ACROVA GMM 2010/DRAWMAN 2010 新 機 能 ダイジェスト ACROVA GMM 2010 では 最 新 OS である Windows 7 に 対 応 しました また アクティブ 板 面 やアクティブ 尺 度 以 外 をグレー 表 示 する 機 能 など 作 図 効 率 を 更 に 向 上 しています 最 新 形 式 のDWG/DXFファイル 対 応 や PDF 出 力 P DFファイルの 結 合 など データ 変 換 機 能 も 向 上 しています 1
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目 次 1 設 計 開 発 環 境 の 変 化 に 対 応... 5 1.1 Windows 7 に 対 応... 5 2 新 機 能 / 既 存 機 能 改 善 による 操 作 性 の 向 上... 6 2.1 アクティブ 板 面 尺 度 以 外 をグレーアウトする... 6 2.1.1 アクティブ 板 面 以 外 をグレーアウトする... 6 2.1.2 アクティブ 尺 度 以 外 をグレーアウトする... 7 2.2 角 を 残 して 角 丸 め 面 取 りをする... 7 2.3 尺 度 を 指 定 して 図 形 を 選 択 する... 8 2.4 さらに 便 利 に 使 いやすくなった 既 存 機 能... 8 2.4.1 ハッチ( 塗 り 潰 し) 図 形 のパラメトリック 強 化... 8 2.4.2 注 釈 文 字 編 集 の TrueType 文 字 対 応... 9 2.4.3 UNDO REDO の 制 限 緩 和... 9 2.4.4 異 尺 度 複 写 の 図 形 指 定 改 善... 9 2.4.5 未 登 録 外 字 の 矩 形 表 示... 9 2.4.6 図 面 を 閉 じる 処 理 の 高 速 化...10 3 印 刷 機 能 の 向 上...11 3.1 指 定 した 複 数 図 面 を 連 続 印 刷 する...11 3.2 従 来 の 印 刷 機 能 から 改 善...13 3.2.1 拡 大 縮 小 印 刷 時 の 線 種 ピッチの 比 率 変 更...13 4 データ 変 換 機 能 の 向 上...15 4.1 DXF/DWGファイルを 入 出 力 する...15 4.2 JWWファイルを 入 出 力 する...16 4.2.1 4.20 形 式 の JWW ファイルを 出 力 する...16 4.2.2 色 変 換 の 強 化...16 4.2.3 レイヤ 変 換 の 強 化...16 4.3 PDFに 変 換 する...17 4.3.1 PDFファイルを 結 合 する...17 4.3.2 モノクロプリンタドライバからカラーPDFを 作 成 する...18 4.4 TIFF/BMP に 変 換 する...18 5 画 面 の 変 更 による 操 作 性 の 向 上...20 5.1 ステータスバーのボタン 追 加...20 5.2 システム 情 報 設 定 画 面 の 改 善...20 5.3 ツールバーの 全 表 示 / 非 表 示...21 5.4 アクティブウインドウの 切 替 方 法 改 善...21 5.5 マウスカーソルの 速 度 改 善...22 6 機 械 部 品 ライブラリの 活 用...23 7 サポート 機 能 比 較...24 3
表 記 :ACROVA GMM 2010 (D.D/M.D 共 通 ) でサポートされている 機 能 です :ACROVA GMM M.D 2010 のみサポートされている 機 能 です :DRAWMAN 2010 でサポートされている 機 能 です 注 意 事 項 画 面 プルダウンメニューの 内 容 は 機 能 改 善 のため 予 告 無 く 仕 様 を 変 更 する 場 合 があります 本 文 中 で GMM と 記 載 されていても DRAWMAN に 対 応 した 機 能 もあります 各 章 題 の 上 記 図 を 確 認 してください 本 書 の 操 作 例 は ACROVA GMM での 操 作 例 になります 一 部 DRAWMAN とは 操 作 方 法 が 異 なります のでご 注 意 ください 動 作 環 境 ACROVA GMM M.D ACROVA GMM D.D DRAWMAN 対 応 OS Windows7,Windows Vista,Windows XP(すべて 32 ビット 版 ) CPU Pentium Ⅲ800MHz 以 上 (Core 2 Duo E4500 以 上 推 奨 ) メモリ 512MB 以 上 (1GB 以 上 推 奨 ) HDD 容 量 (ソフト) 2GB 以 上 400MB 以 上 300MB 以 上 HDD(OS 動 作 ) 1GB 以 上 CD-ROM 必 須 USB ポート 必 須 (A タイプ) ディスプレイ 解 像 度 1024 768(XGA)~2560 1600(WQXGA) 16 ヒ ット 色 表 示 ~32 ヒ ット 色 表 示 入 力 装 置 マウスなどのポインティングデバイス 出 力 装 置 プリンタ プロッタ その 他 Microsoft Internet Explorer 6.0 SP3 以 上 但 し 全 ての 項 目 において 使 用 OS の 最 低 システム 要 件 を 満 たしていることが 必 要 です ネットワークライセンス 版 の 前 提 条 件 は 以 下 の 通 りです (1) サーバの OS は Windows Server 2003 Windows Server 2008 であることが 必 要 です (すべて 32 ビット 版 ) (2) ネットワークプロトコルとして TCP/IP を 利 用 していることが 必 要 です (3) サーバの PC で USB ポートが 使 用 可 能 であることが 必 要 です Microsoft,WindowsXP, WindowsVista, Windows7, Microsoft Word,Microsoft Excel は 米 国 Microsoft Corp.の 商 標 です AutoCAD,DXF,DWG,DWF は 米 国 オートデスク 社 の 米 国 およびその 他 における 登 録 商 標 商 標 またはサービスマークです その 他 の 記 載 の 会 社 名 製 品 名 規 格 等 は 一 般 に 各 会 社 の 商 標 もしくは 登 録 商 標 です All Right Reserved,Copyright(C)2010,Hitachi,Ltd 本 書 の 著 作 権 は ( 株 ) 日 立 製 作 所 に 属 します 4
1 設 計 開 発 環 境 の 変 化 に 対 応 1.1 Windows 7 に 対 応 従 来 からの Microsoft Windows XP Vista に 加 え Windows 7 に 対 応 しました すべて 32 ビット 版 のみの 対 応 です Windows 7 の XP Mode は 動 作 保 証 対 象 外 です 5
2 新 機 能 / 既 存 機 能 改 善 による 操 作 性 の 向 上 2.1 アクティブ 板 面 尺 度 以 外 をグレーアウトする 配 置 する 部 品 や 寸 法 線 など 種 別 や 用 途 によって 板 面 を 分 けて 作 図 することや 異 尺 度 を 利 用 して 部 分 詳 細 図 を 作 図 することは 多 くあると 思 います しかし 現 在 のアクティブな 板 面 尺 度 の 図 形 を 確 認 するには 図 形 のプロパティ 情 報 を 表 示 するなど 手 間 がかかっていました ACROVA GMM 2010 では アクティブな 板 面 尺 度 以 外 をグレーアウトす ることにより 簡 単 に 確 認 することが 可 能 になりました グレーアウトすることにより 図 形 を 配 置 する 板 面 の 間 違 いや 異 尺 度 図 形 に 対 する 誤 操 作 も 軽 減 す ることができます 2.1.1 アクティブ 板 面 以 外 をグレーアウトする 板 面 のグレーアウトはステータスバーのボタン 即 実 行 コマンド(!DISPLVON /!DISPLVOFF)から 実 行 します 1 ステータスバーの 板 面 をダブルクリックします アクティブの 板 面 以 外 がグレーアウトされ ます 通 常 の 状 態 に 戻 す 場 合 は もう 一 度 板 面 をダブルクリックします 6
2.1.2 アクティブ 尺 度 以 外 をグレーアウトする 尺 度 のグレーアウトはステータスバーのボタン 即 実 行 コマンド(!DISPSCON /!DISPSCOFF)から 実 行 します 1 ステータスバーの 尺 度 をダブルクリックします アクティブの 尺 度 以 外 がグレーアウトされ ます 通 常 の 状 態 に 戻 す 場 合 は もう 一 度 尺 度 をダブルクリックします 2.2 角 を 残 して 角 丸 め 面 取 りをする 従 来 角 丸 め 面 取 りを 実 行 したとき 角 の 図 形 をトリミングいました そのため 角 の 図 形 を 残 し たいときは 再 度 作 図 する 必 要 がありました ACROVA GMM 2010 では 元 の 図 形 を 残 したまま 角 丸 め 面 取 りが 可 能 になりました 1 プルダウンメニューから 2 図 形 ( 残 し) の 角 丸 めを 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[ 操 作 ]-[ 角 丸 め] - [2 図 形 ( 残 し)] Windows 互 換 メニュー:[ 図 形 編 集 (M)] - [ 角 丸 め(F)] - [2 図 形 ( 残 し)(5)] 2 角 丸 めの 半 径 を 入 力 します 3 2つの 線 分 を 指 定 します 4 折 線 を 指 定 します 角 を 残 した 角 丸 めが 実 行 されます 従 来 の 角 丸 め 面 取 りと 同 様 に 1コーナー 2 図 形 全 コーナー の 指 定 が 可 能 です 7
2.3 尺 度 を 指 定 して 図 形 を 選 択 する 図 形 選 択 のコマンドに 尺 度 が 追 加 されました 尺 度 番 号 を 指 定 して 図 形 の * 選 択 が 可 能 です 移 動 コマンドなど コマンド 内 選 択 のパラメータにも 尺 度 が 追 加 されています 指 定 尺 度 の 図 形 に 対 して 編 集 が 可 能 になりました A1 1:2 1:1 A2 A3 * 異 尺 度 図 形 の 操 作 が 可 能 な 状 態 のみ ( 例 ) 尺 度 番 号 2 番 の 全 図 形 を 板 面 2 に 移 動 する 1 プルダウンメニューから 板 面 移 動 を 実 行 します 2 コマンド 内 選 択 のパラメータから 次 頁 を 押 し 22: 尺 度 を 選 択 します 3 尺 度 番 号 2 を 入 力 します 4 対 象 図 形 は 全 図 形 なので Enter: 図 面 全 体 を 選 択 します 対 象 図 形 が 選 択 状 態 になります 5 Enter キーを 押 して 図 形 を 決 定 します 6 移 動 先 の 板 面 番 号 2 を 入 力 して 実 行 します 尺 度 番 号 2 番 の 図 形 が 板 面 2に 移 動 します 2.4 さらに 便 利 に 使 いやすくなった 既 存 機 能 ACROVA GMM 2010 では 既 存 の 機 能 も 更 に 使 いやすくエンハンスを 行 っています 2.4.1 ハッチ( 塗 り 潰 し) 図 形 のパラメトリック 強 化 ハッチ( 塗 り 潰 し) 定 義 済 み 図 形 に 対 してパラメトリックを 実 行 したとき 下 記 のコマンドに 対 して もハッチ( 塗 り 潰 し) 図 形 が 追 従 して 変 形 / 移 動 が 可 能 になりました 制 御 点 追 加 (PArametric 4) 制 御 点 移 動 (PArametric 5) 円 の 変 更 (PArametric 6) 中 心 振 り 分 け(PArametric 7) 8
2.4.2 注 釈 文 字 編 集 の TrueType 文 字 対 応 図 面 中 の 文 字 を 直 接 編 集 する 注 釈 編 集 機 能 が TrueType 文 字 にも 対 応 しました 注 釈 編 集 機 能 の 使 用 方 法 は 従 来 と 同 じです ( 例 ) 明 朝 体 で 書 かれた ACROVA GMM 2009 を ACROVA GMM 2010 に 編 集 する 1 プルダウンメニューから 注 釈 編 集 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[ 文 字 ] - [ 文 字 入 力 ] - [ 注 釈 編 集 ] Windows 互 換 メニュー:[ 図 形 編 集 (M)] - [ 文 字 (W)] - [ 注 釈 編 集 (3)] 2 編 集 を 開 始 する 文 字 の 編 集 開 始 位 置 を 指 定 します ACROVA GMM 2009 編 集 中 は 一 時 的 に TrueType フォントから GMM フォントに 変 更 されます 3 キーボードから 10 と 入 力 し Enter キーで 決 定 します ACROVA GMM 2010 注 釈 編 集 は 上 書 き が 初 期 値 です 挿 入 に 切 り 替 える 場 合 はキーボードの Insert キーを 押 してください 2.4.3 UNDO REDO の 制 限 緩 和 アクティブ 図 面 の 切 り 替 え 時 など UNDO REDO が 実 行 できなかった 一 部 の 制 限 を 緩 和 しました 2.4.4 異 尺 度 複 写 の 図 形 指 定 改 善 異 なる 尺 度 への 複 写 を 行 うとき 複 写 先 の 尺 度 にある 図 形 上 の 点 を 指 定 (エンティティ)することが できませんでした 指 定 するには 異 尺 度 操 作 の 設 定 を 切 り 替 える 必 要 がありました ACROVA GMM 2010 では 異 尺 度 操 作 の 設 定 を 切 り 替 えなくても 異 尺 度 複 写 時 に 尺 度 に 関 係 なくす べての 制 御 点 が 指 定 (エンティティ) 可 能 になりました 2.4.5 未 登 録 外 字 の 矩 形 表 示 配 置 した 図 面 中 に 未 登 録 の 外 字 が 含 まれていたとき ワーニングは 表 示 されますが どこに 外 字 があ るのか 見 つけることが 困 難 でした ACROVA GMM 2010 では 未 登 録 の 外 字 を 矩 形 で 表 示 します 9
2.4.6 図 面 を 閉 じる 処 理 の 高 速 化 複 数 の 図 面 を 開 いているとき 図 面 を 閉 じる 処 理 (MDrawing 2)を 高 速 化 しました 10
3 印 刷 機 能 の 向 上 3.1 指 定 した 複 数 図 面 を 連 続 印 刷 する 印 刷 (PRint) 出 力 (CONvert) 機 能 に 印 刷 情 報 ファイル 印 刷 方 法 ( 尺 度 /フィット/ 倍 率 )をパラ メータに 持 つコマンドが 追 加 されました 従 来 は 設 定 (SETPrint/SETCOnvert)を 切 り 替 えてから 印 刷 を 実 行 する 必 要 があったのですが 1つ のコマンド 内 で 指 定 が 可 能 です また 指 定 した 複 数 のファイルを 一 度 に 連 続 印 刷 をすることが 可 能 です 1 プルダウンメニューから 図 面 ファイル 印 刷 2 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[ 図 面 ]-[ 印 刷 ] - [ 図 面 ファイル 印 刷 2] Windows 互 換 メニュー:[ファイル(F)] - [ 印 刷 (P)] - [ 図 面 ファイル 印 刷 2(6)] 2 印 刷 情 報 ファイルを 指 定 します *:ファイル 一 覧 を 選 択 して 印 刷 情 報 ファイル(PPR)を 指 定 します Enter:テ フォルトの 用 紙 / 余 白 値 を 指 定 した 場 合 は 印 刷 設 定 の 設 定 コマンド(SETPrint 4)の 設 定 値 に 従 います 3 印 刷 方 法 を 尺 度 フィット 倍 率 から 選 択 します 尺 度 図 面 の 尺 度 で 印 刷 します 尺 度 を 選 択 した 場 合 図 面 の 用 紙 サイズと2で 指 定 した 印 刷 情 報 ファイルに 設 定 された 用 紙 サイズを 同 じサイズにしてください フィット 2で 指 定 した 印 刷 情 報 ファイルの 用 紙 サイズにフィット 印 刷 します 倍 率 指 定 した 倍 率 に 拡 大 / 縮 小 して 印 刷 します 4 倍 率 を 指 定 します ( 印 刷 方 法 が 倍 率 のときのみ) 5 印 刷 対 象 のファイルを 選 択 します 11
Enter:ファイル 一 覧 を 指 定 して 複 数 ファイル 選 択 画 面 を 起 動 します 6 追 加 ボタンを 押 して 印 刷 するファイルを 選 択 します 複 数 選 択 も 可 能 です 選 択 したファイ ルを 削 除 する 場 合 は 画 面 から 対 象 ファイルを 選 択 して 削 除 ボタンを 押 します 上 へ 下 へ ボタンで 印 刷 順 を 変 更 することも 可 能 です 7 OK ボタンを 押 すと 印 刷 が 開 始 されます また 印 刷 時 に 指 定 した 図 面 のリストを 出 力 フ ァイルに 書 き 出 すことが 可 能 です 出 力 されたファイルは 入 力 ボタンで 読 込 むことも 可 能 で す 12
印 刷 先 指 定 を PDF にすることにより PDF ファイルの 連 続 作 成 も 可 能 です 3.2 従 来 の 印 刷 機 能 から 改 善 3.2.1 拡 大 縮 小 印 刷 時 の 線 種 ピッチの 比 率 変 更 印 刷 機 能 で 倍 率 を 指 定 またはフィット 印 刷 で 拡 大 縮 小 印 刷 を 行 ったとき 従 来 は 線 種 のピッチなど は 拡 大 縮 小 の 影 響 を 受 けず 等 倍 と 同 じ 印 刷 結 果 となっていました ACROAV GMM 2010 では 線 幅 や 線 種 も 図 面 の 拡 大 縮 小 に 合 わせて 比 率 を 変 更 します 比 率 変 更 の 設 定 はプルダウンメニューから 比 率 変 換 設 定 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[ 図 面 ]-[フ リンタ 設 定 ] - [ 比 率 変 換 設 定 ] Windows 互 換 メニュー:[ファイル(F)] - [フ リンタ 設 定 (P)] - [ 比 率 変 換 設 定 (7)] 比 率 変 換 を 1:しない に 設 定 すると 従 来 通 りの 印 刷 になります 2:する に 設 定 すると 図 面 の 拡 大 縮 小 に 合 わせて 線 幅 線 種 の 比 率 も 変 更 します 元 図 (A3) 比 率 変 換 しない(A3 A4) 比 率 変 換 する(A3 A4) 間 隔 (ピッチ)は 同 じだが 位 置 が 異 なる 間 隔 (ピッチ)は 異 なるが 位 置 は 同 じ 13
比 率 変 換 設 定 は 印 刷 情 報 設 定 (SETPrint 4) 印 刷 プレビュー(PRint 0)の 拡 張 設 定 タブからも 設 定 可 能 です DRAWMAN で 設 定 する 場 合 は 印 刷 プレビュー(PRint 0)の 拡 張 設 定 タブから 設 定 してくださ い 14
4 データ 変 換 機 能 の 向 上 4.1 DXF/DWGファイルを 入 出 力 する AutoCAD 2010 形 式 の DXF DWG ファイルの 入 出 力 に 対 応 しました AutoCAD 2010 形 式 で DXF DWG ファイルを 作 成 する 場 合 は まず データ 交 換 オプション 画 面 か ら 出 力 ファイルのバージョンを 設 定 します 設 定 完 了 後 DXF DWG 出 力 を 行 ってください 1 プルダウンメニューから データ 交 換 オプション 設 定 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[ 図 面 ]-[テ ータ 交 換 ] - [オフ ション 設 定 ] Windows 互 換 メニュー:[ファイル(F)] - [テ ータ 交 換 (D)] - [オフ ション 設 定 (0)] 2 データ 交 換 オプション 画 面 の DXFOUT(DWGOUT) タブを 選 択 し DXF(DWG)バー ジョン から 2010 を 選 択 します 3 OK ボタンを 押 して 画 面 を 閉 じます 15
4.2 JWWファイルを 入 出 力 する 4.2.1 4.20 形 式 の JWW ファイルを 出 力 する 従 来 の 3.51 形 式 に 加 え 4.20 形 式 でも JWW ファイルの 出 力 が 可 能 になりました 出 力 す るフ ァイ ルの バー ジョ ンは DXF DWG と 同 様 に デ ータ 交 換 オプ ショ ン 画 面 の JWW/JWCOUT - その 他 から 設 定 します 4.2.2 色 変 換 の 強 化 jw_cad はバージョン 4.20 で SXF 変 換 用 の 色 が 追 加 されましたが ACROVA GMM に 入 力 すると 追 加 された 色 はすべて 緑 になっていました ACROVA GMM 2010 では ACROVA GMM が SXF モードまたは 256 色 モードの 場 合 色 情 報 を 保 持 して 入 出 力 が 可 能 になりました 4.2.3 レイヤ 変 換 の 強 化 jw_cad のレイヤグループ 名 称 とレイヤ 名 称 は ACROVA GMM の 板 面 名 称 に 変 換 されます レイヤグ ループ 名 称 とレイヤ 名 称 は _ を 使 って 固 定 の 文 字 列 長 になるように 調 整 していました そのため レイヤグループ 名 称 の 文 字 数 によってはレイヤ 名 が 表 示 できない 場 合 がありました 16
ACROVA GMM 2010 ではこのような 問 題 を 解 決 するために レイヤグループ 名 称 をレイヤ 名 称 の 変 換 方 法 を 改 善 しました 4.3 PDFに 変 換 する 4.3.1PDFファイルを 結 合 する ACROVA GMM 2009 から 追 加 された*PDF 変 換 機 能 で 作 成 した 複 数 の PDF ファイルを 結 合 して1つ のファイルにすることが 可 能 になりました ページの 順 番 の 設 定 も 可 能 です それぞれの PDF ファイルのタイトル(PDF 文 章 情 報 )が しおり の 名 称 として 設 定 されます 1 プルダウンメニューから PDF 結 合 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー : [ 図 面 ]-[フ リンタ 出 力 ]-[PDF 結 合 ] Windows 互 換 メニュー: [ファイル(F)]-[ 印 刷 (P)]-[PDF 結 合 (7)] 2 Enter:ファイル 一 覧 を 指 定 し 結 合 するファイルを 複 数 ファイル 選 択 画 面 から 指 定 します 3 追 加 ボタンを 押 して ファイルを 開 く 画 面 から 結 合 する PDF ファイルを 指 定 します 追 加 した PDF ファイルを 削 除 する 場 合 は 対 象 を 選 択 し 削 除 ボタンから 削 除 します 4 上 へ 下 へ ボタンを 利 用 してページの 順 番 を 設 定 します 5 OK ボタンを 押 して 画 面 を 閉 じます 6 結 合 した PDF ファイル 名 を Enter:ファイル 一 覧 を 選 択 し PDF ファイル 出 力 画 面 から 入 力 します 17
7 保 存 ボタンを 押 すと PDF ファイルの 結 合 が 実 行 されます *ACROVA TOOL の PDF,DWF 出 力 ツール で 作 成 した PDF ファイルは 対 象 外 です 4.3.2 モノクロプリンタドライバからカラーPDFを 作 成 する ACROVA GMM の PDF 変 換 機 能 は 通 常 紙 に 印 刷 するときのプリンタドライバの 設 定 を 利 用 して PDF ファイルを 作 成 します そのため モノクロプリンタを 使 用 している 場 合 は モノクロの PDF ファイ ルしか 作 成 することができませんでした ACROVA GMM 2010 では モノクロプリンタのドライバでもカラーPDF の 作 成 が 可 能 になりました カラーとモノクロの 変 更 はステータスバーから 切 り 替 えが 可 能 です 4.4 TIFF/BMP に 変 換 する 従 来 図 面 を TIFF ファイルに 変 換 するときは GMM 図 面 TIFF 出 力 ツール をインストールし TIFF ファイルを 作 成 する 必 要 がありましたが ACROVA GMM 2010 では 標 準 コマンドから*TIFF ファイル BMP ファイルの 作 成 が 可 能 になりました また ツールでは 制 限 事 項 となっていた TrueType フォントや OLE データも 変 換 可 能 です *TIFF は 白 黒 2 階 調 (Ver5.0) BMP は 白 黒 2 階 調 1bit です 18
1 プルダウンメニューから ラスタファイル 出 力 2 を 実 行 します GMM 互 換 メニュー :[システム] - [ラスタ 入 出 力 ] - [ラスタファイル 出 力 2] Windows 互 換 メニュー:[イメーシ (I)] - [ラスタ 入 出 力 (R)] - [ラスタファイル 出 力 2(3)] 2 変 換 する 領 域 を 指 定 します Enter: 図 面 全 体 を 選 択 すると 作 図 領 域 内 の 図 形 全 体 が 対 象 になり ます 3 出 力 形 式 を 以 下 から 選 択 します 1:TIFF G4 CCITT 二 次 元 圧 縮 (G4) 2:TIFF G3 CCITT 一 次 元 圧 縮 (G3) 3:TIFF 1d 一 次 元 圧 縮 4:TIFF Non Compression 非 圧 縮 5:BITMAP Windows 1bit Windows Ver3.1x 準 拠 6:BITMAP OS/2 1bit OS/2 Ver2.1x 準 拠 4 Enter キーを 押 して 画 面 から 出 力 先 を 指 定 します 5 3で 指 定 した 形 式 でファイルが 作 成 されます 19
5 画 面 の 変 更 による 操 作 性 の 向 上 5.1 ステータスバーのボタン 追 加 ステータスバーから 起 動 する 機 能 がさらに 増 えました 印 刷 先 の 設 定 (プリンタ/PDF) 印 刷 設 定 (カ ラー/モノクロ) プロパティウインドウの 表 示 / 非 表 示 などが 可 能 です 5.2 システム 情 報 設 定 画 面 の 改 善 従 来 はプロファイル 等 で 設 定 が 必 要 であったサークルメニューの 設 定 などがシステム 情 報 設 定 画 面 に 追 加 されました また DRAWMAN でもシステム 情 報 設 定 の 表 示 が 可 能 になりました ただし DRAWMAN では 一 部 設 定 できない 機 能 があります 20
5.3 ツールバーの 全 表 示 / 非 表 示 フローティング 状 態 (GMM のウインドウから 離 れている 状 態 )のツールバーを 簡 単 に 表 示 / 非 表 示 の 切 り 替 えが 可 能 です 必 要 なときだけツールバーを 表 示 して 作 図 領 域 を 広 く 取 ることができます 5.4 アクティブウインドウの 切 替 方 法 改 善 従 来 はマウスでアクティブウインドウを 切 り 替 えるときは タイトルバーをクリックする 必 要 があり ました ACROVA GMM 2010 では 作 図 ウインドウをクリックすることでウインドウの 切 り 替 えが 可 能 になり ました 作 図 ウインドウクリックでアクティブ 切 り 替 え 21
5.5 マウスカーソルの 速 度 改 善 マウスカーソルが 作 図 領 域 に 入 ると ACROVA GMM 独 自 のカーソル 形 状 になります PCの 環 境 状 態 によっては カーソルの 移 動 速 度 が 低 下 する 場 合 がありました ACROVA GMM 2010 では Windows 標 準 のカーソル 形 状 に 切 り 替 えることにより 軽 快 な 操 作 が 可 能 になりました また 情 報 漏 えいやモバイル PC の 盗 難 紛 失 対 策 として 近 年 普 及 してきたハードディスクを 搭 載 しないシンクライアント(Thin client)の PC においても 効 果 を 発 揮 します 1 ステータスバーの シ 情 をダブルクリックして システム 情 報 設 定 画 面 を 起 動 します 2 全 般 2 のタブを 選 択 し 十 字 カーソル のチェックを 付 けます 3 OK ボタンで 画 面 を 閉 じます カーソルが 十 字 カーソルに 変 更 されます 通 常 のカーソルに 戻 す 場 合 は 2でチェックを 外 します 22
6 機 械 部 品 ライブラリの 活 用 ACROVA GMM M.D の 標 準 機 能 の 機 械 部 品 ライブラリ(メーカー 部 品 )の 登 録 部 品 数 が 約 600,000 点 にな りました 23
7 サポート 機 能 比 較 本 書 で 紹 介 した 機 能 のアプリケーション 別 サポート 状 況 です 機 能 対 象 コマンド ACROVA GMM D.D ACROVA GMM M.D DRAWMAN 環 境 OS 対 応 - 操 作 印 刷 データ 変 換 画 面 非 アクティフ 板 面 の ク レーアウト 表 示 非 アクティフ 尺 度 の ク レーアウト 表 示 角 残 し 面 取 り 角 丸 め!DISPLVON!DISPLVOFF!DISPSCON!DISPSCOFF CHamfer_5~7 Fillet_5~7 - - - 尺 度 指 定 選 択 SELection_22 - ハ ラメトリック 強 化 PArametric_4 ~7 - 注 釈 文 字 編 集 強 化 WOrdprocessor_3 - UNDO REDO 改 善 UNdo REDo 異 尺 度 複 写 改 善 SCOpy 未 登 録 外 字 表 示 改 善 図 面 を 閉 じる 処 理 の 改 善 - MDrawing_2 連 続 印 刷 PRint_6 - 線 種 ヒ ッチ 比 率 変 更 2010 形 式 DWG/DXF 入 出 力 4.20 形 式 の JWW 出 力 対 応 SETPrint_7 PRint_0 DAtaexchange_0 DAtaexchange_0 JWW 色 変 換 強 化 DAtaexchange_1,2 JWW レイヤ 変 換 強 化 DAtaexchange_1,2 PDFの 結 合 PRint_7 - カラーPDF 作 成 - - ステータスハ ーホ タン 追 加 - ( 一 部 対 応 ) システム 情 報 設 定 画 面 改 善 ツールハ ーの 全 表 示 / 非 表 示 アクティフ ウイント ウの 切 替 改 善!SETSYS ( 一 部 対 応 )!TBON!TBOFF - - マウルカーソルの 速 度 向 上!SETSYS 機 械 部 品 ライブラリ - - - 体 験 版 では 一 部 の 機 能 がご 利 用 いただけません 24
Revision 2 (10.05.12) 25