SASプログラム 情 報 管 理 ツール SPITS R4.0 What s SPITS?
SASプログラム 情 報 管 理 ツール SPITS R4.0は ユーザが 作 成 した 任 意 のSASプログ ラムを 登 録 して そのバージョン 管 理 や 実 履 歴 の 管 理 等 をSAS 9.3のディスプレイマネージャ 上 で うためのツールです 1. 主 な 機 能 1)プロジェクト スタディ 登 録 SPITSでは プロジェクト 毎 スタディ 毎 にSASプログラムの 管 理 を います そのために まず プロジェクトおよびスタディを 登 録 します なお 各 プロジェクトあるいはスタディで 汎 用 的 に 使 用 するSASプログラムの 管 理 も 可 能 です )SASプログラム 管 理 1 プログラムバージョン 管 理 作 成 したプログラムをSPITSに 登 録 し SPITSを 通 して 修 正 保 存 していくことにより そのバージョンや 修 正 日 時 修 正 者 等 が 自 動 的 にSPITSデータベースに 保 存 されていきます また 修 正 前 のプログラムもすべてデータベースに 保 存 されており いつでも 参 照 することができ ます プログラム 実 履 歴 管 理 SPITSに 登 録 したプログラムをSPITSを 通 して 実 することにより 実 されたプログラ ム アウトプット ログ および 実 日 時 実 者 等 の 情 報 が 自 動 的 に 保 存 されます さらに プ ログラム 中 で 使 用 あるいは 作 成 したSASデータセットやMicrosoft Excel HTM Lファイルへの 出 等 あらゆる 形 式 のファイルを 実 単 位 で 一 括 して 保 存 することができます 保 存 されたファイルは オリジナルのファイルが 削 除 された 後 でも 任 意 に 再 現 することができま す 3)ユーザ 管 理 SPITSでは プロジェクト 毎 スタディ 毎 にそれぞれユーザを 登 録 し 登 録 されたユーザごとに すべての 作 業 可 スタディ 登 録 プログラム 登 録 実 可 プログラム 登 録 実 可 情 報 参 照 のみ 可 の4 種 類 のいずれかの 権 限 を 付 与 することができます 4) 管 理 用 書 類 印 刷 Microsoft Excelを 使 用 して 以 下 のような 管 理 用 の 書 類 を 作 成 することができます 1 登 録 プログラムリスト プログラム 修 正 履 歴 3プログラム 実 履 歴 4 登 録 ユーザ 情 報 一 覧 1
SPITSが 管 理 するプログラムはすべてSPITSデータベースに 登 録 されていなければなりませ ん また 登 録 されたプログラムをはじめ それらを 実 することにより 成 されたログやアウトプッ ト SASデータセット その 他 の 出 ファイル 等 SPITSが 管 理 するファイルはすべてSPI TSデータベースを 構 成 するSASデータセットに 保 存 されます 以 下 に SPITSの 概 念 図 を 示 します SAS Programs SPITS R4.0 System Program Submit SAS Programs SPITS R4.0 Database Output,Log,Other Files... SAS dataset SAS dataset SAS dataset SAS dataset SAS 9.3 SPITSの 概 念 図
. 一 般 的 な 作 業 手 順 SPITSは 必 要 に 応 じて 様 々な 使 い 方 ができますが 以 下 に その 一 例 を 示 します ログイン あらかじめ 登 録 されたユーザしか 使 用 することができません メインメニュー プロジェクト/スタディ 選 択 これから 作 業 を うプロジェクト /スタディを 選 択 します この 時 点 でそのユーザに 与 えられている 権 限 をチェックします プログラム 管 理 メイン 画 面 SASプログラムについて いた い 作 業 を 選 択 します 3
プログラム 登 録 SPITSで 管 理 したいプログラ ムを 登 録 します プログラム 修 正 SPITSを 通 して 登 録 されたプ ログラムを 修 正 保 存 すると バ ージョン 修 正 日 時 修 正 者 が 自 動 的 に 記 録 され さらに 修 正 理 由 や 修 正 個 所 等 のコメント 等 も 記 述 保 存 することができます プログラム 修 正 履 歴 参 照 プログラムの 修 正 履 歴 を 参 照 する ことができます すべてのバージ ョンが 保 存 されており いつでも 再 現 することができます プログラム 実 1 登 録 されたプログラムを 実 しま す 実 日 時 実 者 が 自 動 的 に 記 録 されます 4
プログラム 実 プログラム 実 後 実 したプロ グラム アウトプット(HTML/ リスト 出 ) ログが 保 存 され さらに プログラム 中 で 使 用 し たデータセットや 作 成 されたデー タセット MS-Excelへの 出 結 果 等 任 意 のファイルを 一 括 して 登 録 保 存 することができ ます プログラム 実 履 歴 参 照 SAS ログ 再 現 EXCEL 再 現 プログラム 実 の 履 歴 を 参 照 する ことができます 保 存 されている プログラム ログ アウトプット (HTML/リスト 出 )およびそ の 他 のファイルはすべて 再 現 する ことができます SAS ログ 再 現 画 面 EXCEL 再 現 画 面 上 記 の 例 以 外 にも SASデータセットはもちろん Microsoft WordやMicrosof t Excelのファイル PDFファイル 等 Windowsで 扱 えるファイルであればどのようなフ ァイルでも 保 存 再 現 することができます したがって 例 えば MS-Wordで 作 成 したプログラ ム 仕 様 書 とSASプログラム SAS 出 およびSASログ 等 の 関 連 するファイルをまとめて 保 存 して おくといった 使 い 方 が 可 能 です 5
保 存 ファイルの 一 括 再 現 保 存 されているファイルをすべ て もしくは 選 択 的 に 指 定 した ディレクトリに 一 括 で 再 現 するこ とができます プログラム 修 正 履 歴 指 定 したフォルダ 直 下 に Sppss というフォルダが 作 成 されます(pp:プロジェクト 番 号 ss:スタディ 番 号 ) さ ら に こ の 配 下 に プ ロ グ ラ ム ご と の フ ォ ル ダ PgmX 実 ごとのフォルダ SbmtY 保 存 ファ イルごとのフォルダ FileZ が 作 成 されます(X:プロ グラム 番 号 Y: 実 番 号 Z: 保 存 ファイル 番 号 ) 実 際 に 保 存 されているファイルは この FileZ に 再 現 さ れています また SbmtY にはその 実 で 使 用 され た 版 のプログラムが 再 現 されています さらに PgmX および SbmtY には 実 の 履 歴 が 記 述 されたテキストファイル SpitsInfo.txt が そ れぞれ 作 成 されます また フォルダ 構 成 と 共 に 保 存 再 現 することもできま す 1 6
3 4 5 3 4 1 選 択 されている 版 の 修 正 時 に 使 用 されたファイル 名 (または 方 法 )が 表 示 されています 選 択 されているプログラムの 修 正 内 容 理 由 等 の 修 正 ができます 3 選 択 されているプログラムの 修 正 履 歴 の 一 覧 表 が 作 成 できます 4 ファイルを 追 加 で 保 存 したり 保 存 されているファイルの 説 明 がいるプログラムのすべての 版 を 指 定 したフォル ダに 一 括 して 再 現 します 5 選 択 されているプログラムの 内 容 が 表 示 されます 表 示 画 面 からプログラムエディタに 読 み 込 むこともできます プログラム 実 履 歴 1 3 4 1 その 実 時 に 使 用 されたプログラムを 再 現 して 表 示 します 5 6 その 実 時 に 使 用 されたプログラムを 再 現 して 表 示 します 3 ファイルを 追 加 で 保 存 したり 保 存 されているファイルの 説 明 が 修 正 できます 4 プログラム アウト プット ログを 一 括 して 再 現 します 5 実 履 歴 の 一 覧 表 を 作 成 できます 6 選 択 されているプログラムのすべての 実 の 保 存 ファイルを 指 定 したフォルダに 一 括 して 再 現 します 7
なぜ どんなファイルでもSASデータセットに 保 存 できるの? 前 述 のように SPITSデータベースは 複 数 のSASデータセットで 構 成 されており Windo wsで 扱 えるファイルであれば どんなファイルでも 保 存 することができます SASデータセットというと オブザベーション 単 位 で 測 定 値 等 の 数 値 や 疾 患 名 等 の 字 列 とい った いわゆるデータが1つ1つの 変 数 に 入 っているSASシステム 専 用 のファイル といったイメー ジを 持 たれている 方 が 多 いのではないでしょうか もちろん SASデータセットはSASシステム 専 用 のファイルであることはまちがいありませんが 他 のアプリケーションで 使 われているファイルと 比 較 して それほど 特 別 なものというわけではありません オブザベーションも 一 般 的 なレコードと 考 え ることができますし 変 数 に 入 れることができるデータも コンピュータで 扱 えるデータであれば 何 で も 良 いのです したがって SPITSで っている 様 々な 種 類 のファイルのSASデータセットへの 保 存 も 決 して 特 別 な 仕 掛 け によって 実 現 されているわけではありません あくまでも SASシステムの 標 準 的 な 仕 様 で 可 能 な 技 術 しか 使 用 していません もちろん SASのデータセットだからといって 通 常 のデータステップのプログラム 等 で 変 更 や 削 除 ができるわけではありません SPITSデータ ベー スのすべてのデータセットにはSPITS 固 有 のパスワードが 設 定 されており 修 正 や 削 除 が えない ようになっています すなわち SPITSデータベースを 構 成 しているSASデータセットのファイルそのものがこわれ ない 限 り データは 安 全 に 保 存 されており いつでも 再 現 して 使 用 することができるのです 4.SPITS Viewer SPITSに 添 付 されている SPITS Viewer を 使 用 することにより SPITSがイン ストールされていなくてもSASシステムが 使 用 できる 環 境 であれば SPITSで 管 理 されているプ ログラムの 修 正 履 歴 や 実 履 歴 等 を 参 照 し 保 存 されているファイルを 再 現 することができます * SPITS Viewer はSPITSデータベースと 共 に 無 償 で 自 由 に 再 配 布 することができます プログラムの 修 正 履 歴 が 参 照 できます この 先 の 使 用 方 法 は SPITS と 同 様 です 1 1 その 実 時 に 使 用 されたプログラムを 再 現 して 表 示 します その 実 時 に 使 用 されたプログラムを 再 プログラムの 実 行 履 歴 が 参 照 できます この 現 先 して の 使 表 用 示 方 します 法 は SPITS と 同 様 です ファイルを 追 加 で 保 存 したり 保 存 されているフ ァイルの 説 明 が 登 録 されているプログラムの 説 明 内 容 ファイル 名 を 検 索 することができます 8 保 存 ファイルを 一 括 再 現 する ことができます この 先 の 使 用 方 法 は SPITS と 同 様 です
5. 稼 動 環 境 等 必 要 な 稼 動 環 境 は 以 下 の 通 りです Windows7 で SAS9.3(TS1M 以 降 3 ビット 版 または 64 ビット 版 ) および MS-Excel010 (3 ビット 版 のみ)を 同 時 に 起 動 して 正 常 に 使 用 できる 環 境 ネットワーク 環 境 で 使 用 する 場 合 には 各 クライアントに SAS システムが 必 要 になります *サーバ 版 SAS でご 使 用 になる 場 合 は 事 前 にご 相 談 下 さい スタンドアロン クライアント サーバ 環 境 のいずれでも 使 用 できます クライアント サーバ 環 境 で デ ータをサーバに 保 存 すれば 情 報 を 共 有 することができます SPITS R4.0 Database SPITS R4.0 System Program SAS.9.3 Microsoft Excel SPITSのインストール 例 * 記 載 されている 商 品 名 は お 問 合 せは... 電 助 システムズ 株 式 会 社 103-008 東 京 都 中 央 区 八 重 洲 1--16 TG ビルディング 本 館 7F TEL:03-6860-5901( 代 ) FAX:03-6860-5903 e-mail:info@densuke.jp http://www.densuke.jp 9