Tivoli Storage Manager FastBack 6.1 Windows 用ブート CD の作成 日本アイ ビー エム株式会社ソフトウェア事業 Tivoli テクニカルセールス 2010/3/88/3/05 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
注意事項 当資料は日本アイ ビー エム ( 株 ) の正式なレビューを受けておりません 当資料はマニュアルをはじめとする正式なドキュメントの補完資料として参照して下さい 以下は IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です AIX, AS/400, BLADECENTER, BLUEGENE, DB2, E-BUSINESS, IBM, ISERIES, MICRO-PARTITIONING, TIVOLI, Lotus, Lotus Domino, Lotus inotes, Lotus Notes, Lotus Sametime, OS/390, PSERIES, RATIONAL, RS/6000, S/390, SECUREWAY, WEBSPHERE, XSERIES, Z/OS, ZSERIES Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です Microsoft Windows Windows NT および Windows ロゴは Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です Pentium MMX Intel Intel Inside ( ロゴ ) は Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です Linux は Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です 他の会社名 製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です 便宜上記載する場合がありますが それら権利を侵害する意志や目的はありません 2 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
注意事項 本資料は下記の環境を使用しています ご使用の環境により画面イメージが異なることがあります FastBack Server FastBack Client BMR ブート CD の作成 Windows Server 2008 (x86) Windows Server 2008 (x86) Windows Server 2008 (x86) 3 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
FastBack for Bare Machine Recovery の流れ この手順書では FastBack によるシステム リカバリーを実行するための手順をまとめています FastBack の導入 構成 * システムバックアップのポリシーを定義 * Windows 用のブート CD 作成 FastBack を使用してシステムバックアップを取得 * FastBack BMR によるシステムリカバリーの実行 ブート CDを作成 ブート CD を作成するマシンは FastBack サーバーやクライアントとは別のマシンでもかまいません 仮想環境等で iso ファイルを指定し CD ブート可能な場合は CD イメージを CD へ焼く必要はありません 保護対象サーバー FastBackクライアント FastBackマウント host02 ブート CDで起動 管理サーバー FastBack サーバー FastBack マウント FastBack マネージャー レポジトリ ( バックアップデータ保管庫 ) *: システムバックアップの取得手順は 本ガイドには含まれていません 別途実施しておいてください FastBack xxx : 導入 構成済み 4 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
Windows 用のブート CD 作成 5 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
( 参考 ) 事前準備 下記モジュールの入手 Windows 自動インストールキット (AIK) 下記の URL からダウンロード http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=94bb6e34-d890-4932-81a5-5b50c657de08&displaylang=ja TestDisk 下記の URL から TestDisk Windows 版をダウンロード http://www.cgsecurity.org/wiki/testdisk_download Lister 下記の URL から Lister (32bit) をダウンロード http://www.ghisler.com/lister/ ( オプション ) 該当システムのネットワークドライバーとストレージドライバーの入手 例 :vmware workstation がリストア先となる場合 ネットワークドライバー (vmxnet) が必要になるケースがあります GuestOS 上の vmware tools に入っていますので 任意のフォルダーへコピーしておきます C: Program Files VMware VMware Tools Drivers vmxnet バックアップを実行したマシンと異なるマシンへリストアする場合はリストア先のシステム用のドライバーも入手しておきます 下記リンク先にサポートするデバイス一覧があります http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=3508&context=ss9nw2&uid=swg21385896 Windows AIK のインストール 前提ソフトウェアの導入.Net Framework MS XML Windows AIK の導入 6 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
事前準備 -Windows AIK のインストール ダウンロードしたファイルの拡張子は.IMG となっています 適宜.iso 等へ編集します CD または CD イメージファイルを CD ドライブへセットして 各モジュールをインストールします 1.NET Framework 2 MSXML 3 Windows AIK 3 1 2 Windows AIK のインストールイメージは ブート CD 作成時にもし使用しますので そのまま CD ドライブへセットしておきます 7 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 1 任意のドライブに FastBackBMR ディレクトリを作成します 例 :C: FastBackBMR 作成した FastBackBMR ディレクトリ内に 下記ツリー構造となるようフォルダーを作成します FastBackBMR TestDisk Lister DissimilarStorageDrivers PEDrivers NetworkDrivers StorageDrivers 8 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブートCDの作成 2 事前に準備したドライバーを 各ディレクトリ内にコピーします ストレージドライバー FastBackBMR PEDrivers StorageDrivers ネットワークドライバー FastBackBMR PEDrivers NetworkDrivers 追加のストレージドライバー FastBackBMR DissimilarStorageDrivers FastBackBMR TestDisk Lister 追加のストレージドライバー バックアップを実行したマシンと異なるマシンへリストアする場合に ドライバーを追加するときに使用します DissimilarStorageDrivers PEDrivers ネットワークドライバー CD ブートしたマシンから FastBack 管理サーバーのリポジトリへ接続するために使用します NetworkDrivers StorageDrivers ストレージドライバー CD ブートした状態で リストア先のディスクを認識するために使用します 9 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 3 事前に入手していたTestDiskおよびListerを展開し 各々コピーします TestDisk FastBackBMR TestDisk Lister FastBackBMR Lister FastBackBMR TestDisk Lister TestDisk-xxx.zip を展開したファイル Lister32.zip を展開したファイル DissimilarStorageDrivers PEDrivers NetworkDrivers StorageDrivers ( 参考 ) 上記は ネットワークドライバーの vmxnet を組み込んだ場合です 10 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 4 FastBack for Bare Machine Recoveryのインストールイメージの準備します CDまたは.isoイメージを使用する場合 CDドライブへセットします インストールイメージを展開して使用する場合 ( 最新のFixpackを使用する場合など ) ダウンロードしたzipファイルを任意のディレクトリへ展開します 展開したディレクトリ内にあるsetup.exeをダブルクリックします 導入時に使用する言語 日本語 を選択して OK をクリックします 11 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 5 次へ をクリックします 12 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 6 ソフトウェア ライセンス情報を確認して 使用条件の条項に同意します にチェックして 次へ をクリックします 13 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 7 セットアップ タイプで すべて を選択して 次へ をクリックします 14 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 8 インストール をクリックします 15 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 9 完了 をクリックします 16 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 10 BMR 用の FastBackWinBMR.zip ファイルが以下の例のようにインストール先フォルダ内の bmr フォルダに保存されますので この zip ファイルを任意のフォルダ ( 例 : C: Seminar code BMR) に展開します この zip ファイルの展開先は 後ほど必要になりますので展開先を確認しておいてください 17 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 11 コマンドプロンプトを開き zip ファイルを展開したパスへ移動します cd C: Seminar code BMR と入力して Enter を押します Installation ディレクトリへ移動します cd Installation と入力して Enter を押します 18 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 12 BuildTSMFastBackBMRCD.bat コマンドを実行します ( 実行画面は次頁をご参照ください ) Windows AIK のインストールディレクトリ デフォルトのパスでインストールした場合 C: Program Files Windows AIK になります パスを確認して Enter を押します 事前準備したディレクトリのパス デフォルトは C: FastBackBMR です 準備した環境に合わせて入力し Enter を押します FastBack for BMR のインストールイメージのパス FastBack for BMRのインストールイメージは FastBackWinBMR.zipファイルを展開したパスを入力し ( 例 : C: Seminar code BMR) ) Enterを押します 言語の指定 日本語を使用するので ja-jp と入力して Enter を押します Windows AIK のインストールイメージのパス Windows AIK インストールイメージをセットしたドライブレターを入力して Enter を押します キーボード レイアウトの指定 日本語キーボードのレイアウトを使用するので ja-jp と入力して Enter を押します ブート CD イメージの作成が始まります 19 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 13 参考 20 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
ブート CD の作成 14 ブート CD イメージが作成されたことを確認します 作成されたwinpe_x86.iso というファイルをCD-RやCD-RWなどにコピーしブートCDを作成します 21 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 22 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 1 対象マシンに作成したブート CD をセットして CD ブートします 起動時に Press any key to boot from CD or DVD というメッセージが表示されたら 任意のキーを押します このメッセージが表示されている間に キーを押してください 23 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 2 使用条件を確認して 同意する をクリックします 24 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 3 IP アドレスを設定して 次へ をクリックします 25 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 4 リポジトリへ接続するための情報を入力します ( 詳細は次頁をご参照ください ) 26 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 5 リモート FastBack リポジトリの共用資格情報 CD ブートしたマシンのローカルにリポジトリがある場合 ドメイン ユーザー名 パスワードを入力する必要はありません CD ブートしたマシンのネットワーク上にリポジトリがある場合 ドメイン ユーザー名 パスワードは FastBack Manager の一般構成の FastBack Mount アクセス タブで設定した Windows ユーザーまたはグループに所属する Windows ユーザーのユーザー情報を入力します なお NAS をリポジトリにしている場合は Fastback Manager の一般構成の Fastback Mount アクセス と リモート リポジトリ アクセス に設定するユーザー情報を 同じドメインに所属する Windows ユーザーにする必要があります 27 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 6 リポジトリ共用のパスを指定 CD ブートしたマシンのローカルにリポジトリがある場合 リポジトリのドライブレターを入力します 例 E: CD ブートすると Disk 構成によってはドライブレターが変更されている場合があります CD ブートしたマシンの Disk 構成を先にご確認ください > ブート CD を実行しているマシンのドライブ名やドライブレターを Lister で確認します > Lister は表示方法 FastBackBMR 画面の左上の i をクリック > ログ をクリック > ポップアップメッセージ画面で OK をクリック > Lister 画面の左メニューの コンピューター を選択 CD ブートしたマシンのネットワーク上にリポジトリがある場合 リポジトリへのパスを入力します 例 < ホスト名 > < リポジトリの共有フォルダ名 > リポジトリの共有フォルダ名の確認方法 > FastBack サーバーの マイコンピュータ を開く > リポジトリのドライブを右クリックし プロパティ をクリック > 共有 のタブをクリック > 共有名 から <FB_REP_xxxx> で始まる共有名 28 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 7 リストアするスナップショットを選択して スナップショットの追加 をクリックします リストアしたいスナップショットが複数ある場合は 同様の手順で追加します 29 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 8 リストア をクリックします 30 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 9 宛先ディスク ( ディスク 0) を選択し ディスク シグニチャーを 元のディスク シグニチャーを使用 を選択して ディスク リストアの開始 をクリックします リストア先のディスクに対して スナップショットを追加した順で区画を再作成してリストアします 31 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 10 Bare Machine Recovery の確認 ウィンドウが表示されるので 選択したスナップショットの情報や宛先ディスクについての情報を確認した後 はい をクリックします 32 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 11 リストアが正常に完了しました と表示されたら OK をクリックします 33 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 12 システムを再起動するために 閉じる をクリックしてウィンドウを閉じます 34 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 13 メッセージを確認して はい をクリックします システムが再起動を始めると Windows エラー回復処理 の画面が表示されますが そのまま Windows を通常起動する を選択して起動してください 35 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 14 Windowsが起動します ログオン後に シャットダウン イベントの追跡ツール 画面が表示されます コメント欄に任意の文字を入力して OK をクリックします 任意の文字 ( ブランクなど ) を入力してください 36 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
システム リカバリーの実行 - 参考情報 - 異種ハードウェアへのリストア リストアされたデータ構造が宛先ディスクのハードウェア構成に一致しない場合は 再始動後にオペレーティング システムが実行できず リストアされたマシンにブラック スクリーンまたはブルー スクリーンが表示されます FastBack for Bare Machine Recovery CD に含まれている Any-to-Any HW Restore ユーティリティーを使用して修復を試みてください 37 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます
参考情報 Information Center http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tsmfbinf/v6/index.jsp?topic=/c om.ibm.tsm.fb.bmr.doc/bmr_use/c_fast_bmr_overview.html 38 この文書のデータの利用または公開には 最終ページに記載されている制限事項が適用されます