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目次 全体ガイド...2 各部の名称...2 譜面立ての立て方...3 PX-3 の構成...4 モードについて...6 設定内容の保存と 操作のロックについて...7 工場出荷時の状態に戻すには...7 ご使用上の注意...7 電源について...8 AC アダプターの使い方...8 接続について...9 ヘッドホンを接続するには...9 ペダルを接続するには...9 オーディオ機器やアンプと接続する... 10 付属品 別売品について... 10 音色を選んで演奏する...11 電源を入れる... 11 デモ曲を聴く... 11 音色 ( トーン ) を選ぶ... 11 2 つ以上の音色を同時に鳴らす ( レイヤー スプリット )... 12 音にエフェクトをかける...16 音にリバーブやコーラスをかける... 16 ピッチベンドホイールで音の高さを変える... 16 コモンパラメーターを設定する...17 コモンパラメーターの操作... 17 コモンパラメーター詳細...18 アサイナブルボタンを使う...22 音にモジュレーションをかける (ASSIGNABLE 1)... 22 音にポルタメントをかける (ASSIGNABLE 1/2)... 22 ロータリーエフェクトのスピードを変える (ASSIGNABLE 2)... 22 DSP をバイパスする (ASSIGNABLE 2)... 23 コントロールチェンジを送信する (ASSIGNABLE 1/2)... 23 本機を MIDI マスターキーボードとして使う... 24 外部 MIDI 機器との接続について...24 演奏に使用するゾーンを決める...24 演奏に使用する各ゾーンのコントロール対象を指定する...25 各ゾーンの設定について...25 ゾーンエディット... 26 ゾーンパラメーターの操作...26 ゾーンパラメーター詳細...28 レジストレーション... 31 レジストレーションに登録される内容...31 レジストレーションの操作...31 レジストレーションをファイルとして保存する...32 ファンクションメニュー... 34 ファンクションメニューの操作...34 ファンクションメニュー項目詳細...35 MIDI ファイルを再生する... 37 MIDI ファイル再生の操作...37 MIDI ファイル再生に関連した各種操作...38 カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する...40 メモリーカードを使用する... 41 メモリーカードの操作...41 エラーメッセージ一覧...43 パソコンとの接続について... 44 パソコンと接続する...44 データをパソコンに保存する パソコンから読み込む...45 資料... 47 困ったときは...47 製品仕様...48 保証 アフターサービスについて...49 音色リスト...50 ドラム音色リスト...52 DSP エフェクトリスト...53 DSP アルゴリズムリスト...54 MIDI インプリメンテーション チャート 1

全体ガイド 各部の名称 8 9 bl 1 2 3 4 5 6 7 bk bm bn bo bp bq do br bs bt cs ct dk dl dn ck cl cm cn co cp cq cr dm 背面部 dp dq dr ds dt ek 左側面部 底面部 en el em 2

全体ガイド 本書では ボタンやつまみの操作を これらの番号と名前で説明します マークの数字は参照ページです 音量 VOLUMEつまみ 9~11 ゾーンセレクター ZONE SELECTOR 12~15, 39 ゾーンセレクター ZONE SELECTOR 12~15, 37 ゾーンセレクター ZONE SELECTOR 12~15, 37 ゾーンセレクター ZONE SELECTOR 12~15, 37 ロワー 1 (LOWER 1) ロワー 2 (LOWER 2) アッパー 1 (UPPER 1) アッパー 2 (UPPER 2) リピート, REPEAT 早戻し, srew 早送り, dff 一時停止, PAUSE ボタン ボタン ボタン ボタン インターナル / エクスターナル演奏 / 停止 INT/EXT, PLAY/STOP ボタン 25, 37 ゾーンエディット ZONE EDIT ページ, PAGE アサイナブル 1 ASSIGNABLE 1ボタン 22 アサイナブル 2 ASSIGNABLE 2ボタン 22 パート, PARTボタン 17, 26, 38 エディットテンポ EDIT, TEMPO ボタン 18, 27, 38 マスターコントロール MASTER CONTROL ロード / セーブ カードプレーヤー, CARD PLAYER LOAD/SAVEボタン 6, 32, 37 パラメーターセレクタートランスポーズ PARAMETER SELECTOR(TRANSPOSE/A) ボタン 17, 26 パラメーターセレクターベンドレンジ PARAMETER SELECTOR(BEND RANGE/B) ボタン 17, 26 パラメーターセレクターブリリアンス PARAMETER SELECTOR(BRILLIANCE/C) ボタン 17, 26 パラメーターセレクターイコライザーオン / オフ PARAMETER SELECTOR(EQ ON/OFF /D) ボタン 17, 26 液晶画面 トーン TONE レジストレーション, REGISTRATION ファンクション FUNCTIONボタン 34 ボタン 6, 12, 31, いいえはい w/no, q/yesボタン 12, 31 ピアノ PIANO, 1ボタン 11, 31 エレクトリックピアノ 1 ELEC PIANO 1, 2ボタン 11, 31 エレクトリックピアノ 2 ELEC PIANO 2, 3ボタン 11, 31 クラビ / ビブラフォン CLAVI/VIBES, 4ボタン 11, 31 オルガン ORGAN, 5ボタン 11, 31 ストリングス / アンサンブル STRINGS/ENSEMBLE, 6ボタン 11, 31 ギター / ベース GUITAR/BASS, 7ボタン 11, 31 その他 / GM 音色 OTHERS/GM, 8ボタン 11, 31 レイヤーエグジット LAYER, EXITボタン 13, 34 スプリット SPLIT, uボタン 13, 34 リバーブ REVERB, iボタン 16, 34 コーラスエンター CHORUS, ENTER ボタン 16, 34 ストア USB デバイスモード STORE, USB DEVICE MODEボタン 31, 45 SD カードスロット SD CARD SLOT 41 ピッチベンド PITCH BENDホイール 16 USB 端子 44 ミディ MIDI アウト / イン OUT/IN 端子 24 ダンパーソフト / ソステヌート DAMPER, SOFT/SOSTENUTO 電源端子 (DC 12V)8 ラインアウト LINE OUT ラインイン LINE IN R, L/MONO 端子 10 R, L/MONO 端子 10 パワー POWERボタン 11 ホンズ PHONES端子 9 ペダルコネクター 9 ペダル PEDAL端子 9 * 譜面立ての立て方 譜面立ての脚を 本体の上部にあるみぞに差し込んでお使いください 3

全体ガイド PX-3 の構成 マスターコントロール構成 本機は 4 つのゾーン (UPPER 1/UPPER 2/LOWER 1/LOWER 2) を使って内部音源 (INT) および外部 MIDI 機器 (EXT) をコントロールすることが可能な MIDI マスターキーボードです 1 つのゾーンは内部音源の 1 パートと 外部 MIDI 機器の 1 チャンネルを同時にコントロールします (INT/EXT ともに ON の場合 ) 各ゾーンのコントロール対象 (INT/EXT) は ボタン (INT/EXT) で自由に ON/OFF することができます またゾーンエディット (26 ページ ) を使うことで 各ゾーン個別に内部音源や外部 MIDI 機器のコントロールに関する詳細な設定が実行可能です 内部音源については DSP の選択 / 設定や音色編集などによる音づくりが ゾーンエディットで実施できます 音づくり後の信号は集約され コモンパラメーター (17 ページ ) で調整可能なイコライザーを経て出力されます Acoustic Resonance Send Reverb Send ACOUSTIC RESONANCE REVERB Part WAVE GENERATOR Thru DSP DSP Chorus Send DSP Acoustic Resonance Send CHORUS DSP Reverb Send EQUALIZER Output X 36 EFFECT 1 EFFECT 2 EFFECT 3 DSP Bypass DSP Chorus Send X 2 4 つのゾーンのうち現在どのゾーンが使用できるかは LAYER と SPLIT のオン オフ状態によって決まります 詳しくは 2 つ以上の音色を同時に鳴らす ( レイヤー スプリット ) (12 ページ ) および 演奏に使用するゾーンを決める (24 ページ ) をご参照ください 4

全体ガイド 音源構成 本機の音源は 各ゾーンに対応する 4 つのパートに加え MIDI ファイル再生用の 16 パートと MIDI 入力を受けたときにマルチティンバー音源として動作する 16 パートの合計 36 パートで構成されます 各パートはそれぞれ次のポートと MIDI チャンネルに対応します ポート 0 ( 手弾き用パート ) パート番号 MIDIチャンネル パート名 1 IN:- - / OUT:01-16 1 Upper1 2 IN:- - / OUT:01-16 1 Upper2 3 IN:- - / OUT:01-16 1 Lower1 4 IN:- - / OUT:01-16 1 Lower2 1 MIDI OUT チャンネルはゾーンエディット (26 ページ ) の設定によります ポート 1 (MIDI ファイル再生用パート ) パート番号 MIDIチャンネル パート名 17 IN:- - / OUT:01 Song01 ~ ~ ~ 32 IN:- - / OUT:16 Song16 ポート 2 (MIDI IN 用パート ) パート番号 MIDIチャンネル パート名 33 IN:01 / OUT:- - Ext.01 ~ ~ ~ 48 IN:16 / OUT:- - Ext.16 上記のポート 0 ポート 1 から出力される MIDI メッセージは 単一の MIDI ポートからまとめて送信されます ポート別に送信することはできません 5

全体ガイド モードについて 本機には MASTER CONTROL モード と CARD PLAYER モード の 2 つの主要モードがあります これらのモード内に TONE モード と REGISTRATION モード があります MASTER CONTROL モード CARD PLAYER モード TONE モード TONE モード REGISTRATION モード REGISTRATION モード MASTER CONTROL モード は 本機を単体で演奏したり MIDI マスターキーボードとして利用するための 基本モードです コモンパラメーター (17 ページ ) とゾーンパラメーター (26 ページ ) は このモードで変更可能です CARD PLAYER モード は MIDI ファイルの再生を行うためのモードです このモードでは MIDI ファイルの再生に合わせて鍵盤演奏を行うことができます また 外部 MIDI 機器のコントロールも可能ですが 各種パラメーター設定は実行できません 本機を操作するにあたっては 現在のモードを意識してください 次の点にご留意ください 電源を入れると 本機は MASTER CONTROL モード の TONE モード に入ります ボタン (MASTER CONTROL/CARD PLAYER) を押すたびに MASTER CONTROL モード と CARD PLAYER モード の間で切り替わります 現在どちらのモードにいるかは ボタン (MASTER CONTROL/CARD PLAYER) のランプの位置でわかります MASTER CONTROL モード時に点灯 CARD PLAYER モード時に点灯 ボタン (TONE/REGISTRATION) を押すたびに TONE モード と REGISTRATION モード の間で切り替わります 現在どちらのモードにいるかは ボタン (TONE/REGISTRATION) のランプの位置でわかります TONE モード時に点灯 REGISTRATION モード時に点灯 本書では通常 電源オン直後の状態 ( MASTER CONTROL モード の TONE モード ) が 各操作手順の開始点になっています 操作がうまくいかないと感じたときは 本機を一度 MASTER CONTROL モード の TONE モード に戻すことをお勧めします 操作中の状態を破棄して良い場合は 電源を入れ直すと良いでしょう 各章見出しの右端には その章で行う操作が可能な主要モード (MASTER CONTROL モードと CARD PLAYER モードのいずれか片方または両方 ) が記してあります 6

全体ガイド 設定内容の保存と 操作のロックについて 本機では 各種設定の内容を電源を切った後も保存したり ボタンをロックして誤操作を防いだりすることができます 詳しくは 36 ページの バックアップ と パネルロック をご参照ください 工場出荷時の状態に戻すには 本機のデータや設定などシステムの内容をすべて初期化して 工場から出荷したときの状態に戻すことができます 1. 本機の電源を切ります 2. ボタン (TONE) と (FUNCTION) を両方一緒に押しながら ボタン (POWER) を押します 本機の電源が入り システムの初期化をしばらく行った後に 演奏できる状態になります 電源のオンオフ操作については 11 ページ 電源を入れる をご参照ください ご使用上の注意 安全上のご注意 と併せてお読みください 設置上のご注意 本機を次のような場所に設置しないでください 直射日光のあたる場所 温度の高い場所 極端に温度の低い場所 ラジオや テレビ ビデオ チューナーに近い場所 ( これらを近くに置いた場合 本機には特に障害はありませんが 近くに置いたラジオやテレビの側に雑音や映像の乱れが起こることがあります ) 設定による音のひずみについて 本機は DSP やイコライザーの機能を内蔵しています これらの機能を使って内蔵音色にさまざまな効果をかけることが可能ですが 設定によっては音にひずみが生じることがあります 本機のお手入れについて お手入れにベンジン アルコール シンナーなどの化学薬品は使わないでください 鍵盤などのお手入れは柔らかな布を薄い中性洗剤液に浸し 固く絞ってお拭きください 付属品 別売品 付属品や別売品は 本機指定のものをご使用ください 指定以外のものを使用すると 火災 感電 けがの原因となることがあります ウエルドライン外観にスジのように見える箇所がありますが これは 樹脂成形上の ウエルドライン と呼ばれるものであり ヒビやキズではありません ご使用にはまったく支障ありません 音のエチケット 楽しい音楽も時と場合によっては気になるものです 特に静かな夜間には小さな音でも通りやすいものです 周囲に迷惑のかからない音量でお楽しみください 窓を閉めたり ヘッドホンを使用するのもひとつの方法です お互いに心を配り 快い生活環境を守りましょう 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが 万一ご不明な点や誤りなど お気付きの点がございましたらご連絡ください 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています また 個人としてご利用になるほかは 著作権法上 当社に無断では使用できませんのでご注意ください 本書および本機の使用により生じた損失 逸失利益または第三者からのいかなる請求についても当社では一切その責任を負えませんので あらかじめご了承ください 本書の内容に関しては 将来予告なく変更することがあります 7

電源について 本機は 電源として家庭用電源を使用します ご使用後は 必ず電源を切ってください AC アダプターの使い方 本機に付属の AC アダプター (JEITA 規格 極性統一形プラグ付き ) を使用してください 他の AC アダプターを使用すると故障の原因になることがあります 本機付属 AC アダプターの型式 :AD-A12150LW AC アダプターの接続には 下図のように付属の電源コードをご使用ください 背面部 電源端子 (DC 12V) AC アダプター コードの断線防止のため 次の点にご注意ください < 使用時 > コードを強く引っ張らない コードを繰り返し引っ張らない コードの根元部分を折り曲げない 家庭用電源 (100V) 電源コード 本機指定の AC アダプター (JEITA 規格 極性統一形プラグ付き ) は 本機にのみご使用ください 他の機器への接続は絶対に行わないでください 故障の原因となります ご家庭のコンセントや本機から AC アダプターを抜き差しするときは 必ず電源を切ってから行ってください AC アダプターは長時間ご使用になりますと 若干熱を持ちますが 故障ではありません 付属の電源コードは 本製品以外の電気機器には使用しないでください 付属のACアダプターについて 本 ACアダプターは 使用機器の近くのコンセントに差込んで使用するようにし 不具合時にはコンセントからすぐに取り外せるようにしてご使用ください 本 ACアダプターは屋内使用専用です 水滴のかかる場所に置かないでください また 水の入った花瓶などを本 AC アダプターの上にのせないでください 本 ACアダプターは 湿気のないところで保管してください 本 ACアダプターを新聞紙やテーブルクロス カーテンなどで覆わないようにしてください 本 ACアダプターを長い間お使いにならないときには コンセントから取り外しておくようにしてください 本 ACアダプターは 修理することができません 本 ACアダプターの使用環境 : 温度 0~40 湿度 10%~90%RH 出力形式 :& < 移動時 > 本体を移動させるときには 必ず AC アダプターをコンセントから外す < 保管時 > コードは図のように AC アダプター本体に巻き付けず 束ねてまとめる 8

接続について ヘッドホンを接続するには 接続の際は つまみ (VOLUME) を絞っておき 接続後 適切な音量に調節してください 左側面部 別売 (CP-16) あるいは市販のヘッドホン ミニプラグ PHONES 端子 別売 (CP-16) あるいは市販のヘッドホンを PHONES 端子に接続します 耳の保護のために音量を上げすぎないようにご注意ください ペダルを接続するには 本機には ダンパーペダル用とソフト / ソステヌートペダル用の 2 つのペダル端子があります 各ペダルの働き ダンパーペダル演奏中にこのペダルを踏むと 鍵盤で弾いた音の余韻が非常に長くなります ピアノ音色を選んでいる場合は 実際のグランドピアノでダンパーペダルを使っているときのような共鳴効果 ( アコースティックレゾナンス ) もかかります アコースティックレゾナンスは音色ごとに調整することが可能で ピアノ音色以外であってもこの効果を使うことができます 詳しくは 35 ページの アコースティックレゾナンス および 30 ページの アコースティックレゾナンスセンド を参照ください ソフトペダル演奏中にこのペダルを踏むと ペダルを踏んでから鍵盤で弾いた音が弱まるだけでなく 音色が柔らかく聴こえる効果が得られます ソステヌートペダルこのペダルを踏んだ時点で押さえている鍵盤の音だけ ペダルを離すまで余韻が長くなる効果が得られます ペダルコネクターについて ペダルコネクターには 別売のペダルユニット (SP-32) をご利用ください よりグランドピアノに近い 表現力豊かなペダル演奏が楽しめます PEDAL 端子について ペダル (SP-3) を目的に応じて PEDAL 端子の DAMPER または SOFT/SOSTENUTO に接続します 両方の端子を同時に使用したい場合は 別売品のペダルをご利用ください 底面部 ペダルコネクター 背面部 PEDAL 端子 SP-3 SP-32 は ダンパーペダルを途中まで踏んで軽く効果をかける ハーフペダル にも対応しています また ペダルを途中まで踏み込んだときにかかるペダル効果の度合いを調節できます 設定方法は 35 ページの ハーフペダルの効果 をご参照ください SP-32 を使用するときは 別売品の専用スタンド CS-67P が必要です ペダルをソフト / ソステヌートペダル端子につないだ場合には 切り替え式でどちらか一方の効果を使用することができます 設定方法については 35 ページの ペダルアサイン をご参照ください 9

接続について オーディオ機器やアンプと接続する 本機の音は LINE OUT R( 右チャンネル出力 ) と LINE OUT L/MONO( 左チャンネル出力 ) 端子をキーボードアンプ等と接続して スピーカーから出力します LINE OUT からの出力音量は つまみ (VOLUME) で調節可能です 接続の際は つまみ (VOLUME) を ( 接続する機器側にも音量調節があればそちらも ) 絞っておき 接続後 適切な音量に調節してください 接続に際しては 接続機器の取扱説明書も合わせてお読みください ギターアンプキーボードアンプ等 付属品 別売品について 付属品や別売品は 必ず本機指定のものをご使用ください 指定以外のものを使用すると 火災 感電 けがの原因となることがあります 付属品の一覧と 別売品のご案内については 48 ページをご参照ください 別売品については 店頭の製品カタログでより詳しい情報がご覧になれます http://casio.jp/emi/catalogue/ INPUT 1 標準プラグ INPUT 2 テープレコーダー MIDI 音源 標準ジャック オーディオアンプの AUX IN 等 LEFT( 白 ) RIGHT( 赤 ) ピンプラグ 音を楽器用アンプに出力するには ( 図 ) 本機を楽器用アンプ ( モノラル )1 台に接続する場合は 市販の接続コードで LINE OUT L/MONO とアンプを図 のように接続してください LINE OUT L/MONO だけにコードを接続すると 左右両チャンネルの音がこの端子から混合して出力されます 音をオーディオ機器に出力するには ( 図 ) 市販の接続コードで図 のように接続してください 通常はオーディオ機器のインプットセレクターを 接続した端子 (AUX IN 等 ) に切り替えます オーディオ機器からの音を入力するには ( 図 ) 本機の LINE IN R からの入力は LINE OUT R へ LINE IN L/ MONO からの入力は LINE OUT L/MONO へ それぞれ出力されます 接続には 相手の機器の出力端子に応じた 市販の接続コードをご利用ください LINE IN L/MONO だけにコードを接続した場合は LINE IN L/MONO からの入力が LINE OUT R と LINE IN L/MONO の両方から出力されます LINE IN R LINE IN L/MONO からの入力は LINE OUT R LINE OUT L/MONO にそのまま出力されます 本機の VOLUME つまみの影響は受けません 10

音色を選んで演奏する MASTER CONTROL 電源を入れる 1. ボタン (POWER) をオフの状態にして 本機に AC アダプターを接続します 左側面部 ボタン オフの状態 オンの状態 AC アダプターの接続については 電源について (8 ページ ) をご参照ください 2. つまみ(VOLUME) をMIN 方向に回し 音量をしぼっておきます 3. 接続について (9 ページ ) を参照し 本機にヘッドホンやアンプなどを接続します 4. 電源を入れるには ボタン(POWER) を押します 液晶画面に次のような表示が現れ ピアノの音で演奏できます ( 初期設定時 ) デモ曲を聴く 1. ボタン (PART) を押したまま ボタン (PLAY/STOP) を押します デモ曲が演奏されます デモ曲は全部で 4 曲あります ボタン (w q) を押すと 前後の曲の先頭から演奏が開始されます 音色グループのボタン ~ を押して 曲を切り替えることもできます デモ曲の演奏に合わせて本機の鍵盤演奏を行うことができます ただし 音色選択などのボタン操作はできません ( 上記のボタン操作のみ可能です ) 2. デモ曲の演奏を中止するには ボタン (PLAY/ STOP) を押します 音色 ( トーン ) を選ぶ 本機は 250 種類の音色 ( うち 10 種類はドラムセット ) を内蔵しています 音色は 音色グループボタン ( 下図 ) に対応した 8 つのグループに分かれています 音色は グループとグループ内の番号を指定して選びます ここでは 全鍵域を使って 1 種類の音色を鳴らす場合の操作を説明します 音色を選ぶには 1. 音色リスト (50 ページ ) を参照し 鳴らしたい音色のグループと番号を確認します 電源を切るには 再度ボタン (POWER) を押します 電源を入れている間にバックアップの操作を行わない限りは 電源を切ると本機は初期状態 ( または前回最後にバックアップを実行したときの状態 ) に戻ります 音色の選択状態や各種の設定状態を 電源を切った後も保存したい場合は バックアップ (36 ページ ) またはレジストレーション (31 ページ ) の操作を行ってください 2. ボタン(MASTER CONTROL) の上側のランプが点灯していることを確認します 上側のランプが点灯していない場合は ボタン (MASTER CONTROL) を押して上側のランプを点灯させます 3. ボタン(LAYER) (SPLIT) のランプが両方とも消灯していることを確認します 消灯していない場合は ボタン(LAYER) (SPLIT) を押して両方とも消灯させます 4. ボタン (UPPER 1) のランプが点灯していない場合は ボタン (UPPER 1) を押してランプを点灯させます 11

音色を選んで演奏する 5. ボタン (TONE) の上側のランプが点灯していることを確認します 上側のランプが点灯していない場合は ボタン (TONE) を押して上側のランプを点灯させます 6. ボタン ~( 音色グループ ) を押して グループを選びます 押したボタンのランプが点灯します 7. ボタン (w q) で音色を選びます 選んだ音色で 鍵盤演奏をお楽しみください 例 : ORGAN グループの 002 Jazz Organ 2 を選んだ場合 音色番号 点灯 音色名 2 つ以上の音色を同時に鳴らす ( レイヤー スプリット ) 2 つの音色をミックスして鳴らしたり ( レイヤー ) 鍵盤を左右に分けてそれぞれ異なる音色で演奏したり ( スプリット ) することができます レイヤーとスプリットを組み合わせて使うことも可能です 鍵盤を使って内蔵音色を鳴らす方法のバリエーションは 次のとおりです 鍵盤全体で 1 つの音色を鳴らす (11 ページ ) UPPER 1 ゾーンだけを使います UPPER 1 UPPER 1 INT ON LAYER OFF SPLIT OFF 鍵盤全体で 2 つの音色を重ねて鳴らす (13 ページ ) UPPER 1 ゾーンと UPPER 2 ゾーンを同時に使います UPPER 1/2 INT ON UPPER 1 UPPER 2 LAYER ON SPLIT OFF 鍵盤を左右に分けて それぞれの鍵域で異なる 1 音色を鳴らす (13 ページ ) UPPER 1 ゾーンと LOWER 1 ゾーンを同時に使います w と q を一緒に押すと グループ内の 001 番に切り替わります w q の片方を押し続けると 連続的に高速で番号が切り替わります ボタン (FUCTION) を押したまま w または q を押すと 10 番単位で番号が切り替わります LOWER 1 UPPER 1 UPPER 1/LOWER 1 INT ON LAYER OFF SPLIT ON 鍵盤を左右に分けて それぞれの鍵域で異なる 2 音色を重ねて鳴らす (14 ページ ) UPPER 1 UPPER 2 LOWER 1 LOWER 2 の 4 つのゾーンを同時に使います UPPER 1/2 INT ON LOWER 1 UPPER 1 LOWER 2 UPPER 2 LOWER 1/2 INT ON LAYER ON, SPLIT ON 鍵盤を左右に分けて 片方の鍵域では 1 音色を鳴らし もう片方の鍵域では 2 音色を重ねて鳴らす (15 ページ ) 4 つのゾーンを同時に使いますが ゾーンを 1 つだけ INT OFF にして 内部音源との接続を切ります 下図は LOWER 2 を INT OFF にした場合の例です UPPER 1/2, LOWER 1 INT ON LOWER 1 UPPER 1 UPPER 2 LOWER 2 INT OFF LAYER ON, SPLIT ON 12

音色を選んで演奏する MASTER CONTROL CARD PLAYER のどちらのモードでも ゾーンごとの音色を選ぶことができます ただし CARD PLAYER モードで各ゾーンの音色を選ぶ場合 一部の操作や動作 ( ランプの点灯状態 ) が MASTER CONTROL モード時とは異なります ここでは MASTER CONTROL モードで各ゾーンの音色を選択する操作を説明します CARD PLAYER モードでの音色選択については CARD PLAYER モードで各ゾーンの音色を選ぶには (39 ページ ) をご参照ください レイヤーやスプリットを使って 2 つ以上の音色を同時に鳴らすとき 各ゾーンの音量バランスを調整したり ゾーン単位でオクターブシフトしたり 音色にかけるエフェクトをゾーンごとに詳細に設定したりすることができます 設定可能なパラメーターや操作について詳しくは ゾーンエディット (26 ページ ) をご参照ください 2 つの音色を重ねるには ( レイヤー ) 4. ボタン (LAYER) を押して ランプを点灯させます 点灯 このときボタン(UPPER 1) のランプが消灯し 代わりにボタン(UPPER 2) のランプが点灯します この状態でUPPER 2ゾーンの音色を選ぶことができます 5. UPPER 2ゾーンの音色を選びます 6. 鍵盤を弾いて 音色の重なり具合を確認します ボタン(UPPER 1) を押すとUPPER 1ゾーンの音色を ボタン(UPPER 2) を押すとUPPER 2ゾーンの音色を いつでも選び直すことができます 消灯 点灯 7. レイヤーを解除するには 再度ボタン (LAYER) を押してランプを消灯させます 1. 音色リスト (50 ページ ) を参照し 重ねて鳴らしたい 2 つの音色 (UPPER 1 ゾーン UPPER 2 ゾーンの音色 ) のグループと番号を確認します 2. ボタン(LAYER) (SPLIT) のランプが両方とも消灯していることを確認します 片方または両方が点灯している場合は ボタン (LAYER) (SPLIT) を押して両方とも消灯させます 3. ボタン(UPPER 1) を押してランプを点灯させ UPPER 1ゾーンの音色を選びます 点灯 UPPER 1 UPPER 2 音色の選び方については 音色を選ぶには (11 ページ ) をご参照ください 左右に分けた鍵域に異なる音色を割り当てるには ( スプリット ) LOWER 1 UPPER 1 1. 音色リスト (50 ページ ) を参照し 各鍵域に割り当てたい 2 つの音色 (UPPER 1 ゾーン LOWER 1 ゾーンの音色 ) のグループと番号を確認します 2. ボタン(LAYER) (SPLIT) のランプが両方とも消灯していることを確認します 片方または両方が点灯している場合は ボタン (LAYER) (SPLIT) を押して両方とも消灯させます 3. ボタン(UPPER 1) を押してランプを点灯させ UPPER 1ゾーンの音色を選びます 点灯 音色の選び方については 音色を選ぶには (11 ページ ) をご参照ください 13

音色を選んで演奏する 4. ボタン (SPLIT) を押して ランプを点灯させます 点灯 スプリットポイントを設定するには 1. 液晶画面に次の表示が現れるまで ボタン (SPLIT) を押し続けます 点灯 消灯 このときボタン(UPPER 1) のランプが消灯し 代わりにボタン(LOWER 1) のランプが点灯します この状態でLOWER 1ゾーンの音色を選ぶことができます 5. LOWER 1ゾーンの音色を選びます 6. 左右の手で鍵盤を弾いて 各鍵域の音色を確認します ボタン(UPPER 1) を押すとUPPER 1ゾーンの音色を ボタン(LOWER 1) を押すとLOWER 1ゾーンの音色を いつでも選び直すことができます 7. スプリットを解除するには 再度ボタン (SPLIT) を押してランプを消灯させます スプリットポイントの鍵盤名 2. スプリットポイント (UPPER 1ゾーンの左端 ) にしたい鍵盤 1つを押します 押した鍵盤に対応する鍵盤名が 液晶画面に表示されます ボタン(w q) を使ってスプリットポイントの鍵盤名を変更することもできます 3. 設定を終了するには ボタン(SPLIT) を押します レイヤーとスプリットを同時に使うには スプリット使用時の UPPER 1 ゾーン LOWER 1 ゾーンの音の分け目 ( スプリットポイント ) を指定することができます スプリットポイントの初期設定は F#3 です LOWER 1 ゾーン UPPER 1 ゾーン LOWER 1 UPPER 1 LOWER 2 UPPER 2 スプリットポイント 指定の操作は スプリットポイントを設定するには (14 ページ ) をご参照ください 1. 音色リスト (50ページ) を参照し UPPER 1 UPPER 2 LOWER 1 LOWER 2の各ゾーンに割り当てたい音色のグループと番号を確認します 2. ボタン(LAYER) (SPLIT) のランプが両方とも消灯していることを確認します 片方または両方が点灯している場合は ボタン (LAYER) (SPLIT) を押して両方とも消灯させます 3. ボタン (UPPER 1) を押してランプを点灯させ UPPER 1 ゾーンの音色を選びます 点灯 音色の選び方については 音色を選ぶには (11 ページ ) をご参照ください 14

音色を選んで演奏する 4. ボタン (LAYER) を押して ランプを点灯させます 点灯 11. 左右の手で鍵盤を弾いて 各鍵域の音色を確認します 各ゾーンの音色を変更したい場合は 随時 次の操作を行います このゾーンの音色を変更するには : この操作を行う : 消灯 点灯 UPPER 1 ゾーン ボタン (UPPER 1) を押してから 音色を選び直す ボタン (UPPER 2) のランプが点灯します この状態で UPPER 2 ゾーンの音色を選ぶことができます 5. UPPER 2 ゾーンの音色を選びます 6. ここでいったんボタン(LAYER) を押して ランプを消灯させます 7. ボタン(SPLIT) を押して ランプを点灯させます UPPER 2 ゾーン LOWER 1 ゾーン LOWER 2 ゾーン ボタン(UPPER 2) を押してから 音色を選び直す ボタン(LOWER 1) を押してから 音色を選び直す ボタン(LOWER 2) を押してから 音色を選び直す 12. レイヤーとスプリットを解除するには ボタン (LAYER) とボタン (SPLIT) を押して 両方のランプを消灯させます 点灯 ボタン(LOWER 1) のランプが点灯します この状態で LOWER 1ゾーンの音色を選ぶことができます 8. LOWER 1ゾーンの音色を選びます 9. 再度ボタン(LAYER) を押して ランプを点灯させます 点灯 点灯 レイヤーとスプリットの同時使用中に左右どちらか片方の鍵域だけ 2 音色を重ねずに 1 音色だけにしたい場合は 音を鳴らしたくないゾーンを INT OFF にします 例えば UPPER 1 UPPER 2 LOWER 1 の 3 つのゾーンだけを鳴らし LOWER 2 ゾーンは鳴らさない場合は 次の操作を行います LOWER 1 UPPER 1 UPPER 2 1. ボタン (LOWER 2) を押して ランプを点灯させます 2. ボタン (INT/EXT) を 2 回押して INT 側 ( 左側 ) のランプを消灯させます 消灯 点灯 ボタン(LOWER 2) のランプが点灯します この状態で LOWER 2ゾーンの音色を選ぶことができます 10. LOWER 2ゾーンの音色を選びます 点灯 ボタン (UPPER 1) ボタン (UPPER 2) ボタン (LOWER 1) またはボタン (LOWER 2) を押すと 押したキーのランプが点灯し 他のキーのランプは消灯します このとき 押したボタンに対応するゾーンの音色名が画面に表示され そのゾーンの音色が変更できる状態になります ただし 鍵盤を押したときにどのゾーンの音が鳴るかは レイヤーとスプリットのオン / オフ状態によって決まります ボタン (INT/EXT) は 各ゾーンがコントロールする対象 (INT = 内部音源 EXT = 外部 MIDI 機器 ) を指定するためのボタンです INT 側 ( 左側 ) のランプが内部音源コントロールのオン / オフ EXT 側 ( 右側 ) のランプが外部 MIDI 機器コントロールのオン / オフの設定状態を それぞれ表します このボタンの操作について詳しくは 本機を MIDI マスターキーボードとして使う (24 ページ ) をご参照ください 15

音にエフェクトをかける MASTER CONTROL CARD PLAYER 音にリバーブやコーラスをかける 本機はリバーブ 4 種とコーラス 4 種を備えており 専用ボタンでいつでもオン / オフを切り替えることができます ボタン (REVERB) を押すたびに リバーブのオン / オフが切り替わります オンのときはボタンの上のランプが点灯し オフのときは消灯します ボタン (CHORUS) を押すたびに コーラスのオン / オフが切り替わります オンのときはボタンの上のランプが点灯し オフのときは消灯します コーラスのタイプを変更するには 1. 液晶画面に次の表示が現れるまでボタン (CHORUS) を押し続けます 2. ボタン (w q) でタイプを選びます Light Chorus Chorus Deep Chorus Flanger の中から選択できます 音色によっては 初期設定ではコーラスをオンにするだけではコーラスの効果はかかりません これは 初期設定ではコーラスセンドが 0 に設定されているためです コーラスをかけたい場合は 使用するゾーンのコーラスセンドの値を変更してください 詳しくは エフェクト設定 (30 ページ ) をご参照ください リバーブやコーラスのオン / オフは全ゾーン共通ですが リバーブセンド コーラスセンドはゾーン別に設定することができます 詳しくは エフェクト設定 (30 ページ ) をごをご参照ください リバーブのタイプを変更するには 1. 液晶画面に次の表示が現れるまでボタン (REVERB) を押し続けます 3. 設定を終了するには ボタン (CHORUS) を押します ピッチベンドホイールで音の高さを変える ホイール (PITCH BEND) を手前や奥に回すと 回した量に応じて音の高さを変化させることができます 奥に回すと音程が上がり 手前に回すと音程が下がります ホイールから手を離すと中央に戻り 本来の音程に復帰します 電源を入れるときは ホイールを回さないようにしてください ホイールによる音程の可変範囲を変更することができます 詳しくは ベンドレンジ (18 ページ ) をご参照ください 2. ボタン (w q) でタイプを選びます Room Hall Large Hall Stadium の中から選択できます 3. 設定を終了するには ボタン (REVERB) を押します 16

コモンパラメーターを設定する MASTER CONTROL コモンパラメーターにはトランスポーズ ベンドレンジ イコライザーなど 本機全体に関わるパラメーターが含まれます また ASSIGNABLE ボタンに割り当てる機能の設定も含まれます コモンパラメーターの操作 コモンパラメーターの設定は 電源を入れたときにすぐに表示される コモンメニュー を使って行います ページ パラメーター名 コモンメニュー 設定値 コモンメニューは 5 ページあり ボタン (PAGE) でページめくりができます コモンメニューの各ページには ボタン (A)~ ボタン (D) に対応した最大 4 つのパラメーターが含まれています 操作パネルの左上部の一覧表 COMMON PARAMTER で コモンメニューの各ページ A~D の各ボタンに対応したパラメーターを参照できます 17

コモンパラメーターを設定する コモンパラメーターの設定値を変更するには 1. ボタン (MASTER CONTROL) の上側のランプが点灯していることを確認します 上側のランプが点灯していない場合は ボタン (MASTER CONTROL) を押して上側のランプを点灯させます 点灯 2. ボタン(ZONE EDIT) のランプが消灯していることを確認します 点灯している場合は ボタン(ZONE EDIT) を押し続け ボタンのランプが消灯したら離します 3. ボタン(PAGE) を押して 設定値を変更したいパラメーターが含まれるコモンメニューのページを表示します 例 : 2ページ目を表示した場合 6. 他のパラメーターの設定値を変更したい場合は 同様に手順 3~5 の操作を行います コモンパラメーターの設定値を変更した後で電源を切ると 変更は保持されず すべての設定値が初期化されます 変更後の設定状態を保存したい場合は 次のいずれかの操作を行ってください 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰したい場合は バックアップの操作を行ってください 詳しくは バックアップ (36 ページ ) をご参照ください 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰する必要はないが 後日この設定状態を呼び出したい場合は レジストレーションを使って設定状態をメモリーに保存してください 詳しくは レジストレーション (31 ページ ) をご参照ください コモンパラメーター詳細 ここでは各コモンパラメーターの意味内容 設定値の範囲 初期値を示します 各パラメーター名の後の 1-A のような表示は コモンメニュー上の位置 (1-A であれば 1 ページ目の A ボタンに対応 ) を表します 各パラメーター説明の後に記載されている数値や名前が 設定値の範囲を表します アスタリスク (* ) はパラメーターごとの初期値を表します 一般設定 ボタン (PAGE) を押すたびに 次ページに移動できます 4. 設定値を変更したいパラメーターに応じて ボタン (A)~ ボタン (D) のいずれかを押します 押したボタンに対応するパラメーターの設定値が強調表示されます ([ ] が に変わります) これは その設定値が変更できる状態であることを示します 例 : ボタン(C) を押した場合 トランスポーズ 1-A Transpose (Trnsp) 鍵盤全体の音の高さ ( 調 ) を半音単位で上下させます -12~0*~12 半音 ベンドレンジ 1-B Bend Range (BendR) ピッチベンドホイールによる音程の可変範囲を設定します 0~2*~12 半音 ボタン (A)~ ボタン (D) のいずれかを押し続けると そのボタンに対応するパラメーター名が省略されていない状態でポップアップ表示されます ( 例 : LoMdG LowMid Gain ) ブリリアンス 1-C Brilliance (Brila) 音の明るさを調節します 数値を大きくするほど明るく硬い感じの音になり 小さくするほどまろやかな柔らかい感じの音になります -3~0*~3 5. ボタン (EDIT w q) で設定値を変更します w と q を一緒に押すと 初期設定値に戻ります w q の片方を押し続けると 連続的に高速で設定値を変更できます パラメーターごとの設定値の意味や設定範囲など詳細は コモンパラメーター詳細 (18 ページ ) をご参照ください 18

コモンパラメーターを設定する イコライザー設定 音の補正を行うための 4 バンドイコライザーです イコライザーオン / オフ 1-D EQ ON/OFF (EQ) 本機から音を出力するときにイコライザーを通す ( オン ) か 通さない ( オフ ) か指定します OFF, ON* 各バンドのゲインと周波数の設定 2-A~3-D パラメーター名 位置 内容 設定値 (* は初期値 ) Low Gain (LoG) 2-A 低域のゲインを調整します -12~0*~12 Low Freq. (LoF) 2-B Low Gainで調整対象とする低域の周波数を指定 します 0.2*, 0.4, 0.8 khz LowMid Gain (LoMdG) 2-C 中低域のゲインを調整します -12~0*~12 LowMid Freq. (LoMdF) 2-D LowMid Gainで調整対象とする中低域の周波数 を指定します 1.0*, 1.3, 1.6, 2.0, 2.5, 3.2, 4.0, 5.0 khz HighMid Gain (HiMdG) 3-A 中高域のゲインを調整します -12~0*~12 HighMid Freq. (HiMdF) 3-B HighMid Gainで調整対象とする中高域の周波数 を指定します 1.0, 1.3, 1.6, 2.0, 2.5*, 3.2, 4.0, 5.0 khz High Gain (HiG) 3-C 高域のゲインを調整します -12~0*~12 High Freq. (HiF) 3-D High Gainで調整対象とする高域の周波数を指定 します 6.0, 8.0, 10* khz 19

コモンパラメーターを設定する アサイナブルボタン設定 ボタン (ASSIGNABLE 1) とボタン (ASSIGNABLE 2) の各ボタンに割り当てる機能を指定します 各ボタンに割り当て可能な機能は これらのボタン左側の一覧表 ASSIGNABLE 1 TYPE と ASSIGNABLE 2 TYPE でも参照できます ボタン (ASSIGNABLE 1) とボタン (ASSIGNABLE 2) の機能は ここで実行した設定にかかわらず ゾーンエディット (26 ページ ) 側の設定でゾーン別に有効 / 無効を切り替えることができます 詳しくは コントロール設定 (30 ページ ) をご参照ください アサイナブルボタン 1 の機能 ボタン (ASSIGNABLE 1) に割り当てる機能を指定します 設定値に応じて割り当てられる機能は 次の通りです 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1) 設定値 Modulation (Mod) Portamento (Por) Control Change Number 0~127 (CC# 000~127) 割り当てられる機能 モジュレーションが割り当てられます 1 ボタン (ASSIGNABLE 1) を押したとき 離したときのモジュレーションデプス (Modulation Depth) は ボタン (B) ボタン (C) で指定します ポルタメントが割り当てられます ボタン (ASSIGNABLE 1) を押している間はポルタメントがかかり ボタンを離すとかからなくなります 2 コントロールチェンジナンバーが割り当てられます コントロールチェンジを送信するための MIDI チャンネルや ボタン (ASSIGNABLE 1) を押したとき 離したときに送信される値は ボタン (B)~ ボタン (D) で指定します 1 特定のゾーンだけにモジュレーションをかけたい場合は Asgn1 として Mod でなく 001 (CC#1 = Modulation) を選んでください さらに モジュレーションをかけたいゾーンの MIDI チャンネルに合わせて コントロールチェンジ送信用の MIDI チャンネルを指定してください (21 ページ Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 を参照 ) 2 ポルタメントはゾーンごとにオン / オフの指定が可能です 詳しくは 音色編集 (29 ページ ) をご参照ください アサイナブルボタン 2 の機能 ボタン (ASSIGNABLE 2) に割り当てる機能を指定します 設定値に応じて割り当てられる機能は 次の通りです 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2) Rotary (Rot) 設定値 Portamento (Por) DSP Bypass (Dbp) Control Change Number 0~127 (CC# 000~127) 割り当てられる機能 DSP(28 ページの DSP タイプ 参照 ) で Rotary が使用されている場合の回転速度の切り替え機能が割り当てられます ボタン (ASSIGNABLE 2) がオン ( ランプ点灯中 ) のとき Fast になり オフ ( ランプ消灯中 ) のとき Slow になります ポルタメントが割り当てられます ボタン (ASSIGNABLE 2) がオンのときはポルタメントがかかり オフではかかりません 1 特定ゾーンの DSP をオフにする機能が割り当てられます DSP をオフにするゾーンは ボタン (B) で指定します コントロールチェンジナンバーが割り当てられます コントロールチェンジを送信するための MIDI チャンネルや ボタン (ASSIGNABLE 2) をオンにしたとき オフにしたときに送信される値は ボタン (B)~ ボタン (D) で指定します 1 ポルタメントはゾーンごとにオン / オフの指定が可能です 詳しくは 音色編集 (29 ページ ) をご参照ください 20

コモンパラメーターを設定する Asgn1 = Modulation (Mod) 時の設定 4-B, 4-C パラメーター名位置内容設定値 (* は初期値 ) Depth (Button OFF) (OfDep) Depth (Button ON) (OnDep) 4-B ボタンを押していない間のモジュレーションデプス値を指定します 4-C ボタンを押している間のモジュレーションデプス値を指定します 0*~127 0~127* Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D パラメーター名位置内容設定値 (* は初期値 ) Channel (Ch) 4-B, 5-B コントロールチェンジを送信するための MIDI チャンネルを指定します 1 1*~16 Value (Button OFF) (OfVal) 4-C, 5-C ボタンを離したときに ( あるいはオフの状態になったときに ) 送信される値を指定します 0*~127 Value (Button ON) (OnVal) 4-D, 5-D ボタンを押したときに ( あるいはオンの状態になったときに ) 送信される値を指定します 0*~127 1 コントロールチェンジ情報は 基本的にはここで指定した MIDI チャンネルで 本機の外部に送信されます ただし 本機のあるゾーンの MIDI 送信チャンネルがここで指定したチャンネルと一致しており かつそのゾーンが INT ON の場合 コントロールチェンジ情報はそのゾーンに対応する内部音源にも送信されます Asgn2 = DSP Bypass (Dbp) 時の設定 5-B パラメーター名位置内容設定値 (* は初期値 ) Zone 5-B ボタン(ASSIGNABLE 2) がオン ( ランプ点灯中 ) のときにDSPバイパスを有効に する (DSPをオフにする) ゾーン1つを Up1 (UPPER 1) Up2 (UPPER 2) Lo1 (LOWER 1) Lo2 (LOWER 2) の中から選びます Up1*, Up2, Lo1, Lo2 21

アサイナブルボタンを使う MASTER CONTROL CARD PLAYER アサイナブルボタンには ボタン (ASSIGNABLE 1) とボタン (ASSIGNABLE 2) の 2 つがあります ボタン (ASSIGNABLE 1) はアンラッチタイプ ( ボタンを押している間はオン 離すとオフ ) ボタン (ASSIGNABLE 2) はラッチタイプ ( ボタンを押してランプを付けるとオン ランプを消すとオフ ) のボタンとして機能します これらのボタンの用途は おもにエフェクトに関連したリアルタイム操作です 各ボタンの機能はコモンメニュー (17 ページ ) を使って設定します 設定の操作については コモンパラメーターの設定値を変更するには (18 ページ ) をご参照ください ボタンに割り当てたい機能に対応したパラメーターを探す際は 以下の説明中の コモンパラメーターの参照先 ゾーンパラメーターの参照先 で示されている項目をご参照ください 音にモジュレーションをかける (ASSIGNABLE 1) ボタン (ASSIGNABLE 1) を押している間 ( または離している間 ) 一定のデプスで音にモジュレーションがかかります コモンパラメーターの参照先 : アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1) (20ページ) Asgn1 = Modulation (Mod) 時の設定 4-B, 4-C (21 ページ ) 音にポルタメントをかける (ASSIGNABLE 1/2) ポルタメントをかけると 続けて弾いた 2 音の間でピッチを連続的に変化させる効果が得られます 弦楽器や管楽器の音色で利用すると有効です ボタン (ASSIGNABLE 1) の場合は ボタンを押している間だけポルタメントがかかります ボタン (ASSIGNABLE 2) の場合は ボタンがオンの状態の間はポルタメントがかかります コモンパラメーターの参照先 : アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1) (20ページ) アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2) (20ページ) ゾーンパラメーターの参照先 : ポルタメントオン / オフ 4-C Portamento ON/OFF (Porta) (29ページ) ポルタメントタイム 4-D Portamento Time (PTime) (29ページ) ロータリーエフェクトのスピードを変える (ASSIGNABLE 2) DSP(28 ページ ) にロータリー (Rotary) が使用されている場合 ボタン (ASSIGNABLE 2) を押すたびに ロータリーの回転速度が Fast と Slow の間で切り替わります コモンパラメーターの参照先 : アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2) (20ページ) ゾーンパラメーターの参照先 : DSP 設定 (28ページ) 22

アサイナブルボタンを使う DSP をバイパスする (ASSIGNABLE 2) ボタン (ASSIGNABLE 2) がオンの状態の間 指定されているゾーンの音だけを DSP を通さずに出力します コモンパラメーターの参照先 : アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2) (20ページ) Asgn2 = DSP Bypass (Dbp) 時の設定 5-B (21ページ) DSP バイパスについては マスターコントロール構成 (4 ページ ) のフローチャートもご参照ください コントロールチェンジを送信する (ASSIGNABLE 1/2) コントロールチェンジは MIDI メッセージですので 送信対象は基本的には外部 MIDI 機器です ボタン (ASSIGNABLE 1) の場合はボタンを押したとき 離したときのぞれぞれのタイミングで 指定されているコントロールチェンジナンバーの異なる値を送信することができます ボタン (ASSIGNABLE 2) の場合はボタンをオンにしたとき オフにしたときのぞれぞれのタイミングで 指定されているコントロールチェンジナンバーの異なる値を送信することができます コモンパラメーターの参照先 : アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1) (20ページ) アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2) (20ページ) Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D (21ページ) 特定ゾーンに対応する内部音源にも送信されるように設定することは可能です Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D (21 ページ ) の注釈をご参照ください 23

本機を MIDI マスターキーボードとして使う MASTER CONTROL 本機の 4 つのゾーン (UPPER 1/UPPER 2/LOWER 1/LOWER 2) に各々異なる MIDI チャンネルを割り当て 最大 4 台の外部 MIDI 機器を同時にコントロールすることができます ここでは本機を MIDI マスターキーボードとして使うにあたっての基本的なことがらのみを説明します 本機の MIDI 仕様についての詳細は 下記のホームページに公開している MIDI インプリメンテーション をご覧ください http://casio.jp/support/emi/ 外部 MIDI 機器との接続について 本機は標準的な 5 ピン DIN コネクタタイプの MIDI OUT 端子と MIDI IN 端子を備えています 本機と他の電子楽器などの外部 MIDI 機器を接続する際は 別売または市販の MIDI ケーブルをご使用ください USB 端子で本機とパソコンを接続しているときは 本機の MIDI 端子は使用できません 演奏に使用するゾーンを決める 使用したいゾーンに応じて ボタン (LAYER) とボタン (SPLIT) のランプを点灯または消灯させます LAYER 消灯 SPLIT 消灯 LAYER 点灯 SPLIT 消灯 UPPER 1 UPPER 1 UPPER 2 LAYER 消灯 SPLIT 点灯 LAYER 点灯 SPLIT 点灯 LOWER 1 UPPER 1 LOWER 1 UPPER 1 LOWER 2 UPPER 2 UPPER と LOWER のゾーンの境界は スプリットポイントを設定するには (14 ページ ) の操作によって変更することができます 24

本機を MIDI マスターキーボードとして使う 演奏に使用する各ゾーンのコントロール対象を指定する ボタン (LAYER) とボタン (SPLIT) を使って演奏に使うゾーンを決めたら 次に各ゾーンが内部音源 (INT) 外部 MIDI 機器 (EXT) の各々をコントロールする (ON) か しない (OFF) かを指定します 指定にはボタン (INT/EXT) を使います 各ゾーンのコントロール対象を指定するには 1. ボタン (UPPER 1) ボタン (UPPER 2) ボタン (LOWER 1) またはボタン (LOWER 2) を押して ゾーンを選びます 押したボタンのランプが点灯します 2. ボタン (INT/EXT) を使って 手順 1 で選んだゾーンのコントロール対象を指定します ボタン (INT/EXT) を押すたびに 次のようにボタン左右のランプの点灯 / 消灯状態が切り替わります 点灯 点灯 点灯 消灯 消灯 点灯 消灯 消灯 INT 側 ( 左側 ) のランプは内部音源 EXT 側 ( 右側 ) のランプは外部 MIDI 機器を表します コントロール対象としたい側のランプを点灯させ コントロール対象とはしない側のランプは消灯させます 3. 指定したいすべてのゾーンについて 手順 1 と 2 の操作を行います 本機で外部 MIDI 機器のみをコントロールしたい場合は ローカルコントロール (35 ページ ) の設定をオフにして 本機の鍵盤と内部音源の接続自体を遮断することも可能です 各ゾーンの設定について MIDI チャンネルをはじめとする外部 MIDI 機器コントロールに関する設定 および音色の選択や DSP 設定といった内部音源に関する設定を ゾーンごとに個別に行うことができます 各ゾーンの音色を選択する操作については 2 つ以上の音色を同時に鳴らす ( レイヤー スプリット ) (12 ページ ) をご参照ください MIDI チャンネル設定やミキサー DSP など各ゾーンの詳細設定については ゾーンエディット (26 ページ ) をご参照ください 25

ゾーンエディット MASTER CONTROL 本機は 4 ゾーン構成の MIDI マスターキーボードです (4 ページの マスターコントロール構成 を参照 ) ゾーンは 内部音源と外部 MIDI 機器をコントロールする単位です ゾーンごとに内部音源の音色を選ぶことができるように 内部音源に関してはミキサーや DSP などの設定 外部 MIDI 機器のコントロールに関しては MIDI チャンネルなどの設定を 各ゾーン個別に行うことができます ゾーンパラメーターの操作 各ゾーン別に設定可能なパラメーターを総称して ゾーンパラメーター と呼びます ゾーンパラメーターの設定は MASTER CONTROL モードでボタン (ZONE EDIT) を押し続けると表示される ゾーンメニュー を使って行います ページ ゾーンパラメーター名 ゾーンメニュー 設定値 ゾーンメニューは 8 ページあり ボタン (ZONE EDIT) でページめくりができます ゾーンメニューの各ページには ボタン (A)~ ボタン (D) に対応した最大 4 つのゾーンパラメーターが含まれています 3 ページの DSP 設定 のみ 例外的に次の画面のような表示となります 操作パネルの左上部の一覧表 ZONE PARAMTER で ゾーンメニューの各ページ A~D の各ボタンに対応したゾーンパラメーターを参照できます 26

ゾーンエディット ゾーンパラメーターの設定値を変更するには 1. ボタン (MASTER CONTROL) の上側のランプが点灯していることを確認します 上側のランプが点灯していない場合は ボタン (MASTER CONTROL) を押して上側のランプを点灯させます 点灯 2. 液晶画面に次の表示 ( ゾーンメニュー ) が現れるまでボタン (ZONE EDIT) を押し続けます 5. ボタン (UPPER 1) ボタン (UPPER 2) ボタン (LOWER 1) またはボタン (LOWER 2) を押して 設定値を変更したいゾーンを選びます 押したボタンのランプが点灯し そのゾーンが選択されます 6. ボタン(EDIT w q) で設定値を変更します wとqを一緒に押すと 初期設定値に戻ります w qの片方を押し続けると 連続的に高速で設定値を変更できます パラメーターごとの設定値の意味や設定範囲など詳細は ゾーンパラメーター詳細 (28ページ) をご参照ください 7. 同じパラメーターについて他のゾーンの設定値も変更したい場合は 手順 5と6の操作を必要なだけ繰り返します 8. 他のパラメーターの設定値を変更したい場合は 手順 3~7 の操作を必要なだけ繰り返します このとき ボタン(ZONE EDIT) のランプが点灯します 3. ボタン(ZONE EDIT) を押して 設定値を変更したいパラメーターが含まれるゾーンメニューのページを表示します 例 : 2ページ目を表示した場合 ボタン(ZONE EDIT) を押すたびに 次ページに移動できます 4. 設定値を変更したいパラメーターに応じて ボタン(A)~ ボタン(D) のいずれかを押します 押したボタンに対応するパラメーターの設定値が強調表示されます ([ ] が に変わります) これは その設定値が変更できる状態であることを示します 例 : ボタン(C) を押した場合 9. ゾーンパラメーターの設定を終了するには ボタン(ZONE EDIT) を押し続け ボタンのランプが消灯したら離します 画面下部のメニューがコモンメニューの表示に戻ります ゾーンパラメーターの設定値を変更した後で電源を切ると 変更は保持されず すべての設定値が初期化されます 変更後の設定状態を保存したい場合は 次のいずれかの操作を行ってください 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰したい場合は バックアップの操作を行ってください 詳しくは バックアップ (36 ページ ) をご参照ください 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰する必要はないが 後日この設定状態を呼び出したい場合は レジストレーションを使って設定状態をメモリーに保存してください 詳しくは レジストレーション (31 ページ ) をご参照ください ボタン (A)~ ボタン (D) のいずれかを押し続けると そのボタンに対応するパラメーター名が省略されていない状態でポップアップ表示されます ( 例 : MidCh MIDI Out Ch ) 27

ゾーンエディット ゾーンパラメーター詳細 ここでは各ゾーンパラメーターの意味内容 設定値の範囲 初期値を示します 各パラメーター名の後の 1-A のような表示は ゾーンパラメーターの位置 (1-Aであれば 1ページ目のAボタンに対応 ) を表します パラメーターごとに付記されている INT EXT は 次の意味です INT : 内部音源のコントロールに関する設定を表します EXT : 外部 MIDI 機器のコントロールに関する設定を表します 各パラメーター説明の後に記載されている数値や名前が 設定値の範囲を表します アスタリスク (*) はパラメーターごとの初期値を表します ミキサー設定 音量 1-A Volume (Vol) 音量を調節します 0 で無音 127 が最大音量です 0~127* パン 1-B Pan 定位を調節します 0 がセンター マイナス値で左方向 プラス値で右方向に定位を移動します -64~0*~+63 オクターブシフト INT / EXT INT / EXT 1-C Octave Shift (Oct) 音程を1オクターブ単位で上下させます INT / EXT この設定を変更すると 外部 MIDI 機器に送信されるノートナンバーも同様にシフトします -2~0*~+2 MIDI 設定 MIDI Outチャンネル (MidCh) 各ゾーンが MIDI データの送信時に使う MIDI チャンネルを指定します 1~16 (*UPPER 1: 1 UPPER 2: 2 LOWER 1: 3 LOWER 2: 4) 2-D の操作でプログラムチェンジを外部に送信する際に付加するバンク LSB の値を指定します 0*~127 外部に送信するプログラムチェンジナンバーを指定 EXT します ここで数値を変更するたびに 該当する番号のプログラムチェンジが外部に送信されます ( 内部音源には影響しません ) 0*~127 DSP 設定 2-A MIDI Out Channel バンクMSB 2-B Bank MSB (BnkMS) 2-Dの操作でプログラムチェンジを外部に送信する EXT 際に付加するバンクMSBの値を指定します 0*~127 バンク LSB プログラムチェンジ (Prog) DSP タイプ 2-C Bank LSB (BnkLS) 2-D Program Change 3-A DSP Type (DSP) EXT EXT トレモロやロータリーなどの DSPのタイプを選択 INT します DSPタイプは ton ( 音色ごとの初期設定 ) または番号 (1~64) で表示され (EDIT w q) を使って番号を切り替えるたびに その番号に対応するDSPタイプ名がポップアップ表示されます ここで選択したタイプに応じて 3-Bに表示されるDSPパラメーターの内訳が変わります DSPパラメーター (Parameter) 3-B DSP Parameter 3-Aで選択したDSPタイプに対して設定が可能な INT パラメーター名が表示されます 設定可能なパラメーターが複数ある場合は (EDIT w q) を使って別のパラメーターに切り替えることができます 各パラメーターの設定値の変更は 3-Cで行います 28

ゾーンエディット 設定値 3-B に表示中のパラメーターに対する設定値を変更します DSP タイプの番号とタイプ名の対応 DSP タイプごとのパラメーター名 およびパラメーターごとの設定値や初期値に関する情報は 巻末の DSP エフェクトリスト (53 ページ ) および DSP アルゴリズムリスト (54 ページ ) をご参照ください 音色編集 3-C Parameter Value (Value) コースチューニング 4-A Coarse Tune (CrsTu) 音程を半音単位でずらします INT / EXT -12~0*~+12 半音 ファインチューニング (FinTu) 4-B Fine Tune 音程をセント (1 セント = 1/100 半音 ) 単位で微調整します -99~0*~+99 セント ポルタメントオン / オフ 4-C Portamento ON/OFF (Porta) ポルタメントが割り当てられているアサイ INT / EXT ナブルボタンをオンにしたときに 各ゾーンにポルタメントをかけるか かけないかを指定します OFF*, ON ポルタメントタイム (PTime) 4-D Portamento Time 4-Cでポルタメントをオンにした場合の INT / EXT ピッチの変化時間を指定します 数値が小さいほど短時間 大きいほど長時間になります 0に設定するとポルタメントはかかりません 0*~127 アタックタイム INT / EXT INT / EXT 5-A Attack Time (Atack) 音の立ち上がりまでの時間 ( アタックタイ INT / EXT ム ) を 音色ごとの初期状態 ( 設定値 = 0) から相対的に調節します 大きなプラス値ほどアタックタイムは長くなり ゆっくりした音の立ち上がりになります 絶対値の大きなマイナス値ほどアタックタイムは短くなり 音の立ち上がりが早くなります -64~0*~+63 リリースタイム 5-B Release Time (Relse) 鍵盤を離してから音が消えるまでの時間 ( リ INT / EXT リースタイム ) を 音色ごとの初期状態 ( 設定値 = 0) から相対的に調節します 絶対値の大きなマイナス値ほどリリースタイムは短くなり 大きなプラス値ほど長くなります -64~0*~+63 フィルター 5-C Filter Cutoff (Flter) 音色に対するカットオフフィルターのかか INT / EXT り具合を調節します カットオフフィルターとは 音色の倍音成分のうちある周波数よりも高域の部分をカットオフ ( 除去 ) し 音質を調整するフィルターです 音色ごとの初期状態 ( 設定値 = 0) から フィルターのかかり具合を相対的に調節します 絶対値の大きなマイナス値ほど音質は柔らかい感じになり 大きなプラス値ほど硬く明るい感じになります -64~0*~+63 タッチセンス 5-D Touch Sense (Sense) 鍵盤演奏の強弱に応じた音量や音質の変化量と INT 変化のしかたを調節します 設定値の絶対値が大きいほど 押鍵の強弱に応じた音量や音質の変化量が大きくなります 0に設定すると 押鍵の強弱にかかわらず 音量と音質は変化しません プラス値のときは 強く弾くほど大きく硬い音 弱く弾くほど小さく柔らかい音が出ます 逆にマイナス値のときは 強く弾くほど小さく柔らかい音 弱く弾くほど大きく硬い音が出ます なお音量や音質の変化は 音色によって異なります -64~0~+63* ビブラートレート (VbRat) 6-A Vibrato Rate 音にかかるビブラートの速度を調節します 絶対値の大きなマイナス値ほど遅くなり 大きなプラス値ほど速くなります -64~0*~+63 ビブラートデプス (VbDpt) 6-B Vibrato Depth 音にかかるビブラートの深さ ( 強さ ) を調節します 絶対値の大きなマイナス値ほど浅くなり 大きなプラス値ほど深くなります -64~0*~+63 INT / EXT INT / EXT 29

ゾーンエディット ビブラートディレイ (VbDly) 音にビブラートがかかり始めるまでの時間 INT / EXT を調節します 絶対値の大きなマイナス値ほど発音からより短時間でビブラートがかかり 大きなプラス値ほど発音からビブラートがかかり始めるまでの時間が長くなります -64~0*~+63 ビブラートウェーブフォーム Waveform (WvFrm) 6-C Vibrato Delay 音にかかるビブラートの波形を選択します 次の波形の中から選択できます Original (Org*) -- Saw Down (SDw) 6-D Vibrato INT DSP オン / オフ 7-D DSP ON/OFF (DSP) ゾーンごとのDSPのオン オフを切り替えます オフ INT にすると そのゾーンにはDSPが使用されません OFF, ON* 本機のDSPは 最大 2パートに対して同時に使用することができます 各パート (5ページの 音源構成 を参照) にはDSP を使用できる優先順位があり 本項目がオンに設定されているパートのうち優先順位の高いものから2パートに対して DSPがかかります 各パートの優先順位は次のとおりです 優先順位 パート番号 パート名 1 Part 1 Upper1 2 Part 3 Lower1 3 Part 2 Upper2 4 Part 4 Lower2 5 Part 17~Part 48 Song01~Song16, Ext01~Ext16 Sine (Sin) Triangle (Tri) Pulse 1:3 (P13) Pulse 2:2 (P22) 優先度の低い特定のパート ( 例えば Lower2) で DSP を使用したいときには より優先度の高いパート (Upper1 Lower1 Upper2) について必要なだけ 本項目をオフに切り替えておきます コントロール設定 Saw Up (SUp) (* 初期値 Org の波形は音色により異なる ) エフェクト設定 Pulse 3:1 (P31) 本項の各設定の意味については マスターコントロール構成 (4 ページ ) の流れ図もご参照ください リバーブセンド 7-A Reverb Send (RvbSd) 音源から出力される音のうち リバーブに送る量を指定します 0~127(* 初期値は音色により異なる ) コーラスセンド 7-B Chorus Send (ChoSd) 音源から出力される音のうち コーラスに送る量を指定します 0~127(* 初期値は音色により異なる ) アコースティックレゾナンスセンド 7-C Acoustic Resonance Send (AReso) 音源から出力される音のうち アコースティックレゾナンスに送る量を指定します 0~127(* 初期値は音色により異なる ) INT / EXT INT / EXT INT 複数ゾーンを使って演奏する際に ペダルなどコントローラーの操作を特定のゾーンだけ無効にしたい場合は そのゾーンについて本項の各設定を OFF にします ペダル ペダル操作の有効 無効を指定します OFF, ON* ピッチベンダー ホイール (PITCH BEND) の操作の有効 無効を指定します OFF, ON* アサイナブル 1 8-A Pedal 8-B Bender (Bend) ボタン (ASSIGNABLE 1) の操作の有効 無効を指定します OFF, ON* アサイナブル 2 8-C Assignable 1 (Asgn1) 8-D Assignable 2 (Asgn2) ボタン (ASSIGNABLE 2) の操作の有効 無効を指定します OFF, ON* INT / EXT INT / EXT INT / EXT INT / EXT 30

レジストレーション MASTER CONTROL CARD PLAYER 本機で演奏する際には レイヤーやスプリットのオン / オフ 各ゾーンの音色選択 イコライザーの調整 DSP 設定など 演奏に応じた数多くの準備を行います ある曲を演奏するために準備した操作パネルの状態や内部設定状態を 最大 64 セットまで 登録 しておくことができます この機能を レジストレーション機能 と呼びます 本機の設定状態 1 セット分を レジストレーション と呼びます レジストレーションに登録される内容 各レジストレーションに登録される内容は 次の設定状態一式です レイヤー ON/OFF スプリットON/OFF スプリットポイント リバーブON/OFF リバーブタイプ コーラスON/OFF コーラスタイプ 各ゾーンの音色番号 各ゾーンのINT/EXT ON/OFF すべてのコモンパラメーター (17ページ) すべてのゾーンパラメーター (26ページ) ファンクションメニュー (34ページ) に含まれる次の内容 タッチレスポンス ペダルアサイン 音律タイプ 音律の基音 ストレッチチューニング アコースティックレゾナンスON/OFF ハーフペダル 現在本機がどのモード (MASTER CONTROL CARD PLAYER ZONE EDIT) にいるかという情報は レジストレーションには登録されません レジストレーションを呼び出したときのモードは 呼び出し前から変化しません ファンクションメニュー内の次の設定状態は レジストレーションには登録されません これらの設定は バックアップ (36ページ) を行うと 電源オフ後も保持されます チューニング EQホールド 液晶画面のコントラスト ソングMIDIアウト ソングボリューム 曲頭のカウント音 曲のリピート演奏 バックアップ (36ページ) によって保持される設定状態は 上記の各設定と レジストレーションに登録される設定内容のすべてです レジストレーションの操作 レジストレーションの登録と呼び出しの操作は 登録場所の番地 ( バンクとエリア ) を指定して行います 登録場所は 8 バンク 8 エリアで合計 64 個あります レジストレーションを登録するには 1. 演奏する曲に応じた設定を行います 2. ボタン(REGISTRATION) を押してボタンの下側のランプを点灯させ REGISTRATIONモードに入ります 点灯 バンク番号 3. ボタン (w q) を使って レジストレーションを登録するバンクの番号 (1~8) を指定します 4. ボタン (STORE) を押したままボタン (1)~ (8) のいずれか 1 つを押して レジストレーションを登録するエリアの番号 (1~8) を指定します ck cl cm cn co cp cq cr dm ボタン ~ のいずれか 1 つを押すと同時に 登録が実行されます バンク 1 - エリア 3 を指定した場合は 次のように表示されます バンク番号 エリア番号 31

レジストレーション 登録したレジストレーションを呼び出すには 1. ボタン(REGISTRATION) を押してボタンの下側のランプを点灯させ REGISTRATIONモードに入ります 2. ボタン(w q) を使って 呼び出したいレジストレーションが登録されているバンクの番号 (1 ~8) を指定します 3. ボタン (1)~(8) のいずれか 1 つを押して 呼び出したいレジストレーションが登録されているエリアの番号 (1~8) を指定します ボタン ~ のいずれか 1 つを押すと同時に 呼び出しが実行されます バンク 3 - エリア 7 を指定した場合は 次のように表示されます バンク名を変更するには 1. ボタン (FUNCTION) を押したまま ボタン (REGISTRATION) を押します 2. ボタン (w q) を使って 名前を変更したいバンクの番号 (1~8) を指定します 指定したバンク番号のバンク名が変更できる状態になります 3. バンク名を変更します すべてのバンク名は初期設定では REGIBANKNAME となっています ボタン(u) ボタン(i) を使って変更したい文字にカーソルを移動し ボタン(w q) で文字を変更します 次の文字が使用できます 0 A K U ( 1 B L V ) 2 C M W - 3 D N X ^ 4 E O Y { 5 F P Z } 6 G Q S @ 7 H R & ~ 8 I S _ ` 9 J T ' REGISTRATION モードでは ボタン (REGISTRATION) を押し続けると バンク名がポップアップ表示されます レジストレーションをファイルとして保存する レジストレーションを本機のインターナルエリアや SD カードに保存することができます バンク単位 (1 バンク 8 エリア ) のファイル または全バンク一括単位 (8 バンク 8 エリア ) のファイルとして保存可能です ファイルに保存する際のファイル名は 次のようになります バンク単位で保存する場合は バンク名の先頭 6 文字 +nn (nn は2 桁の番号 ) というファイル名 ( 拡張子.CB6 ) で保存されます 全バンクを一括して保存する場合は REGIST+nn (nnは2 桁の番号 ) というファイル名 ( 拡張子.CR6 ) で保存されます レジストレーションをSDカードに保存する場合は 以下の操作を行う前に 必ず メモリーカードを使用する (41 ページ ) の次の説明をお読みください カードとカードスロットの取扱い上のご注意 カードを本機に入れる 取り出すには カードをフォーマットするには レジストレーションをファイルとして保存するには 1. ファイルを保存したい場所に応じて 次の操作を行います ここに保存したい場合はインターナルエリア SD カード 2. ボタン (FUNCTION) を押したまま ボタン (LOAD/SAVE) を押します LOAD/SAVE モードに入ります この操作を行う本機のカードスロットからSDカードを取り外す 本機のカードスロットに SD カードを装着する 32 バンク名は 12 文字以内で設定可能です 4. 変更が済んだら ボタン (ENTER) を押します 5. 変更の確認メッセージ ( Sure? ) が表示されるので 変更を確定するにはボタン (YES) を 確定せずに手順 3 の画面に戻るにはボタン (NO) を押します

レジストレーション 3. ボタン (u) ボタン (i) を使って 次のいずれかの画面を表示します バンク単位で保存する場合 全バンクを一括して保存する場合 4. ボタン(w q) を使って 保存するファイルのファイル名に付加する番号を01~99の間で指定します 5. ボタン(ENTER) を押します ファイルが保存されます 同じ名前のファイルが既存する場合は Replace? というメッセージが表示されます 既存のファイルを新しいファイルで上書きして良い場合はボタン (YES) を 上書きせずに手順 4の画面に戻るにはボタン(NO) を押します レジストレーションのファイルを呼び出すには 1. ファイルをどこから呼び出すかに応じて 次の操作を行います ここから呼び出したい場合はこの操作を行うインターナルエリア本機のカードスロットからSDカードを取り外す SDカード本機のカードスロットにSDカードを装着する 2. ボタン(REGISTRATION) を押してボタンの下側のランプを点灯させ REGISTRATIONモードに入ります 3. バンク単位で保存したファイルを呼び出す場合は ボタン(w q) を使って呼び出し先のバンク番号 (1~8) を指定します 全バンクを一括して保存したファイルを呼び出す場合は この操作は不要です 4. ボタン (FUNCTION) を押したまま ボタン (LOAD/SAVE) を押します LOAD/SAVE モードに入ります 5. ボタン (u) ボタン (i) を使って 次のいずれかの画面を表示します バンク単位で保存したファイルを呼び出す場合 6. LOAD/SAVE モードから抜けるには ボタン (EXIT) を押します SD カードにレジストレーションをファイルとして保存すると カード上の MUSICDAT フォルダに保存されます このフォルダは 本機でカードをフォーマットしたとき (41 ページ ) に自動的に作られます MUSICDAT フォルダ以外の場所に保存されているファイルは 本機による読み込み 消去 ファイル名の変更の操作はできません また MUSICDAT フォルダ内に作成したフォルダに入れたファイルも 本機からは操作できません パソコンなどを使って SD カード内のファイルを操作する際には ご注意ください 全バンクを一括して保存したファイルを呼び出す場合 6. ボタン (w q) を使って呼び出したいファイルを表示し ボタン (ENTER) を押します Replace? という確認メッセージが表示されます 呼び出しをキャンセルして LOAD/SAVE モードを抜けるには ボタン (EXIT) を押します 7. 現在のレジストレーションを ファイルに保存されているレジストレーションに置き換えて良い場合はボタン (YES) を 置き換えずに手順 6 の画面に戻るにはボタン (NO) を押します ボタン (YES) を押すと呼び出しが実行され LOAD/SAVE モードを抜けます 33

ファンクションメニュー MASTER CONTROL CARD PLAYER ファンクションメニューには 機器全体のチューニングやタッチ調整 ローカルコントロール ON/OFF など 本機共通で比較的使用頻度の低い設定項目が含まれています また SD カードに対する一部の操作 ( フォーマットなど ) も このメニュー内にあります ファンクションメニューの操作 ここではファンクションメニューを使った設定の操作を説明します メニュー内に含まれる項目について詳しくは ファンクションメニュー項目詳細 (35 ページ ) をご参照ください 2. ボタン(1)~(8) のいずれか1つを押して 設定値を変更したい項目を表示します ボタン(1)~(8) の番号は それぞれ ファンクションメニュー項目詳細 (35~36ページ) の1~8に対応します ボタン(u) ボタン(i) を使って項目を順番に切り替えることもできます 右端に >ENT と表示されている項目は グループです こうした項目の表示中はボタン(ENTER) を押すとグループに含まれる下位項目が表示されるので ボタン(u) ボタン(i) を使って設定値を変更したい項目を表示します ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには 1. ボタン (FUNCTION) を押します ボタンのランプが点灯し 次のようなポップアップ表示が現れます ENTER EXIT 項目名 は設定値 >ENT は下位項目の存在を表す グループの下位項目の表示中に上の階層に戻るには ボタン (EXIT) を押します 3. ボタン (w q) で設定値を変更します ボタン (FUCTION) を押したまま w または q を押すと 設定値を 10 ずつ増減できます 4. ファンクションメニューを閉じるには ボタン (EXIT) またはボタン (FUNCTION) を押します ファンクションメニューに含まれる設定項目の値を変更した後で電源を切ると 変更は保持されず すべての設定値が初期化されます 変更後の設定状態を保存したい場合は バックアップの操作を行ってください 詳しくは バックアップ (36 ページ ) をご参照ください 一部の設定項目は レジストレーションを使って保存することもできます 詳しくは レジストレーション (31 ページ ) をご参照ください 34

ファンクションメニュー ファンクションメニュー項目詳細 ここでは各ファンクションメニュー項目の意味内容 設定値の範囲 初期値を示します 各項目でアスタリスク (*) 付きの設定値は 初期値を表します 1 チューニング (Tune) 音程をセント (1 セント =1/100 半音 ) 単位で微調整します -99~0*~+99 セント 2 EQ ホールド (EQ Hold) レジストレーション (31 ページ ) の呼び出し時に レジストレーションの内容に従ってイコライザー設定を書き換える場合は OFF* 現在のイコライザー設定を維持する場合は ON を選択します 3 タッチレスポンス (Touch) 鍵盤を弾く強さと音量の関係を 規定値から選択します OFF: 鍵盤を弾く強さと無関係に一定の音量が出る 1 : 弱めに弾いても大きな音が出る 2* : 標準 3 : 強めに弾いて 標準の音が出る 4 ペダルアサイン (PedAssign) SOFT/SOSTENUTO PEDAL 端子につないだペダルを ソフトペダル (SFT*) として使うか ソステヌートペダル (SOS) として使うかを選びます 5 ローカルコントロール (LocalCtl.) 本機の鍵盤と内部音源の接続を切りたいときに OFF に設定します OFF ON* 6 音律 / 効果 (Tmpr/Effect) 音律 (Temper.) 内部音源の音律を下記から選択できます また本項目の画面表示中に鍵盤を押すと その音名 (C*~B) が音律の基音となります 00* : 平均律 (Equal) 01 : 純正律長調 (Pure Major) 02 : 純正律短調 (Pure Minor) 03 : ピタゴラス音律 (Pythagorean) 04 : キルンベルガー第 III 法 (Kirnberger 3) 05 : ヴェルクマイスター第 1 技法第 3 法 (Werckmeister) 06 : ミーントーン (Mean-Tone) CARD PLAYER モードでの MIDI ファイル再生時の音律は 平均律固定です ストレッチチューニング 07 : ラスト (Rast) 08 : バヤティ (Bayati) 09 : ヒジャーズ (Hijaz) 10 : サバ (Saba) 11 : ダシュティ (Dashti) 12 : チャハルガー (Chahargah) 13 : セガー (Segah) 14 : グジャリ トーディ (Gurjari Todi) 15 : チャンドラコウンス (Chandrakauns) 16 : チャルケシ (Charukeshi) (Stretch) ストレッチチューニングとは 高音はより高め 低音はより低めに調律する ピアノの一般的な調律法です ストレッチチューニングを使いたい場合は ON* プレーンな調律にしたい場合は OFF を選択します アコースティックレゾナンス (AcoReson.) アコースティックレゾナンスは ダンパーペダルを踏んだときにグランドピアノの音にかかる共鳴の効果です この効果をかけたいときはON* かけたくないときは OFFにします ハーフペダルの効果 (HalfPedal) 別売のペダルユニット (SP-32) のダンパーペダルを途中まで踏み込んだ状態 ( ハーフダンパー ) でかかる効果の度合いを調節します 00ではハーフダンパーでは効果がかからず 42ではハーフダンパーでも完全に踏み込んだ場合と同じ効果がかかります 00~24*~42 35

ファンクションメニュー 7 曲再生 / カード (Play/CARD) ソング MIDI アウト (MIDI Out) Format0 または 1 の SMF ファイルを再生するときに MIDI データを外部に送信する場合は ON* 送信しない場合は OFF にします CM2 形式ファイルの再生時は この設定にかかわらず MIDI データは送信されません ソングボリューム (SongVol.) MIDIファイルを再生するときの音量を調節します MIDI ファイルの再生音量と鍵盤演奏の音量のバランス調整に利用できます 00にするとMIDIファイルの再生音は消音されます 00~42* 曲頭のカウント音 (PreCount) MIDI ファイルの再生を開始したときに 曲のはじめにカウント音を鳴らす場合は ON 鳴らさない場合は OFF* にします 曲のリピート演奏 (SngRepeat) MIDIファイルを再生するときに 1 曲を繰り返し再生する場合はON 繰り返さない場合はOFF* にします カードフォルダ設定 (CardFolder) カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する (40 ページ ) をご参照ください カードのフォーマット (CardFORMAT) カードをフォーマットするには (41 ページ ) をご参照ください ファイル削除 (FileDELETE) ファイルを消去するには (42ページ) をご参照ください ファイル名変更 (FileRENAME) ファイル名を変更するには (42 ページ ) をご参照ください 8 その他 (General) パネルロック (PanelLock) ONにすると その時点ですべてのボタンがロックされ 操作できない状態になります ( 電源ボタンとロック解除の操作 を除く ) 誤ってボタンに触って設定が変わったりするのを防止できます この設定は 電源を入れ直すと必ずOFFになります ロックを解除するには パネルロックをONにする操作と同様の手順で パネルロックをOFFにします 液晶画面のコントラスト (Contrast) 液晶画面のコントラストを調整します 00~08*~16 バックアップ (BackUp) 本項目を OFF* から ON にすると その時点での本機の各種設定状態を記憶したバックアップデータが作成されます 設定を ON のままにしている間は 電源を入れるたびに バックアップデータに記憶された設定状態に復帰します バックアップデータに記憶される設定内容については レジストレーションに登録される内容 (31 ページ ) 末尾の メモ をご参照ください バックアップの設定を ON から OFF に切り替えると その時点でバックアップデータは破棄されます そのまま電源を切り 再度電源を入れると すべての設定は本機の初期値に戻ります このとき レジストレーションや本機のインターナルエリア内のデータは影響を受けません バックアップデータを本機の現在の設定状態に更新したい場合は バックアップの設定を ON から一度 OFF にし 再度 ON にしてください 36

MIDI ファイルを再生する CARD PLAYER 本機は SD カード上に保存した MIDI ファイルを 直接再生することができます また 本機の内部メモリー ( インターナルエリア ) に MIDI ファイルをコピーして再生することも可能です 再生可能な MIDI ファイルは Format0 か 1 の SMF または CM2( カシオ専用フォーマット ) ファイルです なお Format1 の SMF で再生可能なトラック数は 17 トラックになります オーディオファイル (WAV MP3 など ) の再生には対応していません MIDI ファイル再生の操作 SD カード上の MIDI ファイルを再生するには 1. 本機でSDカードをフォーマットします (41ページ) SDカードのルート階層に MUSICDAT MUSIC B MUSIC C MUSIC D という名前のフォルダが自動的に作成されます 2. 手順 1の操作でSDカード上に作成されたフォルダに 再生したいMIDIファイルを パソコンなどを使ってコピーします 3. SDカードを本機のカードスロットに装着します 4. ボタン(CARD PLAYER) を押して下側のランプを点灯させ CARD PLAYERモードに入ります ボタン(A) が点灯し MUSICDAT フォルダ内の先頭のMIDIファイルが表示されます 7. 再生を開始するには ボタン(PLAY/STOP) を押します 早送りをするにはボタン(FF) を 早戻しをするにはボタン(REW) を押します ボタンを短く押すと1 小節単位で移動し 押し続けると連続して移動します ボタン(PAUSE) を押すと演奏を一時停止します もう一度同じボタンを押すと 演奏を再開します 再生中に可能なその他の操作については MIDIファイル再生に関連した各種操作 (38ページ) をご参照ください 曲は最後まで再生されると停止します ( 初期設定時 ) 途中で停止するにはボタン(PLAY/STOP) を押します 8. CARD PLAYER モードを出るには ボタン (CARD PLAYER) を押します ボタン上側のランプが点灯し MASTER CONTROL モードに戻ります インターナルエリアの MIDI ファイルを再生するには 1. 再生したいMIDIファイルを 本機のインターナルエリアにコピーします コピーの操作については データをパソコンに保存する パソコンから読み込む (45ページ) をご参照ください 2. 本機のカードスロットにSDカードが装着されている場合は 取り外します 3. ボタン(CARD PLAYER) を押して下側のランプを点灯させ CARD PLAYERモードに入ります インターナルエリア上の先頭のMIDIファイルが表示されます 5. ボタン (A)~ ボタン (D) のいずれかを押して SD カード上のフォルダを指定します A は MUSICDAT B は MUSIC B C は MUSIC C D は MUSIC D に対応します 6. ボタン (w q) で再生する MIDI ファイルを選びます この後の操作は SD カード上の MIDI ファイルを再生するには (37 ページ ) の手順 6 以降と同じです 37

MIDI ファイルを再生する MIDI ファイル再生に関連した各種操作 再生のテンポを変えるには ボタン (TEMPO w q) で調節する ( だんだん速くしたり遅くしたりする ) 方法と 好みのテンポにあわせてボタンを連打する方法 ( タップ入力 ) の 2 種類があります 方法 1: ボタン(TEMPO w q) でテンポを調節するボタンを押すごとにテンポ値 (1 分間あたりの拍数 ) が 1ずつ切り替わります ボタンを押し続けると 連続して素早く切り替えることができます ボタン(w q) を同時に押すと 曲のオリジナルテンポに戻ります テンポ値は20~255の間で設定できます 鍵盤演奏の音量に対する再生の音量を調節するには ソングボリューム (36 ページ ) をご参照ください 設定の変更のしかたについては ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには (34 ページ ) をご参照ください 再生の開始時にカウント音を鳴らすには 曲頭のカウント音 (36 ページ ) をご参照ください 設定の変更のしかたについては ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには (34 ページ ) をご参照ください 曲の片手練習をするには ( パートオフ ) 次の操作を行うには 3 チャンネルに曲の左手パート 4 チャンネルに曲の右手パートが記録されている MIDI ファイルを使ってください 1. CARD PLAYER モードに入り 再生する MIDI ファイルを選びます テンポ値 方法 2: ボタンを連打してテンポを決める ( タップ入力 ) 1 2 3 4 とカウントするように4 回ボタンをたたいて 即座にそのテンポにすることができます まずこの方法でだいたい好みのテンポにしておいてから 前述の 方法 1 で微調整をするなど 2 種類の方法を組み合わせて使うと便利です 1. ボタン (FUNCTION) を押しながら 鳴らしたいテンポにあわせてボタン (TEMPO) の TAP (q) を 4 回押します 4 回押したタイミングに応じたテンポに切り替わります 4 回押す前にボタン (FUNCTION) を離すと 設定がキャンセルされます 2. ボタン (PART) を押します 液晶画面に L- ON R- ON と表示されます ( パートのオン / オフ画面 ) 3. ボタン(w q) を使って 希望するパートをオフにします 左手パートはw 右手パートはqを押すたびに オン / オフが切り替わります 4. ボタン(PART) を押して パートのオン / オフ画面を閉じます 5. 再生を開始するには ボタン(PLAY/STOP) を押します 手順 2でオンにしたパートだけが再生されます オフにしたパートを自分で弾いて練習することができます 4 回押します 38

MIDI ファイルを再生する 曲の一部を繰り返し再生するには ( リピート ) 1. ボタン(PLAY/STOP) を押して曲の再生を開始します 2. 曲中で繰り返し再生したい範囲の先頭の拍に合わせて ボタン(REPEAT) を押します ボタン (REPEAT) のランプが点滅します 3. 繰り返し再生したい範囲の終わりの拍に合わせて ボタン (REPEAT) を押します ボタン (REPEAT) のランプが点灯し 1 小節分 (4 拍子の曲なら 4 拍 ) の休止後 指定した範囲の繰り返し再生が開始されます 指定範囲の終わりまで再生するたびに 1 小節分の休止が入ります 繰り返し再生中も ボタン (PLAY/STOP) を押して再生を停止 / 再開できます 4. 繰り返し再生を解除するには ボタン (REPEAT) を押してボタンのランプを消灯させます ボタン (w q) を押して別の曲に切り替えても 繰り返し再生は解除されます 再生に合わせて鍵盤で手弾き演奏するには CARD PLAYER モードで各ゾーンの音色を選ぶには 1. 音色を選びたいゾーンに応じて ボタン (LAYER) (SPLIT) のランプを次の状態にします このゾーンの音色を選ぶには : UPPER 1ゾーン UPPER 2ゾーン LOWER 1ゾーン LOWER 2ゾーン ボタン(LAYER) (SPLIT) のランプをこの状態にする : (LAYER): 消灯 (SPLIT): 消灯 (LAYER): 点灯 (SPLIT): 消灯 (LAYER): 消灯 (SPLIT): 点灯 (LAYER): 点灯 (SPLIT): 点灯 2. ボタン (TONE) を押して 上側のランプを点灯させます 3. ボタン ~( 音色グループ ) を押して グループを選びます 押したボタンのランプが点灯します 4. ボタン (w q) で音色を選びます 5. 手弾き演奏で使用するすべてのゾーンについて 手順 1~4 を繰り返します 1. MASTER CONTROL モードで 手弾き演奏に使うゾーンと ゾーンごとの音色を選びます 音色 ( トーン ) を選ぶ (11 ページ ) および 2 つ以上の音色を同時に鳴らす ( レイヤー スプリット ) (12 ページ ) をご参照ください 2. CARD PLAYERモードに入り MIDIファイルを再生します MIDIファイル再生の操作 (37ページ) をご参照ください 3. 再生に合わせて手弾き演奏を行います MIDI ファイルの再生に使われるパート (Song01~ Song16) と 本機の手弾きパート (Upper1 Upper2 Lower1 Lower2) は独立しています (5 ページの 音源構成 を参照 ) このため MIDI ファイルの再生に干渉することなく 鍵盤を使った演奏ができます CARD PLAYER モードに入ってから 手弾き演奏に使う各ゾーンの音色を選ぶことも可能です CARD PLAYER モードで各ゾーンの音色を選ぶには (39 ページ ) をご参照ください 39

MIDI ファイルを再生する カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する 本機に SD カードが挿入されている場合 本機は SD カード上の所定のフォルダ内の MIDI ファイルを検索します 初期設定では ボタン (A) を押したときは MUSICDAT ボタン (B) を押したときは MUSIC B ボタン (C) を押したときは MUSIC C ボタン (D) を押したときは MUSIC D の各フォルダ内が検索されます これらのフォルダのうち ボタン (B)~(D) を押したときに参照先となるフォルダを 次の操作によって別のフォルダに変更することができます 次の操作を行うと ボタン (B) (C) (D) に対応したフォルダが新規作成されます 新規に作成されたフォルダが 各ボタンを押したときの新たな参照先フォルダとなります この新たな参照先フォルダは SD カードを取り外して再装着した際も有効です 1 つのボタンに対応するフォルダを複数作成した場合は 最後に作成したフォルダが参照先フォルダとなります 次の操作によって 既存のフォルダや既存のフォルダ内に含まれるファイルは影響を受けません 7. 変更が済んだら ボタン (ENTER) を押します 8. 確認メッセージ ( Sure? ) が表示されるので 確定するにはボタン (YES) を 確定せずに手順 6 の画面に戻るにはボタン (NO) を押します 画面に Please Wait ( 実行中 ) と表示されます この間は 本機の操作を一切行わないでください フォルダの新規作成が終了すると 画面に Complete ( 完了 ) と表示されます フォルダの作成後に 以前に作成したフォルダや初期フォルダを参照先フォルダとして指定し直したい場合は 上記の手順 6 でその既存のフォルダ名を入力してください フォルダが新規作成される代わりに 既存フォルダが参照先フォルダとして指定されます ボタン B~D に対応するフォルダを新規作成するには 1. カードを本機のカードスロットに装着します 2. ボタン(FUNCTION) を押します 3. ボタン (7) を押します 4. ボタン (u) ボタン (i) を使って Card Folder を表示し ボタン (ENTER) を押します CARD Folder 画面が表示されます 5. ボタン (w q) を使って どのボタン (B, C, D) に対応するフォルダを新規作成するかを指定します ( ボタン名は 内に表示されます ) 6. ボタン (u) ボタン (i) を使って変更したい文字にカーソルを移動し ボタン (w q) で文字を変更します 次の文字が使用できます 0 A K U ( 1 B L V ) 2 C M W - 3 D N X ^ 4 E O Y { 5 F P Z } 6 G Q S @ 7 H R & ~ 8 I S _ ` 9 J T ' 40

メモリーカードを使用する MASTER CONTROL CARD PLAYER 本機のレジストレーションファイルを 市販の SD メモリーカードに保存することができます 容量 2GB 以下の SD メモリーカードをご使用ください 容量が 2GB を超える SD メモリーカードや 他の規格のメモリーカードはご使用になれません 本書では 以降 SD メモリーカードを カード と呼びます 保存や読み込みができるデータの種類と内容 データの種類内容 ( 拡張子 ) レジストレーション (31 ページ ) 本機でできること カードに保存する カードから読み込む 本機の設定を登録した データ (CB6, CR6) メモリーカードの操作 カードを本機に入れる 取り出すには カードには表裏と前後の方向があります 無理に入れようとすると破損する恐れがあります 1. カードの表面を上にして カードスロット () へカチッと音がして止まるまで押し込みます カードとカードスロットの取扱い上のご注意 表面 カードに付属している取扱説明書の注意事項をお守りください カードには 書き込み禁止スイッチがあります 誤ってデータを消さないようにしたいときに使用してください 以下のような場所での保管や使用は避けてください カード上のデータが壊れる場合があります 高温多湿 または腐食性のある場所 強い静電気や電気的ノイズの発生しやすい場所 カードを抜き差しするときに カードの接触面に直接触れないでください データを保存したり読み込んでいるときには 本機を操作したりカードを取り出したりしないでください カードのデータが壊れたり カードスロットが故障したりする場合があります カードスロットには 指定のカード以外は決して入れないでください 故障の原因となります 手の指やカードから静電気がカードスロット部に伝わると 本機が誤作動する場合があります このような場合は一度本機の電源を切ってから 再び電源を入れ直してください 長時間使用すると取り出したカードが温かくなっている場合がありますが 故障ではありません 2. 取り出すときは カードをさらに押し込みます ロックが外れて カードが少し押し出されます 出てきた部分をつまんで引き抜きます カードをフォーマットするには まず最初に 必ず本機でカードをフォーマットしてください フォーマットする前に カードに大切なデータが保存されていないことをご確認ください 本機でのフォーマットは クイックフォーマットを実行します データを完全に消去するにはパソコンなどで通常のフォーマットを行ってください 1. フォーマットするカードを 本機のカードスロットに装着します カードの書き込み禁止スイッチを解除して 書き込みができるようにしておいてください 2. ボタン (FUNCTION) を押します 3. ボタン (7) を押します 4. ボタン (u) ボタン (i) を使って Card FORMAT を表示し ボタン (ENTER) を押します フォーマットを実行してよいかを確認する画面 ( 表示 SURE? ) になります フォーマットを中止したいときは ボタン の (NO) または (EXIT) を押します 41

メモリーカードを使用する 5. ボタン の (YES) を押します 画面に Please Wait ( 実行中 ) と表示されます この間は 本機の操作を一切行わないでください フォーマットが終了すると 画面に Complete ( 完了 ) と表示されます カードのルート階層に MUSICDAT MUSIC B MUSIC C MUSIC D という名前のフォルダが自動的に作成されます ファイルを消去するには 1. カードを本機のカードスロットに装着します インターナルエリアのファイルを消去する場合は この操作は不要です 2. ボタン(FUNCTION) を押します 3. ボタン (7) を押します 4. ボタン (u) ボタン (i) を使って File DELETE を表示し ボタン (ENTER) を押します 消去するファイルを選ぶ画面 ( 表示 *DELETE* CARD File ) になります 5. ボタン(w q) を押して 消去するファイルを選びます 6. ボタン(ENTER) を押します 消去してよいかを確認する画面 ( 表示 SURE? ) になります 消去を中止したいときは ボタンの (NO) または (EXIT) を押します 7. ボタン の (YES) を押します 画面に Please Wait ( 実行中 ) と表示されます この間は 本機の操作を一切行わないでください 消去が終了すると 画面に Complete ( 完了 ) と表示されます ファイル名を変更するには 1. カードを本機のカードスロットに装着します インターナルエリアのファイルのファイル名を変更する場合は この操作は不要です 2. ボタン (FUNCTION) を押します 3. ボタン (7) を押します 4. ボタン (u) ボタン (i) を使って File RENAME を表示し ボタン (ENTER) を押します ファイル名を変更する画面 ( 表示 *RENAME* CARD File ) になります 5. ボタン (w q) を押して 名前を変えたいファイルの番号を選びます 6. ボタン (u) ボタン (i) で 画面表示のファイル名 8 文字のうち変えたい文字を点滅させて ボタン (w q) で好きな文字に切り替えます ファイル名の文字は下記の中から選べます 0 A K U ( 1 B L V ) 2 C M W - 3 D N X ^ 4 E O Y { 6 G Q S @ 7. ファイル名を決めたら ボタン(ENTER) を押します ファイル名を変更してよいかを確認する画面 ( 表示 SURE? ) になります 変更を中止したいときは ボタンの (NO) または (EXIT) を押します 5 F P Z } 7 H R & ~ 8 I S _ ` 9 J T ' 8. ボタン の (YES) を押します 画面に Please Wait ( 実行中 ) と表示されます この間は 本機の操作を一切行わないでください ファイル名の変更が終了すると 画面に Complete ( 完了 ) と表示されます 42

メモリーカードを使用する エラーメッセージ一覧 データの転送に失敗したときなどには 以下のメッセージが液晶画面に表示されます 表示 原因 解決方法 Format 1. カードのフォーマットが本機に適合していない 1. 本機でカードをフォーマットする (41ページ) 2. 容量が2GBより大きいカードを使っている 2. 2GB 以下の容量のカードを使用する 3. カードが壊れている 3. 別のカードを使う MediaFull 1. カードの空き領域が足りない 1. カードに保存しているファイルを消去して 空き領域を増やす (42ページ) または別のカードを使う 2. 本機メモリーの空き領域が足りない 2. 本機に記録しているデータを消去して本機メモリーの空き領域を増やす Media R/W 1. カードが壊れている 1. 別のカードを使う 2. 本機のメモリーが壊れている 2. 本機に記録しているデータをパソコンにバックアップしてから 本機の電源を入れ直す ただしデータを正常にバックアップできない場合もあります No Card 1. 本機のカードスロットに カードが正しくセットされていない 1. カードスロットにカードを正しくセットする No File 2. 操作の途中でカードが抜き差しされた 2. 本機の操作中にはカードを動かさない 1. カードの中に MUSICDAT フォルダ (37 ページ ) がない 1. パソコンでカード内に MUSICDAT フォルダを作る または本機でカードをフォーマットする (41 ページ ) 2. MUSICDAT フォルダの中に読み込みや再生ができるファイルがない または曲再生用フォルダ (MUSIC B など ) のなかに再生できる曲データがない 2. 読み込みや再生したいファイルを MUSICDAT フォルダの中へ移動する 曲データを再生する場合は MUSIC B ~ D のいずれかでもよい Not SMF01 SMF フォーマット 2 の曲データを再生しようとした 本機で再生できる SMF のフォーマットは 0 または 1 です Protect カードが 書き込み禁止になっている カードのプロテクトスイッチを切り替えて 書き込みできる ようにする ReadOnly SizeOver カードに入っている読み込み専用ファイルと同じ名前で 別のデータを保存しようとしている 別の名前に変えて保存する カードのファイルから読み込み専用属性を外して 上書き保存する 別のカードを使う カードの曲データのサイズが大きすぎて 本機で再生できない 本機では最大で 320 キロバイトの曲データまで再生できます WrongDat 1. カードのデータが壊れている - 2. カードのデータが本機で操作できない内容になっている 43

パソコンとの接続について MASTER CONTROL CARD PLAYER パソコンと接続する この楽器とパソコンを接続して演奏情報 (MIDI データ ) の送受信ができます 楽器演奏をパソコンの音楽ソフトへ送って記録したり パソコンからこの楽器へデータを送って音を鳴らすことができます パソコンの動作環境 MIDI データを送受信するために必要なパソコン環境は下記のとおりです お手持ちのパソコン環境を必ず事前にご確認ください 対応 OS Windows XP(SP2 以降 ) 1 Windows Vista 2 Windows 7 3 Mac OS X(10.3.9 10.4.11 以降 10.5.6 以降 10.6.2 以降 ) 1 Windows XP Home Edition Windows XP Professional(32bit 版 ) 2 Windows Vista(32bit 版 ) 3 Windows 7 (32bit 版 64bit 版 ) 5. パソコンの音楽ソフトの設定で MIDIデバイスとして下記のいずれかを選びます CASIO USB-MIDI:(Windows Vista Windows 7 Mac OS Xの場合 ) USBオーディオデバイス :(Windows XPの場合 ) MIDIデバイスの選択方法については お使いの音楽ソフトのマニュアルをご覧ください パソコンの音楽ソフトを起動させる前に 必ず本機の電源を入れておいてください 1 回接続に成功した後は USB ケーブルをつないだままでパソコンや本機の電源を入れなおすことができます 本機は GM(General MIDI Level 1) に準拠しています 本機の MIDI データ送受信の詳しい仕様や 接続についての最新のサポート情報は 下記のホームページをご覧ください http://casio.jp/support/emi/ USB ポート 上記の対応 OS 以外のパソコンを接続すると パソコンが故障する場合があります 絶対に接続しないでください 接続方法 正しい手順で接続しないとデータの送受信ができなくなる場合があります 必ず下記の手順に従って接続してください 1. 本機の電源を切り パソコンを起動させておきます パソコンの音楽ソフトは起動させないでください 2. 市販の USB ケーブルで パソコンと本機を接続します USB ケーブル (A-B タイプ ) B コネクタ A コネクタ 本機の USB 端子 パソコンの USB 端子 3. 本機の電源を入れます 初めての接続では データを送受信するために必要なドライバが自動でパソコンにインストールされます 4. パソコンの音楽ソフトを起動させます 44

パソコンとの接続について データをパソコンに保存する パソコンから読み込む 本機のデータ ( レジストレーションのファイル ) を パソコンに転送して保存することができます また一般的な楽曲 MIDI ファイル (SMF) やカシオのホームページからダウンロードした曲データのファイルを パソコンから本機に転送して読み込むこともできます 転送できるデータの種類と内容 4. パソコンの マイコンピュータ をダブルクリックして開きます リムーバブル記憶域があるデバイス の中に 本機のメモリーが PIANO という名前で表示されています ( 下図 ) Windows Vista Windows 7の場合は コンピュータ をダブルクリックしてください Macの場合は 何もしないで次の手順 5に進んでください データの種類内容 ( 拡張子 ) 曲データ (37 ページ ) レジストレーション (31 ページ ) 以下の 2 種類の MIDI ファイル カシオフォーマットデータ (CM2) カシオホームページからダウンロードした曲など 一般的な MIDI ファイル (MID) SMF フォーマット 0 1 本機の設定を登録したデータ (CB6, CR6) データの保存や読み込みを行っているときに本機の電源が切れると 本機に記録しているデータが 全て消えてしまう場合があります 誤って電源を切らないようご注意ください データが消えてしまった場合には 次に本機の電源を入れたとき (11ページ) 演奏できるようになるまでに通常よりも長く時間がかかります 1. 本機のSDカードスロット (41ページ) からカードを抜きます スロットにカードが挿入されていると 本機とパソコンの間でデータ転送することができません 2. 本機とパソコンを接続します (44ページ パソコンと接続する 手順 1~3) 3. ボタン (FUNCTION) を押しながら ボタン (USB DEVICE MODE) を押します パソコンとの間でデータを転送できる状態 ( ストレージ ) になります ストレージ中はボタン (FUNCTION) が点滅し ストレージ画面 ( 下記 ) が表示されます ボタン (FUNCTION) を押すと ストレージを終了して元の画面に戻ります ( ストレージ中はこれ以外の操作はできません ) 本機で以下を行っているときは ストレージに切り替えることができません 曲の再生中 本機とカード間でのデータ転送中 本機のメモリー 5. PIANO ( 本機のメモリー ) をダブルクリックして開きます Macの場合は デスクトップ上の PIANO をダブルクリックします PIANO を開くと 下記のフォルダが表示されます このフォルダはデータフォルダではありません 通常は使用しません 6. Windows パソコンでは ファイル名に拡張子 (.MID.CM2 など ) が表示されないように初期設定されています その場合はパソコンで下記の設定を行って 拡張子を表示させてください (1) 下記の方法で フォルダオプション を表示させる Windows XP の場合 : フォルダの上方にある ツール をクリックして フォルダオプション を選ぶ Windows Vista Windows 7 の場合 : フォルダの左上にある 整理 をクリックして フォルダと検索のオプション を選ぶ (2) フォルダオプション の上方にある 表示 をクリックする (3) 詳細設定 の中の 登録されている拡張子は表示しない のチェックを外して OK をクリックする 45