トピックス 米国子会社の各種ラベル素材を東南アジア市場向けに展開 216 年末に買収した北米 3 位のラベル素材メーカーであるマックタック アメリカ社との相乗効果の創出に向けて このたび同社の各種ラベル素材を東南アジア市場に本格投入しました 同社製品の中から特に現地市場のニーズにマッチした 3 品種 9アイテムを選定し ラベル関連の展示会 ラベルエキスポ サウスイーストアジア 218 ( タイ バンコク 5 月 1 日 12 日 ) において LMGP* ブランドとして発表 当社にはないホットメルト粘着剤を使用した低温対応ラベル素材や 北米市場で豊富な実績を誇る汎用タイプのラベル素材が大変注目を集めました 今後 当社グループの販売網を駆使して拡販を図り 東南アジア市場でのさらなる事業拡大を進めていきます *LMGP:LINTEC MACtac Global Products の略 凍結 結露面への高い接着性を実現した低温対応ラベル素材 各種商品パッケージ向けに幅広い実績を誇る汎用タイプのラベル素材 ガラスの向こう側をクリアに 魅せる 低反射フィルムを発売 当社では ガラス面に貼ることで光の反射による映り込みを低減する低反射フィルムを開発し 4 月から販売を開始しました 同フィルムは耐候性に優れることから屋外側にも貼付でき ガラスの両面に施工することで 映り込みの原因となる可視光線の反射率を約 4 分の1に低減 紫外線を99% 以上カットし ガラス破損時に破片の飛散を抑制する効果も兼ね備えています 窓ガラスの映り込みによって夜景が見えない 光が反射してガラスケースの中の商品が見えにくいといった課題を解決するフィルムとして 飲食店の窓ガラスや店舗のショーウインドー向けなどに提案を進めていきます 低反射フィルム施工前 低反射フィルムを 窓ガラスの両面に施工後 低反射フィルムについてのお問い合わせは 産業工材事業部門ウインドーフィルム営業部 TEL. 3-3868-7733 FAX. 3-3868-7755 1
決算情報 218 年 3 月期連結会計年度 連結財務諸表 連結貸借対照表 ( 要約 ) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ( 要約 ) ( 単位 : ) 当連結会計年度 前連結会計年度 ( 単位 : ) 当連結会計年度 前連結会計年度 流動資産 175,77 151,449 固定資産 117,658 122,749 ❹ 249,3 25,975 売上総利益 62,823 52,859 ❶ 資産合計 292,735 274,199 販売費及び一般管理費 42,727 36,264 流動負債 77,858 64,41 固定負債 28,456 31,17 ❺ 2,95 16,595 経常利益 18,389 15,684 ❷ 負債合計 16,314 95,58 ❸ 純資産合計 186,42 178,69 ❻ 税金等調整前当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益 16,666 15,398 11,257 11,45 負債純資産合計 292,735 274,199 包括利益 12,46 1,489 ポイント! 資産合計 負債合計 純資産合計 親会社株主に帰属する当期純利益 のれんが減少しましたが 当連結会計年度末日が金融機関の休日であった影響で 現金及び預金 受取手形及び売掛金が増加したことなどにより 総資産は 185 億 36 増加しました 長期借入金が減少しましたが 当連結会計年度末日が金融機関の休日であった影響で 支払手形及び買掛金が増加したことなどにより 負債は 18 億 6 増加しました 利益剰余金 為替換算調整勘定が増加したことなどにより 純資産は 77 億 29 増加しました 216 年末に買収した欧米子会社の売り上げが加わったこと またアドバンストマテリアルズ事業部門が好調だったことなどにより は 43 億 54 増加しました 原燃料価格の上昇や買収した子会社ののれん償却がありましたが 販売数量の増加や原価低減効果などにより は 35 億円増加しました 米国子会社において事業構造改善引当金繰入額や のれんの減損損失を特別損失として計上したことなどにより 親会社株主に帰属する当期純利益は 1 億 92 減少しました 12
連結キャッシュ フロー計算書 ( 要約 ) ( 単位 : ) 営業活動によるキャッシュ フロー 投資活動によるキャッシュ フロー 財務活動によるキャッシュ フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額現金及び現金同等物の期末残高 当連結会計年度 前連結会計年度 26,819 24,361 7,532 48,378 6,363 5,257 834 35 315 55,42 41,284 総資産 総資産 純資産 自己資本比率 32, 24, 16, 8, 総資産 純資産自己資本比率 ( 右目盛り ) 純資産 自己資本比率 ( 右目盛り ) % 292,735 14/3 末 15/3 末 16/3 末 17/3 末 18/3 末 63.4 8 6 186,42 4 2 ROE( 自己資本利益率 ) ROA( 総資産経常利益率 ) % 8 6 4 ROE 6.5 6.2 ROA 1 株当たり配当金 配当性向 円 8 6 4 1 株当たり配当金配当性向 ( 右目盛り ) % 66 42.3 8 6 4 2 2 2 14/3 期 15/3 期 16/3 期 14/3 期 15/3 期 16/3 期 設備投資額 減価償却費 のれん償却額は除く 研究開発費 16, 12, 8, 7,925 12, 1,54 9, 9,31 6, 8, 6, 4, 4, 3, 2, 15/3 期 16/3 期 15/3 期 16/3 期 15/3 期 16/3 期 13
セグメント情報 218 年 3 月期連結会計年度 印刷材 産業工材関連 1,216 億 91 (42.1% 増 ) 15, 1, 85,661 5, 121,691 4,5 3, 1,5 1,672 3,4 3 億 4 (81.8% 増 ) 印刷 情報材事業部門 871 億 32 (58.2% 増 ) シール ラベル用粘着紙 粘着フィルムバーコードラベル用粘着紙 粘着フィルム国内の粘着紙は天候不順の影響を受け食品関連が低調だったものの 医薬 物流関連が堅調に推移し 粘着フィルムは飲料用キャンペーンラベルや化粧品などのアイキャッチラベル需要の増加によって順調に推移しました 海外では東南アジア地域において堅調だったほか 216 年末に買収した欧米子会社の売り上げが加わりました この結果 当事業部門のは前年同期に比べ増加しました 産業工材事業部門 345 億 58 (13.1% 増 ) 自動車用粘着製品ラベリングマシン内装用化粧フィルム 工業用粘着テープウインドーフィルム看板 広告用フィルム 国内で通販向け装置が堅調だったほか アジア地域において二輪を含む自動車用粘着製品やウインドーフィルムが堅調に推移しました また 216 年末に買収した欧米子会社の売り上げが加わりました この結果 当事業部門のは前年同期に比べ増加しました セグメント別のおよび構成比は セグメント間取引消去前の数値に基づいています ( ) 内は前年同期比 14
電子 光学関連 888 億 82 (6.8% 増 ) 12, 83,25 88,882 8, 15, 1, 9,155 11,972 119 億 72 (3.8% 増 ) 4, 5, アドバンストマテリアルズ事業部門 516 億 33 (2.% 増 ) 半導体関連粘着テープ 積層セラミックコンデンサ関連テープ 半導体関連装置 半導体関連粘着テープおよび装置は スマートフォン用やクラウドサーバー用などの需要が好調だったことにより 大幅に増加しました また 積層セラミックコンデンサ関連テープについてもスマートフォン用や自動車用などの需要が好調だったことにより増加しました この結果 当事業部門のは前年同期に比べ増加しました オプティカル材事業部門 372 億 49 (7.3% 減 ) 偏光 位相差フィルム / 粘着加工偏光フィルム / 表面加工偏光フィルム用保護フィルム液晶ディスプレイ関連粘着製品は 販売数量は堅調に推移したものの 売上構成の変化と販売単価下落の影響を大きく受けました この結果 当事業部門のは前年同期に比べ減少しました 15
セグメント情報 洋紙 加工材関連 45, 37,18 38,456 6, 5,767 4,996 384 億 56 (3.6% 増 ) 3, 4, 49 億 96 (13.4% 減 ) 15, 2, 洋紙事業部門 164 億 41 (.1% 減 ) カラー封筒用紙 色画用紙 特殊機能紙 高級印刷用紙 高級紙製品用紙 工業用特殊紙や耐油紙が堅調だったものの 主力のカラー封 筒用紙が低調に推移しました この結果 当事業部門の は前年同期に比べ減少しました 加工材事業部門 22 億 15 (6.6% 増 ) 粘着製品用剝離紙合成皮革用工程紙 光学関連製品用剝離フィルム炭素繊維複合材料用工程紙 FPCカバーレイ用剝離紙や光学関連製品用剝離フィルムが好調だったほか 合成皮革用工程紙も堅調に推移しました この結果 当事業部門のは前年同期に比べ増加しました 構成比 構成比 洋紙 加工材関連 印刷材 産業工材関連 洋紙 加工材関連 印刷材 産業工材関連 15.4% 48.9% 25.% 15.2% 電子 光学関連 電子 光学関連 35.7% 59.8% 16