文化財庭園保存技術者協議会 会報 

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能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

                         庁議案件No

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

(2) 都 市 計 画 区 域 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 1 都 市 計 画 区 域 の 変 遷 2 市 街 化 区 域 及 び 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 旧 石 巻 市 ( 単 位 :ha) ( 単 位 :ha) 変 更 都 市 計 画 区 域 行

協 議 会 事 務 局 長 民 生 委 員 協 議 会 会 長 身 体 障 害 者 協 議 会 会 長 老 人 クラブ 連 合 会 会 長 ( 平 成 25 年 6 月 1 日 現 在 ) 母 子 寡 婦 福 祉 会 会 長 手 をつなぐ 育 成 会 会 長 中 馬 惠 雄 元 野 濱 子 里 島

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

 

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

燈 光 会 創 立 百 周 年 に 当 たり 永 年 にわたり 航 路 標 識 関 係 に 尽 力 のあった 燈 光 会 会 員 等 茶 会

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

様式第4号

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市街化調整区域における地区計画の

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

平 成 22 年 12 月 第 5 回 定 例 会 (11 月 26 日 招 集 ) 会 期 日 程 表

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

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学校安全の推進に関する計画の取組事例

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

財 政 援 助 団 体 監 査 報 告 書 1. 監 査 の 対 象 平 成 25 年 度 において 30 万 円 以 上 の 財 政 援 助 を 予 定 している 団 体 のうち 主 として 市 役 所 内 に 事 務 局 を 有 し かつ 市 職 員 が 当 該 団 体 の 委 嘱 を 受 けて

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や


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1 子 ども 子 育 て 支 援 会 議 議 事 一 覧 平 成 25 年 11 月 28 日 ( 木 ) 第 1 回 子 ども 子 育 て 支 援 会 議 1 会 長 副 会 長 の 選 出 について 2 会 議 の 運 営 について 3 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 概 要 につ

はじめに

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(1) 日 時 平 成 27 年 10 月 7 日 ( 水 ) 座 学 切 断 埋 込 み 実 習 ( 実 習 は 研 磨 実 習 申 込 者 のみ) 10 月 8 日 ( 木 ) 9 日 ( 金 ) 研 磨 卓 上 SEM 解 析 実 習 ( 切 断 埋 込 み 実 習 参 加 者 のみ) ( 希

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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m07 北見工業大学 様式①

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

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全設健発第     号

所 属 名 グ 名 契 約 の 相 手 方 契 約 件 名 開 始 終 了 契 約 金 額 ( 円 ) 適 用 条 項 随 意 契 約 理 由 治 グルー 治 グルー 一 級 河 川 大 川 ( 旧 淀 川 ) 浚 渫 工 事 (JR 環 状 線 下 流 )に 伴 う 浚 渫

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

第1回未決拘禁者の処遇等に関する有識者会議配布資料

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4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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Ⅰ 平成14年度の状況

内 の 遺 体 は 朽 ちていたが 10 余 枚 の 歯 が 残 っていたので 死 者 の 年 齢 を 30~60 歳 と 鑑 定 で

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 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

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対 象 外 区 域 以 下 の 区 域 は 原 則 として 策 定 区 域 に 含 めないこと (1) 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 農 用 地 区 域 (2) 優 良 農 地 ( 一 団 のまとまりのある 農 地 や 農 業 水 利 施 設 の 整 備

は じ め に 新 蛇 田 区 は 災 害 危 険 区 域 等 にお 住 まい 皆 様 方 に 対 し 移 転 していた だくため 宅 供 給 を 目 的 とした 土 区 画 整 理 事 業 により 周 辺 環 と 調 和 し たまちづくりを 進 めています こような 中 区 計 画 を 導 入 す

長 崎 県 吹 奏 楽 祭 ( 佐 世 保 会 場 ) 進 行 表 グループ 出 演 順 チューニングA チューニングB 出 演 時 間 役 員 1 小 佐 々 中 学 校 14 9:1 ~ 9:4 10:00 ~ 10:1 Cグループ 1 分 演 奏 3 分 入 れ 替 え

一般競争入札について

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小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

実 施 概 要 実 施 日 : 平 成 20 年 9 月 1 日 ( 木 )~9 月 16 日 ( 火 ) 対 象 者 : 内 高 校 6 校 それぞれ 120 人 を 対 象 に 配 布 新 発 田 高 校 新 発 田 南 高 校 新 発 田 西 高 校 新 発 田 商 業 高 校 新 発 田 農

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後期高齢者医療制度

定 員 現 員 1 1 氏 名 職 業 任 期 柏 原 雅 史 広 福 寺 住 職 H2.4.1 ~ H 親 族 等 特 殊 関 係 者 の の 親 資 格 親 族 他 の 社 会 族 社 会 福 祉 地 域 の 福 地 域 の 代 施 設 長 利 用 者 の 施 設 整 備 又 は

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

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回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が


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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 午 後 2 時 ~ 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 次 第 1 開 会 2 開 会 あいさつ 横 浜 市 副 市 長 渡 辺 巧 教 3 委 員 紹 介

区 分 事 業 区 分 事 業 量 事 業 費 円 新 植 改 植 ha 35,862,170 鹿 児 保 育 風 倒 木 処 理 等 6.30 ha 5,200,326 島 除 伐 ha 会 除 間 伐 間 伐 ha 291,568,279 計 林 業 専 用

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

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人事行政の運営状況の報告について

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新 幹 線 朝 の 通 勤 通 学 に 便 利 な つばめ の 両 数 や 時 刻 を 見 直 します 熊 本 7:11 発 博 多 行 き つばめ 306 号 を N700 系 車 両 8 両 編 成 で 運 転 します 定 員 は 546 名 (+162 名 )となり 着 席 チャンスを 拡 大


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安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

Transcription:

文 化 財 庭 園 保 存 技 術 者 協 議 会 会 報 2013.7 第 22 号 編 集 発 行 : 文 化 財 庭 園 保 存 技 術 者 協 議 会 ( 代 表 : 廣 瀬 慶 寛 ) 600-8361 京 都 市 下 京 区 大 宮 通 花 屋 町 上 ル NPOみどりのまちづくり 研 究 所 内 TEL:075-341-2600 FAX:075-361-0961 評 議 会 連 絡 所 : 606-8371 京 都 市 左 京 区 北 白 川 瓜 生 山 2-116 京 都 造 形 芸 術 大 学 日 本 庭 園 歴 史 遺 産 研 究 センター TEL:075-791-9018 FAX:075-791-9342 東 京 連 絡 所 : 169-0051 東 京 都 新 宿 区 西 早 稲 田 1-6-3 福 田 ビル3F 文 化 財 庭 園 保 存 技 術 研 究 センター TEL:03-3202-5233 FAX:03-3202-5394 平 成 25 年 度 総 会 研 修 会 のご 案 内 平 成 25 年 度 総 会 研 修 会 を 下 記 の 通 り 開 催 いたします 今 回 の 教 養 研 修 では 文 化 庁 より 講 師 をお 招 きし 具 体 的 な 事 例 を 交 えご 講 演 頂 いた 後 国 指 定 史 跡 の 旧 二 条 離 宮 ( 二 条 城 )など の 見 学 を 行 います 実 技 技 能 研 修 では 京 都 市 内 の 国 指 定 名 勝 円 山 公 園 にて 庭 園 についてのご 解 説 を 頂 き 空 間 構 成 管 理 方 針 について 会 員 諸 氏 と 討 議 しつつ 実 際 の 庭 園 において 技 術 研 修 会 を 行 います 庭 園 の 様 々な 事 柄 について 率 直 な 意 見 交 換 が 期 待 できます ふるってご 参 加 ください 平 成 25 年 7 月 26 日 ( 金 ) 会 場 : 京 都 社 会 福 祉 会 館 ( 京 都 府 京 都 市 上 京 区 猪 熊 丸 太 町 下 る 中 之 町 ) 12:45 受 付 開 始 ( 京 都 社 会 福 祉 会 館 1 階 第 1 会 議 室 ) 13:00 総 会 開 会 14:00 教 養 研 修 ( 講 演 会 ) 本 中 眞 氏 ( 文 化 庁 記 念 物 課 主 任 文 化 財 調 査 官 ) 名 勝 の 保 護 について 尼 崎 博 正 氏 ( 京 都 造 形 芸 術 大 学 教 授 評 議 会 員 ) 二 条 城 二 之 丸 庭 園 について 15:25 実 地 技 能 研 修 史 跡 旧 二 条 離 宮 ( 二 条 城 ) 特 別 名 勝 二 条 城 二 之 丸 庭 園 17:00 閉 会 現 地 指 導 : 尼 﨑 博 正 氏 ほか 平 成 25 年 7 月 27 日 ( 土 ) 会 場 : 名 勝 円 山 公 園 ( 京 都 府 京 都 市 東 山 区 円 山 町 ) 9:00 ~ 17:00 実 技 技 能 研 修 平 成 25 年 7 月 28 日 ( 日 ) 会 場 : 名 勝 円 山 公 園 ( 京 都 府 京 都 市 東 山 区 円 山 町 ) 9:00 ~ 15:00 実 技 技 能 研 修 15:00 ~ 15:30 講 評 15:30 閉 会 総 会 会 場 場 所 京 都 社 会 福 祉 会 館 ( 京 都 府 京 都 市 上 京 区 猪 熊 丸 太 町 下 る 中 之 町 519 右 図 ) 交 通 機 関 JR 京 都 駅 より 市 バス 二 条 城 前 または 堀 川 丸 太 町 下 車 徒 歩 5 分 もしくは 地 下 鉄 二 条 城 前 下 車 徒 歩 8 分 ( 公 共 交 通 機 関 をご 利 用 下 さい)

平 成 24 年 度 実 地 技 能 研 修 会 京 都 府 内 で 開 催 される 平 成 25 年 1 月 20 日 ( 日 ) 京 都 府 八 幡 市 内 会 場 として 石 清 水 八 幡 宮 境 内 ならびに 松 花 堂 美 術 館 庭 園 にて 実 地 技 能 研 修 を 開 催 しました その 概 要 をご 報 告 致 します 当 日 はケーブルで 山 上 にあがり 徒 歩 で 石 清 水 神 社 の 社 殿 にむかい まず 本 殿 前 で 石 清 水 八 幡 宮 の 神 道 権 禰 宜 より 八 幡 宮 の 由 緒 などについてご 説 明 いただきました その 後 社 務 所 前 の 重 森 三 玲 作 庭 の 枯 山 水 の 庭 を 見 学 し 庭 園 内 の 石 燈 籠 について 尼 崎 博 正 評 議 会 員 よりご 説 明 いただき 続 いて 境 内 の 松 花 堂 跡 では 八 幡 市 教 育 委 員 会 文 化 財 保 護 課 の 大 同 真 白 係 長 と 小 森 俊 寛 主 幹 に 昭 和 59(1984) 年 度 に 行 われた 発 掘 調 査 と 復 元 整 備 事 業 についての 概 要 をご 説 明 いただきました また 当 時 松 花 堂 跡 の 発 掘 調 査 を 担 当 されていた 田 中 哲 雄 評 議 会 員 からは 発 掘 調 査 当 時 の 様 子 をより 詳 しくご 解 説 いただきました さらに 江 戸 時 代 初 頭 に 松 花 堂 昭 乗 が 住 職 を 務 めた 滝 本 坊 跡 に 移 動 し 小 森 主 幹 より 平 成 22(2010) 年 度 の 発 掘 調 査 の 成 果 や 往 時 の 滝 本 坊 の 様 相 について 解 説 いただきました 昼 食 をはさんで 午 後 は 再 びケーブルで 下 山 し 松 花 堂 美 術 館 庭 園 へ 向 かいました まず 美 術 館 会 議 室 で 大 洞 係 長 より 造 営 の 経 緯 や 平 成 24(2012) 年 度 からの 修 復 整 備 な どの 概 況 をご 説 明 いただき 本 協 議 会 の 監 事 で もある( 株 ) 空 間 文 化 開 発 機 構 の 真 鍋 建 男 所 長 に よる 補 足 説 明 の 後 庭 園 内 を 見 学 しました 園 内 では 石 清 水 八 幡 宮 境 内 より 明 治 年 間 に 移 された 泉 坊 書 院 の 凝 った 造 りや 実 物 の 古 墳 の 墳 丘 を 断 ち 割 るようにして 築 かれた 築 山 のあ 研 修 の 様 子 ( 石 清 水 八 幡 宮 ) る 庭 園 の 由 緒 や 作 庭 の 時 期 などについて 評 議 会 員 や 参 加 の 会 員 からの 様 々な 指 摘 や 質 問 が 出 されました そして 大 洞 係 長 小 森 主 幹 にお 答 えいただく 中 で さらに 議 論 を 進 めながら 見 学 を 行 いました 最 後 に 中 村 一 評 議 会 員 から 先 生 が 八 幡 市 にお 住 まいになる 前 後 の 八 幡 市 の 文 化 財 保 護 行 政 の 様 子 などもご 披 露 いただき 最 後 に 講 評 をいただき 閉 会 となりました 平 成 24 年 度 実 地 技 能 研 修 会 岩 手 県 内 で 開 催 される 平 成 24 年 度 は 1 月 の 京 都 府 内 での 研 修 に 続 き 3 月 19 日 ( 火 ) 20 日 ( 水 )にも 岩 手 県 内 にて 実 地 技 能 研 修 を 開 催 しました その 概 要 をご 報 告 致 します 19 日 ( 火 )は 世 界 遺 産 ともなった 平 泉 の 文 化 財 庭 園 を 中 心 に 見 学 を 行 いました 一 関 駅 前 に 集 合 の 後 バスで 向 かった 最 初 の 会 場 は 特 別 名 勝 毛 越 寺 庭 園 でした 毛 越 寺 では 本 協 議 会 の 設 立 発 起 人 でもある 毛 越 寺 藤 里 明 久 執 事 長 より ご 挨 拶 と 毛 越 寺 の 沿 革 や 近 年 の 動 向 などのご 説 明 をいただきました その 後 庭 園 を 一 巡 し 過 去 の 発 掘 調 査 や 整 備 の 経 緯 については 平 泉 町 平 泉 文 化 遺 産 センター 菅 原 計 二 文 化 財 調 査 員 から 東 日 本 大 震 災 により 傾 いた 中 島 の 立 石 を 据 え 直 した 災 害 復 旧 事 業 に 際 しての 洲 浜 や 立 石 の 状 況 復 旧 事 業 の 成 果 などについては 支 援 会 員 でもある( 株 ) 環 境 事 業 計 画 研 究 所 の 吉 村 龍 二 所 長 からご 説 明 いただきました 特 に 周 囲 を 土 嚢 で 仕 切 られ 全 体 を 観 察 できるようになっていた 中 島 につ いては 参 加 者 の 興 味 もひとしおで 多 くの 質 問 が 飛 び 交 いました また この 災 害 復 旧 事 業 の 施 工 を 担 当 した 本 協 議 会 の 副 代 表 でもある 庭 匠 植 清 の 徳 村 盛 市 代 表 や 同 じく 研 修 会 員 の 徳 村

高 秀 氏 からも 施 工 の 様 子 などに ついて ご 説 明 いただきました 続 いて 徒 歩 で 毛 越 寺 に 隣 接 す る 名 勝 旧 観 自 在 王 院 庭 園 に 移 動 し 昼 食 をはさんで 特 別 史 跡 無 量 光 院 跡 と 史 跡 柳 之 御 所 ( 平 泉 遺 跡 ) 跡 を 見 学 しましたが 発 掘 調 査 や 整 備 の 経 緯 については 引 き 続 き 菅 原 文 化 財 調 査 員 にご 説 明 いただき ました 平 泉 での 研 修 後 バスで 宮 古 市 内 へ 移 動 しました 夕 刻 には 夕 食 もかねた 懇 親 会 が 開 催 され 新 入 研 修 の 様 子 ( 毛 越 寺 ) 会 員 も 含 めた 会 員 間 の 親 睦 を 深 め ると 共 に 翌 日 の 研 修 への 英 気 を 養 っていただきました 翌 20 日 ( 水 )は 当 初 の 予 定 を 変 更 し 平 安 時 代 から 名 所 として 知 られた 名 勝 浄 土 ケ 浜 をまず 見 学 して 後 登 録 記 念 物 の 盛 合 氏 庭 園 を 見 学 しました 当 主 の 盛 合 光 徳 氏 にお 出 迎 えいただ ご 挨 拶 を 頂 戴 して 後 宮 古 市 教 育 委 員 会 文 化 課 市 史 編 纂 室 の 假 屋 雄 一 郎 氏 を 中 心 に 岩 手 県 教 育 委 員 会 生 涯 学 習 文 化 課 の 川 戸 均 氏 宮 古 市 教 育 委 員 会 文 化 課 の 高 橋 憲 太 郎 氏 から 盛 合 氏 庭 園 についてご 説 明 いただきながら 見 学 を 行 いました 盛 合 氏 庭 園 は 江 戸 時 代 中 頃 から 漁 業 などで 財 を 成 した 盛 合 氏 が18 世 紀 末 に 南 部 藩 主 南 部 利 敬 を 迎 えるために 整 備 した 邸 宅 と 庭 園 を 残 し 主 屋 の 前 に 水 を 湛 えた 庭 園 が 展 開 していましたが 東 日 本 大 震 災 で 敷 地 が 浸 水 建 物 が 水 につかる 被 害 を 受 けたのみならず 水 系 が 途 絶 え 池 が 枯 れてしまう 事 態 となりました また 池 の 護 岸 石 組 に 緩 みが 見 られるなど 修 理 が 必 要 な 箇 所 も 見 受 けられたことから 見 学 と 合 わせて 6 月 に 行 う 実 技 研 修 による 修 復 の 基 本 方 針 についても 議 論 が 重 ねられました 盛 合 氏 の 見 学 後 バスで 次 の 見 学 地 である 盛 岡 市 中 央 公 民 館 ( 旧 南 部 氏 別 邸 ) 庭 園 に 移 動 しま した 同 庭 園 では 盛 岡 市 中 央 公 民 館 学 芸 員 の 佐 藤 教 行 氏 をはじめとした 盛 岡 市 教 育 委 員 会 の 方 々にご 説 明 いただきながら 見 学 を 行 いました 当 地 はもともと 南 部 藩 の 御 薬 園 として 造 営 されたものを 藩 主 の 別 邸 に 改 めたものが 原 形 で 明 治 に 現 存 する 主 屋 が 建 築 されるとともに 庭 園 も 整 備 されました 主 屋 の 前 に 橋 の 架 かっ た 中 島 のある 大 池 が 展 開 し 大 池 の 背 後 には 山 が 控 えていることから 大 名 庭 園 ともいわれる 回 遊 式 庭 園 と 近 代 になってからの 庭 園 様 式 を 合 わせたように 感 じられる 庭 園 ですが 残 され た 絵 図 などから 特 に 中 低 木 の 成 長 が 著 しく 中 島 や 大 池 の 護 岸 石 組 など 庭 園 全 体 を 見 渡 す ことができなくなっていることが 問 題 であることが 確 認 されたため 盛 合 氏 庭 園 と 同 じく 6 月 の 研 修 を 目 指 して 研 修 方 針 をまとめていくこととなりました そして 最 後 に 尼 崎 評 議 会 員 より 6 月 の 研 修 を 目 指 して 庭 園 の 作 られた 環 境 や 雰 囲 気 を 現 地 で 肌 で 感 じ 取 り 護 岸 石 組 などの 技 術 的 な 側 面 だけではなく 作 庭 に 当 たっての 美 意 識 な ども 感 じ 取 った 上 で どう 保 存 整 備 していくのかを 考 えていく 必 要 があるとの 講 評 をいただ き 2 日 間 の 日 程 を 終 了 しました

平 成 25 年 度 新 進 芸 術 家 育 成 事 業 ならびに 第 10 回 文 化 財 庭 園 フォーラムを 岩 手 県 宮 古 市 盛 岡 市 にて 開 催 しました 文 化 庁 の 次 代 の 文 化 を 創 造 する 新 進 芸 術 家 育 成 事 業 受 託 による 文 化 財 庭 園 の 保 存 管 理 技 術 全 般 にわたる 長 期 研 修 も 今 回 で3 回 目 となりました この 平 成 25 年 度 は 6 月 11 日 ( 火 )~22 日 ( 土 )に 岩 手 県 宮 古 市 の 登 録 記 念 物 盛 合 氏 庭 園 と 同 県 盛 岡 市 の 盛 岡 市 中 央 公 民 館 ( 旧 南 部 氏 別 邸 ) 庭 園 にて 開 催 しまし 続 く6 月 23 日 ( 日 )には 研 修 成 果 を 発 表 するための 第 10 回 文 化 財 庭 園 フォーラムを 盛 岡 市 中 央 公 民 館 で 開 催 いたしました ここに 一 連 の 研 修 内 容 をご 報 告 させて いただきます ( 両 庭 園 の 沿 革 については 前 述 の3 月 の 実 地 技 能 研 修 の 頄 をご 覧 下 さい ) 11 日 初 日 は 副 代 表 の 水 本 隆 信 正 会 員 や 実 技 技 能 研 修 委 員 の 加 藤 末 男 正 会 員 が 中 心 となって 研 修 方 針 を 確 認 しました 今 回 の 研 修 では 流 れと 池 に 関 しては 導 水 経 路 の 確 保 と 通 水 護 岸 石 組 の 修 復 堆 積 土 などの 除 去 を また 庭 園 全 体 と しては 中 低 木 の 植 栽 管 理 や 倒 壊 した 石 造 品 の 復 旧 を 中 心 に 行 うこととしていま したが まず 池 や 流 れの 状 況 を 確 認 す るため 堆 積 土 などの 除 去 の 作 業 を 中 心 に 始 めることとなりました また 宮 古 市 教 育 委 員 会 文 化 課 の 竹 下 將 男 課 長 をは じめ 同 課 市 史 編 纂 室 の 假 屋 雄 一 郎 氏 など 宮 古 市 教 育 委 員 会 の 方 々におこしいただき 盛 合 氏 庭 園 の 沿 革 をご 説 明 いただくと 共 に 池 底 の 築 造 状 況 などを 確 認 するためのトレンチ 調 査 も 進 めていただきました 盛 合 氏 庭 園 の 当 初 の 状 況 流 れに 堆 積 していた 土 を 取 っていくと 石 敷 きが 現 れてきました その 過 程 で 池 底 への 堆 積 はほとんど 無 く むしろ 流 れの 部 分 に 多 くの 土 砂 が 堆 積 している ことが 判 明 し 堆 積 土 の 除 去 の 作 業 も 流 れを 中 心 にシフトしていった 結 果 流 れは 当 初 見 えて いた 倍 以 上 の 幅 を 有 したことが 明 らかになりました 流 れの 底 には15~20cm 程 度 の 石 が 撒 かれ ていることや 流 れの 上 流 部 は 枯 滝 状 の 石 組 があり そこにも 流 れの 底 と 同 程 度 の 石 が 敷 かれ ており 水 が 流 れていればさぞかしと 思 える 見 事 な 流 れが 作 られていました 石 の 形 状 や 流 れ の 状 態 から 水 量 などに 応 じて 何 回 か 改 修 が 行 われたことも 推 測 されましたが 日 数 も 限 られ ていることから 今 回 は 庭 園 の 遺 構 にまで 影 響 を 及 ぼさない 範 囲 でとどめることとしましたが

これ 程 のものが 出 てくるとは 誰 も 予 想 しておらず 会 員 の 方 からも この 時 が 一 番 面 白 かっ た との 声 もしきりでした 14 日 ( 金 ) 15 日 ( 土 )に は 尼 崎 博 正 田 中 哲 雄 中 村 一 丸 山 宏 の 各 評 議 会 員 も 到 着 され そ れまでの 成 果 を 確 認 する とともに その 後 の 研 修 方 針 についてご 指 導 いた だきました また 15 日 ( 土 )は 文 化 庁 記 念 物 課 の 本 中 眞 主 任 文 化 財 調 査 官 も 加 わり 盛 合 氏 庭 園 にて 見 学 会 と シンポジウムを 開 催 しま した 本 中 主 任 文 化 財 調 査 官 あらわになった 流 れの 様 子 からは 震 災 復 興 と 名 勝 の 保 護 と 題 して 盛 合 氏 の 建 築 の 調 査 などにも 携 わられた( 有 ) 盛 岡 設 計 同 人 の 渡 辺 敏 男 代 表 取 締 役 からは 盛 合 家 住 宅 調 査 成 果 について と 題 して また 岩 手 県 立 博 物 館 学 芸 第 三 課 の 鎌 田 勉 課 長 からは 文 化 財 レスキューについて と 題 してご 講 演 いただきました 盛 合 氏 庭 園 のみならず 文 化 財 は 災 害 とどう 向 き 合 っていくのか またどうやって 文 化 財 を 今 後 も 保 存 継 承 していくかについて 研 修 に 参 加 している 会 員 のみならず シンポジウムの 参 加 者 の 方 々 も 熱 心 に 庭 園 を 見 てまわり 講 師 の 方 々の 説 明 に 耳 を 傾 けていました 石 の 間 に 土 嚢 袋 を 詰 め シートで 覆 い さらに 泥 をかぶせて 目 立 たないようにしました シンポジウムを 終 え 盛 合 氏 庭 園 での 研 修 も 後 半 に 入 ると 植 栽 管 理 や 石 造 品 の 修 理 などと 並 行 して 護 岸 の 取 り 扱 いについても 議 論 がなされました 護 岸 石 組 は 場 所 によって 積 み 方 も 異 なり 石 が 抜 けていると 思 われる 場 所 もあり 護 岸 石 組 自 体 が 改 修 されていたと 考 えられま したが 石 をはずして 元 の 状 況 を 確 認 し 石 を 据 え 直 すのは 日 程 的 にも 無 理 であることから 石 そのものには 手 を 加 えず 石 が 抜 けたり 土 が 流 失 している 部 分 に 土 や 土 嚢 袋 を 補 填 し 土 嚢 袋 が 見 えないよう 吸 出 し 防 止 用 のシートで 覆 うこととしました

また 導 水 の 問 題 については 盛 合 氏 に 出 入 りされ 今 回 の 研 修 でも 道 具 や 資 材 の 調 達 でお 世 話 になった( 有 )タテシタに 手 配 をお 願 いし 埋 設 管 部 分 に 高 圧 洗 浄 をかけていただいた 結 果 詰 まりが 取 れて 水 が 流 れるよう になりました 通 水 したのは 盛 合 氏 庭 園 での 研 修 の 最 終 日 20 日 ( 木 )ということもあり 池 に 水 を 湛 えた 状 態 を 見 ることはか ないませんでしたが 計 画 して いた 修 復 などを 終 え 当 主 の 盛 待 望 の 水 も 流 れてきました 合 光 徳 氏 をはじめ 関 係 者 の 方 々 からお 礼 のお 言 葉 をいただきながら 盛 合 氏 庭 園 を 離 れ 盛 岡 市 内 へ 向 かいました 21 日 ( 金 ) 22 日 ( 土 )は 盛 岡 市 中 央 公 民 館 ( 旧 南 部 氏 別 邸 ) 庭 園 に 会 場 を 移 しての 研 修 となりま した 尼 崎 博 正 龍 居 竹 之 介 田 中 哲 雄 丸 山 宏 の 各 評 議 会 員 に 加 え 文 化 財 指 定 庭 園 保 護 協 議 会 の 亀 山 章 会 長 文 化 庁 記 念 物 課 の 青 木 達 司 調 査 官 ( 独 ) 国 立 文 化 財 機 構 奈 良 文 化 財 研 究 所 景 観 研 究 室 の 平 澤 毅 室 長 など 23 日 ( 日 )のシンポジウムでご 講 演 いただく 先 生 方 にもご 覧 いた だきながらの 研 修 となりました 盛 岡 市 中 央 公 民 館 ( 旧 南 部 氏 別 邸 ) 庭 園 での 研 修 風 景 盛 岡 市 中 央 公 民 館 ( 旧 南 部 氏 別 邸 ) 庭 園 では 池 岸 に 生 える 松 や 低 木 のツツジ 類 を 対 象 とした 植 栽 管 理 を 行 いました 盛 岡 市 中 央 公 民 館 学 芸 員 の 佐 藤 教 行 氏 をはじめとした 中 央 公 民 館 や 同 市 教 育 委 員 会 の 歴 史 文 化 課 の 方 々より 庭 園 についてご 説 明 いただいて 後 盛 岡 市 の 公 園 みど り 課 の 技 術 職 の 方 々も 加 わっての 研 修 となりました 盛 岡 での 研 修 中 は 正 会 員 を 中 心 に3 班 に 分 かれての 作 業 を 行 いましたが 22 日 ( 土 )は 文 化 財 庭 園 保 存 管 理 技 術 の 見 学 会 を 開 催 多 くの 市 民 の 方 にご 見 学 いただきました 樹 木 の 枝 を 切 っていき 樹 木 の 形 が 変 化 していく 様 子 や 込 み 合 った 枝 を 抜 いたり 伸 びた 枝 を 剪 定 していくことで 池 の 対 岸 の 様 子 が 徐 々に 見 えてくる 様 子 にカメラを 構 える 方 も 多 く 作 業 している 会 員 の 皆 さんに 使 っている 道 具 や 薬 剤 のことなど あれこれと 質 問 する 見 学 者 の 方 も 多 くおられました

そして 最 後 に 尼 崎 評 議 会 員 から 技 能 会 員 に 向 けて 庭 園 を 保 存 していくためには 庭 園 のもつ 空 間 性 を 常 に 意 識 しなければ 木 を 見 て 森 を 見 ずの 結 果 に 陥 ってしまうことを 肝 に 銘 じ て 今 後 も 研 鑽 に 励 んで 欲 しいとの 激 励 の 言 葉 をいただいて 実 技 研 修 の 終 了 となりました 最 終 日 の23 日 ( 日 )は 盛 岡 市 中 央 公 民 館 で 文 化 財 庭 園 フォーラムを 開 催 しました 本 協 議 会 の 廣 瀬 慶 寛 代 表 の 開 会 挨 拶 の 後 文 化 庁 記 念 物 課 の 青 木 達 司 調 査 官 の 庭 園 の 保 存 についてのご 講 演 を 皮 切 りに 今 回 の 研 修 の 成 果 や 盛 岡 市 での 文 化 財 庭 園 保 存 について 講 師 の 方 々にご 報 告 いただきました また 文 化 財 指 定 庭 園 保 護 協 議 会 の 亀 山 会 長 にコーディ ネートしていただきディスカッションを 行 い 災 害 時 の 対 応 も 含 めた 今 後 の 文 化 財 保 護 のあり 方 や 市 民 も 交 えた 文 化 財 保 存 などについて 議 論 とまとめが 行 なわれ シンポジウムも 終 了 し 全 日 程 を 無 事 に 終 了 することとなりました なお 研 修 期 間 中 所 有 者 である 盛 合 光 徳 氏 をはじめ 岩 手 県 教 育 委 員 会 宮 古 市 教 育 委 員 会 盛 岡 市 教 育 委 員 会 ならびに( 有 )タテシタの 舘 下 光 利 代 表 取 締 役 や 盛 岡 市 公 園 みどり 課 の 皆 様 関 係 者 の 皆 様 には 本 当 にお 世 話 になりました この 場 を 借 りて 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 庭 園 学 講 座 20の 開 催 について 本 協 議 会 で 特 別 教 養 研 修 に 位 置 づけている 京 都 造 形 芸 術 大 学 主 催 の 庭 園 学 講 座 20が 日 本 庭 園 のモダンとポストモダン をテーマに8 月 30 日 ( 金 )から9 月 1 日 ( 日 )の3 日 間 開 催 されます なお 本 講 座 は 昨 年 度 より 会 員 の 皆 様 に 各 自 で 申 し 込 みいただくこととなりました 講 座 の 詳 細 については 同 大 学 の 瓜 生 山 エクステンションセンター ( 電 話 :075-791-9124)へ お 尋 ねいただくか ホームページをご 覧 下 さい なお 本 講 座 の 受 講 に 関 して 研 修 会 員 の 方 については 協 議 会 から 受 講 料 の 一 部 を 補 助 す る 予 定 です 受 講 後 に 受 講 料 の 領 収 書 と 講 座 の 修 了 証 書 の 写 しを 事 務 局 までお 送 り 下 さい 新 規 加 入 会 員 の 紹 介 平 成 25 年 6 月 末 日 で 技 能 会 員 は176 名 支 援 会 員 賛 助 会 員 は21 団 体 4 名 となりました こ こに 新 規 に 入 会 された 方 をご 紹 介 いたします 会 員 区 分 氏 名 所 属 会 員 区 分 氏 名 所 属 準 会 員 補 横 山 至 横 山 造 園 研 修 会 員 齋 藤 絢 子 植 彌 加 藤 造 園 ( 株 ) 準 会 員 補 阪 上 富 男 植 彌 加 藤 造 園 ( 株 ) 研 修 会 員 杉 浦 康 治 ( 株 ) 岩 間 造 園 準 会 員 補 金 光 伸 勇 ( 株 ) 岩 間 造 園 研 修 会 員 内 山 幸 雄 ( 株 ) 三 五 郎 園 準 会 員 補 伊 藤 忠 ( 株 ) 岩 間 造 園 研 修 会 員 上 村 光 裕 ( 株 ) 三 五 郎 園 準 会 員 補 飛 田 幸 男 ( 株 ) 植 幸 研 修 会 員 栗 尾 荘 司 ( 株 )エー エス エー 準 会 員 補 畠 山 勝 敏 ( 株 ) 畠 山 造 園 土 木 研 修 会 員 羽 野 文 貴 花 豊 造 園 ( 株 ) 研 修 会 員 山 本 善 丈 植 彌 加 藤 造 園 ( 株 ) 支 援 会 員 植 彌 加 藤 造 園 ( 株 ) ( 編 ) 岩 手 研 修 総 会 庭 園 学 講 座 と 毎 月 行 事 が 続 きますが 皆 様 奮 ってご 参 加 下 さい 今 回 の 岩 手 研 修 はお 天 気 に 恵 まれ 雨 は2 日 間 ほどで 台 風 の 影 響 もなく 項 調 に 終 え ることができました 今 回 は 全 日 程 参 加 の 方 が7 名 休 みもなく2 週 間 本 当 にお 疲 れ 様 でした 次 回 も 懲 りずによろしくお 願 い 致 します 現 在 ( 株 ) 環 境 事 業 計 画 研 究 所 で 報 告 書 を 作 成 していただておりますので 完 成 次 第 お 届 けします しばしお 待 ち 下 さい それでは 総 会 でお 待 ちしております