PrintBarrierV3L50(V ) アップデート手順書 第 1.01 版 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 平成 25 年 3 月 7 日 1

Similar documents

Microsoft Word JA_revH.doc

改訂履歴 改訂日改定内容 第 1 版 2013 年 7 月 16 日新規作成 第 2 版 2013 年 9 月 4 日 STEP3-2 認証用バッチの実行 に Vista での操作を追記 第 3 版 2014 年 7 月 14 日 Windows XP に関する記述を削除 STEP2-1 新規インス

アーカイブ機能インストールマニュアル

Pirates Buster Series Secure Viewer セットアップマニュアル (Web インストーラ)

Team Foundation Server 2018 を使用したバージョン管理 補足資料

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

Microsoft Word - プリンター登録_Windows XP Professional.doc

目次 目次 準備いただくもの 準備 SQLServer2008 R2 ExpressEdition のインストール インストールの前に インストール 設定一覧 機

セットアップマニュアル

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

Express5800/51Le電源交換

セットアップマニュアル

GHS混合物分類判定システムインストールマニュアル

電子化シートマニュアル(インストール編)_ver106

プリンタドライバインストールガイド <OPS645>-Windows Vista(32bit 版 )/ Windows 7(32bit 版 )/ Windows 8(32bit 版 )/ Windows 8.1(32bit 版 )- プリンタドライバインストールガイド <OPS645> Window

(3) 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 が表示されます 参照ボタンを押下すると 図 フォルダ指定画面 が表示されるので 保存先を指定し OK ボタン を押下します 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 の 展開 ボタンを押下します 図

目次 目次... 2 はじめに SQL Server 2005 製品版へのアップグレード SQL Server 2005 製品版へのデータベース (DPM インスタンス ) の構築 / 設定 データベース (DPM インスタンス ) の構築

注 ) CDをセットしてから プログラムが起動するまでの時間はパソコン CDドライブの性能によって差がありますが 概ね10 秒程度です 1 分間待ってもプログラムが起動しない場合は もう一度 CDをセットしなおしてください それでも起動しない場合 CDからの自動起動が無効になっている可能性があります

明治大学 オープンプリンタ インストール マニュアル 第 1.1 版 2017 年 02 月 15 日 対象 OS:Windows Vista (32/64bit 日本語版 ) アポロオフィスシステム株式会社

鳥取県物品電子入札システムセキュリティ ポリシー設定マニュアル IC カードを利用しない応札者向け 第 1.7 版 平成 31 年 2 月鳥取県物品契約課 鳥取県物品電子入札システムセキュリティ ポリシー設定マニュアル Ver.01-07

Master'sONEセキュアモバイル定額通信サービス(MF120)設定手順書(Ver1_2).doc

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

目次 No. 内容 メニュー名 ページ番号 事前準備 IEバージョン情報確認 互換表示設定 (IE9 IE0 IEの場合 ) 信頼済みサイトへの登録 (IE0 IEの場合 ) 4 受注データを (IE0 IEの場合 ) 6 5 リストを出力する為の設定 (IE0 IEの場合 ) 7 6 ( その)(

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

<8F898AFA90DD92E88EE88F872E786C73>

目次 本書の概要... 3 QNAP で AD 環境を構築するネットワーク環境... 3 Active Directory ドメインコントローラ構築... 5 AD ユーザ作成 AD ユーザ単独作成 AD ユーザ複数作成 共有フォルダアクセス許可追加

目次 1. はじめに ユーザーアカウント制御の設定の一時無効化 プリンタの追加 設定 共有フォルダからのインストールプログラムの取得 バッチファイルの実行 プリンタ追加の確認 印刷方法..

目次 No. 内容 メニュー名 ページ番号 事前準備 IEバージョン情報確認 互換表示設定 (IE9 IE0 IEの場合 ) (IE0 IEの場合 ) 4 受注データを (IE0 IEの場合 ) 6 5 ( その)(IE0 IEの場合 ) 7 6 ( その)(IE0 IEの場合 ) 8 7 (IE9

RICOH Device Manager Pro バックアップ/バージョンアップ作業手順書

AutoCAD Mechanical 2009 Service Pack 2 Readme 高品質な製品を提供するため オートデスクは AutoCAD Mechanical 2009 Service Pack 2 をリリースしました この Service Pack は AutoCAD Mechani

<4D F736F F F696E74202D F56504E90DA91B1835C CC834E838A B838B837D836A B2E >

Kyocera Mita KXドライバインストール手順書

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

32 ビット版 64 ビット版 Microsoft Windows XP Professional Microsoft Windows XP Professional x64 * * SP2 および SP3 Edition SP2 Microsoft Windows XP Home SP2 お *

<4D F736F F D CA08CC082AA B835E B D C58B9194DB82B382EA82DC82B582BD2E646F63>

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

OKI Universal Hiper-C プリンタドライバ ユーザーズマニュアル ( セットアップと使い方編 ) 最終更新日 2012 年 9 月第 2 版

Windows修正適用手順書

IME( 日本語入力システム ) の確認 変更方法 / プロパティ確認の手順 ************************************************************************************ ドキュメント目次 IME( 日本語入力システム )

目次 1. HLA Fusion 3.0 がインストール可能な環境 HLA Fusion 3.0 のインストール HLA Fusion 3.4 のインストール 初期設定用データベース接続 ( 初めての方のみ ) 既存データベースのUpg

厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムバージョンアップマニュアル (Ver2.2 から Ver.3.2) 目次 1. プログラム概要 バージョンアップ実施手順 要注意 zip ファイル解凍の準備 Windows によって PC が保護されました と

ESET サーバリプレース時の移行手順 データベース:Access(mdb形式)環境

2 1: ネットワーク設定手順書 が完了後に行なってください 鏡野町有線テレビ 各種設定手順書 この手順書では以下の内容の手順を解説しています メール設定 ホームページの掲載 お客様がご利用の OS により設定方法が異なる部分があります OS をご確認の上 作業を行なってください お客

スライド 1

Master'sONEセキュアモバイル定額通信サービス(MF120)設定手順書(Ver1_2).doc

ユーザーズマニュアル

インターネット EDI システムを使用する前の準備 目次 動作環境について... 2 Internet Explorer7.0 / 8.0 をご利用の場合の設定方法... 3 [1] インターネット EDI システムを利用するための標準的な設定... 3 [2] ブラウザ型で帳票を利用する場合に必要

目次 目次...2 はじめに データベース (DPMインスタンス) のインストール Microsoft SQL Server 2008 Expressのインストール DPMのデータベース作成 管理サーバ for DPMのインストール...

2006 年 5 月 23 日 クライアント サーバ環境プリンタドライバアップグレード方法 ~ Windows 2000 サーバ /Windows 2003 サーバ ~ ( システム管理者の方へ ) Windows 2000 サーバ /Windows 2003 サーバから WindowsXP Pro

Microsoft Word - 補足説明_Win7_Server2008R2__R1.doc

FUJITSU Printer XL-C8350 プリンタードライバーインストールガイド はじめに このマニュアルは FUJITSU Printer XL-C8350 を Windows 10 /Windows 8.1 /Windows 7 Microsoft Windows Server 2016

Microsoft Word - FTTH各種設定手順書(鏡野地域対応_XP項目削除) docx

SAMBA Remote(Mac) 編 PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP

flashplayer確認手順_ xls

1 はじめに 前準備 MICROSOFT 製品のプログラムを最新の状態にする NET FRAMEWORK 4.0 ( と日本語 LANGUAGE PACK) のインストール NET FRAMEWORK 4.0 のインストール... 4

<4D F736F F D208D C8FEE95F18DEC90AC A B D836A B2E646F63>

目次 1. はじめに 準備 機器構成 やさしく名刺ファイリング Pro v.14.0 セットアップと動作確認 やさしく名刺ファイリング Pro v.14.0 セットアップ... 5 Windows Windows 8.

Master'sONEセキュアモバイル定額通信サービス(MF120)設定手順書(Ver1_2).doc

スライド 1

Microsoft PowerPoint - メールソフト設定方法マニュアル_ver.1.5.ppt

共有フォルダ接続手順 1 共有フォルダ接続ツールのダウンロード 展開 CSVEX のトップページから共有フォルダ接続ツールの zip ファイルをダウンロードします ダウンロードした zip ファイルを右クリックして すべて展開 を選択します (Windows 環境では zip ファイルを解凍しなくて

SCC(IPsec_win10)_リモート設定手順書.doc

学内印刷システム 個人所有 PC の印刷設定マニュアル (Windows 版 ) 2016 年 3 月 対象 OS:Windows Vista (32/64bit 日本語版 ) 駒澤大学総合情報センター

スライド 1

Bross. ご利用時における Internet Explorer 7.0 の設定について WindowsXP SP3 編 Ver 年 6 月 KDDI 株式会社 1

SMB送信機能

目次 メールの基本設定内容 2 メールの設定方法 Windows Vista / Windows 7 (Windows Live Mail) Windows 8 / Windows 10 (Mozilla Thunderbird) 3 5 Windows (Outlook 2016) メ

SMB送信機能

アーカイブ機能インストールマニュアル

01_08 インストールガイド

8. 適用 を後 OK をしウインドウを閉じてください 2. パソコンと LCV3 を LAN ケーブルで接続し 設定を行います Windows パソコンの推奨環境は以下の通りです (2015 年 6 月現在 ) OS : Windows XP Vista 7 8 CPU : 32bit 64bit

================================================================== UHF 帯 RFID ロングレンジリーダライタドライバインストールマニュアル 2011 年 1 月 19 日 ============================

1 Ver デジタル証明書の更新手順 1 S T E P 1 netnaccs 専用デジタル ( クライアント ) 証明書 の更新作業を開始する前に 次の準備を行って下さい (1) お使いになるパソコンのブラウザのバージョンを確認して下さい ( デジタル証明書の取得等は 必ず Inte

顧客名

PDFConverter

ESET Remote Administrator V5.3 バージョンアップ手順

リモートアクセスライト インストールガイド リモートアクセスライト インストールガイド 第 1. 1 版 2017 年 12 月 12 日

InstallShield FAQ < 独自の InstallShield 前提条件を作成する > 注 ) このドキュメントは InstallShield 2014 Premier Edition を基に作成しています InstallShield 2014 以外のバージョンでは設定名などが異なる場合

OS の bit 数の確認方法 - Windows0 及び Windows8. Windows のコントロールパネルを開きます Windows0 の場合 スタート から Windows システムツール の コントロールパネル をクリックします Windows8. の場合 スタート から PC 設定

インストール要領書

第 1 版

特定健診ソフト クイックインストールマニュアル

ESET Remote Administrator V5.1 バージョンアップ手順

. はじめに 動作環境の全ブラウザで 本書の設定を行ってください 本設定を行わない場合 システムが 正常に動作しない可能性がありますので 必ず設定をお願いいたします また 本書の中で 画 像に番号を付与している箇所以外の設定は お使いの環境のままでご使用ください 参考 : 動作環境の全ブラウザについ

鉄之助ソリッド 住宅基礎インストール手順書Windows8-10用

Microsoft Word - インストールマニュアルSBS XP SP1第1版 doc

ClientManager ユーザズマニュアル

Microsoft Windows XPをお使いのお客様へ

改版履歴 版数 日付 内容 担当 V /03/27 初版発行 STS V /01/27 動作条件のオペレーティングシステムに Windows 7 STS を追加 また 動作条件のブラウザに Internet Explorer 8 を追加 V /0

目次 1. プリンタの設定 プリンタ出力モード設定 3 2. B-419 プリンタドライバのインストール 前準備 4 インストール 6 3. 用紙設定 圧着サーマル送り状 らく楽複写送り状 印刷設定 印刷設定 ネットワークプリンタ対応 共有指定 ネットワークプリンタの設定

生存確認調査ツール

ASP-T2-インストール・アンインストール手順

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

目次はじめに 必要システム環境 インストール手順 インストール前の注意点 インストールの準備 (.NET Framework3.5 SP1 のインストール ) ライセンスの登録 初期設定情報の入力... 8

SureFile for 達人プラスインストールマニュアル V1.7 本マニュアルでは アイスペシャル C-Ⅱ C-Ⅲ 専用画像振り分けソフト SureFile for 達人プラスについて 下記に示した項目を説明しています SureFie( 標準版 ) のアンインストール インストール 起動 設定の

クラウドファイルサーバーデスクトップ版 インストールマニュアル 利用者機能 第 1.2 版 2019/04/01 富士通株式会社

ServerView Resource Orchestrator V3.0 ネットワーク構成情報ファイルツール(Excel形式)の利用方法

ノートパソコンの場合 2. ワイヤレスアダプターの設定をクリックし 省電力モードの バッテリ駆動 および 電源に接続 の両方を [ 最大パフォーマンス ] に設定してください 3. スリープをクリックし 次の時間が経過後スリープにする の バッテリ駆動 および 電源に接続 の両方を [ なし ] に

Transcription:

PrintBarrierV3L50(V3.4.0.6) アップデート手順書 第 1.01 版 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 平成 25 年 3 月 7 日 1

目次 1. 目的... 3 2. 前提条件... 3 3. 注意事項... 3 4.PrintBarrier 版数判別方法... 4 5. プデートモジュール構成... 5 6.PrintBarrier のアップデート順番... 5 7. サーバのアップデート... 6 7.1 データ移行する前の準備... 6 7.2 既存データベースのバックアップ... 7 7.3 サーバ側のモジュール入替... 11 8. クライアントのアップデート... 12 8.1 Windows XP でのアップデート... 12 8.2 Windows Vista 7 でのアップデート... 15 9. クライアントの詳細設定について... 19 9.1 スクリプトの編集... 20 9.2 スクリプトの適用... 20 2

1. 目的 本手順は PrintBarrier の V3L50(V3.4.0.5) 版を使用しているユーザーに対し PrintBarrier の V3L50(V3.4.0.6) にアップデートする手順を説明するものです PrintBarrier の V3L10 版か V3L30 版からのアップデートについては 2011 年 10 月 31 日に HP に公開したモジュールでアップデートを行ったうえで このアップデートを実施してください 2. 前提条件 1 本手順書は現行システムの上でのアップデートを前提にしています 2 アップデートインストーラの実行は Admin 権限が必要です 3. 注意事項 1 移行中 クライアントはサーバと通信できなくなります 2すべてのデータ (SQL データベース PrintBarrier.mdb) をバックアップすることは必須ではありませんが 必要に応じご実行してください 3 一部移行できない機能がありますので一回仮環境でご確認のうえ 本番環境に移行することを推奨します 3

4.PrintBarrier 版数判別方法 現在使用中の PrintBarrier 版数の判定方法について説明します 版数 確認方法 判別方法 V3L10 サーバの MainManager を開きメニュー ヘルプ - バージョン を pbcmainui.exe のファイルバージョンは 3.0.x.x より前のバージョンになります クリックし表示したバージョン情報画面で確認します クライアントで印刷を実施し表示されたプレビュー画面のメニュー ヘルプ - バージョン情 PbcCounter.exe のファイルバージョンは 3.0.x.x より前のバージョンになります 報 をクリックし表示したバージョン情報画面で確認します V3L30 サーバの MainManager を開きメニュー ヘルプ - バージョン を pbcmainui.exe のファイルバージョンは 3.1.x.x になります クリックし表示したバージョン情報画面で確認します クライアントで印刷を実施し表示されたプレビュー画面のメニュー ヘルプ - バージョン情 PbcCounter.exe のファイルバージョンは 3.1.x.x になります 報 をクリックし表示したバージョン情報画面で確認します V3L50 (V3.4.0.5) クライアントで印刷を実施し表示されたプレビュー画面のメニュー ヘルプ - バージョン情報 をクリックし表示したバージョン情報画面で確認します PrintBarrier Version 3 (3.4.0.5) が表示されます 4

5. プデートモジュール構成 アップデートモジュール 説明 適用場所 pb3-update-manual.pdf アップデート用 全体 マニュアルです pb3l50_3406_enterprise.zip メインマネージャ及びサブマ サーバ ネージャのモジュールです pb3l50_3406_xp.exe Windows XP 対応 クライアント インストーラです pb3l50_3406_vista-7.exe Windows Vista Windows7 クライアント 対応インストーラです pbv3l50-logonscript.zip アップデートインストーラで移行できないユーザー個人設定を設定するスクリプトです クライアント 6.PrintBarrier のアップデート順番 1PrintBarrier のサーバ クライアント両方を使用する場合はサーバ クライアントの順番でアップデートする必要があります 7. サーバのアップデート を参照してください 2PrintBarrier のクライアントしか使用していない場合はクライアントだけをアップデートします 9. クライアントのアップデート を参照してください 5

7. サーバのアップデート ここではサーバのアップデートについて説明します 下記の順序で実施します 1. データ移行する前の準備 2. 既存データベースのバックアップ ( 推奨 ) 3. サーバ側のモジュール入替 7.1 データ移行する前の準備 7.1.1 ActiveDirectory とのユーザー情報同期 ActiveDirectory と運用中データベースのユーザー情報を同期する必要があります ここでは同期の方法について説明します 1 サーバで MainManager 画面を開き メニュー 管理 - 環境構築 で ユーザー情報取得 画面を開きます 2 画面を右クリックし表示された ユーザー情報一括取得 メニューを実行し ユーザー情報を取得します データ取得状況 欄で成功したメッセージを 確認します 6

7.1.1 ユーザー情報一括取得 画面 7.1.2 サブマネージャからの実績収集移行までの印刷実績を収集する必要があります 具体的に MainManager を開き メニュー 管理 - ログ収集 で ログ収集 画面を開きます すべてのサブマネージャ をチェックし 手動収集 ボタンを押します しばらくすると 左側の ログ収集履歴 メニューで ログ収集履歴 画面に切り替え ログがすべての SubManager から収集されたことを確認します 7.2 既存データベースのバックアップ 7.2.1SQL データベースのバックアップ ここでは Microsoft SQL Server 2005 を例にデータベースのバックアップ方法について説明します 1 SQL Server Management Studio を開き PrintBarrier のデータベース を表示します ( PrintBarrier のデータベース 運用によって置き換えてください ) 2 PrintBarrier のデータベース を右クリックし メニューの タスク - バックアップ の順番で データベースのバックアップ 画面を開きます 3 全般 タブで下記項目を指定します 7

データベース 項目名 バックアップの種類 設定 PrintBarrier のデータベース名 完全 図 7.2.1.1 データベースのバックアップ の 全般 タブ 4 追加 ボタン押下で バックアップ先の選択 画面を表示します 図 7.2.1.2 バックアップ先の選択 8

5 バックアップ先の選択 画面の ファイル名 を選択し右側のボタンを押すと バックアップデバイスの場所 画面が表示されます 6 データベースのファイル検索 画面でバックアップの保存フォルダを選択し ファイル名 に PrintBarrierV3L10.bak を入力します ここで保存パスを C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL.1\MSSQL\Backup\ PrintBarrierV3L10.bak にします 図 7.2.1.3 バックアップデバイスの場所 画面 7 OK ボタンを押して データベースのファイル検索 画面を閉じます 8 オプション タブを選択し オプション タブを表示します 9 オプション タブで 完了時にアックアップを検証する をチェックします 9

図 7.2.1.4 データベースのバックアップ の オプション タブ 10 データベースのバックアップ 画面で OK ボタンを押すとバックアップ処理が実行されます 11 データベース XXX のバックアップが正常に完了しました メッセージが表示されればバックアップ処理が完了します 図 7.2.1.5 バックアップ完了メッセージ 12C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL.1\MSSQL\Backup\ にファイル PrintBarrierV3L10.bak ができたことを確認します 7.2.2SubManager の mdb のバックアップ SubManager のインストールフォルダにある PrintBarrier.mdb を 10

PrintBarrier.mdb.bak にバックアップします 7.3 サーバ側のモジュール入替 7.3.1 メインマネージャのモジュール入替 PrintBarrier のメインマネージャがインストールフォルダ ( デフォルトでは C:\Program Files\FFC\PrintBarrier\MainManager) にある pbcmainui.exe をリネームします pb3l50_3406_enterprise.zip を解凍したモジュールを OS に応じてメインマネージャのインストールフォルダにコピーします OS バージョン Windows Server 2003 Windows 2008 Server Windows 2008 Server(R2) コピー元のモジュール (pb3l50_3406_enterprise.zip 解凍物からの相対パス ) \Enterprise\MainManager\Win2003-2008 \Enterprise\MainManager\Win2008R2 7.3.2 サブマネージャのモジュール入替 1 PrintBarrier のサブマネージャがインストールフォルダ ( デフォルトでは C:\Program Files\FFC\PrintBarrier\SubManager) にある PbcSubSvr.exe をリネーム します pb3l50_3406_enterprise.zip を解凍したモジュールを OS に応じてメイン マネージャのインストールフォルダにコピーします OS バージョン コピー元のモジュール (pb3l50_3406_enterprise.zip 解凍物からの相対パス ) Windows Server 2003 \Enterprise\ SubManager\Win2003-2008 Windows 2008 Server Windows 2008 \Enterprise\ SubManager\Win2008R2 Server(R2) 2 サービス管理ツールよりサブマネージャを再起動します 11

図 7.3.2.1 サブマネージャ再起動 8. クライアントのアップデート pb3l501xp.exe は Windows XP 対応アップデートインストーラで pb3l501vista-7.exe は Windows Vista Windows7 対応アップデートインストーラです 必要に応じて使い分けてください 8.1 Windows XP でのアップデート 1pb3l50_3406_xp.exe を右クリックし 開く メニューを実行します 2 圧縮したインストーラの解凍場所を選択する画面が表示されます デフォルトは環境変数 TEMP で設定した場所になりますが 必要に応じて変更できます 12

図 8.1.1 ファイルの保存場所 3 ファイルを解凍中です が表示されます 図 8.1.2 ファイル解凍画面 3 このセットアップは PrintBarrier3 Standard のアップグレードを 実行します 続行しますか? 画面が表示されます ここでは はい を クリックします 13

図 8.1.3 アップデート画面 4 InstallShield ウイザードを完了しました 画面が表示されます 完了ボタン を押します 図 8.1.4 完了ウイザード 5 端末は再起動する必要があります 保存する必要のあるデータがあれば 保存してください 画面が表示されます OK ボタンを押すと 端末が 再起動します 図 8.1.5 再起動ダイアログ 7 端末が再起動し ログインすると PrintBarrier のインストーラが動作しますので 14

ログイン画面が若干遅い感じがする場合があります 8 PrintBarrier3 Standard の再起動 画面が表示されます ここで はい を クリックします 図 8.1.6 再起動ダイアログ 9 端末が再起動するとクライアントでのアップデート作業が完了します 10Temp 環境変数で定義しているファイルパスにある PrintBarrierV3L50UpdateInstaller を削除してください 8.2 Windows Vista 7 でのアップデート 1 pb3l50_3406_vista-7.exe を右クリックし 管理者として実行 メニューを実行します 圧縮したインストーラの解凍する場所選択画面が表示されます デフォルトは環境変数 TEMP で設定した場所になりますが 必要に応じて変更できます 15

図 8.2.1 ファイルの保存場所 2 ファイル解凍画面 が表示されます 図 8.2.2 ファイル解凍画面 3 このセットアップは PrintBarrier3 Standard のアップグレードを 実行します 続行しますか? 画面が表示されます ここで はい を クリックします 16

図 8.2.3 アップデート画面 4 InstallShield ウイザードを完了しました 画面が表示されます 完了ボタン を押します 図 8.2.4 完了ウイザード 5 端末は再起動する必要があります 保存する必要のあるデータがあれば 保存してください 画面が表示されます OK ボタンを押すと 端末が再起動します 17

図 8.2.5 再起動ダイアログ 6 端末が再起動し ログインすると PrintBarrier のインストーラが動作しますのでログイン画面が若干遅い感じがする場合があります 7 PrintBarrier3 Standard の再起動 画面が表示されます ここで はい をクリックします 図 8.2.6 再起動ダイアログ 8 端末が再起動するとクライアントでのアップデート作業が完了します 9Temp 環境変数で定義しているファイルパスにある PrintBarrierV3L50UpdateInstaller を削除してください 18

9. クライアントの詳細設定について PrintBarrier のアップデートインストーラでは下記個人に対する設定を移行することはできません デフォルト表示になります カテゴリ項目説明デフォルト タスクバーアイコプレビュー画面ン - を表示する PrintBarrier3 プリンターに直 - ユーザー設定 接印刷するメニュー - プレビュー プリンター タスクバーアイコタスクバーにアン - イコンを表示す PrintBarrier3 る - ユーザー設定 メニュー印刷が正常に終 - アイコン表示 了する時 アイコンの上でメッセージを表示する表示時間 ( 秒 ) タスクバーアイコ IP アドレスン - PrintBarrier3 - サーバ設定 メニュー 印刷時 プレビュー画面有効を表示します印刷時 プレビュー画面無効を表示せずに プリンターに直接出力することを設定します印刷時 プレビュー画面無効を表示せずに 直接出力するプリンターを設定しますタスクバーに有効 PrintBarrier3 のアイコンを表示するかを設定します 印刷が正常終了時 タス有効クバーにアイコンを表示するかを設定します印刷が正常終了時 タス 5 クバーにアイコンを表示する時間 ( 秒単位 ) を設定しますログインユーザを管理す設定なしるサブマネージャの IP アドレス この問題を解決するため pbv3l50-logonscript.zip に設定用のスクリプトを 19

用意しています 必要に応じて項目を編集したうえ 適用してください 9.1 スクリプトの編集 pbv3l50-logonscript.zip を解凍します 解凍した PBV3L50LogonScript.vbs を notepad.exe により開き 編集を行います 編集時 コメント (' の注釈がついている行 ) をよく確認したうえ 編集を行ってください 編集対象は objreg.regwrite 行の後ろから二番目のパーラーメータになります 9.2 スクリプトの適用 ユーザー管理は ActiveDirectory により行われる場合 ActiveDirectory のログインスクリプト機能で配布すると便利です これはグループ単位 ユーザー単位で PrintBarrier を設定することができます 9.2.1 ログインスクリプトの配置 ActiveDirectory で Windows エクスプローラから C:\Winnt\SYSvol\sysvol\ [ ドメイン ].com\scripts を探します ( ここで [ ドメイン ] とは クライアントマシンがログインするドメイン名です ) そこにスクリプトファイルを配置します 20

図 9.2.1.1 スクリプトの配置場所 9.2.2 ログインスクリプトの設定 1タスクバーにて スタート - 設定 - コントロールパネル をクリックします 2 コントロールパネル ウィンドウで 管理ツール をダブルクリックします 3 管理ツール ウィンドウで Active Directory ユーザーとコンピュータ をダブルクリックします Active Directory ユーザーとコンピュータ ウィンドウでツリー形ぺインの OU 構造 ( 例 ) Users フォルダ) をクリックして開きます 表示された ユーザー名 リストで Shift キーを押しながら複数のユーザーを選択します それを右クリックします 表示されたメニューで プロパティ を選択します 図 9.2.2.1 複数ユーザの選択画面 5 表示されたダイアログボックスで プロファイル タブをクリックします ログオンスクリプト テキストボックスで 'PBUpdate.VBS' と入力して OK ボタンをクリックします 21

図 9.2.2.2 スクリプト設定画面 6 設定されたユーザーが次回ログインすると そのコンピュータ上で ログインスクリプトが実行されます 22