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3 ひやま地区の調査 1 ひやま漁業協同組合での聞き取り ① 3 汐吹から大崎 ① 大崎から小砂子まで 27km の海岸に断続的に 汐吹地区の住民の言葉 1月 20 日頃 浜を走 り回っていた飼い犬が油にまみれて戻ってきた しかし大量に油が漂着している 油は海草アマモ に付着した状態である ② 油を洗い落とすのが大変だった ② 最初の漂着は大崎の岩場に1月 20 日頃 その 大在浜の所々に漂着 量的に多くない 大崎寄 りに漂着多数 8日後1月28日に2回目の漂着があった ③ 大崎で採取したノリは油臭があるため廃棄処理 された 大崎 2 小砂子漁港周辺調査 ① 浜に油付着のアマモが多数漂着している 砂中 大在浜 に埋まっているものも多い 又 アマモに小石が付着しているものが多く見ら れた ② 写真 3 住民は浜を歩くと 靴が油で酷く汚れると語っ 大崎と大在浜 ていた ③ 1月 20 日頃 漁港内のホッケ養殖生簀周辺に 油の付着したアマモやゴミが大量に寄せられてい た 地元漁業者によりこれらは回収されて 漁港 内に保管された これらは2月9日組合のトラッ クで処理場に搬出された 漂着確認域 写真 4 4 大崎寄りに漂着油アマモが多い 松前地区の調査 1 さくら小島漁業組合での聞き取り 写真 1 小砂子漁港と漂着の海岸 松前地区で初めて確認されたのは 1月 14 日頃清 部地区で 住民から油臭いとの通報が組合にあった しかし 時化と吹雪のため調査は出来なかった 2 清部から茂草間の海岸約 4km 及び原口から江良 間約 7km の状態 表面に小石が付着 ① 油の付着したアマモの塊多数が全海浜に散在し ている 油の付着したアマモの重さは 2 4 kg/塊と思 われる ② 茂草から南では漂着油は見当らない 写真 2 小砂子浜に漂着している油アマモ 2 ③ 前記海浜に 油そのものの漂着はないが 油の

北海道上の国 松前茂草海岸に漂着した油塊について 付着した海鳥3羽 直径 20cm の廃油ボールも1 個見つかる ④ りの岩場が所々にある ⑤ この岩場の角部に油が残っている箇所もある 岩のり 1 3月が採捕時期 ふのり 青の 写真 5 写真 6 清部地区 潮間帯陸側の油付着アマモの状況 一部小石に埋もれている 油の付着したアマモ約 2 4kg 写真 8 写真 7 石の角部に残る油の跡 コウミスズメの死骸 写真 9 頭部が白骨化している死骸 3

写真 10 アマモ 油付着のないものもあった 写真 12 写真 11 青のりの岩場 岩のりの付いている岩 写真 13 ボール状の油 5 荒天後による作業の中止及びその後の変化と回 収作業 当初 漁業組合の都合と天気予報から漂着油 アマ モ の回収作業を2月3日に予定したが 直前に予報 が暴風雪に変わったため この作業は延期となり 平 穏になった2月9日の実施となった この暴風雪の後 には海浜にあった漂着油 アマモ の多くが不明とな り量的に減少し 残っているものも油分が相当抜けて 写真 14 漁港内に集積されている回収物 いた 1 ひやま地区 ① 大在浜から大崎 2月9日午前9時 上ノ国役場前に 支庁 町 役場 海保職員等 40 数名が集合 大在浜の清掃 に当たった 回収した油付着アマモ等は現地の処 理場で焼却処分された ② 小砂子漁港内 前述の漁港内に保管されていたアマモは 2月 9日組合のトラックで処理場に搬出された 4 写真 15 回収物の積み込み 搬出

北海道上の国 松前茂草海岸に漂着した油塊について ③ 漁港北側の浜には当初相当量の漂着があった 写真2参照 これら油汚漂着物の回収作業は2月9日に地元 漁業者 10 数名により実施されたが 1月 31 日 9日前 と比較すると数多くあった油付着のア れた これら油汚物は 1月 30 日調査の時に比べ次の変 化が起きていた ① 油が付着したアマモの大きな塊は殆どなくな り 一部岩陰に残っている マモの塊は無く 僅かに小さい断片が所々に埋も 強風で飛ばされた 大波で海に去ったことと推 れて見られる程度に変化していた 回収量も篭に 測される 二つ程度であった ② 塊は細分化されて乾いているのが多い ③ アマモ表面付着の油分が減っている 2 松前地区 ④ 砂に埋もれているものも多い 松前地区では 9日に清部地区 茂草 10 日に江 尚 10 日に原口の南にあたるカサイシ地区 崖の 良 原口地区といずれも午前中に 漁業者等により回 下でアクセス困難 で油付着アマモが大量 フレコン 収作業が実施された 回収された油汚物は ビニール バックで1 2袋分 に見つかりビニール袋詰めされ 袋に入れられ 軽トラック ユニック車にて収集した たが 持ち出すことが出来ず 後日海上平穏時に漁船 後 フレコンバッグ 14 個に詰め 松前町旧清掃セン により江良に搬出した ター敷地に仮置き 後日石狩の処理場へ運ばれ焼却さ 2月9日 1月30日 写真 16 江良地区 10 日後 同一箇所の比較 アマモはなくなり痕跡のみ残る 写真 17 細分化されているアマモ 写真 18 運搬に活躍/バギーカー/そり 5

写真 19 清部地区作業前打ち合わせ 写真 21 写真 23 6 重機活用 茂草海岸 ユニック車によるフレコン回収 写真 20 写真 22 清部地区作業風景 漂うアマモ塊 油分不明 写真 24 集積された回収物

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