Digital Notarization Authority 電子公証サービス ユーザーズガイド 第一部 ー導入編ー CAVA (2014/12/16)
電子公証サービスユーザーズガイド 第一部 - 導入編ー はじめに 第 1 章電子公証サービスの全体像 第 2 章電子公証サービスをご利用頂くための環境 1. ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート手順 2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順 3. JavaTM 2 Runtime Environment (J2SE) のインストール 補足説明 1. 拡張子を表示させる設定 2. パスワード設定画面 ( CryptAPI 秘密キー がデフォルト表示されている場合 ) 重要新規発行された証明書のバックアップ 3 5 6 7 8 18 27 28 28 30 33 33 2
はじめに 本ガイドは 日本電子公証機構電子公証サービスのご利用方法を解説したものです 第一部 (- 導入編 -) 電子公証サービスについての概要と 電子証明書のインポート手順及び電子公証サービスを利用する前にしておかなければならない環境設定について記述しています ( 本書です ) 第二部 (- 運用編 -) CAVA スタッフの皆様が エヌ ティ ティコムチェオ株式会社様との間で取り交わされる電子契約等の授受について 電子公証サービスの操作方法について記述しています 2007 年 10 月 29 日に廃止となりました 第三部 (- 電子証明書の更新編 -) 新しい電子証明書が発行され 古い電子証明書が不用となった時の古い電子証明書の削除手順と新しい電子証明書のインポート手順について記述しています 電子証明書について電子証明書には 本ガイドで解説している電子公証サービスをメンバーとして利用する際に必要な電子公証サービス用の証明書と 本ガイドではインポート方法についてのみ記述している契約書 請求書に施すための電子証明書 ( ビジネスユース証明書 TypeⅠ) があります ビジネスユース証明書 TypeⅠ の利用方法については エヌ ティ ティコムチェオ株式会社様から 署名検証ソフト と共に CAVA スタッフの方に送られる資料をお読み下さい ビジネスユース証明書 TypeⅠ について 本ガイドではインポート方法についてのみ記述しています ご案内させていただいているオペレーション画面は Windows7 を基本に作成しております WindowsVista Windows8 Windows8.1 で表示内容が異なる場合には それぞれの画面を追加しております 3
はじめに 電子公証サービスは 電子ファイルの だれが なにを いつ だれと を証明します 電子公証サービスは お客様が作成 所有する電子ファイルについて その本人性と原本性を 日本電子公証機構が第三者として証明するサービスです 作成者の本人性が証明された環境で電子ファイルの原本性を確保し 電子キャビネットに保存 さらに これらのファイルを許可した相手に対して安全に共有することができます あなたのビジネスに 安全と安心 を提供します インターネット公証センター電子公証サービス 電子公証サービスご利用者 登録 / 保存依頼 非改ざん証明 長期保存 アクセス & ダウンロード 関連担当者や取引各社 謄本取得 利用状況管理 証跡確認 共有交換 証明要求 & 証明書発行 だれが デジタル証明書によって 本人確認をします これによりあなた自身が電子公証サービスのご利用者であることを証明します なにを 電子ファイルから固有の情報 ( ハッシュ値 いわば指紋のようなもの ) を抽出します これにより電子ファイルに変更や改ざんがなされた場合にその証明をします いつ電子公証サービスで証明申請や保存申請した登録日時を付与します この登録日時は 外部機関が発行管理します これによりあなたがその日時に電子公証サービスに登録したことや電子ファイルがその日時に存在したことを証明します だれと電子ファイルを入手 ( 受信 ) した人を その受信時刻とともに特定します 到達主義 に基づいて 受信者側に電子文書が格納された事実を証明可能としています 4
第 1 章電子公証サービスの全体像 4 利用許可通知 5 ダウンロード 電子公証サービスのメンバー 6 証明要求 1 登録 保存申請 2 登録証発行 3 利用許可 7 結果応答 8 利用管理閲覧 * これは ある一部の利用形態を図式化しています 1 電子公証サービスご利用者 ( メンバー ) は 電子ファイルを専用ソフト等で電子公証サービスへ送信します 2 電子公証サービスは 受け取った電子ファイルの固有値やタイムスタンムから 登録証 を生成し メンバーへ返信します 3 メンバーは 該当電子ファイルを利用許可する相手を指定します 4 電子公証サービスは 利用許可を受けた相手に対して 通知メールを送信します 5 利用許可を受けた相手は 通知メールに記載のURLアドレスにアクセスし 電子ファイルをダロードします ウン 6 該当のファイルについて だれが なにを いつ を証明したい場合は 電子公証サービスへ証明依頼をします 7 電子公証サービスは 該当電子ファイルの一致不一致を検証し 証明依頼者に対して回答します 8 メンバーは 利用許可を受けた相手が 該当電子ファイルをダウンロードしたか 証明要求をかなどの記録を秒単位で確認することができます した 5
第 2 章電子公証サービスをご利用頂くための環境 メンバー環境 1) インターネットに接続されたパソコン 2) 対応 OS : Windows/Vista/7/8/8.1 Macintoshは 対応しておりません 3) ブラウザ : Internet Explorer8 以上 4) メール ツール : Microsoft Outlook Eudora Netscapeなど 5)Java Plug-in JavaTM 2 Runtime Environment (J2SE) Version 1.4.2_06 以上 6) メモリサイズ : 128M 以上を推奨 ビジター環境 ( 証明権利取得者または電子ファイルの受信者 ) 1) ブラウザ : Internet Explorer8 以上 2) メール ツール : Microsoft Outlook Eudora Netscape など 6
この章では 電子公証サービスをご利用頂くための環境設定と ビジネスユース証明書 TypeⅠ 電子公証サービス用証明書のインポート手順について解説します 環境設定 次の順序 1 で 設定を行ないます 1. ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート 2. 電子公証サービス用証明書のインポート 3. Java(TM2) Runtime Environment (J2SE) のインストール 1. 設定の順序については 上記の順序通りに行なう必要はなく 任意の順序で設定することは可能です 7
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート手順 ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート手順について説明しています 1-1. ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート先ず始めにお送りしたビジネスユース証明書 TypeⅠのファイル ( 拡張子が pfx ) をダブルクリックします ( 拡張子 pfx が表示されない場合は 補足説明の1. 拡張子を表示させる設定 を参照下さい ) 証明書のインポートウィザードが起動します 1) 次へ次へ ボタンボタンをクリックします Windows8 Windows8.1 の場合保存場所を選択するラジオボタンが画面中央に表示されますので 現在のユーザー を選択してください 8
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 2) 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 9
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 3) お届けしたパスワード ( パスワード.txt ファイル ) を入力し 秘密キーの保護を強力にする と 秘密キーにエクスポート可能にする すべての拡張プロパティを含める にチェックして 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 10
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 4) 証明書の種類に基づいて 自動的に証明書ストアを選択する証明書の種類に基づいて 自動的に証明書ストアを選択する をチェックして 次へ次へ ボタンをクリックします 11
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 5) 完了完了 ボタンボタンをクリックします 12
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 6) セキュリティレベルの設定セキュリティレベルの設定 ボタンボタンをクリックします 次に 下のセキュリティレベルの選択画面が表示されます 7) 高 を選択して 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 13
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート手順 ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポート手順について説明しています お使いの PC によっては 以下の画面と異なる pprove と入力する入力欄が CryptAPI 秘密キー とグレイアウト表示されます この場合は 補足説明の 2. パスワード設定画面 ( CryptAPI 秘密キー がデフォルト表示されている場合 ) を参照下さい pprove と入力してください 任意のパスワードをいれてください 上のパスワードを誤りなく繰り返してください 8) マスターパスワードとパスワードを入力し 完了完了 ボタンボタンをクリックします 重要 ) ここで入力した任意のパスワードはビジネスユース証明書 TypeⅠ を使用するときにきいてきますので 忘れないで下さい 9) OK ボタンボタンをクリックします 14
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 10) はいはい ボタンボタンをクリックします 11) OK ボタンボタンをクリックします 以上で ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポートは終了です 次に 1-2. インポート結果の確認 へお進み下さい 15
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 1-2. インポート結果の確認 1)Internet Explorerを起動し メニューから ツールツール をクリックし インターネットオプションを選択します 2) インターネットオプションのダイアログボックスから コンテンツコンテンツ タブをクリックし 証明書証明書 ボタンボタンをクリックします 16
1. ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順ここでは ビジネスユース証明書 TypeⅠのインポート手順について説明しています 1-2. インポート結果の確認 3) 証明書ダイアログボックスから 次の証明書がストアされていることを確認します 個人発行先 : お客様のお名前 ( ローマ字表記 : FamilyName FirstName ) 発行者 :jnotary pprove CA01 信頼されたルート証明機関発行先 : jnotary pprove CA01 発行者 : jnotary pprove CA01 以上で ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポートと確認は終了です 17
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順 ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 2-1. 電子公証サービス用証明書のインポート 先ず始めにお送りした電子公証サービス用証明書ファイル ( 拡張子が pfx ) をダブルクリックします ( 拡張子 pfx が表示されない場合は 補足説明の 1. 拡張子を表示させる設定 を参照下さい ) 証明書のインポートウィザードが起動します 1) 次へ次へ ボタンボタンをクリックします Windows8 Windows8.1 の場合保存場所を選択するラジオボタンが表示されますので 現在のユーザー を選択してください 18
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 2) 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 19
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 3) お届けしたパスワード ( パスワード.txt ファイル ) を入力し 秘密キーの保護を強力にする 秘密キーにエクスポート可能にする すべての拡張プロパティを含めるにチェックして 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 20
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 4) 証明書の種類に基づいて 自動的に証明書ストアを選択する証明書の種類に基づいて 自動的に証明書ストアを選択する をチェックして 次へ次へ ボタンをクリックします 21
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 5) 完了完了 ボタンボタンをクリックします 22
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 6) セキュリティレベルの設定セキュリティレベルの設定 ボタンボタンをクリックします 下のセキュリティレベルの選択画面が表示されます 7) 高 を選択して 次へ次へ ボタンボタンをクリックします 23
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順 ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています お使いの PC によっては 以下の画面と異なる 電子公証サービス と入力する入力欄が CryptAPI 秘密キー とグレイアウト表示されます この場合は 補足説明の 2. パスワード設定画面 ( CryptAPI 秘密キー がデフォルト表示されている場合 ) を参照下さい 電子公証サービス と入力してください 任意のパスワードをいれてください 上のパスワードを誤りなく繰り返してください 8) マスターパスワードとパスワードを入力し 完了完了 ボタンボタンをクリックします 重要 ) ここで入力した任意のパスワードは電子公証サービス用証明書を使用するときにきいてきますので 忘れないで下さい 9) OK ボタンボタンをクリックします 24
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 10) はいはい ボタンボタンをクリックします 11) OK ボタンボタンをクリックします 以上で 電子公証サービス用電子証明書のインポートは終了です 次に 2-2. のインポート結果の確認 へお進み下さい 25
2. 電子公証サービス用証明書のインポート手順ここでは 電子公証サービス用証明書のインポート手順について説明しています 2-2. インポート結果の確認 1)Internet Explorerのメニューから ツールツール => インターネットオプションインターネットオプション を 選択します ( 画面イメージ P16 を参照 ) 2) インターネットオプションのダイアログボックスから コンテンツタブコンテンツタブ を選択し 証明書証明書 を選択します ( 画面イメージP16を参照 ) 3) 証明書ダイアログボックスから 次の証明書がストアされていることを確認します 個人発行先 : お客様のお名前 ( ローマ字表記 :FirstName : FamilyName) 発行者 : Japan Digital Notarization Authority CA01 信頼されたルート証明機関発行先 : Japan Digital Notarization Authority CA01 発行者 : Japan Digital Notarization Authority CA01 以上で 電子公証サービス用証明書のインポートと確認は終了です 26
3. JavaTM 2 Runtime Environment (J2SE) のインストールここでは J2SEのインストールについて説明しています 以下のサイトから JAVA のバージョンの確認 をクリックして 推奨されたバージョンの Javaをインストールしていることを確認してください 推奨されたバージョンのJavaがインストールされていない場合は 画面の指示に従って Javaのダウンロードとインストールを行います http://java.com/ja/download/installed.jsp 既に 推奨されたバージョンの Java がインストール済の場合 また ここで Java のダウンロードとインストールが完了した場合 ビジネスユース証明書 TypeⅠ のインポートと 電子公証サービスを利用する前にしなければならない環境設定 ( 第 1 部ー導入編ー CAVA 用 ) は すべて完了しました 27
補足説明 1. 拡張子を表示させる設定 Windows のデフォルト設定では 拡張子を表示しない設定になっています 拡張子を表示させるためには 次の手順を行います Windows7 WindowsVistaの場合 エクスプローラを起動し メニューにある 整理整理 => フォルダと検索のオプションフォルダと検索のオプション を選択します ( または コントロールパネルから フォルダーオプションを選択します ) フォルダーオプションのダイアログボックスが表示されますので 表示表示 タグを選択します ファイルとフォルダーの表示ファイルとフォルダーの表示 にある 隠しファイル 隠しフォルダ および隠しドライブを表示する を選択して OK ボタンボタンをクリックして終了します WindowsVistaの場合は すべてのフォルダとファイルを表示する を選択してください これで 拡張子が表示される設定となります 28
補足説明 1. 拡張子を表示させる設定 Windows8 Windows8.1の場合 表示表示 タグにある ファイル名拡張子 隠しファイル をチェックを入れます これで 拡張子が表示される設定となります 29
補足説明 2. パスワード設定画面 ( CryptAPI 秘密キー がデフォルト表示されている場合 ) 電子証明書 ( ビジネスユース証明書 TypeⅠ または 電子公証サービス用証明書 ) をインポートする際に設定するパスワードの画面で マスターパスワードの欄が CryptAPI 秘密キー とグレイアウト表示される場合があります (Windows Vista の場合 ) この場合は パスワード : 及び 確認入力 : のみを入力してください 任意のパスワードをいれてください 上のパスワードを誤りなく繰り返してください 2ヶ所の項目 ( パスワード ) を入力し 完了完了 ボタンボタンをクリックしてください 重要 ) ここで入力した任意のパスワードは当該証明書を使用するときにきいてきますので 忘れないで下さい 証明書を使用する際には 次ページの画面が表示されます 30
補足説明 前ページで設定した任意のパスワードを入力します アクセス許可の付与アクセス許可の付与 を選択して 当該証明書をインポートする際に設定したパスワード ( 前ページで設定した任意のパスワード ) を入力し OK ボタンボタンをクリックします Windows8 Windows8.1の場合以下の画面が表示されますので パスワードを入力して 許可許可 ボタンボタンをクリックします 31
補足説明 WindowsVistaの場合以下の画面が表示されますので パスワードを入力して OK ボタンボタンをクリックします 前ページで設定した任意のパスワードを入力します 32
重要 新規発行された証明書のバックアップ ビジネスユース証明書 TypeⅠ と電子公証用の証明書ファイル ( 拡張子が pfx ) は パスワード ( パスワード.txt ファイル ) と共に 必ず媒体に保存して下さい PC の買い替え 初期化等で電子証明書が削除されてしまった場合は 保存した媒体から再度インポートして下さい 33