古 記 録 古 文 書 と 噴 火 堆 積 物 の 照 合 による 日 本 火 山 の 噴 火 史 研 究 平 成 12 年 度 ~ 平 成 14 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 課 題 番 号 12490005) 基 盤 研 究 (B)(1) 研 究 成 果 報 告 書 平 成 15 年 3 月 研 究 代 表 者 早 川 由 紀 夫 ( 群 馬 大 学 教 育 学 部 教 授 )
目 次 はじめに 1 研 究 組 織 2 研 究 経 費 2 研 究 発 表 3 (1) 学 会 誌 等 3 (2) 口 頭 発 表 4 (3) 出 版 物 7 研 究 成 果 8 1. 鳥 海 火 山 東 部 に 分 布 する 十 和 田 a 直 下 の 灰 色 粘 土 質 火 山 灰 貞 観 十 三 年 (871 年 )の 火 山 灰? 8 2. 鳥 海 山 貞 観 十 三 年 (871 年 ) 噴 火 で 溶 岩 流 は 噴 出 したか? 日 本 三 代 実 録 にあらわれた 二 匹 の 大 蛇 の 記 録 に 関 する 検 討 16 3. 森 吉 山 山 頂 付 近 に 堆 積 する 2 枚 の 広 域 テフラについて B-Tm と To-a 21 4. 榛 名 山 の 噴 火 と 稲 荷 山 古 墳 出 土 辛 亥 銘 鉄 剣 27 5. 類 聚 国 史 に 書 かれた 818 年 の 地 震 被 害 と 赤 城 山 の 南 斜 面 に 残 る 9 世 紀 の 地 変 跡 37 6. 火 山 と 国 境 の 信 仰 浅 間 山 と 軽 井 沢 45 7. 嬬 恋 村 鎌 原 における 天 明 三 年 (1783 年 ) 浅 間 山 噴 火 犠 牲 者 供 養 の 現 状 と 住 民 の 心 理 53 8. 史 料 にもとづく 富 士 山 の 火 山 活 動 史 と 災 害 予 測 62 9. 富 士 山 宝 永 噴 火 の 推 移 を 記 録 する 良 質 史 料 伊 東 志 摩 守 日 記 68 10. 史 料 にもとづく 富 士 山 宝 永 噴 火 の 推 移 77 11. 富 士 山 貞 観 噴 火 宝 永 噴 火 の 推 移 85 12. 文 献 史 料 からみた 済 州 島 の 11 世 紀 噴 火 東 アジア 漢 文 史 料 の 噴 火 叙 述 に 関 する 予 備 的 考 察 91 13. 近 世 初 期 の 自 然 災 害 記 録 媒 体 としての 当 代 記 の 特 性 分 析 107 14. 火 山 で 生 じる 異 常 現 象 と 近 隣 地 域 で 起 きる 大 地 震 の 関 連 性 その 事 例 とメカニズムにかん するレビュー 114 15. 日 本 全 土 を 対 象 にした 火 山 被 災 年 代 マップの 作 成 125 16. Catalog of Volcanic Eruptions during the Past 2000 Years in Japan, 2nd Edition 132 17. 人 文 学 を 中 心 とする 火 山 関 係 文 献 151
平 成 12 年 度 ~ 平 成 14 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究 (B)(1) 研 究 成 果 報 告 書 古 記 録 古 文 書 と 噴 火 堆 積 物 の 照 合 による 日 本 火 山 の 噴 火 史 研 究 ( 課 題 番 号 12490005) はじめに 古 記 録 古 文 書 ( 以 下 では 文 献 史 料 あるいは 単 に 史 料 という)の 中 から 噴 火 の 記 述 を 探 して, 日 本 の 各 火 山 の 噴 火 の 歴 史 を 理 解 しようとする 試 みは 古 くからなされている.そのなかでもっとも 有 名 な 仕 事 は, 大 森 房 吉 による 1918 年 の 日 本 噴 火 志 刊 行 である.この 書 籍 は 1991 年 に 復 刻 され,いま でも 日 本 の 火 山 を 研 究 する 人 にとって 座 右 の 書 になっている. 大 森 のあと, 文 部 省 震 災 予 防 評 議 会 によって 1940 年 代 に 増 訂 大 日 本 地 震 史 料 ( 全 3 巻 +1 巻 ) が 編 まれた.これは 実 際 には, 武 者 金 吉 ひとりの 作 業 による 史 料 抜 き 書 き 集 である. 武 者 が 抜 き 書 き するときに 地 震 記 述 だけでなく 噴 火 記 述 も 含 めたのは, 火 山 学 にとって 幸 いだった. 1970 年 代 になって, 村 山 磐 が 日 本 の 火 山 ( 全 3 巻 )をあらわした. このように, 文 献 史 料 に 注 目 した 火 山 噴 火 史 研 究 はけっして 新 しいものではない.むしろ 古 くさいも のだと 多 くの 人 (とくに 理 学 者 )からみられているようだ.しかし 上 にあげた 史 料 集 はどれも, 日 本 史 学 者 による 検 討 を 経 ないで 発 表 された. 原 典 となった 史 料 の 質 や 信 頼 性 をほとんど 問 わずに 収 集 され たこれら 史 料 集 の 内 容 を 鵜 呑 みにすることはできない.また 単 なる 抜 き 書 き 集 にすぎないため, 記 述 前 後 の 状 況 がみえなかったり, 引 用 元 の 母 集 団 である 史 料 全 体 の 記 録 量 や 現 存 欠 落 状 況 も 不 明 である. この 研 究 は,これらの 欠 点 を 克 服 して 史 料 記 述 を 批 判 的 に 読 むことを 目 指 して, 日 本 史 学 者 3 人 を 研 究 分 担 者 として 迎 えた. 大 森 らの 抜 き 書 き 史 料 集 を 読 むだけに 留 まらず,みずから 史 料 原 典 にあ たり,その 史 料 の 素 性 まで 考 慮 に 入 れたうえで 噴 火 記 述 を 解 釈 した. この 研 究 には,これまでの 研 究 になかった 特 徴 がもうひとつある.それは, 史 料 の 噴 火 記 述 と 噴 火 堆 積 物 を 照 合 させる 作 業 を 意 識 的 に 進 めたことである. 大 森 武 者 村 山 はだれも, 史 料 の 噴 火 記 述 に 噴 火 堆 積 物 を 対 応 させることができるなどとは 思 っていなかったらしい. 最 近 20 年 間 の 火 山 灰 堆 積 学 ( 噴 火 堆 積 物 を 材 料 にした 噴 火 メカニズムの 解 析 学 と, 火 山 灰 の 層 序 にもとづく 噴 火 編 年 学 )のめざましい 進 展 によって,これまで 困 難 だと 思 われていた 小 さな 噴 火 による 堆 積 物 の 同 定 も 可 能 になった.また, 堆 積 物 の 特 徴 から 噴 火 様 式 とその 推 移 を 詳 しく 復 元 でき るようになった. 噴 火 堆 積 物 との 照 合 は, 物 的 証 拠 によって 史 料 記 述 の 真 偽 を 判 定 することにもつな がった. 当 初 は 3 年 間 で 次 を 実 施 する 計 画 だった. (1) 過 去 2000 年 間 における 日 本 火 山 の 主 要 噴 火 のカタログをつくる.そのとき 噴 火 年 月 日 と 噴 火 規 模 をかならず 決 定 する.このカタログからは,たとえば 日 本 列 島 全 体 の 噴 火 規 模 別 の 発 生 頻 度 をみつもることができる.これは, 火 山 のリスク 管 理 をするときに 必 要 不 可 欠 な 基 本 データだといえよう. (2) 豊 富 な 史 料 が 得 られる 近 世 に 起 こった 注 目 すべき 火 山 噴 火 の 推 移 の 詳 細 をあきらかにす る.(たとえば, 北 海 道 駒 ヶ 岳 1640, 富 士 山 1707, 伊 豆 大 島 1777, 桜 島 1779, 浅 間 山 1783, 雲 仙 岳 1792) (1)については,1999 年 に 公 表 したカタログにあったいくつかの 誤 りを 訂 正 したに 留 まり, 全 面 的 に
改 定 するには 至 らなかった.ひとつ 一 つの 噴 火 の 推 移 や 被 害 状 況 を 詳 述 したカタログを 近 い 将 来 整 備 する 必 要 がある. (2)については, 鳥 海 山, 榛 名 山, 浅 間 山, 富 士 山 などで 噴 火 の 詳 細 を 明 らかにすることができた. そのなかでも, 富 士 山 における 良 質 新 史 料 の 発 見 と, 鳥 海 山 における 史 料 の 新 解 釈 が 注 目 される. また 韓 国 済 州 島 が 11 世 紀 に 噴 火 していることをわが 国 に 紹 介 し,その 噴 火 地 点 の 推 定 を 行 った. 済 州 島 の 研 究 は 今 後 も 継 続 するつもりである. 研 究 組 織 研 究 代 表 者 : 早 川 由 紀 夫 ( 群 馬 大 学 教 育 学 部 教 授 ) 火 山 学 研 究 分 担 者 : 森 田 悌 ( 群 馬 大 学 教 育 学 部 教 授 ) 日 本 古 代 史 研 究 分 担 者 : 笹 本 正 治 ( 信 州 大 学 人 文 学 部 教 授 ) 日 本 中 近 世 史 研 究 分 担 者 : 林 信 太 郎 ( 秋 田 大 学 教 育 文 化 学 部 教 授 ) 火 山 学 研 究 分 担 者 : 小 山 真 人 ( 静 岡 大 学 教 育 学 部 教 授 ) 火 山 学 研 究 分 担 者 : 藤 田 明 良 ( 天 理 大 学 国 際 文 化 学 部 助 教 授 ) 日 本 中 世 史 東 アジア 史 研 究 経 費 交 付 決 定 額 ( 配 分 額 ) ( 金 額 単 位 : 千 円 ) 直 接 経 費 間 接 経 費 合 計 平 成 12 年 度 1,600 0 1,600 平 成 13 年 度 1,600 0 1,600 平 成 14 年 度 1,600 0 1,600 総 計 4,800 0 4,800
研 究 発 表 (1) 学 会 誌 等 三 枝 恭 代 早 川 由 紀 夫 (2001) 嬬 恋 村 鎌 原 における 天 明 三 年 (1783 年 ) 浅 間 山 噴 火 犠 牲 者 供 養 の 現 状 と 住 民 の 心 理 歴 史 地 震,17,39-47 早 川 由 紀 夫 小 山 真 人 佐 々 木 達 哉 山 縣 耕 太 郎 林 信 太 郎 市 川 八 州 夫 (2002) 日 本 全 土 を 対 象 にした 火 山 被 災 年 代 マップの 作 成 月 刊 地 球, 号 外 39,210-216 早 川 由 紀 夫 森 田 悌 中 嶋 田 絵 美 加 部 二 生 (2002) 類 聚 国 史 に 書 かれた818 年 の 地 震 被 害 と 赤 城 山 の 南 斜 面 に 残 る9 世 紀 の 地 変 跡 歴 史 地 震,18,( 印 刷 中 ) 森 田 悌 (2000) 日 本 後 記 塙 本 の 原 本 続 日 本 紀 研 究,329 号,2000 年 12 月 森 田 悌 (2001) 馬 騎 の 内 廃 寺 考 考 古 聚 英 ( 梅 沢 重 昭 先 生 退 官 記 念 論 文 集 ),2001 年 3 月 森 田 悌 (2003) 九 世 紀 の 大 地 震 とその 痕 跡 埼 玉 史 談 ( 印 刷 中 ) 武 田 氏 と 金 山 古 文 書 から 見 た 金 山 衆 22 頁 (2000 年 2 月 15 日 金 山 史 研 究 第 1 集 113~134 頁 ) 山 をめぐる 諸 問 題 18 頁 (2000 年 9 月 25 日 長 野 県 民 俗 の 会 会 報 23 号 1~18 頁 ) 笹 本 正 治 (2001) 歴 史 学 からみた 内 陸 文 化 研 究 22 頁 (2001 年 3 月 30 日 内 陸 文 化 研 究 創 刊 号 信 州 大 学 人 文 学 部 39~60 頁 ) 笹 本 正 治 (2001) 歴 史 研 究 とまちおこし~ 飯 山 市 小 菅 の 場 合 ~ 12 頁 (2001 年 3 月 31 日 松 代 第 14 号 1~12 頁 松 代 藩 文 化 施 設 管 理 事 務 所 ) 笹 本 正 治 (2001) 中 世 のお 墓 をめぐって 27 頁 (2001 年 3 月 31 日 平 出 博 物 館 ノート 15 号 18~44 頁 塩 尻 市 立 平 出 博 物 館 ) 笹 本 正 治 (2001) 小 菅 の 歴 史 と 文 化 博 物 館 の 必 要 性 との 関 連 で 28 頁 (2001 年 5 月 1 日 奥 信 濃 文 化 創 刊 号 いいやま 博 物 館 友 の 会 3~30 頁 ) 笹 本 正 治 (2002) 川 中 島 合 戦 をめぐって 26 頁 (2002 年 10 月 15 日 須 高 郷 土 史 研 究 会 須 高 第 55 号 1~26 頁 ) 笹 本 正 治 (2002) 関 東 大 震 災 に 宇 佐 美 の 児 童 はいかに 対 応 したか 16 頁 (2002 年 3 月 31 日 伊 東 の 今 昔 伊 東 市 史 研 究 第 1 号 85~100 頁 伊 東 市 教 育 委 員 会 ) 林 信 太 郎 毛 利 春 冶 伴 雅 雄 (2000) 鳥 海 火 山 東 部 に 分 布 する 十 和 田 a 直 下 の 灰 色 粘 土 質 火 山 灰 - 貞 観 十 三 年 (871 年 )の 火 山 灰? 歴 史 地 震,16,99-106 熊 井 修 一 栗 山 知 士 毛 利 春 治 佐 藤 三 七 林 信 太 郎 (2001) 森 吉 山 山 頂 付 近 に 堆 積 する2 枚 の 広 域 テフラについて- B-Tm とTo-a 秋 田 地 学,no.49,1-6
藤 縄 明 彦, 藤 田 浩 司, 高 橋 美 保 子, 梅 田 浩 司, 林 信 太 郎 (2001) 栗 駒 火 山 の 形 成 史 火 山 46,269-284 林 信 太 郎 (2001) 鳥 海 山 貞 観 十 三 年 (871 年 ) 噴 火 で 溶 岩 流 は 噴 出 したか? - 日 本 三 代 実 録 にあらわれた 二 匹 の 大 蛇 の 記 録 に 関 する 検 討 - 歴 史 地 震 17, 171-175 小 山 真 人 (2000) 史 料 にもとづく 富 士 山 の 火 山 活 動 史 と 災 害 予 測 月 刊 地 球,22,558-563 田 中 敏 貴 小 山 真 人 (2000) 近 世 初 期 の 自 然 災 害 記 録 媒 体 としての 当 代 記 の 特 性 分 析 歴 史 地 震,16,156-162 小 山 真 人 (2001) 火 山 としての 富 士 山 その 過 去 現 在 未 来 静 岡 地 学,no. 83,1-11 小 山 真 人 (2001) 火 山 がつくった 伊 東 の 大 地 と 自 然 火 山 の 恵 みを 生 かす 文 化 構 築 の 提 案 伊 東 市 史 研 究,1,21-41 小 山 真 人 西 山 昭 仁 井 上 公 夫 今 村 隆 正 花 岡 正 明 (2001) 富 士 山 宝 永 噴 火 の 推 移 を 記 録 する 良 質 史 料 伊 東 志 摩 守 日 記 歴 史 地 震,17,80-88 小 山 真 人 (2002) 火 山 で 生 じる 異 常 現 象 と 近 隣 地 域 で 起 きる 大 地 震 の 関 連 性 その 事 例 とメカニズムに 関 するレビュー 地 学 雑 誌,111,222-232 小 山 真 人 (2002) 富 士 山 貞 観 噴 火 宝 永 噴 火 の 推 移 消 防 科 学 と 情 報,no.70,23-28 小 山 真 人 (2002) 史 料 にもとづく 富 士 山 宝 永 噴 火 の 推 移 月 刊 地 球,24,609-616 藤 田 明 良 (2000) 大 地 震 と 文 化 遺 産 - 阪 神 淡 路 大 震 災 における 保 全 復 旧 活 動 と 台 湾 921 大 地 震 - 第 1 回 日 本 研 究 台 日 関 係 日 語 教 育 国 際 学 術 検 討 会 論 文 集 中 国 文 化 大 学 日 本 語 文 学 系 日 本 研 究 所 79-88 頁 藤 田 明 良 (2001) 高 麗 朝 鮮 前 期 の 海 域 交 流 と 済 州 島 青 丘 学 術 論 叢 第 19 集 7-77 頁 藤 田 明 良 (2002) 中 世 の 能 福 寺 と 兵 庫 津 の 伝 承 能 福 寺 記 録 抄 について 歴 史 と 神 戸 第 231 号 2-15 頁 藤 田 明 良 (2002) 文 献 史 料 からみた 済 州 島 の11 世 紀 噴 火 東 アジア 漢 文 史 料 の 噴 火 叙 述 に 関 する 予 備 的 考 察 歴 史 地 震,18,( 印 刷 中 ) (2) 口 頭 発 表 早 川 由 紀 夫 (2000) 火 山 噴 火 の 規 模 と 頻 度 の 関 係 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2000 年 合 同 大 会 予 稿 集, 東 京 代 々 木,2000.6 早 川 由 紀 夫 (2000) 浅 間 山 天 明 三 年 (1783 年 ) 噴 火 における 軽 石 降 下 の 日 付 歴 史 地 震 研 究 会. 長 野 市,2000.9.09
早 川 由 紀 夫 林 信 太 郎 小 山 真 人 山 縣 耕 太 郎 佐 々 木 達 哉 市 川 八 州 夫 (2002) 日 本 全 土 を 対 象 にした 火 山 リスク 評 価 のための 被 災 年 代 マップの 作 成 ( 中 間 報 告 ) 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2002 年 合 同 大 会 予 稿 集, 東 京 代 々 木,2002.5.27 早 川 由 紀 夫 森 田 悌 中 嶋 田 絵 美 加 部 二 生 (2002) 類 聚 国 史 に 書 かれた818 年 の 地 震 と 赤 城 山 南 斜 面 に 残 された9 世 紀 の 地 変 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2002 年 合 同 大 会 予 稿 集,J029-004, 東 京 代 々 木,2002.5.29 早 川 由 紀 夫 森 田 悌 中 嶋 田 絵 美 加 部 二 生 (2002) 類 聚 国 史 に 書 かれた818 年 の 地 震 と 赤 城 山 南 斜 面 に 残 された9 世 紀 の 地 変 歴 史 地 震 研 究 会, 富 山 県 立 山 町,2002.9.07 早 川 由 紀 夫 藤 田 明 良 金 泰 鎬 山 縣 耕 太 郎 (2002) 韓 国 済 州 島 の 噴 火 記 録 と 火 山 灰 層 序 歴 史 地 震 研 究 会, 富 山 県 立 山 町,2002.9.08 早 川 由 紀 夫 藤 田 明 良 金 泰 鎬 山 縣 耕 太 郎 (2002) 文 献 史 料 評 価 と 地 質 調 査 による 韓 国 済 州 島 11 世 紀 初 頭 噴 火 の 地 点 特 定 ( 予 報 ) 日 本 火 山 学 会 2002 年 秋 季 大 会 予 稿 集,90. 仙 台 市,2002.10.23 森 田 悌 (2000) 群 馬 県 埋 蔵 文 化 財 調 査 事 業 団 平 成 14 年 度 出 土 文 化 財 巡 回 展 示 会, 講 演 会 水 のめぐみ 大 間 々 扇 状 地 の 歴 史 を 語 る- 講 評 2002.10.27 森 田 悌 (2003) 群 馬 県 地 域 文 化 研 究 協 議 会, 群 馬 学 水 と 道 - 2003.2.23 2000 年 6 月 20 日 中 世 の 音 と 声 中 世 文 学 界 シンポジウム 音 と 声 の 中 世 文 学 埼 玉 大 学,2000.6.20 記 念 講 演 なぜ 飯 山 から 川 中 島 合 戦 を 考 えるか 及 びシンポジウム 討 議 司 会 長 野 県 飯 山 市 歴 史 と 文 化 を 活 かしたまちづくりシンポジウム 飯 山 から 見 た 川 中 島 合 戦,2000.7.23 中 世 都 市 研 究 会 都 市 と 職 能 民 コメント 及 びシンポジウム 司 会 2000.9.2-3 笹 本 正 治 (2001) 記 念 講 演 火 祭 りから 何 を 読 みとるか 及 び 火 祭 りシンポジウム- 長 野 県 無 形 文 化 財 柱 松 柴 燈 神 事 に 学 ぶ- シンポジウム 討 議 司 会 飯 山 市 瑞 穂 活 性 化 センター,2000.7.14 笹 本 正 治 (2001) 基 調 講 演 修 験 道 と 飯 山 自 然 への 畏 敬 と 場 シンポジウム 討 議 司 会 飯 山 市 中 央 公 民 館,2001.10.26 笹 本 正 治 (2001) 歴 史 の 中 の 山 ( 信 州 大 学 山 岳 フォーラム~ 山 岳 地 域 における 自 然 と 人 間 との 共 存 ~ 長 野 県 松 本 文 化 会 館,2002.7.6 林 信 太 郎 毛 利 春 冶 伴 雅 雄 (2000) 鳥 海 火 山 東 部 に 分 布 する 十 和 田 a 直 下 の 灰 色 粘 土 質 火 山 灰 - 貞 観 十 三 年 (871 年 )の 火 山 灰? 歴 史 地 震 学 会 長 野 市,2000 年 9 月 熊 井 修 一 栗 山 知 士 毛 利 春 治 佐 藤 三 七 林 信 太 郎 (2000) 森 吉 山 山 頂 付 近 に 堆 積 する2 枚 の 火 山 灰 層 について- B-Tm とTo-a - 秋 田 地 学 教 育 学 会 2000 年 11 月
林 信 太 郎, 毛 利 春 治, 伴 雅 雄 (2001) 鳥 海 火 山 東 部 に 分 布 する 平 安 時 代 の 灰 色 粘 土 質 火 山 灰 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2001 年 合 同 大 会 東 京 代 々 木,2001 年 6 月 林 信 太 郎 (2001) 鳥 海 山 貞 観 十 三 年 (871 年 ) 噴 火 で 溶 岩 流 は 噴 出 したか? - 日 本 三 代 実 録 にあらわれた 二 匹 の 大 蛇 の 記 録 に 関 する 検 討 - 歴 史 地 震 研 究 会 秋 田 県 象 潟 町,2001 年 9 月 熊 井 修 一, 林 信 太 郎 (2002) 栗 駒 火 山 の 完 新 世 テフラ 明 治 から 存 在 していた 昭 和 湖 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2002 年 合 同 大 会 東 京 代 々 木,2002 年 6 月 和 知 剛 千 葉 達 郎 岡 田 智 幸 土 井 宣 夫 越 谷 信 林 信 太 郎 熊 井 修 一 (2002) 八 幡 平 火 山 起 源 の 完 新 世 テフラ 地 球 惑 星 科 学 関 連 学 会 2002 年 合 同 大 会 東 京 代 々 木,2002 年 6 月 林 信 太 郎 相 澤 幸 之 助 : 鳥 海 山 (2002) 1801 年 噴 火 以 前 に 存 在 した 溶 岩 スパイン- 古 絵 図 にのこされた 不 動 石 の 記 録 歴 史 地 震 研 究 会 富 山 県 立 山 町,2002 年 9 月 生 島 佳 代 子 小 山 真 人 (2000) 飛 鳥 ~ 平 安 時 代 前 期 の 自 然 災 害 記 録 媒 体 としての 六 国 史 の 解 析 ( 続 報 : 自 然 現 象 の 種 類 別 分 析 ) 第 17 回 歴 史 地 震 研 究 会,2000 年 9 月, 長 野. 小 山 真 人 (2001) 富 士 山 の 噴 火 史 研 究 の 現 状 ハザードマップ 作 成 に 向 けて 第 18 回 歴 史 地 震 研 究 会,2001 年 9 月, 秋 田 県 象 潟 町. 福 山 雅 嗣 谷 口 敬 介 小 山 真 人 (2001) 明 治 ~ 昭 和 前 期 の 地 震 噴 火 に 関 する 新 聞 記 事 データベース 第 18 回 歴 史 地 震 研 究 会,2001 年 9 月, 秋 田 県 象 潟 町. 鈴 木 雄 介 小 山 真 人 宮 地 直 道 (2001) 富 士 山 北 西 斜 面 の 噴 火 史 地 球 惑 星 関 連 学 会 2001 年 合 同 大 会, 東 京,2001 年 6 月. 小 山 真 人 鈴 木 雄 介 千 葉 達 朗 西 山 昭 仁 角 谷 ひとみ 井 上 公 夫 (2002) 富 士 山 貞 観 噴 火 宝 永 噴 火 の 推 移 (2002 年 夏 までの 成 果 ) 第 19 回 歴 史 地 震 研 究 会,2002 年 9 月, 富 山 県 立 山 町. 林 豊 小 山 真 人 (2002) 宝 永 四 年 富 士 山 噴 火 に 先 だって 発 生 した 地 震 の 規 模 の 推 定 第 19 回 歴 史 地 震 研 究 会,2002 年 9 月, 富 山 県 立 山 町. 藤 田 浩 司 鈴 木 雄 介 吉 野 徳 康 北 川 淳 一 小 山 真 人 宮 地 直 道 下 山 利 浩 安 養 寺 信 夫 (2002) 富 士 山 北 斜 面 において 剣 丸 尾 第 1, 第 2 溶 岩 を 流 出 した 噴 火 とその 堆 積 物 鈴 木 雄 介 小 山 真 人 宮 地 直 道 笹 原 克 夫 布 村 明 彦 安 養 寺 信 夫 (2002) 富 士 山 貞 観 噴 火 の 推 移 と 噴 出 量 宮 地 直 道 小 山 真 人 (2002) 富 士 山 宝 永 噴 火 の 噴 出 率 の 推 移 小 山 真 人 西 山 昭 仁 角 谷 ひとみ 井 上 公 夫 笹 原 克 夫 安 養 寺 信 夫 (2002) 史 料 にもとづく 宝 永 四 年 (1707 年 ) 富 士 山 噴 火 の 推 移 地 球 惑 星 関 連 学 会 2002 年 合 同 大 会, 東 京,2002 年 5 月 井 上 公 夫 角 谷 ひとみ 小 山 真 人 笹 原 克 夫 中 野 泰 雄 花 岡 正 明 安 養 寺 信 夫 高 橋 正 昭 小 川 紀 一 朗 (2002) 史 料 に 基 づく 宝 永 四 年 (1707) 富 士 山 噴 火 後 の 土 砂 災 害 の 実 態
中 禮 正 明 林 豊 潟 山 弘 明 小 山 真 人 藤 井 敏 嗣 (2002) 富 士 山 宝 永 噴 火 マグマ 貫 入 のモデルとシミュレーション (3) 出 版 物 富 士 吉 田 市 史 通 史 編 第 一 巻 原 始 古 代 中 世 401~605 頁 = 富 士 吉 田 の 戦 国 時 代 全 205 頁 ( 富 士 吉 田 市 2000 年 10 月 31 日 ) 鳴 動 する 中 世 怪 音 と 地 鳴 りの 日 本 史 全 249 頁 ( 朝 日 選 書 2000 年 2 月 25 日 ) 戦 国 大 名 の 日 常 生 活 信 虎 信 玄 勝 頼 全 268 頁 ( 講 談 社 選 書 メチエ 2000 年 5 月 10 日 ) 笹 本 正 治 (2001) すばらしい 松 本 歴 史 と 文 化 歩 いて 再 発 見 全 143 頁 ( 信 濃 毎 日 新 聞 社 2001 年 2 月 26 日 ) 笹 本 正 治 (2001) 山 に 生 きる 山 村 史 の 多 様 性 を 求 めて 全 508 頁 ( 岩 田 書 院 2001 年 6 月 ) 笹 本 正 治 (2002) 異 郷 を 結 ぶ 商 人 と 職 人 全 292 頁 ( 中 央 公 論 新 社 2002 年 3 月 29 日 日 本 の 中 世 三 ) 小 山 真 人 (2002) 富 士 を 知 る 集 英 社,199p( 編 著 )