本記事では CITS のインストール方法について説明します CITS は macos や Windows Linux など Java がサポートされている OS で動作しますが 本シリーズはコードを書かない方を対象 としているので macos と Windows の両方について解説します 連載目次 第 1 回 Cognizant Intelligent Test Scripter とは 第 2 回 CITS のインストール ( 本記事 ) 第 3 回クイックスタート 第 4 回アクション一覧 第 5 回テストケース 1 反復テスト それでは CITS のインストールをしていきたいと思います 冒頭で説明したように Java がサポートされている OS であれば CITS は動作しますが macos 以外の OS では ios アプリをテストすることができないため macos をご用意いただくことをおススメします システム要件まず お持ちのパソコンでインストールが可能かどうかお確かめください ハードウェア要件 RAM:2GB 以上 (4GB 以上推奨 ) CPU:Pentium 4 以上 OS:macOS Windows Linux Java がサポートされている OS であれば動作可能 ios 端末のテストは macos のみ対応 ソフトウェア要件 Java 1.8 以上 2018 年 4 月時点では Java 10 で動作しません Android Studio Xcode(macOS のみ ) Appium 対応モバイル端末 全ての Android 端末 全ての ios 端末 (macos のみ )
対応ブラウザ Selenium でサポートされているブラウザ https://docs.seleniumhq.org/about/platforms.jsp#browsers( 外部リンク ) 以下よりインストール方法となります < インストール方法 > OS により異なるため それぞれに分けて説明します 1. macos 2. Windows 先に macos の説明から入りますので Windows の方はこちらからスキップして御覧ください インストール手順 (Windows) 1. インストール手順 (macos) JDK の確認 1. Launchpad のその他の中にあるターミナルアプリを開きます 2. 下記コマンドを入力して return キーを押します java -version
バージョンが表示されない場合やバージョンが 1.8 未満の場合は 下記よりインストールが必要です http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/( 外部リンク ) 3. JDK の [DOWNLOAD] をクリックします 2018 年 4 月時点で Java SE 10 ですと CITS が動作しません Java SE 9.x.x か Java SE 8xx の JDK をダウンロードしてください 4. Accept License Agreement にチェックします 5. macos のファイルをダウンロードし インストールします
Android Studio インストールされていない場合は 下記サイトよりダウンロードしてインストールしてください https://developer.android.com/studio/index.html?hl=ja( 外部リンク ) Xcode インストールされていない場合は 下記サイトよりダウンロードしてインストールしてください https://developer.apple.com/jp/xcode/( 外部リンク ) Xcode コマンドライン デベロッパ ツール 1. ターミナルアプリを開きます 2. 下記コマンドを入力して return キーを押します xcode-select --install 3. まだインストールされていない場合は インストールしますか? と聞かれますので [ インストール ] をクリックします Appium インストールされていない場合は 下記サイトよりダウンロードしてインストールしてください http://appium.io/( 外部リンク ) 1. [Appium をダウンロード ] をクリックします 2..dmg ファイルをダウンロードしインストールします 環境変数を設定する 1. ターミナルアプリを開きます 2..bash_profile ファイルを作成もしくは修正します 下記コマンドを入力し return キーを押してください vi ~/.bash_profile 3. i キーを押して入力モードになります 4. 下記のように追記します すでに同じ記述がある場合は追記の必要はありません
例 ) #Android Home export ANDROID_HOME='~/Library/Android/sdk' export PATH=$PATH:~/Library/Android/sdk/platform-tools export PATH=$PATH:~/Library/Android/sdk/tools export PATH=$PATH:~/Library/Android/sdk/build-tools #Java Home export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home) export PATH=${PATH}$JAVA_HOME/bin 5. esc キーを押してコマンドモードになります 6. :wq と入力し return キーを押すとファイルが保存されます 7. 上記設定を反映させます 下記コマンドを入力し return キーを押してください source.bash_profile 8. 下記コマンドを入力して Java のバージョンを確認します java -version return キーを押して java version 1.8.0 などと表示されれば OK です 9. 下記コマンドを入力して adb の動作を確認します adb devices return キーを押して List of devices attached と表示されれば OK です
Appium が正しく動作するかをチェック appium-doctor をインストールし 実行することで Appium が正しく動作するかをチェックすることができます 1. appium-doctor を動かすための node.js が入っているかを確認します ターミナルアプリを開き下記コマンドを入力してください npm --version return キーを押してバージョンが表示されなければ node.js をインストールします 2. 下記サイトよりダウンロードし インストールします https://nodejs.org/en/( 外部リンク ) 3. 再度ターミナルアプリで下記を実行し バージョンが表示されたら成功です npm --version 4. 下記コマンドを実行して appium-doctor をインストールします npm install -g appium-doctor npm ERR! Error: EACCES: permission denied, access '/usr/local/lib/node_modules' といったようなエラーが出る場合は 一度 sudo chmod -R a+w /usr/local/lib/node_modules/ を実行してから 再度試してみてください ただし この操作には管理者アカウントでログインしている必要があります 5. 下記コマンドを実行して appium-doctor を起動します appium-doctor 6. すべての項目が となっていれば Appium は正しく動作します
Cognizant Intelligent Test Scripter のダウンロード 1. 下記サイトから cognizant-intelligent-test-scripter-***-setup.zip をダウンロードします https://github.com/cognizantqahub/cognizant-intelligent-test-scripter/releases/latest( 外部リンク ) 2. ダウンロードしたファイルをデスクトップなど任意の場所に解凍します 拡張証明書のインストール 1. 解凍したフォルダ内にある Extensions フォルダの中の Ext_Certificate.cer をダブルクリックします 2. 証明書の追加ウィンドウが開くので キーチェーン : のドロップダウンを [ システム ] に変更して [ 追加 ] をクリックします 3. [ システム ] を開くと localhost という項目で追加され それをダブルクリックして開きます
4. [ 信頼 ] を開いて [ この証明書を使用するとき ] を [ 常に信頼 ] に変更します 5. 閉じれば証明書のインストールは完了です CITS を起動する Run.command ファイルから実行できるように Run.command ファイルに実行権限を与えます 1. ターミナルで下記コマンドを入力します chmod +x まだ return キーは押しません 末尾にスペースが入っています 2. Run.command ファイルをターミナルのウィンドウにドラッグ & ドロップし return キーを押します 3. Run.command ファイルをダブルクリックします 4. セキュリティで開けない場合はシステム環境設定のセキュリティとプライバシーの [ 一般 ] から Run.command は開発元を確認できないため 開けませんでした の右の [ このまま開く ] ボタンを押します
Sikuli OCR サポート 1. 下記サイトより データファイルをダウンロードします 英語版データファイル v3.02( 外部リンク ) 他の言語 ( 外部リンク ) 2. フォルダを作成してそこにコピーします ターミナルアプリで下記コマンドを入力し return キーを押してください mkdir -p ~/Library/Application Support/Sikulix/SikulixTesseract/tessdata 3. Finder のメニューから [ 移動 ] [ フォルダへ移動 ] をクリックします 4. フォルダの場所に ~/Library/Application Support/Sikulix/SikulixTesseract/tessdata と入力し [ 移動 ] をクリック します
5. ダウンロードした tesseract-ocr-x.xx.eng.tar.gz を解凍して tessdata の中身を全て先ほど開いた空っぽの方の tessdata へコピーします ios の実機でテストをする場合 下記手順により Appium が ios の実機にアクセスできるように設定する必要があります https://github.com/appium/appium-xcuitest-driver/blob/master/readme.md これで macos へのインストールは完了です 2. インストール手順 (Windows) JDK の確認 1. コマンドプロンプトを開きます スタートメニューの検索で cmd.exe と入力し 検索結果をクリックします
2. 下記コマンドを入力して Enter キーを押します java -version 3. バージョンが表示されなかったり 1.8 未満のバージョンの場合は 下記よりインストールが必要です http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/( 外部リンク ) 4. JDK の [DOWNLOAD] をクリックします 2018 年 4 月時点で Java SE 10 ですと CITS が動作しません Java SE 9.x.x か Java SE 8xx の JDK をダウンロードしてください 5. Accept License Agreement にチェックします 6. 自分の PC に合ったファイルをダウンロードし インストールします
Android Studio インストールされていない場合は 下記サイトよりダウンロードしてインストールしてください https://developer.android.com/studio/index.html?hl=ja( 外部リンク ) Appium インストールされていない場合は 下記よりインストールしてください http://appium.io/( 外部リンク ) 1. [Appium をダウンロード ] をクリックします 2..exe ファイルをダウンロードし インストールします 3. インストール後 Appium が起動したら タスクバーにピン留めしておきます 環境変数を設定する JDK の場所を調べる Java の場所はインストールしたバージョンによって異なります エクスプローラーで C: Program Files Java の中身を確認してください 例 )C: Program Files Java jdk1.8.0_161
Android SDK の場所を調べる Android SDK の場所は Android Studio のバージョンによって異なります 下記の手順で確認することができます 1. Android Studio を起動し 何かプロジェクトを開きます ( 開くプロジェクトがない場合は 適当に新しいプロジェクトを作成します ) 2. メニューで [File] [Settings ] をクリックし Settings ウィンドウを開きます 3. Android SDK をクリックし Android SDK Location の内容を確認します 例 )C: Users xxxx AppData Local Android sdk パスを設定する (Windows10 の場合 ) 1. スタートボタン横の検索でシステムを検索し システムを開きます
2. [ システムの詳細設定 ] をクリックします 3. 詳細設定タブを開き [ 環境変数 ] ボタンをクリックし環境変数ダイアログを開きます 4. システム環境変数 ( 下側 ) の [ 新規 ] ボタンを押します
5. 下記のとおりに追記します 変数名 :JAVA_HOME 変数値 :C: Program Files Java jdk1.8.0_161 太字の部分は上記で調べた各々の Java の場所を入れてください 6. 7. 8. 入力が終わったら [OK] をクリックします 再度システム環境変数 ( 下側 ) の [ 新規 ] ボタンをクリックします 下記のとおりに追記します 変数名 :ANDROID_HOME 変数値 :C: Users xxxx AppData Local Android sdk 太字の部分は上記で調べた各々の Android SDK の場所を入れてください
9. 入力が終わったら [OK] をクリックします 10. 次に システム環境変数 ( 下側 ) で変数が Path となっている行を選択し [ 編集 ] ボタンをクリックし 下記 3 項目を最後の行に追 記します C: Users xxxx AppData Local Android sdk tools C: Users xxxx AppData Local Android sdk platform-tools C: Program Files Java jdk1.8.0_161 bin パスを設定する (Windows7 の場合 ) 1. [ コントロールパネル ] [ システム ] [ システムの詳細設定 ] [ システムのプロパティ ] を開きます 2. [ 詳細設定 ] タブの [ 環境変数 ] ボタンをクリックし環境変数ダイアログを開きます 3. システム環境変数 ( 下側 ) の [ 新規 ] ボタンをクリックします 4. 下記のとおりに追記します 変数名 :JAVA_HOME 変数値 :C: Program Files Java jdk1.8.0_161 太字の部分は上記で調べた各々の Java の場所を入れてください 5. 入力が終わったら [OK] をクリックします 6. 再度システム環境変数 ( 下側 ) の [ 新規 ] ボタンをクリックします 7. 下記のとおりに追記します 変数名 :ANDROID_HOME 変数値 :C: Users xxxx AppData Local Android sdk 太字の部分は上記で調べた各々の Android SDK の場所を入れてください 8. 入力が終わったら [OK] をクリックします 9. 次に システム環境変数 ( 下側 ) で変数が Path となっている行を選択し [ 編集 ] ボタンをクリックします 10. 既に入力されている文字列の末尾にセミコロン (;) を加え 下記の 1 行を最後尾に追記します C: Users xxxx AppData Local Android sdk tools;c: Users xxxx AppData Local Android sdk platform-tools;c: Program Files Java jdk1.8.0_161 bin;
太字の部分は上記で調べた各々の Android SDK と Java の場所を入れてください パスを確認する 1. パスの設定を反映させるため 一度 Windows を再起動させてください 2. 立ち上がったら コマンドプロンプトで Java のバージョンを確認します java -version Enter キーを押して java version 1.8.0 などと表示されれば OK です 3. さらに下記コマンドで adb の動作を確認します adb devices Enter キーを押して List of devices attached と表示されれば OK です Appium が正しく動作するかをチェック appium-doctor をインストールし 実行することで Appium が正しく動作するかをチェックすることができます 1. appium-doctor を動かすための node.js が入っているかを確認します コマンドプロンプトを開き下記コマンドを入力してください npm --version Enter キーを押してバージョンが表示されなければ node.js をインストールします 2. 下記サイトよりダウンロードし インストールします https://nodejs.org/en/( 外部リンク ) 3. 再度コマンドプロンプトで下記を実行し バージョンが表示されたら成功です npm --version 4. 下記コマンドを実行して appium-doctor をインストールします npm install -g appium-doctor 5. 下記コマンドを実行して appium-doctor を起動します appium-doctor すべての項目が となっていれば Appium は正しく動作します
太字の部分は上記で調べた各々の Android SDK と Java の場所を入れてください Cognizant Intelligent Test Scripter のダウンロード 1. 下記サイトから cognizant-intelligent-test-scripter-***-setup.zip をダウンロードします https://github.com/cognizantqahub/cognizant-intelligent-test-scripter/releases/latest( 外部リンク ) 2. ダウンロードしたファイルをデスクトップなど任意の場所に解凍します 拡張証明書のインストール 1. 解凍したフォルダ内にある Extensions の中の Ext_Certificate.cer をダブルクリックします
2. [ 証明書のインストール ] をクリックし 証明書のインポートウィザードを開きます 3. [ 次へ ] をクリックします
4. 証明書をすべて次のストアに配置するにチェックを入れ [ 参照 ] をクリックします
5. 信頼されたルート証明機関を選択し [OK] をクリックします 6. [ 次へ ] をクリックします 7. [ 完了 ] をクリックします
CITS を起動する 解凍したフォルダ内にある Run.bat をダブルクリックすると CITS が起動します Sikuli OCR サポート 1. 下記サイトよりデータファイルをダウンロードします 英語版データファイル v3.02( 外部リンク ) 他の言語 ( 外部リンク ) 2. フォルダを作成してそこにコピーします コマンドプロンプトで下記コマンドを入力し Enter キーを押してください mkdir %APPDATA%SikulixSikulixTesseracttessdata 3. エクスプローラーで %APPDATA%SikulixSikulixTesseracttessdata へ移動します
4. ダウンロードした tesseract-ocr-x.xx.eng.tar.gz を解凍して tessdata の中身を全て先ほど開いた空っぽの方の tessdata へコピーします これで Windows へのインストールは完了です インストールまとめ インストール方法は以上となります 無事に CITS を起動させることができましたでしょうか その時々のバージョンなどによってインストール方法が異なるため エラーが出る場合は ご自身でそれぞれのサイトにある情報を確認して からインストールいただくことをおススメします 次回は 新規プロジェクト作成から簡単なテスト設計とテスト結果までの操作方法を説明したいと思います 第 3 回クイックスタート >> Copyright 2019, Cognizant. All rights reserved. 本書の著作権はコグニザントジャパン株式会社に帰属します 当社の書面による事前許可なく 本書の全 体またはその一部をいかなるデータ蓄積手段により無断で複写 複製 情報検索システムに登録することを禁じます 本文書に記載されている内容は 予告なく変更され る場合があります また 本書に記載されている他社商標の所有権は各社に帰属します