これは IPtalk 関 連 マニュアルの 暫 定 公 開 版 です 動 作 確 認 の 手 間 をNCKの 会 員 にお 願 いして IPtalk9tのマニュアルを 作 成 しよう と 思 ったのですが 栗 田 が 書 くこと 自 体 に 時 間 を 取 ることができず IPtalk9tの 全 機 能 どころか よく 使 う 機 能 の 説 明 でさえ いつになるか 分 からない という 状 況 が 続 いています そこで 機 能 限 定 でも 役 に 立 つ という 暖 かい 意 見 も 頂 戴 していることもあり 書 いたマニュアルは できるだけ 暫 定 でも 公 開 したいと 考 え ます 何 時 の 事 になるか 分 かりませんが 最 終 的 には 1つのマニュアルにまと めたいと 考 えています 使 用 の 制 限 このマニュアルは 個 人 的 な 使 用 に 限 定 します ホームページなどに 掲 載 して 不 特 定 多 数 に 配 布 することは 禁 止 します 連 絡 先 office@nck.or.jp 2014 年 12 月 31 日 栗 田 ------------------------------------------- 履 歴 2012 年 11 月 18 日 NCK 会 員 向 け 初 版 1
2014 年 12 月 31 日 暫 定 一 般 公 開 ------------------------------------------- thilmera7について thilmera7のhpは 以 下 です http://www.thilmera.com/ thilmera7の 著 作 権 は 弦 生 ささと [L:G15] さん が 保 有 しています Copyright (c) 2001-2014 弦 生 ささと(sasato tsuruki) [L:G15]. All rights reserved. 1
このマニュアルを 書 いたきっかけは 自 分 が 使 っているノートパソコン(レッツノー ト)のCPUファンが 故 障 して 遠 隔 パソコン 文 字 通 訳 の 現 場 で 冷 や 汗 をかいた 経 験 からです CPUファンが 故 障 するとCPUの 冷 却 がうまくいかなくて 普 通 50 度 くらいのCPU の 温 度 が80 度 90 度 と 上 昇 します パソコンは CPUの 温 度 を 監 視 していて 温 度 が 上 がると 自 動 的 にCPUの 処 理 速 度 を 落 として 温 度 上 昇 を 抑 えようとします この 時 ノートパソコンを 使 っている 人 からは キー 入 力 の 反 応 が 遅 くなったり ウィンドの 切 り 替 わりが 遅 くなったり IPtalkの 表 示 が 落 ちたり Skypeの 音 声 が 悪 くなったりすることが 観 察 されます 私 のパソコンの 場 合 は CPUファンが 完 全 に 止 まったのではなくて だんだんと 回 転 が 落 ちて 行 く 故 障 でした そのため 故 障 の 現 象 が 少 しづつ 出 て 来 たた め この 頃 パソコンが 重 いなぁ~ ということには 気 づいていたのですが ふつ うに 使 うには 問 題 ないので あまり 深 刻 には 考 えずに 他 の 対 策 つまり 余 分 な ソフトを 止 めたり USB 接 続 のサブディスプレイをやめるなどをして できるだけ 負 荷 を 軽 くするなどしていました たまたま USB 接 続 のサブディスプレイを 買 っ たばかりで サブディスプレイのCPU 負 荷 は 予 想 以 上 に 大 きいんだなぁ~ な どと 思 っていました そして CPUファンの 故 障 に 気 づかないまま 現 場 に 行 きました 今 考 えると 冷 や 汗 ものなのですが 遠 隔 パソコン 文 字 通 訳 の 現 場 で 機 器 類 の 設 営 が 終 了 して 在 宅 入 力 者 との 通 信 チェック イーモバイルを 使 ったIPtalkの 通 信 やスカイプの 音 声 や 画 像 送 信 が 正 常 かのチェックが 終 わった 直 後 に 最 悪 の 事 態 が 発 生 し ました IPtalkのウィンドの 応 答 が 無 くなって マウスカーソルが 応 答 待 ちのクルク ル マーク( 古 く 言 えば 砂 時 計 )になってしまったのです たぶん この 時 ファン 2
がほとんど 動 かず CPU 温 度 は90 度 を 超 えていたのでしょう 私 は 原 因 は 分 からないけ れど CPUの 処 理 能 力 が 不 足 していると 考 えて 電 源 プランを バランス から 高 パフォ ーマンス に 変 更 しました バックグランドでアップデートか 何 か 高 負 荷 の 処 理 が 動 き 始 めたと 考 えたのです もちろん 現 場 の 前 に 分 かっている 自 動 アップデードなどはすべ て 止 めてはあったので その 可 能 性 は 低 かったのですが ほとんどパニック(^^; ですか ら 理 屈 はありません もし それでダメなら IPtalkの 画 像 送 信 をあきらめるなどをしたと 思 います しかし ラッキーなことに パソコンは 復 帰 してくれました 電 源 プラン の 電 源 オプション の 拡 張 には ファンの 制 御 モード があります バラ ンス は 標 準 に 設 定 してあったのですが 高 パフォーマンス は 高 速 になっていまし た それがきっかけで 正 常 に 動 き 始 めたのか それとも CPUファンが 最 後 の 力 を 振 り 絞 ってくれたのか 分 かりませんが とにかく その 後 は パソコンの 処 理 速 度 は 正 常 に 戻 っ て 無 事 に 現 場 を 終 えることができました 現 場 が 終 わった 後 落 ち 着 いて 調 べたらCPUファンが 故 障 していることが 分 かりました それで 修 理 に 出 したら 補 償 期 間 ということで CPUファンだけではなくてメインボード (CPU)ごと そっくり 交 換 されて 帰 って 来 ました CPU 温 度 が 異 常 に 上 昇 した 温 度 制 限 適 用 回 数 という 項 目 に 記 録 が 残 っていたそうです 以 上 が 私 の 冷 や 汗 の 体 験 談 ですが このマニュアルを 書 こうと 思 ったのは CPUファン の 故 障 が 頻 発 しているだろうという 予 想 からではありません IPtalkの 表 示 落 ちなどの 通 信 に 関 する 不 具 合 は ファイアウォールのブロック と 通 信 環 境 が 悪 い という2つで 考 えて 来 たのですが 3つ 目 の 原 因 として CPU 負 荷 が 過 大 になっている 場 合 があると 考 えたからです 実 は この CPU 負 荷 が 過 大 などという パソコンの 能 力 不 足 が 原 因 の 不 具 合 は 2000 年 までのWindows95やWindows98では よくあることでした そのための 解 決 策 のページ を 準 備 していました http://www.geocities.jp/shigeaki_kurita/manual/9i9s/9i9smanual/5koushuukai/5-1- 12cpu_no_futan.htm その 後 WindowsXPになってからは そのような パソコンの 能 力 不 足 が 原 因 で 不 具 合 が 発 生 することは 稀 になりました それで すっかり 忘 れていました ところが この 頃 状 況 が 変 わってしまった 事 に 突 然 気 づきました それは ネットブック の 出 現 です ネットブックは 軽 量 コンパクト さらに 値 段 も 安 くて パソコン 文 字 通 訳 に 使 うのには 理 想 的 なパソコンのように 一 見 思 われます しかし 搭 載 されているCPUが 能 力 の 低 いAtomなどであるため IPtalkを 使 う 場 合 には 注 意 が 必 要 です ところが Windows7やWindows8が 動 いていて 見 た 目 や 使 い 勝 手 は 普 通 のノートパソコンと 全 く 同 じであるため 使 っているパソコンが CPU 能 力 が 低 い ネットブックと 意 識 しない 人 も いるようです IPtalkを 使 ってパソコン 文 字 通 訳 をする 場 合 普 通 のノートパソコンとネットブックは まっ たくの 別 物 です ネットブックは パソコンに 詳 しい 人 が CPU 負 荷 を 意 思 しながらIPtalk の 使 い 方 を 工 夫 して 使 う 必 要 があります 一 方 普 通 のノートパソコン( 今 買 えばCPU は i5かi7が 普 通 と 思 います)は そのようなことはありません つまり IPtalkを 使 ってパソ コン 文 字 通 訳 をする 場 合 ネットブックは あまりお 勧 めしません どの 程 度 のCPU 能 力 の 差 があるかというと 私 のレッツノートのi5のCPUの 能 力 が 3764 とすると ソニーのネットブックのAtomプロセッサーN470の 能 力 は 348 です つまり 10 分 の1です CPUの 能 力 は 以 下 のURLで 調 べることができます 2
http://www.cpubenchmark.net/cpu_list.php また 普 通 のノートパソコンを 使 っている 場 合 にも Celeron などの 安 いCPUを 使 った 機 種 の 場 合 は CPU 負 荷 に 注 意 する 必 要 があると 思 います とは 言 うものの ネットブックを 買 って 持 っているのなら それをうまく 利 用 するのが 良 いで しょうし 実 際 のところ 在 宅 入 力 や 背 景 画 を 使 う 表 示 機 にするなどのCPU 負 荷 の 高 い 使 い 方 をしなければ ネットブックもIPtalkの 入 力 機 として 使 えると 思 います ただ その 場 合 CPU 負 荷 を 意 識 して 使 うのが 良 く そのためにthilmera7を 使 ってみたら どうでしょう という 提 案 です ネットブックでなくても 普 通 のノートパソコンでも 案 外 とCPUを 浪 費 しているものです 特 に パソコンの 起 動 直 後 は Windowsがいろいろとバックグランドで 動 いたり ウィルス ソフトがファイルチェックしていたりして 自 動 的 にアップデートが 始 まったり 場 合 によっ ては 30 分 もCPU 負 荷 が 下 がらない 場 合 があります thilmera7は IPtalkと 同 じように インストーラーが 無 い 実 行 形 式 だけのソフトなので 一 度 自 分 のパソコンの 状 況 を 確 認 してみると 良 いと 思 います 2012 年 11 月 18 日 栗 田 2
IPtalkと 同 じように インストーラが 無 いので 気 楽 に 実 行 できるのが 良 いと 思 い ます また thilmera7 自 体 の 負 荷 が 気 になる 場 合 は タクスマネージャーでCPU 負 荷 を 計 測 しながら thilmera7を 起 動 したり 停 止 したりして 変 化 をみてください thilmera7のcpu 負 荷 は 表 示 の 仕 方 や 項 目 数 なので 変 化 するみたいです この 説 明 の 例 のように CPU 負 荷 と 温 度 のみでは ほとんど 負 荷 が 無 いように 思 います また USB 接 続 の 外 付 けのHDDを 使 用 している 場 合 は その 温 度 も 監 視 できま す ( 方 法 は 後 述 ) HDDの 寿 命 に 温 度 は 大 きく 影 響 するので 確 認 すると 良 いと 思 います それから 設 定 画 面 が ページに 分 かれていて ボタンやチェックを 入 れるのは IPtalkに 似 ていると 思 いました 3
ダウンロードすると thilmera7.zip が 手 に 入 ります エキスプローラで zipファイルは 普 通 に 中 を 見 ることはできますが 実 行 すること はできません そこで zipファイルの 中 を 全 部 選 択 して 適 当 なフォルダーの 中 にコピーします コピー 先 のフォルダーの 中 の thilmera7.exe をダブルクリックして 起 動 します 4
初 めて 起 動 すると 設 定 ウィザードが 出 て 来 ます 後 で 設 定 するので 6 回 とも 何 もいじらずに NEXT ボタンを 押 します この 設 定 ウィザード は 後 でも thilmera7のウィンドを 右 クリック 設 定 ウィザ ード で 起 動 できます 5
最 初 は 画 面 の 左 上 に 小 さいウィンドが 開 きます 非 常 に 小 さい 文 字 で いろいろな 情 報 がチカチカ 表 示 されています thilmera7の 特 徴 の 一 つが この 小 さな 文 字 なのだそうです 画 面 に 直 接 ドットで 描 画 しているそうです thilmera7のウィンドを 右 クリックすると プロパティー ウィンドが 開 きます 基 本 1 基 本 2 表 示 設 定 のタブが 上 にあって それぞれのページでボタン を 押 したり チェックを 入 れたりする 方 法 は IPtalkに 似 ています 6
thilmera7は 設 定 のチェックを 入 れた 瞬 間 に 表 示 が 変 わります そのため 表 示 の 変 化 を 見 ながら 設 定 をいじるのが 良 いと 思 うので まずは 小 さい 字 を 大 きく 変 更 します 表 示 設 定 ページの フォント 設 定 ボタンを 押 します thilmersa7の ボタン は IPtalkに 慣 れていると ボタン に 見 えないので 最 初 は 戸 惑 うと 思 います フォントを20 太 字 にすると 1 行 の 高 さが ウィンドのキャプション 部 と 同 じくらい の 高 さになります thilmera7のウィンドの 幅 が 不 足 するので マウスで 横 に 広 げてください 他 のボタンも 押 して offにします 7
次 は 基 本 1 ページで 表 示 する 情 報 の 種 類 を 選 びます 黄 色 の 部 分 がonで 赤 い 部 分 は offにしてください そうすると thilmera7のウィンドが1 行 のみになって CPU 負 荷 と 温 度 のみが 表 示 されます ウィンドの 幅 をマウスで 調 整 してください もし 必 要 なら HDDの 温 度 は1 ディスクI/Oは2と3 ネットワーク 速 度 は2と 4をonにします 説 明 したフォント20 太 字 1 行 表 示 にすると 見 やすい 大 きさで IPtalkのウィ ンドのキャプション 部 の 高 さに 入 るので 入 力 のじゃまにもならないと 思 います 8
最 後 は 基 本 2 ページです 赤 枠 をoffしてください これで 終 わりです thilmera7は 終 了 した 時 の 表 示 設 定 を 覚 えていて 次 に 起 動 した 時 に 同 じ 表 示 になります 設 定 は 1 個 のみ 保 存 できます 名 前 をつけて 保 存 することできません いろいろ 設 定 をいじった 時 に 一 発 で 元 の 表 示 設 定 にするために 設 定 保 存 ボタンを 押 します 9
ここで 説 明 しているCPU 負 荷 やCPU 温 度 の 目 安 は 確 実 な 数 字 ではありません 私 のパソコンで 2012 年 11 月 の 暖 房 している 部 屋 では この 程 度 だったという 数 字 です LANを 使 った 現 場 入 力 でも CPU 負 荷 が 過 大 になれば 同 じ 理 由 で 表 示 落 ち などが 発 生 します みなさんからの 情 報 をお 待 ちしています 当 然 ですが 電 源 オプション が 省 電 力 と 高 パフォーマンス では CPU 負 荷 や 温 度 は 全 然 ちがいます よくあるのが パソコンが 重 い と 思 ったら ACアダプタが 外 れていて 省 電 力 モードで 動 作 していたということです 電 源 オプション に 注 意 する 習 慣 をつけると 良 いと 思 います 10
2のCPU 温 度 のコアごとは CPU 温 度 ボタンの 横 の 全 コア チェックを 入 れま す 4のHDD 温 度 は HDD 温 度 の 横 の 一 覧 表 示 と USB チェックを 入 れます 11
5 基 本 1 ページの PDHライブラリ ボタンをonにし デイスクIO と ネットワー クI/O ボタンをonにします 6 表 示 設 定 ページの 半 透 明 ウィンド ボタンを 押 すと 半 透 明 になります 透 過 率 は alphaのスライドバーで 指 定 できます マウス 透 過 チェックを 入 れると thilmera7のウィンドの 下 のウィンドをマウスで 操 作 することができます この 時 thilmera7をマウスで 操 作 できなくなるので タスクトレイのthilmera7アイ コンを 右 クリックして マウス 透 過 チェックを 外 します 12
thilmera7の 使 い 方 のマニュアルか 説 明 書 が 見 つからなかったので 分 かってい る 範 囲 で この 説 明 書 を 書 きました もし 間 違 えているとか こういう 使 い 方 が 便 利 などの 情 報 があったらメールをも らえると 助 かります よろしくお 願 いします 13