津市地域防災計画（案）

1 被害想定 ( 危機管理部 ) 本市に被害を及ぼす地震は南海トラフを震源とし広域的な被害を特徴とするプレート境界型地震及び地殻上部の活断層を震源とし局所的な被害を特徴とする内陸直下型地震である現在国の中央防災会議及び三重県等が示している想定地震及びその被害想定は以下のとおりである (1) 三重県地域防災計画被害想定調査報告書 ( 平成 18 年 3 月 )によるものア想定する地震中央防災会議及び地震調査研究推進本部において検討されている本県にとって大きな影響を及ぼす可能性のある以下の地震のケース( 以下想定地震という)を想定する (ア) プレート境界型地震 1 東海地震東南海地震南海地震 (M8.7)が同時に発生する場合 2 東海地震 (M8.0)が単独で発生する場合 3 東南海地震 (M8.1) 発生の後南海地震 (M8.4)が数時間 ~ 数十時間程度の時間差で発生する場合 ( 東南海地震発生後被害の復旧がほとんど進んでいない段階で南海地震が発生するものと想定する三重県のほとんどの地域では地震動の大きさが東南海地震 >> 南海地震となるため被害のほとんどは東南海地震によって決まると考えられるが三重県南部の一部においては東南海地震南海地震となるため東南海地震により被害を受けた建物が南海地震により倒壊するといったようなより大きい被害形態が生じる可能性があるプレート境界型地震想定断層 ( 中央防災会議 2004 より) 1 東海 + 東南海 + 南海地震 (M8.7) 2 東海地震 (M8.0) 3 東南海地震 (M8.1) 3 南海地震 (M8.4) 1

津市地域防災計画 (イ) 内陸活断層による地震 4 養老 - 桑名 - 四日市断層帯 (M7.8) 5 養老 - 桑名断層帯 (M7.4) 6 鈴鹿東縁断層帯 (M7.5) 7 伊勢湾断層帯 ( 伊勢湾断層帯主部 )(M7.5) 8 伊勢湾断層帯 ( 白子 - 野間断層 )(M7.0) 想定する内陸活断層 9 伊勢湾断層帯 ( 鈴鹿沖断層 )(M6.7) 10 布引山地東縁断層帯西部 (M7.4) 11 布引山地東縁断層帯東部 (M7.6) 12 頓宮断層 (M7.3) 13 木津川断層帯 (M7.3) 14 名張断層帯 (M7.3) 4 養老 - 桑名 - 四日市断層帯 6 鈴鹿東縁断層帯 5 養老 - 桑名断層帯 12 頓宮断層 9 鈴鹿沖断層 13 木津川断層帯 10 布引山地東縁断層帯 ( 西部 ) 7 伊勢湾断層帯主部 8 白子 - 野間断層 14 名張断層帯 11 布引山地東縁断層帯 ( 東部 ) 南東海海地震東南海東海地震東南海地震各想定震源モデルにおける津市の平均震度南海地震四養日老市断桑層名帯養老桑名断層帯鈴鹿東縁断層帯主伊部勢湾断層帯伊勢湾断層帯断布層引帯山西地部東縁断布層引帯山東地部東縁 M8.7 M8.0 M8.1 M8.4 M7.8 M7.4 M7.5 M7.5 M7.0 M6.7 M7.4 M7.6 M7.3 M7.3 M7.3 津市全体 5.4 4.1 5.4 4.2 4.6 4.5 4.9 4.7 4.4 4.3 5.4 5.5 4.9 4.7 4.9 旧津市 5.8 4.7 5.8 4.3 5.2 5.0 5.2 5.2 5.1 5.1 5.8 6.0 5.1 4.7 4.8 旧久居市 5.5 4.3 5.5 4.2 4.9 4.8 5.1 4.9 4.7 4.6 5.8 5.8 5.2 4.8 5.0 旧河芸町 5.8 4.7 5.8 4.3 5.3 5.1 5.2 5.3 5.3 5.5 5.6 5.9 5.0 4.7 4.5 旧芸濃町 5.3 4.2 5.3 4.1 5.0 4.9 5.5 4.9 4.6 4.6 5.8 5.4 5.4 5.0 5.0 旧美里村 5.3 4.1 5.3 4.2 4.8 4.7 5.2 4.7 4.6 4.5 5.8 5.5 5.4 4.9 5.0 旧安濃町 5.4 4.3 5.4 4.2 5.0 5.0 5.4 5.0 4.9 4.9 6.0 5.8 5.3 4.9 4.9 旧香良洲町 5.8 4.8 5.8 4.3 5.1 4.9 4.7 5.1 4.8 4.8 5.3 5.9 5.0 4.3 4.5 旧一志町 5.4 4.1 5.4 4.1 4.6 4.5 4.8 4.8 4.5 4.3 5.5 5.9 4.9 4.6 4.9 旧白山町 5.1 3.7 5.1 4.1 4.4 4.4 4.8 4.5 4.3 4.1 5.3 5.5 5.1 4.8 5.2 旧美杉村 5.2 3.8 5.2 4.1 4.0 4.0 4.3 4.3 3.8 3.7 4.6 5.1 4.4 4.4 4.8 白子野間断層帯鈴鹿沖断層 : 震度 6 強 : 震度 6 弱 : 震度 5 強頓宮断層木津川断層帯名張断層帯 2

イ被害想定 (ア) 想定時間帯想定時間帯は県民の生活行動を顕著に反映し被害が甚大となると想定される時間帯を考慮する 1 冬早朝 5 時ごろの時間帯 ( 阪神淡路大震災と同様の時間帯で多くの人が自宅に居て就寝中若しくは起床の時間帯 ) 2 夏の午後若しくは春秋の午後外出者が多く市街地や浜辺に買い物客や観光客が集っている時間帯 3 冬の夕方家事や暖房で最も火気の頻度が高くなり火災発生率が高くなる季節時間帯津市の人口建物数夜間人口 ( 人 ) 昼間人口 ( 人 ) 木造建物数 ( 棟 ) RC 造建物数 ( 棟 ) S 造建物数 ( 棟 ) その他 S34 S35~ S56 S46 S47~ S57 S46 S47~ 以前 S56 以降以前 S56 以降以前 S56 S57 建物数以降 ( 棟 ) 建物数合計 ( 棟 ) 286,521 292,776 42,573 55,133 44,148 1,042 1,094 6,310 4,576 13,642 25,249 7,525 201,292 (イ) 被害想定結果 < 東海東南海南海地震 > 3

津市地域防災計画三重県の被害想定 ( 概要 ) 震度全県にわたって震度 5 弱以上の地震動に見舞われ鈴鹿市津市松阪市伊勢市鳥羽市尾鷲市熊野市等主要な都市部では震度 6 弱以上志摩市など志摩半島の市町では震度 6 強から震度 7 の強い揺れが生じると想定されている津波高さ熊野灘沿岸では津波高さ 4~5m と非常に高く津波到達時間 ( 被害が発生し始めると考えられる 50cm の水位に達する時間 )は 6 分 ~10 分と短い揺れによる建物被害全壊棟数約 39,000 棟 ( 県下の建築物の約 3%) 半壊棟数約 84,000 棟 ( 約 6%) 計約 123,000 棟 ( 約 9%) 被害はほぼ県全域にわたっているが特に熊野灘沿岸では全壊率 10% 以上と想定され津市など太平洋沿岸の主要都市部においても約 5% 程度の全壊率と想定される火災による建物被害焼失棟数約 27,000 棟 ( 冬 18 時風速 3m) 被害は建物倒壊率の高い熊野灘沿岸部や建物密度が高い津市などの市街地に集中している液状化による建物被害全壊棟数約 10,800 棟 ( 県下の建築物の約 0.8%) 液状化危険度の高い三重県北部太平洋沿岸の平野部で被害が大きい斜面崩壊による建物被害全壊棟数約 3,000 棟 ( 県下の建築物の約 0.2%) 半壊棟数約 8,000 棟 ( 約 0.5%) 被害は県全域にわたっており揺れによる被害が少ない山間部においても被害の発生が想定される揺れによる建物被害火災による建物被害および斜面崩壊による建物被害に伴う人的被害死者数約 600 人 ( 春夏秋の昼間 )~ 約 1,700 人 ( 冬の早朝 ) 負傷者数約 4,400 人 ( 春夏秋の昼間 )~ 約 12,000 人 ( 冬の早朝 ) 罹災者数約 1,400,000 人避難者数約 43,000 人 ( 冬の早朝 )~ 約 62,000 人 ( 冬の夕方 ) 津波による被害全壊棟数約 10,000 棟 ( 海岸保全施設あり) ~ 約 30,000 棟 ( 海岸保全施設なし) 半壊棟数約 6,000 棟 ( 海岸保全施設あり) ~ 約 30,000 棟 ( 海岸保全施設なし) 死者数 ( 海岸保全施設あり早朝 ) 約 1,000 人 ( 防災意識高 )~ 約 3,100 人 ( 防災意識低 ) 死者数 ( 海岸保全施設なし早朝 ) 約 2,000 人 ( 防災意識高 )~ 約 6,100 人 ( 防災意識低 ) 被害の地域は志摩市尾鷲市熊野市南伊勢町大紀町紀北町等の志摩半島から熊野灘沿岸部の海岸付近に集中している津市の被害想定建物被害建物液状化棟数震度危険度 ( 棟 ) 揺れ火災 ( 冬の 18 時 ) 液状化斜面崩壊合計全壊半壊出火焼失全壊棟数棟数件数棟数棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 件 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 全壊半壊全壊半壊棟数棟数焼失棟棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) 数 ( 棟 ) ( 棟 ) 201,292 (5 強 ) 低い 7,568 15,793 65 4,750 1,913 300 696 14,531 16,489 人的被害冬の5 時冬の 18 時春夏秋の昼帰宅困難死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者者数 ( 外出先別人 ) 331 2,522 224,897 9,913 190 1,359 225,597 13,574 138 998 225,234 11,707 36,990 4

< 東海地震 > 三重県の被害想定 ( 概要 ) 震度南勢地域の志摩半島で震度 6 弱の強い揺れ津波高さ津波が発生し被害が生じる懸念がある建物被害揺れによる全壊棟数が四日市市で約 560 棟鳥羽市で約 380 棟など北勢地域から南勢地域にかけて建物被害が大きい県全域で全壊焼失棟数約 7,500 棟人的被害冬の 5 時の条件で死者数が鳥羽市で 30 人など北勢地域から南勢地域にかけて人的被害が大きい県全域で死者数約 100 人負傷者数約 1,000 人津市の被害想定建物被害建物棟数 ( 棟 ) 震度液状化危険度揺れ火災 ( 冬の 18 時 ) 液状化斜面崩壊合計全壊半壊出火焼失全壊全壊棟数棟数件数棟数棟数棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 件 ) ( 棟 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 半壊全壊半壊棟数焼失棟棟数 ( 棟 ) 数 ( 棟 ) ( 棟 ) 201,292 (4) 低い 125 557 9 610 716 46 109 1,497 666 人的被害冬の5 時冬の 18 時春夏秋の昼帰宅困難死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者者数 ( 外避難者出先別人 ) 6 77 130,309 815 7 54 130,750 1,397 3 34 130,482 1,044 7,756 5

津市地域防災計画 < 東南海地震の数時間 ~ 数十時間後に南海地震 > 三重県の被害想定 ( 概要 ) 震度東南海地震により東海東南海南海地震とほぼ同程度の揺れに見舞われ鈴鹿市津市松阪市伊勢市鳥羽市尾鷲市熊野市等主要な都市部では震度 6 弱以上志摩市など志摩半島の市町では震度 6 強から震度 7 の強い揺れとなり南海地震により東紀州地域の沿岸部で震度 6 弱の強い揺れとなる津波高さ津波が発生し東海東南海南海地震と同程度の大被害が生じる建物被害揺れによる全壊棟数が津市で約 10,000 棟など県全域で東海東南海南海地震と同程度あるいはそれ以上の建物被害が生じる県全域で全壊焼失棟数約 93,000 棟人的被害冬の 5 時の条件で死者数が津市で約 470 人など東海東南海南海地震と同程度あるいはそれ以上の人的被害が生じる県全域で死者数約 2,300 人負傷者数約 12,000 人津市の被害想定建物被害建物棟数 ( 棟 ) 震度液状化危険度揺れ火災 ( 冬の 18 時 ) 液状化斜面崩壊合計全壊半壊出火焼失全壊全壊棟数棟数件数棟数棟数棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 件 ) ( 棟 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 半壊全壊半壊棟数焼失棟棟数 ( 棟 ) 数 ( 棟 ) ( 棟 ) 201,292 (5 強 ) 低い 9,809 14,004 74 5,490 1,894 298 693 17,491 14,697 人的被害冬の5 時冬の 18 時春夏秋の昼帰宅困難死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者者数 ( 外出先別人 ) 468 2,449 227,598 12,046 265 1,341 228,422 16,418 195 976 228,020 14,315 36,990 6

< 布引山地東縁断層帯西部 > 三重県の被害想定 ( 概要 ) 震度北勢地域 ~ 中勢地域で震度 6 強以上の強い揺れ津波高さ津波の心配はない建物被害揺れによる全壊棟数が津市で約 850 棟など北勢地域から中勢地域にかけて建物被害が大きい県全域で全壊焼失棟数約 8,300 棟人的被害冬の 5 時の条件で死者数が津市で 54 人など北勢地域から中勢地域にかけて人的被害が大きい県全域で死者数約 110 人負傷者数約 710 人津市の被害想定建物被害建物棟数 ( 棟 ) 震度液状化危険度揺れ火災 ( 冬の 18 時 ) 液状化斜面崩壊合計全壊半壊出火焼失全壊全壊棟数棟数件数棟数棟数棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 件 ) ( 棟 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 半壊全壊半壊棟数焼失棟棟数 ( 棟 ) 数 ( 棟 ) ( 棟 ) 201,292 (5 強 ) 低い 847 2,958 24 660 1,759 342 798 3,608 3,756 人的被害冬の5 時冬の 18 時春夏秋の昼帰宅困難死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者者数 ( 外出先別人 ) 54 436 248,377 2,470 31 233 248,483 3,072 23 180 248,443 2,842 39,449 7

津市地域防災計画 < 布引山地東縁断層帯東部 > 三重県の被害想定 ( 概要 ) 震度北勢地域 ~ 南勢地域の広い範囲で震度 6 強以上の強い揺れ津波高さ津波の心配はない建物被害揺れによる全壊棟数が津市で約 3,000 棟松阪市で約 2,300 棟など北勢地域から南勢地域にかけて建物被害が大きい県全域で全壊焼失棟数約 18,000 棟人的被害冬の 5 時の条件で死者数が津市で約 120 人など北勢地域から南勢地域にかけて人的被害が大きい県全域で死者数約 270 人負傷者数約 2,100 人津市の被害想定建物被害建物棟数 ( 棟 ) 震度液状化危険度揺れ火災 ( 冬の 18 時 ) 液状化斜面崩壊合計全壊半壊出火焼失全壊全壊棟数棟数件数棟数棟数棟数 ( 棟 ) ( 棟 ) ( 件 ) ( 棟 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 半壊全壊半壊棟数焼失棟棟数 ( 棟 ) 数 ( 棟 ) ( 棟 ) 201,292 (6 弱 ) 低い 2,972 7,760 38 2,230 2,048 380 886 7,630 8,646 人的被害冬の5 時冬の 18 時春夏秋の昼帰宅困難死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者死者数負傷者 ( 人 ) 罹災者避難者者数 ( 外出先別人 ) 124 1,119 247,718 5,001 75 610 247,996 6,912 55 467 247,920 6,380 39,882 8

(2) 南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ報告によるもの南海トラフの巨大地震については東北地方太平洋沖地震を教訓に最新の科学的知見に基づく最大クラスの地震として南海トラフ巨大地震モデル検討会において震度分布津波高浸水域等が推計されそれらを基に南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループにおいて建物被害人的被害施設等の被害及び経済的な被害等が推計され今後の防災対策の基礎資料として被害の全体像が示されたものであるまた被害想定については平成 24 年 8 月に被害想定の第一次報告として建物被害人的被害等の推計結果が取りまとめられ平成 25 年 3 月には被害想定の第二次報告として施設等の被害及び経済的な被害を取りまとめられたア想定する地震動 < 南海トラフ巨大地震モデル最大となる震度 > 基本ケース陸側ケース東側ケース西側ケース経験的手法津市 6 強 7 6 強 6 強 6 強 (ア) 基本ケース中央防災会議による東海地震東南海南海地震の検討結果を参考に設定したもの [ 基本ケース地表震度全域 ] 9

津市地域防災計画 (イ) 陸側ケース基本ケースの強振動生成域を可能性がある範囲で最も陸域側 (プレート境界面の深い側 ) の場所に設定したもの [ 陸側ケース地表震度全域 ] (ウ) 東側ケース基本ケースの強振動生成域をやや東側 (トラフ軸から見てトラフ軸に概ね平行に右側 ) の場所に設定したもの [ 東側ケース地表震度全域 ] 10

(エ) 西側ケース基本ケースの強振動生成域をやや西側 (トラフ軸から見てトラフ軸に概ね平行に左側 ) の場所に設定したもの [ 西側ケース地表震度全域 ] (オ) 経験的手法による震度分布基本ケースの強振動生成域をやや西側 (トラフ軸から見てトラフ軸に概ね平行に左側 ) の場所に設定したもの [ 経験的手法による震度分布 ] 11

津市地域防災計画 (3) 平成 25 年度三重県地震被害想定調査結果 ( 平成 26 年 3 月 13 日 ) 国による被害想定の公表を受けハードソフト両面からの大半の地震津波対策の基本となる過去最大クラスの南海トラフ地震津波避難対策の基本となる理論上最大クラスの南海トラフ地震県内の主要活断層である養老 - 桑名 - 四日市断層帯布引山地東縁断層帯 ( 東部 ) 及び頓宮断層の三つの活断層を震源とする内陸直下地震について地震被害想定調査を実施し平成 26 年 3 月に公表しましたア想定する地震動 < 最大震度 > 南海トラフ南海トラフ養老 - 桑名 - 四日市布引山地東縁断層帯頓宮断層 ( 過去最大クラス) ( 理論上最大クラス) 断層帯 ( 東部 ) 6 強 7 6 強 7 6 弱 (ア) 震度分布図南海トラフ地震 ( 過去最大クラス) 南海トラフ地震 ( 理論上最大クラス) 養老 - 桑名 - 四日市断層帯布引山地東縁断層帯 12

頓宮断層 < 津波予測 > 地点最大津波高 ( 満潮時地殻変動量を考慮 )(m) ( 過去最大クラス) 20cm 津波到達時間 ( 分 ) ( 過去最大クラス) 河芸町中ノ川 3.2 67 河芸町田中川 3.3 66 河芸町河芸漁港 3.4 68 白塚漁港 3.4 66 志登茂川 3.5 65 安濃川 3.4 65 岩田川 3.3 65 御殿場 3.2 64 雲出鋼管町 3.4 62 香良洲町雲出川古川 3.4 60 香良洲町海水浴場 3.7 59 香良洲町雲出川 3.6 59 (イ) 津波浸水予測図 ( 理論上最大 ) 津波対策編資料集のとおり (ウ) 津波浸水深 30 cm 到達予測時間分布図 ( 理論上最大 ) 津波編資料集のとおり 13

津市地域防災計画イ被害想定 (ア)リスク関係 ( 建物火災及び人的被害 ) 全壊焼失棟数 ( 冬の夕方発災 ) ( 単位 : 棟 ) 揺れ液状化津波急傾斜地等火災合計過去最大クラス約 1,100 約 600 約 2,100 約 40 約 30 約 3,900 理論上最大クラス ( 最大値 ) 約 18,000 約 700 約 5,600 約 100 約 9,000 約 32,000 養老 - 桑名 - 四日市断層帯約 2,500 約 700 - 約 70 約 300 約 3,500 布引山地東縁断層帯約 19,000 約 700 - 約 100 約 10,000 約 29,000 頓宮断層約 100 約 600 - 約 70 約 10 約 800 死者数 ( 冬の深夜発災ただし理論上最大クラスについては冬の夕方発災 ) ( 単位 : 人 ) 建物倒壊津波急傾斜地等火災合計早期避難率 ( 低 ) 約 50 約 1,300 - - 約 1,400 過去最大クラス早期避難率高 + 呼びかけ全員直後避難約 50 約 70 - - 約 100 早期避難率 ( 低 ) 約 1,100 約 4,900 約 10 約 400 約 6,100 理論上最大クラス ( 最大値 ) 早期避難率高 + 呼びかけ全員直後避難約 1,100 約 900 約 10 約 400 約 2,100 養老 - 桑名 - 四日市断層帯約 100 - 約 10 - 約 100 布引山地東縁断層帯約 1,100 - 約 10 約 300 約 1,400 頓宮断層 - - 約 10 - 約 10 (イ)リスク関係 (ライフライン) 上水道 ( 断水率 ) 直後 1 日後 7 日後 1ヶ月後過去最大クラス 100% 97% 70% 11% 14

理論上最大クラス 100% 98% 76% 29% 下水道 ( 機能支障率 ) 直後 1 日後 7 日後 1ヶ月後過去最大クラス 27% 83% 21% 3% 理論上最大クラス 31% 84% 24% 3% 電力 ( 停電率 ) 直後 1 日後 7 日後過去最大クラス 89% 81% 3% 理論上最大クラス 90% 82% 15% 通信 ( 固定電話の不通回線率 ) 直後 1 日後 7 日後 1ヶ月後過去最大クラス 89% 81% 4% 4% 理論上最大クラス 91% 85% 28% 17% 通信 ( 携帯電話の停波基地局率 ) 直後 1 日後 7 日後過去最大クラス 1% 81% 4% 理論上最大クラス 18% 85% 29% ガス( 都市ガス供給停止率 ) 直後 1 日後 7 日後 1ヶ月後過去最大クラス - - - - 理論上最大クラス 43% 43% 37% 13% (エ)リスク関係 ( 生活支障等 ) 避難者数 ( 冬の夕方発災 ) ( 単位 : 人 ) 直後 1 日後 7 日後 1ヶ月後過去最大クラス - 約 80,000 約 64,000 約 43,000 15

津市地域防災計画 ( 避難所への避難 ( 約 53,000) ( 約 38,000) ( 約 13,000) 者数 ) 理論上最大クラス ( 避難所への避難者数 ) - 約 147,000 ( 約 94,000) 約 124,000 ( 約 77,000) 約 137,000 ( 約 41,000) 16

2 災害の記録 ( 危機管理部消防本部 ) 1 風水害 < 平成 17 年 12 月 31 日以前 > ( 津地域 ) 名称年月日被害の概要死者 5 人行方不明 12 人重傷 8 人軽傷 34 人台風第 13 号昭和 28 年 9 月 25 日全壊 223 棟流出 112 棟半壊 801 棟床上浸水 11,902 棟床下浸水 5,115 棟被災者数 47,256 人台風第 6 7 号昭和 34 年 8 月 8 日 ~14 日重傷 1 人全壊 5 棟半壊 25 棟床上浸水 3,001 棟床下浸水 8,268 棟被災者数 49,364 人重傷 9 人台風第 15 号同年 9 月 26 目全壊 145 棟半壊 632 棟流失 1 棟床上浸水 2,782 ( 伊勢湾台風 ) 棟床下浸水 5,203 棟被災者数 39,152 人台風第 23 号昭和 46 年 8 月 8 日全壊 1 棟半床上浸水 964 棟床下浸水 4,640 棟被災者数 3,394 人台風第 29 号同年 9 月 26 日軽傷 1 人全壊 2 棟半壊 2 棟床上浸水 839 棟床下浸水 6,195 棟被災者総数 3,051 人集中豪雨昭和 49 年 7 月 25 日軽傷 2 人床上浸水 4,317 棟床下浸水 8,213 棟被災者数 40,808 人台風第 17 号と床上浸水 65 棟床下浸水 2,892 棟昭和 51 年 9 月 8 日 ~13 日前線による大雨被災者数 6,917 人台風第 10 号と低気圧による大雨昭和 57 年 7 月 31 日 ~ 8 月 3 日半壊 1 棟床上浸水 16 棟床下浸水 546 棟被災者数 1,816 人集中豪雨昭和 62 年 9 月 24 日 ~25 日床上浸水 104 棟床下浸水 713 棟被災者数 2,202 人台風第 11 号及び床上浸水 35 棟床下浸水 840 棟昭和 63 年 8 月 15 日 ~16 日第 13 号被災者数 2,588 人低気圧による大雨平成 5 年 11 月 13 日床上浸水 50 棟床下浸水 910 棟被災者 2,473 人集中豪雨平成 11 年 9 月 4 日床上浸水 43 棟床下浸水 460 棟集中豪雨 ( 東海豪雨 ) 平成 12 年 9 月 11 日 ~12 日床上浸水 1 棟床下浸水 61 棟台風 21 号平成 16 年 9 月 29 日住家全壊 1 棟半壊 1 棟床上浸水 449 棟床下浸水 1,618 棟一部破損 7 棟非住家全壊 1 棟浸水 448 棟一部破損 5 棟台風 14 号平成 17 年 9 月 5 日 ~7 日住家床下浸水 10 棟非住家浸水 3 棟冠水による交通規制 6 箇所倒木 4 箇所 17

津市地域防災計画 ( 久居地域 ) 名称年月日被害の概要集中豪雨昭和 62 年 7 月 14 日床下浸水 3 棟集中豪雨昭和 62 年 9 月 25 日床下浸水 40 棟台風 11 13 号昭和 63 年 8 月 15 日 ~16 日床上浸水 30 棟床下浸水 610 棟台風 19 号平成 2 年 9 月 19 日 ~20 日床下浸水 11 棟台風 20 号平成 2 年 9 月 30 日床上浸水 1 棟床下浸水 62 棟台風 14 号平成 5 年 9 月 9 日全壊 5 棟半壊 3 棟一部破損 7 棟床上浸水 20 棟床下浸水 89 棟集中豪雨平成 7 年 5 月 11 日 ~13 日床下浸水 3 棟台風 21 号平成 16 年 9 月 28 日 ~30 日床上浸水 36 棟床下浸水 159 棟集中豪雨平成 17 年 9 月 5 日床下浸水 36 棟 ( 河芸地域 ) 名称年月日被害の概要伊勢湾台風昭和 34 年 9 月 26 日負傷 1 人全壊 11 棟半壊 21 棟床上浸水 303 棟集中豪雨昭和 49 年 7 月 25 日死者 2 人負傷 1 人床上浸水 120 棟床下浸水 455 棟台風 21 号平成 16 年 9 月 28 日床下浸水 12 棟 ( 芸濃地域 ) 名称年月日被害の概要台風第 6 7 号昭和 34 年 8 月 12 日 ~14 日死傷者 26 人家屋の損壊 30 棟床上床下浸水 511 棟台風 21 号平成 16 年 9 月 29 日床下浸水 7 棟 ( 美里地域 ) 名称年月日被害の概要集中豪雨昭和 59 年土砂災害等台風第 11 号及び第 13 号昭和 63 年 8 月 15 日 ~16 日土砂災害等集中豪雨平成 2 年土砂災害等集中豪雨平成 3 年土砂災害等集中豪雨平成 5 年 9 月 9 日断水床上床下浸水土砂災害等激甚災害指定集中豪雨 ( 台風による) 平成 7 年 5 月 12 日断水土砂災害等台風第 11 号平成 13 年 8 月 21 日 ~22 日断水土砂災害等台風第 10 号平成 15 年 8 月 8 日 ~ 9 日土砂災害台風第 21 号平成 16 年 9 月 28 日 ~30 日床下浸水 4 棟通行止 3 箇所土砂災害等台風第 23 号平成 16 年 10 月 20 日 ~21 日土砂災害等 18

( 安濃地域 ) 名称年月日被害の概要台風 7 号昭和 34 年 8 月 12 日死者 1 人重傷者 1 人軽傷者 1 人全壊 5 棟半壊 13 棟流失 2 棟床上浸水 188 棟床下浸水 431 棟台風 15 号全壊 17 棟半壊 22 棟床上浸水 2 棟昭和 34 年 9 月 26 日 ( 伊勢湾台風 ) 床下浸水 62 棟台風 24 号昭和 40 年 9 月 17 日半壊 1 棟床下浸水 30 棟台風 23 号昭和 46 年 8 月 8 日半壊 1 棟床上浸水 9 棟床下浸水 226 棟台風 21 号平成 16 年 9 月 29 日床上浸水 6 棟床下浸水 38 棟 ( 香良洲地域 ) 名称年月日被害の概要負傷者 13 人全壊 16 棟流出 5 棟半壊 218 棟台風第 13 号昭和 28 年 9 月 25 日床上浸水 727 棟床下浸水 109 棟香良洲橋は流失香良洲大橋は通行不能のため香良洲町は孤立化した台風第 15 号負傷者 3 人全壊 16 棟半壊 98 棟流失 2 棟床昭和 34 年 9 月 26 日 ( 伊勢湾台風 ) 上浸水 12 棟床下浸水 85 棟台風第 18 号 ( 第二室戸台風 ) 昭和 39 年 9 月 16 日床上浸水 5 棟床下浸水 20 棟台風第 10 号と低気圧による大雨昭和 57 年 7 月 31 日 ~ 8 月 3 日床上浸水 11 棟避難勧告発令自衛隊に災害派遣要請町内全戸成人男子に土嚢積みの呼びかけ台風第 21 号と低気圧による大雨平成 16 年 9 月 28 日 ~29 日床下浸水 5 棟 ( 一志地域 ) 名称年月日被害の概要台風 15 号昭和 31 年 9 月床上浸水 80 棟橋流失 4 ヶ所鉄道決壊 1 ヶ所ほか伊勢湾台風昭和 34 年 9 月八太住宅西屋敷其村向川原各地区避難午後八時雲出川氾濫堤防決壊向川原村出片山石橋全戸浸水片山橋流失台風 29 号昭和 46 年 4 月集中豪雨被害甚大台風 17 号昭和 51 年 9 月大雨による被害甚大台風昭和 54 年 9 月台風来襲による水被害雲出川波瀬川氾濫台風 10 号及び其倉橋流失矢頭道通行止時間最大雨量 50 mm(8 昭和 57 年 8 月集中豪雨月 1 日夜 ) 日雨量 308 mm(8 月 1 日 ~2 日 )を記録被害総額 12 億円余台風 11 号 13 号昭和 63 年 8 月水被害台風 19 号 20 号平成 2 年 9 月集中豪雨被害甚大 ( 八太橋流失 ) 台風 21 号平成 16 年 9 月 29~30 日集中豪雨床上浸水 1 棟床下浸水 79 棟 19

津市地域防災計画 ( 白山地域 ) 名称年月日被害の概要台風第 15 号全壊 18 棟半壊 27 棟流失 4 棟昭和 34 年 9 月 26 日 ( 伊勢湾台風 ) 床上浸水 36 棟床下浸水 83 棟台風第 23 号昭和 46 年 8 月 8 日床上浸水 6 棟床下浸水 46 棟台風第 29 号昭和 46 年 9 月 26 日死者 1 人床上浸水 31 棟床下浸水 478 棟台風 10 号と低気圧による大雨昭和 57 年 7 月 31 日 ~8 月 3 日死傷者 2 人全半壊 13 棟浸水家屋 68 棟台風第 14 号平成 5 年 11 月 13 日床上浸水 7 棟床下浸水 103 棟 ( 美杉地域 ) 名称年月日被害の概要死者 12 人重傷 3 人軽傷 60 人台風第 15 号昭和 34 年 9 月 26 日全壊 38 棟流出 17 棟半壊 84 棟床上浸水 100 ( 伊勢湾台風 ) 棟床下浸水 203 棟被災者数 1,980 人死者 4 人重傷 7 人軽傷 25 人熱帯低気圧による大昭和 49 年 7 月 25 日全壊 7 棟半壊 11 棟床上浸水 42 棟床下浸水雨 172 棟一部破損 87 棟被災者数 1,302 人死者 1 人重傷 1 人軽傷 17 人台風 10 号と低気圧に昭和 57 年 7 月 31 日 ~8 月 3 日全壊 13 棟半壊 41 棟床上浸水 92 棟床下浸水よる暴風雨と大雨 388 棟一部破損 13 棟被災者数 1,942 人台風第 19 号平成 2 年 9 月 19 日半壊 1 棟床上浸水 3 棟床下浸水 53 棟被災者数 183 人台風第 11 号平成 13 年 8 月 24 日一部破損 2 棟床上浸水 1 棟被災者数 3 人台風第 10 号平成 15 年 8 月 8 日一部破損 5 棟床上浸水 1 棟床下浸水 1 棟被災者数 11 人台風第 6 号平成 16 年 6 月 20 日一部破損 5 棟被災者数 11 人台風第 11 号平成 16 年 8 月 5 日床下浸水 5 棟一部破損 3 棟被災者数 12 人台風第 16 号平成 16 年 8 月 30 日床下浸水 1 棟被災者数 3 人台風第 21 号平成 16 年 9 月 28 日床上浸水 1 棟床下浸水 19 棟被災者数 25 人 < 平成 18 年 1 月 1 日以降 > ( 全地域 ) 名称年月日地域被害の概要低気圧による大雨平成 20 年 9 月 5 日津芸濃床下浸水 7 棟道路法面崩落河川斜面崩落台風第 18 号平成 21 年 10 月 8 日全域住家半壊 1 棟床上浸水 11 棟道路法面崩壊河川斜面崩壊等台風第 6 号平成 23 年 7 月 18 日 ~20 日美杉床下浸水 1 棟台風第 12 号平成 23 年 9 月 1 日 ~5 日津久重傷 2 人軽傷 1 人全壊 1 棟半壊 1 棟床居美杉下浸水 7 棟台風第 15 号平成 23 年 9 月 20 日 ~21 日津美杉床下浸水 2 棟台風第 4 号平成 24 年 6 月 19 日津河芸軽傷 1 人床下浸水 1 棟台風第 17 号平成 24 年 9 月 30 日全域重傷 1 人軽傷 2 人床上浸水 16 棟床下浸水 101 棟台風第 18 号平成 25 年 9 月 15 日 ~16 日全域死者 2 人軽傷 4 人全壊 1 棟床下浸水 7 棟 20

2 火災 ( 消防本部発足以降の主なもの) 年月日昭和 25 年 3 月 22 日昭和 26 年 3 月 3 日昭和 26 年 8 月 14 日昭和 28 年 1 月 7 日昭和 28 年 10 月 22 日昭和 32 年 3 月 11 目昭和 37 年 12 月 2 日昭和 44 年 2 月 21 日昭和 47 年 11 月 29 日昭和 48 年 12 月 19 日昭和 48 年 12 月 27 日昭和 49 年 6 月昭和 49 年 9 月 11 日昭和 50 年 2 月 2 日昭和 50 年 3 月 15 日昭和 50 年 3 月 22 日昭和 50 年 11 月昭和 51 年 3 月 15 日昭和 51 年 4 月 8 日昭和 51 年 5 月 7 日昭和 51 年 5 月 26 日昭和 51 年 9 月 19 日昭和 51 年 9 月 22 日昭和 52 年 5 月 5 日昭和 52 年 10 月 11 日昭和 53 年 4 月 17 日昭和 53 年 9 月 3 日昭和 54 年 2 月 13 日昭和 54 年 11 月 11 日昭和 54 年 11 月昭和 55 年 1 月 23 日昭和 55 年 2 月 22 日昭和 55 年 6 月 5 日昭和 55 年 9 月 27 日昭和 55 年 11 月 23 日昭和 56 年 12 月 23 日昭和 57 年 1 月 2 日昭和 57 年 1 月 7 日昭和 57 年 2 月 22 日昭和 57 年 4 月 5 日昭和 57 年 6 月 15 日昭和 57 年 12 月 29 日昭和 58 年 3 月 25 日昭和 58 年 5 月火災の場所被害等大字垂水児童福祉会館火災南堀端三重県食品工場火災五軒町三宅製粉工場火災高茶屋小森町井村屋製菓工場火災広明町伊勢出版工場火災白塚町樋口製粉工場火災新町津高等学校火災高茶屋小森上野町南郊アパート共同住宅火災大字内多寺院火災全焼大門大門観光雑居ビル火災芸濃町林住宅火災中別保地区住宅火災 3 人死亡一志町田尻工場火災高茶屋小森町住宅火災で 4 人死亡北長野林野火災杉 4200 本焼失日南田建物火災小屋全焼一色地区ドライブイン火災足坂建物火災全焼高茶屋小森上野町住宅火災で 2 人死亡大宇野田泉ヶ丘団地住宅火災で 4 人死亡久居新町住宅火災で 1 人死亡日南田建物火災半焼白山町三ヶ野建物火災 2 人死亡白山町小杉建物火災榊原町旅館全焼北長野建物火災全焼穴倉建物火災部分焼家所建物火災小屋全焼あぜ焼きによる延焼上浜町国立三重大学クラブハウス火災豊津小学校講堂火災白塚町住宅火災で 4 棟全焼白山町三ヶ野建物火災作業所全焼足坂建物火災部分焼北長野建物火災小屋全焼白山町八対野建物火災北長野建物火災部分焼榊原町旅館全焼北長野建物火災全焼白山町山田野建物火災三郷山林火災放火による山林 300 アール焼失白山町川口工場火災家所建物火災プロパンガス引火による部分焼新家町住宅火災で 1 人死亡浜田地区住宅火災 1 人死亡 21

津市地域防災計画年月日火災の場所被害等昭和 58 年 10 月 17 日白山町二本木建物火災昭和 58 年 11 月 4 日西鷹跡町住宅火災で 1 人死亡昭和 59 年 2 月 15 日平木車両火災ヒーター過熱による昭和 59 年 3 月 12 日北長野車両火災エンジン過熱による昭和 59 年 8 月 27 日森町工場 ( 産業廃棄 ) 全焼昭和 59 年 9 月 7 日高座原建物火災小屋全焼昭和 59 年 11 月 21 日白山町二本木建物火災昭和 61 年 1 月 30 日家所建物火災全焼 1 人死亡昭和 61 年 10 月 23 日家所建物火災小屋全焼ボイラーの過熱による昭和 61 年 11 月 4 日須ヶ瀬町住宅火災 1 人死亡昭和 61 年 12 月 27 日白山町川口建物火災昭和 61 年 12 月 29 日大字内多住宅火災全焼昭和 62 年 1 月 2 日香良洲町住宅火災昭和 62 年 1 月 5 日北長野建物火災全焼ストーブ給油中引火による昭和 62 年 1 月 22 日南長野建物火災全焼ローソクによる昭和 62 年 7 月 24 日三郷車両火災昭和 62 年 9 月 5 日北長野建物火災村営住宅 2 階 1 室全焼蚊取線香による昭和 63 年 1 月 9 日万町住宅火災で 1 人死亡平成元年 6 月 26 日五百野建物火災溶接の火花による平成元年 10 月 14 日川方町住宅火災で 1 人死亡平成 2 年 3 月 21 日家所建物火災部分焼電気器具のショートによる平成 2 年 4 月 26 日新家町住宅火災で 1 人死亡平成 3 年 4 月 28 日五百野納屋 1 棟全焼 2 棟部分焼平成 3 年 1 月 17 日中央住宅火災で 3 人死亡平成 3 年 1 月 24 日雲出鋼管町日本鋼管津製作所でLPGタンカー火災平成 3 年 3 月 5 日大門テナントビル火災平成 3 年 8 月津市消防管内で 18 件にのぼる連続放火火災が発生平成 4 年 1 月 25 日三郷住宅 1 棟全焼 1 人死亡平成 5 年 4 月 6 日榊原町寮全焼で 1 人死亡平成 5 年 11 月 7 日香良洲町住宅火災で 1 人死亡平成 6 年 1 月 31 日桂畑建物火災小屋部分焼平成 6 年 10 月 19 日大門店舗併用住宅火災で 3 人死亡平成 7 年 3 月 7 日大門飲食店舗火災で 5 棟全焼平成 7 年 7 月 28 日一志町高野建物火災平成 7 年 8 月 11 日芸濃町林住宅火災平成 8 年 3 月 18 日芸濃町岡本作業場火災平成 8 年 4 月 30 日太郎生建物火災 ( 納屋 ) 全焼平成 8 年 6 月 7 日八知建物火災 ( 倉庫 ) 全焼平成 8 年 9 月 1 日石名原建物火災 ( 住宅 ) 全焼平成 9 年 4 月 14 日榊原町住宅火災で 1 人死亡平成 9 年 6 月 27 日本町店舗併用住宅火災で 1 人死亡平成 10 年 2 月 2 日白山町二本木建物火災平成 10 年 4 月 20 日太郎生建物火災 ( 住宅 ) 全焼平成 10 年 5 月 3 日安東町工場火災平成 10 年 5 月一色地区住宅火災平成 10 年 9 月 8 日太郎生その他火災 ( 焚火 )1 人死亡平成 10 年 10 月 28 日一志町其倉建物火災爆発 22

年月日平成 11 年 3 月 30 日平成 11 年 6 月 13 日平成 11 年 11 月 23 日平成 11 年 12 月 21 日平成 12 年 1 月 6 日平成 12 年 3 月 28 日平成 12 年 8 月 3 日平成 12 年 8 月 11 日平成 12 年 8 月 11 日平成 12 年 9 月 28 日平成 13 年 3 月 2 日平成 13 年 4 月 17 日平成 13 年 5 月 12 日平成 13 年 11 月 28 日平成 13 年 12 月 19 日平成 14 年 2 月 6 日平成 14 年 3 月 7 日平成 14 年 3 月 13 日平成 14 年 3 月 13 日平成 14 年 4 月 19 目平成 14 年 7 月 18 日平成 14 年 10 月 24 日平成 14 年 11 月 25 日平成 15 年 1 月 24 日平成 15 年 1 月 25 日平成 15 年 4 月 20 日平成 15 年 5 月 9 日平成 15 年 9 月 18 日平成 16 年 2 月 1 日平成 16 年 3 月平成 16 年 5 月 9 日平成 16 年 9 月 16 日平成 16 年 9 月平成 16 年 11 月 9 日平成 16 年 12 月 27 日平成 17 年 2 月 14 日平成 17 年 10 月 8 日平成 17 年 11 月 2 日平成 17 年 11 月 23 日平成 17 年 12 月 26 日平成 18 年 2 月 22 日平成 18 年 3 月 19 日平成 18 年 9 月 26 日平成 18 年 10 月 7 日平成 18 年 11 月 15 日平成 19 年 1 月 13 日平成 19 年 2 月 3 日火災の場所被害等丸之内店舗併用住宅火災太郎生建物火災 ( 住宅 ) 全焼奥津建物火災 ( 倉庫 ) 全焼稲葉町寺院兼住居で 1 人死亡大里窪田町住宅等 6 棟全焼石名原建物火災 ( 小屋 ) 全焼上多気建物火災 ( 小屋 ) 全焼大字内多住宅火災全焼大字内多工場火災島崎町住宅火災で 2 人死亡八知建物火災 ( 住宅 ) 全焼 1 人死亡森町工場 ( 産業廃棄 ) 全焼高茶屋小森町住宅火災で 1 人死亡大字妙法寺産業廃棄物処理工場火災 2 人負傷一志町片野建物火災住宅兼工場大字安濃工場火災大字草生経ヶ峰休養施設全焼経ヶ峰放火による林野火災白山町佐田建物火災旅館三重大学工学部実験所火災 9 人負傷大字連部工場火災東鷹跡町住宅火災で 1 人死亡大字大塚住宅火災海岸町住宅火災で 1 人死亡白山町南出建物火災中河原住宅火災で 1 人死亡大門飲食店等 3 棟全半焼八知建物火災 ( 住宅 ) 全焼家所農業倉庫 1 棟全焼黒田地区山林連続放火一志町八太建物火災 2 人死亡日南田美里建設その他火災森町工場 ( 産業廃棄 ) 全焼太郎生建物火災 ( 住宅 ) 全焼一志町高野建物火災平木住宅 1 棟全焼 1 人死亡太郎生建物火災 ( 住宅 ) 全焼三多気建物火災 ( 住宅 ) 全焼森町建物火災 ( 住宅 ) 全焼上浜町建物火災 2 人負傷南中央建物火災 ( 住宅 ) 全焼波瀬車両火災 1 台全焼 1 人死亡山田野建物火災 ( 住宅 ) 全焼香良洲町稲葉車両火災全焼 2 人死亡波瀬建物火災全焼 1 人死亡中縄建物火災全焼 1 人死亡下多気建物火災全焼 1 人死亡 23

津市地域防災計画年月日平成 19 年 5 月 11 日平成 19 年 10 月 5 日平成 19 年 11 月 29 日平成 20 年 1 月 3 日平成 20 年 1 月 17 日平成 20 年 2 月 10 日平成 20 年 5 月 17 日平成 20 年 6 月 18 日平成 20 年 10 月 9 日平成 20 年 10 月 21 日平成 21 年 3 月 27 日平成 21 年 3 月 30 日平成 21 年 9 月 1 日平成 21 年 9 月 11 日平成 21 年 12 月 25 日平成 22 年 1 月 1 日平成 22 年 7 月 26 日平成 22 年 10 月 15 日平成 22 年 10 月 27 日平成 22 年 11 月 30 日平成 22 年 12 月 22 日平成 23 年 2 月 4 日平成 23 年 12 月 17 日平成 23 年 12 月 31 日平成 24 年 2 月 24 日平成 24 年 5 月 24 日平成 24 年 9 月 26 日平成 25 年 1 月 2 日平成 25 年 2 月 3 日平成 25 年 4 月 22 日平成 25 年 5 月 28 日平成 25 年 6 月 13 日平成 25 年 8 月 12 日平成 25 年 9 月 17 日平成 25 年 11 月 21 日平成 25 年 12 月 29 日平成 25 年 12 月 31 日平成 26 年 2 月 19 日平成 26 年 2 月 22 日平成 26 年 6 月 4 日平成 26 年 9 月 22 日平成 26 年 10 月 17 日平成 26 年 12 月 23 日平成 26 年 12 月 24 日火災の場所被害等押加部町建物火災全焼 2 人死亡乙部建物火災全焼 1 人死亡江戸橋 2 丁目建物火災全焼 4 人負傷山田野建物火災全焼 1 人死亡久居元町建物火災全焼 1 人死亡香良洲町建物火災全焼 1 人死亡美里町家所建物火災軽微 1 人死亡半田建物火災全焼 1 人死亡持川町建物火災全焼 1 人死亡 1 人負傷白山町川口建物火災全焼戸木町車両火災全焼 1 人死亡大里睦合町建物火災全焼 1 人死亡大鳥町建物火災全焼 1 人死亡藤方車両火災 1 人死亡高茶屋七丁目建物火災全焼 1 人死亡美杉町太郎生建物火災全焼 1 人死亡久居本町建物火災全焼戸木町建物火災全焼 1 人死亡久居中町建物火災全焼 2 人死亡一志町波瀬建物火災全焼 1 人死亡 1 人負傷美杉町杉平建物火災全焼 1 人死亡高茶屋三丁目建物火災全焼 1 人死亡芸濃町雲林院建物火災全焼 1 人死亡城山一丁目建物火災全焼 1 人負傷木造町建物火災全焼 1 人負傷白山町上ノ村建物火災全焼 2 人負傷城山二丁目建物火災全焼 1 人死亡西鷹跡町建物火災全焼 1 人死亡城山一丁目建物火災全焼 1 人負傷河芸町中別保建物火災 4 棟全焼高茶屋小森町建物火災全焼 3 人死亡河芸町一色建物火災 2 棟全焼 1 棟部分焼 3 棟ぼや河芸町一色建物火災 2 棟全焼 4 棟部分焼 3 棟ぼや一身田豊野建物火災 1 棟全焼 3 棟部分焼丸之内建物火災 3 棟全焼 1 棟部分焼白塚町建物火災 1 棟全焼 2 棟部分焼 1 人死亡渋見町建物火災 2 棟全焼 1 棟ぼや西古河町建物火災 2 棟全焼 1 棟半燃 1 棟部分焼 2 棟ぼや 1 人死亡白山町二本木建物火災 1 棟全焼 1 棟部分焼河芸町東千里建物火災 1 棟全焼安濃町安濃建物火災 1 棟全焼大里野田建物火災 2 棟全焼 1 棟部分焼一志町井生建物火災 3 棟全焼 1 棟半焼 1 棟部分焼 1 人死亡東丸之内建物火災 1 棟全焼 1 棟半焼 24

年月日平成 27 年 1 月 26 日平成 27 年 2 月 22 日平成 27 年 3 月 28 日火災の場所被害等東丸之内建物火災 1 棟全焼産品建物火災 1 棟全焼 1 人死亡安濃町建物火災 1 棟全焼 1 人死亡林野火災その他火災等軽微なものは省略 25

津市地域防災計画 3 過去の主な地震災害 ( 危機管理部 ) 年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート被害天武 13 年 10 月 14 日仁和 3 年 7 月 30 日嘉保 ( 永長 1)3 年 11 月 24 日承徳 ( 慶和 1)3 年 1 月 24 日正平 16 年 6 月 24 日明応 7 年 7 月 25 日文禄 ( 慶長 1)5 年 7 月 12 日慶長 9 年 12 月 16 日慶長 16 年 10 月 28 日元禄 16 年 11 月 23 日宝永 4 年 10 月 4 日天明 2 年 7 月 14 日弘化 4 年 3 月 24 日嘉永 7 年 11 月 4 日土佐その他南海東海 8.4 山崩れ河湧き家屋社寺の破壊人畜の死傷多く津波来襲土佐で田約 12k m2 海中に沈む五畿七道 8.6 京都の民家官庁の倒壊多く圧死者多数津波来襲畿内東海道 8.4 畿内 8.0 畿内土佐阿波 8.4 東海道全般 8.6 豊後 6.7 東海南海西海諸道三陸および北海道東岸 7.9 8.1 江戸関東諸国 8.2 五畿七道 8.4 相模武蔵 ( 天明の大地震 ) 北信および越後西部 ( 善光寺地震 ) 東海東山南海諸道 ( 安政地震 ) 7.4 7.4 8.4 東大寺の巨鐘落ち諸寺に被害余震多く津波伊勢駿寺を襲い駿河で社寺民家流失 400 棟余興福寺西金堂壊れ大門が倒れた土地で田千余町皆海底に沈む山城摂津より紀州熊野に至る諸堂倒壊破損多かった津波により阿波雪湊で流出 1,700 棟流死 60 人余紀伊から房総に至る海岸と甲斐で振動強く津波が紀伊から房総に至る海岸を襲い伊勢大湊で流出 1,000 棟溺死 5,000 人静岡県志太郡地方で流死 26,000 人伊勢志摩で溺死 10,000 人という浜名湖海に通じた 3 日より前震 12 日夕刻大地震高崎山などくずれる大津波来襲佐賀関で崖くずれ家屋倒れ 60 余町歩流没瓜生島 80% 陥没死者 708 人淡路島安坂村千光寺で諸堂倒れ仏像が飛散る津波は犬吠岬より九州に至り八丈島で死者 57 人三崎で溺死 153 人浜名湖付近の橋本で 80 棟流失し死者多く紀州西岸広村で 1,700 戸流失阿波の靹浦で死者 100 人余宍喰で死者 1,500 人余土佐甲浦で死者 350 人余崎浜で 50 人余室戸岬付近で 400 人余三陸地方で強震震害軽く津波の被害大伊達領内で死者 1,783 人南部津軽で人馬死 3,000 余三陸地方で家屋流失多く溺死者 1,000 人をこえた小田原領土で出火し壊家 8,007 棟死者 2,291 人江戸本所あたり壊家が多かった津波は下田から犬吠岬に至る海岸に押寄す震災地を通じ壊家 20,162 棟死者約 5,233 人全体で潰家 29,000 棟死者 4,900 人家屋倒壊範囲は東海道から中国九州に及ぶ震害は東海道伊勢湾紀伊半島で最もひどく袋井全滅田辺で 158 棟つぶれ大阪壊家 1,061 棟死者 734 人徳島で 680 棟倒壊津波は伊豆半島から九州に至る沿岸を襲い瀬戸内海にも達した土佐で流家 11,170 棟死者 1,844 人尾鷲で死者 1,000 人余小田原城の櫓石垣破損民家倒壊 1,000 棟津波あり江戸で壊家死者があった被害範囲は高田から松本上田に至る南北 90km の地域壊家 29,633 棟死者 8,600 人余断層を生じ落差 2.4m 川が堰止められ数十力村が水没した 4 月 13 日に決壊洪水を生じた家屋倒壊範囲は伊豆から伊勢に至る沿岸と甲斐信濃近江越前加賀に及ぶ津波あり倒壊流失 8,300 棟余焼失 600 棟圧死 300 人流死 300 人嘉永 7 年 11 月 5 日畿内東海東山北陸南海山陰山陽道 ( 安政地震 ) 8.4 前の地震の 32 時間後被害は近畿中国四国全部と九州中部地方の一部に及ぶ津波があり全壊 20,000 棟半壊 40,000 棟焼失 6,000 棟流失 15,000 棟死者約 30,000 人 26

年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート被害安政 2 年 10 月 2 日安政 5 年 2 月 26 日明治 24 年 10 月 28 日明治 27 年 6 月 20 日明治 27 年 10 月 22 日明治 28 年 1 月 18 日明治 29 年 6 月 15 日大正 10 年 12 月 8 日大正 12 年 9 月 1 日昭和 2 年 2 月 7 日昭和 2 年 10 月 27 日昭和 5 年 11 月 26 日昭和 6 年 9 月 21 日昭和 8 年 3 月 3 日江戸 ( 安政江戸地震 ) 飛騨越前越中加賀岐阜愛知 ( 濃尾地震 ) 6.9 6.9 8.4 東京湾北部 7.5 庄内地方 7.3 利根川上流 7.3 三陸沖 7.6 茨城県竜ヶ崎 7.1 関東南部 ( 関東大地震 ) 京都府北西部 ( 北丹後地震 ) 新潟県三島郡 ( 関原地震 ) 伊豆北部 ( 北伊豆地震 ) 埼玉県西部 ( 西埼玉地震 ) 三陸沖 ( 三陸沖地震津波 ) 7.9 7.1 5.3 7.0 江戸とその東径 20km の範囲に被害大山手で被害は少なく下町被害大江戸の被害壊家焼失 14,364 棟死者 7,000 人余有感半径 500km に達した出火 30 余カ所焼失面積 2.3k m2 飛騨北部で全壊 319 棟半壊 385 棟死者 203 人山くずれが多く成願寺川上流止められ 3 月 10 日 4 月 26 日泥水を押出し金沢領で流失家屋 1,612 棟溺死 140 人仙台以南で地震を感じた建物全壊 142,117 棟半壊 80,184 棟死者 7,273 人山くずれ 1 万余根尾谷を通る大断層を生じた青森から中国四国地方まで地震を感ずる東京の被害は大神田本所深川に全半壊多く死者 24 人酒田付近で被害が著しく被害は山形本庄に及ぶ山形県下で全壊 3,858 棟半壊 2,397 棟焼失 2,148 棟死者 726 人北海道四国中国の一部まで地震を感じた被害範囲は関東東半分全壊 47 棟死者 9 人震害はない津波は北海道より牡鹿半島に至る海岸に襲来し死者 27,122 人家屋流失全壊 8,891 棟船の被害 7,032 件津波はハワイカリフォルニアに達した千葉茨城県境付近に家屋破損道路亀裂などの小被害があった東京で観測した最大振幅 14~20cm 地震後火災が発生し被害が増大した死者 99,331 人行方不明者 43,476 人山くずれ崖くずれが多い房総方面 ( 木更津 32cm 北条 157 cm) 神奈川南部 ( 大磯 I182cm 藤沢 75cm)は隆起し東京付近以西神奈川北方は沈下したまた相模湾では小田原一布良線以北は隆起南は沈下した関東沿岸に津波が来襲し波高は三崎で 6m 州の崎で 8.1m 被害は淡路福井岡山米子徳島三重香川大阪に及ぶ死者 2,925 人家屋全壊 12,584 棟焼失 3,711 棟郷村断層 ( 長さ 18km 水平ずれ最大 2.7m)とそれに直交する山田断層 ( 長さ 7km)を生じた負傷 2 人家屋半壊 23 棟宮本村の田園内に石油ガス噴出孔を生じた死者 272 人家屋全壊 2,165 棟山くずれ崖くずれが多く丹郡断層 ( 長さ 35km 横ずれ最大 2~3m)と直交する加殿断層および原保断層を生じた 7.0 死者 16 人家屋全壊 206 棟 8.3 震害はなかった津波が太平洋岸を襲い三陸沿岸で被害は甚大死者 3,008 人家屋流失 4,917 棟倒壊 2,346 棟浸水 4,329 棟船舶流失 7,303 棟波高は田老 10.1m 白浜 23.0m 綾里 25.0m 銚子 0.2m 昭和 13 年 1 月 12 日和歌山県南方沖 ( 田辺湾地震 ) 6.8 被害不明昭和 18 年 9 月 10 日鳥取市付近 ( 鳥取地震 ) 7.2 死者 1,083 人家屋全壊 7,485 棟半壊 6,158 棟鹿野断層 ( 長さ 8km 横ずれ最大 150cm) 吉岡断層 ( 長さ 4.5km)を生じた 27

津市地域防災計画年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート被害昭和 19 年 12 月 7 日昭和 20 年 1 月 13 日昭和 21 年 12 月 21 日昭和 23 年 6 月 28 日昭和 24 年 12 月 26 日 1 回目 :08h17m 2 回目 :08h25m 昭和 27 年 3 月 4 日昭和 27 年 3 月 7 日昭和 27 年 7 月 18 日昭和 28 年 9 月 26 日昭和 35 年 5 月 23 日昭和 36 年 6 月 30 日昭和 36 年 8 月 19 日昭和 38 年 3 月 27 日昭和 39 年 6 月 16 日昭和 40 年 9 月 3 日三重県南東沖 ( 東南海地震 ) 愛知県南部 ( 三河地震 ) 和歌山県南方沖 ( 南海地震 ) 福井平野 ( 福井地震 ) 今市付近 ( 今市地震 ) 十勝沖 ( 十勝沖地震 ) 能登半島 ( 大聖寺沖地震 ) 奈良県 ( 吉野地震 ) 房総沖 ( 房総沖地震 ) チリ沖 (チリ地震津波 ) 宮城県北部 ( 宮城県北部地震 ) 石川県加賀地方 ( 北美濃地震 ) 若狭湾 ( 越前岬沖地震 ) 新潟県沖粟島付近 ( 新潟地震 ) 長野県松代周辺 ( 松代群発地震 ) 7.9 6.8 8.0 7.3 6.4 6.7 8.1 静岡愛知三重岐阜奈良滋賀各県特に名古屋重工業地区に被害が大きかった死者 998 人住家全壊 26,130 棟半壊 46,950 棟流失 3,059 棟津波が各地に襲来した規模の割に被害は大きく死者 1,961 人住家全壊 5,539 棟半壊 11,706 棟非住家全壊 6,603 棟深溝断層 ( 途中で直角に折曲り延長 9km 上下ずれ最大 2m)を生じた被害は中部以西日本各地にわたり死者 1,330 人行方不明 102 人家屋全壊 11,591 棟半壊 23,487 棟流出 1,451 棟浸水 33,093 棟焼失 2,593 棟船舶破損流出 2,991 件津波あり高知付近で田園 15k m2が海面下に没した被害は福井平野およびその付近に限られ死者 3,895 人家屋倒壊 35,420 棟半壊 11,449 棟焼失 3,691 棟南北に地割れの連続としての断層 ( 延長約 25km)が生じた死者 8 人住家全壊 290 棟半壊 2,994 棟非住家全壊 583 棟被害は石造建物に多く崖くずれなどの地変約 60 箇所余北海道南部東北地方北部に被害があり津波が関東地方に及ぶ死者 28 人不明 5 人家屋全壊 815 棟半壊 1,324 棟流失 91 棟 6.8 福井石川両県で死者 7 人家屋半壊 4 棟焼失 27 棟 6.7 7.5 8.5 6.5 7.0 6.9 7.5 震源の深さ 70km 愛知岐阜石川県にも小被害あり死者 9 人住家全壊 20 棟道路亀裂 ( 伊豆諸島 ) 発電所鉄管亀裂 ( 八丈島 )など関東沿岸に小津波 24 日 2 時頃から津波日本沿岸各地に襲来波高は三陸沿岸 5~ 6m その他で 3~4m 死者 119 人行方不明 20 人家屋全壊 1,571 棟半壊 2,183 棟流失 1,259 棟築館石越小半田近近径 40km の範囲に被害が集中した死者 3 人住家全壊 369 棟半壊 1,542 棟橋梁道路鉄道の被害が多かった福井岐阜石川三県に被害があった死者 8 人家屋全壊 12 棟山くずれ 99 箇所敦賀小浜間に小被害があり住家全半壊 6 棟その他小被害があった新潟秋田山形の各県に被害があり死者 26 人家屋全壊 1,960 棟半壊 6,640 棟浸水 15,297 棟船舶道路の被害が多かった新潟市内で地盤の流動不同沈下による震害が著しかった津波が日本沿岸一帯を襲った 1965 年 8 月に松代皆神山付近に始まり順次須坂東村若穂更北篠井川中島更植戸倉上山田坂井坂城真田などに広がる 1969 年末までに松代で有感地震 62,621 回震度 5:9 回震度 4:50 回地震数は 1966 年 4 月と 8 月が最大被害を伴った地震は 50 回全体で負傷者 15 人全壊家屋 10 棟半壊 4 棟地すべり 64 箇所総エネルギーM=6.3 に相当この間に皆神山 1m 隆起した 28

年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート被害昭和 43 年 2 月 21 日昭和 43 年 5 月 16 日昭和 43 年 6 月 1 日昭和 44 年 9 月 9 日昭和 47 年 2 月 29 日昭和 47 年 12 月 4 日昭和 48 年 6 月 17 日昭和 49 年 5 月 9 日昭和 53 年 1 月 14 日昭和 53 年 6 月 12 日昭和 55 年 6 月 29 日昭和 55 年 9 月 24 日昭和 55 年 9 月 25 日昭和 57 年 3 月 21 日昭和 58 年 5 月 26 日昭和 59 年 9 月 14 日平成 2 年 11 月 7 日宮崎県えびの町 (えびの地震 ) 十勝沖 (1968 年十勝沖地震 ) 日向灘 (1968 年日向灘地震 ) 5.7 7.9 7.5 岐阜中部 7.9 被害不明八丈島東方沖 ( 八丈島近海地震 ) 八丈島東方沖 ( 八丈島東方沖地震 ) 根室半島沖 ( 根室半島沖地震 ) 伊豆半島沖地震 (1974 年伊豆半島沖地震 ) 7.0 同日再震翌日再々震死者 3 人負傷者 42 人建物全壊 368 棟半壊 636 棟山くずれが多かった 3 月 25 日に 2 回地震建物全壊 18 棟半壊 147 棟青森を中心に北海道南部東北地方に被害死者 49 人不明 3 人負傷者 330 人建物全壊 673 棟半壊 3,004 棟青森県下山くずれ多く津波あり浸水 527 棟船舶流失沈没 127 件コンクリート造の建物の被害が目立つ小津波があり負傷者 57 人住家全壊 2 棟半壊 38 棟浸水 56 棟八丈島で落石土砂崩れ亀裂などの道路の被害 115 箇所水道管破裂の破損による断水 2,150 世帯 7.2 八丈島と青ヶ島で落石 4 件土砂崩壊道路破損などの小被害 7.4 6.9 負傷者 26 人家屋全壊 2 棟波高は根室で約 1.5m 浸水 275 棟船舶流失没 10 艘死者不明者 29 人負傷者 78 人家屋全壊 46 棟同半壊 125 棟同一部破損 711 棟同全半焼 7 棟御前崎に最大波高 22cm の津波伊豆大島近海死者 3 人行方不明者 2 人家屋全半壊 603 棟宮城沖 ( 宮城沖地震 ) 伊豆半島地震 7.5 死者 28 人行方不明者 1 人負傷 360 人家屋全半壊 262 棟 6.7 5.4 関東地方南部 5.4 負傷者 5 人負傷者 8 人家屋の破損山崩れ道路の破損鉄道の損壊津波大島岡田港 57cm 千葉県南部の布長 18cm 関東地方南東部 6.1 死者 2 人負傷者 73 人家屋の損壊北海道日高市庁浦河町南西沖 ( 浦河沖地震 ) 7.3 日本海中部地震 7.7 長野県西部地震 6.9 雲仙普賢岳噴火災害重傷者 12 人軽傷者 121 人家屋の全壊 8 棟家屋の半壊 13 棟一部破損 127 棟農業施設土木施設に多数被害あり死者 104 人負傷者 324 人家屋全壊 1,584 棟家屋半壊 3,515 棟一部破損 5,962 棟り災者 21,517 人土木施設農林水産関係中小企業関係に被害甚大津波江差 7.8cm, 深浦 55cm 函館 53cm 死者 24 人行方不明者 5 人負傷者 10 人家屋全壊 14 棟家屋半壊 73 棟一部破損 517 棟土木施設農林関係に多数被害あり死者 41 人負傷者 11 人行方不明 3 人家屋全壊 1,586 棟同半壊 279 棟同一部破損 221 棟土木農林関係被害甚大噴火から火砕流土石流を繰り返しながら火山活動は治まらず立入禁止の警戒区域の指定が続き住民は不自由な避難難生活をし自宅職場にもどれず災害史上例のない苦い経験をしている災害である 29

津市地域防災計画年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート被害平成 5 年 1 月 15 日平成 5 年 2 月 7 日平成 5 年 7 月 12 日平成 6 年 10 月 4 日平成 6 年 12 月 28 日平成 7 年 1 月 17 日平成 16 年 10 月 23 日平成 17 年 3 月 20 日平成 19 年 3 月 25 日平成 19 年 4 月 15 日平成 19 年 7 月 16 日平成 20 年 6 月 14 日平成 20 年 7 月 24 日平成 21 年 8 月 11 日平成 23 年 3 月 11 日北海道釧路沖地震 7.5 死者 2 人負傷者 314 人家屋全壊 5 棟同半壊 4 棟同一部破損 201 棟火災害 5 件地盤液状化現象が市内随所で発生ガス施設港湾施設に被害大能登半島沖地震 6.6 負傷者 29 人家屋全壊 1 棟同半壊 4 棟同一部破損 31 棟北海道南西沖地震 7.8 死者 201 人負傷者 305 人行方不明者 30 人家屋全壊 567 棟同半壊 299 棟同一部破損 2,691 棟床上浸水 225 棟床下浸水 236 棟ガス水道電話電気農林土木関係に甚大な被害がでた地震発生約 5 分後に大津波の来襲そして火災の発生により奥尻島青苗地区の市街地が焼け野原と化し被害が集中した北海道東方沖地震 8.1 釧路で震度 6 を記録し 80 人余がけがを負った三陸はるか沖地震 7.5 兵庫県南部地震 ( 阪神淡路大地震 ) 7.3 新潟県中越地震 6.8 福岡県西方沖 7.0 能登半島地震 6.9 三重県中部 5.4 負傷者 13 人等新潟県中越沖地震 6.8 岩手宮城内陸地震 7.2 八戸市で震度 6 パチンコ店の天井が落下するなど青森県を中心に死者 2 人負傷者 285 人死者 5,502 人負傷者 41,527 人行方不明者 2 人家屋全壊 100,282 棟一部破損 185,756 棟火災 294 件のほか非住家 3,675 棟文教施設 766 箇所道路 9,403 箇所橋梁 321 箇所河川 427 箇所崖くずれ 367 箇所ブロック塀等 1,385 箇所で被害水道断水 1,277,851 戸ガス供給停止 856,835 戸停電 1,111,640 戸電話不通 286,231 回線死者 51 人負傷者 4,805 人住家全壊 3,185 棟住家半壊 13,715 棟等死者 1 人負傷者 1,087 人住家全壊 133 棟住家半壊 244 棟等死者 1 人負傷者 356 人住家全壊 684 棟住家半壊 1,733 棟等死者 15 人負傷者 2,345 人住家全壊 1,319 棟住家半壊 5,621 棟等死者不明者 23 人負傷者 451 人住家全壊 30 棟住家半壊 143 棟等岩手県沿岸北部 6.8 死者 1 人負傷者 211 人住家全壊 1 棟等駿河湾 6.5 死者 1 人負傷者 319 人住家半壊 5 棟等東北地方太平洋沖地震 ( 東日本大震災 ) (Mw)9.0 死者 15,859 人行方不明者 3,021 人負傷者 6,107 人住家全壊 129,914 棟住家半壊 258,591 棟住家一部破損 711,376 棟等 30

4 津市で震度 4 以上あった主な地震 ( 危機管理部 ) 年月日地域 ( 地震名 ) マクニチュート震度備考昭和 11 年 2 月 21 日奈良県 ( 河内大和地震 ) 6.4 4 昭和 13 年 1 月 12 日和歌山県南方沖 6.8 4 昭和 18 年 9 月 10 日鳥取県東部 ( 鳥取地震 ) 7.2 4 昭和 19 年 12 月 7 日三重県南東沖 ( 東南海地震 ) 7.9 6 昭和 19 年 12 月 12 日三重県南東沖 6.5 4 昭和 20 年 1 月 13 日三河湾 ( 三河地震 ) 6.8 5 昭和 20 年 1 月 14 日三河湾 5.9 4 昭和 20 年 1 月 16 日愛知県西部 6.4 4 昭和 20 年 1 月 19 日愛知県西部 5.3 4 昭和 21 年 12 月 21 日和歌山県南方沖 ( 南海地震 ) 8.0 5 昭和 27 年 7 月 18 日奈良県 ( 吉野地震 ) 6.7 4 昭和 35 年 12 月 26 日三重県南部 6.0 4 昭和 36 年 8 月 19 日石川県加賀地方 ( 北美濃地震 ) 7.0 4 昭和 38 年 3 月 27 日若狭湾 ( 越前岬沖地震 ) 6.9 4 昭和 44 年 9 月 9 日岐阜県美濃中西部 6.6 4 昭和 46 年 1 月 5 日遠州灘 6.1 4 平成 7 年 1 月 17 日大阪湾 ( 兵庫県南部地震 ) 7.3 4 平成 16 年 9 月 5 日三重県南東沖 7.4 5 弱平成 19 年 4 月 15 日三重県中部 5.4 5 弱 31