Ⅰ 第 47 の発生動向 (7//~7//6). 手足口病については 上十三保健所管内で警報が継続しています 県全体の定点当たり報告数が過去 5 年間の同時期と比較してかなり多くなっていますので注意が必要です. インフルエンザについては 東地方 + 青森市保健所管内で定点当たり報告数が前の.85 から.54 に増加しました 流行シーズン入りの目安である. に対し 県全体のインフルエンザの定点当たり報告数は.7 でした インフルエンザは いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が広がりますので 今後の発生動向に注意が必要です. 流行性角結膜炎については 県全体の定点当たり報告数が過去 5 年間の同時期と比較してやや多く 特に三戸地方 + 八戸市保健所管内と五所川原保健所管内で定点当たり報告数が他保健所管内より多い状態ですので注意が必要です Ⅱ 第 47 五類感染症定点把握 記載データは 速報値です 青森県内の保健所管内 定点 ( 医療機関 ) 数 警報 注意報については青森県の感染症発生状況 TOP ページをご覧ください 小児科内科 小児科 眼科 基幹 Weekly Report on Aomori Prefecture Infectious Disease 青森県感染症発生情報 (7 年第 47 ) 東青中南三八西北上北下北 ( 東地方保健所 + 青森市保健所 ) ( 弘前保健所 ) 発行青森県感染症情報センター (7 年 月 日 ) ( 青森県環境保健センター : 担当微生物部 ) TEL 7-76-54 FAX 7-76-549 http://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/infection-survei.html ( 三戸地方保健所 + ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) ( むつ保健所 ) 八戸市保健所 ) 青森県計 数人 / 定点数人 / 定点数人 / 定点数人 / 定点数人 / 定点数人 / 定点数人 / 定点 インフルエンザ.54 9.7 4.7.4.. 46.7 7 RSウイルス感染症.5 7.78 4.4 6. 5.8.75 5.8 咽頭結膜熱.5. 8.8.6.7 5.5.5 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎.5 5.67 8.8 9.8.67.5 5.6 感染性胃腸炎.88 5.67 5 5. 6.. 6.5.67 水痘. 4.44..6.5 4. 5.6 手足口病 9. 5.67. 9.8 7 6.7 5.5 96.9 - 伝染性紅斑.......5 突発性発しん 4.5 4.44 6.6... 4. 百日咳....... ヘルパンギーナ 8. 7.78.... 8.4 6 流行性耳下腺炎.5. 8.8. 8..5 9.45-9 急性出血性結膜炎....... 流行性角結膜炎.. 4.... 9.8 5 感染性胃腸炎 ( ロタウイルス )....... クラミジア肺炎....... 細菌性髄膜炎....... マイコプラズマ肺炎...... 7.7 - 無菌性髄膜炎....... - は警報 前からの増減 は注意報 空欄 : 患者報告無し 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 ( 五類全数把握対象疾患 ) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は主にA 群溶血性レンサ球菌を原 全国 ( 人 ) 青森県 ( 人 ) 因とし 急激に多臓器不全に進行する感染症です 溶血性レンサ球 5 5 菌は溶レン菌 ( ようれんきん ) と略称され 一般的には感染しても 青森県 全国 必ず発病するわけではありません 発病してもほとんどは咽頭炎にとどまり その多くは小児が罹患します 一方 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は きわめて致死率の高い感染症で 子どもから大人まで広範囲の年齢層に発症しますが 特 4 4 4 に 歳以上の大人に多いのがひとつの特徴です 全国における過去 年間の年間患者報告数は増加傾向にあり 本県においては例年 ~4 人の報告数で推移しています ( 図 ) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症の初期症状は 発熱や悪寒などの風邪様の症状 四肢の疼痛 腫脹などです 発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で 発病後数十時間以内には皮ふや筋肉などの 図 : 全国と青森県における過去 年間の組織壊死 ( このため 人食いバクテリア とも呼ばれます ) 患者報告数推移急性腎不全 多臓器不全を引き起こし 死に至ることもあります 傷口などが化膿 膨張して発熱するなど 異変が見られた場合は 直ちに医療機関を受診してください 少しでも早 く適切な治療を受けることが重要です 〇詳しい情報はこちらをご覧ください 劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは ( 国立感染症研究所 ) https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/4-stss.html
Ⅲ 全数把握対象疾患 結核 ( 二類全数把握対象疾患 ): 青森市 人 八戸市 人 (7 年計 :6 人 ) 侵襲性インフルエンザ菌感染症( 五類全数把握対象疾患 ): 青森市 人 (7 年計 : 人 ) Ⅳ 病原体検出情報 ( ) 内は 検査材料及び検体採取日です 報告はありませんでした Ⅴ 県内インフルエンザ情報 (7 年第 4 ~7 年第 47 ) 第 47 の患者報告数は 46 人で このうち迅速診断キットによる型別が報告されているのは 45 人 A 型 :4 人 B 型 :4 人 でした 保健所管内別報告数 ( 人 ) 保健所名東地方 + 青森市 4 4 4 5 4 44 6 45 46 47 弘前 6 9 三戸地方 + 八戸市 5 4 五所川原 上十三 むつ 合計 6 5 9 46 A 型 ( 迅速診断キットによる型別 )( 人 ) 保健所名 東地方 + 青森市 5 6 6 9 弘前 6 9 三戸地方 + 八戸市 五所川原 上十三 むつ 合計 6 7 4 4 B 型 ( 迅速診断キットによる型別 )( 人 ) 保健所名 東地方 + 青森市 弘前 三戸地方 + 八戸市 五所川原 上十三 むつ 4 4 4 4 4 4 4 4 44 45 46 47 44 45 46 47 合計 4 年齢区分別 ( 人 ) ~5 ケ月 4 4 4 4 44 45 46 47 ~ケ月 歳 4 4 歳 歳 4 4 歳 5 5 歳 7 6 歳 6 7 歳 4 5 8 歳 6 9 歳 ~4 歳 5~9 歳 ~9 歳 ~9 歳 4~49 歳 5 5~59 歳 6~69 歳 7~79 歳 8 歳以上
Ⅵ 県内インフルエンザウイルス検出状況 ( 県が指定した医療機関 ( 指定提出機関 ) の提出検体の検出数 ) 検出状況 インフルエンザウイルス 提出検体数 AHpdm9 A 亜型 AH 亜型山形系統 B 型ビクトリア系統合計注 )7/8シーズンは7 年第 6 (9/4~9/)~8 年第 5 (8/7~9/) 注 ) 提出検体数に ( ) がある場合は 提出された検体のうち 現在検査中の検体数 7 4 4 4 4 44 45 46 47 直近 5 間合計 7/8 シーズン合計 4 4 5 件数 5 インフルエンザウイルス検出状況 5 A 亜型 B 型 AHpdm9 AH 亜型山形系統ビクトリア系統 4 4 4 4 44 45 46 47 Ⅶ 保健所管内別全数把握対象疾患発生状況 (7 年第 44 ~7 年第 47 ) 期間 東青中南三八西北上北下北 ( 東地方保健所 + 青森市保健所 ) ( 弘前保健所 ) ( 三戸地方保健所 + 八戸市保健所 ) ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) ( むつ保健所 ) 44 H9.. ~ H9..5 アメーバ赤痢 人侵襲性肺炎球菌感染症 人 つつが虫病 人 45 H9..6 ~ H9.. 水痘 ( 入院例 ) 人 レジオネラ症 人破傷風 人 46 H9.. ~ H9..9 つつが虫病 人侵襲性肺炎球菌感染症 人 E 型肝炎 人レジオネラ症 人 水痘 ( 入院例 ) 人 47 H9.. ~ H9..6 侵襲性インフルエンザ菌感染症 人 Ⅷ 結核 ( 二類全数把握対象疾患 ) (7 年第 44 ~7 年第 47 ) ( 人 ) 期間 東青中南三八西北上北下北 ( 東地方保健所 + 青森市保健所 ) ( 弘前保健所 ) ( 三戸地方保健所 + 八戸市保健所 ) ( 五所川原保健所 ) ( 上十三保健所 ) ( むつ保健所 ) 44 H9.. ~ H9..5 45 H9..6 ~ H9.. 46 H9.. ~ H9..9 47 H9.. ~ H9..6
Ⅸ 全数把握対象疾患発生状況 ( 全国 - 青森県 ) ( 注 : 発生状況は速報値であり 国内で届出のあった疾患のみを掲載しています ) 全国 (7 年第 ~7 年第 46 までの累計 ) 分類二類三類三類三類三類三類四類四類四類四類 結核コレラ細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 腸チフスパラチフス E 型肝炎 A 型肝炎 エキノコックス症 オウム病 累積報告数 9 7 8 747 6 8 47 4 分類四類四類四類四類四類四類四類四類四類四類 回帰熱 コクシジオイデス症 ジカウイルス感染症 重症熱性血小板減少症候群 ダニ媒介脳炎 チクングニア熱 つつが虫病デング熱日本紅斑熱日本脳炎 累積報告数 8 4 88 4 84 分類四類四類四類四類四類四類四類五類五類五類 ブルセラ症ボツリヌス症マラリアライム病類鼻疽 レジオネラ症 レプトスピラ症 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 累積報告数 55 9 594 4 947 59 47 分類五類五類五類五類五類五類五類五類五類五類 急性脳炎 クリプトスポリジウム症 クロイツフェルト ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性髄膜炎菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘 ( 入院例 ) 累積報告数 597 7 486 5 7 69 分類五類五類五類五類五類五類五類 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 薬剤耐性アシネトバクター感染症 累積報告数 55 7 5 7 8 88 青森県 (7 年第 ~7 年第 47 までの累計 ) 分類二類三類四類四類四類四類四類五類五類五類 結核 腸管出血性大腸菌感染症 E 型肝炎 A 型肝炎つつが虫病デング熱 レジオネラ症 アメーバ赤痢 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 クロイツフェルト ヤコブ病 累積報告数 6 8 5 5 7 分類五類五類五類五類五類五類五類 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘 ( 入院例 ) 梅毒 破傷風 累積報告数 5 58 Ⅹ インフルエンザ 小児科定点把握対象疾患別推移 (7 年第 47 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 7 年青森県 は 6 年青森県 は 7 年全国
Ⅺ 眼科定点把握対象疾患別推移 (7 年第 47 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 7 年青森県 は 6 年青森県 は 7 年全国
Ⅻ 基幹定点把握対象疾患別推移 (7 年第 47 ただし全国は前 ) グラフの説明 は 7 年青森県 は 6 年青森県 は 7 年全国 ⅩⅢ 社会福祉施設等における感染性胃腸炎 ( 疑い含む ) の発生状況 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について ( 平成 8 年 月 日付け厚生労働省健康局長 医薬食品局長 雇用均等 児童家庭局長 社会 援護局長通知 ) に基づく 青森県内の社会福祉施設等における感染性胃腸炎 ( 疑いを含む ) の報告件数及び発症者数は次のとおりです 平成 9 年第 47 報告はありませんでした 平成 9 年報告件数及び発症者数 月 ( ) 月 月 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 月 月 計 施設種別 -4 5-8 9- -7 8- -5 6- -4 5-8 9-4 44 45 46 47 ( 施設別 ) 介護 老人福祉関係施設児童 婦人関係施設等障害関係施設その他施設計 ( 月別 ) 件数件数件数件数件数 4 7 発症者数発症者数発症者数発症者数発症者数 48 4 4 4 8 8 44 44 5 5 4 8 7