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Transcription:

Title Page NetVault Backup 9.0.x NetVault SmartDisk 2.0 Version 9 Doc Release Date 2013/02

Copyrights 著作権 2013 Dell Software Japan, Ltd. NetVault Backup 9.0.x & NetVault SmartDisk 2.0 簡単設定ガイド Version 9 本ガイドは NetVault Backup を初めてご使用される方を対象とし NetVault Backup のインストールから デバイス設定方法 バックアップ / リストアまで 基本的な操作方法について簡単に説明しています ( 本ガイドの画面スナップショットは NetVault Backup 9.0.1 と NetVault SmartDisk 2.0 を使用しています ) NetVault Backup 設定に関する詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド 他各種操作ガイドをご覧ください 各種操作ガイドは 弊社 WEB サイトからダウンロードいただけます http://www.bakbone.co.jp/products/product_documentation_nvb.html#manual ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Backup の製品ドキュメント : 製品マニュアル ) step 1 NetVault Backup 9.0.x Linux (x86 Hybrid) Linux (x86 Pure64) Windows (x86-32/x86-64) OS NetVault / NetVault Linux (x86 Hybrid) Linux (x86 Pure64) 4 Windows (x86-32/x86-64) 5 NetVault 1 NetVault NetVault Step 2 Step 4 step 3 NVBU Console step 2 NetVault Linux (x86 Hybrid) Windows (x86-32/x86-64) Linux (x86 Pure64) 10 10 12 step 4 NetVault NetVault Linux (x86 Hybrid) Linux (x86 Pure64) Windows (x86-32/x86-64) 14 14 step 5 16 18 22 SmartDisk 26 step 6 34 Dell Software 160-0023 東京都新宿区西新宿 6-10-1 日土地西新宿ビル 13F TEL: 03-5908-3511 www.bakbone.co.jp

NetVault Backup 9.0.x NetVault SmartDisk 2.0 目次 第 1 章 : NetVault サーバのインストール 4 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール... 4 Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール... 5 - インストールの前に... 5 - Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする... 6 第 2 章 : NetVault クライアントのインストール 10 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール... 10 Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール... 10 - インストールの前に... 10 - Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする... 10 第 3 章 : NVBU Console を起動する 12 第 4 章 : NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する 14 - NetVault クライアントを追加する前に... 14 - NetVault クライアントを追加する... 14 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う 16 単体テープ ドライブを使用する... 16 オートローダ / テープ ライブラリを使用する... 18 - 仮想テープ ライブラリ作成時の注意点... 22 - 仮想テープ ライブラリを作成する... 22 仮想テープ ライブラリを使用する... 22 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する 26 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版 SmartDisk のインストール... 26 - インストールの前に... 26 - Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) にインストールする... 26 - インストールの前に... 28 - Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする... 28 Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール... 28 SmartDisk を使用する... 31

iii 目次 第 7 章 : バックアップ / リストアを行う 34 バックアップを行う...34 リストアを行う...37

第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール 4 第 1 章 : NetVault サーバのインストール NetVault Backup ソフトウエアのインストール方法は OS により異なります 本簡単設定ガイドでは Linux (x86 Hybrid) 版 Linux (x86 Pure64) 版 Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール方法のみ説明します その他 OS の NetVault ソフトウエアをインストールする場合は NetVault Backup 8.x インストレーション / アップグレード ガイド をご覧ください NetVault Backup 8.x インストレーション / アップグレード ガイド は 弊社の下記 WEB サイトでご覧いただけます http://www.bakbone.co.jp /products/product_documentation_nvb.html#manual ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Backup の製品ドキュメント : 製品マニュアル ) 1.1.0 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール Step 1: 管理者アカウント (root) でログオンします Step 2: インストール ファイルを入手した方法に応じて 次のいずれかの方法で必要なインストール実行ファイルにアクセスします Web でダウンロードしたファイルの場合 : Linux (x86 Hybrid) 版 - WEB から ファイル netvault-r2013jan17- LEON-LinuxX86Hybrid.tar.gz (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍します 解凍したファイルが配置されているディレクトリに移動し 次のコマンドを入力して インストール ファイルを実行します 以下は /tmp に圧縮ファイルを保存した場合の例です # cd /tmp # tar xzf netvault-r2013jan17-leon-linuxx86hybrid.tar.gz # cd netvault #./install Linux (x86 Pure64) 版 - WEB から netvault-r2013jan17-leon- LinuxX86Pure64.tar.gz (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします 解凍方法は 使用する NetVault ファイルを除いて上記 Linux (x86 Hybrid) 版と同じです NetVault インストール CD に収録されているファイルの場合 : Linux (x86 Hybrid) 版 - CD-ROM をドライブに挿入したまま ターミナル セッションを開始して 次のコマンドを入力します # mount /media/cdrecorder # cd /media/cdrecorder/netvault/linux_hybrid/netvault #./install Linux (x86 Pure64) 版 - CD-ROM をドライブに挿入したまま ターミナル セッションを開始して 次のコマンドを入力します # mount /media/cdrecorder # cd /media/cdrecorder/netvault/linux_pure64/netvault #./install Note: 環境によっては 使用するコマンドが異なることがあります 詳細は 各 Linux Distribution のドキュメント等をご覧ください Step 3: 最初に言語の選択をします 英語 GUI を使用する場合は "1" を 日本語 GUI を使用する場合は "2" を選択してください (ja_jp.utf-8 を使用している場合も "2" の "JapaneseEUC" を選択します ) 選択すると 選択された言語が表示されます #./install Installer invoked in /tmp/netvault Using default /tmp as the temporary directory Expanding distribution file NetVault Copyright 2012 Quest Software, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. Select a Language 1 English 2 JapaneseEUC 3 Chinese Simplified 4 Korean 5 French 6 German Select language? [1] : 2 - JapaneseEUC selected Step 4: NetVault の使用許諾契約に同意することを求められます 下記のいずれかを入力できます y: 使用許諾契約に同意することを意味します インストール プロセスは次の手順に移ります ( 使用許諾契約書は表示されません ) n: 使用許諾契約に同意しないことを意味します インストール プロセスは終了します d: 使用許諾情報を読むために "Display"( 表示 ) することを意味します Have you read and agreed to the terms of the license? (y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y Step 5: NetVault のインストールタイプを選択します NetVault サーバとしてインストールするので "s" を選択して下さい

5 第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール c ( デフォルトで選択 ): このマシンをNetVaultクライアントとして構成します s: このマシンを NetVault サーバとして構成します Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] : s Step 6: インストール先のディレクトリを指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します Where should NetVault be installed? [/usr/netvault] : 1.2.0 Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール 重要 : NetVault の一部の機能は NetVault を Windows 2000 / Server 2003 / Server 2003 R2 / Storage Server 2003 / Storage Server 2003 R2 / XP Professional マシンにインストールする前に オペレーティング システムの設定をしないと正しく機能しない場合があります そのため NetVault をインストールする前に 次の インストールの前に で説明する手順を実行する必要があります Step 7: 次に NetVault データベースを格納するディレクトリを指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します Where should NetVault database be installed? [/usr/netvault/db] : Step 8: NetVault マシン名を指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します Please enter a NetVault machine name using A-Z, a-z, _ and 0-9 [demo] : Step 9: パスワードを指定します さらに確認のために もう一度入力します 1.2.1 インストールの前に NetVault で使用するライブラリは Windows 2000 / Server 2003 / Server 2003 R2 / Storage Server 2003 / Storage Server 2003 R2 / XP Professional のリムーバブル記憶域マネージャで制御することはできません 以下の手順に従って ライブラリをリムーバブル記憶域マネージャの制御から取り除いてください Windows Server 2008/2008R2 には リムーバブル記憶域マネージャは標準インストールされません Step 1: スタート メニューから [ ファイル名を指定して実行 ] を選択し 表示される [ ファイル名を指定して実行 ] ウインドウで名前として "ntmsmgr.msc" を指定して [ リムーバブル記憶域 ] ウィンドウを起動します Please enter the NetVault password for this machine: Please confirm password: Step 10: ファイルのコピーが実行されます checkinstall running CHOSEN_CLASSES=core server dataplugin devicectl gui onlinehelp PKG_BASE=/usr/netvault preinstall running Installing core... Step 2: [ リムーバブル記憶域 ] ウィンドウの左側ペインで Windows 2000 では " 物理的な場所 " を Windows Server 2003 Windows Storage Server 2003 または Windows XP Professional では " ライブラリ " を展開し NetVault で使用するデバイスを表示します Step 11: 最後に "Installation completed successfully" というメッセージが表示されればインストールは終了です... Not an upgrade - installing NetVault Services Will link to '/usr/netvault/etc/startup.sh' Starting NetVault Services Copying uninstallation scripts Installation completed successfully

第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール 6 Step 3: 対象のデバイスを右クリックして ポップアップ メニューから [ プロパティ ] を選択し [ プロパティ ] ダイアログボックスを表示します 1.2.2 Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする Windows 2000 / Server 2003 / Server 2003 R2 / Storage Server 2003 / Storage Server 2003 R2 / XP Professional / Server 2008/Server 2008 R2 マシンに NetVault ソフトウェアをインストールするには 以下の手順に従ってください Step 1: 管理者アカウント (administrator) でログオンします Step 2: インストール ファイルを入手した方法に応じて 次のいずれかの方法で必要なインストール実行ファイルにアクセスします Web 経由でダウンロードしたファイルの場合 : WEB から ファイル netvault-r2013jan17-leon-windows.zip (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍し 解凍先ディレクトリに移動し 次のファイルを確認します < ファイルの解凍先ディレクトリ >\netvault\install.exe Step 4: [ 全般 ] タブを選択し [ ライブラリを有効にする ] のチェックボックスをクリックして選択を解除します インストール CD に収録されているファイルの場合 : CD-ROM ドライブに CD を挿入します install.exe ファイルは 次の位置にあります <CD-ROM ドライブ > \netvault\windows\netvault\install.exe Step 3: 最初に言語の選択をします 日本語を使用したい場合は " 日本語 " を選択し "OK" をクリックします Step 5: [ 適用 ] をクリックして変更を設定し [OK] をクリックしてダイアログボックスを終了します この作業が完了したら NetVault をインストールできます

7 第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール Step 4: インストール ウィザードが開始されます このウィンドウに記載されている注意をよく読んでから [ 次へ ] をクリックして次に進みます サーバ : このマシンを NetVault サーバとして構成します Step 5: 使用許諾情報を掲載したウィンドウが表示されます この情報を読んで [ 同意します ] を選択してから [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 7: [ マシン名 ] ウィンドウは NetVault マシン名を入力するために使用します 必要であれば変更を加え [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 6: 使用許諾契約書に同意したら 次に [ インストールのタイプの選択 ] ウィンドウが表示されます NetVault サーバとしてインストールするので [ サーバ ] を選択し 次の手順に進みます クライアント ( デフォルトで選択 ): このマシンをNetVaultクライアントとして構成します

第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール 8 Step 8: [ マシンのパスワードの選択 ] ウィンドウに移動します このウィンドウの [ パスワード ] フィールドにパスワードを入力し 次に [ パスワードの再入力 ] フィールドに最初に入力したものと完全に一致するパスワードを入力します [ 次へ ] ボタンをクリックし 次の手順に進みます Step 10: [NetVault データベース フォルダの選択 ] ウィンドウが表示されます このウィンドウでは NetVault データベースを格納するディレクトリ名を入力します [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 9: [ インストール先フォルダの選択 ] ウィンドウが表示されます NetVault をインストールするパスを指定します [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 11: [ インストールの確認 ] ウィンドウが表示されます [ 次へ ] を選択してインストールを開始します

9 第 1 章 : NetVault サーバのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール Step 12: [NetVault インストール中 ] を経て [ インストールの完了 ] ウィンドウが表示されます [ 閉じる ] を選択して終了します 以上で NetVault サーバのインストールは終了です

第 2 章 : NetVault クライアントのインストール - Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール 10 第 2 章 : NetVault クライアントのインストール NetVault クライアント (=1 台の NetVault サーバからバックアップ対象マシンとして管理されるマシン ) には NetVault クライアント モジュールをインストールします インストールの方法は 4 ページに記載の 第 1 章 : NetVault サーバのインストール とほぼ同じです この章では NetVault サーバのインストール時と異なる手順のみ説明します 2.1.0 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール Step 1 ~ Step 4: NetVault サーバのインストールで説明した 4 ページに記載の Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール の Step 1 から Step 4 までを行います 2.2.2 Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする Step 1 ~ Step 5: NetVault サーバのインストールで説明した 6 ページに記載の Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする の Step 1 から Step 5 までを行います Step 6: 使用許諾契約書に同意したら 次に [ インストールのタイプの選択 ] ウィンドウが表示されます NetVault クライアントとしてインストールするので [ クライアント ] 選択し 次の手順に進みます クライアント ( デフォルトで選択 ): このマシンをNetVaultクライアントとして構成します サーバ : このマシンを NetVault サーバとして構成します Step 5: 次に NetVault のインストールタイプを選択します NetVault クライアンとしてインストールするので "c" を選択して下さい c ( デフォルトで選択 ): このマシンをNetVaultクライアントとして構成します s: このマシンを NetVault サーバとして構成します Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] : c Step 6 ~ Step 11: 続けて NetVault サーバのインストールで説明した 4 ページに記載の Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版のインストール の Step 6 から Step 11 を行い NetVault クライアントのインストールを完了します 2.2.0 Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール 2.2.1 インストールの前に Step 7 ~ Step 12: 続けて NetVault サーバのインストールで説明した 6 ページに記載の Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする の Step 7 から Step 12 を行い NetVault クライアントのインストールを完了します 尚 Step 10 の [NetVault データベース フォルダの選択 ] 画面は Windows のクライアント インストールでは表示されません NetVault クライアントにテープ デバイスを接続する場合は 5 ページに記載の インストールの前に の Step 1 ~ 5 を実行し その後 NetVault クライアントのインストールを行います

11 第 2 章 : NetVault クライアントのインストール - Windows (x86-32 / x86-64) 版のインストール

第 3 章 : NVBU Console を起動する 12 第 3 章 : NVBU Console を起動する NetVault サーバ側で NVBU Console を起動します その際 Linux 環境では root Windows 環境では administrator としてログインします UNIX/Linux 環境で NVBU Console を起動するには : nvgui コマンドをコマンドラインセッションから実行します # nvgui & Windows 環境で NVBU Console を起動するには : Windows のスタートボタンから プログラム> Quest Software > NetVault Backup > NVBU Console の順に選択します ご参考 NetVault クライアント側で NVBU Console を起動するには : 16 ページに記載の 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う 以降の設定は NetVault クライアント側で起動した NVBU Console を使って行うことも可能です この場合も まず上記手順で NetVault サーバ側で NVBU Console を起動し 14 ページに記載の 第 4 章 : NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する を行います NetVault サーバに追加することで NetVault クライアント側でも NVBU Console の起動が可能になります

13 第 3 章 : NVBU Console を起動する

第 4 章 : NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する 14 第 4 章 : NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する Step 2: クライアント管理を選択し クライアント管理画面を開きます 1 台の NetVault サーバで 複数の NetVault クライアントのバックアップ / リストアをまとめて行うには 下記手順に従ってバックアップ対象とする NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する作業が必要になります 4.0.1 NetVault クライアントを追加する前に Windows Server 2003 / 2003R2 / 2008 / 2008R2 または Windows XP Professional で "Windows Server 2003 Service Pack 1 または "Windows XP Service Pack 2" セキュリティ強化機能搭載を適用し Windows ファイアウォールの設定を有効にしている場合 NetVault クライアントの追加作業の前に ファイアウォール機能の設定を無効する必要があります Windows ファイアウォールの設定を有効にするとファイアウォールを通過して通信を行う様々なアプリケーションの通信がブロックされてしまいます そのため NetVault も Server/Client 間の通信がブロックされ そのままの設定ではリモート バックアップができなくなります ファイアウォール機能を無効にできない場合は Windows ファイアウォールの例外リストに NetVault Server/Client で使用するプログラム / サービスを追加してください 詳細は 下記 FAQ もしくはソリューションも併せてご参照ください ソリューション番号 4309: Microsoft Windows のファイアウォール環境で NetVault を使用するには http://kb.bakbone.com/4309 4.0.2 NetVault クライアントを追加する Step 1: 12 ページに記載の 第 3 章 : NVBU Console を起動する に従い NetVault サーバ側で NVBU Console を起動します

15 第 4 章 : NetVault クライアントを NetVault サーバに追加する Step 3: 画面右側の [ 使用可能な NetVault マシン ] には 同じネットワーク上にある NetVault クライアントをインストールしたマシンが自動的に表示されます 表示されているマシンの中から追加したいマシンを右クリックし [ クライアント追加 ] を選択します Step 6: 対象のマシンが NetVault クライアントとして NetVault サーバに追加されます Step 4: 追加対象のマシンに対するパスワードを入力する画面が開きます NetVault をインストールした際に該当のマシンに指定したパスワードを入力し OK ボタンを押します Step 5: パスワードが正しければ [ アクセスできました ] と表示されますので OK をクリックしてください

第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 単体テープ ドライブを使用する 16 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う 5.1.0 単体テープ ドライブを使用する Step 2: NetVault で単体テープ ドライブを使用する際には NVBU デバイス管理ウィンドウのメニューから " 追加 " > " 単体デバイスの追加 " を選択します 最新の NetVault 対応単体ドライブ リストは下記からご覧いただけます http://www.bakbone.co.jp/products/netvault_device_single_drive.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Backup の製品ドキュメント : 対応リスト ) Step 1: 起動した NVBU Console からデバイス管理を選択し NVBU デバイス管理ウィンドウを開きます Step 3: " ドライブ選択 " タブから 使用する単体テープ ドライブを接続している NetVault サーバまたはクライアントをダブルクリックします Step 4: 接続されているデバイス一覧が表示されます 表示されない場合は まず OS 側でデバイスが認識されているかご確認ください また Llinux 環境では lsmod コマンドで sg ドライバがロードされていることをご確認ください # lsmod grep sg sg 33377 2 scsi_mod121293 4 sg,... # 上記コマンドの結果 sg のエントリが表示されない場合は modprobe コマンドで sg ドライバをロードしてください # modprobe sg

17 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 単体テープ ドライブを使用する sg ドライバの読込み処理を行った場合 OS を再起動しても sg ドライバがロードされるよう /etc/rc.local に modprobe コマンドを追加してください Step 6: 画面左上の保存ボタンをクリックし 設定内容を保存します Step 7: デバイスの名前を変更していない場合は デフォルトの名前をつけてよいか聞かれます OK を押します Step 8: デバイスが正常に登録された旨 メッセージが表示されます OK を押します Step 5: 登録する単体テープ ドライブをダブルクリックで選択します ダブルクリックすると NetVault はデバイス情報から接続しているデバイスを自動的に認識し 画面右側にその単体ドライブの画像と詳細を表示します Step 9: " 単体デバイスの追加 " ウィンドウを閉じます NVBU デバイス管理ウィンドウに登録されたデバイスが表示されます 自動選択された単体テープ ドライブが間違っている場合は タイプのプルダウン メニューから正しいものを選択してください

第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - オートローダ / テープ ライブラリを使用する 18 5.2.0 オートローダ / テープ ライブラリを使用する 最新の NetVault 対応オートローダ / ライブラリ リストは下記からご覧いただけます http://www.bakbone.co.jp/products/netvault_device_library.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Backup の製品ドキュメント : 対応リスト ) Step 3: ライブラリ選択タブから 使用するオートローダまたはテープ ライブラリを接続している NetVault サーバまたはクライアントをダブルクリックします Step 1: 起動した NVBU Console からデバイス管理を選択し NVBU デバイス管理ウィンドウを開きます Step 4: 接続されているデバイス一覧が表示されます 表示されない場合は まず OS 側でデバイスが認識されているかご確認ください また Linux 環境では lsmod コマンドで sg ドライバがロードされていることをご確認ください # lsmod grep sg sg 33377 2 scsi_mod121293 4 sg,... # 上記コマンドの結果 sg のエントリが表示されない場合は modprobe コマンドで sg ドライバをロードしてください # modprobe sg Step 2: NetVault でオートローダまたはテープ ライブラリを使用する際には NVBU デバイス管理ウィンドウのメニューから " 追加 " > " ライブラリの追加 " を選択します

19 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - オートローダ / テープ ライブラリを使用する sg ドライバの読込み処理を行った場合 OS を再起動しても sg ドライバがロードされるよう /etc/rc.local に modprobe コマンドを追加してください Step 6: 次に ドライブ選択タブを選択し オートローダまたはテープ ライブラリが接続されている NetVault サーバまたはクライアントをダブルクリックします Step 5: 登録するオートローダまたはテープ ライブラリをダブルクリックします ダブルクリックすると NetVault は接続しているデバイスを自動的に認識し 画面右側にそのオートローダあるいはテープ ライブラリの画像と詳細を表示します Step 7: 検出されたすべてのドライブ リストが表示されます 例の場合 ライブラリに 1 台のドライブが検出されています 自動選択されたオートローダまたはテープ ライブラリが間違っている場合は タイプのプルダウン メニューから正しいものを選択してください 該当のオートローダまたはライブラリに搭載されているドライブ総数

第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - オートローダ / テープ ライブラリを使用する 20 Step 8: このライブラリのドライブベイの 1 に 1 台目のドライブの関連付けを行います ドライブベイ番号が 1 であることを確認してから 該当のドライブをダブルクリックします ドライブとドライブベイ番号の関連付けは 正しく行ってください Step 11: デバイスが正常に登録された旨 メッセージが表示されたら OK をクリックします Step 12: ライブラリ追加ウィンドウを閉じます NVBU デバイス管理ウィンドウに登録されたデバイスが表示されます この時点で NetVault は オートローダ / ライブラリ内のすべてのテープの確認を行います ライブラリのスロット数が多いと 各テープをロードし 読込みを行いますので時間がかかりますが 必要な作業ですのでしばらくお待ちください オートローダ / ライブラリのインベントリが完了すると オートローダ / ライブラリ内のすべてのテープが表示されます 各テープの右側に " ブランク " " その他 " または " 他 NetVault" のラベルを表示します 自動選択されたドライブが間違っている場合は タイプのプルダウン メニューから正しいものを選択してください Step 9: ライブラリ装置に 2 台以上のドライブが装着されているのであれば ドライブベイの 2 に 2 台目のドライブの関連付けを行います ドライブベイ番号の 2 を選択してから 該当のドライブをダブルクリックします ドライブとドライブベイ番号の関連付けは 正しく行ってください 自動選択されたドライブが間違っている場合は タイプのプルダウン メニューから正しいものを選択してください 更にドライブが存在する場合は 上記ステップを残りのドライブでも繰り返し行います Step 10: 画面左上の保存ボタンをクリックし 設定内容を保存します ブランク (BLANK): そのテープが空で NetVault が使用できることを示します その他 (OTHER): そのテープに他のバックアップ ユーティリティによって書込みされたデータがあることを示します 他 NetVault (FOREIGN): 他の NetVault サーバが書込みした NetVault のテープであることを示します このテープを新しい NetVault データベースに入れたい場合は 該当のテープ メディア上で右クリックし スキャンを選びます バックアップを行うには ブランク テープが必要です ブランク テープがない場合は 必要のないデータを消去してブランク テープとして使用することができます その場合は 該当テープ上で右クリックし ブランクを選んでください この作業を行うとそのテープのデータは全消去されます 必要なデータを消さないようご注意ください

21 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - オートローダ / テープ ライブラリを使用する

第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 仮想テープ ライブラリを使用する 22 5.3.0 仮想テープ ライブラリを使用する 5.3.1 仮想テープ ライブラリ作成時の注意点 Step 2: NVBU デバイス管理ウィンドウのメニューバーの " 追加 " から " ライブラリの追加 " を選択します 仮想テープ ライブラリとは ドライブ数 / スロット数 / メディア容量を任意に指定し ハード ディスクの中に仮想的にテープ ライブラリを作成することで テープ装置を使用したバックアップ運用と全く同様に バックアップのスケジューリングや 世代管理 フルバックアップ 増分 / 差分バックアップに対応したハード ディスク バックアップを行う機能です 仮想テープ ライブラリを作成する場合には 下記にご注意ください 1つの仮想テープ ライブラリは 基本的に1つのパーティション内に作成されますので十分な領域を確保してください 例えば メディア容量 100MB 5 スロットの仮想テープ ライブラリを作成するには 1 パーティションあたり 500MB 以上の空き容量が必要になります ( 仮想テープ ライブラリは ご購入いただいたライセンス内でドライブ数 スロット数 メディア容量を任意に設定することが可能です ) データの存在するディスクと物理的に同じディスクへバックアップを取ることは災害対策やディスク クラッシュ時の対応にはなり得ません 物理的に別のディスクを使用されることを推奨します Step 3: 仮想テープライブラリを作成したいマシンのアイコンを選択して マウス右ボタンをクリックし " 仮想ライブラリの作成 " を選択します 5.3.2 仮想テープ ライブラリを作成する Step 1: メイン画面より デバイス管理 を選択します

23 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 仮想テープ ライブラリを使用する Step 4: 仮想テープ ライブラリの設定を行います Step 7: ライブラリ追加ウィンドウのライブラリ選択タブから サーバのアイコンをダブルクリックすると 作成した仮想テープ ライブラリが表示されます ここでは NewLibrary を作成したので これをダブルクリックしてライブラリの追加を行います ライブラリの場所 : Library を作成するパスを指定します ライブラリ名 : 作成したいライブラリの名前を記載します デフォルトは NewLibrary となっています バーコード プレフィックス : 特に変更の必要はありませんが 必要があれば任意の番号に変更してください ドライブの数 : 仮想ライブラリ内に搭載するドライブ数を入力してください スロットの数 : 仮想ライブラリ内に搭載するスロット数を入力してください メディアの容量 (MB): 使用する仮想メディア 1 本あたりの容量を設定してください ライブラリの場所とライブラリ名は仮想テープ ライブラリの実体が作成されるパス名の元となります 例えば ライブラリの場所に C:\ ライブラリ名に NewLibrary を入力した場合 "C:\NewLibrary" 以下に仮想テープ ライブラリのディレクトリ構造と記憶領域が作成されます すべての空欄を埋めて OK ボタンをクリックしてください Step 5: NetVault がディスクに仮想メディアを作成している間 以下のダイアログが表示されます ([ キャンセル ] ボタンを押すと仮想テープ ライブラリの作成は中止されます ) Step 6: 作成に成功すると下記のメッセージが表示されます

第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 仮想テープ ライブラリを使用する 24 Step 8: 次にドライブ選択タブを選択し サーバのアイコンをダブルクリックすると作成されたドライブが表示されます ドライブのアイコンをダブルクリックしてドライブの追加を行います 複数のドライブを作成した場合は それぞれのドライブ番号に対応したドライブベイ番号を指定しながら すべてのドライブを同様に追加します Step 11: ライブラリ追加ウィンドウを閉じると NVBU デバイス管理ウィンドウに 作成された仮想ライブラリが表示されます 以上の作業を完了すると 仮想テープ ライブラリを使ったハード ディスク バックアップ / リストアが可能となります Step 9: 保存ボタンをクリックし 設定を保存します Step 10: デバイスが正常に登録されたことを表すメッセージが表示されます "OK" をクリックします

25 第 5 章 : バックアップ装置の設定を行う - 仮想テープ ライブラリを使用する

第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版 SmartDisk のインストール 26 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する NetVault SmartDisk (NVSD) は ハードディスク バックアップを可能にする NetVault Backup (NVBU) のオプション機能で 仮想テープ ライブラリ機能の後継テクノロジーです SmartDisk は NetVault Backup の Server/Client とは全く別の独立したモジュールをインストールして構築します SmartDisk は NetVault Backup サーバや NetVault Backup クライアント上にインストールすることも NetVault Backup サーバでも NetVault Backup クライアントでもないマシン (= 専用サーバ ) 上にインストールすることも可能です また 構築したひとつの SmartDisk を 複数の NetVault Backup ドメイン間で共有して使用することも可能です SmartDisk には バックアップしたデータをポスト処理で重複排除を行うことを可能にする Dedupe オプションも用意しています SmartDisk のシステム要件は下記からご覧いただけます http://www.bakbone.co.jp/products/nvsd_system_requirement.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Backup の製品ドキュメント : 対応リスト ) 6.1.0 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版 SmartDisk のインストール 6.1.1 インストールの前に Step 1: libaio 及び libstdc++ がインストールされていることを確認します Linux (x86 Hybrid) 版 Linux (x86 Hybrid) 版には OS のビット数に関わらず 32bit ライブラリが必要になります # rpm -qa grep libaio libaio-0.3.107-10.el6.i686 # rpm -qa grep libstdc libstdc++-4.4.6-4.el6.i686 Linux (x86 Pure64) 版 # rpm -qa grep libaio libaio-0.3.107-10.el6.x86_64 # rpm -qa grep libstdc libstdc++-4.4.6-4.el6.x86_64 インストールされていない場合 両パッケージを Linux Distribution の CD 等から追加でインストールを行ってください Step 2: セキュリティの為 SmartDisk を実行する非特権ユーザ及びグループの作成を行い 作成したグループに root を追加します # useradd nvsd # usermod -G nvsd root Note: 環境によっては 使用するコマンドが異なることがあります 詳細は 各 Linux Distribution のドキュメント等をご覧ください 6.1.2 Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) にインストールする Step 1: 管理者アカウント (root) でログインします Step 2: SmartDisk インストール ファイルを入手した方法に応じて 次のいずれかの方法で必要なインストール実行ファイルにアクセスします Web でダウンロードしたファイルの場合 : Linux (x86 Hybrid) 版 - WEB から ファイル smartdisk-linuxx86_hybrid-2012-11-21-2315.tar.gz (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍します 解凍したファイルが配置されているディレクトリに移動し 次のコマンドを入力して インストールファイルを実行します 以下は /tmp に圧縮ファイルを保存した場合の例です # cd /tmp # tar xzf smartdisk-linux-x86_hybrid-2012-11-21-2315.tar.gz # cd smartdisk #./install Linux (x86 Pure64) 版 - WEB から ファイル smartdisk-linuxx86_pure64-2012-11-21-2340.tar.gz (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします 解凍方法は 使用する NVSD ファイルを除いて上記 Linux (x86 Hybrid) 版と同じです SmartDisk インストール CD に収録されているファイルの場合 : Linux (x86 Hybrid) 版 - CD-ROM をドライブに挿入したまま ターミナル セッションを開始して 次のコマンドを入力します # mount /media/cdrecorder # cd /media/cdrecorder/installation_files/linux_hybrid/smartdisk/ #./install Linux (x86 Pure64) 版 - CD-ROM をドライブに挿入したまま ターミナル セッションを開始して 次のコマンドを入力します # mount /media/cdrecorder # cd /media/cdrecorder/installation_files/linux_pure64/smartdisk/ #./install

27 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Linux (x86 Hybrid) または Linux (x86 Pure64) 版 SmartDisk のインストール Note: 環境によっては 使用するコマンドが異なることがあります 詳細は 各 Linux Distribution のドキュメント等をご覧ください Step 3: 最初に言語の選択をします 日本語を使用したい場合は "2" を選択し Enter を押します #./install Installer invoked in /tmp/smartdisk Using default /tmp as the temporary directory Expanding distribution file request.sh /tmp/bkbinstall/parameters running NetVault: SmartDisk Copyright 2012 Quest Software, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. Select a Language 1 English 2 JapaneseEUC 3 Chinese Simplified 4 Korean 5 French 6 German Select language? [1] : 2 - JapaneseEUC selected Step 4: SmartDisk の使用許諾契約に同意することを求められます 下記のいずれかを入力できます y: 使用許諾契約に同意することを意味します インストール プロセスは次の手順に移ります ( 使用許諾契約書は表示されません ) n: 使用許諾契約に同意しないことを意味します インストール プロセスは終了します d: 使用許諾情報を読むために "Display"( 表示 ) することを意味します Have you read and agreed to the terms of the license? (y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y Package Type = linux-x86_hybrid libstdc++.so.6 is installed libaio.so.1 is installed Step 5: libaio 及び libstdc++ がインストールされていることが確認されます Step 6: SmartDisk を実行する 非特権ユーザを指定します 先程作成したユーザ "nvsd" を入力します For security, most of the SmartDisk processes will execute under a non-privileged user. Please ensure your choice of non-privileged user already exists, before entering the name below. To create a new user, use the method provided by your Operating System. Non privileged user? : nvsd you chose nvsd Non privileged user's group? [nvsd] : you chose nvsd Step 7: ステージング パスを指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します SmartDisk supports Post-process deduplication. If you would like to store the staged data (awaiting dedupe) at a separate location to the SmartDisk application, please enter a path below. Staging path? [/usr/smartdisk/diskmanager/stage] : Step 8: ストア パスを指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します Please choose where you would like SmartDisk to store the data it has deduplicated and the index of that data. You should usually choose a fault tolerant disk for this storage. For the index, good random access performance is also important. (Note: A network share located on a third-party deduplication appliance cannot be used for the Chunk Store). Store path? [/usr/smartdisk/store] : Would you like to configure WebDAV authentication credentials? (y n) [y] : n You chose no Step 9: WebDAV 認証設定が確認されます この設定は vranger 用です NetVault Backup では "n" を入力します インストール先のディレクトリを指定します デフォルトで良い場合は Enter を押します Where should SmartDisk be installed? [/usr/smartdisk] :

第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール 28 6.2.0 Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール 6.2.1 インストールの前に Step 1: NetVault SmartDisk の Windows 版を使用するには Microsoft Visual C++ 2005 SP1 ランタイム ライブラリが必要になります このライブラリがインストールされているかを確認します スタート > コントロールパネル > プログラムの追加と削除 インストールされていない場合 下記サイトよりダウンロードし インストールを行います http://www.microsoft.com/downloads/search.aspx?displaylang=ja Step 2: セキュリティの為 SmartDisk を実行する非特権ユーザ及びグループの作成を行い 作成したグループに下記手順で administrator を追加します Windows (x86-64) の場合 - WEB から ファイル smartdisk-windowsx86_64-2012-11-21-4630.zip (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします ファイルの解凍先ディレクトリは 上記 Windows (x86-32) の場合と同じです SmartDisk インストール CD に収録されているファイルの場合 : CD-ROM ドライブに CD を挿入します install.exe ファイルは 次の位置にあります Windows (x86-32) の場合 <CD-ROM ドライブ > installation_files\windows32\smartdisk\install.exe Windows (x86-64) の場合 <CD-ROM ドライブ > installation_files\windows64\smartdisk\install.exe Step 3: 最初に言語の選択をします 日本語を使用したい場合は " 日本語 " を選択し "OK" をクリックします コンピュータを右クリック > 管理 > サーバーマネージャー構成 > ローカルユーザーとグループ > ユーザー > 操作 > 新しいユーザー ユーザー名 : nvsd パスワード : 任意のパスワード ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要 のチェックを外します マイコンピュータを右クリック > 管理 > ローカルユーザーとグループ > グループ > 操作 > 新しいグループ グループ名 : nvsdgrp 所属するメンバに administrator と nvsd を追加する 6.2.2 Windows (x86-32) または Windows (x86-64) にインストールする Step 1: 管理者アカウント (administrator) でログオンします Step 2: インストール ファイルを入手した方法に応じて 次のいずれかの方法で必要なインストール実行ファイルにアクセスします Web 経由でダウンロードしたファイルの場合 : Windows (x86-32) の場合 - WEB から ファイル smartdisk-windowsx86_32-2012-11-21-4693.zip (2013 年 2 月現在の最新版 ) をダウンロードします ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍し 解凍先ディレクトリに移動し 次のファイルを確認します < ファイルの解凍先ディレクトリ >\smartdisk\install.exe

29 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール Step 4: セットアップ ウィザードが開始されます Microsoft Visual C++ 2005 SP1 ランタイム ライブラリがインストール済みである場合は [ 次へ ] をクリックして次に進みます Step 6: SmartDisk を実行する 非特権ユーザを指定します 先程作成したユーザ "nvsd" を入力します Step 5: 使用許諾情報を掲載したウィンドウが表示されます この情報を読んで [ 同意します ] を選択してから [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 7: SmartDisk のインストール先のディレクトリを指定します デフォルトで良い場合は [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます

第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール 30 Step 8: ステージング パス フォルダを指定します デフォルトで良い場合は ローカルをチェックして [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます Step 9: ストア パス フォルダを指定します デフォルトで良い場合は ローカルをチェックして [ 次へ ] ボタンをクリックして 次に進みます

31 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - Windows (x86-32 / x86-64) 版 SmartDisk のインストール Step 10: [WebDAV 認証設定 ] ウィンドウが表示されます この設定は vranger 用です NetVault Backup では いいえ を選択して [ 次へ ] ボタンをクリックし 次へ進みます Step 12: [NetVault: SmartDisk のインストール ] から [ インストールの完了 ] ウィンドウへ表示が変わったら [ 閉じる ] を選択してインストールを終了します Step 11: [ インストールの確認 ] ウィンドウが表示されます [ 次へ ] ボタンをクリックして インストールを開始します

第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - SmartDisk を使用する 32 6.3.0 SmartDisk を使用する Step 3: SmartDisk の設定を行います Step 1: 起動した NVBU Console からデバイス管理を選択し NVBU デバイス管理ウィンドウを開きます ホスト : SmartDisk インスタンスがあるマシンのホスト名 もしくは IP アドレスを入力します ポート : SmartDisk が利用するポートを指定します 強制追加 : 災害復旧時用のオプションです 既に同名の SmartDisk が存在する場合にチェックします SmartDisk のインストールされているマシンのホスト名 もしくは IP アドレスを入力し 画面左上の保存ボタンをクリックし 設定内容を保存します Step 2: NetVault で SmartDisk を使用する際には NVBU デバイス管理ウィンドウのメニューから " 追加 " > "NetVault SmartDisk 追加 " を選択します Step 4: SmartDisk が正常に登録された旨のメッセージが表示されたら OK をクリックします

33 第 6 章 : バックアップ装置の設定を行う - SmartDisk を使用する - SmartDisk を使用する Step 5: "NetVault SmartDisk 管理 " ウィンドウを閉じると NVBU デイバス管理ウィンドウに 登録した SmartDisk が表示されます 以上の作業を完了すると SmartDisk を使ったハード ディスク バックアップ / リストアが可能となります

第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - バックアップを行う 34 第 7 章 : バックアップ / リストアを行う 7.1.0 バックアップを行う Step 1: メイン画面からバックアップ ボタンをクリックし NVBU バックアップ ウィンドウを表示します Step 3: NetVault サーバのバックアップの場合 ここでは NetVault サーバをインストールした Windows マシン demo をダブルクリックし さらに File System をダブルクリックして固定ドライブ C:\ 以下を表示させます ここではバックアップを行うファイルとして testdir をディレクトリごと選択しています Step 2: [ 選択 ] タブの中に バックアップ可能な NetVault サーバおよび NetVault クライアントが表示されます

35 第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - バックアップを行う NetVault クライアントのバックアップの場合 NetVault クライアントのバックアップも NetVault サーバのバックアップ方法と同じです 下画面は NetVault クライアントをインストールした Windows マシン nvclient をダブルクリックし さらに File System をダブルクリックします バックアップ対象として TEMP ディレクトリを指定しています Step 5: バックアップしたデータには保存期間を設定することができます 保存期間を過ぎたバックアップ データは NetVault データベースから登録が削除され そのデータが保存されていたテープ領域は再利用対象となります この例ではバックアップ データを常に 2 世代保持することができます Step 4: バックアップ対象データを指定したら バックアップ実行スケジュールを設定します ( スケジュールの設定は各 NetVault サーバ NetVault クライアント毎に行います ) この例では 2009 年 12 月 19 日以降の毎週日曜日の午前 0 時にバックアップが実行されるように設定しています 適切なジョブ タイトルをつけ 実行ボタンをクリックしバックアップ スケジュールを登録します 尚 SmartDisk をバックアップ デバイスとして使用する際 下記条件をすべて満たす場合のみ SmartDisk でデータの重複排除を行うことができます SmartDisk のライセンスを Dedupe オプション付きで購入している SmartDisk インスタンスで重複排除が有効に設定されている NVBUバックアップ画面で " 重複排除機能を有効にする " にチェックが入っている Step 6: ジョブが実行されたことを表すメッセージが表示されます "OK" をクリックします

第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - バックアップを行う 36 Step 7: メイン画面からジョブ管理ボタンをクリックし NVBU ジョブ管理ウィンドウを表示します 本ウィンドウから 上記の操作で設定されたバックアップ スケジュールが登録されていることが確認できます Step 10: 同様に NVBU ジョブ管理ウィンドウからジョブの実行結果が確認できます 主な実行ステータスとしては 以下のものがあります Step 8: スケジュールされたジョブを即時に実行することも可能です スケジュールされたジョブの上で右クリックし " 今すぐ実行 " を選択してください バックアップ ジョブ完了 : バックアップは成功しています バックアップ ジョブ警告で終了 : バックアップは警告付きで成功しています 詳細は NetVault のログをご確認ください バックアップ ジョブ失敗 : バックアップは失敗しています 詳細は NetVault のログをご確認ください Step 9: 本当に今すぐ実行してよいかを聞かれたら " はい " をクリックします

37 第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - リストアを行う 7.2.0 リストアを行う 本項では前述の 34 ページに記載の 7.1.0 バックアップを行う で取得したバックアップ結果からリストアを行う方法について説明します Step 1: メイン画面からリストア ボタンをクリックし NetVault リストアウィンドウを表示します Step 2: バックアップのファイル選択と同様に リストア ウィンドウの [ 選択 ] タブの中の File System アイコン以下を表示させると ジョブの実行結果として保存セットが表示されます 保存セットには 成功し有効な保存期間を持つバックアップ結果が表示され テープに保存されたファイルの情報を含んでいます Step 3: ファイルをリストアしたい時点の日付をもつ保存セットをさらにダブルクリックすると ファイルのリストが表示されます リストアしたいファイルのチェックボックスをクリックしリストア対象として選択して下さい ファイルを元あったディレクトリと違うディレクトリにリストアを行いたい場合は ファイルを選択しマウス右ボタンをクリックしポップアップメニューを表示させ名前変更を選択します

第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - リストアを行う 38 Step 4: ファイル名変更 / パス名移動のダイアログウィンドウが表示されますので ディレクトリの変更の場合はパス名移動をチェックし 変更先のディレクトリをテキストフィールドに入力し [OK] をクリックします Step 6: NVBU ジョブ管理ウィンドウから リストアの実行結果を参照することができます 別途 OS のツール等を使用し ファイルが正常にリストアされたことをご確認ください ディレクトリ又はファイル名の変更のあるリストア対象には注釈が付きます Step 5: 実行ボタンをクリックしリストアを実行します

39 第 7 章 : バックアップ / リストアを行う - リストアを行う

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