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お 願 い 本 書 に 記 載 されている 情 報 とそれに 対 応 する 製 品 をご 使 用 になる 前 に 本 書 をご 利 用 になる 前 に の 事 項 を 必 ずご 確 認 ください 2016 年 7 月 第 2 版 c 発 行 : レノボ エンタープライズ ソリューションズ 株 式 会 社 担 当 : Product SE Microsoft WindowsおよびWindowsロゴは Microsoft Corporationの 米 国 およびその 他 の 国 における 商 標 です Intel Xeonは Intel Corporationの 米 国 およびその 他 の 国 における 商 標 です 他 の 会 社 名 製 品 名 およびサービス 名 等 はそれぞれ 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です

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Index お 願 い... 2 本 書 をご 利 用 になる 前 に... 3 Index... 4 要 約... 5 更 新 履 歴... 6 1 OS 導 入 前 の RAID 構 成... 7 2 デバイス ドライバーのインストール... 8 2-1 Windows Server 2012 R2 へのデバイス ドライバーのインストール... 8 2-1-1 Windows Server 2012 R2 導 入 途 中 でのデバイス ドライバーのインストール... 8 2-1-2 Windows Server 2012 R2 導 入 完 了 後 デバイス ドライバーのインストール/アップデート... 13 2-2 Red Hat Enterprise Linux 7.0 へのデバイス ドライバーのインストール... 16 3 MegaRAID Storage Manager のインストールと 起 動... 18 3-1 Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2008 R2 へのインストールと 起 動... 18 3-2 Windows 環 境 への 日 本 語 パッケージのインストール... 25 3-3 Red Hat Enterprise Linux 7.0 へのインストールと 起 動... 28 3-4 Linux 環 境 への 日 本 語 パッケージのインストール... 35 3-5 VMware ESXi 5 および 6 の 管 理 手 順... 37 4 MegaRAID ストレージ マネージャーの 使 い 方... 41 4-1 RAID-5 と 専 用 ホットスペアの 構 成 例... 41 4-2 RAID-10 の 構 成 例... 48 4-3 グローバル ホットスペアの 設 定... 56 4-4 イベントの email 通 知... 57 4-5 イベントの 重 大 度 と 通 知 レベル... 60 4-6 個 別 イベントの 通 知 レベル 設 定... 62 5 JBOD について... 64 5-1 RAID 構 成 の 過 途 中 で JBOD を 未 構 成 ドライブに 変 換... 65 5-2 JBOD ドライブから 未 構 成 ドライブへの 変 更 手 順... 67 5-3 未 構 成 ドライブから JBOD ドライブへの 変 更 手 順... 68 6 外 部 構 成 (Foreign Configuration)... 69 6-1 外 部 構 成 (Foreign Configuration)のインポート... 70 6-2 外 部 構 成 (Foreign Configuration)のクリア... 72 7 SNMP Trap 通 知... 73 7-1 Windows 環 境 での SNMP の 設 定... 73 7-2 Linux 環 境 での SNMP の 設 定... 76 8 コマンドライン ツール... 78 8-1 StorCLI のインストール... 78 8-2 StorCLI の 使 用 方 法... 81 8-2- 例 1 コピーバック 機 能 の 設 定... 81 8-2- 例 2 構 成 情 報 の 表 示... 82 8-2- 例 3 ドライブをオフラインにする... 83 8-2- 例 4 リビルドの 進 行 状 況 を 確 認 する... 83 8-2- 例 5 ドライブの 消 去... 84 9 リモート 管 理... 85 4

要 約 このガイドでは System x 3650 M5 に 標 準 搭 載 の ServeRAID-M5210 コントローラーを 使 用 した 構 成 でのデバイス ドライバーや 管 理 ツールの 導 入 手 順 および 設 定 方 法 について 記 述 しております ServeRAID-MR10 シリーズ ServeRAID-M5000/M1000 シリーズ ServeRAID-M5100/M1100 シリーズ ServeRAIDM1215 でも 同 じ MegaRAID ストレージ マネージャーを 使 用 しますので ご 参 考 になさって 下 さい また uefi 設 定 画 面 から 入 る LSI Configuration Utility や IMM2 の Local Storage 機 能 などハードウェア 上 のユーティリティを 使 用 した 構 成 手 順 は 下 記 ガイドをご 参 照 下 さい ServeRAID M シリーズ 導 入 構 成 ガイド ServeRAID M シリーズ 導 入 構 成 ガイド(ServeRAID M5210 編 ) 以 下 の 環 境 で 確 認 しております System x3650 M5 OS:Windows Server 2012 R2 Red Hat Enterprise Linux 7.0(64bit) VMware ESXi 6.0 ServeRAID-M5210 Firmware Package:v24.9.0-0026 Windows Driver :6.608.14.00 Linux Driver:6.608.14.00 MegaRAID ストレージ マネージャー:15.05.01.51 StorCli:1.16.10 デバイス ドライバーの 導 入 手 順 管 理 ツールの 導 入 手 順 RAID の 構 成 方 法 モニタリングの 設 定 手 順 活 用 局 面 : 提 案 時 構 築 時 運 用 時 情 報 : Marketing Technical シリーズ: 単 発 定 期 発 行 対 象 サーバモデル: ServeRAID-M シリーズ コントローラーをサポートする System x 5

更 新 履 歴 第 2 版 c ESXi6.0 Update2 Lenovo カスタマイズ 版 には lsprovider が 含 まれないことを 追 記 Linux 版 MSM の 導 入 の 事 前 に 必 要 なパッケージについての 記 述 を 修 正 旧 :RHEL 6.0 にインストールする 場 合 は 事 前 に 必 要 なパッケージがありますので Readme を 参 照 して 下 さい 新 :RHEL 各 バージョン 毎 に 事 前 に 必 要 なパッケージがありますので Readme を 参 照 して 下 さい 第 2 版 MSM のバージョンを 15.05.01.51 にアップデート Storcli のバージョンを 1.16.10 にアップデート(Linux 版 は 1.14.12) VMware4.1 への 導 入 手 順 を 削 除 LSI MegaRAID <ServeRAID M5210>Configuration Utility での 構 成 手 順 を 削 除 ( 別 ガイドへ 移 行 ) WebBIOS での 構 成 手 順 を 削 除 ( 別 ガイドへ 移 行 ) 外 部 構 成 (Foreign Configuration)のクリアとインポート 手 順 を 追 加 初 版 IBM サイトより Lenovo サイトへ 移 行 MSM のバージョン 13.11.01.07 6

1 OS 導 入 前 の RAID 構 成 当 ガイドでは ServeRAID M シリーズのデバイス ドライバーの 導 入 と 管 理 ツールの 導 入 構 成 について 記 載 しており ます OS を 導 入 するドライブを RAID 構 成 するにはハードウェア 上 のツールを 使 用 してあらかじめ RAID 構 成 しおか なければなりません OS 導 入 前 に 利 用 可 能 なハードウェア 上 の RAID 構 成 ツールの 使 用 方 法 については 下 記 ガイ ドをご 参 照 下 さい ServeRAID M シリーズ 導 入 設 定 ガイド ServeRAID M シリーズ 導 入 構 成 ガイド(ServeRAID M5210 編 ) http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=85 7

2 デバイス ドライバーのインストール 2-1 Windows Server 2012 R2 へのデバイス ドライバーのインストール ServeRAID-M5200 シリーズのデバイス ドライバーは Windows Server 2012 R2 標 準 で 組 み 込 まれておりま すので 自 動 認 識 いたしますが 下 記 Tips が 公 開 されておりますのでインストール 時 に 最 新 のドライバーを 適 用 して Windows 標 準 のドライバーを 継 続 使 用 しないようにする 必 要 があります ServeRAID M5210/M5210e アダプターのデバイス ドライバーは OS 標 準 ではなく lenovo 版 を 使 用 してください http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=307 ここでは 下 記 サイトからダウンロードしたバージョン 6.708.09.00 を 使 用 しております 下 記 IBM Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/ (FixCentral の ServeRAID カテゴリではなく SAS カテゴリに 表 示 されている 場 合 があります) また Web サイトより 入 手 可 能 な 最 新 バージョンをご 利 用 ください 2-1-1 Windows Server 2012 R2 導 入 途 中 でのデバイス ドライバーのインストール 1. 前 述 のサイトよりダウンロードしたデバイス ドライバーを 別 のコンピューター 上 で USB メモリー キーなどに 展 開 して お き ま す こ こ で は Windows 7 ク ラ イ ア ン ト マ シ ン に USB メ モ リ ー キ ー を 挿 入 し lnvgy_dd_sraidmr_6.708.09.0_windows_32-64.exe を 実 行 しております Extract to Hard Drive を 選 択 して Next ボタンを 押 します 8

2.USB メモリー キーの 任 意 をフォルダを 指 定 して OK ボタンを 押 します 3.デバイス ドライバーが 展 開 されると Extract successful と 表 示 されますので Exit ボタンを 押 します 以 上 でデバイス ドライバーの 準 備 が 完 了 です 9

4. 次 の 画 面 は Windows Server 2012 R2 インストールの 途 中 でインストールする 場 所 を 選 択 するところです 必 ず この 画 面 で 停 止 しますのでここで 準 備 したデバイス ドライバーをインストールします ここではデバイス ドライバーが Windows 標 準 で 認 識 され インストールできる 領 域 が 表 示 されておりますのでこのままでも 次 へ 進 むことができます が 次 へ 進 む 前 に ドライバーの 読 み 込 み を 押 してデバイス ドライバーをインストールします 5.デバイス ドライバーが 入 った USB メモリー キーを 挿 入 してから 参 照 ボタンを 押 します 10

6. 今 回 ここでは USB メモリー キーにドライバーを 展 開 しましたのでリムーバブル ディスクを 選 択 しております ドライバー ファイルの 存 在 するフォルダを 指 定 してから OK ボタンを 押 します Windows Server 2012 R2 用 は win2012r2-64 というフォルダーを 指 定 します 7. ServeRAID-M5210 SAS/SATA Controller を 選 択 して 次 へ ボタンを 押 します 11

8.デバイス ドライバーが 導 入 されましたので 認 識 されているドライブを 選 択 して 次 へ ボタンを 押 す もしくは 新 規 を 押 してパーティションの 作 成 を 行 うなどインストールを 進 めて 下 さい OS インストールを 続 行 して 下 さい 12

2-1-2 Windows Server 2012 R2 導 入 完 了 後 デバイス ドライバーのインストール/アップデート ServeRAID-M シリーズは Windows Server 2012 R2 にて OS 標 準 で 自 動 認 識 され デバイスマネージャー 上 で LSI MegaRAID SAS Adapter として 認 識 されております OS 導 入 時 にデバイス ドライバーを 適 用 した 場 合 は 正 しい 名 称 で 表 示 されておりますが 最 新 バージョンでない 場 合 は 最 新 バージョンを 適 用 していただくようお 願 いします 以 下 は Windows Server 2012 R2 の 環 境 を 例 とし 記 述 しております 13

1.ダウンロードした lnvgy_dd_sraidmr_6.708.09.00_windows_32-64.exe を 実 行 するとインストーラーが 起 動 します ので Perform Update が 選 択 されている 状 態 で Next ボタンを 押 します 2.OS に 適 合 するドライバーが 検 出 されると Package and System Match Ready to Update Sysytem という 画 面 になりますので Update ボタンを 押 します 3.ドライバーの 適 用 が 完 了 すると Success と 表 示 されますので Exit ボタンを 押 します 14

4.デバイス マネージャー 上 で 正 しく 認 識 されたことが 確 認 できます 右 クリックしてプロパティを 表 示 するとバージョンが 確 認 できます 15

2-2 Red Hat Enterprise Linux 7.0 へのデバイス ドライバーのインストール ここでは Red Hat Enterprise Linux 7.0 で 確 認 した 手 順 を 記 載 しております Red Hat Enterprise Linux 7.0 には 標 準 で ServeRAID-M5210 コントローラーのデバイス ドライバーが 含 まれており ますので 自 動 認 識 でインストールされます ただし バージョンが 古 いので Web に 公 開 されている 最 新 バージョンに アップグレードする 必 要 があります ここでは 下 記 サイトからダウンロードしたバージョン 6.608.14.00 を 使 用 しております 下 記 IBM Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい また 32bit/64bit 環 境 でダウンロードするファイルは 同 じですが インストーラーが 適 切 なデバイス ドライバーをイ ンストールします IBM Fix Central Web サイトより 入 手 可 能 な 最 新 バージョンをご 利 用 ください http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/ 1.ダウンロードしたファイル lnvgy_dd_sraidmr_6.608.14.00_rhel7_32-64.tgz をローカル ドライブに 置 きます ここでは/root/mrdr/ を 作 成 しここに 置 きました 2.tgz ファイルを tar コマンドで 展 開 します cd /root/mrdr tar xzfv lnvgy_dd_sraidmr_6.608.14.00_rhel7_32-64.tgz [root@localhost mrdr]# tar xzfv lnvgy_dd_sraidmr_6.608.14.00_rhel7_32-64.tgz SRPM/ SRPM/megaraid_sas-06.808.14.00-30.src.rpm disks/ disks/dud-3.10.0-123-64.rhel7.iso disks/dud-3.10.0-229-64.rhel7.iso install.sh ko_version.txt rhel7/ rhel7/rpms/ rhel7/rpms/3.10.0-123/ rhel7/rpms/3.10.0-123/kmod-megaraid_sas-06.808.14.00-30.x86_64.rpm rhel7/rpms/3.10.0-229/ rhel7/rpms/3.10.0-229/kmod-megaraid_sas-06.808.14.00-30.x86_64.rpm tools/ tools/ibm-driver-tools-0.146-0.noarch.rpm [root@localhost dd]# SRPM install.sh lnvgy_dd_sraidmr_6.808.14.00_rhel7_32-64.tgz tools disks ko_version.txt rhel7 16

3.インストーラーが 展 開 されておりますので install.sh スクリプトを 実 行 します RHEL 7.0 標 準 のドライバが 既 に 導 入 されておりますので 以 下 のオプションをつけて 実 行 します./install.sh --update --override [root@localhost mrdr]#./install.sh --update --override INSTALL_OPTIONS --yes --update --override Drivers will be installed/migrated to 3.10.0-123 version ---------------------------------------------------------------------- Checking kmod-megaraid_sas-06.808.14.00-30.x86_64.rpm Your RPM's kernel version is : 3.10.0-123 and the system's kernel version is : 3.10.0-123 ---------------------------------------------------------------------- kmod-megaraid_sas-06.808.14.00-30.x86_64.rpm installed successfully SUCCESS [root@localhost mrdr]# 4. 前 記 のように SUCCESS と 表 示 されればアップデートが 完 了 です インストール 後 はシステムのリブートをして megaraid_sas のバージョンを 確 認 してください modinfo コマンドで 確 認 できます modinfo megaraid_sas grep version [root@localhost mrdr]# modinfo megaraid_sas grep version version: 06.808.14.00 srcversion: 840A6E0FBAEEB54EF2EF7FA vermagic: 3.10.0-123.el7.x86_64 SMP mod_unload modversions [root@localhost mrdr]# 17

3 MegaRAID Storage Manager のインストールと 起 動 MegaRAID Storage Manager は OS 上 で 稼 動 する RAID の 構 成 およびモニタリングをするツールです OS をイン ストールする 前 には 使 用 できませんので OS をインストールするドライブを RAID 構 成 するには uefi 上 の AVAGO MegaRAID Configuration Utility もしくは IMM2 の Local Storage 機 能 をご 利 用 下 さい 3-1 Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2008 R2 へのインストールと 起 動 ここでは 下 記 サイトからダウンロードした MegaRAID Storage Manager バージョン 15.05.01.51 を 使 用 しており ます CD イメージは 提 供 されておりません 同 梱 されるサポート CD にも MegaRAID Strage Manager は 含 ま れておりませんので Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/ また Web サイトより 入 手 可 能 な 最 新 バージョンをご 利 用 ください ご 注 意 リモートデスクトップサービスがインストールされた 環 境 に MSM を 導 入 するにはインストール モードで 導 入 する 必 要 があります Windows Server 2008 R2 でのインストール モードで 導 入 方 法 は 以 下 になりま す コントロールパネル - プログラム ー リモートデスクトップサーバーへアプリケーションのイ ンストール から MSM をインストールします 1.ダウンロードした lnvgy_utl_msm_15.05.01.51_windows_32-64.exe を Windows Server 上 で 実 行 します 2. 新 規 インストールの 場 合 は Extract to Hard Drive を 選 択 して Next ボタンを 押 します 既 存 のバージョンが 13.11.01.08 以 上 の 場 合 は Perform Update を 選 択 してアップデートが 可 能 です ここでは 新 規 インストール 方 法 を 紹 介 するため Extract to Hard Drive を 選 択 しております 18

3. 展 開 するフォルダーを 選 択 して OK ボタンを 押 します 4. 指 定 したフォルダーへの 展 開 が 完 了 しましたので Exit ボタンを 押 します 5. 展 開 したフォルダー 内 の setup.exe を 起 動 します 19

6. 必 要 な Microsoft Visual C++がインストールされていない 場 合 はこのメッセージが 表 示 されますので Install ボ タンを 押 してインストールします 7.Microsoft Visual C++ 再 頒 布 可 能 パッケージの License Agreement が 表 示 されますのでチェックをつけて 許 諾 し Install ボタンを 押 します 8.Microsoft Visual C++ 再 頒 布 可 能 パッケージのインストールが 完 了 すると Setup Successful と 表 示 されます ので Close ボタンを 押 します 9.InstallShield Wizard が 起 動 しますので Next ボタンを 押 します 10.License Agreement の 画 面 で I Accept the terms in the licence agreement を 選 択 します 11.Organization 情 報 に 適 切 な 値 を 入 力 します 12.プログラムをインストールするフォルダを 指 定 します 20

13.Setup Type をここでは Complete を 選 択 して Next ボタンを 押 します 14.LDAP 認 証 をご 利 用 の 場 合 はここで 情 報 を 入 力 します LDAP を 使 用 しない 場 合 は Windows のローカルアカウ ントでログインできます ここでは LDAP を 使 用 しておりませんので No を 選 択 して Next ボタンを 押 しております 21

15.キーの 長 さを 選 択 して Next ボタンを 押 します ここではよりセキュアな 2048bi(デフォルト 値 )を 選 択 しており ます 16. Install ボタンを 押 します インストールが 完 了 するまでしばらくお 待 ちください 17. Finish ボタンを 押 して 完 了 です 18.デスクトップにアイコンが 作 成 されますのでクリックして 起 動 できます または 以 下 の 方 法 で 起 動 することもできます <Windows Server 2008 R2> スタートボタンのすべてのプログラムより 起 動 することができます 22

<Windows Server 2012 / 2012 R2> スタートボタンのアプリ 一 覧 画 面 から 起 動 することができます 19. 検 出 されたサーバーの 一 覧 が 表 示 されます (デフォルトはローカルのみです) IP アドレスをクリックして OS のユーザーID パスワードでログインすると 構 成 情 報 が 表 示 されます 23

初 期 画 面 はダッシュボードとなります 24

3-2 Windows 環 境 への 日 本 語 パッケージのインストール 日 本 語 パッケージは MegaRAID Storage Manager を 日 本 語 表 示 にするためのパッケージです このパッケー ジに MegaRAID Storage Manager 本 体 は 含 まれませんので あらかじめ 3-1 の 手 順 で 英 語 版 の 本 体 を 導 入 したあとに 適 用 して 下 さい ここでは IBM Fix Central Web サイト<http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/> からダウンロードした lnvgy_utl_msm_15.05.01.51-jp_anyos_noarch.zip (Japanese package)を 使 用 しておりま す 日 本 語 パッケージの 最 新 版 は MegaRAID Storage Manager 本 体 の 最 新 版 がリリースされた 少 し 後 にリリースさ れますので 特 に 記 載 のない 限 り 同 じバージョンの 日 本 語 パッケージをご 利 用 下 さい 1. 上 記 サイトよりダウンロードした lnvgy_utl_msm_15.05.01.51-jp_anyos_noarch.zip を 展 開 します Windows フォル ダの 中 に MegaRAID Storage Manager というフォルダがありますのでエクスプローラで 開 き その 中 にある 全 てのフ ォルダ(Common Languages)とファイルを 選 択 し マウス 右 クリックによって 選 択 したファイルとフォルダに 対 して コ ピー を 行 います 2.MegaRAID Storage Manager v15.05.01.51 をインストールしたフォルダ( 通 常 は\ Program Files (x86) \ MegaRAID Storage Manager )をエクスプローラで 開 きマウスで 右 クリックし 貼 り 付 け を 行 います 25

3. 上 書 き 確 認 のダイアログが 表 示 されます 日 本 語 化 するために ファイルを 上 書 きして 置 き 換 え コピーを 続 行 し ます < 上 書 き 確 認 :Windows Server 2008 R2 の 場 合 > < 上 書 き 確 認 :Windows Server 2012 の 場 合 > 26

4. コンピュータの 管 理 画 面 から MSMFramework サービスを 再 起 動 します 5. 一 度 Windows からサインアウト(ログオフ)して 再 びサインイン(ログオン)します 6.4-1 の 13.と 同 じようにプログラムメニュー もしくはデスクトップ 上 のアイコンから MegaRAID Storage Manager を 起 動 すると 日 本 語 表 記 になります 27

3-3 Red Hat Enterprise Linux 7.0 へのインストールと 起 動 ここでは 下 記 サイトからダウンロードした MegaRAID Storage Manager バージョン v15.05.01.51 を 使 用 しており ます SNMPをご 利 用 になる 場 合 はあらかじめ 必 要 になるパッケージがありますので 7-2を 先 にご 参 照 下 さい MegaRAID Storage Manager Web サイトより 入 手 可 能 な 最 新 バージョンをご 利 用 ください ここでは RHEL のバージョン 7.0 64bit 版 で 動 作 確 認 しております RHEL 各 バージョン 毎 に 事 前 に 必 要 なパ ッケージがありますので Readme を 参 照 して 下 さい 1.ダウンロードしたファイル lnvgy_utl_msm_15.05.01.51_linux_32-64 を 展 開 します (ここでは/root/msm というディレクトリにコピーしてから 展 開 しております )./ lnvgy_utl_msm_15.05.01.51_linux_32-64.bin -x /root/msm/ [root@localhost msm]#./lnvgy_utl_msm_15.05.01.51_linux_32-64.bin -x /root/msm/ [root@localhost msm]# エラーで 実 行 できない 場 合 は 以 下 のパッケージが 必 要 となりますのでパッケージをインストール 後 に 実 行 して 下 さい glibc-2.17-55.el7.i686.rpm nss-softokn-freebl-3.15.4-2.el7.i686.rpm [root@localhost pakage]# rpm -ivh glibc-2.17-78.el7.i686.rpm nss-softokn-freebl-3.16.2.3-9.el7.i686.rpmm 警 告 : glibc-2.17-55.el7.i686.rpm: ヘッダー V3 RSA/SHA256 Signature 鍵 ID fd431d51: NOKEY 準 備 しています... ################################# [100%] 更 新 中 / インストール 中... 1:nss-softokn-freebl-3.15.4-2.el7 ################################# [ 50%] 2:glibc-2.17-55.el7 ################################# [100%] 28

2.32bit と 64bit ディレクトリが 展 開 されますのでので 64bit ディレクトリ 内 のインストーラーを 起 動 します (snmp 機 能 をインストールしない 場 合 は-ru snmp オプションを 付 けて 実 行 します SNMP を 使 用 する 場 合 はあらかじ め 必 要 な 設 定 がありますので 7-2 を 参 照 して 下 さい)./install.csh [root@localhost 64bit]#./install.csh STOP! BEFORE YOU INSTALL OR USE THIS SOFTWARE Carefully read this Software License Agreement. Installing or using this Software indicates that you agree to abide by this Software License Agreement. If you do not agree with it, promptly return the Software and we will refund the purchase price. Software License Agreement PLEASE READ CAREFULLY BEFORE STARTING INSTALLATION OF THE SOFTWARE 3.License Agreement で 停 止 しますので Y を 入 力 します Press Y to accept the License Agreement :y 29

4.インストールするコンポーネントを 選 択 します ここでは Complete を 選 択 しているので 1 を 入 力 しています リモ ート 管 理 が 必 要 でない 場 合 は StandAlone を 選 択 してください Choose[1-11]: (1) - Complete This option will install all program features. (2) - Client This option will only install components required to remotely view and configure servers. (3) - StandAlone This option will only install components required for local server management (4) - Local This option will only install components required for local configuration (5) - Server This option will only install components required for remote server management (6) - Complete upgrade This option will only upgrade Complete msm (7) - Client upgrade This option will only upgrade Client msm (8) - Standalone upgrade This option will only upgrade Standalone msm (9) - Local upgrade This option will only upgrade Local msm (10)- Server upgrade This option will only upgrade Server msm (11) - upgrade only This option will only upgrade msm Note : Installer can also be run in a command line mode Usage : install.sh [-option] The options are : a The Complete Installation of MegaRAID Storage Manager (MSM) c The Client components only program of MSM Setup Type :1 - 途 中 略 - lu The upgrade only option for Local MSM du The upgrade only option for Server MSM u The upgrade only option for MSM 30

5. 自 己 暗 号 化 キーの 長 さを 指 定 します ここでは 2048bit を 選 択 しておりますので 2 を 入 力 しております Enter The SelfSigned Key Details : Enter 1 for 1024 key size Enter 2 for 2048 key size Both the MSM client and server need to have the same RSA key size enabled to be able to communicate with each other. - 2048 bit keys should be selected for more secure network communication - 1024 bit keys should be used with MSM clients still using 1024 bit keys For more details please see the MSM software Users Guide. Enter the key size:(1 or 2) 2 6.インストールが 開 始 します Starting complete installation of MegaRAID Storage Manager 15.05.01-51... Checking for any Old Version No Old Version Found Continuing with installation 準 備 しています... ################################# [100%] Installing... 更 新 中 / インストール 中... 1:Lib_Utils2-1.00-07 ################################# [100%] Installing MegaRAID_Storage_Manager- 15.05.01-51 準 備 しています... ################################# [100%] Installing... 更 新 中 / インストール 中... 1:MegaRAID_Storage_Manager- 15.05.01 ################################# [100%] / / / /etc/x11/xinit/xinitrc.d /root/msm/64bit 31

7.-ru snmp オプションをつけていない 場 合 MegaRAID_Storage_Manager15.05.01.51 につづいて SNMP のパッ ケージも 自 動 でインストールされます あらかじめ SNMP の 設 定 をしていなとエラーになりますが SNMP を 使 用 しな い 場 合 は 無 視 してください これで MegaRAID_Storage_Manager15.05.01.51 のインストールが 完 了 です (SNMP を 使 用 する 場 合 は 7-2 を 参 照 して 下 さい SNMP が 正 しくインストールされた 場 合 の 例 が 記 載 されております) Installing sas_snmp-15.05-0004 準 備 しています... ################################# [100%] 更 新 中 / インストール 中... 1:sas_snmp-15.05-0004 ################################# [100%] /etc/snmp/snmpd.conf file not found. Please check the filepath Exiting... 警 告 : %post(sas_snmp-15.05-0004.x86_64) スクリプトの 実 行 に 失 敗 しました 終 了 ステータス 1 Installing sas_ir_snmp-15.05-0004 準 備 しています... ################################# [100%] 更 新 中 / インストール 中... 1:sas_ir_snmp-15.05-0004 ################################# [100%] /etc/snmp/snmpd.conf file not found. Please check the filepath Exiting... 警 告 : %post(sas_ir_snmp-15.05-0004.x86_64) スクリプトの 実 行 に 失 敗 しました 終 了 ステータス 1 8.バージョン 15.05.01.51 では vivaldiframeworkd が 自 動 起 動 しない 問 題 が 認 識 されております 以 下 の 手 順 を 実 行 することにより 再 起 動 後 自 動 で 起 動 いたします /usr/local/megaraid Storage Manager/Languages/en にある 全 てのファイルを /usr/local/megaraid Storage Manager/Languages/ja にコピーして 下 さい 日 本 語 パッケージをご 利 用 になる 場 合 は 上 記 ja フォルダーに 日 本 語 ファイルがコピーされますのでこ の 手 順 は 必 要 ありません 日 本 語 パッケージを 適 用 することにより vivaldiframeworkd が 自 動 起 動 しない 問 題 は 回 避 されます 手 動 で 起 動 するには 以 下 のコマンドを 実 行 して 下 さい service vivaldiframeworkd start 32

9.X Window メニューの アプリケーション - システムツール に MegaRAID Storage Manager StartupUI が 登 録 され ますので このメニューから 起 動 します コマンドラインから 起 動 する 場 合 は startupui.sh スクリプトを 実 行 します [root@localhost msm]# /usr/local/megaraid Storage Manager/startupui.sh IP アドレスをクリックして OS のユーザーID パスワードでログインすると 構 成 情 報 が 表 示 されます 33

初 期 画 面 はダッシュボードとなります 以 上 でインストール 作 業 および 起 動 の 確 認 まで 完 了 となります 34

3-4 Linux 環 境 への 日 本 語 パッケージのインストール 日 本 語 パッケージは MegaRAID Storage Manager を 日 本 語 表 示 にするためのパッケージです このパッケー ジに MegaRAID Storage Manager 本 体 は 含 まれませんので あらかじめ 3-3 の 手 順 で 英 語 版 の 本 体 を 導 入 したあとに 適 用 する 必 要 があります ここでは IBM Fix Central Web サイト<http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/>からダウンロードした MegaRAID Storage Manager v15.05.01.51a-jp (Japanese package)を 使 用 しております 日 本 語 パッケージの 最 新 版 は MegaRAID Storage Manager 本 体 の 最 新 版 がリリースされた 少 し 後 にリリースさ れますので 特 に 記 載 のない 限 り 同 じバージョンの 日 本 語 パッケージをご 利 用 下 さい 1.IBM Fix Central Web サイトよりダウンロードした lnvgy_utl_msm_15.05.01.51a-jp_anyos_noarch.zip を 展 開 しま す ここでは/root/msmj/にコピーしてから 展 開 しました cd /root/msmj/ unzip -q lnvgy_utl_msm_15.05.01.51a-jp_anyos_noarch.zip 2.lnvgy_utl_msm_15.05.01.51a-jp_anyos_noarch というディレクトリ 配 下 に Windows と Linux というディレクトリが 展 開 されますので Linux ディレクトリの 中 の MegaRAID Storage Manager というディレクトリの 中 にある 全 てのディレ クトリとファイル ( Common, Languages の 2 つの ディレクトリと startupui.sh ファイル)を MegaRAID Storage Manager をインストールしたディレクトリにコピーします 既 存 のファイルを 多 数 上 書 きしますので cp コマンドに -f を 付 けますがエイリアスに -i が 設 定 されている 場 合 は -f オプションが 機 能 しません 一 時 的 に 解 除 するために cp コ マンドの 前 に\(バックスラッシュ)を 付 けて 実 行 してください \cp -af * /usr/local/megaraid Storage Manager/ [root@localhost msmj]# cd Linux/ [root@localhost Linux]# ls MegaRAID Storage Manager [root@localhost Linux]# cd MegaRAID Storage Manager/ [root@localhost MegaRAID Storage Manager]# ls Common Languages startupui.sh [root@localhost MegaRAID Storage Manager]# \cp -af * /usr/local/megaraid Storage Manager/ 3.コピーした startupui.sh に 実 行 権 限 がない 場 合 は 実 行 権 限 をつけます chmod 744 startupui.sh [root@localhost msmj]# cd /usr/local/megaraid Storage Manager/ [root@localhost MegaRAID Storage Manager]chmod 744 startupui.sh 35

4.サービスを 再 起 動 します [root@localhost MegaRAID Storage Manager]service vivaldiframeworkd restart 5.popup を 再 起 動 します [root@localhost MegaRAID Storage Manager]cd MegaPopup [root@localhost MegaPopup]./popup & 6.3-3 の 9.と 同 じ 方 法 で 起 動 すると 表 示 が 日 本 語 になります 注 意! RHEL 6 に 日 本 語 化 パッケージを 導 入 した 場 合 正 しく 日 本 語 が 表 示 されない 場 合 があります その 場 合 は 以 下 の 手 順 を 実 施 して 下 さい /usr/local/megaraid Storage Manager /jre/lib/fonts に fallback というディレクトリを 作 り 日 本 語 表 示 用 の TrueType フォントのシンボリック リンクを 作 成 してください [root@localhost msmj]# mkdir /usr/local/megaraid Storage Manager/jre/lib/fonts/fallback [root@localhost msmj]# cd /usr/local/megaraid Storage Manager/jre/lib/fonts/fallback [root@localhost fallback]# ln -s /usr/share/fonts/ipa-pgothic/ipagp.ttf ipagp.ttf RHEL 6 における 日 本 語 表 示 用 の TrueType フォント とそのディレクトリ: /usr/share/fonts/ipa-gothic/ipag.ttf /usr/share/fonts/ipa-mincho/ipam.ttf /usr/share/fonts/ipa-pgothic/ipagp.ttf /usr/share/fonts/ipa-pmincho/ipamp.ttf /usr/share/fonts/vlgothic/vl-gothic-regular.ttf /usr/share/fonts/vlgothic/vl-pgothic-regular.ttf 36

3-5 VMware ESXi 5 および 6 の 管 理 手 順 VMware ESXi 5 および 6 を MegaRAID ストレージ マネージャー(MSM)で 管 理 する 場 合 VMware ESXi に MSM のモジュールはインストールできませんのでローカル 管 理 はできません Windows や Linux OS 環 境 に MSM を インストールし リモートで 管 理 します VMware ESXi 5 および 6 がリモートから 管 理 できるようにするためには VMware ESXi 5 および 6 側 に lsiprovider が 必 要 になります このモジュールは VMware ESXi 5 および 6.0Update1 までの Lenovo Customization 版 (IBM Customization 版 )にのみ 含 まれます また Lenovo お よび IBM Customization 版 用 の Patch を 適 用 することにより 最 新 バージョンに 更 新 されますので IBM Fix Central および Lenovo の Web サイトより 入 手 可 能 な 最 新 の Patch をご 利 用 ください 注 意 事 項 IBM Fix Central および Lenovo の Web サイトより 入 手 可 能 な Patch は Lenovo および IBM Customization 版 の VMware ESXi にのみ 適 用 が 許 諾 されております MSM で VMware ESXi 5 および 6 をリモート 管 理 する 場 合 は Lenovo および IBM Customization 版 の VMware ESXi のみ のサポートとなります VMware ESXi 5.5 については IBM Customization でも 管 理 に 必 要 な lsiprovider が 含 まれない ため VMware ESXi 5.5 Update1( 以 降 ) の Lenovo および IBM Customization をご 利 用 ください ESXi6.0Update2 Lenovo Customization には 管 理 に 必 要 な lsiprovide が 含 まれませんので 別 途 FixCentral より IHV CIM provider offline bundle for Lenovo Custom Image VMware ESXi 6.0 Update 2 をダウンロードして lsiprovider をインストールしてください 1.IBM Fix Central より 最 新 版 の Lenovo カスタマイズ 版 および Patch をダウンロードして VMware ESXi に 適 用 しま す FixCentral にないバージョンは VMware サイトより Lenovo カスタマイズ 版 をダウンロードしてください Fix Central http://www-933.ibm.com/support/fixcentral/ 2.DNS の 設 定 を 行 います VMware ESXi のネットワークの 設 定 および 管 理 側 となる Windows や Linux のネットワ ーク 設 定 に DNS を 指 定 します DNS サーバーが 存 在 しない 場 合 は hosts ファイルで 代 用 できます 3. 管 理 側 に MSM をインストールします 前 述 3-1~3-4 の Windows 環 境 Linux 環 境 のインストール 手 順 を 参 照 してください 注 意 点 として Setup type は 必 ず Complete を 選 択 して 下 さい 37

4.MSM でリモート 管 理 の 設 定 を 行 います 1).MSM の 初 期 画 面 にて ホストの 構 成 ボタンを 押 します 2).ホストの 構 成 画 面 で 表 示 設 定 にて ローカルサーバーのネットワーク 上 の ESXi-CIMON サーバーを 全 て 表 示 す る をチェックして 設 定 の 保 存 ボタンを 押 します 38

3). 今 すぐに 表 示 の 変 更 を 適 用 しますか という 確 認 画 面 が 表 示 されますので はい を 押 します 以 上 で 設 定 は 完 了 です ホスト ビューにはホスト 名 と IP アドレスのみ 表 示 となり オペレーティング システムと 正 常 性 は 不 明 と 表 示 されま す Linux x64 追 加 事 項 Linux64bit プラットフォームでは ESXi を 検 出 するために 以 下 のリンクが 必 要 になります ln -sf /usr/lib64/libcrypto.so.x.x.x /lib64/libcrypto.so.4 ln -sf /usr/lib64/libssl.so.x.x.x /lib64/libssl.so.4 制 限 事 項 ホスト ビューではオペレーティング システムと 正 常 性 は 不 明 と 表 示 されます ESXiホストは 同 じサブネット 上 のMSMから 管 理 されます Directorによりインストールされる IBM SLP SA というサービスが 動 作 していると 検 出 に 失 敗 す る 場 合 があります ESXiホストのIP 指 定 で 検 出 することはできませんのでMSMの 最 初 の 画 面 では 検 出 したいESXiのIPアド レスを 入 れないで 下 さい 変 わりにMSMのローカル アドレスを 入 れておきます LDAPログインは 使 用 できません MSMからESXiの 検 出 にはWindowsやLinuxにくらべて 時 間 がかかります コントローラーのステータス 情 報 は 表 示 されません イベント 収 集 はMSMが 動 作 しているクライントにて MSM Softwareが 動 作 している 間 のみ 行 われます 最 初 にログインした 時 に 収 集 できるイベントは 最 大 30 件 です ログはテキストファイルにのみ 保 存 できます WindowsやLinuxに 比 べてレスポンスが 遅 いです 39

トラブルシューティング 情 報 (Tips) (1) ホストビューに IP アドレスが 0.0.0.0 で 検 出 された 場 合 名 前 解 決 に 問 題 がありますので DNS サーバーの 指 定 もしくは hosts ファイルをご 確 認 下 さい (2) ESXi ホストの Firewall により MSM から 検 出 できない 場 合 があります 以 下 のコマンドで Firewall をアンロードして 下 さい esxcli network firewall unload 参 考 : Failed to manage the IBM RAID Controller with MSM with an ESXi 5.x host server https://www-947.ibm.com/support/entry/myportal/docdisplay?lndocid=migr-5092858 (3) MSM を 導 入 した 機 器 に NIC が 複 数 存 在 する 場 合 ESXi ホストを 検 出 できない 場 合 がありますので ESXi の 検 出 を 行 う 時 には ESXi ホストと 同 じサブネットの NIC 以 外 を 無 効 にして 検 出 を 行 って 下 さい 参 考 : MegaRAID Storage Manager does not detect VMware ESXi host - IBM Servers https://www-947.ibm.com/support/entry/myportal/docdisplay?lndocid=migr-5094146 (4) Firmware バージョンが 4.97 の IMM2 が ESXi と 同 じネットワークに 存 在 する 場 合 MSM から ESXi を 検 出 でき ない 場 合 があります 参 考 : MSM cannot discover ESXi after updating IMM2 to v4.97 from v4.31 https://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=migr-5098588 40

4 MegaRAID ストレージ マネージャーの 使 い 方 ここでは Windows Server 2012 R2 を 例 として 記 述 していますが 他 の OS でも 同 様 の 手 順 となります 4-1 RAID-5 と 専 用 ホットスペアの 構 成 例 1.RAID コントローラーが 選 択 された 状 態 でメニューの 進 む - コントローラ - 仮 想 ドライブの 作 成 を 選 択 します ダッシュボード 画 面 の 仮 想 ドライブの 作 成 からも 構 成 構 成 ウィザードを 開 始 できます 41

2. 高 度 を 選 択 します 3.RAID レベルを RAID-5 に 指 定 してから RAID-5 に 含 めるドライブを 選 択 (Shift キーで 複 数 選 択 可 )して 追 加 A > を 押 します ここではホット スペアのドライブは 選 択 しません ドライブ セキュリティ 方 式 : 暗 号 化 機 能 に 対 応 したドライ ブと RAID コントローラーを ご 利 用 の 場 合 に 暗 号 化 の 設 定 が 可 能 となります ServeRAID-M5200 シリーズ ではオプションのキャッシュ を 搭 載 することで 暗 号 化 機 能 を 利 用 可 能 となります データ 保 護 : 現 在 この 機 能 はサポートされ ておりませんので disabled で 使 用 して 下 さい 注 意! ここで 搭 載 しているドライブが 表 示 されなかった 場 合 ドライブの 状 態 が JBOD もしくは 外 部 構 成 (Foreign Configuration)の 可 能 性 が 考 えられます RAID 構 成 するに 含 めるドライブは 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good) の 状 態 でなければなりません JBOD および 外 部 構 成 のドライブを 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good) の 状 態 に 変 更 するには 下 記 の 章 を 参 照 して 下 さい 5 JBOD について 6 外 部 構 成 (Foreign Configuration) 42

4. 選 択 したドライブが 右 側 のドライブ グループ 欄 に 移 動 したことを 確 認 し ドライブ グループの 作 成 ボタンを 押 します 5. 専 用 ホット スペアを 指 定 しない 場 合 は 6.へ 進 んでください 専 用 ホット スペアを 設 定 する 場 合 は 右 側 のドライブ グループで 作 成 済 のドライブ グループ 1 を 選 択 し 左 側 の 未 構 成 ドライブから 専 用 ホット スペアに 指 定 するドライブを 選 択 して ホット スペアの 追 加 ボタンを 押 します グローバル ホット スペアを 指 定 する 場 合 はここでは 追 加 しません 43

6. 専 用 ホット スペアを 追 加 した 場 合 は 右 側 のドライブ グループで Drive Group 1 配 下 にホット スペアのドライブ が 移 動 していることを 確 認 し 次 へ ボタンを 押 します 7. 各 設 値 を 確 認 して 必 要 に 応 じて 変 更 してから 仮 想 ドライブの 作 成 ボタンを 押 します 赤 枠 の 項 目 について 説 明 を 記 載 しておりますのでご 参 照 下 さい 44

< 仮 想 ドライブの 設 定 項 目 > 容 量 : 選 択 したRAIDレベルで 作 成 できる 仮 想 ドライブ 容 量 の 最 大 値 がデフォルトで 表 示 されております 通 常 1アレイに1 仮 想 ドラ イブで 構 成 しますのでデフォルトの 最 大 値 を 使 用 します 1アレイの 中 に 複 数 の 仮 想 ドライブを 作 成 する 必 要 がある 場 合 は 数 字 を 小 さくして 下 さい 書 き 込 みポリシー: ライトスルー(Write Through): ドライブ サブシステムがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラ ーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します 常 にライトバック(Always Write Back): コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します BBU が 欠 落 無 効 な 場 合 でもライトバック モードで 動 作 し ます 停 電 などが 発 生 するとコントローラー キャッシュのデータが 失 われる 恐 れがあります ライトバック(Write Back): コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラ ーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します ただし コントローラーのファームウェアは BBU(バッテリー/キャパシタ) が 無 効 であることを 検 出 または BBUが 欠 落 していることを 検 出 すると 自 動 的 にライトスルー モードに 切 り 替 えます ディスク キャッシュ ポリシー: ドライブ 上 のキャッシュはBBU(バッテリー/キャパシタ)に 守 られておりませんので 突 然 の 電 源 断 でデータを 失 う 可 能 性 があ りますので 使 用 しないことを 推 奨 しております 書 き 込 みポリシーで 設 定 するコントローラ キャッシュをご 利 用 下 さい 初 期 化 状 態 : 新 規 にVolumeを 作 成 した 場 合 は 初 期 化 を 行 うことを 推 奨 いたします 高 速 初 期 化 は 最 初 と 最 後 の8MBだけを 初 期 化 し バックグランドで 行 われるためすぐに 仮 想 ドライブが 利 用 可 能 となります 45

8. 前 画 面 で 選 択 した 書 き 込 みポリシーの 説 明 が 表 示 されますので 内 容 を 確 認 し Yes ボタンを 押 します 9. 右 側 のドライブグループに 仮 想 ドライブが 作 成 されていることを 確 認 し 次 へ ボタンを 押 します 容 量 を 最 大 値 に 指 定 しなかった 場 合 はここでさらに 仮 想 ドライブを 追 加 できます 10.サマリーを 確 認 し 終 了 ボタンを 押 します 46

11. 仮 想 ドライブ 作 成 完 了 のホップアップが 表 示 されます 12.SSD キャッシングの 画 面 が 表 示 さる 場 合 がありますが ここでは SSD キャッシングを 使 用 しませんので いいえ ボタンを 押 します 13. 論 理 ビュー 物 理 ビューで RAID-5 の 仮 想 ドライブが 作 成 されていること 専 用 ホット スペアを 指 定 した 場 合 は 専 用 ホット スペアが 指 定 されていることが 確 認 できます 47

4-2 RAID-10 の 構 成 例 ここでは HDD2 本 のペアを 2 組 でスパンする 4 本 の RAID-10 を 構 成 する 例 を 紹 介 いたします 1.RAID コントローラーが 選 択 された 状 態 でメニューの 進 む - コントローラ - 仮 想 ドライブの 作 成 を 選 択 します ダッシュボード 画 面 の 仮 想 ドライブの 作 成 からも 構 成 ウィザードを 開 始 できます 48

2. 高 度 を 選 択 します 3.RAID レベルのリストから RAID 10-スパン ドライブ グループ を 選 択 してから 最 初 にペアにする2 台 のドライブ を 選 択 (Shift キーで 複 数 選 択 可 )して 追 加 ボタンを 押 します ドライブ セキュリティ 方 式 : 暗 号 化 機 能 に 対 応 したドライ ブと RAID コントローラーを ご 利 用 の 場 合 に 暗 号 化 の 設 定 が 可 能 となります ServeRAID-M5200 シリーズ ではオプションのキャッシュ を 搭 載 することで 暗 号 化 機 能 を 利 用 可 能 となります データ 保 護 : 現 在 この 機 能 はサポートされ ておりませんので disabled で 使 用 して 下 さい 注 意! ここで 搭 載 しているドライブが 表 示 されなかった 場 合 ドライブの 状 態 が JBOD もしくは 外 部 構 成 (Foreign Configuration)の 可 能 性 が 考 えられます RAID 構 成 するに 含 めるドライブは 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good) の 状 態 でなければなりません JBOD および 外 部 構 成 のドライブを 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good) の 状 態 に 変 更 するには 下 記 の 章 を 参 照 して 下 さい 5 JBOD について 6 外 部 構 成 (Foreign Configuration) 49

4. 右 側 のドライブ グループのスパン 0 配 下 に 移 ったことを 確 認 し スパンの 作 成 ボタンを 押 します 5. 右 側 のドライブ グループでスパン 1 を 選 択 してから 左 側 の 未 構 成 ドライブの 選 択 でもうひとつのペアにするドラ イブを 選 択 (Shift キーで 複 数 選 択 可 )し 追 加 ボタンを 押 します 50

6. 右 側 のドライブ グループへ 移 動 し スパン 0 とスパン 1 に 2 台 づつドライブが 配 置 されていることを 確 認 して ドラ イブ グループの 作 成 ボタンを 押 します RAID-10 に 含 めるペアの 数 がさらにある 場 合 は 4.5.を 繰 り 返 してから ド ライブ グループの 作 成 ボタンを 押 します 7. 次 へ ボタンを 押 します 51

8. 各 設 値 を 確 認 して 必 要 に 応 じて 変 更 してから 仮 想 ドライブの 作 成 ボタンを 押 します 赤 枠 の 項 目 について 説 明 を 記 載 しておりますのでご 参 照 下 さい 52

容 量 : 選 択 したRAIDレベルで 作 成 できる 仮 想 ドライブ 容 量 の 最 大 値 がデフォルトで 表 示 されております 通 常 1アレイに1 仮 想 ドラ イブで 構 成 しますのでデフォルトの 最 大 値 を 使 用 します 1アレイの 中 に 複 数 の 仮 想 ドライブを 作 成 する 必 要 がある 場 合 は 数 字 を 小 さくして 下 さい 書 き 込 みポリシー: ライトスルー(Write Through): ドライブ サブシステムがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラ ーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します 常 にライトバック(Always Write Back): コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します BBU が 欠 落 無 効 な 場 合 でもライトバック モードで 動 作 し ます 停 電 などが 発 生 するとコントローラー キャッシュのデータが 失 われる 恐 れがあります ライトバック(Write Back): コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを 受 信 した 時 点 で コントローラ ーはデータ 転 送 完 了 信 号 をホストに 送 信 します ただし コントローラーのファームウェアは BBU(バッテリー/キャパシタ) が 無 効 であることを 検 出 または BBUが 欠 落 していることを 検 出 すると 自 動 的 にライトスルー モードに 切 り 替 えます ディスク キャッシュ ポリシー: ドライブ 上 のキャッシュはBBU(バッテリー/キャパシタ)に 守 られておりませんので 突 然 の 電 源 断 でデータを 失 う 可 能 性 があ りますので 使 用 しないことを 推 奨 しております 書 き 込 みポリシーで 設 定 するコントローラ キャッシュをご 利 用 下 さい 初 期 化 状 態 : 新 規 にVolumeを 作 成 した 場 合 は 初 期 化 を 行 うことを 推 奨 いたします 高 速 初 期 化 は 最 初 と 最 後 の8MBだけを 初 期 化 し バックグランドで 行 われるためすぐに 仮 想 ドライブが 利 用 可 能 となります 9. 前 の 画 面 で 選 択 した 書 き 込 みポリシーの 説 明 が 表 示 されますので 内 容 を 確 認 し Yes ボタンを 押 します 53

10. 右 側 のドライブ グループに 仮 想 ドライブが 作 成 されていることを 確 認 し 次 へ ボタンを 押 します 容 量 を 最 大 値 に 指 定 しなかった 場 合 はここでさらに 仮 想 ドライブを 追 加 できます 11.サマリーを 確 認 し 終 了 ボタンを 押 します 54

12. 仮 想 ドライブ 作 成 完 了 のホップアップが 表 示 されます 13.SSD キャッシングの 画 面 が 表 示 されますがここでは SSD キャッシングを 使 用 しませんので いいえ ボタンを 押 し ます 14. 論 理 ビューで RAID-10 の 仮 想 ドライブが 作 成 されていることが 確 認 できます 55

4-3 グローバル ホットスペアの 設 定 1.MegaRAID ストレージ マネージャー の 物 理 タブでグローバル ホット スペアに 指 定 する 物 理 ドライブを 選 択 し ます 物 理 ドライブの 状 況 が 未 構 成 で 良 好 (Uncofigured Good) となっているものを 選 択 してからメニューの 進 む - 物 理 ドライブ - グローバル ホット スペアの 割 り 当 て を 選 択 します 2.アイコンが 変 更 され ドライブの 状 況 も グローバル ホット スペア になったことが 確 認 できます 56

4-4 イベントの email 通 知 1.MegaRAID ストレージ マネージャー のメニューから ツール - モニター 構 成 のアラート を 選 択 します (IP アドレスが 127.0.0.1 でアクセスしている 場 合 はこの 機 能 が 実 行 できません) 2. メールサーバー タブを 表 示 します 送 信 者 E メール アドレス に e メール アドレス SMTP サーバー にメー ルサーバーの IP アドレスを 入 力 します メールサーバーの 状 況 により 認 証 が 必 要 な 場 合 は 認 証 の 設 定 をしてくださ い 57

3. E メール タブを 表 示 します 新 規 受 信 者 の E メール アドレス にメールアドレスを 入 力 して 追 加 ボタンを 押 し ます デフォルトの 受 信 者 は 削 除 してください 4. テスト ボタンを 押 してテストメールを 送 信 してみます 58

5. 正 しく 送 信 されると 以 下 のような テスト E メールが 成 功 という 画 面 が 表 示 されます 6. OK ボタンを 押 します 以 上 でEメール 送 信 構 成 が 保 存 されます 重 要 : 日 本 語 の E メールは UTF-8 で 送 信 されますので Shift-JIS で 表 示 するメーラーで 受 け 取 ると 文 字 化 けします エンコードを UTF-8 に 変 更 することで 正 しく 表 示 されます デフォルトでは Eメール 送 信 されるメッセージの Sevirity は 致 命 的 のみとなっており ク リティカル や 警 告 情 報 は 送 信 されません この 設 定 の 変 更 は 5-7 イベントの 重 大 度 と 通 知 レベル を 参 照 して 下 さい 59

4-5 イベントの 重 大 度 と 通 知 レベル デフォルトでイベントはシステム ログ (OS のイベントログ) および MSM ログ (MegaRAID ストレージマネージャーのロ グ)へ 通 知 されるように 設 定 されております E メール 通 知 に 関 しては 致 命 的 のみで クリティカル が 設 定 されて おりません この 通 知 を 停 止 したい 場 合 や 通 知 のレベルを 変 更 する 場 合 には 以 下 の 手 順 で 行 います デフォルト 設 定 通 知 先 重 大 度 (Sevirity) システム ログ MSM ログ ポップアップ E メール 致 命 的 クリティカル 警 告 情 報 1.MegaRAID ストレージ マネージャー のメニューから ツール - モニター 構 成 のアラート を 選 択 します (IP アドレ スが 127.0.0.1 でアクセスしている 場 合 はこの 機 能 が 実 行 できません) 2. 現 在 の 構 成 が 表 示 されますので 変 更 する 場 合 は 重 大 度 レベルを 選 択 して 編 集 ボタンを 押 します 60

3.ここでは 重 要 度 :クリティカルのアラート 配 信 方 式 に E メール のチェックを 入 れました 4. OK ボタンを 押 します これでイベントの 重 大 度 と 通 知 構 成 が 保 存 されます 61

4-6 個 別 イベントの 通 知 レベル 設 定 個 々のイベントの 重 大 度 レベルを 変 更 することができます また 重 大 度 レベルを 変 更 せずに イベントごとにアラー ト 配 信 方 法 を 変 更 することもできます 1.MegaRAID ストレージ マネージャー のメニューから ツール - モニター 構 成 のアラート を 選 択 します (IP アドレ スが 127.0.0.1 でアクセスしている 場 合 はこの 機 能 が 実 行 できません) 2. 個 別 イベントの 変 更 ボタンを 押 します 62

3. 該 当 イベントを 選 択 して 重 大 度 はドロップダウンリストから 選 択 して 変 更 できます アラート 配 信 方 式 はチェックボッ クスで 指 定 します 個 別 イベントの 設 定 を 変 更 後 OK ボタンを 押 します 4.アラートの 構 成 画 面 に 戻 りますので OK ボタンを 押 して 設 定 が 終 了 となります 63

5 JBOD について システムに 新 規 ドライブを 挿 入 した 場 合 挿 入 したドライブに 有 効 な DDF メタデータがないと そのドライブは MegaRAID Entry レベル コントローラー 用 の JBOD として 表 示 されます ドライブに 有 効 な DDF メタデータがある と このドライブの 状 態 は Unconfigured Good になります JBOD ドライブ 状 態 のドライブは DDF レコードを 持 たな いため RAID 構 成 には 含 めることができません JBOD ドライブは ServeRAID-M1015/M1115/M1215 および ServeRAID-M5110/M5210 にキャッシュ 未 搭 載 時 の imr モードで 使 用 可 能 となります ここでは JBOD というドライブのステータスについて 記 述 いたします 通 常 RAID 構 成 していないドライブは OS から 認 識 されませんが JBOD のドライブは OS からスタンドアロンのドライブ として 認 識 可 能 です RAID 構 成 せずに 単 体 のドライブとしてご 利 用 になる 場 合 は JBOD にすることにより 利 用 可 能 となります 故 障 したドライブを 交 換 しても 再 構 築 が 開 始 されない 場 合 があります それは 新 しく 挿 入 したドライブが JBOD 状 態 である 可 能 性 が 考 えられます JBOD のドライブには 再 構 築 されませんので JBOD を 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good.) に 変 更 する 必 要 があります RAID 構 成 ユーティリティー 上 でまだ RAID 構 成 していないドライブが JBOD というステータスで 表 示 されている 場 合 があります JBOD 状 態 のドライブは RAID 構 成 に 含 めることができませんのでステータスを 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good.) に 変 更 してから RAID 構 成 を 行 ってください MegaRAID Storage Manager(MSM)では RAID 構 成 時 に JBOD のドライブを 認 識 すると 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good.) に 変 更 するかどうか 確 認 するプロセ スが 追 加 されております 64

5-1 RAID 構 成 の 過 途 中 で JBOD を 未 構 成 ドライブに 変 換 1. 通 常 の 手 順 で 仮 想 ドライブの 作 成 を 行 います 2.JBOD ドライブが 存 在 する 場 合 コンバージョンの 画 面 が 表 示 されますので JBOD から 未 構 成 で 良 好 へ 変 更 する ドライブを 選 択 (Shift+ で 複 数 選 択 可 ) して 変 換 (Convert) ボタンを 押 します 65

3. 確 認 画 面 が 表 示 されますのでチェックを 付 けて はい を 押 します 4.すべてのドライブを 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good.)に 変 換 し JBOD ドライブが 残 っていない 場 合 この 画 面 の 文 字 が 崩 れている 場 合 がありますが ここでは 次 へ ボタンを 押 して 下 さい 5. 移 行 は 通 常 の RAID 構 成 の 手 順 となりますので4の 項 目 を 参 照 して 構 成 して 下 さい 66

5-2 JBOD ドライブから 未 構 成 ドライブへの 変 更 手 順 1. 物 理 タブを 表 示 します 2. JBOD のドライブを 右 クリックして JBOD の 削 除 を 選 択 します 3. 確 認 画 面 が 表 示 されますので 確 認 にチェックをつけて はい ボタンを 押 します 3. 未 構 成 で 良 好 に 変 更 されていることが 確 認 できます 複 数 台 ある 場 合 も 1 台 ずつ 設 定 します 67

5-3 未 構 成 ドライブから JBOD ドライブへの 変 更 手 順 JBOD に 変 換 できるドライブは 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good) のドライブのみです 外 部 構 成 (Foreign)やオ ンライン ホットスペア Unconfigured bad のドライブは JBOD にできませんので 一 度 未 構 成 で 良 好 (Unconfigured Good にしてから JBOD にして 下 さい 1. 物 理 タブを 選 択 します 2. 対 象 のドライブを 選 択 した 状 態 で 進 む - 物 理 ドライブ - JBOD の 作 成 を 選 択 します JBOD に 変 換 されました 68

6 外 部 構 成 (Foreign Configuration) 外 部 構 成 とは ドライブを 装 着 した 時 に 既 にドライブ 上 に 存 在 する RAID 構 成 のことです たとえば 1 つまたは 複 数 のドラ イブが ケーブルを 外 したり ドライブを 取 り 外 すなどして 構 成 から 除 去 された 場 合 これらのドライブの 構 成 を RAID コン トローラーは 外 部 構 成 であると 見 なします 外 部 構 成 を RAID コントローラーにインポートすることも また 構 成 をクリア し それらのドライブを 使 用 して 新 規 構 成 を 作 成 することもできます 新 規 構 成 を 作 成 するときには 構 成 されていないド ライブだけが 表 示 されますので 一 度 利 用 されたドライブを 使 用 して 新 たに RAID を 構 成 しようとした 場 合 以 前 の RAID 構 成 情 報 が 残 っており RAID 構 成 に 利 用 可 能 なドライブとして 表 示 されない 場 合 があります その 場 合 は RAID の 構 成 情 報 をクリアします また RAID コントローラーの 交 換 などによりドライブに 残 った 構 成 を 新 しいコントローラー 上 で 使 用 したい 場 合 などはインポートして 取 り 込 むことができます ここでは 外 部 構 成 のインポートとクリアの 手 順 を 紹 介 しております 外 部 構 成 のドライブは MegaRAID ストレージ マネージャー 上 で 以 下 のように のついたアイコンで 表 示 されております ドライブが 何 も 表 示 されていない 場 合 で 以 降 の 手 順 でスキャンすることにより 表 示 される 場 合 があります 物 理 ビュー 論 理 ビュー 69

6-1 外 部 構 成 (Foreign Configuration)のインポート 1.RAID コントローラーを 選 択 した 状 態 でメニューの 進 む - コントローラー - 外 部 構 成 のスキャン を 選 択 します 2. インポート を 選 択 して OK ボタンを 押 します 70

3. 構 成 内 容 を 確 認 して 受 け 入 れる ボタンを 押 します 4. 確 認 画 面 が 表 示 されますので はい ボタンを 押 します 5. 成 功 のメッセージが 表 示 されますので OK ボタン 押 します 71

6-2 外 部 構 成 (Foreign Configuration)のクリア 1.RAID コントローラーを 選 択 した 状 態 でメニューの 進 む - コントローラー - 外 部 構 成 のスキャン を 選 択 します 2. クリア を 選 択 して OK ボタンを 押 します 3. 確 認 画 面 が 表 示 されますので 確 認 にチェックを 付 けて はい ボタンを 押 します 4.クリアの 成 功 メッセージが 表 示 されますので OK ボタンを 押 します 72

7 SNMP Trap 通 知 7-1 Windows 環 境 での SNMP の 設 定 1.4-1 で MegaRAID Storage Manager をインストールする 時 に 8.の Install Type で Complete を 選 択 している 場 合 SNMP 機 能 はインストールされておりますので 特 に 追 加 導 入 するものはありません Install Type で Custom を 選 択 してインストールしており SNMP Trap Feature を 選 択 していない 場 合 は SNMP Trap Feature を 追 加 する 必 要 が あります 2. 事 前 に Windows のサービス SNMP Service がインストールされていることを 確 認 します SNMP Serveice は Windows Server 2008R2 / 2012/2012 R2 を 導 入 する 時 にデフォルトでは 導 入 されませんの で Windows 機 能 の 選 択 にて SNMP サービス を 選 択 する 必 要 があります 既 に 導 入 済 みの Windows では サー バーマネージャー - 機 能 から 機 能 の 追 加 で 導 入 して 下 さい Windows Server 2012 の 場 合 は サーバーマネージャー - 管 理 から 役 割 と 機 能 の 追 加 で 導 入 して 下 さい SNMP サービスは 機 能 の 選 択 の 項 で 表 示 されます 73

3.Windows Server 2008 R2 のサーバーマネージャーからサービス SNMP Service を 右 クリックし プロパティ を 表 示 します Windows Server 2012 の 場 合 は サーバーマネージャーから ツール - サービス を 開 いて SNMP Service を 右 クリックし プロパティ を 表 示 します 4.SNMP Service のプロパティ 画 面 で トラップ タブをクリックし コミュニティ 名 を 入 力 します 5. 追 加 ボタンを 押 して Trap 送 信 先 の の IP アドレスを 入 力 します 74

6. セキュリティ タブをクリックし すべてのホストから SNMP パケットを 受 け 付 ける を 選 択 して 適 用 ボタンを 押 し ます 7.MIB ファイルは 3-1 でダウンロードした MegaRAID Storage Manager のパッケージに 入 っております SNMP マネ ージャー 側 にインストールして 下 さい lsi-adaptersas.mib 75

7-2 Linux 環 境 での SNMP の 設 定 Linux 環 境 で SNMP 機 能 を 使 用 する 場 合 OS 側 で 提 供 されている snmpd とハードウェア 側 で 提 供 されている lsi_mrdsnmpd が 必 要 になります lsi_mrdsnmpd をインストールするには あらかじめ snmpd の 構 成 を 定 義 している snmpd.conf ファイルが 用 意 されている 必 要 があります snmpd.conf ファイルが 用 意 されていれば MegaRAID スト レージ マネージャーをインストールする 時 の install.sh にて lsi_mrdsnmpd の rpm パッケージも 同 時 にインストールさ れます snmpd.conf ファイルを 構 成 する 前 に MegaRAID ストレージ マネージャーをインストール 済 みの 場 合 は lsi_mrdsnmpd のインストール 部 分 のみ 失 敗 しているはずですので 再 度 インストールする 必 要 があります 当 ガイドでは RHEL7.0 64bit 環 境 を 使 用 しており OS 側 の snmp は Net-snmp を 使 用 する 例 を 記 述 しております 1.OS 側 で 必 要 な 以 下 のパッケージをインストールします OS RHEL7.0 Package net-snmp-5.7.2-18.el7.x86_64.rpm net-snmp-utils-5.7.2-18.el7.x86_64.rpm 2.snmpconf コマンドで snmpd の 設 定 をし 作 成 された snmpd.conf を /etc/snmp/snmpd.conf にコピーしま す (デフォルトでは snmpconf を 実 行 したディレクトリに snmpd.conf が 作 成 されます) 3.snmpd.conf ファイルに 以 下 の 内 容 の 記 述 がない 場 合 は 追 加 して 下 さい trapsink マネージャ IP アドレス コミュニティ 名 com2sec snmpclient マネージャ IP アドレス コミュニティ 名 4.snmpd を 開 始 します systemctl start snmpd systemctl daemon-reload 5.システム 起 動 時 に snmpd が 自 動 起 動 するように 設 定 します systemctl enable snmpd 76

6.lsi_mrdsnmpd をインストールします これは MegaRAID ストレージマネージャーをインストールする 際 に complete を 選 択 した 場 合 MegaRAID ストレージマネージャーと 共 にインストールされますので 3-3 Red Hat Enterprise Linux 7.0 へのインストールと 起 動 を 参 照 して 下 さい 実 行 結 果 は 3-3 7.のところがエラーにならず 以 下 のようになります Installing sas_snmp- 15.05-0004 準 備 しています... ################################# [100%] 更 新 中 / インストール 中... 1:sas_snmp-15.05-0004 ################################# [100%] Starting snmpd Registering Service lsi_mrdsnmpd Starting LSI SNMP Agent Installing sas_ir_snmp- 15.05-0004 準 備 しています... ################################# [100%] Stopping lsi_mrdsnmpd (via systemctl): [ OK ] 更 新 中 / インストール 中... 1:sas_ir_snmp-15.05-0004 ################################# [100%] Starting snmpd Starting LSI SNMP Agent Warning: Unit file of lsi_mrdsnmpd.service changed on disk, 'systemctl daemon-reload' recommended. 7.MIB ファイルは 3-1 でダウンロードした MegaRAID Storage Manager のパッケージに 入 っております SNMP マネ ージャー 側 にインストールして 下 さい lsi-adaptersas.mib 77

8 コマンドライン ツール MegaRAID コマンドライン ツール StorCli は RAID の 構 成 およびモニタリング メンテナンスを 行 うツールです StorCli は Web よりダウンロードしてご 利 用 下 さい 8-1 StorCLI のインストール Windows 用 Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい Web に 最 新 版 がある 場 合 最 新 版 をご 利 用 下 さい Zip ファイルをローカル ディスクに 展 開 してご 利 用 下 さい 32bit 用 と 64bit 用 があります 32bit 用 storcli.exe 64bit 用 storcli64.exe Linux 用 Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい Web に 最 新 版 がある 場 合 最 新 版 をご 利 用 下 さい ここでは root/storcli というディレクトリを 作 成 し ダウンロードした zip ファイルをコピーしております zip ファイルを 展 開 すると Linux ディレクト 配 下 に 以 下 の rpm パッケージが 展 開 されます Linux/storcli-1.14.12-1.noarch.rpm 78

Linux ディレクトリに 移 動 して rpm パッケージをインストールします cd Linux rpm -ivh storcli-1.14.12-1.noarch.rpm [root@x3650m5 storcli]# unziplsi_utl_sraidmr_storcli-1.14.12_linux_32-64.zip Archive: lsi_utl_sraidmr_storcli-1.14.12_linux_32-64.zip inflating: Linux/license.txt inflating: Linux/LINUX_Readme.txt inflating: Linux/storcli-1.14.12-1.noarch.rpm [root@x3650m5 storcli]# cd Linux/ [root@x3650m5 Linux]# ls LINUX_Readme.txt license.txt storcli-1.14.12-1.noarch.rpm [root@x3650m5 Linux]# rpm -ivh storcli-1.14.12-1.noarch.rpm 準 備 しています... ########################################### [100%] 更 新 中 /インストール 中... 1:storcli-1.14.12-1 ########################################### [100%] [root@x3650m5 Linux]# storcli は/opt/MegaRAID/storcli/にインストールされております 64bit 環 境 では 上 記 rpm にて storcli64 がインストールされます VMware 4 ESX 用 Fix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい Web に 最 新 版 がある 場 合 最 新 版 をご 利 用 下 さい 1.ダウンロードした zip ファイルを 展 開 すると 以 下 の3つのディレクトリがございますので Vmware-4 ディレクトリを 開 き ます 2. storcli というファイルを ESX ホストの 任 意 のディレクトリにコピーします ここでは/tmp というディレクトリにコピーし ております 3.storcli に 実 行 権 限 をつけます chmod 744 storcli [root@x3550m3 tmp]# chmod 744 storclii 79

VMware vsphere ESXi 5 および 6 用 IFix Central Web サイトよりダウンロードしてご 利 用 下 さい Web に 最 新 版 がある 場 合 最 新 版 をご 利 用 下 さい 1.ダウンロードした zip ファイルを 展 開 すると 以 下 の3つのディレクトリがございます ESXi6 では Vmware-NDS-5.5 をご 利 用 下 さい 2. vmware-esx-storcli-1.16.10.vib という vib ファイルを ESXi ホストの 任 意 のディレクトリにコピーします ここでは /tmp というフォルダーにコピーしております 3. 以 下 のコマンドでインストールします esxcli software vib install -v /tmp/vmware-esx-storcli-1.16.10.vib (vib ファイルはフルパスで 指 定 します) /tmp # esxcli software vib install -v /tmp/ vmware-esx-storcli-1.16.10.vib [InstallationError] ('LSI_bootbank_vmware-esx-storcli-1.16.10_1.16.10-01', 'Could not find a trusted signer.') vibs = LSI_bootbank_vmware-esx-storcli-1.16.10_1.16.10-01 Please refer to the log file for more details. Could not find a trusted signer. というエラーでインストールできなかった 場 合 は --no-sig-check オプションを 付 けてインストールします /tmp # esxcli software vib install -v /tmp/vmware-esx-storcli-1.16.10.vib --no-sig-check Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: LSI_bootbank_vmware-esx-storcli-1.16.10_1.16.10-01 VIBs Removed: VIBs Skipped: Operation finished successfully と 表 示 されていれば 正 しくインストールできました storcli は/opt/lsi/storcli/にインストールされております 80

8-2 StorCLI の 使 用 方 法 StorCLI コマンドの 使 用 方 法 について 詳 しくは -h で Help をご 参 照 下 さい 64bit 環 境 では storcli64 コマンドになります storcli -h 上 記 コマンドにてパラメーターの 一 覧 が 表 示 されます 以 下 は 使 用 例 です 8-2- 例 1 コピーバック 機 能 の 設 定 現 在 のコピーバック モードの 確 認 :storcli /cx show copyback コピーバックを 使 用 可 能 にする:storcli /cx set copyback=on type=all コピーバックを 使 用 不 可 にする:storcli /cx set copyback=off type=all cx の x はアダプター 番 号 [root@localhost storcli]#./ storcli64 /c0 show copyback Controller = 0 Status = Success Description = None Controller Properties : ===================== ------------------------ Ctrl_Prop Value ------------------------ Copy Back ON SSDSMARTerEnabled ON SMARTerEnabled OFF ------------------------ [root@localhost storcli]#./storcli64 /c0 set copyback=off type=all Controller = 0 Status = Success Description = None Controller Properties : ===================== ---------------- Ctrl_Prop Value ---------------- Copy Back ALL ---------------- 81

8-2- 例 2 構 成 情 報 の 表 示 アダプターの 設 定 情 報 表 示 : storcli /call show all [root@x3650m4 storcli]#./storcli64 /call show all Generating detailed summary of the adapter, it may take a while to complete. Controller = 0 Status = Success Description = None Basics : ====== Controller = 0 Model = ServeRAID M5110e Serial Number = 2670JH Current Controller Date/Time = 08/27/2014, 05:49:16 Current System Date/time = 08/27/2014, 14:49:17 SAS Address = 5005076040834158 PCI Address = 00:16:00:00 Mfg Date = 06/06/12 Rework Date = 06/06/12 Revision No = 00D2888 Version : ======= Firmware Package Build = 23.22.0-0024 Firmware Version = 3.340.75-3372 Bios Version = 5.45.07.2_4.16.08.00_0x06030503 NVDATA Version = 2.1312.03-0126 仮 Boot 想 ドライブ Block 物 Version 理 ドライブの = 2.05.00.00-0010 情 報 表 示 : storcli64 /call /vall show Bootloader Version = 07.26.26.219 [root@x3650m4 Driver Name = storcli]# megaraid_sas./storcli64 /call /vall show Controller Driver Version = 0 = 06.700.06.00-rh1 Status = Success Description = None Virtual Drives : ============== --------------------------------------------------------------- DG/VD TYPE State Access Consist Cache Cac scc Size Name --------------------------------------------------------------- 0/0 RAID1 Optl RW No RWBD - ON 135.973 GB 1/1 RAID5 Optl RW No RWBD - ON 100.0 GB --------------------------------------------------------------- 82

8-2- 例 3 ドライブをオフラインにする エンクロージャー 番 号 (EID)とスロット 番 号 (Slt)を 調 べる:./storcli64 /cx /eall /sall show 指 定 物 理 ドライブをオフラインにする:storcli64 /cx /ex /sx set offline cx:コントローラ 番 号 ex:エンクロージャー 番 号 sx:スロット 番 号 [root@x3650m4 storcli]#./storcli64 /c0 /eall /sall show Controller = 0 Status = Success Description = Show Drive Information Succeeded. Drive Information : ================= ------------------------------------------------------------------------- EID:Slt DID State DG Size Intf Med SED PI SeSz Model Sp ------------------------------------------------------------------------- 59:2 60 Onln 0 135.973 GB SAS HDD N N 512B ST9146852SS U 59:3 61 Onln 0 135.973 GB SAS HDD Y N 512B ST9146752SS E U 59:4 63 Onln 1 278.465 GB SAS HDD N Y 512B MK3001GRRB U 59:5 21 Onln 1 278.465 GB SAS HDD Y N 512B ST9300503SS E U 59:6 69 Onln 1 278.465 GB SAS HDD Y N 512B ST9300503SS E U ------------------------------------------------------------------------- [root@x3650m4 storcli]#./storcli64 /c0 /e59 /s6 set offline Controller = 0 Status = Success Description = Set Drive Offline Succeeded. 8-2- 例 4 リビルドの 進 行 状 況 を 確 認 する 指 定 物 理 ドライブのリビルド( 再 構 築 )の 進 行 状 況 を 確 認 する:storcli64 /cx /ex /sx show rebuild cx:コントローラ 番 号 ex:エンクロージャー 番 号 sx:スロット 番 号 [root@x3650m4 storcli]#./storcli64 /c0 /e59 /s6 show rebuild Controller = 0 Status = Success Description = Show Drive Rebuild Status Succeeded. ----------------------------------------------------- Drive-ID Progress% Status Estimated Time Left ----------------------------------------------------- /c0/e59/s6 23 In progress 5 Minutes ----------------------------------------------------- 83

8-2- 例 5 ドライブの 消 去 使 用 済 みドライブの 内 容 を 消 去 します データが 失 われますのでドライブの 指 定 に 十 分 に 注 意 して 下 さい 指 定 物 理 ドライブの 消 去 (SED 対 応 ドライブ):storcli64 /cx /ex /sx secureerase 指 定 物 理 ドライブの 消 去 (SED 非 対 応 ドライブ):storcli64 /cx /ex /sx start erase simple 指 定 物 理 ドライブの 消 去 進 行 状 況 確 認 :storcli64 /cx /ex /sx show erase cx:コントローラ 番 号 ex:エンクロージャー 番 号 sx:スロット 番 号 C:\StorCli\Windows>storcli64 /c0 /e59 /s3 secureerase force Controller = 0 Status = Success Description = Drive Secure Erase Succeeded. C:\StorCli\Windows>storcli64 /c0 /e59 /s2 start erase simple Controller = 0 Status = Success Description = Start Drive Erase Succeeded. C:\StorCli\Windows>storcli64 /c0 /e59 /s2 show erase Controller = 0 Status = Success Description = Show Drive Erase Status Succeeded. ----------------------------------------------------- Drive-ID Progress% Status Estimated Time Left ----------------------------------------------------- /c0/e59/s2 85 In progress 2 Minutes ----------------------------------------------------- 84

9 リモート 管 理 MegaRAID ストレージ マネージャー(MSM)ではリモートのサーバーを 管 理 することができます Firewall の 設 定 された 環 境 でリモート 管 理 を 行 うためには MSM が 使 用 するポートを 開 ける 必 要 があります (MSM が 使 用 するポートは 以 下 となります Component Sending Port/Source Port Listening Port/Dest Port MSM GUI Client 49258-50058 (TCP) 49258-50058 (TCP) Framework 49258-50058 (TCP) 3071,5571(TCP/UDP) Popup 49152-65535 (TCP) 49152-65535 (TCP) MrMonitor 49152-65535 (TCP) 49152-65535 (TCP) 注 意! VMware ESXi 5 および 6 のリモート 管 理 については 3-5 VMware ESXi 5 および 6 の 管 理 手 順 を 参 照 して 下 さ い 3 の 手 順 で Complete でインストールした 場 合 リモートで 他 のサーバーを 管 理 することも 他 のマシンから 管 理 され ることも 可 能 となります デフォルトではローカル サーバーのみ 検 出 する 設 定 になっておりますがこの 設 定 を 変 更 す ることが 可 能 です 初 期 画 面 にて ホストの 構 成 ボタンを 押 します 85

管 理 側 の 設 定 ローカル サーバーのみ 表 示 デフォルトはこの 設 定 になっております 以 下 のお 気 に 入 りリストからシステムを 表 示 サーバーの IP アドレスを 登 録 し 登 録 されたサーバーのみ 検 出 します ローカル サーバーのネットワーク 内 の 全 システムを 表 示 同 一 サブネット 内 の MSM が 導 入 されているサーバーを 検 出 します ローカル サーバーのネットワーク 上 の ESXi-CIMON サーバーを 全 て 表 示 する ESXi サーバーを 検 出 します 被 管 理 側 の 設 定 リモート サーバーのディスカバリー 処 理 を 停 止 します 自 分 自 身 を 他 のリモート 管 理 マシンに 見 せるかどうかの 設 定 です これにチェックを 入 れたサーバーはリモートのマシンから 検 出 されなくなります 86