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Transcription:

今 すぐ 体 験 JP V9.5 章 NNMiでできること 従 来 のネットワーク 管 理 運 用 方 法 を 見 直 してみませんか? NNMiでネットワーク 管 理 を かんたん 便 利 に! ネットワーク 構 成 を ビジュアルに 効 率 よく 把 握 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 機 能 一 覧 JP/Cm/Network Node Manager i 今 日 から 使 えるNNMi おためしマニュアル ネットワーク 管 理 が かんたん 便 利 に! 300-3-T6 NNMi 導 入 までの 流 れ 章 ネットワークにある ノードを 把 握 する. NNMiのインストール. NNMiへのアクセス 解 説 NNMiコンソールの 操 作.3 通 信 の 設 定.4 ネットワークの 検 出 解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~.5 ノードグループの 設 定 3 章 把 握 したノードを 監 視 する 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ 3. モニタリングの 設 定 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ 3. インシデントの 設 定 3.3 インシデントの ライフサイクル 管 理 4 章 ネットワーク 管 理 を 始 めよう 4. 日 頃 の 運 用 ~ネットワークの 監 視 ~ 4. NNMiの 運 用

JP/Cm/Network Node Manager i 今 日 から 使 えるNNMi おためしマニュアル ネットワーク 管 理 が かんたん 便 利 に! 300-3-T6

Contents 章 NNMiでできること... 従 来 のネットワーク 管 理 運 用 方 法 を 見 直 してみませんか? NNMi でネットワーク 管 理 をかんたん 便 利 に! 4 ネットワーク 構 成 をビジュアルに 効 率 よく 把 握 6 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 8 機 能 一 覧 0 NNMi 導 入 までの 流 れ 章 ネットワークにあるノードを 把 握 する... 5. NNMiのインストール 6 事 前 にサーバ 環 境 を 確 認 する... 6 NNMiをインストールする... 7. NNMiへのアクセス 8 WebブラウザからNNMiにアクセスする... 8 ユーザーアカウントを 設 定 する... 0 解 説 NNMiコンソールの 操 作.3 通 信 の 設 定 4 通 信 プロトコルを 設 定 する... 4.4 ネットワークの 検 出 6 検 出 方 法 を 検 討 する... 6 検 出 方 法 を 設 定 する( 自 動 で 検 出 する 場 合 )... 7 検 出 方 法 を 設 定 する( 監 視 対 象 を 明 示 的 に 指 定 する 場 合 )... 9 検 出 したネットワークを 参 照 する... 30 検 出 されたデバイスを 確 認 する... 3 検 出 が 完 了 した 検 出 シードを 削 除 する... 3 検 出 したノードを 削 除 する... 3 解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~ 34 ネットワーク 構 成 の 検 出... 34 Pingスイープによる 検 出... 34 レイヤートポロジとレイヤー3トポロジ... 35 ネットワーク 上 のデバイスの 検 出... 36.5 ノードグループの 設 定 38 ノードグループの 活 用 方 法... 38 標 準 のノードグループ... 39 ノードグループを 設 定 する... 40 ノードグループマップを 設 定 する... 4 3 章 把 握 したノードを 監 視 する... 45 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ 46 NNMiでのネットワークの 監 視... 46 デバイスの 検 出 と 監 視 の 関 係... 47 モニタリングの 設 定... 48

3. モニタリングの 設 定 50 標 準 のモニタリング 定 義 を 参 照 する... 50 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ 5 インシデントとは... 5 インシデントの 内 容... 53 根 本 原 因 解 析... 53 インシデントの 運 用... 55 3. インシデントの 設 定 56 標 準 のインシデント 設 定 を 参 照 する... 56 SNMPトラップのインシデントを 設 定 する... 58 インシデントに 自 動 アクションを 設 定 する... 59 3.3 インシデントのライフサイクル 管 理 60 インシデントによる 障 害 対 応 の 管 理... 60 インシデントの 対 応 ~ 割 り 当 て と ライフサイクル 状 態 の 管 理 ~... 63 4 章 ネットワーク 管 理 を 始 めよう... 65 4. 日 頃 の 運 用 ~ネットワークの 監 視 ~ 66 NNMiでネットワーク 管 理 を 始 めよう... 66 ネットワーク 障 害 に 対 応 する... 67 4. NNMiの 運 用 68 NNMiの 稼 動 状 態 を 確 認 する... 68 NNMi 設 定 のエクスポートとインポート... 69 NNMiのバックアップと 復 元... 69 インシデントのアーカイブと 削 除... 69 付 録 カスタムポーラーによる 監 視... 70 付 録 NNMi Advancedの 紹 介... 78 付 録 逆 引 き NNMi 活 用 ガイド... 80 用 語 解 説... 86 このマニュアルでの 表 記... 88 索 引... 89 マニュアルで 前 提 とする 環 境 本 文 中 の 説 明 は 次 の 環 境 を 前 提 とします Windows Server 008 Windows XP Internet Explorer 8.0 説 明 中 のマークの 意 味 参 考 情 報 を 説 明 します 操 作 時 に 注 意 することを 説 明 します 操 作 時 のヒントになることを 説 明 します SNMP 機 器 非 SNMP 機 器

マニュアルの 読 み 方 今 日 から 使 える NNMi おためしマニュアル は NNMi の 概 要 や 基 本 的 な 機 能 操 作 を 知 っていただいたう えで 運 用 イメージをつかんでもらうことを 目 的 としています NNMi は JP/Cm/Network Node Manager i の 略 称 です 章 NNMi を 導 入 するとできることを 運 用 サイクル 章 3 章 に 沿 って 説 明 しています NNMi の 基 本 的 な 使 い 方 の 概 要 と 設 定 方 法 や 操 作 手 順 について 説 明 しています 設 定 と 操 作 4 章 NNMi を 使 用 したネットワーク 管 理 の 運 用 方 法 について 説 明 しています 運 用 付 録 NNMi の 活 用 方 法 や 上 級 者 向 けの 情 報 を 説 明 して います 活 用 各 節 の 冒 頭 の 枠 内 では NNMi の 機 能 について 大 まかに 説 明 しています NNMi の 機 能 を 使 うために 実 施 することや 操 作 概 要 などを 説 明 しています 操 作 概 要 の 後 ろには 必 要 に 応 じて 設 定 の 一 例 を 操 作 手 順 として 説 明 しています NNMi の 重 要 な 機 能 は 解 説 でさらに 詳 しく 説 明 しています このマニュアルと 関 連 マニュアルの 活 用 のしかた このマニュアルのほかにも NNMi では 製 品 とともに 次 の 関 連 マニュアルを 提 供 しています オンラインヘルプ オンラインヘルプは 製 品 のメニューから 呼 び 出 すことができます マニュアル 本 文 中 ではカッコ 内 のように 記 載 します JP/Cm/Network Node Manager i インストールガイド 300-3-T0(インストールガイド) JP/Cm/Network Node Manager i セットアップガイド 300-3-T0(セットアップガイド) このマニュアルで 具 体 的 な 参 照 先 を 記 載 しているので 詳 しい 説 明 を 知 りたいときこれらの 関 連 マニュアルを 確 認 してください NNMi の 概 要 を わかりやすく 説 明 NNMi を 詳 しく 説 明 インストールガイド セットアップガイド 関 連 マニュアルへの 参 照 指 示 関 連 マニュアル(オンラインヘルプ マニュアル)への 具 体 的 な 参 照 指 示 は 本 文 中 では 次 のような 形 式 で 記 載 します ヘルプ コンソールの 使 用 マニュアル インストールガイド - [ 章 インストール 前 チェックリスト]

章 NNMiでできること 従 来 のネットワーク 管 理 運 用 方 法 を 見 直 してみませんか? NNMi でネットワーク 管 理 を かんたん 便 利 に! ネットワーク 構 成 を ビジュアルに 効 率 よく 把 握 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 機 能 一 覧 NNMi 導 入 までの 流 れ 4 6 8 0. NNMiのインストール. NNMiへのアクセス 解 説 NNMiコンソールの 操 作.3 通 信 の 設 定.4 ネットワークの 検 出 解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~.5 ノードグループの 設 定 6 8 4 6 34 38 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ 3. モニタリングの 設 定 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ 3. インシデントの 設 定 3.3 インシデントの ライフサイクル 管 理 46 50 5 56 60 4. 日 頃 の 運 用 ~ネットワークの 監 視 ~ 4. NNMiの 運 用 66 68

章 NNMiでできること 従来のネットワーク管理 運用方法を見直してみませんか NNMi 導入前 複雑化 大規模化していくネットワーク ネットワーク構成の把握が非効率的 サーバの増設など 最新のネットワーク構成を把握して おかないと 障害時 復旧に余計な時間が掛かる しかし 最新の情報を維持するのに日頃から 多くの工数はかけられない 各ネットワークを把握するだけでなく 障害時に そなえて 機器間の接続関係も直感的にわかる ようにしておきたい 見たいネットワーク機器が探しづらい 業務や部署ごとなどに ネットワーク機器をカテゴライズ させたい ネットワーク管理の人的コストは あまり掛けられない もっとかんたん便利に 管理 運用したい

章 NNMiでできること 安定した環境やサービスを提供するうえで欠かすことのできないネットワーク管理 ネットワーク管理とひとことで言っても ネットワーク構成の把握や障害の特定 解決など やるべきことはさまざまです しかも ネットワークが複雑化 大規模化するほど 作業も増大 ネットワーク管理者の作業負荷を下げるため 従来の管理 運用方法を見直してみませんか たとえば こんなお悩みはありませんか 発生した障害の特定に時間がかかる 障害が発生すると 膨大な数のイベントが発生 するため イベントを一つ一つ調査していくのは 効率が悪い 根本原因をすぐに特定したい 障害の解決状況がわからない 発生した障害にはすばやく対応して 対策もれ はなくしたい 運用担当者や対応状況などの情報をもっと かんたんに ラクに共有したい 担当者は だれ 対策は 完了した ネットワーク管理でお困りのことは JP1/Cm2/Network Node Manager i で解決しましょう 3

章 NNMiでできること z NNMi 導 入 後 NNMi でネットワーク 管 理 をかんたん 便 利 に! まずは 事 前 準 備! はじめに NNMi をインストールします 次 に 検 出 シードと 検 出 範 囲 を 設 定 して 把 握 したいネットワーク 機 器 を 自 動 で 検 出 しましょう 準 備 ができたら 運 用 開 始! ネットワーク 構 成 をビジュアルに 効 率 よく 把 握 トポロジマップ ネットワーク 機 器 の 状 態 を 色 で 表 現 ネットワーク 機 器 を 自 動 で 検 出 すると トポロジマップも 自 動 生 成! さらに ネットワーク 構 成 の 情 報 も 最 新 のものに 自 動 更 新 業 界 標 準 の SNMPプロトコルを 採 用 SNMP をサポートする ネットワーク 機 器 なら 製 品 の ベンダーにとらわれることなく 一 括 管 理 できます ノードグループマップ レイヤートポロジ による 管 理 レイヤー3トポロジ による 管 理 トポロジマップをカスタマイズしたマップがノード グループマップ ネットワーク 機 器 をカテゴライズして よりビジュ アルに 管 理! 問 題 の 発 生 個 所 をすぐに 特 定 で き 自 由 度 の 高 い 管 理 を 実 現 レイヤー トポロジも 表 示 できるので ネットワークの 末 端 にある 装 置 間 の 結 線 (スイッチや 端 末 など)もノードグルー プマップ 上 で 直 感 的 に 把 握! P6~7でさらに 詳 しく 説 明 します 4

章 NNMiでできること NNMiを 使 ってネットワーク 管 理 をはじめましょう JPのネットワーク 管 理 製 品 JP/Cm/Network Node Manager i は ネットワーク 構 成 の 把 握 や 障 害 の 特 定 解 決 など ネットワーク 管 理 の 中 でも 特 に 作 業 負 荷 が 高 くなりがちな 作 業 を かんたん 便 利 にするための 機 能 を 用 意 しています インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 インシデント 管 理 小 規 模 から 大 規 模 まで 広 範 囲 のネットワーク 規 模 に 対 応 台 のNNMiで 50 台 から 5,000 台 までのネットワーク 機 器 を 監 視 できるため 集 中 管 理 が 実 現 できます 障 害 の 根 本 原 因 だけをインシデントとして 通 知! さらに 障 害 の 発 生 個 所 は トポロジマップに 切 り 替 えると すぐに 特 定 できる 障 害 の 発 生 から 解 決 までを ライフサイクル 管 理 ポーリングによる 障 害 監 視 登 録 済 み 根 本 原 因 を 解 析 インシデントとして 通 知 NNMi 進 行 中 完 了 管 理 者 定 期 的 にポーリング 解 決 済 み 運 用 担 当 者 SNMP ICMP プロトコルに 基 づいたポーリングで ネットワーク 機 器 を 監 視 幅 広 い 障 害 監 視 が 可 能 に! 障 害 の 発 生 から 解 決 までの 状 況 を GUI で 共 有! 障 害 の 対 処 もれの 防 止 対 応 状 況 の 共 有 を 効 率 よく 実 現 P8~9でさらに 詳 しく 説 明 します 5

章 NNMiでできること NNMi 導 入 後 ネットワーク 構 成 をビジュアルに 効 率 よく 把 握 ネットワーク 機 器 の 検 出 と 把 握 検 出 の 起 点 となるルーターなどのネットワーク 機 器 ( 検 出 シード)を 設 定 し IP アドレスなどで 検 出 範 囲 を 指 定 すると NNMi は 自 動 でネットワーク 機 器 およびサーバを 検 出 します 検 出 後 にネットワーク 構 成 を 変 更 しても 自 動 で 更 新 される ため 負 担 なく 常 に 最 新 の 情 報 を 把 握 できます NNMi 検 出 シードを 設 定 自 動 で 検 出 設 定 完 了! 把 握 したいネットワーク 機 器 を 明 示 的 に 指 定 することも 可 能 対 象 とするネットワーク 機 器 は 明 示 的 に 個 別 で 指 定 することもできます 対 象 とするネットワーク 機 器 があらかじめ 明 確 に 決 まっ ているときには この 方 法 も 利 用 してください トポロジマップの 自 動 生 成 検 出 したネットワーク 機 器 をもとに ネットワーク 構 成 図 (トポロジマップ)が 自 動 で 生 成 されます このため 運 用 を 開 始 した 直 後 から ビジュアルにネット ワークの 状 況 を 把 握 できます トポロジマップ アイコンの 形 色 でネットワーク 機 器 の 種 類 状 態 を 把 握 アイコンの 形 で ルーターや PC などネットワーク 機 器 の 種 類 がわかります また 色 で 障 害 の 発 生 有 無 などのネットワーク 機 器 の 状 態 を 把 握 できます レイヤートポロジを 表 示 ネットワークのレイヤー3 トポロジだけでなく レイヤー トポロジを 表 示 させて 確 認 できます レイヤー トポロジ 物 理 的 な 結 線 でネットワーク 構 成 を 表 示 します 末 端 のスイッチと 端 末 間 の 結 線 を 確 認 するときは レイヤー トポロジで 確 認 します レイヤー3 トポロジと 併 用 させることによって 障 害 発 生 時 の 状 況 の 確 認 や 影 響 範 囲 の 把 握 が 直 感 的 にできます レイヤー3 トポロジ IP アドレスで 論 理 的 なネットワーク 構 成 を 表 示 します 基 幹 ネットワークの 論 理 構 成 を 確 認 するときは レイヤー3 トポロジで 確 認 し ます レイヤートポロジの 例 レイヤー3トポロジの 例 6

章 NNMiでできること ノードグループマップの 作 成 検 出 したネットワーク 機 器 をカテゴライズして 表 示 させるマップ(ノードグループマップ)を 作 成 できます このノードグル ープマップを 作 成 することで トポロジマップよりも 視 点 を 絞 ってネットワーク 構 成 が 把 握 できるようになるため 問 題 の 発 生 個 所 を 探 しやすくなり すばやく 詳 細 を 確 認 できます ノードグループをもとに 作 成 検 出 したネットワーク 機 器 をカテゴライズさせたものをノードグループといいます ノードグループマップは このノードグループを もとに 作 成 します ノードグループは 業 務 地 域 デバイスの 監 視 方 法 ごとなど 観 点 を 絞 ってネットワーク 機 器 をカテゴライズす ることができます 背 景 図 を 柔 軟 にカスタマイズ ノードグループマップの 背 景 図 を 画 像 ファイルを 使 って 自 由 に 設 定 できます フロアのレイアウト 図 を 設 定 するなど 目 的 に 合 わ せた 表 示 方 法 のカスタマイズによって より 効 率 的 なネットワークの 管 理 を 支 援 します ノードグループマップ 詳 細 の 確 認 ネットワーク 構 成 をビジュアルに 効 率 よく 把 握 するための NNMi の 機 能 や 操 作 については 章 ネットワークに あるノードを 把 握 する を 参 照 してください 7

章 NNMiでできること NNMi 導 入 後 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 ポーリングによる 監 視 NNMi は SNMP や ICMP プロトコルに 基 づいたポーリングによって 検 出 したネットワーク 機 器 を 監 視 します ネットワー ク 機 器 の 状 態 だけでなく ファン 電 源 電 圧 など ネットワーク 機 器 のコンポーネントの 状 態 も 対 象 としているため 幅 広 い 障 害 監 視 を 実 現 できます なお ポーリングは 周 期 ( 秒 分 時 間 日 単 位 )を 設 定 することで 自 動 で 定 期 的 に 実 行 されます 障 害 を 解 決 した 直 後 など すぐにポーリングしたいときは 手 動 でも 実 施 できます ポーリングの 条 件 を 複 数 の 範 囲 に 対 して 設 定 ネットワーク 機 器 ごと ノードグループごとなど 複 数 の 範 囲 に 対 して それぞれ 異 なるポーリングの 条 件 を 設 定 できます このため 例 えば 監 視 対 象 の 重 要 度 ごとにポーリングの 実 施 周 期 を 変 えるなどの 運 用 ができます 障 害 の 根 本 原 因 の 解 析 NNMi は 障 害 発 生 時 に 根 本 原 因 解 析 (RCA:Root Cause Analysis) 機 能 によって 大 量 に 発 生 するイベントの 相 関 関 係 を 調 査 し フィルタリングします さらに レイヤー トポロジに 基 づいた 障 害 の 解 析 によって 根 本 原 因 を 特 定 します ルーター03 監 視 中 のネットワーク 機 器 NNMi ポーリング ルーター0 InterfaceDown ルーター0 InterfaceDown ルーター03 NodeDown ルーター04 InterfaceDown ルーター05 InterfaceDown ルーター06 InterfaceDown ルーター07 InterfaceDown : 根 本 原 因 解 析 機 能 イベントの 相 関 関 係 の 調 査 フィルタリング ルーター03 NodeDown 障 害 の 根 本 原 因 の 通 知 と 特 定 解 析 後 根 本 原 因 はインシデントとして 通 知 されます インシデントとは ネットワークで 発 生 した 事 象 について 管 理 者 に 通 知 する 必 要 がある 重 要 性 の 高 い 情 報 のことです NNMi のインシデントによる 管 理 をイ ンシデント 管 理 といいます 通 知 されたインシデントはインシデントの 参 照 画 面 で 確 認 します なお トポ ロジマップで 参 照 すると アイコンの 色 から 直 感 的 にネットワーク 機 器 の 状 態 を 把 握 できるので すぐに 根 本 原 因 となる 障 害 の 発 生 個 所 を 特 定 することが できます インシデントの 参 照 画 面 すぐに 障 害 の 発 生 個 所 を 特 定 トポロジマップの 表 示 画 面 8

章 NNMiでできること 障 害 の 対 応 状 況 の 管 理 NNMi のインシデント 管 理 は 障 害 を 通 知 するだけでなく 通 知 した 直 後 から 解 決 にいたるまでの 進 行 状 況 も GUI で 管 理 し ます 未 対 応 のインシデントは フィルタリングして 把 握 できるため 対 処 もれを 防 げます 通 知 直 後 のライフサイクル 状 態 には 登 録 済 み が 設 定 されていますが 管 理 者 や 運 用 担 当 者 が 進 行 中 や 完 了 な どに 更 新 していくことによって GUI で 障 害 の 対 応 状 況 を 共 有 することができます また ポーリングの 成 功 によって 障 害 が 解 決 済 みであることを NNMi が 確 認 すると ライフサイクル 状 態 が 解 決 済 み に 自 動 的 に 更 新 されます 運 用 担 当 者 ( 割 り 当 て 先 )の 指 定 複 数 人 で 分 担 して 管 理 をする 場 合 自 分 以 外 の 運 用 担 当 者 ( 割 り 当 て 先 )を 指 定 できるので 障 害 の 解 決 作 業 を 開 始 したときに GUI 上 で 作 業 を 分 担 することができます ライフサイクル 状 態 登 録 済 み 進 行 中 完 了 解 決 済 み 管 理 者 運 用 担 当 者 割 り 当 て 先 を 運 用 担 当 者 に ライフサイクル 状 態 を 進 行 中 に 設 定 解 決 完 了 後 ライフサイクル 状 態 を 完 了 に 設 定 NNMi ポーリング 成 功 後 自 動 で ライフサイクル 状 態 を 解 決 済 み に 設 定 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 するためのNNMiの 機 能 や 操 作 については 3 章 把 握 したノードを 監 視 する を 参 照 してください 9

章 NNMiでできること NNMi 機 能 概 要 機 能 一 覧 NNMi の 機 能 概 要 について 次 の 表 で 説 明 します 構 成 管 理 ノードの 検 出 機 能 説 明 設 定 したルールに 従 い ノードを 自 動 検 出 します また 手 動 でノードを 追 加 することもできます ノードを 構 成 するオブジェクトの 自 動 検 出 ノードを 構 成 するオブジェクトを 自 動 的 に 検 出 します SNMP エージェント カード ポート インタフェース IPv4 アドレス IPv6 アドレス 電 源 ファン 検 出 できるオブジェクトは 機 器 のベンダーや 機 種 によって 異 なります トポロジの 検 出 表 示 レイヤー3 トポロジ( 論 理 的 なネットワーク 構 成 )に 加 え レイヤー トポロ ジ( 物 理 的 な 結 線 によるネットワーク 構 成 )を 自 動 検 出 し マップに 表 示 し ます レイヤー トポロジは 手 動 で 定 義 することもできます レイヤー トポロジを 自 動 検 出 するためには LLDP などの 隣 接 する デバイスを 検 出 するためのプロトコルを 有 効 化 する 必 要 があります 冗 長 化 技 術 への 対 応 冗 長 化 されたルータ グループ(VRRP など)を 自 動 検 出 します またリンクアグリゲーションを 自 動 検 出 します 構 成 管 理 の 機 能 については 章 ネットワークにあるノードを 把 握 する で 説 明 します ポーリング NNMi は SNMP と ICMP(Ping)を 使 って ネットワークの 検 出 や 監 視 を 周 期 的 に 行 います これをポーリングといいます SNMP ICMP(Ping) NNMi ポーリングには 次 の 種 類 があります 検 出 のためのポーリング 監 視 のためのポーリング NNMi SNMPトラップ 監 視 対 象 監 視 対 象 ポーリングについて NNMi の 画 面 オンラインヘルプおよびマニュアルでは さまざまな 用 語 や 表 記 を 用 いてい ますが 大 きく 分 けると 検 出 と 監 視 の 種 類 です 0

章 NNMiでできること NNMi には 次 の 種 類 があります JP/Cm/Network Node Manager i JP/Cm/Network Node Manager i Advanced 機 能 一 覧 表 のうち 下 線 の 機 能 は NNMi Advanced で 使 用 できる 機 能 です NNMi Advanced については 付 録 NNMi Advanced の 紹 介 で 説 明 します 障 害 管 理 機 能 ICMP/SNMP ポーリングによる 監 視 SNMP トラップによる 監 視 根 本 原 因 解 析 (RCA:Root Cause Analysis) インシデント 管 理 自 動 アクション 説 明 ICMP/SNMP ポーリングによって 次 のオブジェクトの 状 態 監 視 を 行 いま す SNMP エージェント カード インタフェース IPv4 アドレス IPv6 アドレス 電 源 ファン 電 圧 温 度 冗 長 化 ルータ グループ リンクアグリゲーション SNMP トラップにより 障 害 を 監 視 します 検 出 したレイヤー トポロジに 基 づいて 障 害 の 根 本 原 因 を 解 析 します ポーリングや SNMP トラップによって 検 出 した 障 害 をインシデントとして 通 知 します インシデントの 状 態 に 応 じて 任 意 のコマンドを 自 動 アクションとして 実 行 することができます 障 害 管 理 の 機 能 については 3 章 把 握 したノードを 監 視 する で 説 明 します 性 能 管 理 MIB 収 集 と 保 存 しきい 値 監 視 グラフ 表 示 機 能 説 明 任 意 の MIB オブジェクトを 収 集 します 収 集 したオブジェクトは CSV ファイルに 保 存 できます 設 定 した MIB オブジェクトのしきい 値 ( 上 限 値 下 限 値 )によって 判 定 しま す しきい 値 を 超 えた 場 合 はインシデントとして 通 知 したりマップ 上 のシン ボル ステータスに 反 映 したりできます MIB データを 収 集 し リアルタイムにグラフ 表 示 することができます 性 能 管 理 の 機 能 については 付 録 カスタムポーラーによる 監 視 で 説 明 します

章 NNMiでできること 導 入 までの 流 れ NNMi 導 入 までの 流 れ NNMi を 使 ったネットワーク 管 理 を 始 めるために 設 定 することおよび 準 備 することの 全 体 像 を 説 明 します NNMiによるネットワーク 管 理 NNMi 監 視 するネットワーク 作 業 の 流 れ 監 視 側 (SNMPマネージャー) 被 監 視 側 (SNMPエージェント) NNMiの 設 定 インストール NNMiの 設 定 通 信 の 設 定 検 出 の 設 定 監 視 の 設 定 監 視 する 対 象 範 囲 の 検 討 各 機 器 の 設 定 SNMP 機 能 の 設 定 SNMP 機 能 の 有 効 化 コミュニティ 文 字 列 の 設 定 SNMPマネージャを 登 録 ( 監 視 の 許 可 SNMPトラップ 先 ) LLDPなどの 有 効 化 拡 張 MIB 定 義 の 準 備 NNMiでネットワーク 管 理 を 始 めましょう ネットワーク 構 成 をビジュアルに 効 率 よく 把 握 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 [ 凡 例 ] : 本 書 で 説 明 する 範 囲 ネットワーク 管 理 を 始 めるための 準 備 作 業 には 大 きく 分 けて 監 視 側 と 被 監 視 側 の 作 業 があります 監 視 側 である NNMi は サーバを 用 意 して NNMi をインストールし 本 書 の 章 ネットワークにあるノードを 把 握 する と 3 章 把 握 したノードを 監 視 する に 沿 って 設 定 を 進 めます 被 監 視 側 ( 監 視 対 象 のネットワーク)では 監 視 する 対 象 範 囲 を 決 めます また 監 視 する 各 機 器 について SNMP で 監 視 できるように SNMP 機 能 を 有 効 化 します 各 機 器 の SNMP 設 定 の 一 般 的 な 作 業 項 目 は 図 のとおりです 詳 しくは 各 機 器 のマニュアルを 参 照 してください LLDP などの 隣 接 デバイス 検 出 プロトコルの 機 能 がある 場 合 は 有 効 化 を 検 討 します NNMi は LLDP などの 情 報 を 収 集 することで 機 器 の 接 続 (L トポロジ)を 検 出 します 機 器 固 有 の MIB 定 義 情 報 がある 場 合 は MIB ファイルを 準 備 して NNMi に 登 録 します これらの 設 定 を 完 了 させて 4 章 ネットワーク 管 理 を 始 めよう を 参 考 に 運 用 を 始 めましょう

章 NNMiでできること プランニングシート : NNMiの 設 定 に 必 要 な 基 本 情 報 設 定 作 業 を 始 める 前 に 決 めておくべき 基 本 的 な 情 報 をプランニングシート 形 式 で 説 明 します NNMi サーバの 情 報 確 認 項 目 説 明 本 書 の 例 NNMi サーバの ホスト 名 IP アドレス NNMi インストール 時 の 構 成 情 報 NNMi のユーザー NNMi を 導 入 するサーバのホスト 名 (FQDN)および IP アド レス NNMi のインストールに 関 する 情 報 インストール 先 フォルダ(プログラム 用 とデータ 用 の 種 類 ) NNMi の Web サーバのポート 番 号 ユーザー 名 パスワード ロール 管 理 用 のシステムアカウント(system)が 設 定 済 み パ スワードだけを 指 定 します 管 理 者 ロールのユーザーを 一 つ 以 上 作 成 します ホスト 名 :nnmiserver IP アドレス:9.68.00.4 インストール 先 フォルダ (プログラム 用 ) :デフォルト 値 を 使 用 (データ 用 ) :デフォルト 値 を 使 用 ポート 番 号 :デフォルト 値 を 使 用 デフォルト 値 は. NNMi のインストール で 説 明 します ユーザー 名 パスワード ロール system password - nnmiadm password 管 理 者 nnmiope password オペレータレベル 監 視 対 象 / 監 視 方 法 の 情 報 (これらの 情 報 は NNMi に 設 定 します) 確 認 項 目 説 明 本 書 の 例 コミュニティ 文 字 列 監 視 対 象 の SNMP 読 み 取 り 要 求 のコミュニティ 名 public 監 視 対 象 の 検 出 方 法 監 視 対 象 のノードを 検 出 する 方 法 自 動 検 出 と 監 視 対 象 を 明 示 的 に 指 定 する 方 法 があり ます 複 数 のルールを 指 定 したり 両 方 を 組 み 合 わせた りすることもできます 次 の 項 目 を 決 めます 自 動 検 出 自 動 検 出 の 場 合 明 示 的 に 指 定 の 場 合 監 視 対 象 のグループ 化 (ノードグループ) 監 視 対 象 の 機 器 の 拡 張 MIB 定 義 自 動 アクション 自 動 検 出 ルールの 名 前 検 出 する IP アドレスの 範 囲 検 出 シード( 検 出 の 起 点 ) 検 出 対 象 範 囲 ルータとスイッチだけ(デフォルト) SNMPデバイスを 追 加 非 SNMPデバイスを 追 加 対 象 機 器 の 一 覧 (IP アドレス 一 覧 を 用 意 してシードファイルにします ) 監 視 対 象 をグループ 化 したい 場 合 に 定 義 します ノードグループの 名 前 ノードグループの 対 象 (フィルタ 条 件 ) ノードグループマップ 監 視 対 象 の 機 器 に 独 自 の MIB 定 義 があれば 準 備 しま す インシデントに 自 動 アクションを 設 定 します 対 象 インシデント 実 行 契 機 自 動 アクションの 内 容 (コマンドと 引 数 ) ルール 名 : システム 部 IP の 範 囲 : 0.08.0.-54 検 出 シード: 0.08.0.6 検 出 範 囲 : すべて(SNMP デバイスと 非 SNMP デバイスを 追 加 ) - ノードグループ 名 : システム 部 対 象 :0.08.0.-54 IP 範 囲 指 定 マップについては.5 ノードグループの 設 定 を 参 照 してください - 対 象 :NodeDown(ノード 停 止 中 ) 実 行 契 機 : 登 録 時 内 容 :msg.exe コマンドで 通 知 操 作 練 習 で ノードを 停 止 して(または LAN ケーブルを 抜 いて) 擬 似 障 害 を 発 生 させます 3

章 従 来 のネットワーク 管 理 運 用 方 法 を 見 直 してみませんか? NNMi でネットワーク 管 理 を かんたん 便 利 に! ネットワーク 構 成 を ビジュアルに 効 率 よく 把 握 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 機 能 一 覧 NNMi 導 入 までの 流 れ 4 6 8 0 ネットワークにある ノードを 把 握 する 6. NNMiのインストール. NNMiへのアクセス 解 説 NNMiコンソールの 操 作.3 通 信 の 設 定.4 ネットワークの 検 出 解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~.5 ノードグループの 設 定 8 4 6 34 38 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ 3. モニタリングの 設 定 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ 3. インシデントの 設 定 3.3 インシデントの ライフサイクル 管 理 46 50 5 56 60 4. 日 頃 の 運 用 ~ネットワークの 監 視 ~ 4. NNMiの 運 用 66 68 5

. NNMiのインストール はじめに NNMi とサーバを 準 備 して インストールをしましょう 準 備 するもの JP/Cm/NNMi サーバ リリースノート 媒 体 インストールガイド セットアップガイド 推 奨 のハードウェア 性 能 CPU :core 以 上 メモリ:4GB 以 上 64bit 版 のOS Windows Server 008 Windows Server 003 HP-UX Solaris Linux Web ブラウザとして Internet Explorer または Firefox と Adobe Flash Player を 用 意 します また PDF のマニュアルを 参 照 するために Adobe Reader を 用 意 します サポートする 環 境 や 確 認 項 目 の 詳 細 は リリースノートやインストールガイドを 参 照 してください 事 前 にサーバ 環 境 を 確 認 する マニュアル インストールガイド - [ 章 インストール 前 チェックリスト] インストールする 前 に マニュアルの[インストール 前 チェックリスト]を 確 認 しましょう 注 意 事 項 のうち Windows Server 008 の 場 合 の 主 な 項 目 を 説 明 します WindowsのSNMP 関 連 サービス SNMP Trap サービスは[ 無 効 ]にします SNMP サービスの 導 入 を 検 討 してください( 自 サーバを SNMP で 監 視 する 場 合 に 使 用 します) NNMiが 使 うポート 番 号 NNMi が 使 うポート 番 号 が 使 われていないことを 確 認 してください 使 用 するポート 番 号 は セットアップガイド - [ 付 録 C NNMi が 使 用 するポートの 一 覧 ]を 参 照 してください (デフォルトでは TCP の 80, 6, 443, 098, 099, 3873, 4444, 4445, 4446, 4457, 4458, 4459, 4460, 543, 8083, 8886, 8887 お よび UDP の 6, 696 を 使 用 します) コマンドプロンプトから netstat -an を 実 行 すると そのときに 使 われているポート 番 号 が 確 認 できます リモートデスクトップ 接 続 からの 作 業 リモートデスクトップの 次 の 設 定 を いいえ にしてくださ い [ 終 了 時 に 一 時 フォルダーを 削 除 する] [セッションごとに 一 時 フォルダーを 使 用 する] ウィルス 対 策 ソフトを 無 効 化 NNMi をインストールしている 間 だけ ウィルス 対 策 ソフトを 無 効 化 します [ 管 理 ツール] - [ターミナルサービス] - [ターミナルサービス の 構 成 ] 画 面 (Windows Server 008 R の 場 合 は[ 管 理 ツール] - [リモート デスクトップサービス] - [リモートデスクトップセッションの 構 成 ] 画 面 ) 環 境 変 数 環 境 変 数 の TEMP と TMP は 同 じ 値 に 設 定 します なおインス トール 時 に%TEMP%フォルダを 500MB 使 用 します NNMiサーバのIPアドレス IP アドレスは(DHCP での 動 的 割 り 当 てではなく) 固 定 割 り 当 てにします 6

. NNMiのインストール NNMiをインストールする マニュアル インストールガイド - [3 章 NNMi のインストールおよび 有 効 化 ] 準 備 したサーバに NNMi をインストールしましょう インストールは インストーラで 自 動 的 に 実 施 されます 次 の 情 報 を 検 討 してから インストールを 始 めてください 用 意 する 情 報 Web サーバのポート 番 号 80 デフォルト インストール 先 フォルダ プログラム 用 : C:\Program Files(x86)\Hitachi\CmNNMi\ データ 用 : C:\ProgramData\Hitachi\CmNNMi\(Windows Server 008 の 場 合 ) Windows Server 003 の 場 合 は C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Hitachi\CmNNMi\ です インストールの 所 要 時 間 はサーバの 性 能 によっては 数 十 分 かかる 場 合 があります 操 作 手 順 ~NNMiをインストールする~ サーバにAdministrators 権 限 でログオンし 媒 体 をセットします [ 日 立 総 合 インストーラ] 画 面 が 表 示 されます JP/Cm/Network Node Manager i を 選 択 します NNMiをインストールします 3 4 NNMiの 設 定 値 の 確 認 画 面 が 開 いたら 用 意 した 情 報 の ポート 番 号 とインストール 先 を 指 定 します 値 を 入 力 しないで[Enter]を 押 すと デフォルト 値 が 指 定 されま す インストール 先 フォルダ(データ 用 )には NNMi の 設 定 ファイル データベース ログファイルなどが 格 納 されます yes を 入 力 して[Enter]を 押 します Installing NNMi... と 表 示 され NNMi のインストールが 開 始 さ れます 完 了 すると 自 動 でコマンドプロンプトが 閉 じます no を 入 力 すると 3 の 設 定 値 の 入 力 に 戻 ります ** JP/Cm/Network Node Manager i Installer ** * Starting NNMi installation. * Enter default port for HTTP server => * [80] (Enter) 3 * Enter program install directory => * [C: Program Files (x86) Hitachi CmNNMi ] (Enter) * Enter program data directory => * [C: ProgramData Hitachi CmNNMi ] (Enter) * port : 80 * install directory : C: Program Files (x86) Hitachi CmNNMi * data directory : C: ProgramData Hitachi CmNNMi * Do you start installation with above settings you entered? (yes/no) * If you need to change the settings, please enter no. yes (Enter) 4 Installing NNMi... 3 3 これでNNMiのインストールの 操 作 は 完 了 です NNMi の 環 境 変 数 がシステムに 追 加 されています 画 面 上 に 開 いているコマンドプロンプトがある 場 合 は 一 度 閉 じてから 開 き 直 して NNMi の 環 境 変 数 を 反 映 させてく ださい 7

. NNMiへのアクセス Web ブラウザから NNMi コンソールにアクセスして 運 用 を 始 めましょう アクセスしたら まずはユーザーアカウントを 作 成 します 作 成 しながら 基 本 操 作 も 覚 えましょう WebブラウザからNNMiにアクセスします NNMiコンソール 主 な 操 作 は ワークスペース から 実 施 します ユーザーアカウントの ロール で 操 作 できる 範 囲 を 設 定 します ユーザーアカウントを 作 成 します 操 作 ( 例 ) 管 理 者 運 用 担 当 者 A B 名 前 : nnmiadm ロール: 管 理 者 名 前 : nnmiope ロール: オペレータ レベル 設 定 初 回 はシステムアカウントでアクセスします A : 管 理 者 が 操 作 できる 範 囲 B : オペレータ レベル が 操 作 できる 範 囲 WebブラウザからNNMiにアクセスする Web ブラウザから NNMi にアクセスしてみましょう 最 初 はユーザーアカウントを 作 成 していないため システムアカウントを 使 って NNMi にアクセスします 操 作 手 順 ~WebブラウザからNNMiにアクセスする~ システムアカウントのパスワードを 設 定 します ヘルプ コンソールの 使 用 マニュアル インストールガイド - [4 章 NNMi 入 門 ] 3 4 NNMiサービスを 停 止 します(ovstop -cを 実 行 ) コマンドプロンプトを 開 いて 実 行 します NNMi が 停 止 します なお インストール 直 後 は NNMi は 停 止 した 状 態 のため ovspmd が 動 作 していません と 表 示 されます パスワードを 設 定 します(nnmchangesyspw.ovpl を 実 行 ) y を 入 力 後 メッセージに 従 ってパスワードに 任 意 の 文 字 列 を 指 定 します ( 例 ) パスワード : password NNMiを 起 動 します(ovstart -cを 実 行 ) NNMiの 状 態 を 確 認 します(ovstatus -cを 実 行 ) すべての 状 態 が 実 行 中 になっていれば 正 常 です C: > ovstop c (Enter) ovstop: ovspmd が 動 作 していません C: > nnmchangesyspw.ovpl (Enter) 警 告 : この 変 更 は NNM が 再 起 動 されない 限 り 直 ちには 反 映 されません このスクリプトを 実 行 する 前 に ovstop を 実 行 し 実 行 後 に ovstart を 実 行 して 変 更 が 即 時 に 反 映 されるようにしてください 続 行 しますか? [No] : y (Enter) システムのパスワードの 変 更 を 続 行 します パスワードを 入 力 してください: パスワードを 設 定 します (Enter) パスワードを 再 入 力 してください: パスワードを 設 定 します (Enter) システム パスワードが 正 常 に 変 更 されました 3 C: > ovstart c (Enter) 名 前 PID 状 態 最 後 のメッセージ OVsPMD 5700 実 行 中 - nmsdbmgr 5896 実 行 中 初 期 化 が 完 了 しました ovjboss 3704 実 行 中 初 期 化 が 終 了 しました nnmaction 440 実 行 中 初 期 化 が 完 了 しました hp openview process manager: NNM サービスの 起 動 が 完 了 しています 4 C: > ovstatus c (Enter) 名 前 PID 状 態 最 後 のメッセージ OVsPMD 5700 実 行 中 - pmd 36 実 行 中 Initialization complete. nnmaction 440 実 行 中 初 期 化 が 完 了 しました nmsdbmgr 5896 実 行 中 初 期 化 が 完 了 しました ovjboss 3704 実 行 中 初 期 化 が 終 了 しました C: > 8

. NNMiへのアクセス NNMiにアクセスします Web ブラウザから NNMi にアクセスします あらかじめ Web ブラウザは 次 の 設 定 をしてください ポップアップを 許 可 (ポップアップブロックを 無 効 )にします アクティブスクリプトの 実 行 および Cookie の 保 存 を 有 効 にします IE 9 の 場 合 は 互 換 表 示 を 有 効 にしてください 5 WebブラウザからNNMiにアクセスします URL: http://ホスト 名 :ポート 番 号 /nnm/ NNMi コンソールのサインイン 画 面 が 表 示 されます ホスト 名 :NNMiをインストールしたサーバのホスト 名 (FQDN)です ホスト 名 の 代 わりにIPアドレスも 指 定 できます ポート 番 号 :NNMi のインストール 時 に 指 定 した Web サーバのポート 番 号 を 指 定 します サインイン 画 面 のほかにもう 枚 画 面 が 表 示 されますが この 画 面 はサインイン 後 に 閉 じてもかまいません 6 NNMiにサインインします ユーザーアカウントの 作 成 前 のためシステムアカウントを 使 っ てサインインします ユーザー 名 : system パスワード : で 設 定 した 値 入 力 したあと をクリックします 6 サインインが 成 功 すると NNMi コンソールが 表 示 されます システムアカウントのユーザー 名 system は 固 定 値 です システムアカウントは 初 期 設 定 やメンテナンス 作 業 だけで 使 用 します これでWebブラウザからNNMiにアクセスできました 9

. NNMiへのアクセス ユーザーアカウントを 設 定 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [NNMi ユーザーインタフェースを 設 定 する] - [NNMiへのアクセスを 制 御 する] 管 理 者 と 運 用 担 当 者 のユーザーアカウントを それぞれ 設 定 しましょう 管 理 者 名 前 : nnmiadm ロール : 管 理 者 運 用 担 当 者 名 前 : nnmiope ロール : オペレータ レベル 操 作 手 順 ~ユーザーアカウントを 設 定 する~ まず 管 理 者 ロールのユーザーを 作 成 し そのユーザーでサインインし 直 します その 後 運 用 担 当 者 のユーザーを 作 成 します ワークスペースの[ 設 定 ] - [ユーザーインタフェースの 設 定 ]を 選 択 します [ユーザーインタフェースの 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます [ユーザーアカウント]タブを 選 択 して [ 成 )をクリックします [アカウント マッピング] 画 面 が 表 示 されます ]( 新 規 作 3 [アカウント]の[ ]から[ 新 規 作 成 ]をクリックしま す [ユーザーアカウント] 画 面 が 表 示 されます 3 4 名 前 と パスワード を 入 力 して [ 保 存 して 閉 じる]を クリックします ( 例 ) 管 理 者 名 前 : nnmiadm パスワード : password ( 例 ) 運 用 担 当 者 名 前 : nnmiope パスワード : password ユーザー 名 とパスワードが 設 定 されて [ユーザーアカウント] 画 面 が 閉 じます 運 用 担 当 者 の nnmiope は 管 理 者 の nnmiadm を 作 成 した あと nnmiadm でサインインし 直 してから 作 成 してください 4 4 0

. NNMiへのアクセス 5 [アカウント マッピング] 画 面 で ロール のプルダウン メニューからロールを 選 択 して [ 保 存 して 閉 じる]をクリ ックします ( 例 ) nnmiadm : 管 理 者 nnmiope : オペレータ レベル ユーザーアカウントが 設 定 されて [アカウント マッピング] 画 面 が 閉 じます 5 5 [ヘルプ]メニューを 選 択 すると 一 番 上 に 操 作 中 の 画 面 に 関 連 したトピックが 表 示 されます このトピックを 参 照 すると 指 定 できる 文 字 数 や 文 字 の 種 類 など 設 定 項 目 について 知 りたいことがすぐに 確 認 できて 便 利 です ヘルプは ファイル 一 式 をコピーすることで NNMi の 動 作 していない PC でも 参 照 できます 管 理 者 用 ヘルプ - [NNMi ヘルプをどこでもいつでも 使 用 する] を 参 照 してください 6 [ユーザーインタフェースの 設 定 ] 画 面 の[ユーザーアカ ウント]タブで 設 定 したユーザーアカウントが 表 示 され ていることを 確 認 して [ 保 存 して 閉 じる]をクリックしま す 6 7 システムアカウント(system)で 作 業 している 場 合 は [サインアウト]をクリックしてサインアウトします システムアカウントは 初 期 設 定 だけで 使 用 するユーザーで す 管 理 者 ロールのアカウント( 例 :nnmiadm)を 作 成 したら サ インインし 直 してください これでユーザーアカウントを 設 定 する 操 作 は 完 了 です 7 パスワードを 忘 れてしまった ユーザーアカウントのパスワードを 忘 れてしまった 次 に 示 すオンラインヘルプを 参 照 して パスワードを 再 設 定 してください 管 理 者 用 ヘルプ - [NNMi ユーザーインタフェースを 設 定 する] - [NNMi へのアクセスを 制 御 する] - [サ インインアクセスを 設 定 する] - [NNMi アカウントでアクセスを 制 御 する] - [パスワード 名 前 またはロール の 割 り 当 てを 変 更 する] システムアカウントのパスワードを 忘 れてしまった nnmchangesyspw.ovpl コマンドでパスワードを 再 設 定 してください nnmchangesyspw.ovpl コマンドについては. NNMi へのアクセス の 操 作 手 順 WebブラウザからNNMiにアクセスする を 参 照 してください

解 説 NNMiコンソールの 操 作 NNMi へアクセスすると NNMi コンソールが 表 示 されます NNMi コンソールを 使 って 基 本 操 作 に 慣 れておきましょう 保 存 ( )や 削 除 ( )をクリックしなければ 設 定 は 変 更 されないため 自 由 に 操 作 してみま しょう ワークスペース NNMi コンソール 画 面 左 のワークスペース には NNMi の 操 作 が 分 類 整 理 されて 表 示 されます 各 項 目 を 選 択 して 操 作 した い 画 面 に 切 り 替 えます ワークスペースから 項 目 を 選 択 [トポロジ マップ]を 選 択 [インシデントの 管 理 ]を 選 択 [ネットワークの 概 要 ] 画 面 [インシデント - 重 要 な 未 解 決 インシデント] 画 面 トポロジマップが 表 示 される 画 面 で ネットワーク 構 成 と 各 ノードの 状 態 をビジュアルに 把 握 できます 通 知 されたインシデントを 参 照 し 管 理 することで 障 害 の 対 応 状 況 を 把 握 できます 運 用 シーンに 合 わせて 画 面 を 切 り 替 えて 使 ってください

解 説 NNMiコンソールの 操 作 操 作 の 基 本 パターン NNMi コンソールでは アイコンを 操 作 して 情 報 を 参 照 したり 定 義 を 設 定 したりします アイコンにカー ソルを 置 くと アイコンの 説 明 が 表 示 されます よく 使 う 基 本 の 操 作 の 流 れを 次 に 示 します 画 面 を 開 きます 既 存 を 開 く 新 規 に 開 く 別 画 面 で 開 く 設 定 します 参 照 します 設 定 参 照 各 画 面 で 操 作 変 更 を 保 存 項 目 を 削 除 表 示 を 更 新 3 画 面 を 閉 じます ( 保 存 しないで) 画 面 を 閉 じる ( 保 存 して) 画 面 を 閉 じる [ 設 定 ]を 選 択 ヘルプ メニューから[ヘルプ]を 選 択 すると NNMi の 次 のオンラインヘルプが 参 照 できます オペレータ 用 のヘルプ 管 理 者 用 のヘルプ [ 通 信 の 設 定 ] 画 面 一 番 上 には 操 作 中 の 画 面 に 関 するトピッ クが 表 示 されるため 知 りたい 情 報 がすぐ に 検 索 確 認 できるようになっています NNMi の 環 境 設 定 をします 3

.3 通 信 の 設 定 NNMi がネットワークの 検 出 や 監 視 で 使 う 通 信 プロトコル SNMP ICMP(Ping) の 動 作 について 設 定 します NNMiの 通 信 SNMP ICMP(Ping) コミュニティ 文 字 列 : public ( 例 ) NNMi SNMPトラップ 監 視 対 象 NNMi 監 視 対 象 NNMiはSNMPとICMP(Ping)を 使 って 検 出 や 監 視 を 行 い SNMPトラップ( 問 題 の 通 知 )を 受 信 します SNMP 通 信 の 承 認 に コミュニティ 文 字 列 が 使 われます 通 信 プロトコルを 設 定 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ 通 信 プロトコルを 設 定 する] マニュアル セットアップガイド - [3 章 NNMi 通 信 ] NNMi がネットワークの 検 出 や 監 視 で 使 う 通 信 プロトコル SNMP ICMP(Ping) の 動 作 について 設 定 します 操 作 手 順 ~ 通 信 プロトコルを 設 定 する~ ここでの 操 作 手 順 は 次 の 設 定 内 容 を 例 に 説 明 します 設 定 内 容 設 定 値 SNMP および ICMP のタイムアウトとリトライ 数 の 設 定 デフォルトのまま SNMP 最 小 セキュリティレベル デフォルトのまま 読 み 取 りコミュニティ 文 字 列 public 通 常 のネットワークでは 適 切 な 値 です 運 用 後 必 要 に 応 じて 調 整 してください 4

.3 通 信 の 設 定 ワークスペースの[ 設 定 ] - [ 通 信 の 設 定 ]を 選 択 しま す [ 通 信 の 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます [デフォルトのSNMPv/vコミュニティ 文 字 列 ]タブの [ ]( 新 規 作 成 )をクリックします [デフォルトの 読 み 取 りコミュニティ 文 字 列 ] 画 面 が 表 示 されま す 3 [ 読 み 取 りコミュニティ 文 字 列 ]を 入 力 し [ 保 存 して 閉 じ る]をクリックします ( 例 ) 読 み 取 りコミュニティ 文 字 列 : public 3 3 [デフォルトの 読 み 取 りコミュニティ 文 字 列 ] 画 面 が 閉 じます 監 視 するネットワークが 複 数 のコミュニティ 文 字 列 を 使 って いる 場 合 は ~ 3 を 繰 り 返 して コミュニティ 文 字 列 を 複 数 設 定 してください 4 NNMi は ネットワークで 設 定 されているコミュニティ 文 字 列 を 並 行 してチェックし 適 切 な 値 を 使 います 4 4 [ 通 信 の 設 定 ] 画 面 で 設 定 した 内 容 が 表 示 されている ことを 確 認 し [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 設 定 した 内 容 が 保 存 され [ 通 信 の 設 定 ] 画 面 が 閉 じます これで 通 信 プロトコルを 設 定 する 操 作 は 完 了 です 5

. 4 ネットワークの 検 出 NNMi によるネットワークの 検 出 方 法 は [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 から 設 定 します 監 視 対 象 の 検 出 には 自 動 で 検 出 する 方 法 と 明 示 的 に 指 定 する 方 法 の 種 類 があり これらの 方 法 を 組 み 合 わせて 設 定 することもできます 自 動 で 検 出 する NNMi 監 視 対 象 検 出 シード ネットワークの 検 出 の 起 点 として ルーターやスイッチを 指 定 します 検 出 IPアドレス 範 囲 監 視 する 範 囲 をIPアドレスで 指 定 して 検 出 します 9.68.7.0 # router0 9.68.7.50 # switch0 9.68.8.0 # router0 9.68.8.50 # switch0 明 示 的 に 指 定 する nnmloadseeds.ovplコマンド コマンドで 監 視 するデバイスを 一 括 で 登 録 することもできます 検 出 方 法 を 検 討 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 検 出 ] - [ 検 出 のアプローチを 決 定 する] マニュアル セットアップガイド - [4. 検 出 の 計 画 ] 運 用 にあわせてネットワークの 検 出 方 法 を 選 びます これらは 組 み 合 わせて 運 用 することもできます 検 出 方 法 説 明 こんな 運 用 の 場 合 に 自 動 で 検 出 する 明 示 的 に 指 定 する 自 動 検 出 ルールを 指 定 することで NNMi がデ バイスを 自 動 的 に 検 出 します ( 検 出 シードとして) 特 定 のデバイスを 明 示 的 に 指 定 します ネットワーク 変 更 を 自 動 で 検 出 したい 大 規 模 ネットワークで 大 量 のデバイスがある 管 理 対 象 を 厳 密 に 指 定 したい ネットワーク 構 成 が 固 定 的 である 自 動 で 検 出 する 場 合 は 検 出 対 象 とするデバイスの 範 囲 (A~C)を 決 めます NNMi はデフォルトでは ルーターとスイッチだけを 検 出 します SNMP デバイス(SNMP に 応 答 するデバイス)や 非 SNMP デバイス(SNMP に 応 答 しないデバイス ICMP で 監 視 します) を 検 出 するには 次 の 設 定 が 必 要 です デバイスの 範 囲 (A~C)と [ 自 動 検 出 ルール] 画 面 との 対 応 ルーター スイッチ SNMPデバイス A B C A ルーターとスイッチだけを 検 出 する (デフォルト) B Aのほかに サーバなどの SNMPデバイスも 検 出 する 非 SNMPデバイス C 非 SNMPデバイスも 含 め すべてのデバイスを 検 出 する 6

.4 ネットワークの 検 出 検 出 方 法 を 設 定 する( 自 動 で 検 出 する 場 合 ) ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 検 出 ] - [ 検 出 の 設 定 ] マニュアル セットアップガイド - [4.3 検 出 の 設 定 ] ネットワークを 自 動 で 検 出 する 場 合 の 設 定 を 説 明 します ここでは 基 本 的 な 項 目 である[ 検 出 の 設 定 ] 画 面 の[ 自 動 検 出 ルール]タブと[ 検 出 シード]タブの 設 定 について 設 定 しま す [ 自 動 検 出 ルール] 画 面 [ 自 動 検 出 ルール]タブから[ 自 動 検 出 ルール] 画 面 を 表 示 させて 項 目 を 設 定 します 基 本 自 動 検 出 ルールの 名 前 順 序 を 設 定 します 自 動 検 出 するデバイスの 範 囲 を 指 定 します 含 まれているノードの 検 出 この 画 面 の 指 定 を 検 出 対 象 にする この 指 定 だけの 場 合 は ルーターとス イッチだけが 検 出 されます SNMPデバイスの 検 出 サーバなどのSNMPデバイスが 検 出 され ます 非 SNMPデバイスの 検 出 非 SNMPデバイスが 検 出 されます このルールのIPアドレス 範 囲 検 出 する 範 囲 をIPアドレスで 設 定 します 例 :0.08.*.* 9.68.30-3 Pingスイープを 有 効 にする 有 効 にすると 指 定 したIPアドレスにICMP(Ping)を 送 信 し デバイスを 検 出 します [ 検 出 シード] 画 面 [ 検 出 シード]タブから[ 検 出 シード] 画 面 を 表 示 させて 項 目 を 設 定 します ホスト 名 /IP 検 出 シードをIPアドレスまたはホスト 名 (FQDN)で 指 定 します なお Pingスイープを 有 効 にする に チェックする 場 合 は 指 定 しなくてもかま いません 7

.4 ネットワークの 検 出 操 作 手 順 ~ 自 動 で 検 出 する~ 検 出 対 象 のデバイスと 検 出 範 囲 を 設 定 します ワークスペースの[ 設 定 ] - [ 検 出 の 設 定 ]をクリックし ます [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 で [ 自 動 検 出 ルール]タブを 選 択 し [ ]( 新 規 作 成 )をクリックします [ 自 動 検 出 ルール] 画 面 が 表 示 されます 3 自 動 検 出 ルールの[ 名 前 ]と[ 順 序 ]を 入 力 します ( 例 ) 名 前 : システム 部 順 序 : 00 4 自 動 検 出 するデバイスの 範 囲 を 指 定 します [ 含 まれているノードの 検 出 ]をチェックします 4 3 この 画 面 の 指 定 範 囲 を 自 動 検 出 します この 項 目 だけをチ ェックした 場 合 ルーターとスイッチだけが 検 出 対 象 となりま 4 す [SNMP デバイスの 検 出 ]と [ 非 SNMP デバイスの 検 出 ]を 5 チェックします これらをチェックすると SNMP デバイスと 非 SNMP デバイス が 検 出 対 象 に 加 わります 5 [このルールのIPアドレス 範 囲 ]の 部 分 にある [ ]( 新 規 作 成 )をクリックします [IP の 自 動 検 出 範 囲 ] 画 面 が 表 示 されます 6 [IPの 範 囲 ]に 検 出 するIPアドレスの 範 囲 を 入 力 します ( 例 ) IP の 範 囲 : 0.08.0.-54 範 囲 のタイプ : ルールに 含 める 7 設 定 例 についてはヘルプを 参 照 してください 6 7 [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 設 定 が 保 存 されて [IP の 自 動 検 出 範 囲 ] 画 面 が 閉 じます 8 [ 自 動 検 出 ルール] 画 面 に 戻 ったあと さらに[ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 設 定 が 保 存 されて [ 自 動 検 出 ルール] 画 面 が 閉 じます 8 8

.4 ネットワークの 検 出 検 出 シードを 設 定 します 9 [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 で [ 検 出 シード]タブを 選 択 し [ ]( 新 規 作 成 )をクリックします [ 検 出 シード] 画 面 が 表 示 されます 9 9 0 ホスト 名 /IP に 検 出 シードのIPアドレスを 入 力 し [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 設 定 が 保 存 され [ 検 出 シード] 画 面 が 閉 じます 指 定 した 検 出 シードに 対 して すぐに 検 出 が 開 始 されます 検 出 シードに 設 定 するデバイスには 隣 接 するデバイスの 情 報 を 多 く 持 つ SNMP 対 応 のルーターを 指 定 してください 0 0 [ ](リフレッシュ)をクリックして 検 出 シードが 作 成 されたことを 確 認 します 検 出 シードの 結 果 に ノードが 作 成 されました が 表 示 されたら [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 が 閉 じます 検 出 方 法 を 設 定 する( 監 視 対 象 を 明 示 的 に 指 定 する 場 合 ) ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 検 出 ] - [ 検 出 の 設 定 ] - [ 検 出 ノードを 指 定 する: 初 期 ルーターまたは 検 出 対 象 の 特 定 ノード] - [コンソールで 検 出 シードを 設 定 する] マニュアル セットアップガイド - [4.3 検 出 の 設 定 ] 監 視 対 象 を 明 示 的 に 指 定 する(ネットワークの 自 動 検 出 を 行 わない) 場 合 は [ 自 動 検 出 ルール]を 設 定 しないで 検 出 シ ードだけを 設 定 します 9 以 降 と 同 じ 手 順 で [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 の[ 検 出 シード]タブでの 設 定 で 検 出 対 象 のデバイスを 指 定 してください なお 次 の nnmloadseeds.ovpl コマンドを 使 って 検 出 シードを 一 括 して 登 録 することもできます 直 接 シードを 指 定 する 場 合 < 形 式 > nnmloadseeds.ovpl -n シード シード シード は 半 角 スペースを 入 力 します < 実 行 例 > nnmloadseeds.ovpl -n 9.68.8.8 9.68.00.4 シードの 一 覧 ファイルを 指 定 する 場 合 < 形 式 > nnmloadseeds.ovpl -f シードファイル < 実 行 例 > nnmloadseeds.ovpl -f c:\jp\seeds.txt <シードファイルの 例 > 9.68.8.8 # node 9.68.00.4 # node # 以 降 は[ 検 出 シード] 画 面 の[ 注 ]の 項 目 に 表 示 されます マルチバイト 文 字 を 記 入 する 場 合 は UTF-8 で 記 入 します 9

.4 ネットワークの 検 出 検 出 したネットワークを 参 照 する ヘルプ コンソールの 使 用 - [ビューを 使 用 してデータを 表 示 する] - [マップビューの 使 用 ] トポロジマップで 検 出 したネットワークを 参 照 しましょう なお 検 出 の 設 定 をした 直 後 は NNMi がノードを 検 出 していく 過 程 を 参 照 することができます 検 出 したノードは アイコンの 色 で 状 態 を 確 認 できます アイコンの 色 の 意 味 を 次 の 表 に 示 します アイコンの 色 と 意 味 緑 色 正 常 域 赤 色 危 険 域 水 色 注 意 域 青 色 認 識 不 能 黄 色 警 戒 域 グレー 無 効 オレンジ 重 要 警 戒 域 ベージュ ステータスなし アイコンにカーソルを 置 くと 詳 細 が 表 示 されます 操 作 手 順 ~ 検 出 したネットワークを 参 照 する~ ワークスペースの[トポロジ マップ] - [ネットワーク の 概 要 ]をクリックします [ネットワークの 概 要 ] 画 面 が 表 示 されます アイコンの 色 や 詳 細 から ノードの 状 態 を 確 認 しま す アイコンをダブルクリックすると [ノード] 画 面 が 開 き 詳 細 を 確 認 できます アイコンにカーソルを 置 くと クイックビューにより 詳 細 が 表 示 されます クイックビューは 画 面 右 上 の[ ](クイックビューを 無 効 にする)をクリックすると 表 示 されなくなります これで 検 出 したネットワークを 参 照 する 操 作 は 完 了 です 30

.4 ネットワークの 検 出 検 出 されたデバイスを 確 認 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 検 出 ] - [ 検 出 結 果 を 検 証 する] マニュアル セットアップガイド - [4.4 検 出 の 評 価 ] 操 作 手 順 ~ 検 出 されたデバイスを 確 認 する~ ワークスペースの[インベントリ] - [ノード]をクリッ クします [ノード ノード] 画 面 が 表 示 されます 自 動 検 出 の 対 象 として 設 定 したデバイスが 正 しく 検 出 登 録 されているかを 確 認 します 設 定 した IP アドレスの 範 囲 でデバイスが 表 示 されていれ ば 自 動 で 検 出 する 操 作 は 問 題 なく 実 施 できています 検 出 が 完 了 した 検 出 シードを 削 除 する ノードの 検 出 が 完 了 したら 検 出 シードを 削 除 します 操 作 手 順 ~ 検 出 が 完 了 した 検 出 シードを 削 除 する~ ワークスペースの[ 設 定 ] - [ 検 出 の 設 定 ]をクリック して [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 を 開 きます [ 検 出 シード]タブで すべての 検 出 シードをチェック してから [ ]( 削 除 )をクリックします 3 検 出 シードが 削 除 されたことを 確 認 して [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 3 3

.4 ネットワークの 検 出 検 出 したノードを 削 除 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 検 出 ] - [トポロジを 正 確 に 維 持 ] - [ノードの 削 除 ] 監 視 が 不 要 なノードが 検 出 された 場 合 そのノードを 監 視 対 象 から 削 除 することができます 操 作 手 順 ~ 検 出 したノードを 削 除 する~ ワークスペースの[トポロジ マップ] - [ネットワーク の 概 要 ]をクリックします [ネットワークの 概 要 ] 画 面 が 表 示 されます 削 除 するノードのアイコンをクリックし メニューから [アクション] - [ 削 除 ]をクリックします クリックしたノードが 削 除 されます これで 検 出 したノードを 削 除 する 操 作 は 完 了 です 検 出 したノードが 削 除 できない 検 出 シードとして 指 定 したノードは 検 出 シード 一 覧 からも 削 除 してください 検 出 シードとして 指 定 されたノードは ここで 説 明 する 手 順 で 削 除 しても [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 の[ 検 出 シード]タブに 表 示 される 一 覧 からは 削 除 されません < 対 処 方 法 > [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 の[ 検 出 シード]タブで 直 接 検 出 シードから 削 除 してください 一 度 削 除 したノードが 再 検 出 されることがあります 削 除 したノードが 自 動 検 出 ルールの 検 出 対 象 として 含 まれている 場 合 は 次 回 の 周 期 で 再 検 出 されます < 対 処 方 法 > 再 検 出 させたくない 場 合 は [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 の[ 自 動 検 出 ルール]で[IP の 検 出 範 囲 ]を 指 定 するときに 検 出 し たくない IP と 検 出 タイプ[ルールにより 無 視 された]を 指 定 してください 3

解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~ NNMi はネットワーク 上 のデバイスの 情 報 を 収 集 し 自 動 検 出 する 機 能 によって 個 々のデバイスの 詳 細 と ネットワーク 構 成 (トポロジ)とを 把 握 します ここでは NNMi の 理 解 を 深 めるために ネットワークの 検 出 の 仕 組 みを 説 明 します ネットワーク 構 成 の 検 出 NNMi は 各 デバイスの 持 つ ARP キャッシュ 情 報 や LLDP(Link Layer Discovery Protocol)などのプロトコルで 認 識 した 隣 接 デバイスの 情 報 を SNMP により 収 集 することでネットワーク 全 体 を 検 出 します ここでは ARP キャッシュ による 検 出 を 例 に 説 明 します 検 出 シード 図 検 出 シード を 指 定 すると NNMi は 検 出 シードの 検 出 処 理 をしま す 検 出 シードは ネットワーク 検 出 の 起 点 となるデバイスです ARP キャッシュ 図 次 に NNMi は 検 出 シードに SNMP で 接 続 し ARP キャッシュの 情 報 を 取 得 します これをもとに 隣 接 するデバイスを 検 出 します 3 ARP キャッシュ 図 3 NNMi は 検 出 したデバイスに 接 続 して 同 様 に 情 報 を 取 得 します ARP キャッシュからさらに 次 のデバイスを 検 出 します 4 図 4 この 検 出 処 理 を 指 定 された 検 出 範 囲 で 繰 り 返 すことで ネットワーク に 接 続 されたデバイスを 次 々と 検 出 し ネットワークの 構 成 を 把 握 し ます ( 凡 例 ) : : スイッチまたはルーター Pingスイープによる 検 出 Ping スイープとは 指 定 された IP アドレスの 範 囲 を ICMP(Ping)を 使 って 監 視 し 応 答 のあったデバイスを 検 出 す る 方 法 です ICMP(Ping) NNMi 次 のようなメリット デメリットがあります 運 用 に 応 じて Ping スイー プを 使 ってください メリット : 指 定 したネットワークの 範 囲 のデバイスを 素 早 く 検 出 できる デメリット : ネットワークに 負 荷 がかかる Ping スイープを 使 うときは 対 象 範 囲 を 絞 ることをお 勧 めします 34

解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~ レイヤートポロジとレイヤー3トポロジ NNMi は ネットワークのトポロジ(ネットワークの 構 成 )を レイヤー3 トポロジだけでなく レイヤー トポロジも 認 識 して 表 示 することができます レイヤートポロジの 例 レイヤー3トポロジの 例 レイヤートポロジをどのように 認 識 するか IP ネットワークの 通 信 では あて 先 を IP アドレスで 指 定 し 通 常 は 物 理 的 な 結 線 を 意 識 しません また NNMi の 設 定 作 業 でも 物 理 的 な 結 線 の 情 報 を 直 接 入 力 する 必 要 はありません それでは NNMi はどのように 物 理 的 な 結 線 を 認 識 するのでしょうか NNMi は デバイスが LLDP などのプロトコルを 使 って 認 識 している 隣 接 デバイスの 情 報 を SNMP の 読 み 取 り 要 求 により MIB(Management Information Base) 情 報 として 収 集 し 保 持 します NNMi は このような 隣 接 デバイスに 関 する MIB 情 報 を 収 集 解 析 することで 物 理 的 な 結 線 であるレイヤー トポロジ を 認 識 します レイヤートポロジの 効 果 レイヤー トポロジ( 物 理 的 な 結 線 )を 認 識 すると ネットワークでの 問 題 の 原 因 をより 詳 しく 分 析 できます 例 えば NNMi が 接 続 するスイッチ(S)に 障 害 が 発 生 し その 先 の ネットワークと 通 信 ができなくなった 場 合 のレイヤー トポロジを 右 の 図 に 示 します IP アドレスでの 通 信 (レイヤー3)だけで 判 断 すると 多 数 のデバイ NNMi S スと 通 信 できないため 広 範 囲 なネットワーク 障 害 と 判 定 されてしま います NNMi しかし このレイヤー トポロジマップのように 物 理 的 な 結 線 を 認 C 識 できていれば 障 害 が 発 生 したスイッチと その 影 響 によって 通 信 ができないデバイスを 判 断 できます NNMi の 根 本 原 因 解 析 機 能 では このようなレイヤー トポロジの 情 報 を 有 効 に 活 用 して 根 本 原 因 を 解 析 します これについては 3 章 の 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ の 根 本 原 因 解 析 で 説 明 します C F F F3 名 前 の 由 来 レイヤー レイヤー3 という 名 前 は OSI7 層 モデルに 由 来 しています レイヤー(データリンク 層 ): MAC アドレスにより 物 理 リンク 間 のデータ 転 送 などを 制 御 します レイヤー3(ネットワーク 層 ): IP アドレスによりネットワークのルート 選 択 などを 制 御 します 詳 細 は ヘルプ オペレータ 用 ヘルプ - [マップの 表 示 (ネットワーク 接 続 性 )] 35

解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~ ネットワーク 上 のデバイスの 検 出 NNMi は ネットワーク 構 成 (トポロジ)を 把 握 しながら ネットワーク 上 にあるデバイスを 検 出 し 詳 細 情 報 を 収 集 していき ます SNMP ICMP(Ping) NNMi SNMPトラップ 監 視 対 象 NNMi 監 視 対 象 NNMi は SNMP と ICMP(Ping)を 使 ってデバイスの 検 出 を 行 い 各 デバイスの 詳 細 情 報 を 収 集 します デバイスは SNMP に 応 答 するかどうかによって SNMP デバイスまたは 非 SNMP デバイスと 認 識 されます SNMPデバイス SNMPに 応 答 するデバイス 収 集 した 詳 細 情 報 で 種 別 を 判 定 する 非 SNMPデバイス SNMPに 応 答 しないデバイス デバイスの 種 類 の 認 識 SNMP デバイスは システムオブジェクト ID(sysObjectID) の 情 報 を SNMP で 収 集 してデバイスの 種 類 (デバイスプロ ファイル)を 判 定 します sysobjectid とは 機 器 の 種 別 (ベンダー デバイスタイプ モデル)を 一 意 に 表 す 情 報 です NNMi はワークスペースの[ 設 定 ] - [デバイスのプロファ イル]に 登 録 された 5,000 種 類 以 上 のデバイス 情 報 によっ てデバイスの 種 類 を 自 動 判 定 します [ 設 定 ] - [デバイスのプロファイル] 画 面 デバイスプロファイルが 決 まると 分 類 (デバイスのカテゴリ)により マップ 画 面 上 でのアイコン 形 状 が 決 められます [ヘルプ] - コンソールの 使 用 - [ビューを 使 用 してデータを 表 示 する] - [マップビューの 使 用 ] - [マップについて] - [マップの 記 号 について] 36

解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~ デバイスの 詳 細 の 認 識 NNMi が 収 集 したデバイスの 詳 細 情 報 は ワークスペースの[インベントリ]で 参 照 できます 3 3 インベントリの 項 目 デバイスのカテゴリ デバイスのプロファイル 実 際 のデバイスを NNMi がどのように 認 識 しているか インベントリの 項 目 と 比 較 して 見 てみましょう ノード SNMP エージェント ポート インタフェース IPアドレス インタフェース IPアドレス VLAN VLAN ポート カード [インベントリ] 画 面 の 項 目 ノードコンポーネント CPU メモリ バッファ 電 源 電 圧 ファン 温 度 NNMiによるデバイスの 認 識 ( 概 念 図 ) 図 のように NNMi はデバイスの 構 成 を 詳 細 に 認 識 し 監 視 を 行 います 監 視 については 3 章 の 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ で 説 明 します 37

.5 ノードグループの 設 定 ノードグループは[ノード グループ] 画 面 から 設 定 します ノードグループを 設 定 すると 検 出 したノードをネットワーク 構 成 に 依 存 しないで 自 由 にグループ 化 できます グループ 化 するメリット モニタリング NNMi 監 視 対 象 を グループ 化 スイッチごと 特 性 や 運 用 に 応 じて ノードグループ 単 位 で 適 切 な 監 視 条 件 を 設 定 できます 監 視 対 象 IPアドレスごと 9.68.xxx.xxx ~9.68.yyy.yyy ノードの 表 示 ノードグループ 単 位 での フィルタリングやマップ の 表 示 ができます [ノード グループ] 画 面 のタブ ノードの 条 件 を 指 定 ノードを 直 接 指 定 ノードグループに 含 むノードを 指 定 ノードグループ を 階 層 化 ノードグループは 子 ノードグループを 定 義 することで 階 層 化 できます 階 層 の 深 さは 5 階 層 までです ノードグループの 活 用 方 法 ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ノードまたはインタフェースのグループ 作 成 ] ノードグループを 定 義 すると ノードグループごとのモニタリングの 設 定 やノードグループ 単 位 でのフィルタリングができ るようになります このほか NNMi コンソールの 初 期 画 面 として 任 意 のノードグループ 画 面 を 表 示 することもできます モニタリングの 設 定 - [ノードの 設 定 ] 画 面 [インシデント - 重 要 な 未 解 決 インシデント] 画 面 38

.5 ノードグループの 設 定 標 準 のノードグループ ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ノードまたはインタフェースのグループ 作 成 ] - [NNMiが 提 供 するノードグループ] Windows やルーターなど 基 本 的 な 種 別 ごとに 適 切 な 設 定 がされたノードグループが 標 準 で 用 意 されています これら のノードグループの 設 定 を 使 って すぐに NNMi の 運 用 を 始 めることができます 標 準 で 設 定 されて いるノードグループ NNMi Advanced の 場 合 だけ[VMwareESX ホスト]と[ 仮 想 マシン]が 自 動 認 識 されます 重 要 なノード ノードグループについて 使 い 方 重 要 なサーバやネットワーク 機 器 を 登 録 します 重 要 なノード の 応 答 がない 場 合 に SNMP デバイスは ノード 停 止 (NodeDown) インシデント 非 SNMP デバイ スは 非 SNMP ノードが 応 答 なし(NonSNMPNodeUnresponsive) が 発 行 されます 説 明 重 要 なノード ノードグループに 含 めたノードは 特 別 な 扱 いになります NNMi は 3 章 の 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ で 説 明 するように 発 生 した 事 象 をそ のまま 通 知 するのではなく 監 視 結 果 を 解 析 し 根 本 原 因 に 絞 って 通 知 します この 根 本 原 因 解 析 は 問 題 に 迅 速 に 対 応 でき 運 用 負 担 を 低 減 する 有 用 な 機 能 ですが 運 用 上 の 弊 害 が 生 じるケースもあります 例 えば ある 重 要 なサーバが ネットワーク 経 路 上 のルータ 障 害 によって 通 信 できなくなったとします この 場 合 ルータ 障 害 は 根 本 原 因 としてインシデントが 通 知 されます しかし 重 要 なサーバは 通 信 ができなくて も ルータ 障 害 の 影 響 による 事 象 ( 根 本 原 因 ではない)と 判 定 されインシデントは 通 知 されません 無 応 答 時 に 根 本 原 因 ではなくてもインシデントを 通 知 したいノードがある 場 合 は 重 要 なノード に 登 録 しま す 重 要 なノード に 登 録 したノードは 根 本 原 因 解 析 の 機 能 がそのノードを 特 別 に 扱 い 無 応 答 の 場 合 に ノ ード 停 止 (NodeDown) や 非 SNMP ノードが 応 答 なし(NonSNMPNodeUnresponsive) のインシデントが 発 行 され ます 備 考 重 要 なノード ノードグループに 子 ノードグループを 階 層 化 して 設 定 した 場 合 や 他 ノードグループに 含 まれる ノードを 追 加 した 場 合 でも 重 要 なノード と 同 じ 効 果 (NodeDown や NonSNMPNodeUnresponsive が 発 行 され る)になります 39

.5 ノードグループの 設 定 ノードグループを 設 定 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ノードまたはインタフェースのグループ 作 成 ] - [ノードグループの 作 成 ] - [コンソールでノードグループを 作 成 する] ノードグループを 設 定 してみましょう ノードグループは [ノード グループ] 画 面 で 次 のように 設 定 します グループ 化 の 条 件 設 定 するタブ 設 定 内 容 運 用 での 活 用 例 [デバイスフィルター] デバイスの 種 類 やベンダーなどを 設 定 デバイスの 重 要 度 に 応 じて 監 視 する 機 種 ごとに 適 切 な 監 視 方 法 を 設 定 する ルーターだけ 表 示 するなど フィルターで 絞 り 込 んで 素 早 く 状 況 を 把 握 する [ 追 加 のフィルター] hostedipaddress(ip アドレス)や syslocation( 場 所 )などを 設 定 設 置 場 所 や 組 織 の 単 位 で 監 視 条 件 を 設 定 したり 表 示 を フィルタリングしたりする 注 SQL の 演 算 子 (between in like など)を 使 って 柔 軟 な 条 件 でグループ 化 できる [ 追 加 のノード] ホスト 名 を 直 接 設 定 特 に 重 要 なノードなどを 個 別 に 設 定 する 条 件 指 定 が 難 しいノードを 設 定 する ノードグループの 階 層 化 設 定 するタブ 設 定 内 容 運 用 での 活 用 例 [ 子 ノード グループ] 子 ノード グループの 名 前 を 階 層 順 に 設 定 職 場 や 地 域 ごとにノードグループを 階 層 化 する 操 作 手 順 ~ノードグループを 設 定 する~ ノードグループを 作 成 します ワークスペースの[ 設 定 ] - [ノード グループ]をクリッ クします [ノード グループ - ノード グループ] 画 面 が 表 示 されます [ ]( 新 規 作 成 )をクリックします [ノード グループ] 画 面 が 表 示 されます 3 ノードグループの[ 名 前 ]を 設 定 します ( 例 ) 名 前 : システム 部 [ビューフィルターリストに 追 加 ]をチェックすると [ノー ド] 画 面 や[インシデント] 画 面 の[ノードグループのフィル ターの 設 定 ] 欄 に 作 成 するノードグループの 名 前 が 表 示 されます 3 40

.5 ノードグループの 設 定 ノードグループの 対 象 としたいノードを 設 定 します 4 [ 追 加 のフィルター]タブで ノードグループに 追 加 するノ ードの 条 件 を 指 定 します 5 4 [ 属 性 ][ 演 算 子 ]を 選 択 して[ 値 ]を 入 力 し [ 追 加 ]をクリックし ます ( 例 ) 属 性 : hostedipaddress 演 算 子 : between 値 : 0.08.0. ~ 0.08.0.54 4 指 定 した 条 件 式 が [フィルター 文 字 列 ]に 追 加 されたことを 確 認 します 条 件 式 を 削 除 したい 場 合 は 条 件 式 をクリックして 青 色 の 選 択 状 態 にしたあと [ 削 除 ]をクリックします 5 [ 保 存 して 閉 じる]をクリックします [ノード グループ] 画 面 が 閉 じ ノードグループが 作 成 されま す 作 成 したノードグループを 確 認 します 6 ノードグループのメンバーを 表 示 します [ノード グループ - ノード グループ] 画 面 で 目 的 6 のノードグループをチェック( )して [アクション] - メンバーの 表 示 をクリックします 6 [ノード - ノード] 画 面 が 表 示 されます 7 ノードグループに 対 象 として 指 定 したノードが 含 ま れていることを 確 認 します 確 認 後 [ノード - ノード] 画 面 を 閉 じます 7 8 ノードグループのマップを 表 示 します 8 6 の 手 順 と 同 じように 目 的 のノードグループをチ ェック( )して [アクション] - [ノードグループマッ プ]を 選 択 します 8 ノードグループがマップ 形 式 で 表 示 されます これでノードグループを 設 定 する 操 作 は 完 了 です 4

.5 ノードグループの 設 定 ノードグループマップを 設 定 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [NNMi ユーザーインタフェースを 設 定 する] - [マップの 設 定 ] - [ノードグループマップの 設 定 の 定 義 ] ノードグループマップの 設 定 をすると 背 景 イメージに 任 意 の 画 像 を 指 定 できます また ワークスペースの[トポロジマッ プ]のマップ 名 一 覧 に 作 成 したノードグループマップを 表 示 することができます ノードグループ ノードグループマップを 設 定 する ノードグループを 指 定 します トポロジマップ 順 序 指 定 するとワークスペースの [トポロジマップ]のマップ 名 一 覧 に 表 示 されます 空 欄 にすると マップ 名 一 覧 に 表 示 されません 背 景 イメージ ノードグループマップの 背 景 画 像 を 指 定 します マップ 名 一 覧 重 要 なインシデントの 表 示 重 要 インシデントが 発 生 したときにアイコンを 拡 大 して 知 らせます 操 作 手 順 ~ノードグループマップを 設 定 する~ ノードグループマップを 設 定 します ワークスペースの[ 設 定 ] - [ノードグループ]をクリックし ます [ノード グループ - ノード グループ] 画 面 が 表 示 されます マップを 設 定 したいノードグループをチェック( )し て [アクション] - [ノードグループマップ]をクリックしま す [ノード グループマップ] 画 面 が 表 示 されます 3 メニューから[ファイル] - [ノードグループマップの 設 定 を 開 く]をクリックします [ノード グループマップの 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます 3 4

.5 ノードグループの 設 定 4 ノードグループマップの 設 定 を 始 めます まず [ノードグループ]を 入 力 し [ ]から[クイック 検 索 ]をクリックします [クイック 検 索 - ノード グループ] 画 面 が 表 示 されます 4 5 対 象 のノードグループを 選 択 し [ 択 )をクリックします ](この 項 目 を 選 5 6 ノードグループマップに 各 種 設 定 をします [ 背 景 イメージ]を 設 定 します [ 背 景 イメージ]タブでマップの 背 景 画 像 を 指 定 します Web ブラウザで 表 示 できる gif png jpg などが 使 えます 画 像 ファイルを NNMi サーバの 次 のフォルダに 格 納 します インストール 先 フォルダ(データ 用 )\shared\nnm\www\htdocs\images 7 6 6 [ 背 景 イメージ]には 次 のように 入 力 します ( 例 )/nnmdocs/images/ 画 像 ファイル 名 [トポロジマップ 順 序 ]を 指 定 します この 項 目 を 指 定 すると 作 成 したノードグループが [トポロ ジマップ]ワークスペースのマップ 名 一 覧 に 表 示 されます 空 欄 にすると マップ 名 一 覧 に 表 示 されません これは 次 にサインインしたときから 表 示 されます 6 [ 重 要 なインシデントの 表 示 ]を 指 定 します チェックをすると 重 要 なインシデントが 発 生 したときに マ ップ 上 のアイコンが 大 きく 表 示 され 問 題 発 生 個 所 が 見 つ けやすくなります 7 設 定 が 終 わったら[ 保 存 して 閉 じる]をクリックします 8 アイコンの 位 置 を 調 整 したあと [ 存 )をクリックします ](レイアウトの 保 8 アイコンの 位 置 が 保 存 されます これでノードグループマップを 設 定 する 操 作 は 完 了 です 43

3 章 把 握 したノードを 監 視 する 従 来 のネットワーク 管 理 運 用 方 法 を 見 直 してみませんか? NNMi でネットワーク 管 理 を かんたん 便 利 に! ネットワーク 構 成 を ビジュアルに 効 率 よく 把 握 インシデント 管 理 で 迅 速 に 障 害 を 特 定 解 決 機 能 一 覧 NNMi 導 入 までの 流 れ 4 6 8 0. NNMiのインストール. NNMiへのアクセス 解 説 NNMiコンソールの 操 作.3 通 信 の 設 定.4 ネットワークの 検 出 解 説 検 出 ~ネットワークを 検 出 する~.5 ノードグループの 設 定 6 8 4 6 34 38 解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ 3. モニタリングの 設 定 解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ 3. インシデントの 設 定 3.3 インシデントの ライフサイクル 管 理 46 50 5 56 60 4. 日 頃 の 運 用 ~ネットワークの 監 視 ~ 4. NNMiの 運 用 45 66 68

解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ NNMi は 検 出 したネットワーク 上 の 各 ノードが 正 しく 動 作 しているかを 周 期 的 に 監 視 します ここでは 何 をどのように 監 視 しているのか NNMi の 監 視 の 仕 組 みを 説 明 します NNMiでのネットワークの 監 視 NNMi は 検 出 したノードを 監 視 対 象 として SNMP と ICMP(Ping)により ノードの 状 態 を 監 視 (モニタリング)します 監 視 はデフォルトでは 5 分 周 期 で 行 い 監 視 対 象 の 状 態 を 確 認 します SNMP ICMP(Ping) NNMi SNMPトラップ 監 視 対 象 NNMi 監 視 方 法 監 視 対 象 監 視 対 象 ( 何 を 監 視 するか) NNMi は 検 出 ポーリングによって 検 出 したデバイスを 対 象 として 周 期 的 に 監 視 (モニタリング)を 行 います SNMP デバイスの 場 合 デバイスの 構 成 に 合 わせて SNMP により 情 報 を 収 集 し 監 視 を 行 います 監 視 方 法 の 詳 細 は[モニタリングの 設 定 ] 画 面 により 設 定 します ([インベントリ] 画 面 の 項 目 のうち [インタフェース] [SNMP エージェント] [カード] [ノードコンポーネント]を SNMP で 監 視 し [IP アドレス]を ICMP(Ping)で 監 視 します [ノード]は 最 も 深 刻 な 未 解 決 の 結 果 がステータスに 反 映 されます ほかの 項 目 は 構 成 を 管 理 する 情 報 やグループ 化 した 情 報 などです ) ノード SNMP エージェント ポート インタフェース IPアドレス インタフェース IPアドレス VLAN VLAN ポート カード : 監 視 項 目 ノードコンポーネント CPU メモリ バッファ 電 源 電 圧 ファン 温 度 [インベントリ] 画 面 の 項 目 NNMiによるデバイスの 認 識 ( 概 念 図 ) 46

解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ デバイスの 検 出 と 監 視 の 関 係 NNMi は 検 出 したネットワーク 上 のデバイスを 監 視 対 象 として その 状 態 を 周 期 的 に 監 視 します 検 出 と 監 視 は 連 動 してそれぞれが 適 切 な 周 期 により 行 われ デフォルトの 設 定 では 検 出 を 日 に 一 度 行 い 検 出 したデバイスを 5 分 おきに 状 態 を 監 視 します NNMi が 周 期 的 に 行 う 検 出 と 監 視 のポーリング およびポーリングに 使 う 通 信 プロトコル SNMP と ICMP(Ping) についての 関 係 をまとめると 次 のようになります 設 定 画 面 設 定 対 象 説 明 設 定 項 目 とデフォルト 値 通 信 の 設 定 SNMP と ICMP(Ping) のプロトコルについて の 動 作 検 出 の 設 定 SNMP や ICMP(Ping) を 使 って ネットワー ク 構 成 を 検 出 するとき の 動 作 SNMP や ICMP(Ping)のプロトコルにおける 通 信 ごとのタイムアウトやリトライ 数 を 設 定 し ます この 設 定 に 基 づいて 検 出 および 監 視 の 通 信 が 行 われます 検 出 は 通 常 は 構 成 が 頻 繁 に 変 わらないた め 日 単 位 で 再 検 出 する 設 定 にします 検 出 したデバイスは [ 監 視 の 設 定 ]により 周 期 的 に 状 態 を 監 視 します SNMP : 5 秒 でタイムアウト (リトライ 数 は 回 ) ICMP(Ping) : 5 秒 でタイムアウト (リトライ 数 は 回 ) 再 検 出 周 期 : 日 監 視 の 設 定 SNMP や ICMP(Ping) を 使 って ネットワー ク 状 態 を 監 視 するとき の 動 作 監 視 は 障 害 を 迅 速 に 検 出 するため 短 い 周 期 にしますが 監 視 負 荷 を 適 切 におさえる 事 も 重 要 ですので 分 単 位 でポーリングする 設 定 にし ます 障 害 ポーリング 周 期 : 5 分 ワークスペースの[ 設 定 ] 通 信 プロトコルの 設 定 [ 通 信 の 設 定 ] 画 面 ポーリングの 設 定 [ 検 出 の 設 定 ] 画 面 [モニタリングの 設 定 ] 画 面 即 時 のポーリングをするには ノードを 選 択 して メニューの[アクション]から 次 の 操 作 を 行 うことで 即 時 のポーリングが 行 われます [ステータスのポーリング]: 状 態 ポーリングを 行 います [ 設 定 のポーリング]: 検 出 ポーリングを 行 います 47

解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ モニタリングの 設 定 監 視 方 法 (どのように 監 視 するか) NNMi は 監 視 対 象 の 状 態 を SNMP 読 み 取 り 要 求 および ICMP(Ping)を 使 って 監 視 します 3 監 視 方 法 は [モニタリングの 設 定 ] 画 面 で 詳 細 を 設 定 することができます SNMP エージェント インタフェース および IP アドレス の 稼 働 状 態 を 監 視 します SNMP エージェント : SNMP で 監 視 インタフェース IPアドレス : SNMPで 監 視 : ICMP (Ping)で 監 視 カード の 状 態 を SNMP で 監 視 します ノードコンポーネント の 状 態 を SNMP で 監 視 します カードおよびノードコンポーネントは NNMi がサポートする 特 定 機 種 だけで 監 視 できます 管 理 アドレスに 分 類 した IP アドレス を ICMP(Ping)で 監 視 します 管 理 アドレスとは NNMi がそのノードの SNMP エージェントと 通 信 す る 場 合 に 使 用 する IP アドレスです IP アドレス を ICMP(Ping)で 監 視 します インタフェース の 状 態 を SNMP で 監 視 します カード の 状 態 を SNMP で 監 視 します ノードコンポーネント の 状 態 を SNMP で 監 視 します 状 態 の 監 視 を 行 う 周 期 を 指 定 します 48

解 説 モニタリング ~ネットワークを 監 視 する~ デフォルトのモニタリング 定 義 監 視 方 法 を 設 定 するには 通 常 は 監 視 対 象 を 分 類 し それぞれの 特 性 に 応 じた 監 視 方 法 を 検 討 する 必 要 があり ます しかし NNMi はここで 説 明 するように ネットワークを 監 視 するための 設 定 として 適 切 なモニタリング 定 義 が 標 準 で 提 供 されています モニタリング 定 義 とは モニタリングするときに 実 行 されるポーリングの 種 類 や 周 期 を 定 義 したものです このモニ タリング 定 義 によって NNMi では 導 入 後 すぐに 適 切 な 方 法 でネットワーク 監 視 を 始 めることができます 例 えば それぞれのノードに 応 じたモニタリングの 設 定 をする[ノードの 設 定 ]タブには 運 用 を 考 慮 し 次 のようなモニタリング 定 義 がデフォルトで 設 定 されています 3 [モニタリングの 設 定 ] 画 面 [ノードの 設 定 ]タブ ネットワーキングインフラストラクチャデバイス ネットワークの 中 核 機 器 が 対 象 となります SNMP だけでなく コンポーネント(ファン 電 源 など)も 監 視 対 象 として 設 定 されます このため コンポーネントを 監 視 することで 問 題 につながる 環 境 異 常 を 早 期 に 発 見 し 対 策 することができます 非 SNMPデバイス ネットワーク 構 成 を 検 出 したとき SNMP に 応 答 がないデバイスは 自 動 的 に 非 SNMP デバイスとして 管 理 されま す このとき ICMP(Ping)でモニタリングするように 設 定 されるため 死 活 監 視 をすることができます また SNMP での 監 視 も 試 みるよう 設 定 されているため SNMP への 応 答 ができるようになったら SNMP による 管 理 が 開 始 されます 詳 細 は ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 稼 働 状 態 を 監 視 する] マニュアル セットアップガイド - [5 章 NNMiステータスポーリング] 49

3. モニタリングの 設 定 モニタリングの 設 定 は [モニタリングの 設 定 ] 画 面 から 設 定 します NNMi は SNMP や ICMP によって 監 視 対 象 のデバイスをモニタリングします また それぞれの 監 視 対 象 の デバイスに 応 じた 複 数 の 監 視 方 法 があります モニタリング 監 視 対 象 のデバイス 監 視 方 法 SNMP ICMP(Ping) ノード SNMPエージェント I/F - I/F - I/F -3 ノード コンポー ネント SNMP で 監 視 NNMi IP- IP- IP-3 ICMP(Ping) で 監 視 状 態 ポーリング ノードコンポーネント ポーリング 監 視 対 象 の SNMP エージェントや 各 インタフェースは SNMP によって 監 視 をします 監 視 対 象 の 各 IP アドレスは ICMP(Ping)によって 監 視 をします 標 準 のモニタリング 定 義 を 参 照 する ヘルプ 管 理 者 用 ヘルプ - [ネットワークの 稼 働 状 態 を 監 視 する] - [モニタリング 動 作 の 設 定 ] マニュアル セットアップガイド - [5 章 NNMiステータスポーリング] NNMi では すぐに 監 視 を 始 められるように モニタリング 定 義 が 標 準 で 設 定 されています このため モニタリング 方 法 やポーリング 周 期 をカスタマイズしなければ 特 に 設 定 を 変 更 する 必 要 はありません ただし 監 視 の 仕 組 みを 理 解 することはネットワーク 監 視 において 大 変 重 要 です したがって 標 準 のモニタリング 定 義 を 参 照 し 監 視 方 法 を 確 認 してみましょう 操 作 手 順 ~ 標 準 のモニタリング 定 義 を 参 照 する~ ワークスペースから[ 設 定 ] - [ 監 視 の 設 定 ]を 選 択 しま す [モニタリングの 設 定 ] 画 面 が 表 示 されます 50

3. モニタリングの 設 定 [デフォルト 設 定 ]タブを 選 択 し モニタリングのデフォル トの 設 定 を 参 照 します 何 を 監 視 する 設 定 になっているか 監 視 間 隔 は 何 分 か 確 認 しましょう 各 項 目 の 意 味 については 3 章 の 解 説 モニタリング ~ネッ トワークを 監 視 する~ を 参 照 してください 3 ノードおよびインタフェースのモニタリングの 定 義 を 参 照 します [ノードの 設 定 ]に 定 義 されているモニタリング 定 義 は 次 のとお りです ルーター ネットワーキングインフラストラクチャデバイス Microsoft Windows システム 非 SNMPデバイス 3 [ノードの 設 定 ]タブを 選 択 し 各 項 目 の[ ]( 開 く)を クリックします それぞれのモニタリングの 定 義 が 表 示 されます ノードの 種 類 ごとに 適 切 なモニタリング 方 法 が 定 義 されていま す 監 視 対 象 の 違 いや 監 視 間 隔 など それぞれの 違 いを 比 較 しながら 見 てみましょう これで 標 準 のモニタリング 定 義 を 参 照 する 操 作 は 完 了 です 5

解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ NNMi は ネットワーク 構 成 を 検 出 してモニタリングし 検 知 した 問 題 を 管 理 します ここでは NNMi のインシデント 管 理 の 仕 組 みについて 説 明 します インシデントとは インシデントとは ネットワークに 関 連 して 管 理 者 に 通 知 する 必 要 がある 重 要 性 の 高 い 情 報 です NNMi はネットワ ークを 監 視 発 生 した 事 象 (イベント)を 検 知 し 根 本 原 因 解 析 の 機 能 によって 解 析 することで 管 理 者 が 把 握 する 必 要 がある インシデント に 絞 って 通 知 します インシデントは SNMP や ICMP(Ping)によるネットワークの 監 視 や SNMP トラップによる 問 題 通 知 の 情 報 をもとに 根 本 原 因 解 析 をした 結 果 通 知 されます SNMP [ 管 理 イベント] インシデント ICMP(Ping) [SNMPトラップ] インシデント NNMi SNMPトラップ 監 視 対 象 このネットワークの 監 視 に 対 応 したインシデント 定 義 として 標 準 で 次 の 設 定 が 提 供 されています 標 準 のインシデント 定 義 説 明 [ 管 理 イベント]インシデント NNMi がネットワークを 継 続 的 に 監 視 することで 検 出 した 問 題 を 解 析 し 根 本 原 因 をインシデントとして 通 知 します [SNMP トラップ]インシデント 監 視 対 象 から SNMP トラップによる 問 題 発 生 の 通 知 を 受 け 取 ると インシデントとし て 通 知 します インシデント 定 義 は 標 準 で 提 供 されているので すぐに 活 用 できます NNMi は [ 管 理 イベント]や[SNMP トラップ]を 合 わせて 標 準 で 約 40 種 類 インシデント 定 義 が 設 定 されています これら はさまざまな 事 象 に 対 応 しているため そのまま 運 用 で 使 え ます これらのインシデントのうち ノードの 種 類 や 発 生 した 事 象 に 基 づいて 検 知 した 問 題 を 適 切 にインシデントとして 管 理 者 へ 通 知 します [インシデントの 設 定 ] 画 面 ノードダウンのインシデント 例 えば ノードダウンが 発 生 したときに 発 生 するインシデント として 次 の 内 容 が 設 定 されています これらのうち 根 本 原 因 解 析 の 機 能 が 状 況 を 解 析 して 適 切 なインシデントを 通 知 します NodeDown (ノード 停 止 中 ) NodeOrConnectionDown (ノードまたは 接 続 が 停 止 中 ) NonSNMPNodeUnresponsive ( 非 SNMP ノードが 応 答 なし) 機 器 独 自 のSNMPトラップ 定 義 ネットワーク 機 器 などが 障 害 発 生 を SNMP トラップで 通 知 するために SNMP トラップの 定 義 を 拡 張 MIB ファイルとし て 提 供 している 場 合 があります 3. インシデントの 設 定 の 設 定 手 順 を 参 照 して NNMi に 拡 張 MIB ファイルをロードして 運 用 しましょう 5

解 説 インシデント ~ 重 要 な 事 象 に 絞 って 通 知 する~ インシデントの 内 容 インシデントには 根 本 原 因 として 通 知 された 事 象 および 対 応 状 況 がわかるよう 情 報 が 記 録 されています 次 に 示 す[インシデント] 画 面 は ネットワーク 機 器 がノードダウンして 停 止 したときに 発 生 したインシデントの 例 です こ のように 根 本 原 因 解 析 機 能 によって 根 本 原 因 の 事 象 だけがインシデントとして 通 知 されます 通 知 された 事 象 [インシデント] 画 面 メッセージ 名 前 どのような 事 象 が 起 きて いるかを 確 認 します 重 大 度 優 先 度 重 大 度 の 確 認 解 決 の 優 先 度 の 設 定 をします カスタム 属 性 ソースノード どこで 発 生 したかを 確 認 します いつ 発 生 したか いつ 発 生 し いつ 解 決 し たかを 確 認 します SNMPトラップインシデントの 場 合 は [カスタム 属 性 ]タブで 通 知 された 事 象 の 詳 細 情 報 を 確 認 してください 割 り 当 て 先 対 応 者 を 設 定 します ライフサイクル 状 態 対 応 状 況 を 確 認 設 定 します 注 対 応 時 のメモ を 入 力 します 根 本 原 因 解 析 対 応 状 況 ネットワーク 機 器 (ルーター)の 監 視 を 例 にして 根 本 原 因 解 析 の 動 きを 見 てみましょう 監 視 中 に 障 害 イベント が 大 量 に 発 生 3 NNMi インシデント SNMP (インタフェースの 監 視 ) ICMP(Ping) (IPアドレスの 監 視 ) NodeDown ルーター Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down Down 図 ルーターを 監 視 している 場 合 は インタフェースを SNMP IP アドレスを ICMP(Ping)でポーリングして 監 視 します 図 このルーターでノードダウンが 発 生 すると ルーターが 持 つ 多 数 のインタフェースや IP アドレスが 無 応 答 となりま す このため インタフェース 障 害 や IP アドレスの 無 応 答 など による 障 害 イベントが 大 量 に 発 生 します 図 3 この 状 況 を NNMi の 根 本 原 因 解 析 機 能 は 次 のように 判 断 します IP アドレスの 無 応 答 は インタフェース 障 害 によって 発 生 した と 判 断 し インシデントを 抑 止 する 近 隣 ノードでの 通 信 断 の 状 況 をもとに ルーターにノードダウ ンが 発 生 したと 判 断 する インタフェース 障 害 はその 影 響 と 判 断 し ルーターで 発 生 した ノードダウンと 関 連 づける 根 本 原 因 を 解 析 インシデントとして 通 知 Down Down Down Down Down Down Down Down これらによって 根 本 原 因 のインシデントとしてノードダウ ンが 通 知 されます 53