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2006-06-01 Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) 使用上の留意事項 まえがき 本書の目的本書は PRIMERGY に Linux をインストール後 運用する際の留意事項について記載したものです Linux をご使用の際には必ずご覧くださいますようお願い申し上げます 本書の読者本書は PRIMERGY を運用される方を対象に書かれています 本書の構成本書の構成は以下の通りです 第 1 章運用時の留意事項インストール後の留意事項について記載されておりますので 運用する場合は 必ず参照してください 第 2 章周辺装置 オプションカード増設についてインストール後 周辺装置 カードを増設する場合の手順 留意事項について記載しておりますので 必要に応じて参照してください 第 3 章その他その他機能および制限値などの留意事項について記載しておりますので 参照してください 添付資料 Global Array Manager-Client のインストール手順概要 Global Array Manager-Client のインストールを実施する場合の作業手順を記載しております 必要に応じて参照してください 動作状況本書に記載されている内容は 弊社にて整合性を確認したものですが 予告なしに変更される場合もございますので あらかじめご了承ください サポート & サービスについて弊社では お客さまに安心して Linux をご使用していただくために 有償サポート サービス (SupportDesk Standard 基本サービス ) をご用意しております ご契約いただきましたお客さまには 本書に関するご質問 インストールや運用の際に発生する疑問やトラブルなどについても解決支援させていただいておりますので 是非ご検討ください 著作権 All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2006 1

1. 運用時の留意事項 1.1 デバイス名の割り当てについて Linux はハードディスクドライブ等の各種デバイスに対して システム起動時に認識した順にデバイス名を割り当てます このため ハードディスクドライブやコントローラー等の故障発生後にシステムを再起動すると 当該ハードディスクドライブが認識できないために デバイス名が変わることがあります 例 ) SCSI ID=1, 2, 3 におのおのハードディスクドライブが接続されている場合 デバイス名はおのおの /dev/sda, /dev/sdb, /dev/sdc が割り当てられます この状態で /dev/sdb が故障すると 再起動後には /dev/sdc が繰り上がり /dev/sdb と認識されます デバイス名の思わぬ変更により システムが起動できなくなることや 最悪の場合には お客さまのデータが破壊される恐れがあります デバイスの故障検出時には 再起動を行う前に レスキューモードで起動してハード故障の有無を確認することをお薦めします ( ) その後 ハード故障を修復し バックアップテープ等からシステムを復元した上でシステムを再起動してください インストール CD1/5 を利用して レスキューモードで起動します 1.4 レスキューモードを使用したシステムの起動方法 を参照 起動後 fdisk コマンドにて当該ハードディスクドライブが認識できるか否かを確認し /var/log/messages 内のハードエラーメッセージの確認等を実施してください 1.2 Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) のパッケージインストールについて Red Hat Enterprise Linux は使用目的に応じて最適なシステムを構築するため インストールタイプが用意されています このため お客さまの必要とするパッケージがインストールされていない場合があります 必要とするパッケージがインストールされていない場合 root にてログインし 以下の手順でインストールしてください ドライバキットに含まれているインストール手順書で作成したインストール CD(1/5~5/5) を使用して 必要なパッケージをインストールします X-Window の画面で CD が自動でマウントされます 自動でマウントされない場合は mount -r /dev/cdrom /media/cdrom を実行してください なお 内蔵 DVD-RAM または USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時は mount -r /dev/cdrom /media/cdrecorder を実行してください [ 内蔵 CD-ROM 使用時 ] # cd /media/cdrom/redhat/rpms [ 内蔵 DVD-RAM または USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時 ] # cd /media/cdrecorder/redhat/rpms # rpm -ivh <package_file> 例 ) make のパッケージをインストールする場合 # rpm -ivh make-3.79.1-17.i386.rpm # cd / [ 内蔵 CD-ROM 使用時 ] # umount /media/cdrom [ 内蔵 DVD-RAM または USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時 ] # umount /media/cdrecorder # eject CD を取り出してください 2

1.3 Global Array Manager( 以降 GAM) のインストールおよび設定方法オンボード SCSI-RAID 構成および SCSI-RAID カード (PG-140D1) が搭載されている構成でシステムを使用する場合 RAID 管理ツールとして Global Array Manager を使用してください GAM-Client(Windows) のインストール方法については 添付資料 Global Array Manager-Client のインストール手順概要 を参照してください GAM-Server(Linux) のインストール手順は 以下を実施してください [ 注意事項 ] 1) インストール時および GAM のサービス起動時に画面表示が乱れる場合がありますが 動作上問題はありません 2) GAM のサービスでは 以下の TCP ポート番号を使用しています ファイアウォールを設定される場合はご注意ください TCP ポート番号 :157,158 (1) GAM-Server(Linux) をインストールする場合は ドライバ CD を CD-ROM ドライブに挿入した後 以下の操作を実施します X-Window の画面で CD が自動でマウントされます 自動でマウントされない場合は mount -r /dev/cdrom /media/cdrom を実行してください なお USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時は mount -r /dev/cdrom /media/cdrecorder を実行してください [ 内蔵 CD-ROM 使用時 ] # cd /media/cdrom/rhel4em64t/uty/gam/linux [ 内蔵 DVD-RAM または USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時 ] # cd /media/cdrecorder/rhel4em64t/uty/gam/linux # rpm -ivh gam-server-6.02-31.i386.rpm # rpm -ivh gam-agent-6.02-31.i386.rpm オンボード SCSI-RAID の場合のみ以下を実施してください # rpm -ivh 1030snmp-2.6-1.i386.rpm # cd / [ 内蔵 CD-ROM 使用時 ] # umount /media/cdrom [ 内蔵 DVD-RAM または USB DVD-ROM&CD-R/RW 使用時 ] # umount /media/cdrecorder # eject CD を取り出してください 3

(2) Linux のユーザーアカウントとして GAM の管理者権限用の gamroot というユーザーアカウントとユーザー権限用の任意のユーザーアカウント ( 例 : gamuser) を作成します ( 既にユーザー用の任意のアカウントが作成されている場合は 作成する必要はありません ) # adduser gamroot # passwd gamroot Changing password for user gamroot New UNIX password パスワードを入力します Retype new UNIX password 確認のため上記で指定したパスワードを再度入力します passwd: all authentication tokens updated successfully ユーザー権限用の任意のユーザーアカウントも上記と同じように実施します (3) /etc/sysconfig/gam ファイルの以下に示す 3 行の編集を行います 本編集により 各イベントが GAM-Client に通知されるようになります # vi /etc/sysconfig/gam [ 編集前 ] START_GAMEVENT=n GAMEVENT_OPTIONS="" [ 編集後 ] START_GAMEVENT=y n を y に変更します GAMEVENT_OPTIONS="-h IP アドレス " GAM-Client がインストールされている管理用 Windows システムの IP アドレスを設定します [ 編集前 ] START_GAMEVLOG=n [ 編集後 ] START_GAMEVLOG=y n を y に変更します (4) システムを再起動します # shutdown -r now システム起動後に以下のメッセージが表示されることがありますが 動作上問題はありません [ メッセージ ] gamagent: gamagent: Connection refused gamagent connect failure 4

1.4 レスキューモードを使用したシステムの起動方法ドライバキットに含まれているインストール手順書で作成したインストール CD をレスキューモードで起動することにより CD だけでシステムを起動する事ができます これを利用することにより トラブルが発生して起動しなくなったシステムを復旧できる可能性があります 以降では 最低限の使用方法であるシステム起動についてのみを説明します 以下に レスキューモードを使用したシステムの起動方法を示します (1) Update2 インストール CD1/5 から起動し 以下の画面にて boot オプションを入力し [Enter] キーを押下します boot: linux rescue noprobe - To install or upgrade.. - To install or upgrade - Use the function keys. [F1-Main] [F2-Options] [F3-General] [F4-Kernel] [F5-Rescue] boot: linux rescue noprobe (2) Choose a Language 画面にて English を選択し OK を選択します Choose a Language What language would you like to use during the installation process?... Dutch 選択 English Estonian.. OK 5

(3) Keyboard Type 画面にて jp106 を選択し OK を選択します フラットディスプレイ (PG-R1DP3) などの付属キーボードを使用する場合には ここで us を選択してください Keyboard Type What type of keyboard do you have?. it2 選択 jp106 la-latin1. OK Back (4) 以下の画面にて Yes を選択します Warning No hard drives have been found. You probably need to manually choose device drivers for the installation to succeed. Would you like to select drivers now? Yes No (5) 以下の画面にて Add Device を選択し (7) へお進みください Devices No device drivers have been loaded for your system. Would you like to load any now? Done Add Device 6

(6) ドライバ一覧が表示された画面にて システムをインストールしたデバイスで使用するドライバを選択し OK を選択します 選択するドライバは以下を参考にしてください [SCSI タイプ / オンボード SCSI-RAID タイプの場合 ] ふたつのドライバを選択する必要があります LSI Logic Fusion MPT Base Driver (mptbase) LSI Logic Fusion MPT SCSI Driver (mptscsih) Select Device Driver to Load Please select the driver below which you wish to load. If it does not appear and you have a driver disk, press F2.. 選択 LSI Logic Fusion MPT Base Driver (mptbase). [ ] Specify optional module arguments OK Back (7) 以下の画面にて 選択したドライバが表示されていることを確認し Done を選択します Devices The following devices have been found on your system. LSI Logic Fusion MPT Base Driver (mptbase) LSI Logic Fusion MPT SCSI Driver (mptscsih) Done Add Device (8) Setup Networking 画面が表示されますが ネットワークの設定は行わないため No を選択してください Setup Networking Do you want to start the network interfaces on this system? Yes No 7

(9) Rescue 画面にて Continue を選択します Rescue The rescue environment will now attempt to find your Red Hat Linux.. and you will go directly to a command shell. Continue Read-Only Skip (10) 既存の Linux システムのルートパーティション (/) が /mnt/sysimage にマウントできた場合 その結果が Rescue 画面にて表示されるので OK を選択します Rescue Your system has been mounted under /mnt/sysimage. Press <return> to get a shell. If you would like to make your system the root environment, run the command: chroot /mnt/sysimage The system will reboot automatically when you exit from the shell. OK (11) プロンプトが表示されたら chroot コマンドにて ルートパスをハードディスクドライブに変更します sh-3.00# chroot /mnt/sysimage (12) 以上で レスキューモードでの起動が完了します なお レスキューモードを終了するには exit コマンドを 2 回実行してください sh-3.00# exit chroot 環境から抜ける sh-3.00# exit レスキューモードから抜ける 8

2. 周辺装置 オプションカード増設時について 2.1 SCSI ディスクの増設について LUN 数のデフォルト値は 1 に設定されています SCSI ディスクや共有ディスク テープライブラリ装置等を増設する場合 root にてログインした後 以下の手順で LUN 数を定義する必要があります 次回のシステム起動から複数 LUN 参照が有効になります (1) /etc/modprobe.conf に以下の行を追加します options scsi_mod max_luns=n N は LUN 数です 適切な数字を定義してください (2) mkinitrd コマンドにより initrd を作成します ご使用のカーネルに合わせて mkinitrd コマンドにより initrd を作成してください ご使用のカーネルを確認する場合は 以下のコマンドを実施してください # uname -r 以下に コマンドの実行例を示します [2.6.9-22.EL ( シングル CPU 向けのカーネル )] # cp /boot/initrd-2.6.9-22.el.img /boot/initrd-2.6.9-22.el.img.bak # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-22.el.img 2.6.9-22.EL [2.6.9-22.ELsmp ( マルチ CPU 向けのカーネル )] # cp /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img.bak # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img 2.6.9-22.ELsmp (3) システムを再起動します 以下の操作にて システムを再起動します # shutdown -r now 9

2.2 オプションカードの増設について 各機種においてサポートしているオプションカードは 下表のとおりです TX150 S4/TX150W S4 SCSI カード PG-128 SCSI-RAID カード PG-140D1 LAN カード PG-1852 PG-1853 PG-1892 : カードをサポートする -: カードをサポートしない システムをインストールした後に上表のオプションカードを増設した場合 システム起動時に Kudzu へようこそ の画面が自動起動されますが 何もしないで放置してください しばらくすると自動的にシステムの起動が続行されます システム起動後に root にてログインし 2.3 mkinitrd の実施 を実施してください 次回のシステム起動時から 増設したオプションカードが自動的に認識されるようになります [SCSI カード LAN カードを増設した場合 ] (1) コマンド入力画面を開き以下のコマンドを実行してください # kudzu (2) Kudzu へようこそ が表示されたら任意のキーを押してください (3) 追加されたハードウェア が表示されたら 設定 を選択してください また LAN カードを増設した場合には 画面の表示に従ってネットワークの設定を実施してください 2.3 mkinitrd の実施 (1) mkinitrd コマンドにより initrd を作成します 使用しているカーネルに合わせて mkinitrd コマンドにより initrd を作成してください 使用しているカーネルを確認する場合は 以下のコマンドを実施してください # uname -r 以下に コマンドの実行例を示します [2.6.9-22.EL ( シングル CPU 向けのカーネル )] # cp /boot/initrd-2.6.9-22.el.img /boot/initrd-2.6.9-22.el.img.bak # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-22.el.img 2.6.9-22.EL [2.6.9-22.ELsmp ( マルチ CPU 向けのカーネル )] # cp /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img.bak # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-22.elsmp.img 2.6.9-22.ELsmp (2) システムを再起動します 以下の操作にて システムを再起動します # shutdown -r now 10

3. その他 3.1 サウンド機能についてサウンド機能はサポートしていません 3.2 PCI ホットプラグ機能について PCI ホットプラグ機能はサポートしていません 3.3 使用できるカーネルについてハード条件により 使用できるカーネルが決まります 使用できるカーネルについては 下表を参考にしてください ただし ミドルウェア仕様により選択するカーネルの指定がされている場合があります ミドルウェアの仕様書に従ってカーネルを選択してください ハード条件選択カーネル搭載メモリ論理 CPU 数 ( ) 1CPU シングル CPU 向けのカーネル ~4GB 2CPU~ マルチ CPU 向けのカーネル 4GB 超 ~8GB 条件なしマルチ CPU 向けのカーネル 実搭載 CPU 数が 1 個でも Hyper Threading = Enabled の場合は 論理 CPU 数は 2 個となります 3.4 ディストリビューションの制限値について以下に示す CPU/ メモリ / ファイルシステムの制限値を超えた場合 動作は保証できません 最大論理 CPU 数 4 個 最大メモリ容量 16 GB ( ) ファイルシステム 8 TB 未満 機種毎の最大メモリ容量を示します TX150 S4/TX150W S4 最大メモリ容量 8 GB 3.5 インストール手順について Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) インストール手順については ダウンロード検索よりダウンロードした インストールキット に含まれているインストール手順書をご参照ください 3.6 TX150 S4/TX150W S4 に標準搭載されている CD-ROM ドライブのご使用について X-woindow 上で CD-ROM ドライブをご使用になる場合 CD-ROM ドライブのトレイを開けた場合に CD-ROM Disc アイコンが作成されますが 使用しないでください なお CD-ROM をセットしないで CD-ROM ドライブのトレイを閉じればアイコンはなくなります - 以上 - 11

添付資料 Global Array Manager-Client のインストール手順概要 この作業は オンボード SCSI-RAID SCSI-RAID カード (PG-140D1) を搭載している場合のみ実施してください GAM-Client は Microsoft Windows2000/2003 上で動作します 管理用 Windows システムを用意してください 1. ドライバ CD を管理用 Windows システムの CD-ROM ドライブにセットしてください 2. ドライバ CD 内の RHEL4EM64T UTY GAM Windows 内にある setup.exe を実行してください 3. Welcome ウィンドウが表示されたら Next をクリックしてください 4. Software License Agreement 画面が表示されるので 内容をお読みいただき同意される場合は Yes をクリックしてください 5. Select Components ウィンドウ ( 図 1) が表示されます Global Array Manager Client の横にあるボックスがチェックされていることを確認してください また Global Array Manager Server および SANArray Manager Client のチェックは外してください 図 1 SANArray Manager Client は未サポートです インストールは行わないでください 6. Choose Destination Location ウィンドウが表示されます Browse をクリックし任意のインストール先を指定して Next をクリックしてください GAM-Client が既にインストールされている場合には 上書きを確認するメッセージが表示されます OK をクリックして続行してください 7. GAM-Client のインストール先が表示されます Next をクリックしファイルのコピーを開始します 8. Setup Complete 画面が表示されます Finish をクリックして GAM のインストレーションウィザードを終了します 12 - 以上 -