PoINT Storage ManagerのWindows Failover Clusterでの動作設定



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Transcription:

PoINT Storage Manager の Windows Failover Cluster での 動 作 設 定 (2016/5/6) 有 限 会 社 オプティカルエキスパート PoINT Storage Manager には Windows Failover Cluster での 稼 動 を 前 提 とした Cluster Option のライセンスがあり ます これは ハードウェアとソフトウェアをクラスター 構 成 で 稼 動 させ 冗 長 性 を 向 上 させます クラスター 構 成 で 一 般 的 なロードバランス 機 能 はサポートしていません このレポートでは Failover cluster への PoINT Storage Manager のインストールと Windows Failover Cluster Manager での 動 作 設 定 を 紹 介 します 使 用 した OS は Windows2012 R2 で 2 台 のクラスターは Xeon X5560 のシングル CPU でメモリーが 6GB の Dell と SuperMicro の 1U サーバーを 使 用 しています 2 台 のノードの 共 有 ストレージとしては Windows2012 R2 で iscsi ターゲットを 使 用 しました クラスター 構 成 での 制 限 事 項 としては 以 下 の 通 りです PoINT Storage Manager が 稼 動 するクラスターでは TAFS クライアントがインストール 出 来 ない これは TAFS クライアントは ファイルシステムに 対 するフィルタードライバーのとして 動 作 するので ストレージを 共 有 するクラスター 構 成 では ファイルタードライバーが 重 複 するためです TAFS エージェント 自 体 はクラスター 構 成 で も 稼 動 出 来 ます 使 用 出 来 る Performance Tier には 制 限 がありませんが Archive Tier に CIFS 共 有 を 提 供 する VFS( 仮 想 FS)は Windows2012/2012 R2 ではサポートされていません Archive Device としては ファイバーチャネルと iscsi 接 続 のテ ープライブラリーと NAS AWS S3 等 の Object Storage が 使 用 出 来 ます テープライブラリーと NAS は クラスターの リソースとして 設 定 する 必 要 があります このレポートでは S3 互 換 の Cloudian HyperStore を Archive Device として 使 用 しています Windows Failover Cluster での PoINT Storage Manager の 動 作 最 初 に インストールと Cluster の 役 割 設 定 が 完 了 した 動 作 状 況 を 紹 介 します 以 下 のスクリーンショットが Failover Cluster Manager での 設 定 完 了 後 の 動 作 状 況 です PoINT Storage Manager は 同 じ 名 前 のサービスとそれに 依 存 した PoINT Storage Agent というサービスで 稼 動 しているのでそれらをクラスターで 保 護 する 役 割 (role)が 設 定 され PSM_service という 仮 想 マシンで 稼 動 していています ノード 間 の 共 用 ストレージが Cluster Disk1 で ここには PoINT Storage Manager の 内 部 データベース 各 種 のログ 等 が 含 まれます

PoINT Storage Manager の 管 理 用 GUI は 2 つのサービスが 稼 動 している 仮 想 マシンの PSM_service を 指 定 して 実 行 します 以 下 は 設 定 が 完 了 した 時 点 のスクリーンショットです Archive Device として AWS S3 互 換 の Cloudian HyperStore を 指 定 します 以 下 は Device 設 定 の 画 面 で OK をク リックすると 既 にアーカイブされているデータの 読 み 取 りを 行 います

さらに アーカイブされているデータに 含 まれるファイルのメタデータ 等 を 読 み 込 むために アーカイブのインポートを 実 行 します 以 下 がインポート 完 了 後 のログを 表 示 したところです

Failover Cluster の 構 成 ノードの 共 用 ストレージの 構 成 は 以 下 のスクリーンショットの 通 りです Disk2 は クラスターに 必 要 な Quoram に 設 定 されています このレポートには Failover Cluster 自 体 のインストール や 動 作 設 定 に 関 しての 紹 介 や 説 明 は 含 まれていません ここでの 注 意 点 としては Disk1 が NTFS であることです クラスター 環 境 で 共 用 ストレージとなると NTFS の 上 位 で 稼 動 する CSVFS になりそうで 実 際 2 台 のノード 共 この Disk1 にドライブレターを 割 り 当 てると CSVFS と 表 示 されま す NTFS とするための 必 要 な 設 定 としては メインのノード( 上 のスクリーンショットでは Owner Node と 表 示 )だけで ドライブレターを 割 り 当 てることです PoINT Storage Manager のインストール インストールで 大 事 なことは TAFS エージェントをインストールしないことです

メインのノードにインストールする 際 に 暗 号 Key をエクスポートし サブのノードで 暗 号 Key をインポートする 必 要 が あります インストールは 通 常 と 全 く 同 じで デフォルトのインストールディレクトリーを 使 用 します 共 有 ストレージへのデータベースや 設 定 ファイルの 移 行 メインのノードで 管 理 GUI を 実 行 し Recovery のタブから Clustering のページを 開 きます このページは ライセンス のオプションで Cluster が 有 効 な 場 合 のみ 表 示 されます 画 面 中 央 の Configure shared hard disk をクリックし クラ スターの 共 用 ストレージに 新 たにフォルダーを 作 成 し それを 指 定 します この 際 に 共 用 ストレージがメインのノード が Owner になっていることを 確 認 して 下 さい Clustering のページは 一 旦 実 行 されると 表 示 されません フォルダーを 指 定 し Next をクリックするとデータの 移 行 が 実 行 されます

Windows Failover Cluster Manager での role 設 定 次 に High Availability Wizard で 役 割 (roles)の 設 定 を 行 いますが 事 前 に 以 下 の 内 容 を 実 行 しておきます 各 ノードで 管 理 GUI から PoINT Storage Manager と Storage Agent を 停 止 しておく Failover Cluster Wizard で 以 下 のようにサブノードの Cluster サービスを 停 止 しておく Cluster サービスを 停 止 すると 以 下 のように status が Down になります

次 に 画 面 左 側 でクラスターを 選 択 し Configure role を 実 行 すると High Availability Wizard が 開 始 されます これ 以 降 の 設 定 は Wizard で 表 示 される 画 面 に 従 って 実 行 します 最 初 に Generic Service を 指 定 します 表 示 されたサービスの 一 覧 から PoINT Storage Manager を 選 択 します 設 定 している role 名 を 入 力 します 設 定 する role は 仮 想 サーバーとして 動 作 するので そのサーバー 名 となります 入 力 後 は このサーバーが ActiveDirectory に 自 動 的 に Computer として 登 録 されます

さらに この role で 使 用 する 共 有 ストレージを 指 定 します ここでは PoINT Storage Manager の Cluster Option でデ ータが 移 行 済 みの Disk(ノード 間 の 共 用 Disk)を 指 定 します クラスターに 属 するノード 間 でレプリケートされるレジストリを 指 定 します

これで 一 通 りの 設 定 が 完 了 し 確 認 画 面 が 表 示 されます Next をクリックします Wizard での 設 定 が 完 了 しました 次 に PoINT Storage Manager のサービスに 依 存 して 稼 動 する PoINT Storage Agent を 設 定 した role に 追 加 します 以 下 のスクリーンショットのように Add Resource から Generic Service を 指 定 します

表 示 されたサービスの 一 覧 から PoINT Storage Agent を 選 択 します Failover Cluster Manager の 下 側 画 面 でサービスを 一 旦 停 止 します Status が Offline になります

Status が offline になったら 以 下 のように PoINT Storage Manager の Properties を 選 択 します 表 示 された 画 面 で Use Network Name のチェックを 外 してから Dependencies のページを 表 示 します ここでは リ ソースとしてノード 間 の 共 用 Disk を 指 定 します ファイバーチャネルや iscsi で 接 続 されている LTO ライブラリー 等 を 使 用 する 場 合 には ここでリソースとして 指 定 します

リソース 指 定 後 は Apply ボタンをクリックし 最 初 の General のページに 戻 って Use Network Name..をクリックして 有 効 にしておきます 同 様 の 手 順 で PoINT Storage Agent の Properties を 表 示 し リソースとして 以 下 のように PoINT Storage Manager を 指 定 します 指 定 後 は Apply ボタンをクリックし General のページに 戻 り Use Network Name..を 選 択 しておきま す

これで 必 要 な 設 定 が 完 了 したので Offline から Online にします 以 下 の 画 面 が 設 定 が 完 了 したものです R6102012E がメインのノードです

最 後 に Role 設 定 の 開 始 時 に Cluster Service を 停 止 したサブノードで Cluster Service を 開 始 し 設 定 された 内 容 を サブノードの X8DTU2012E に 反 映 します 両 方 のノードのステータスが Up になったら テストとして PSM_service をサブノードで 稼 動 するように 切 換 を 行 います Move から Select Node を 実 行 します 表 示 された 画 面 で サブノード(この 実 行 例 では X8DTU2012E)を 選 択 します すると 画 面 下 のサービスのステータスが offline になります

最 終 的 には X8DTU2012E のサブノード 上 で 設 定 されたサービスが Online となりサブノードでの 動 作 となりました これで 動 作 設 定 とテストは 完 了 です