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Transcription:

セットアップガイド 2 WebOTX Service Repository セットアップガイドバージョン :8.1 版数 : 初版リリース :2008 年 9 月 Copyright(C) 2008 NEC Corporation. All rights reserved.

目次 1. はじめに...3 1.1. 使用条件... 3 1.1.1. 動作環境... 3 1.1.2. インストール媒体... 4 1.1.3. WebOTX Application Serverの準備... 4 1.1.4. データベースの準備... 5 1.2. インストール... 6 1.2.1. Windows 版... 6 1.2.2. Linux 版... 9 1.3. 初期化設定... 13 1.3.1. Windows 版... 13 1.3.2. Linux 版... 15 1.4. 動作確認... 17 1.5. アンインストール... 18 1.5.1. Windows 版... 18 1.5.2. Linux 版... 19 2

1. はじめに WebOTX Service Repository のインストール方法 アンインストール方法について説明します 1.1. 使用条件 1.1.1. 動作環境 WebOTX Service Repository の動作環境について説明します WebOTX Service Repository を動作させるのに必要なソフトウェアは次の通りです 動作基本ソフトウェア (OS) WebOTX Application Server V8.10 の使用条件に準じます (Intel EM64T, Intel Itanium には未対応 ) WebOTX Application Server のマニュアルを参照ください WebOTX Application Server について 以降では WebOTX AS と記載します アプリケーションサーバ WebOTX AS V8.10 Standard-J Edition J2SE J2SE 5.0 以上 Web サーバ 次のうちのいずれかを使用することができます WebOTX AS にバンドルされている Java ベースの Web サーバ WebOTX AS にバンドルされている Apache ベースの Web サーバ (WebOTX Web サーバ )( 1) 1 WebOTX Web サーバは Apache HTTP Server 1.3.41/2.0.63 をベースにしています WebOTX UDDI Registry 連携用の WebOTX UDDI Registry のバージョンは次の通りです WebOTX UDDI Registry V7.11 3

データベース Oracle Database 10g Release1 (10.1.0) Oracle Database 10g Release2 (10.2.0) WebOTX Service Repository の動作に要求されるハードウェアリソースは次の通りです データベースインスタンスの文字セット (NLS_CHARACTERSET) は日本語がサポートされている文字セットである必要があります ハードディスク 1MB 以上 ユーザが作成するサービスファイルや実行時のログ およびデータベースが格納するデータのための容量は含んでいません メモリ 最小 512MB 以上 推奨 1GB 以上 1.1.2. インストール媒体 WebOTX Service Repository をインストールするには 次の製品に付属の CD-ROM 媒体が必要です 動作環境 型番 製品名 Windows UL1519-B0T WebOTX メディア Ver8.10 Linux UL4021-A01 1.1.3.WebOTX Application Server の準備 WebOTX Service Repository のインストール前に必要な WebOTX の設定について説明します 1. ドメインの起動確認 WebOTX Service Repository のインストーラを起動する前に WebOTX AS のドメインを起動しておいて下さい Windows 版 ) C:\WebOTX\bin\otxadmin.bat otxadmin> list-domains domain1 running WebOTXAdmin running コマンド list-domains は正常に実行されました WebOTX AS の管理ドメイン (WebOTXAdmin ドメイン ) には WebOTX Service Repository をインストールできません 4

Linux 版 ) /opt/webotx/bin/otxadmin otxadmin> list-domains domain1 running WebOTXAdmin running コマンド list-domains は正常に実行されました domain1 に WebOTX Service Repository をインストールする場合 domain1 が running であることを確認します 2. WebOTX UDDI Registry の起動確認 WebOTX UDDI Registry をインストールし 起動しておいて下さい 起動しているかどうかは スタートメニュー プログラム (P) WebOTX UDDI Registry publisher を選択して アクセスできるかどうかで判断できます WebOTX UDDI Registry のインストール手順と配備設定については WebOTX UDDI Registry のセットアップガイドを参照してください 1.1.4. データベースの準備 WebOTX Service Repository のインストール前に必要なデータベースの準備について説明します 1. JDBC ドライバ Oracle 社の JDBC ドライバを WebOTX Service Repository をインストールするマシンの ${INSTANCE_ROOT}/lib/ext ディレクトリにコピーします WebOTX AS のインストール時に指定した J2SE のバージョンと WebOTX Service Repository が利用する Oracle データベースのバージョンを考慮して適切な JDBC ドライバを配置して下さい 2. 起動と接続確認 WebOTX Service Repository のインストーラを起動する前に Oracle データベースを起動しておいて下さい また system ユーザでログインできることを確認して下さい 例 ) ${INSTANCE_ROOT} は WebOTX Service Repository をインストールする WebOTX ドメインのディレクトリです 例 ) /opt/webotx/domains /domain1 root>./sqlplus system/change_on_install@orcl SQL*Plus: Release 10.1.0.2.0 - Production on 水 7 月 16 11:35:50 2008 Copyright (c) 1982, 2004, Oracle. All rights reserved. Connected to: Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.1.0.2.0 - Production With the Partitioning, OLAP and Data Mining options 上記の例では SQL*Plus を用いて確認しています 5

1.2. インストール インストールは必ず管理者権限があるユーザで行って下さい また インストール作業の前に WebOTX のドメインや Oracle データベース WebOTX UDDI Registry を起動しておいて下さい 1.2.1.Windows 版 WebOTX Service Repository Windows 版のインストールについて説明します WebOTX AS メディアの CD-ROM 媒体を CD-ROM ドライブに挿入すると WebOTX AS V8.1 のインストール画面が表示されるので [WebOTX Service Repository V8.1] を選びます CD-ROM を挿入しても画面が自動的に表示されない場合は コマンドプロンプトで < ドライブ >:\ フォルダに移動し wo_setup.exe を起動します < ドライブ > は CD-ROM ドライブのドライブ文字です Windows インストーラが起動し インストールの準備中 というメッセージのあとに [WebOTX Service Repository V8.1 の InstallShield ウィザードへようこそ ] の画面が表示されます 次へ ボタンを押してください [ ユーザ情報 ] 画面が表示されますので [ ユーザ名 ] ボックスと [ 所属 ] ボックスに名前 所属を入力します [ ライセンスキー ] ボックスには 製品に添付されている ソフトウェア使用認定証 の 製品番号 に記載されている 19 桁の番号を正しく入力します 入力した情報に間違いがなければ 次へ ボタンを押してください 6

[ インストール済みの J2SE SDK] 画面が表示されます WebOTX AS が利用している J2SE が表示されますので 確認後 次へ ボタンを押してください [ インストール先のフォルダ ] 画面が表示されます WebOTX AS のインストールフォルダが表示されますので 確認後 次へ ボタンを押してください [ カスタムセットアップ ] 画面が表示されます 次へ ボタンを押してください インストールする準備ができました 画面が表示されます 次へ ボタンを押すとインストール処理が開始されます 7

[ インストールしています ] 画面が表示され ファイルのコピーが始まります インストールが終了すると 完了画面が表示されます この画面が表示されたら 完了 ボタンを押してください これでインストールは完了です インストールした後で 1.3.1 の初期化設定を行ってください 8

1.2.2.Linux 版 WebOTX Service Repository Linux 版のインストールについて説明します WebOTX Utility(OTXUTIL) のインストールとライセンスの登録 WebOTX Service Repository のライセンスを登録する手順について説明します 1. WebOTX Utility (OTXUTIL) のインストールライセンスチェック登録用のプロダクト (OTXUTIL) を次の手順でインストールしてください 既にインストールされている場合 この作業は不要です (1) ログイン名 root でログインします login: root (2) マシンの CD-ROM ドライブに WebOTX メディア CD-ROM を挿入してください CD-ROM ドライブをマウントします root> cd / root> mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom 上記の mount コマンドで指定したスペシャルファイル名は CD-ROM ドライブの SCSI ID によって異なります マシンの設定にあわせて指定してください (3) インストールコマンドによりインストールを行います root> rpm -iv /media/cdrom/otxutil/linux/otxutil-8.10.00.00-1.ia386.rpm 正常終了すれば WebOTX Utility のインストールは完了です (4) CD-ROM をアンマウントします root> cd / root> umount /media/cdrom 9

2. ライセンス登録 WebOTX Service Repository のライセンス登録を行います root ユーザでログインし 次の手順でライセンス登録を行ってください WebOTX Service Repository を複数 CPU のマシンで使用する場合は マシンの CPU 数にあわせて CU ライセンスの追加が必要です CPU 数と追加 CU 数の対応については次の通りです CPU 数 追加 CU 数 1 0 2 1 3~4 2 5~6 4 7~8 6 9~16 8 17~32 16 33~64 32 ライセンス登録は次のコマンドで行います root> /opt/share.nec/bin/otxladd Please Input License Code と表示されたら製品のライセンスキーを入力します 製品の ライセンスキー は製品購入時に添付される ソフトウェア使用認定証 の 製品番号 に記載されている 19 桁の番号です ライセンス登録作業が成功したら Command Succeeded. と表示され OTXLAdd コマンドが終了します 購入された WebOTX 製品が複数ある場合は OTXLAdd コマンドを複数回実行して各製品のライセンス登録を行ってください ライセンスの登録情報一覧は次のコマンドで確認することができます root> /opt/share.nec/bin/otxlchk ライセンス登録を行ったのにライセンス情報が表示されない場合は ライセンス登録作業が失敗しています 次の点に注意しながら再度ライセンス登録を行ってください root ユーザでログインしていること ライセンスキーを正しく入力していること 誤ってライセンス登録した場合は次の方法でライセンスを削除することができます WebOTX のライセンス情報削除は OTXLDel コマンドを使用します root> /opt/share.nec/bin/otxldel 41 10

インストールスクリプトの実行インストールスクリプトを使用したインストール方法を説明します ログイン名 root でログインします login: root CD-ROM ドライブに WebOTX Service Repository の CD-ROM 媒体を挿入してマウントします 自動的にマウントされない場合には次のコマンドでマウントしてください root> cd / root> mount -t iso0660 /dev/cdrom /media/cdrom 上記の mount コマンドで指定したスペシャルファイル名は CD-ROM ドライブの SCSI ID によって異なります マシンの設定にあわせて指定してください CD-ROM のインストールスクリプトのあるディレクトリへ移動してください root> cd /media/cdrom/otxsrep/linux/ インストールスクリプトを起動してください root>./srepinst.sh インストールするファイルのオーナ指定の選択を行います ファイルのオーナを root にする場合は n を選択してください ファイルオーナを WebOTX 運用管理ユーザアカウントにする場合は y を選択して下さい root>./srepinst.sh ## Executing WebOTX Service Repository Install script. License check OK. Would you like to install as WebOTX Operation User? (Default: y) 続けて インストールするファイルのオーナを WebOTX 運用管理ユーザアカウントにする場合は WebOTX 運用管理ユーザアカウントのユーザ名とグループ名を入力して下さい Enter the user name that administers the WebOTX server. necuser Enter the group name that administers the WebOTX server. necgroup 11

インストール開始確認画面が表示されます ****************************************************************** * Installation of WebOTX Service Repository on your computer. * * To continue, enter y. * * Enter q to exit the installation. [y, q] (Default: y) * ****************************************************************** インストールを開始するには y を入力してください キャンセルするには q を入力してください キャンセルした場合 インストールスクリプトは終了します WebOTX Service Repository のファイルが順次コピーされます CD-ROM をアンマウントします Linux 版 ) root> cd / root> umount /media/cdrom 環境変数の設定 環境変数 "JAVA_HOME" に JDK がインストールされているディレクトリを設定してください sh の場合 root> JAVA_HOME=/opt/java5.0 root> export JAVA_HOME csh の場合 root> setenv JAVA_HOME /opt/java5.0 インストールした後で 1.3.2 の初期化設定を行ってください 12

1.3. 初期化設定 本章ではインストール後の初期化設定について説明します 1.3.1.Windows 版 WebOTX Service Repository をインストールした後の 初期環境の構築手順について説明します 1. プロパティファイルの編集 テンプレートとして用意されているプロパティファイルの名前を変更してコピーします C:\WebOTX\ServiceRepository\instal\templates>copy setup_servicerepository.properties.windows..\setup_servicerepository.properties 実際には 改行を含まずにコマンドを入力して下さい コピーしたプロパティファイル (<WebOTX のインストールディレクトリ >\Service Repository\install\setup_ ServiceRepository.properties) を 以下の表を参照し 各プロパティ値 ( 右辺 ) を環境に合わせて編集して下さい プロパティ名プロパティ値の例説明 jre.home C:\\jdk1.5.0_14 WebOTX AS が利用する Java へのパスを指定します webotx.home C:\\WebOTX WebOTX AS のインストールディレクトリです webotx.instance.r oot C:\\WebOTX\\domains\\domain1 WebOTX Service Repository をインストールするドメインのディレクトリを指定します webotx.port 6212 WebOTX Service Repository をインストールするドメインのポート番号を指定します webotx.domain domain1 WebOTX Service Repository をインストールするドメイン名を指定します webotx.edition STDJ WebOTX AS の Edition を指定します Standard-J Edition : STDJ Standard Edition : STD Enterprise Edition : ENT webotx.apgroup srepapg WebOTX Service Repository をインストールするアプリケーショングループ名を指定します webotx.edition が STDJ の場合は 以下のように値を空白にして下さい webotx.apgroup = webotx.pgroup sreppg WebOTX Service Repository をインストールするプロセスグループ名を指定します webotx.edition が STDJ の場合は 以下のように値を空白にして下さい webotx.pgroup = webotx.domain で指定するドメインは 存在するドメインを指定して下さい webotx.apgroup と webotx.pgroup で指定するアプリケーショングループ名とプロセスグループ名は 存在しないものを指定して下さい 新規に生成されます 13

webotx.http.port 80 WebOTX AS の HTTP ポートを指定します Service Repository.home C:\\WebOTX\\Service Repository WebOTX Service Repository のインストールディレクトリです oracle.service ORCL Oracle データベースの接続識別子を指定します oracle.host localhost Oracle データベースが存在するホスト名を指定します oracle.port 1521 Oracle リスナのポート番号を指定します jdbc.driver.path C:\\WebOTX\\domains\\domain1 \\lib\\ext\\ojdbc14.jar jdbc driver ファイルのパスを指定します セパレータが \\ となることに注意して下さい 1. setup の実行 setup バッチファイルを実行して初期環境を構築します WebOTX AS のドメインが起動していること データベースが起動していることを確認し 以下のように Ant コマンドを実行して下さい C:\WebOTX\ServiceRepository\install>set JAVA_HOME=C:\jdk1.5.0_14 Ant の実行前に Oracle データベースと WebOTX のドメインを必ず起動しておいて下さい C:\WebOTX\ServiceRepository\install>setup.bat WebOTX Service Repository をインストールしますか [y or n] y WebOTX Application Server の管理ユーザ名を入力して下さい admin WebOTX Application Server の管理ユーザのパスワードを入力して下さい adminadmin Service Repository のデータベースの初期化を実行しますか [y or n] y Oracle の system ユーザのパスワードを入力して下さい change_on_install WebOTX Service Repository をインストールするドメインの管理ユーザ名を指定します WebOTX Service Repository をインストールするドメインの管理ユーザのパスワードを指定します Oracle データベースの system ユーザのパスワードを指定します これらは適宜環境に合わせて下さい 14

1.3.2.Linux 版 WebOTX Service Repository をインストールした後の 初期環境の構築手順について説明します 2. プロパティファイルの編集 テンプレートとして用意されているプロパティファイルの名前を変更してコピーします root> cd /opt/webotx/servicerepository/install/templates root> cp setup_servicerepository.properties.unix../setup_servicerepository.properties コピーしたプロパティファイル (/opt/webotx/service Repository/install/setup_ServiceRepository.properties) を 環境に合わせて編集します root> cd /opt/webotx/servicerepository/install root> vi setup_servicerepository.properties 以下の表を参照し 各プロパティ値 ( 右辺 ) を環境に合わせて編集して下さい プロパティ名プロパティ値の例説明 jre.home /opt/java5.0 WebOTX AS が利用する Java へのパスを指定します webotx.instance.r oot /opt/webotx/domains/domain1 WebOTX Service Repository をインストールするドメインのディレクトリを指定します webotx.port 6212 WebOTX Service Repository をインストールするドメインのポート番号を指定します webotx.domain domain1 WebOTX Service Repository をインストールするドメイン名を指定します webotx.edition STD WebOTX AS の Edition を指定します Standard-J Edition : STDJ Standard Edition : STD Enterprise Edition : ENT webotx.apgroup srepapg WebOTX Service Repository をインストールするアプリケーショングループ名を指定します webotx.edition が STDJ の場合は 以下のように値を空白にして下さい webotx.apgroup = webotx.pgroup sreppg WebOTX Service Repository をインストールするプロセスグループ名を指定します webotx.edition が STDJ の場合は 以下のように値を空白にして下さい webotx.pgroup = webotx.http.port 80 WebOTX AS の HTTP ポートを指定します webotx.domain で指定するドメインは 存在するドメインを指定して下さい webotx.apgroup と webotx.pgroup で指定するアプリケーショングループ名とプロセスグループ名は 存在しないものを指定して下さい 新規に生成されます 15

Service Repository.home /opt/webotx/service Repository WebOTX Service Repository のインストールディレクトリです oracle.service ORCL Oracle データベースの接続識別子を指定します oracle.host localhost Oracle データベースが存在するホスト名を指定します oracle.port 1521 Oracle リスナのポート番号を指定します jdbc.driver.path /opt/webotx/domains/domain1 /lib/ext/ojdbc14.jar jdbc driver ファイルのパスを指定 2. setup の実行 setup シェルを実行して初期環境を構築します WebOTX AS のドメインが起動していること データベースが起動していることを確認し 以下のようにコマンドを実行して下さい root> cd /opt/webotx/servicerepository/install root>./setup.sh Do you want to install WebOTX Service Repository.[y or n](default: y) y Please input WebOTX Application Server user name. admin シェルの実行前に Oracle データベースと WebOTX のドメインを必ず起動しておいて下さい Please input the password of WebOTX Application Server user admin. adminadmin Do you want to initial Service Repository Database. [y or n](default: y) y Please input the password of Oracle user system. change_on_install WebOTX Service Repository をインストールするドメインの管理ユーザ名を指定します WebOTX Service Repository をインストールするドメインの管理ユーザのパスワードを指定します Oracle データベースの system ユーザのパスワードを指定します これらは適宜環境に合わせて下さい 初期環境の構築に失敗した場合には 一旦 アンインストール手順の [ 設定情報のクリア ] を実施して下さい その後 WebOTX のドメインが起動していること データベースが起動していること プロパティファイルの各設定値が環境に合っていることを確認し 上記のコマンドを再度実行して下さい 16

1.4. 動作確認 インストール完了後 以下の手順を実施して下さい 1. WebOTX AS のドメインを起動 WebOTX AS Standard-J Edition otxadmin コマンドで WebOTX Service Repository をインストールしたドメインを起動します 例 ) domain1 にインストールした場合 otxadmin>start-domain domain1 WebOTX AS Standard Edition または WebOTX Enterprise Edition WebOTX AS を再起動します Windows の場合サービスを停止します C:\>net stop WebOTX AS Agent Service サービスを起動します C:\>net start WebOTX AS Agent Service Linux の場合 サービスを停止します root>/sbin/init.d/woagentsvc stop サービスを起動します root>/sbin/init.d/woagentsvc start 17

1.5. アンインストール アンインストールは必ず管理者権限があるユーザで行ってください また アンインストール作業の前に WebOTX のドメインと Oracle データベースを起動しておいて下さい 1.5.1.Windows 版 Windows 版のアンインストール手順について説明します 1. 設定情報のクリア WebOTX Service Repository が設定 / 記録した WebOTX や Oracle データベース上の情報をクリアします 下記のようにバッチファイルを実行します オプションには uninstall を指定します WebOTX AS の管理ユーザ名とパスワード および Oracle の SYSTEM ユーザのパスワードは適宜環境に合わせて下さい C:\WebOTX\ServiceRepository\install>setup.bat uninstall "WebOTX Service Repository をアンインストールしますか [y or q]" y WebOTX Application Server の管理ユーザ名を入力して下さい admin WebOTX Application Server の管理ユーザのパスワードを入力して下さい Adminadmin Service Repository のデータベースを削除しますか [y or n] y Oracle の system ユーザのパスワードを入力して下さい change_on_install UNINSTALL.log で実行結果を確認し 処理に失敗していた場合は WebOTX AS のドメインが起動していること Oracle データベースが起動していること setup_servicerepository.properties の各プロパティ値が適切であることを確認し 再度実行して下さい 2. プログラムの追加と削除 コントロールパネルの [ プログラムの追加と削除 ] から [WebOTX Service Repository V8.1] を選択し [ 削除 ボタンを押します 3. ディレクトリの削除 <WebOTX インストールディレクトリ >\ServiceRepository ディレクトリを手動で削除します 18

1.5.2.Linux 版 Linux 版のアンインストール手順について説明します 1. 環境変数の設定 環境変数 "JAVA_HOME" に JDK がインストールされているディレクトリを設定してください sh の場合 root> JAVA_HOME=/opt/java5.0 root> export JAVA_HOME csh の場合 root> setenv JAVA_HOME /opt/java5.0 2. 設定情報のクリア WebOTX Service Repository が設定 / 記録した WebOTX や Oracle データベース上の情報をクリアします 下記のようにシェルスクリプトを実行します オプションには UNINSTALL を指定します オプションには UNINSTALL を指定します WebOTX AS の管理ユーザ名とパスワード および Oracle の SYSTEM ユーザのパスワードは適宜環境に合わせて下さい root> cd /opt/webotx/servicerepository/install root>./setup.sh UNINSTALL Do you want to uninstall WebOTX Service Repository.[y or n](default: y) y Enter the user name that administers the WebOTX Application Server domain. admin Enter the password that administers the WebOTX Application Server domain. adminadmin Do you want to clear Service Repository Database data. [y or n](default: y) y Enter the system user password of Oracle Database. change_on_install UNINSTALL.log で実行結果を確認し 処理に失敗していた場合は WebOTX のドメインが起動していること Oracle データベースが起動していること setup_servicerepository.properties の各プロパティ値が適切であることを確認し 再度実行して下さい 3. デポの削除 Service Repository のデポを削除します root> rpm -e OTXSREP 4. ディレクトリの削除 Service Repository のディレクトリを削除します root> rm rf /opt/webotx/servicerepository 19