当社の現状について 2020年 5月25日 月 ウェーブロックホールディングス株式会社 証券コード 7940 東証一部 Copyright Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 1

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決算サマリー 2019 年 3 月期第 1 四半期業績概要 売上高 596 億円 ( 前四半期比横ばい ) 営業利益 60 億円 ( 同 34% 増 ) 自動車向けの需要が コンデンサ中心に堅調 2019 年 3 月期業績予想 上期の業績予想を上方修正 自動車 産業機器の電子化やスマートフォンの高機

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2017年度 決算説明会資料

決算説明会プレゼンストーリー案の検討

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2015 Template Japanese 4×3

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

General Presentation

平成26年(2014年)3月期第1四半期決算説明会資料.ppt

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

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注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

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2020年1月期第1四半期 決算概要

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2018年3月期 決算説明会

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2017年度決算説明会資料

経営ビジョン 私たちが目指すヤーマン 1 業績ハイライト 5 セグメント別売上 6 セグメント別営業利益 7 売上構成 8 財務ハイライト 9 第 3 四半期以降の取り組み 10 業績予想について 11 配当について 12

四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

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2009年3月期 第2四半期決算説明会

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当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

2011年3月期決算説明会

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2016 年 3 月期第 2 四半期 (4-9 月 ) 決算補足説明資料 2015 年 11 月 6 日 石油資源開発株式会社

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目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

ご説明用資料 2018 年度決算概要 2019 年度業績予想 2019 年 5 月 15 日 Copyright (C) 2019 Toyo Business Engineering Corporation. All rights Reserved. 事業セグメント ソリューション事業 SAPを始め

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

Research Report by Shared Research Inc. 四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897

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決算補足説明資料 2011年3月期(10/4~11/3)

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

目次 2011 年度業界需要動向 1 日経代販価格推移 2 主要原燃料価格の推移 年度連結業績概要 4 主要製品品種別売上実績 5 連結営業利益増減益内訳 (2010 年度対 2011 年度 ) 年度連結業績予想 7 連結営業利益増減益内訳 (2011 年度対 2012

2017年3月期 決算説明会

2018 年度上期の振り返り 代表取締役社長 小郷三朗 2018 SUNTORY BEVERAGE & FOOD LIMITED. All Rights Reserved. 2

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( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

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サマリー

2019年3月期第2四半期決算説明資料

決算概要

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2018年度(2019年3月期)第3四半期決算説明資料

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決算説明会資料

2018年度第2四半期 決算概要

2019年度第1四半期決算説明資料

決算概況

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2017 年 2 期決算説明会 2017 年 4 26 株式会社システムインテグレータ ( 東証第 1 部 :3826 新聞株式欄 :SI) Copyright System Integrator Corp. All rights reserved.

2018年3月期決算説明会資料

RLCR

部品メーカーの状況 自動車部品メーカー 75 社の 2017 年度通期 (2017 年 年 3 月 ) の業績は 以下のとおりとなった 1. 決算状況 1 日本基準適用企業 63 社 ( ) 前年同期差 前年同期比 売上高 14,135,817 15,044, ,912 +

決算概要

滝澤鉄工所 2013年3月期 資料(案)

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平成 18 年 3 月期中間決算短信 ( 連結 ) 平成 17 年 11 月 上場会社名住友金属工業株式会社上場取引所東大名札福 コード番号 5405 本社所在都道府県大阪府 (URL ) 代表者役職名代表取締役社長氏名友野宏問合せ先

(2) サマリー情報 1 ページ 1. 平成 29 年 3 月期の連結業績 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) (2) 連結財政状態 訂正前 総資産 純資産 自己資本比率 1 株当たり純資産 百万円 百万円 % 円銭 29 年 3 月期 2,699 1,23

2. キャッシュ フローの状況 (1) 営業活動によるキャッシュ イン 6,095 億円 ( 前期比 +290 億円 ) ビジネス 観光ともにご利用が順調に推移し 当社の運輸収入が増加したことに加え 法人税等の支払額が減少したことなどにより 営業活動の結果得られた資金収入は増加 (2) 投資活動によ

目次 年度第 3 四半期決算 (1) 概要 (2) セグメント別情報 年度業績予想 (1) 概要 (2) セグメント別情報 3. 参考資料 1

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

Ⅰ. 経営状況 A.2017 年 3 月期決算の概要 1) 概要 ( 連結 ) 2017/3 期実績 /3 期実績 2 増減額 ( 前年比 ) 3=1-2 増減率 ( 前年比 ) 4=3 2x100 通期予想 (1 月 31 日発表 ) 5 差額 6=1-5 進捗率 7=1 5 x100

( 参考 ) 個別業績の概要平成 29 年 9 月期第 1 四半期の個別業績 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 28 年 12 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高営業利益経常利益四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万

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2017年度第1四半期決算説明会

第 45 期 3Q 決算補足説明資料 第 45 期 (2019 年 4 月期 ) 第 3 四半期決算補足説明資料 ヤーマン株式会社 Copyright C YA-MAN LTD. All Rights Reserved.

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(訂正・数値データ訂正)「平成25年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

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第101期(平成15年度)中間決算の概要

会社説明会資料 2016 年 6 月 20 日株式会社ラクーン 東証第一部 :3031

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2016年1月期 第1四半期 決算概要

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 1 四半期 27,832 10, , 年 6 月期第 1 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

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当社の現状について 2020年 5月25日 月 ウェーブロックホールディングス株式会社 証券コード 7940 東証一部 1

はじめに コロナウイルス拡散の影響から この様な形での説明になりましたが 逆に この機会を利用して 通常の決算説明会とは若干違う形で 当社の現状についてご説明したいと思います 2

従来の基本方針と基本戦略 安定的 継続的 に成長することが全てのステークホルダーの利益に繋がる 2003 年の社長就任以来 この基本方針を念頭に経営に取り組んできた 3

従来の基本戦略と成果 そのためには 組み合わせ が重要 一つのセグメント 要因に過度に依存しない事業ポートフォリオを目指す 各事業セグメントごとに確固たる地位を確立する一方で グループとしてのスケールメリット シナジー を目指す 成熟事業vs成長事業のバランスを重視 安定 と 成長 リスクマネージメント グループ内キャッシュフローマネージメント 外的成長 M&A,JV,アライアンス等 vs内的成長 オーガニック グロース のバランスを重視 展開スピードのアップ 企業文化の変革 社員へのステップアップ機会の提供 グループ一体化の熟成 持株会社制の導入 事業セグメントごとの独立性を高め 現場の 肌感覚 の判断を活かせる経営体制に 細分化による変革の加速 事業会社の経営を通じての人材の育成 将来の拡張性の確保 新たなM A等 ソリューションビジネスの展開 ハードウエアー 製品 商品 だけでなく ソフトウェアー デザイン ノウハウ等 やサービスと組 み合わせることで差別化や高付加価値を生む 4

従来の基本戦略と成果 売上高約 120 億円だった 2003 年以来 売上高 100 億円規模の事業を 5 つ保有すること を目標として取り組んできた リーマンショック 原油高騰に伴う原材料価格の大幅アップ (20 億円余 ) 新規事業の取り組み ( 成功と失敗 ) 非上場化 等を経て 2020 年 3 月期までに 売上高 100 億円弱の事業 3 つ ( インテリア 編織 産業資材 包材 ) と売上高約 40 億円の新規事業 ( アドバンストテクノロジー ) で構成される売上高約 300 億円の企業に コロナ禍において 一つのことに過度に依存しない ことを目指す取り組みの有効性が 改めて認識出来た 5

新たな基本戦略 社会環境 経済環境が劇的に変化する中 新たな戦略が必要に 顧客との距離を縮める と同時に メーカー回帰 を目指す二方向戦略 デジタルトランスフォーメンションの進化 ポストコロナの世界において は バリューチェーン上での 中抜き が 今後益々進むものと想定 メーカーとしての強みである 技術力 開発力 モノ作り力 品質管理ノ ウハウ を徹底して磨く ITCやデジタルツール等を積極的に活用しながら 市場ニーズをより直接 的に取り込み 顧客との関係強化に努める 6

新たな基本戦略 顧客との距離を縮めることについて ITCの発達 ECの普及 それを支えるロジスティクスの拡充等のデジタルトランス フォーメーションに伴い 情流 金流 物流は大きく変革し バリューチェーン上の あらゆる段階において効率化が図られ 中抜き が起こり 消費者とメーカーの間 隔は益々縮まって行くものと思われる この流れは 消費者と直結するポジションで優位な立場を獲得し 顧客の囲い込みに 成功した企業に非常に強い立場を与える その典型はAmazonやAlibaba 更には FacebookやGoogle 一方で 同じ課題意識から顧客との物理的な直接コンタクトを目指して自社店舗展開 に積極的な投資を進めて来たのがApple 当社でも ITCやデジタルツール等を積極的に活用しながら 市場ニーズをより直接 的に取り込み 顧客との関係強化に努める必要がある この流れに合わせて 外部からの人材登用を含め専門チームを立ち上げ 各種取り組 みを推進 徐々に成果を出し始める状況 7

新たな基本戦略 メーカー回帰について 前述の通りの顧客との距離を縮める努力に際して EC分野での技術や経験 既存顧 客との関係に長けた他のプレーヤーに対し メーカーとしての特徴を差別化要因と する必要がある すなわち 既存プレーヤーと同じ土俵で競争するのではなく 既存プレーヤーとの 共存にも配慮しながら メーカーゆえに保有するリソースを最大限に活用し メー カーだからこそ出来る顧客ニーズに合った製品 ソフト サービスの提供に努める 8

2020 年 3 月期業績について 9

2020 年 3 月期業績について ( 単位 : 百万円 ) 2019 年 3 月期 ( 実績 ) 2020 年 3 月期 ( 実績 ) 前期比増減額 前期比増減率 業績予想 予想比増減額 予想比増減率 売上高 28,229 29,251 +1,021 +3.6% 29,000 +251 +0.9% 営業利益 1,521 1,622 +101 +6.7% 1,800 177 9.9% 経常利益 1,943 1,598 344 17.7% 1,780 181 10.2% 親会社株主に帰属する当期純利益 1,429 1,108 320 22.4% 1,200 91 7.6% 1 株あたり当期純利益 ₁ 146.36 116.30 - - 125.85 - E B I T D A 2 2,533 2,712 - - - - 1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています 期中平均株式数は 2019 年 3 月期は 9,764,972 株 2020 年 3 月期は 9,535,664 株です 2. EBITDA= 営業利益 + 減価償却費 10

2020年3月期業績について 売上高 800 10,000 8,000 7,881 7,577 7,811 6,786 7,021 6,983 6,536 6,881 600 営業利益 営業利益率 10.0% 9.2% 721 8.0% 569 7.5% 6,000 (単位 百万円) 4.3% 400 292 282 4,000 4.0% 200 354 5.1% 214 3.3% 5.2% 305 403 4.4% 0 Q1 Q2 連結売上 2019.3期 Q3 Q4 連結売上 2020.3期 4.0% 2.0% 2,000 0 6.0% 0.0% Q1 2019.3期 Q2 2020.3期 Q3 2019.3期営業利益率 Q4 2020.3期営業利益率 第1四半期 前期比において 営業利益および営業利益率がいずれも高いのは 前期から進めてきた原材 料価格上昇分の売価転嫁値上げや 相対的に高利益率な製品の売上増加等によるもの 第2四半期 前期比において 売上高は増加したものの 営業利益および営業利益率は若干減少 これ は インテリア事業およびマテリアルソリューション事業は好調だったものの アドバンストテクノロ ジー事業の営業利益が前期比 64百万円と落ち込んだことが主な理由 第3四半期 前期比において 営業利益が大幅 約140百万円 に減少 これは マテリアルソリュー ション事業で新たに導入した従業員インセンティブプランの会計処理上 75百万円を引き当てたこと と アドバンストテクノロジー事業の営業利益が前期比 81百万円と減少したことが主要因 第4四半期 前期比において 営業利益が増加 これは アドバンストテクノロジー事業は不調だった が 繁忙期に当たるインテリア事業 および マテリアルソリューション事業の一部が好調だったため 11

2020年3月期業績について 数字を見る上でのポイント セグメント分けの変更 2020年4月1日の組織再編に伴い 4セグメントから3セグメントに変更 負ののれん償却の終了 非上場化の際に計上された 負ののれん の10年間に亘る償却が前期途中で終了 この結果 現状の収益状況を表す営業利益が増益にも関わらず 経常利益 当期純 利益は大幅減少に マテリアルソリューション事業でのインセンティブプラン 2019年1月1日の新体制誕生に合わせ 2020年3月期から 同事業の営業利益の 実績に連動した新たなインセンティブプランを導入 2020年3月期は 会計処理上 77百万円の引当てが第3四半期に集中して発生 2021年3月期の会計処理方法は再検討中 この処理が第3四半期の営業利益減の要因の一つに 12

2020年3月期業績について 営業利益 増減要因 2019年3月期比 201 売上増加による利益増 +130 製造効率改善による利益増 130 物流費増 50 高粗利商材の売上増加による利益 増 132 パッケージソリューション分野の 利益率改善による利益増 91 アグリソリューション分野の売上 減少による減益 41 (単位 百万円) 金属調加飾フィルム分野の売上減 少による減益 48 PMMA/PC2層シート分野の中国 国内スマホ向け売上高減少 在庫 評価減 クレーム補償 品質改 善費による減益 178 13

有利子負債 自己資本比率の推移 過去5期に渡り 着実に有利子負債残高を減少させ自己資本比率を改善 総じて売掛債権の回収条件が買掛債務の支払い条件よりも長いこともあり 万一 新型コロナウイ ルス感染拡大の影響で売上高が急激に減少しても 当面の資金繰りに窮することはない 単位 百万円 2016年3月期 2017年3月期 25,055 26,886 27,702 28,229 29,251 営業利益 740 1,359 1,834 1,521 1,622 当期純利益 365 1,107 1,594 1,429 1,108 10,884 ( 1,873) 10,816 ( 67) 10,115 ( 701) 9,788 ( 327) 7,992 ( 1,796) 29.2 31.2 35.7 38.2 41.3 1,773 2,062 2,489 2,044 2,367 売上高 有利子負債残高 (前期比増減額) 自己資本比率( ) 現金及び預金 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 14

2021 年 3 月期連結通期業績予想 15

2021年3月期 連結通期見通しの前提 今期見通しの前提 為替 ナフサ価格 1 110円 45,000円/kl 原油価格推移 /bbl 120.00 115.00 80.0 110.00 60.0 105.00 40.0 100.00 20.0 95.00 2020/01 2019/10 2019/07 2019/04 2019/01 2018/10 2018/07 2018/04 2018/01 2017/10 2017/07 2017/04 90.00 0 2017/01 2020/03 2020/01 2019/11 2019/09 2019/07 2019/05 2019/03 2019/01 2018/11 2018/09 2018/07 2018/05 2018/03 2018/01 0.0-40.0 44,800円/kl 42,000円/kl ドル円 /円 100.0-20.0 参考 2020年1月 3月平均ナフサ価格 2020年3月期年間平均ナフサ価格 -60.0 Cushing, OK WTI Spot Price FOB Europe Brent Spot Price FOB 財務省統計国産ナフサ価格 16

2021年3月期 連結通期業績予想 上期は 新型コロナウイルス感染症の影響を受けるものの 下期には 徐々に業 績回復することを想定し 前期と同程度の通期業績を見込む 売上高 29,000百万円 前期比 0.9 の見込み 営業利益 1,600百万円 前期比 1.4 の見込み 2020年3月期 (実績) 売 上 2021年3月期 (業績予想) (単位 百万円) 前期比 増減 前期比 増減率 高 29,251 29,000 251 0.9% 営 業 利 益 1,622 1,600 22 1.4% 経 常 利 益 1,598 1,580 18 1.2% 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 1,108 1,000 108 9.8% 116.30 104.83 1 当 株 期 あ 純 た 利 り 益 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています 期中平均株式数は 2020年3月期は9,535,664株 2021年3月期は9,539,549株で計算しております 17

2021年3月期 連結通期業績予想 2021年3月期業績予想 売上高増減 2020年3月期比 18

免責事項 本資料における見通しは 本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり 今後の事業環境の変化により実際の業績が異なる可能性があります 本資料に記載されている内容 写真 図表等の無断転載を禁止します 19