VMware ESXi 環境における 電源管理ソフトウェアの導入 第 3 版

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VMware ESXi 環境における 電源管理ソフトウェアの導入 第 3 版 06.3

目次. はじめに... 3. システム構成... 4. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合... 4. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 (VMware HA 構成 )... 5 ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合... 5.. ESMPRO/AC Ver5.0 の場合... 6...3 ESMPRO/AC Lite for VMware をインストールした vma マシンを制御端末とする場合... 7 3. 環境の電源管理システム構成例... 8 3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成でない場合 )... 8 3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成の場合 )... 9 3.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 0 4. の設定方法... 4. の自動起動 / シャットダウン設定... 4. スクリプトファイルの作成... 3 5. ESMPRO/AC の設定方法... 5 5. ESMPRO/AC を使用する場合... 5 5. ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 )... 7 5.. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合... 7 5.. ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合... 0 5.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 4 6. 停電 復電時の動作概要... 5 6. ESMPRO/AC を使用する場合... 5 管理サーバからの電源管理... 5 6.. 上からの電源管理... 7 6.. 6. ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 )... 30 6.. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合... 30 6.. ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合... 3 6.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 34 7. 注意事項... 36 7. 共通... 36 7. VMware HA 構成... 37

. はじめに 本ドキュメントは VMware ESXi 環境における ESMPRO/AutomaticRunningController または ESMPRO/AC Lite for VMware 導入のためのドキュメントです 最新のセットアップカードと併せてご覧ください 各製品の最新のセットアップカードは下記サイトに公開しています ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5. セットアップカード http://magnia.toshiba-dme.co.jp/download/?action=dispinfo&dl_id=464 ESMPRO/AC Enterprise Ver5. セットアップカード http://magnia.toshiba-dme.co.jp/download/?action=dispinfo&dl_id=465 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. セットアップカード http://magnia.toshiba-dme.co.jp/download/?action=dispinfo&dl_id=466 VMware ESXi( 以下 ) 環境に ESMPRO/AutomaticRunningController( 以下 ESMPRO/AC) を導入すると UPS ご使用環境において の電源管理が可能になります なお VMware 関連製品の用語については 本文中に以下のような表現をしています vsphere HA vsphere ESXi VMware HA VMware ESXi ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5. での追加機能 0 に対応しました 制御端末に VMware のゲスト OS( ゲストのみ ) が使えるようになりました 制御端末の停電シャットダウン時に全連動端末をシャットダウンさせる機能を追加しました 3

. システム構成 制御端末として使用するサーバの電源制御ソフトウェア製品およびバージョンによって異なります ご使用の電源制御ソフトウェア製品およびバージョンに対応した説明をご確認いただき 必要なソフトウェアを選択してください 制御端末 :UPS を制御し UPS に接続されるサーバへシャットダウンを行う電源管理サーバ 連動端末 : 制御端末からの指示によりシャットダウン行う電源管理対象サーバ vma:vmware vsphere Management Console ( 以後 vma と省略 ) 連動端末のライセンス登録方法は ESMPRO/AutomaticRunningController セットアップカードをご参照ください. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 0 R/ Server 0/ Server 008 R/ の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack < Server 003 / R の場合 >.NET Framework 3.0 および.NET Framework.0 Service Pack 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5.0 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver5.0 以降 電源制御ソフトウェアを仮想化ソフトウェア (VMware ESXi 5/6) の上にインストールする場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5. 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 6.0 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5. 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.0 5. 5.5 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.0 以降である必要があります 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 4 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0 ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 4

. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 (VMware HA 構成 ).. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 0 R/ Server 0/ Server 008 R/ の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5. 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver5. 以降 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. 4 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0 ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 5

.. ESMPRO/AC Ver5.0 の場合 VMware HA 構成の を管理する場合 制御端末からコマンドまたはスクリプト等により ネットワーク経由で対象となる のシャットダウンおよびの自動起動 / シャットダウンを行う必要があります その際 VMware 社のサイトから必要なツールをダウンロード インストールしてください ここでは VMware vsphere PowerCLI を使用する場合の例を記述します [VMware vsphere PowerCLI を使用する場合 ] VMware vsphere PowerCLI は下記サイトからダウンロードし インストールしてください http://www.vmware.com/support/developer/powercli/ VMware vsphere PowerCLI のダウンロードには ユーザ登録が必要です PowerCLI の使用条件などの詳細は VMware vsphere PowerCLI Installation Guide または VMware vsphere PowerCLI User s Guide など VMware 社が公開している情報を参照してください VMware vsphere PowerCLI のサポート OS 情報については 上記サイトの Release Notes の記載内容 または VMware vsphere PowerCLI User s Guide にて最新情報をご確認ください 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 008 R/ Server 0 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack < Server 003 / R の場合 >.NET Framework 3.0 および.NET Framework.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5.0 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver5.0 以降 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.0 5. 5.5 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.0 以降である必要があります 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5.0 ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5.0 4 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5 ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 6

.3 ESMPRO/AC Lite for VMware をインストールした vma マシンを制御端末とする場合 [ 実行環境 ] と UPS の接続は 対 の構成のみサポートしています 上に管理用 vma が導入されている必要があります (vma は VMware 社の Web ページからダウンロードしてください ) ( 制御端末 ) [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AC Lite for VMware Ver.0 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0 (vma 5.0.0/5.0.0./5.0.0./5..0.0/5..0./5.5.0.0/6.0.0.0) の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の管理用 vma を除く 他の各には VMware Tools をインストールしてください 7

3. 環境の電源管理システム構成例 3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成でない場合 ) 管理サーバからの電源管理 仮想サーバおよびその他のには ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません ESMPRO/AutomaticRunningController ESXi 仮想サーバ Linux ESMPRO/AC Enterprise をインストールします 管理サーバ 上からの電源管理 仮想サーバおよびその他のには ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise をインストールします ESXi 仮想サーバ Linux ( 制御端末 ) VMware (Express5800/00 シリーズ ) 8

3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成の場合 ) 共有ディスク 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない VMware HA 構成 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ Linux ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise をインストールします ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 VMware vsphere PowerCLI もインストールします 管理サーバ 9

3.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 仮想サーバ (ESXi) およびその他のには インストールしません ESMPRO/AC Lite for VMware は 管理用 vma 上へインストール ESXi 仮想サーバ Linux vma ( 制御端末 ) VMware VMware vsphere Client をインストール SNMPカード搭載 クライアントマシン 0

4. の設定方法 4. の自動起動 / シャットダウン設定 vsphere Client または VI Client の の起動およびシャットダウン の画面で の起動およびシャットダウンの設定を行ってください ESMPRO/AC Lite for VMware による電源管理を行う場合 管理用 vma は のシャットダウン 起動に連動するように設定してください 下記は vsphere Client の画面の例です

重要 VMware HA 構成の場合 仮想サーバのシャットダウン / 起動に連動したの自動シャットダウン / 起動の運用を行うことができません このため vsphere Client または VI Client の の起動およびシャットダウン の画面で システムに連動したの自動起動および停止を許可する のチェックを無効にしてください なお ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 別途 4. スクリプトファイルの作成 に記載している運用が必要となります チェックを 無効 にしてください

4. スクリプトファイルの作成 VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動しを起動 シャットダウンする機能が使用できません このため ESMPRO/AC Ver5.0 以前では の起動 シャットダウンは 管理サーバ ( 制御端末 ) にインストールした ESMPRO/AC のジョブ機能にスクリプトファイルを登録し 実施する必要があります ESMPRO/AC のジョブ機能への登録手順については 5.. ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 - (4)ESMPRO/AC GUI の設定 を参照してください ESMPRO/AC Ver5.0 以前で VMware HA 構成を監視する場合のみ 本作業を実施してください () 事前準備 の起動 シャットダウンを行うためのサンプルスクリプトファイルを下記にて公開しています http://magnia.toshiba-dme.co.jp/download/?action=dispinfo&dl_id=45 上記より ダウンロードしたサンプルスクリプトファイル (esxi_vmvms_start_stop.zip) を解凍し 管理サーバ上の適当なフォルダにコピーしてください サンプルスクリプトファイルでは 以下のフォルダを使用しています C: Program Files (x86) VMware Infrastructure vsphere PowerCLI メモ帳などのテキストエディタでサンプルスクリプトファイルを開き コメント欄に記載された内容を参考にカスタマイズを行ってください サンプルスクリプトファイルのサポートおよび問い合わせ対応は行っておりません VMware vsphere PowerCLI をインストールした場合 VMware vsphere PowerCLI の実行ポリシーを RemoteSigned に設定するように促されます しかし RemoteSigned に設定すると デジタル署名されたスクリプトしか動作しません 公開しているサンプルスクリプトファイルは デジタル署名していません このスクリプトファイルを動作させるためには お客様の環境でデジタル署名していただくか 実行ポリシーを RemoteSigned から Unrestricted に変更してください 詳しくは VMware vsphere PowerCLI から Get-help about_execution_policies と入力して PowerShell の実行ポリシーとその管理方法に関する情報を参照してください () サンプルスクリプトファイルの構成 公開しているサンプルスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) の構成は以下です ファイルの拡張子 *.bat( バッチファイル ) *.ps( PowerShell スクリプトファイル ) ファイルの説明 ファイル名は任意です シャットダウン対象およびの起動を行う仮想サーバが複数ある場合は 仮想サーバごとにバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルがセットで必要です 3

< シャットダウン用サンプルスクリプトファイル > vmvms_stop.bat 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (7.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vmvms_stop.ps 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (7.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトファイル vmvms_stop.bat 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (7.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vmvms_stop.ps 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (7.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトファイル < 起動用サンプルスクリプトファイル > all_vm_start.bat 全仮想サーバ起動用バッチファイル vm_start.bat 仮想サーバ (7.6..) の稼動確認および PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vm_start.ps 仮想サーバ (7.6..) のを立ち上げるための PowerShell スクリプトファイル vm_start.bat 仮想サーバ (7.6..) の稼動確認および PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vm_start.ps 仮想サーバ (7.6..) のを立ち上げるための PowerShell スクリプトファイル (3) シャットダウン用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源切断時 ( 切断時および電源異常切断時 ) のジョブ起動に vmvms_stop.bat および vmvms_stop.bat を登録してください (4) 起動用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源投入時のジョブ起動に all_vm_start.bat を登録してください 4

5. ESMPRO/AC の設定方法 5. ESMPRO/AC を使用する場合 () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します 各サーバと UPS をそれぞれ意識したツリーを構成してください 管理サーバの UPS 管理サーバ の UPS 5

() AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) 登録するサーバの種類により 設定画面が異なります 詳細は各 ESMPRO/AC のマニュアルを参照してください 4 3 5 サーバ種別 : を選択してください 名称 :のコンピュータ名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 3 ドメイン :のドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 4IP address:の IP アドレスを登録してください 5 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができます 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示 が失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨します 6

5. ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 ) 5.. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合 VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動し を起動 シャットダウンする機能を使用することができません AC Management Console において VMware を VMware HA 構成のサーバとして登録することにより ESMPRO/AC により仮想サーバおよびの起動 シャットダウンが行われることになります 以下に VMware HA 構成で運用を行うための設定手順について記述します () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します 管理サーバの UPS 管理サーバ 共有ディスクの UPS 一台目の の UPS 一台目の 二台目の の UPS 二台目の 7

() AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) の情報を登録します サーバの種類により 設定画面が異なります 3 4 5 6 7 サーバ種別 : (HA) を選択してください 名称 :のコンピュータ名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 3HA 識別名 : クラスタを区別する任意の識別子を登録してください ESMPRO/AC は 本識別子が同一のサーバを vsphere HA のクラスタを構成するサーバ群であると認識します 4ドメイン :のドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 5IP address:の IP アドレスを登録してください 6ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができます 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示が失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨します 8

7 シャットダウン待ち合わせ時間 : 連動端末が停電によるシャットダウンを実行する際 複数台の連動端末間でシャットダウン実行タイミングの順序制御が必要な場合に設定します 同一 vsphere HA クラスタの連動端末には すべて同じ時間を設定する必要があります 9

5.. ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動し を起動 シャットダウンする機能を使用することができません このため VMware HA 構成の仮想サーバおよびの起動 シャットダウンは 管理サーバ ( 制御端末 ) 上の ESMPRO/AC のジョブ機能を利用し 制御端末がシャットダウン 起動するタイミングで VMware HA 構成の / 仮想サーバをシャットダウン 起動するスクリプトファイルを実行する必要があります 以下に VMware HA 構成で運用を行うための設定手順について記述します () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します の UPS が複数台ある場合には 台数分登録してください 管理サーバの UPS 一台目の の UPS 二台目の の UPS 共有ディスクの UPS 管理サーバ 一台目の 二台目の のグループを作成し ESXi サーバが UPS を使用しないように登録する必要があります 上記のように VMware HA 構成の 共有ディスクが使用する UPS を 制御端末が使用する UPS として登録することにより これらの UPS の停電が発生した場合に 制御端末が停電シャットダウン処理を行うようにする必要があります () AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) 連動端末の設定を行ってください 設定方法については 5. ()AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) を参照してください 0

(3) AC Management Console の設定 (UPS 設定 ) 電源装置に登録した UPS の設定画面を開き 電源切断猶予時間 および 冗長構成設定 を設定してください 制御端末がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 構成台数 と同じ値に設定してください

(4) ESMPRO/AC GUI の設定 < 電源切断時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ タイムアウト時間 ] は VMware HA 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 切断時起動ジョブの登録 画面にて 4. スクリプトファイルの作成 の (3) で作成した のシャットダウン用バッチファイルを登録してください [ タイムアウト時間 ] は VMware HA 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 上記は 0:vmvms_stop.bat( サンプル ) 0:vmvms_stop.bat( サンプル ) を登録した例です 実行順番としては 0 のジョブを実行し 0 のジョブ終了後に 0 を実行します

< 電源投入時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 投入時起動ジョブの登録 画面にて 4. スクリプトファイルの作成 の (4) で作成した の起動用バッチファイルを登録してください 3

5.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 セットアップカードを参照し vma 上にて ac_setup.sh を実行して セットアップスクリプトによる環境構築を実施していただくことで 自動的にマルチサーバ構成ファイル (ac_e_net.ini) が作成されます 下記は ac_setup.sh を実行後に作成されるマルチサーバ構成ファイルを 文字コード / 改行コード変換 クライアントにダウンロード後 マルチサーバ構成データ編集 にて AMC ツリーを表示した例です 文字コード変換 / 改行コード変換 クライアントへダウンロード等の手順については ESMPRO/AC Lite for VMware のセットアップカードを参照してください の UPS 管理用 (vma) 4

6. 停電 復電時の動作概要 6. ESMPRO/AC を使用する場合 6.. 管理サーバからの電源管理 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 3 ESXi 仮想サーバ Linux 5 ESMPRO/AC サービス 管理サーバ 4 4 SNMPカード搭載 SNMPカード搭載 5

復電後の動作は以下のとおりです <ESMPRO/AC の場合 > 復電後 管理サーバおよび の UPS が ON 管理サーバおよび が起動 3によりが起動 ESXi 仮想サーバ 3 Linux ESMPRO/AC サービス 管理サーバ SNMPカード搭載 SNMPカード搭載 6

6.. 上からの電源管理停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令および UPS に OFF 命令を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 ESXi 仮想サーバ 3 Linux ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 7

復電後の動作は以下のとおりです 復電により の UPS が ON が起動 3により が起動 ESXi 仮想サーバ 3 Linux vma ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 8

9

6. ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 ) 6.. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 ESMPRO/AC サービスがのシャットダウンを実行 3ESMPRO/AC サービスが のシャットダウンを実行 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 共有ディスク VMware HA 構成 3 ESXi 仮想サーバ Linux 3 ESXi 仮想サーバ Linux 4 ESMPRO/AC サービス 4 5 4 4 管理サーバ 30

復電後の動作は以下のとおりです 復電後 管理サーバの UPS および共有ディスクの UPS が ON 管理サーバが起動 3 管理サーバの起動完了後 ESMPRO/AC サービスからの ON 命令により の UPS が ON 4が起動 5ESMPRO/AC サービスがの起動を実行 共有ディスク 5 VMware HA 構成 5 ESXi 仮想サーバ 4 Linux ESXi 仮想サーバ 4 Linux 3 3 3 ESMPRO/AC サービス 3 管理サーバ 3

6.. ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令 ( スクリプト ) を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 共有ディスク VMware HA 構成 3 ESXi 仮想サーバ Linux 3 ESXi 仮想サーバ Linux 4 4 ESMPRO/AC サービス 5 4 4 管理サーバ 3

復電後の動作は以下のとおりです 復電後 管理サーバの UPS および共有ディスク の UPS が ON 管理サーバおよび が起動 3ESMPRO/AC サービスが に起動命令 ( スクリプト ) を実行し が起動 共有ディスク 3 VMware HA 構成 3 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ Linux ESMPRO/AC サービス 管理サーバ 33

6.3 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令 ( スクリプト ) および UPS に OFF 命令を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 ESXi 仮想サーバ 3 Linux vma ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware 34

復電後の動作は以下のとおりです 復電により の UPS が ON が起動 3により vma およびが起動 ESXi 仮想サーバ 3 Linux vma ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware 35

7. 注意事項 7. 共通 () の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください () ESMPRO/AC Lite for VMware 製品による電源管理 自動運転を行う場合は 管理用 vma 上に製品をインストールしてください (および他のには 電源管理ソフトウェアのインストールは不要です ) (3) ESMPRO/AC Lite for VMware および ESMPRO/AC を管理用 vma 上や にインストールして運用する場合 各には VMware Tools をインストールして のシャットダウンの際にのシャットダウンも行われるように 予め設定しておく必要があります また 管理用 vma や のシャットダウン 起動は のオフ / オンと連動するように設定して運用してください 設定手順の詳細は のドキュメントを参照してください (4) 制御端末と (VMware HA サーバ除く ) が同じ UPS に接続されている環境にて 停電によるシャットダウン時 の OS シャットダウン前に制御端末がシャットダウンしてしまう場合があります その場合 ESMPRO/AC にて提供しているジョブ起動待機コマンド (WAITJOB.EXE) を制御端末の電源異常切断時の起動ジョブに登録し の OS シャットダウンを待ち合わせてから制御端末の OS シャットダウンが行われるようにしてください 起動ジョブの登録方法は 制御端末の ESMPRO/AC GUI を起動後 オプション ボタンを押し [ ジョブ起動 ] 内の 電源異常切断時に登録ジョブを起動する チェックを有効にします その後 起動ジョブの登録 ボタンを選択し 追加 ボタンから以下のジョブを登録してください 例 )60 秒待ち合わせる場合 C: Program Files AUTORC WAITJOB.EXE 60 (5) 制御端末は との通信に https を利用しております このため 対象の への通信経路にプロキシサーバ等が設定されている場合 制御端末と 間の通信が正常に行えないことがあります その際は 一旦 プロキシサーバの設定を解除して通信確認をお試しください 通信に成功した場合 プロキシサーバの影響が考えられるため プロキシサーバの例外設定に対象となる の情報を登録してください 36

7. VMware HA 構成 ESMPRO/AC Ver5.0 以前では VMware HA 構成で運用する際にいくつかの注意事項があります 以下では VMware HA 構成で運用する際の注意事項を記載していますので 運用前に必ず内容をご確認ください () VMware vsphere PowerCLI をインストールした場合 VMware vsphere PowerCLI の実行ポリシーを RemoteSigned に設定するように促されます しかし RemoteSigned に設定すると デジタル署名されたスクリプトしか動作しません 公開しているサンプルスクリプトファイルは デジタル署名していません このスクリプトファイルを動作させるためには お客様の環境でデジタル署名していただくか 実行ポリシーを RemoteSigned から Unrestricted に変更してください 詳しくは VMware vsphere PowerCLI から Get-help about_execution_policies と入力して PowerShell の実行ポリシーとその管理方法に関する情報を参照してください () VMware HA 構成において ESMPRO/AC を利用した の電源管理 / 自動運転を行う場合 各 ESXi サーバのシャットダウン / 起動は 管理サーバ ( 制御端末 ) の ESMPRO/AC のジョブ機能に登録したスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) にて行います 以下に注意事項を記述いたします < 管理サーバ ( 制御端末 ) の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console にて制御端末のシャットダウンおよびリブートを実施すると ジョブに登録したスクリプトファイルの内容に従い 各 のシャットダウンおよび起動が実施されます <の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console に登録している を選択して のシャットダウンおよびリブート操作を行うことができません のシャットダウンおよびリブートは以下の操作にて実施してください vsphere Client ツールまたは にログインし のシャットダウンおよびリブートを実施する 本操作を行う際は 対象の 上ののシャットダウンや仮想サーバの起動後にを起動する操作をそれぞれ手動で行う必要があります < 管理サーバ ( 制御端末 ) および のスケジュール運転について > VMware HA 構成の をスケジュール運転する場合 制御端末のスケジュール運転の設定を行い 制御端末のスケジュールによるオフ / オンに連動し をオフ / オンする運用を行う必要があります AC Management Console から対象の に対しスケジュール設定を行っても 正しくスケジュールオフ / オンを行うことができません < サンプルスクリプトについて > - 公開されているサンプルスクリプトは それぞれ下記の動作を行います [ シャットダウンについて ] 上で稼動していたすべてのをシャットダウンし その後に のシャットダウンを行う処理を行います [ 起動について ] のシャットダウン前のの稼動状態 ( 稼動中 / 停止済み ) にかかわらず ESXi サーバに存在するすべてのを起動させます 37

- 公開しているサンプルスクリプトは 一斉停電時に各 およびを安全に停止することを前提としています 台の の UPS のみ停電が発生した場合 ( 部分停電 ) 停電が発生した 上で稼動していたを他の停電が発生していない に移動させて を運用する といった処理には対応しておりません 停電が発生していない にを移動させ 運用する必要がある場合には vsphere Client にて操作を行なってください 38

免責文言. 本文書は 内容について万全を期して作成いたしましたが 万が一ご不審な点や誤り 記載漏れなどお気づきのことがありましたらご連絡ください. 運用した結果の影響については 項にかかわらず責任を負いかねますので ご了承ください 商標 VMwareの製品は http://www.vmware.com/go/patents のリストに表示されている つまたは複数の特許の対象です VMwareは 米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標または商標です は 米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です は Schneider Electric Industries SAS の商標または登録商標です (C) Copyright Toshiba Solutions Corporation 04-05. All rights reserved. 本文書は予告なく変更する場合があります 本文書の著作権は東芝ソリューション株式会社に帰属します 本文書の全部または一部を東芝ソリューション株式会社の許諾なしに複製 改変 および翻訳することを禁止します 本文書に掲載するソフトウェア製品名およびソフトウェアバージョンは 05 年 8 月時点のものです 最新の情報は ホームページ等でご確認ください なお 特に TM は明記しておりません 発行元 -8585 神奈川県川崎市幸区堀川町 7-34 39