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Release フランクフルト アム マイン 2017 年 7 月 27 日 ドイツ銀行 2017 年第 2 四半期に 4 億 6,600 万ユーロの純利益を計上 ドイツ銀行 CEO のジョン クライアンは次のように述べています 2017 年第 2 四半期における業績は 当行の現在の状況を適切に示す

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3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

決算概要

第101期(平成15年度)中間決算の概要

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プレゼン


目次 1 グループ概況 2 国内生命保険事業 3 業績見通し 参考 グループ各社の概況 1

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平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証

サマリー

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2019年年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

第 16 回ビジネス会計検定試験より抜粋 ( 平成 27 年 3 月 8 日施行 ) 次の< 資料 1>から< 資料 5>により 問 1 から 問 11 の設問に答えなさい 分析にあたって 連結貸借対照表数値 従業員数 発行済株式数および株価は期末の数値を用いることとし 純資産を自己資本とみなす は

2017年度 決算説明会資料

2017 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 29 年 12 月期第 2 四半期決算 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2017 年 8 月 7 日 目次 2017 年 12 月期 ( 平成 29 年 12 月期 ) 第 2 四半期決算

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

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平成 29 年 12 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 11 月 7 日 上場会社名 株式会社太陽工機 上場取引所 東 コード番号 6164 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 登 問

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2019年3月期 中間期決算短信〔日本基準〕(連結):東京スター銀行

6. データ集 2) 国内金融事業 1 日本保証 主要残高 貸借対照表 日本基準に基づく単体数値 ( 連結調整前 ) で作成しています ( 単位 : 百万円 ) 2015/ / / / / / /03 (a) 現金及び預金 1,

経営ビジョン 私たちが目指すヤーマン 1 業績ハイライト 5 セグメント別売上 6 セグメント別営業利益 7 売上構成 8 財務ハイライト 9 第 3 四半期以降の取り組み 10 業績予想について 11 配当について 12

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リコーグループサステナビリティレポート p

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リリース

MORGAN STANLEY DEAN WITTER

株式会社神奈川銀行

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平成11年度決算:計数資料

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

野村アセットマネジメント株式会社 平成30年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF)

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1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋 翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 27 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IAS B) が公表している基準及び解釈指針に

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

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2. 基準差調整表 当行は 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の資産 負債及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 資産 負債及び資本に対する

野村アセットマネジメント株式会社 2019年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF)

第4期電子公告(東京)



添付資料の目次 1. 連結財務諸表 2 (1) 連結貸借対照表 2 (2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 4 (3) 連結財務諸表に関する注記事項 6 ( セグメント情報等 ) 6 2. 個別財務諸表 7 (1) 個別貸借対照表 7 (2) 個別損益計算書

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

ゼネラル エレクトリック カンパニー損益計算書 ( 未監査 ) 連結 GE 金融サービス (GE キャピタル ) 12 月 31 日までの 12 ヶ月間 V% V% V% 売上その他の利益商品およびサービス売上 $ 105,809 $ 10

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計算書類等

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224



平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

平成21年3月期 決算補足説明資料

決算短信

第6期決算公告

第 部 B/S とキャッシュフロー 表 B 金満家この 1 年間の投資と調達の内容 ( 昨年末 ~ 本年末 )( 単位 : 百万円 ) 車 15 家 5 銀行借入 5 内部留保 ( 注 ) 昨年末と本年初は同じ B/S この結果 本年末の B/S は表 C のようになります 表 C


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平成 29 年 11 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 10 月 11 日 上場会社名 株式会社アメイズ 上場取引所 福 コード番号 6076 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 穴見


2016年12月期第2四半期連結累計期間の業績(IFRS)

ご説明用資料 2018 年度決算概要 2019 年度業績予想 2019 年 5 月 15 日 Copyright (C) 2019 Toyo Business Engineering Corporation. All rights Reserved. 事業セグメント ソリューション事業 SAPを始め

-2-

旭情報サービス (9799) 平成 28 年 3 月期第 1 四半期決算短信 ( 非連結 ) 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記

平成30年公認会計士試験

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第 1 四半期の売上収益は 1,677 億円となり 前年からプラス 6.5% 102 億円の増収となりました 売上収益における為替の影響は 前年 で約マイナス 9 億円でしたので ほぼ影響はありませんでした 事業セグメント利益は 175 億円となり 前年から 26 億円の減益となりました 在庫未実現

2016年12月期第3四半期連結累計期間の業績(IFRS)のお知らせ

山口フィナンシャルグループ:IR資料室>平成30年3月期(平成29年度)>平成30年3月期決算短信

財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 2017 年度末 2018 年 3 月 31 日現在 (

ずほ証券連結財務諸業績と財務の状況 みずほ証券連結財務諸表み表繰延税金資産 15,653 14,554 当社は 平成 28 年度及び平成 29 年度の連結貸借対照表 連結損益計算書及び連結株主資本等変動計算書について会社法第 444 条第 4 項の規 定に基づき 新日本有限責任監査法人の監査証明を受

2019 年 3 月期第 3 四半期連結業績概要 2019 年 3 月期通期見通しについて 常務執行役員山西哲司 2019 年 3 月期第 3 四半期決算説明会 TDK 株式会社 2019 広報グループ 2019/1/30 3

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Transcription:

( 本資料は ロンドンにて 2019 年 2 月 26 日付で発表された資料の日本語参考訳 ( 抜粋 ) で すべてにおいて英語版が優先します ) スタンダードチャータード PLC 業績ハイライト スタンダードチャータード PLC( 以下 当行グループ といいます ) は 2 月 26 日付で の決算を発表しました すべての数値は特別要因調整後ベースで表示されており 別段の注記がない限り 比較の対象期間は 2017 年の同期間としています 法定ベース及び特別要因調整後ベースの数字の比較は アニュアルレポートの 246 ページに記載されています 当行グループは 2015 年から進めてきたビジネスの基礎固めにおいて大きな進捗を果たし この結果 特別要因調整後で 3 年連続の増益を達成しました 本日発表された新しい戦略的優先事項は 当行グループのフランチャイズの真の価値の実現に寄与するでしょう 私たちはその進展を 2021 年までに 2 桁の資本利益率と株主への十分な分配を目指すという経済的な面だけではなく 顧客 ステークホルダー 地域社会にもたらすプラスの影響という面からも 評価していきます 当行グループは この世界をよりクリーンで より安全 かつより持続可能な場所にするために 自分たちができるあらゆることに取り組みつつ ビジネスを推進し お客様を支援する所存です ビル ウィンターズ最高経営責任者 大幅なリターンの向上 規律あるコスト管理と資産のオリジネーションに基づく収益成長の質の向上により 収益性が著しく改善しました 営業収益は 150 億ドルへ 5% 増加 リスク加重資産は 8% 減少しました o 広汎な商品が増益に貢献しましたが 特にキャッシュマネジメントを中心として トランザクションバンキング部門が大きな伸びを示しました o ウェルスマネジメントは通年で 3% の増益となりましたが 下半期には投資家心理が悪化し モメンタムは低下しました o 中華圏 北アジア地域は高い収益を実現しましたが アフリカ 中東地域は厳しい経済環境の影響を受けました o 純金利収入は 8% 増 純資金利ざやは 3bps 改善して 1.58% となりました 営業費用 ( 英国銀行税を除く ) は 2% 増の 101 億ドルにとどまり 収益の伸び率が費用の増加率を上回りました o 当行グループは 2015 年 11 月に設定した目標を上回る 32 億ドルの総コスト削減を達成しました o 現金投資額は 9% 増の 16 億ドルとなり 戦略的イニシアチブに配分された金額は過去 3 年間で 3 倍になりました o 英国銀行税は 3 億 2,400 万ドルが計上されました 2021 年からは 同税の課税対象は当行グループの英国におけるバランスシートに限定されます 以前より細分化されたリスク選好度の基準に基づき引き続きオリジネーションのクオリティー向上に注力したことにより 資産の質は改善しました o 信用減損額は 7 億 4,000 万ドルと 38% 減少し 特にとで著しい改善がみられました 特別要因調整後の税引前利益は グループ最大のセグメントと地域に牽引され 39 億ドルへ 28% 増加しました 法定ベースの税引前利益は 規制関連引当金 再編関連コストおよびの計上後で 25 億ドルと 6% 増加しました o 当グループは 以前から続いている 金融犯罪に対する規制および外為取引に関係する問題に関して 9 億ドルの引当金を計上しました o 再編関連コストおよびには 第 4 四半期に発生した費用として プリンシパルファイナンスの売却後の 1 億 5,800 万ドルのほか 本日発表された新たな戦略的優先事項に関係する 1 億 6,900 万ドルが含まれています RoE( 株主資本利益率 ) は 110bp 上昇して 4.6% RoTE( 有形資本利益率 ) は 120bp 上昇して 5.1% となりました 1 株当たり基礎利益は 14.2 セントから 61.4 セントに増加しました 取締役会は 最終的な普通株式の 1 株当たり配当金を 2017 年の 11 セントから 36% 増の 15 セントに引き上げることを提案しました 資本の充実とバランスシートの強化 CET1 比率は 60bp 上昇して 14.2% となり 当行グループの新しい目標である 13-14% を上回っています バランスシートは幅広い範囲で拡大しました 顧客からの平均預り資産は 7% 増 顧客口座数は 5% 増加しました 強化されたバランスシートは 当行グループの衝撃に対する抵抗力を高めるとともに 持続的 長期的な成長を可能にします

見通し 大幅かつ持続的に高いリターンを達成することを目的とした新しい戦略的優先事項が 本日 別途発表されました o RoTE( 有形資本利益率 ) を 2021 年までに 10% 以上にすることを目指します o いっそうの成長のために使用される資金以外の余剰資本は 株主の皆様へ分配していく考えです 年平均成長率の目標は 5~7% を維持します o 2019 年に入り ドル高の進行と昨年のウェルスマネジメントおよびファイナンシャルマーケッツの好調により 2018 年との比較では若干減速しているものの 堅調なスタートとなっています 世界のマクロ経済環境について 当行グループは慎重ながら楽観的な見方を維持しています o しかし今後の見通しは過去長期間にわたってみられなかったほど振れ幅が大きくなっています

スタンダードチャータード PLC- 業績サマリー 特別要因調整後ベースの業績営業収益 14,968 14,289 営業費用 (10,464) (10,120) 信用減損 (740) (1,200) その他減損費用 (148) (169) 税引前利益 3,857 3,010 RoE( 株主資本利益率 )(%) 4.6 3.5 RoTE( 有形資本利益率 )(%) 5.1 3.9 費用収益比率 (%) 69.9 70.8 法定ベースの業績営業収益 14,789 14,425 営業費用 (11,647) (10,417) 信用減損 (653) (1,362) 営業権 ( のれん代 ) 減損 - (320) その他減損費用 (182) (179) 税引前利益 2,548 2,415 親会社株主に帰すべき ( 損 ) 益 1,054 1,219 1 普通株主に帰すべき ( 損 ) 益 618 774 RoE( 株主資本利益率 )(%) 1.4 1.7 RoTE( 有形資本利益率 )(%) 1.6 2.0 純資金利ざや (%) 1.58 1.55 費用収益比率 (%) 78.8 72.2 バランスシートおよび資本 総資産 688,762 663,501 総資本 50,352 51,807 顧客向け貸付金その他の金銭債権 256,557 282,288 顧客口座 391,013 370,509 総資本 55,696 58,758 預貸率 (%) 1 64.9 67.0 CET1 比率 (%) 14.2 13.6 総資本 (%) 21.6 21.0 英国レバレッジ率 (%) 5.6 6.0 普通株式 1 株当たりの情報 セント セント 1 株当たり利益 特別要因調整後 61.4 47.2 法定ベース 18.7 23.5 2 普通株式 1 株当たり配当 21.0 11.0 1 株当たり純資産額 1,319.3 1,366.9 1 株当たり純有形固定資産額 1,167.7 1,214.7 1 この比率の計算において 顧客向け貸付金その他の金銭債権 には リバース レポ取引その他類似の担保付貸付を含みませんが 損益を通じて公正価値で (FVTPL) 保有される顧客向け貸付金その他の金銭債権は含み 総顧客口座 には FVTPL の顧客口座を含んでいます 2 の普通株式 1 株当たり配当の内訳は 1 株当たり中間配当金が 6 セント 1 株当たり期末配当金案が 15 セントです には中間配当金は支払われませんでした

スタンダードチャータード PLC- 顧客セグメント別のレビュー 顧客セグメント別の特別要因調整後の業績 以下の表は 当行グループの特別要因調整後営業収益の 商品別および顧客セグメント別の内訳を記載しています トランザクションバンキング 2,887 20 811 3,718 トレード 729 20 374 1,123 キャッシュマネジメント カストディ 2,158 437 2,595 フィナンシャルマーケッツ 2,328 284 2,612 外国為替 829 172 1,001 1 金利 527 28 555 コモディティ 168 24 192 1 クレジット 資本市場関連の商品 312 12 324 キャピタル ストラクチャリング ディストリビューション グループ 285 24 309 その他の金融市場関連の商品 207 24 231 コーポレートファイナンス 1,325 98 1,423 レンディング ポートフォリオ管理 315 203 518 ウェルスマネジメント 1,491 3 305 1,799 リテール商品 3,535 4 211 3,750 カード 個人ローン 無担保ローン 1,310 1,310 預金 1,603 4 175 1,782 住宅ローン 自動車ローン 537 36 573 その他のリテール商品 85 85 財務 1,223 1,223 2 その他 5 (5) (12) (63) (75) 特別要因調整後の総営業収益 6,860 5,041 1,391 516 1,160 14,968 1 ファイナンシャルマーケッツの一部の商品チームの再編により 2018 年上半期には クレジット 資本市場関連の商品 に計上されていた 4,600 万ドルの収益が 2018 年第 3 四半期には 金利 に移転されました それ以前の数値は修正再表示されていません 2 その他 には 以降 グループ特別資産管理 (GSAM) 部門の収益が含まれます 以前の数値は修正再表示されていません トランザクションバンキング 2,564 18 747 3,329 トレード 793 18 386 1,197 キャッシュマネジメント カストディ 1,771 361 2,132 フィナンシャルマーケッツ 2,266 278 2,544 外国為替 779 164 943 金利 503 32 535 コモディティ 136 21 157 クレジット 資本市場関連の商品 365 11 376 キャピタル ストラクチャリング ディストリビューション グループ 254 25 279 その他の金融市場関連の商品 229 25 254 コーポレートファイナンス 1,390 86 1,476 レンディング ポートフォリオ管理 284174 212 496 ウェルスマネジメント 1,438 4 299 1,741 リテール商品 3,376 6 201 3,583 カード 個人ローン 無担保ローン 1,366 1 1,367 預金 1,245 6 168 1,419 住宅ローン 自動車ローン 692 32 724 その他のリテール商品 73 (1) 1 73 財務 1,143 1,143 その他 (8) (17) 2 (17) (23) 特別要因調整後の総営業収益 6,496 3,451 4,834 1,333 500 1,126 14,289

スタンダードチャータード PLC- 顧客セグメント別のレビュー 営業収益 6,860 5,041 1,391 516 1,160 14,968 営業費用 (4,396) (3,736) (923) (530) (879) (10,464) クレジットコスト 税引前営業 ( 損 ) 益 2,464 1,305 468 (14) 281 4,504 信用減損 (242) (267) (244) 13 (740) その他減損費用 (150) (5) 7 (148) 関係会社利益 241 241 特別要因調整後の税引前利益 2,072 1,033 224 (14) 542 3,857 規制関連引当金 (50) (850) (900) 再編関連コスト (350) (68) (12) (24) (24) (478) 上位債券および劣後債券の買戻益 3 66 69 法定ベースの税引前 ( 損 ) 益 1,675 965 212 (38) (266) 2,548 総資産 308,496 103,780 31,379 13,673 231,434 688,762 うち 損益を通じて公正価値で (FVTPL) 保有されるものを含む顧客向け貸付金その他 146,575 101,635 27,271 13,616 10,274 299,371 の金銭債権 顧客向け貸付金その他の金銭債権 104,677 101,235 26,759 13,616 10,270 256,557 損益を通じて公正価値で (FVTPL) 保有される顧客向け貸 41,898 400 512 4 42,814 付金その他の金銭債権 総債務 369,316 140,328 37,260 19,733 71,773 638,410 うち顧客口座 243,019 136,691 34,860 19,622 2,989 437,181 リスク加重資産 ( 未監査 ) 128,991 42,903 30,481 5,861 50,061 258,297 特別要因調整後のリスク加重資産利益率 ( 未監査 ) 1.61% 2.41% 0.73% (0.24)% 1.08% 1.49% 営業収益 6,496 4,834 1,333 500 1,126 14,289 営業費用 (4,409) (3,585) (881) (500) (745) (10,120) 2,087 1,249 452 381 4,169 信用減損 (658) (375) (167) (1) 1 (1,200) その他減損費用 (168) (1) (3) 3 (169) 関係会社利益 210 210 特別要因調整後の税引前利益 1,261 873 282 (1) 595 3,010 再編関連コスト (275) (19) (13) (15) (31) (353) 売却済み / 売却のため保有している事業による純利益 78 78 営業権 ( のれん代 ) 減損 (320) (320) 法定ベースの税引前 ( 損 ) 益 986 854 269 (16) 322 2,415 総資産 293,334 105,178 31,650 13,469 219,870 663,501 うち顧客向け貸付金その他の金銭債権 131,738 103,013 28,108 13,351 9,343 285,553 総債務 353,582 132,819 36,385 22,203 66,705 611,694 うち顧客口座 222,714 129,536 33,880 22,222 3,372 411,724 リスク加重資産 ( 未監査 ) 147,102 44,106 33,068 5,943 49,529 279,748 特別要因調整後のリスク加重資産利益率 ( 未監査 ) 0.9% 2.0% 0.9% 0.0% 1.2% 1.1%

スタンダードチャータード PLC- 地域別のレビュー地域別の特別要因調整後の業績 中華圏 北アジア ASEAN 南アジア アフリカ 中東 ヨーロッパ 米州 営業収益 6,157 3,971 2,604 1,670 566 14,968 営業費用 (3,812) (2,711) (1,810) (1,453) (678) (10,464) 2,345 1,260 794 217 (112) 4,504 信用減損 (71) (322) (262) (83) (2) (740) その他減損費用 (110) 6 17 (61) (148) 関係会社利益 205 26 3 7 241 特別要因調整後の税引前利益 2,369 970 532 154 (168) 3,857 規制関連引当金 (50) (850) (900) 再編関連コスト (106) 105 (100) (8) (369) (478) 上位債券および劣後債券の買戻益 3 66 69 法定ベースの税引前 ( 損 ) 益 2,263 1,075 432 99 (1,321) 2,548 純資金利ざや 1.44% 2.06% 3.03% 0.47% 1.58% 総資産 269,765 147,049 57,800 201,912 12,236 688,762 うち 損益を通じて公正価値で (FVTPL) 保有されるものを含む顧客向け貸付金その他 130,669 81,905 29,870 56,927 299,371 の金銭債権 総債務 238,249 127,478 36,733 198,853 37,097 638,410 うち顧客口座 196,870 96,896 29,916 113,499 437,181 中華圏 北アジア ASEAN 南アジア アフリカ 中東 ヨーロッパ 米州 営業収益 5,616 3,833 2,764 1,601 475 14,289 営業費用 (3,681) (2,654) (1,819) (1,407) (559) (10,120) 1,935 1,179 945 194 (84) 4,169 信用減損 (141) (653) (300) (107) 1 (1,200) その他減損費用 (81) (12) (3) (16) (57) (169) 関係会社利益 229 (22) 3 210 特別要因調整後の税引前利益 1,942 492 642 71 (137) 3,010 再編関連コスト 35 (161) (33) (25) (169) (353) 売却済み / 売却のため保有している事業による純利益 19 59 78 営業権 ( のれん代 ) 減損 (320) (320) 法定ベースの税引前 ( 損 ) 益 1,977 350 609 46 (567) 2,415 純資金利ざや 1.36% 1.92% 3.34% 0.51% 1.55% 総資産 257,692 148,467 59,166 185,345 12,831 663,501 うち顧客向け貸付金その他の金銭債権 126,739 82,579 29,602 46,633 285,553 総債務 228,093 128,165 39,413 177,525 38,498 611,694 うち顧客口座 186,517 95,310 31,797 98,100 411,724

スタンダードチャータード PLC- 補足情報 主要市場別の特別要因調整後の業績の分析 下表には 当行グループが事業を行う主要な市場の情報を記載しています 数字はマネジメントベースで作成されています アニュアルレポートの財務諸表注記をご参照ください 香港 韓国 中国 シンガ ポール インド UAE 英国 米国 営業収益 3,752 1,009 821 1,547 949 637 819 667 営業費用 (1,944) (797) (675) (1,009) (677) (453) (671) (621) 1,808 212 146 538 272 184 148 46 信用減損 (57) (1) (30) (115) (130) (196) (51) (36) その他減損費用 (109) 1 (1) 17 関係会社利益 205 特別要因調整後の税引前利益 1,642 212 321 423 141 (12) 114 10 使用総資産 153,372 51,306 30,272 81,882 29,886 19,847 136,967 48,706 うち 損益を通じて公正価値で評価される (FVTPL) ものを含む 71,971 33,435 12,894 46,342 16,567 10,749 41,248 13,464 顧客向け貸付金その他の金銭債権 使用総債務 139,332 45,347 27,158 80,200 20,554 13,679 148,041 42,301 うち顧客口座 116,999 36,894 21,801 58,415 16,306 10,517 93,096 16,218 香港 韓国 中国 シンガ ポール インド UAE 英国 米国 営業収益 3,384 967 707 1,419 1,008 733 747 675 営業費用 (1,872) (777) (652) (1,016) (658) (524) (612) (641) 1,512 190 55 403 350 209 135 34 信用減損 (48) (53) (17) (218) (251) (94) (50) (57) その他減損費用 (78) (3) (3) (14) (2) 関係会社利益 229 特別要因調整後の税引前利益 1,386 134 267 185 96 115 71 (25) 使用総資産 140,431 51,822 33,243 86,431 26,315 20,268 119,272 45,338 うち顧客向け貸付金その他の 67,292 金銭債権 34,891 12,899 45,495 16,515 11,328 34,694 10,092 使用総債務 128,577 45,966 28,151 84,288 17,614 15,142 128,270 39,646 うち顧客口座 108,352 36,213 21,854 59,905 14,141 11,692 80,972 11,831