F 2 BNF BNF (1) 2 65 1/5,000[a] 3,000[g] 3 1 (2) (2)-1 BNF

C5444 65 2[mm] 2,800[g]1/5,000[a] 2 1 8 15N 10.7[atm%] 0.2[gN] 10[gN/m 2 ] 1 ARA SI 10.7[atm%] 0.366[%] excess% [mg] =(excess%)/( excess%)[mg] (2)-2 DNA PCR C5444 65 DNA ISOIL for BEADS BEATING 0.6[g] 65[ 5,000[rpm]45 BEADS BEAT Micro Smash MS-100 BEADS BEAT 65[1 Ethachinmate DNA DNA AzospirillumHerbaspirillum16S DNA PCR DNA (3) C544465 F 2 (3)-1 BNF C544465 F 2 1,000[g]1/10,000[a] 1 10 0.1[gN] 10.7[atm%] 80[72 SI (2)-1 (3)-2 DNA PCR C544465 F 2 DNA ISOIL for BEADS BEATING 0.6[g] 65[ 5,000[rpm]45 BEADS BEAT Micro Smash MS-100 BEADS BEAT 65[1 Ethachinmate DNA DNA Azospirillum Herbaspirillum 16S DNA PCR DNA (1) 1 C N

めて小さいことを示しており 真砂土を用い てイネを栽培する場合には の施用が不可 てイネを栽培する場合には N 欠であることが示唆された 第1表 真砂土および水田土壌の物理化学性 調査項目 ph(h2o) 全炭素 全炭素(%) 全窒素 全窒素(ppm) 可給態窒素(mgN/kg) 可給態窒素(mgN/kg) 可給態リン 可給態リン(mgP 2 O5 /kg) CEC(cmolc/kg) 粒径組成 粒径組成(%) 砂 シルト 粘土 真砂土 5.74 0.11 52 0.3 97 4.5 87.3 8.8 3.9 水田土壌 6.01 2.17 1,862 121.9 1,594 8.7 62.7 23.0 14.3 第 1 図にアンモニア態窒素濃度の推移を示 した 水田土壌については イネ無栽植ポッ トにおいてアンモニア態 N 濃度が増加してい るが イネ栽植ポットではアンモニア態 N が ほとんど検出されなかったことから イネ生 育期間を通して土壌より無機化した N が主と してイネによって吸収されたと考えられた 一方 真砂土については イネ無栽植ポット イネ無栽植ポットの両者において アンモニ ア態 N がほとんど検出されず イネ栽植ポッ トにおいて イネの著しい生育遅延が観察さ れた このことから イネ生育期間を通して 真砂土からは N の供給がほとんどなく その ためイネに著しい生育遅延が生じたと考え られた ことが明らかになった (2) 水田土壌における生物的窒素固定の発現 の評価 (2)--1 水田土壌を用いてイネを栽培した場合 の BNF の発現程度の解析 第 2 図に イネ 4 品種における日本晴 カ サラス C5444 サラス C5444 および台中 65 号の生育時期 別エチレン生成量の推移を示した ここで エチレン生成量の大きさが ARA の大きさに 相当する カサラスおよび日本晴では エチ レン生成量について明瞭なピークを認める ことができなかったが C5444 および台中 65 号では 出穂期のころに明瞭なエチレン生成 量のピークが認められた また 量のピークが認められた また BNF が小さ いとされる台中 65 号において大きいピーク が得られたことから ARA を BNF の指標とし て用いるには難しいことが考えられた 第2図 日本晴 カサラス 日本晴 カサラス C5444 C5444 および台中 65 号の生育時期別エチレン生成量の推移 第 2 表に イネ収穫後における乾物重 N 表に イネ収穫後における乾物重 保有量およびその由来別内訳について示し た いずれの処理区においても た いずれの処理区においても 200[mg mg]の N を 施 用 し た に も か か わ ら ず 111.35 114.07[mg]の 114.07 N が回収され 残りはポット外 に流出していることが明らかになった また 流出していることが明らかになった また 水田土壌では土壌中に含まれる N が施用 N 量 と比較して極端に大きく イネが吸収した全 N 量のうち 施肥外由来吸収 N 量が大きくな り 結果として BNF による吸収 N 量を推定 することができなかった 第 1 図 真砂土および水田土壌における土壌溶 液中のアンモニア態 N 濃度の推移 以上の結果より 真砂土では イネの栽培 期間を通して 土壌からの N 無機化がほとん どないことから 真砂土を用いたイネ栽培で は イネにおける土壌由来の N 吸収量を 0 と することができ イネにおける吸収 N 量の由 来別内訳を調査するのに 適した土壌である 来別内訳を調査するのに 適した土壌である

(2)-2 DNA PCR DNA A DNA PC CR Azosp pirillum Herbaspirillum 16S DNA DNA 3 P PCR Azospirill lum Herbaspiri illum 2 16S DN NA 3 Azospirillu um 16S DNA A (3) C54446 65 F F 2 (3)-1 BNF F 105 F 2 84 4 84 C5444 65 3 3 C C544465 F 2 25:43 3:16 1 1:2:1 53 3:31 70:14 4 1 3:1 3 3 BNF BNF N N N 15N N N N N N N BNF N 4 F 2 N 4 4 F2 N F 2 N BNF F N 5 65 C C5444 F 1 N NBN NFN BNF N N[mg] 150.0 100.0 R² = 0.2095 50.0 0.0 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 150.0 [g] 100.0 Taichung65 C5444 F11 50.0 0.0 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 [g] 5 5 F2 N B BNF C54 444 F 2 BNF (3)-2 DNA A PC CR Azospirillum PCR DNA

PC F 2 Herba BNF から 6 DNA Herbaspiril CR Azo 4 aspirillum 稃生まれる Azospirillu Herbaspiri 201 0 F 2 llum ospirillum 80 16S る土壌微生物も um H illum 16S 0 1 14 3 3 84 6 DNA も極端に少な Herbaspirillum D 2 30 4 ない m DNA 237