編 目 次 (1) 据付工事 E- 2 (2) 補足 E-25 2. 電気工事要領 E-34 3. 試運転要領 (1) 既設配管対応判定フロー E-46 (2)< ケース 1> 既設配管利用の場合 ( 配管洗浄なし ) E-47 (3)< ケース 2> 既設配管利用の場合 ( 配管洗浄あり ) E-48 (4)< ケース 3> 配管新規の場合 E-49 E-1
(1) 据付工事 U-GSH560 710 850T1DR E-2
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(2) 補足 1) 冷媒配管の取り回しに関する注意 GHP と EHP では 室外機の冷媒配管取り出し方向が異なりますので 冷媒配管の取り回しを考慮して EHPの設置方向を決定してください GHP: 背面側が冷媒配管取り出し方向 ( ロゴがある側が正面側となります ) EHP: 正面側が冷媒配管取り出し方向 ( ロゴがある側が正面側となります ) 室外機の正面を合わせる場合( 防振架台を使用しない場合 ) 冷媒配管右 冷媒配管左 EHP 右 GHP EHP EHP 左 EHP GHP 200mm 以上 200mm 以上 GHPの正面に配管をしないでください メンテナンスの妨げになります EHP 正面 300mm 以内に配管 配線をしないでください メンテナンスの妨げになります GHPとEHPの間にEHPの冷媒配管を通す場合 配管ラッキングのために200mm 以上の間隔を空けてください 配管取り出し方向を合わせる場合( 防振架台を使用しない場合 ) 冷媒配管右 冷媒配管左 EHP 右 GHP 300mm 以上 EHP 300mm 以上 300mm 以上 300mm 以上 EHP 左 EHP GHP EHP 正面 300mm 以内に配管 配線をしないでください メンテナンスの妨げになります E-25
防振架台を使用する場合 GHPのみ防振架台(EHPは防振マット) を使用する場合およびGHP EHP 共に防振架台を使用する場合は 下記に従ってください GHPとEHPの配管合流部はGHPの冷媒配管取り出し口から1.5m 以上離れた位置とし GHPの冷媒配管は各室外機毎に1.5m 以上離れた場所で固定してください 1.5m 未満の位置で合流 固定を行なうと 振動による配管破損の原因となります 冷媒配管右 1.5m 以上 300mm 以上 冷媒配管左 1.5m 以上 300mm 以上 GHP EHP EHP 右 1.5m 以上 1.5m 以上 1.5m 以上 1.5m 以上 300mm 以上 300mm 以上 EHP GHP EHP 左 1.5m 以上 1.5m 以上 正面 正面 200mm 以上 200mm 以上 GHPの正面に配管をしないでください メンテナンスの妨げになります EHP 正面 300mm 以内に配管 配線をしないでください メンテナンスの妨げになります GHPとEHPの間にEHPの冷媒配管を通す場合 配管ラッキングのために200mm 以上の間隔を空けてください E-26
2) 防雪フードの使用について GHP 本体の上部には下図に示すように 冷却水封入口があります 防雪フードを使用する場合には 冷却水の補充やエアー抜きができるように現地手配時に配慮してください 背面側 室外ユニットの騒音や排ガスによる臭いが 近隣に影響を及ぼさないよう フードの設置方向や排気延長キットとの組み合わせなど設置時に 配慮してください 3) 架台上に室外ユニットを設置する場合 安全にメンテナンス作業を行うため 高い基礎上に室外ユニットを設置しメンテナンス時に脚立等の使用が必要な場合には 図のようなメンテナンス空間を設け 脚立等に乗らずに作業できるようなスペースを設けてください また 落下の危険がある場合には手すり等の安全策を講じてください 室外ユニット 作業スペース 架台 E-27
4) 冷媒配管相当長配管系統に使用する継手部品の直管相当長さは 下表を参照して配管システムの設計を行います 継手部品の直管相当長さ単位 [ m ] 吸込管または φ9.52 φ12.7 φ15.88 φ19.05 φ22.22 φ25.4 φ28.58 φ31.75 φ38.1 太管 ( ガス管 ) 90 エルボ 0.15 0.3 0.35 0.42 0.48 0.52 0.57 0.7 0.79 45 エルボ 0.1 0.23 0.26 0.32 0.36 0.39 0.43 0.53 0.59 ティーズ 0.2 0.5 0.5 0.6 0.8 0.9 0.9 ソケット 0.05 0.1 0.11 0.12 0.14 0.16 0.18 U 字管曲げ (R60~100mm) 0.7 0.9 1.05 1.26 1.44 1.56 1.71 2.1 2.37 トラップベンド 1.8 2.3 2.8 3.2 3.8 4.3 4.7 5.0 5.8 分岐管 0.5 ヘッダー配管 1 サービス用ボールバルブ 相当長換算不要 曲げパイプの直管相当長 R 相 当 長 d 45 曲げ 90 曲げ 180 曲げ 0.5 25.0 d 40.0 d 53.5 d 1.0 12.0 d 18.5 d 25.8 d 1.5 7.8 d 12.2 d 16.4 d 2.0 6.4 d 10.0 d 13.4 d 2.5 5.9 d 9.2 d 12.3 d 3.0 5.7 d 9.0 d 12.0 d 3.5 5.9 d 9.2 d 12.2 d 4.0 6.4 d 10.0 d 13.4 d 4.5 7.1 d 11.0 d 14.8 d 計算例 d: 外径 R: 曲げ半径 R 30 = =1.57 d 19 ( 例 ) 19mmのパイプを半径 30mm で90 曲げた場合 (d=19 R=30) 表より 相当長 =12.2 19=231mm 0.23mになる E-28
5) 分岐管要領 APR-P160B E-29
APR P680B E-30
SGP PCH1400K E-31
6) ヘッダー配管の要領 ヘッダー配管は 下図に示す向きにて使用してください 特に垂直使用の場合には 注意してください 水平使用 垂直使用 1 水平横向き使用 15 ~30 傾けて使用してください 室内ユニット側分岐配管は 下図のように必ず 1 度立ち上げてから横引き配管してください 2 水平上向き使用 室内ユニット側の冷媒配管サイズに合わせヘッダー配管の分岐部分を切断し 使用してください 室内 3 台で使用する場合 3 台分は室内ユニット側の冷媒配管サイズに合った所で切断し 結合してください 使用しない所はそのまま状態で使用してください 室内 5~8 台使用する場合は下図のようにヘッダー配管を 2 個結合して使用してください ヘッダー配管の結合 配管の切断位置は下図を参照してください 詳細については 据付工事説明書を参照してください E-32
7) 冷媒配管接続作業 冷媒配管材料材質 :JIS H 3300 銅管および銅合金継目無管 りん脱酸銅 (C1220) 配管径サイズ : 配管サイズは表 1 によるものをご使用ください 表 1. 配管を新設する場合 単位 mm 配管呼外径 φ9.52 φ12.7 φ15.88 φ19.05 φ22.22 φ25.4 φ28.58 φ31.75 φ38.1 肉厚 T0.8 T0.8 T1.0 T1.2 T1.0 T1.0 T1.0 T1.0 T1.1 T1.35 タイプ O 材 1/2H 材またはH 材 E-33
2. 電気工事要領 U-GSH560 710 850T1DR E-34
2. 電気工事要領 E-35
2. 電気工事要領 E-36
2. 電気工事要領 E-37
2. 電気工事要領 E-38
2. 電気工事要領 E-39
2. 電気工事要領 E-40
2. 電気工事要領 E-41
2. 電気工事要領 E-42
2. 電気工事要領 E-43
2. 電気工事要領 E-44
2. 電気工事要領 E-45
(1) 既設配管対応判定フロー 3. 試運転要領 既設配管が再利用可能か? 配管サイス 配管長制限を満足するか? Yes No 既設ユニットの冷凍機油は適合しているか? [ 鉱物油 ]:suniso フレオール S MS [ 合成油 ]: アルキルヘ ンセ ン系 (HAB ハ ーレルフリース ) エステル系 エーテル系 (PVE のみ ) 既設機が GHP 且つ PAG 油 (HP-5S/7/9 PR など ) を使用していた場合 または不明の場合には要配管洗浄 No Yes 既設機での圧縮機トラフ ル暦はないか? レアショート 水分チョーク 酸化スケール等異物混入はないか? Yes No 既設配管内の汚れは問題ないか? 色相は問題ないか? 残渣物 磨耗粉が残っていないか? Yes No 配管洗浄なし 配管洗浄あり 配管新規 E-46
(2)< ケース 1> 既設配管利用の場合 ( 配管洗浄なし ) 3. 試運転要領 1 機器入れ替え 確認 2 各種設定 確認 3 ハ ッケーシ エアコンの閉鎖弁 ( 液 / カ ス / ハ ランス ) を 全閉 GHP の室外メイン基板より室外ユニット接続台数を 1 台に設定ハ ッケーシ エアコンの電源フ レーカを off 4GHP 単独で強制暖房試運転 (30 分 ) 5 ハ ッケーシ エアコンの閉鎖弁 ( 液 / カ ス / ハ ランス ) を 全閉 GHP の室外メイン基板より室外ユニット接続台数を 2 台に設定ハ ッケーシ エアコンの電源フ レーカを on 6GHP( 親機 ) から強制試運転モート にて試運転実施 7 機器異常確認および運転テ ータ確認 8 作業終了 E-47
(3)< ケース 2> 既設配管利用の場合 ( 配管洗浄あり ) 1 機器入れ替え 確認 3. 試運転要領 2 各種設定 確認 3 ハ ッケーシ エアコンの閉鎖弁 ( 液 / カ ス / ハ ランス ) を 全閉 GHP の室外メイン基板より室外ユニット接続台数を 1 台に設定ハ ッケーシ エアコンの電源フ レーカを off 4GHP 単独で強制暖房試運転で共洗洗浄 (30 分 ) 5 オイル (FV68S) 入替 6 手順 4 5 を 3 回実施 7 オイル (FV68S) 入替 8 ハ ッケーシ エアコンの閉鎖弁 ( 液 / カ ス / ハ ランス ) を 全閉 GHP の室外メイン基板より室外ユニット接続台数を 2 台に設定ハ ッケーシ エアコンの電源フ レーカを on 9GHP( 親機 ) から強制試運転モート にて試運転実施 10 機器異常確認および運転テ ータ確認 11 作業終了 E-48
(4)< ケース 3> 配管新規の場合 3. 試運転要領 1 確認 2 各種設定 確認 3GHP( 親機 ) から強制試運転モート にて試運転実施 4 機器異常確認および運転テ ータ確認 5 作業終了 E-49