Acronis Backup & Recovery 11.5 Tandberg RDX QuikStor 簡 単 お 手 軽 サーバーバックアップ 設 定 ガイド アクロニス ジャパン 株 式 会 社 /タンベルグデータ 株 式 会 社
目 次 1 初 めに... 1 製 品 概 要... 1 rdx QuikStor... 1 Acronis Backup and Recovery11.5 Server for Windows/Linux... 1 検 証 構 成... 1 2 rdx と ABR11.5 の 基 本 動 作 について... 2 ABR11.5 と rdx で 実 現 できること... 2 3 RDX カートリッジのフォーマット... 3 fdisk によるパーティションの 変 更... 3 ファイルシステムと 使 用... 6 4 バックアップ 設 定 例... 7 リストア 手 順... 15 ファイル/フォルダ 単 位 のリストア 手 順... 15 イメージリストア 手 順... 21 付 録 )ABR11.5 と RDX を 使 用 した 場 合 の 動 作 について... 28 バックアップの 保 存 先 :リムーバブルメディア/ 固 定 ドライブについて... 28 保 持 ルールについて... 29 バックアップ 先 / 格 納 域 について... 30
1 初 めに 本 書 ではタンベルグデータ rdxquikstor( 以 下 rdx)ドライブと Acronis Backup & Recovery 11.5( 以 下 ABR11.5)を 使 用 したバックアップシステムについて 基 本 的 な 設 定 や 動 作 カー トリッジローテーションに 関 する 設 定 方 法 を 記 載 いたします 製 品 概 要 rdx QuikStor rdx QuikStor は 業 界 で 広 く 使 用 されているリムーバブルカートリッジシステム rdx のドラ イブで USB 接 続 のドライブに 2.5 インチハードディスクを 内 蔵 したカートリッジ 持 ち 運 び に 便 利 なカートリッジを 使 用 してテープと 同 様 のローテションバックアップを 可 能 とする 製 品 です 現 在 160GB から 1.5TB 容 量 の HDD カートリッジ 64GB から 512G 容 量 の SSD カート リッジがあり どのカートリッジとも 互 換 性 が 有 ります Acronis Backup and Recovery11.5 Server for Windows/Linux Acronis Backup and Recovery 11.5 はシステムイメージをオンラインで 取 得 することが 可 能 なイメージバックアップと 通 常 のファイルベースバックアップが 可 能 な 製 品 です 各 サーバにインストールしてサーバ 単 体 のバックアップ リカバリを 行 う Server for Windows と Server for Linux 統 合 バックアップ リカバリ 環 境 を 提 供 する Advanced Server 仮 想 環 境 向 けの Virtual Edition 等 の 製 品 が 有 り 本 書 では 小 規 模 環 境 に 適 した 単 体 サーバ 向 けバックアップ リカバリ 製 品 Server for Windows Server for Linux を 対 象 に 記 載 させて 頂 きます 検 証 構 成 本 書 では 以 下 の 構 成 で 検 証 を 行 い 検 証 結 果 に 基 づき 設 定 等 を 記 載 しています USB USB Windows 2008 R2 Acronis Backup & Recovery 11.5 Server for Windows Redhat Enterprise Linux 6.1 Acronis Backup & Recovery 11.5 Server for Linux 1
2 rdx と ABR11.5 の 基 本 動 作 について ABR11.5 と rdx で 実 現 できること ABR11.5 と rdx を 組 み 合 わせることにより OS アプリケーション データ 等 の 領 域 を 意 識 することなく システムのイメージ 全 体 を rdx カートリッジ 全 体 に 簡 単 に 取 得 することが 出 来 ます また 可 搬 性 に 優 れた rdx を 使 用 することにより イメージバックアップを rdx に 取 得 し て 定 期 的 に 交 換 することにより 従 来 のテープを 使 用 したバックアップと 同 じような 世 代 管 理 を 実 行 することが 出 来 ます これにより バックアップ 済 みのカートリッジを 外 部 に 保 管 して 万 が 一 サーバおよびサイト が 災 害 により 失 われた 場 合 にでも 外 部 に 保 管 したカートリッジからデータおよびシステム を 復 旧 することが 出 来 ます 定 期 的 にメディアに 交 換 バックアップ し 世 代 管 理 これにより 外 部 保 管 や 遠 隔 地 災 害 対 策 環 境 へのシステム 復 元 またバックアップを 仮 想 マシ ンファイルとして 変 換 保 存 することも 可 能 なので ローカルディスクや NAS 領 域 などに 通 常 のバックアップを 行 い 週 に 一 度 のフルバックアップ 終 了 時 に 仮 想 マシンファイルを 作 成 し RDX 保 存 遠 隔 地 の 災 害 対 策 サイトに 保 存 するようなシナリオが 可 能 となります バックアップ 仮 想 マシンに 変 換 仮 想 環 境 に インポート 2
3 RDX カートリッジのフォーマット RDX カートリッジは 標 準 では NTFS フォーマットで 出 荷 されるため 多 くの Linux ディス トリビューションでは 認 識 出 来 ません Linux 版 の NTFS パッケージを 導 入 することで NTFS フォーマットのままマウントするは 出 来 ますが ABR11.5 で 使 用 する 場 合 には RDX をデバイス 名 で 指 定 することが 出 来 なくな る 等 一 部 の 動 作 に 標 準 と 異 なる 動 きが 有 る 場 合 が 御 座 います Linux から RDX を 使 用 する 場 合 は Linux 環 境 で 標 準 的 な etx3 または etx4 でのフォーマッ トを 行 って 使 用 することを 推 奨 します fdisk によるパーティションの 変 更 パーティション 操 作 を 行 うコマンド fdisk を 使 用 して NTFS パーティションを 削 除 し Linux 用 のパーティションを 作 成 します 1 fdisk コマンドを 起 動 する fdisk の 引 数 に RDX のデバイスバスこの 例 では/dev/sdb を 指 定 して 起 動 すると 以 下 のよ うな 表 示 となります # fdisk /dev/sdb 警 告 : DOS 互 換 モードは 廃 止 予 定 です このモード (コマンド 'c') を 止 めることを 強 く 推 奨 します and change display units to sectors (command 'u'). 2 u コマンドでセクタモードに 切 り 替 える DOS 互 換 の Cylinder 選 択 モードは 廃 止 の 予 定 で 後 述 する セクタ 単 位 のパーティショ ン 開 始 位 置 の 指 定 が 出 来 ないため u コマンドを 使 用 しセクタモードの 表 示 に 切 り 替 え ます コマンド (m でヘルプ): u セクタ 数 の 表 示 / 項 目 ユニットを 変 更 します 3
3 p コマンドでパーティション 状 態 をプリントする p コマンドで 現 在 のパーティション 状 態 をプリントすると 以 下 のように ID:7 HPFS/NTFS のパーティションが 1 つ 存 在 しているのが 解 ります コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/sdb: 320.1 GB, 320068739072 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 38912, 合 計 625134256 セクタ Units = セクタ 数 of 1 * 512 = 512 バイト セクタサイズ ( 論 理 / 物 理 ): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク 識 別 子 : 0x00000000 デバイス ブート 始 点 終 点 ブロック Id システム /dev/sdb1 2048 625133567 312565760 7 HPFS/NTFS 注 ) 出 荷 時 パーティション 開 始 位 置 2048 となっているカートリッジは 4KByte セクタの HDD を 使 用 していま す パーティションの 作 成 時 にはパーティション 開 始 セクタが 8 の 倍 数 となるように 設 定 してください 4 d コマンドでパーティションを 削 除 する d コマンドを 選 択 するとパーティションが 1 つしかないため 自 動 的 に 選 択 され 削 除 さ れる p コマンドで 確 認 するとパーティションは 表 示 されません コマンド (m でヘルプ): d 選 択 した 領 域 1 コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/sdb: 320.1 GB, 320068739072 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 38912, 合 計 625134256 セクタ Units = セクタ 数 of 1 * 512 = 512 バイト セクタサイズ ( 論 理 / 物 理 ): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク 識 別 子 : 0x00000000 デバイス ブート 始 点 終 点 ブロック Id システム 4
5 n コマンドでパーティションを 作 成 する n コマンドで 新 しいパーティションを 作 成 する ディスク 領 域 全 体 を 1 パーティション として Linux パーティションを 作 成 する 例 となります パーティション 作 成 後 に p でプリントすると Id:83 の Linux パーティションが 作 成 され ています コマンド (m でヘルプ): n 基 本 領 域 (プライマリパーティション)の p を 選 択 コマンドアクション e 拡 張 p 基 本 パーティション (1-4) 一 つ 目 のパーティションなので 1 を 選 択 p パーティション 番 号 (1-4): 1 例 では 2048 を 指 定 注 ) 最 初 セクタ (63-625134255, 初 期 値 63): 2048 Last セクタ, +セクタ 数 or +size{k,m,g} (2048-625134255, 初 期 値 625134255): デフォルトのままエ 初 期 値 625134255 を 使 います ター (625134255Sector) コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/sdb: 320.1 GB, 320068739072 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 38912, 合 計 625134256 セクタ Units = セクタ 数 of 1 * 512 = 512 バイト セクタサイズ ( 論 理 / 物 理 ): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク 識 別 子 : 0x00000000 デバイス ブート 始 点 終 点 ブロック Id システム /dev/sdb1 2048 625134255 312566104 83 Linux n コマンドを 入 力 注 ) 物 理 セクタが 4KByte の HDD を 使 用 したカートリッジでも 上 位 からのアクセスは 512Byte 単 位 の 論 理 セクタで 行 われるため デフォルトで 選 択 される 63 セクタ 目 でパーティションを 作 成 した 場 合 パー ティション 開 始 位 置 が 4KB の 物 理 セクタを 跨 いでしまいパフォーマンスの 低 下 がみられます 上 記 例 の 2048 等 物 理 セクタ 4Kbyte にアラインした 値 (8 で 割 り 切 れる 値 )を 指 定 する 事 を 推 奨 します 6 w コマンドでパーティションを 書 き 込 む 最 後 に w コマンド 変 更 したパーティション 情 報 をディスクに 書 き 込 み fdisk ユーティリ ティーを 終 了 します コマンド (m でヘルプ): w パーティションテーブルは 変 更 されました! ioctl() を 呼 び 出 してパーティションテーブルを 再 読 込 みします ディスクを 同 期 しています 5
ファイルシステムと 使 用 ext2/ext3/ext4 ファイルシステムを 作 成 するコマンド mke2fs を 実 行 し RDX 上 にファイル システムを 作 成 する この 例 では -j, -T Largefile4 のパラメータを 指 定 しています # mke2fs -j -T largefile4 /dev/sdb1 mke2fs 1.41.12 (17-May-2010) Filesystem label= OS type: Linux Block size=4096 (log=2) Fragment size=4096 (log=2) Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks 76320 inodes, 78141526 blocks 3907076 blocks (5.00%) reserved for the super user First data block=0 Maximum filesystem blocks=4294967296 2385 block groups 32768 blocks per group, 32768 fragments per group 32 inodes per group Superblock backups stored on blocks: 32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208, 4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616 Writing inode tables: done Creating journal (32768 blocks): done Writing superblocks and filesystem accounting information: done This filesystem will be automatically checked every 25 mounts or 180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override. mount コマンドによりマウントを 行 うと 通 常 のディスクと 同 様 に 使 用 することが 出 来 ます 以 下 の 例 では/mnt/tmp へマウントを 行 っています # mount /dev/sdb1 /mnt/tmp # df -k /mnt/tmp Filesystem 1K-ブロック 使 用 使 用 可 使 用 % マウント 位 置 /dev/sdb1 312526664 195548 296702812 1% /mnt/tmp # ls -l /mnt/tmp 合 計 16 drwx------. 2 root root 16384 7 月 5 20:39 2012 lost+found 以 後 は eject コマンドにより CD-ROM 等 と 同 様 に 取 り 出 すことが 出 来 ます # eject /dev/sdb 6
4 バックアップ 設 定 例 この 例 では 以 下 のように 毎 日 カートリッジの 交 換 を 行 い カートリッジ 上 にフルバックアッ プ 1 世 代 を 保 存 し 2 世 代 目 のバックアップを 取 得 後 にバックアップファイルの 削 除 を 行 う 運 用 のスケジュールを 例 に 設 定 方 法 を 紹 介 します フル フル 1 世 代 目 フル フル 2 世 代 目 毎 日 メディアを 交 換 バックアップ 終 了 後 に 前 回 の 完 全 バックアップを 削 除 1 バックアップ 計 画 の 作 成 バックアプを 計 画 の 作 成 を 選 択 する 2 バックアップする 項 目 を 選 択 バックアップの 対 象 バックアップする 項 目 に C:ドライブ 等 のシステムドライブを 選 択 します バックアップする 項 目 をクリックして 選 択 を 変 更 する 初 期 の 状 態 では RDX を 含 むすべてのディス クが 選 択 されている 7
Windows 版 表 示 例 ) ( 内 蔵 ディスクに C: F:ドライブとシステムで 予 約 済 みの 3 つのパーティションが 有 ります ) ディスク 2 等 の RDX が 認 識 されているディスクの 選 択 を 解 除 する 8
Linux 版 表 示 例 ) システムドライブに sda1 sda2 sda3 の 三 つのパーティションが 有 ります システムディスクのみ がバックアップ 対 象 と して 選 択 された 状 態 3 バックアップの 保 存 先 を 選 択 初 期 状 態 では 以 下 のように 何 も 選 択 されていないのでバックアップの 保 存 先 を 指 定 します ロケーションをクリック してバックアップの 保 存 先 を 指 定 します 9
Windows 版 表 示 例 ) RDX が 認 識 されているドライブ( 以 下 の 例 では H:ドライブ)を 指 定 し 名 前 に 適 切 なアー カイブ 名 ( 以 下 の 例 では Arch(1))を 指 定 します 10
Linux 版 表 示 例 ) RDX が 認 識 されているドライブ( 以 下 の 例 では sdb:/)を 指 定 し 名 前 に 適 切 なアーカイブ 名 ( 以 下 の 例 では Arch(1))を 指 定 します 以 下 の リムーバブルデバイスを 使 用 するモードを 選 択 します: に 固 定 ドライブ を 選 択 します 11
4 バックアップ 方 法 の 選 択 バックアップスキーム に カスタム を 選 択 します 以 下 のような 表 示 となるので 完 全 バックアップ: の スケジュールの 追 加 を 選 択 する 12
以 下 の スケジュール ウィンドウが 表 示 されるので 希 望 のスケジュールに 合 わせた 設 定 を 行 ってください 以 下 の 例 では 毎 週 月 曜 日 から 金 曜 日 の 23 時 にバックアップを 実 行 する 設 定 となります タスクの 表 示 : 週 単 位 スケジュール 間 隔 :1 週 ごと 平 日 タスクの 実 行 間 隔 : 次 の 時 間 に 1 回 のみ:23:0:0 秒 有 効 期 間 : 指 定 なし 13
アーカイブのクリーンアップ から 保 持 ルールの 使 用 を 選 択 します 以 下 の 保 持 ルール ウィンドウが 表 示 されるので アーカイブ 内 のバックアップの 数 が 次 の 数 を 超 える を 選 択 し 1 を 選 択 します 5 バックアップ 計 画 の 作 成 完 了 計 画 名 に 適 当 なバックアッププランの 名 前 を 入 れて OK をクリックするとバックア ップ 計 画 の 作 成 が 終 了 します 14
リストア 手 順 ABR11.5 ではイメージバックアップからファイル 単 位 のリストア イメージリストアの 両 方 に 対 応 しています それぞれのリストア 手 順 について 説 明 します ファイル/フォルダ 単 位 のリストア 手 順 ABR11.5 の 管 理 コンソールからファイル/フォルダ 単 位 のリストア( 復 元 )を 行 う 手 順 を 以 下 に 記 載 します 1 復 元 の 開 始 ABR11.5 管 理 コンソールから 復 元 をクリックします 2 復 元 元 の 船 体 復 元 元 データの 選 択 をクリックします 15
復 元 するデータの 選 択 画 面 が 表 示 されるので 参 照 をクリックします 以 下 のウィンドウが 表 示 されるのでバックアップの 保 存 された RDX ドライブ( 以 下 の 例 では H:)を 選 択 します 16
以 下 のような 画 面 が 表 示 されるので バックアップ 内 容 の 部 分 に ファイル を 選 択 する 17
バックアップ 内 容 以 下 に バックアップ 内 のフォルダ/ファイルが 参 照 できるように なるのでのリストアしたいファイルを 選 択 する 18
3 復 元 の 実 行 以 下 のように データの 選 択 の 横 に 選 択 されたデータの 情 報 が 表 示 されます 復 元 先 やスケジュール 等 に 特 に 指 定 が 無 ければそのまま OK をクリックするとリストアを 開 始 します 復 元 がスタートすると 以 下 のウィンドウが 表 示 されます 19
復 元 が 終 了 すると 以 下 のウィンドウが 表 示 されるので 閉 じる をクリックしてくださ い 20
イメージリストア 手 順 Acronis Bootable Media Builder で 作 成 したブートメディア CD からのイメージリストア 手 順 を 以 下 に 紹 介 します 1 ブートの 選 択 ブートメディアから 起 動 するおと 以 下 のような 画 面 が 表 示 されるので Acronis Backup & Reocvery 11.5 (32 ビット) または Acronis Backup &Recovery 11.5 (64 ビット UEFI サポート) を 選 択 します 2 復 元 タスクの 開 始 以 下 のような 画 面 が 表 示 されるので 復 元 を 選 択 します 21
3 復 元 元 データの 選 択 以 下 の 画 面 が 表 示 されるので データの 選 択 をクリックします 以 下 の 画 面 が 表 示 されるので 参 照 をクリックしてバックアップ 元 データを 選 択 しま す 22
以 下 の 画 面 が 表 示 されるのでバックアップを 取 得 した RDX ドライブを 選 択 して OK をクリックします 23
以 下 のような 画 面 が 表 示 されるので MBR/パーティション 等 に 復 元 する 領 域 にチェック を 入 れて OK をクリックします 24
4 復 元 の 開 始 以 下 のような 画 面 が 表 示 されるので 特 に 指 定 する 項 目 が 無 ければ OK をクリックし ます 25
以 下 のような 画 面 が 表 示 され 復 元 が 開 始 される 5 再 起 動 復 元 が 完 了 すると 正 常 終 了 と 表 示 されます 閉 じる をクリックして 画 面 を 閉 じ ます これで 復 元 は 完 了 です CD/DVD を 取 り 出 し アクション 終 了 をクリックし マシンを 再 起 動 してください 26
OS 起 動 後 に 以 下 の コンピュータが 予 期 せずシャットダウンされた 理 由 を 選 択 してく ださい のプロンプトが 表 示 されるが これはバックアプ 取 得 時 点 のイメージが 復 元 さ れたためです 適 当 な 理 由 を 選 択 して OK をクリックして 下 さい 27
付 録 )ABR11.5 と RDX を 使 用 した 場 合 の 動 作 について ABR11.5 から rdx ドライブはリムーバブルドライブとして 認 識 されます リムーバブルド ライブをバックアップ 先 として 設 定 する 際 には 以 下 のような 注 意 点 が 御 座 います バックアップの 保 存 先 :リムーバブルメディア/ 固 定 ドライブについて バックアップ 計 画 作 成 に 指 定 出 来 る ロケーション デバイスを 使 用 するモードはリムーバ ブルメディアまたは 固 定 ディスクが 選 択 可 能 です リムーバブルメディアを 選 択 した 場 合 ) リムーバブルメディアを 選 択 した 場 合 バックアップスキームが 後 で( 手 動 で 実 行 )またはス ケジュールに 従 うのみが 選 択 可 能 となり 保 持 ルール 等 によるクリーンアップが 動 作 しませ ん また このオプションを 選 択 するとカートリッジの 領 域 が 一 杯 になった 場 合 は 別 のメディア の 挿 入 を 求 めるメッセージが 表 示 されます 固 定 ドライブを 選 択 した 場 合 ) 28
固 定 ドライブモードを 選 択 した 場 合 バックアップスキームに"シンプル" "GFS" "カスタ ム" "ハノイの 塔 " " 手 動 による 開 始 "が 選 択 可 能 となります このうちカスタムを 選 択 するとクリーンアップの 設 定 が 可 能 となります このモードを 選 択 した 場 合 は 複 数 カートリッジに 跨 ったバックアップは 行 えません 保 持 ルールについて カスタム バックアップスキームを 選 択 する 場 合 保 持 ルールを 指 定 することが 出 来 ます 期 間 とサイズ 次 より 古 いバックアップ: 次 のサイズを 超 えるバックアップサイズ: のどちらかまたは 両 方 の 条 件 を 満 たす 場 合 アーカイブファイルのクリーンアップを 行 いま す アーカイブ 内 のバックアップの 数 が 次 の 数 を 超 える 設 定 した 条 件 を 満 たす 場 合 依 存 関 係 を 持 つバックアップの 削 除 または 移 動 依 存 関 係 にあるバックアップ( 完 全 と 増 分 等 )の 全 てが 削 除 対 象 となった 場 合 に 削 除 を 行 い ます これらのバックアップを 統 合 する 一 番 古 いバックアップに 統 合 処 理 を 行 います 29
バックアップ 先 / 格 納 域 について Linux で 使 用 する 場 合 一 部 のディストリビューションでは"udevd"により 自 動 マウントされ るマウントポイントに uuid が 使 用 され"/media/uuid"にマウントされることが 有 ります このような 場 合 はバックアップ 先 ( 格 納 領 域 )マウントポイントを 指 定 する 場 合 RDX カート リッジの 交 換 を 行 うとマウントポイントが 変 わってしまいます ABR11.5 ではバックアッ プ 先 ( 格 納 領 域 )に USB 接 続 の RDX ドライブをディスクデバイスとして 選 択 可 能 です バックアップ( 格 納 領 域 )に"sdb:/" 等 のデバイス 名 を 指 定 することでこの 問 題 を 回 避 すること が 出 来 ます 30