鹿 児 島 大 学 大 学 院 連 合 農 学 研 究 科 分 野 別 セミナー( 昆 虫 学 ) 九 州 沖 縄 における 昆 虫 学 の 展 開 The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Seminar in Entomology Recent advances of entomology in the Kyushu-Okinawa region 平 成 25 年 2 月 26 28 日 琉 球 大 学 50 周 年 記 念 会 館 ( 西 原 キャンパス) 26-28 February 2013 in University of the Ryukyus
挨 拶 九 州 沖 縄 地 区 は 昆 虫 学 研 究 者 の 密 度 が 高 く 世 界 的 に 見 てもレベルの 高 い 研 究 が 進 められています それにはこの 地 域 が 亜 熱 帯 気 候 帯 を 含 む 日 本 における 生 物 多 様 性 のホットスポットであることが 関 係 しています また 九 州 沖 縄 が 古 く より 害 虫 防 除 研 究 の 先 進 地 域 であることも 昆 虫 学 がこの 地 域 で 発 展 した 大 きな 要 因 であります これら 事 実 を 内 外 にアピールし かつ 九 州 沖 縄 地 区 の 昆 虫 学 者 の 交 流 とさらなる 共 同 を 促 進 するため 鹿 児 島 大 学 大 学 院 連 合 農 学 研 究 科 で は 学 長 による 特 別 経 費 で 本 セミナーを 企 画 しました 近 い 将 来 この 地 域 におい て 昆 虫 学 研 究 の 知 的 センターが 形 成 されればと 願 って 止 みません セミナー 企 画 者 辻 和 希 ( 琉 球 大 学 農 学 部 )
鹿 児 島 大 学 大 学 院 連 合 農 学 研 究 科 分 野 別 セミナー( 昆 虫 学 ) 九 州 沖 縄 における 昆 虫 学 の 展 開 プログラム 日 時 : 平 成 25 年 2 月 26 28 日 会 場 : 琉 球 大 学 50 周 年 記 念 会 館 ( 西 原 キャンパス) 26 日 14:50-15:00 開 会 の 挨 拶 ( 川 本 康 博 琉 球 大 学 農 学 部 長 ) 15:00-17:00 ポスター 発 表 1 (P1 P-13) 17:00-18:00 招 待 講 演 1 土 田 浩 治 ( 岐 阜 大 学 応 用 生 物 科 学 部 ): 侵 入 生 物 としての 社 会 性 昆 虫 : 侵 入 に 伴 う 遺 伝 的 変 化 と 表 現 型 形 質 の 変 化 27 日 9:00 - 早 川 洋 一 ( 佐 賀 大 学 農 学 部 ): 昆 虫 サイトカイン Growth-blocking peptide (GBP) による 自 然 免 疫 調 節 機 構 9:30 - 野 間 口 眞 太 郎 ( 佐 賀 大 学 農 学 部 ):ツチカメムシ 類 の 家 族 における 協 力 と 対 立 10:00 - 徳 田 誠 ( 佐 賀 大 学 農 学 部 ): 昆 虫 による 寄 主 操 作 のメカニズムと 適 応 的 意 義 10:30-40 休 憩 10:40 - Economo, Evan P.( 沖 縄 科 学 技 術 大 学 院 大 学 ):The evolution of hyperdiversity in the ant genus Pheidole 11:10 - 渡 邊 豊 & Mikheyev, Alexander S. ( 沖 縄 科 学 技 術 大 学 院 大 学 ): キノコ アリに 栽 培 される 菌 類 のゲノム 進 化 11:40 - 昼 休 み 13:00 - 辻 和 希 ( 琉 球 大 学 農 学 部 ): 沖 縄 における 昆 虫 進 化 生 態 学 : 個 体 か ら 群 集 まで 13:30 立 田 晴 記 ( 琉 球 大 学 農 学 部 ): 交 雑 個 体 は 雌 雄 どちら 似?:アジア 産 ヒラタクワガタ 種 群 の 大 アゴに 着 目 した 形 態 測 定 学 的 比 較
14:00 - 津 田 勝 男 ( 鹿 児 島 大 学 農 学 部 ): 天 敵 微 生 物 の 宿 主 特 異 性 14:30 - 坂 巻 祥 孝 ( 鹿 児 島 大 学 農 学 部 ):IPM と 生 物 多 様 性 - 安 定 した 害 虫 防 除 と 永 続 性 のある 農 業 への 試 み- 15:00 - 休 憩 (ポスター 張 り 替 え) 15:10 招 待 講 演 2 大 野 和 朗 ( 宮 崎 大 学 農 学 部 ): 環 境 にやさしい 持 続 的 農 業 展 開 のための 保 全 的 生 物 的 防 除 16:15-18:15 ポスター 発 表 2 (P14 P25) 19:00 - 懇 親 会 28 日 9:30 - 前 川 秀 彰 ( 琉 球 大 学 熱 帯 生 物 圏 研 究 センター):センターの 活 動 紹 介 9:40 - 招 待 講 演 3 行 弘 研 司 ( 農 業 資 源 生 物 研 究 所 ) 伊 藤 雅 信 ( 京 都 工 芸 繊 維 大 学 ) & 中 島 裕 美 子 ( 琉 球 大 学 熱 帯 生 物 圏 研 究 センター): 日 本 に 生 息 するクワコ(Bombyx mandarina)の 遺 伝 的 多 様 性 の 多 面 的 検 討 10:30 - 徳 田 岳 ( 琉 球 大 学 熱 帯 生 物 圏 研 究 センター): シロアリ 類 のセルロー ス 消 化 機 構 と 栄 養 共 生 10:50 - 休 憩 11:00 - 大 瀧 丈 二 ( 琉 球 大 学 理 学 部 ): 沖 縄 のチョウを 用 いた 生 物 学 の 展 開 11:30 - 松 山 隆 志 ( 沖 縄 県 病 害 虫 防 除 技 術 センター) 原 口 大 & 小 濱 継 雄 ( 沖 縄 県 農 業 研 究 センター) 久 米 島 における 不 妊 虫 放 飼 法 によるアリモド キゾウムシの 根 絶 成 功 12:00 - 大 野 豪 ( 沖 縄 県 農 業 研 究 センター 石 垣 支 所 ): 沖 縄 における 園 芸 作 物 の 微 小 害 虫, 特 にハダニ 類 を 対 象 とした 防 除 研 究 の 進 展 12:30 終 わりの 挨 拶 12:35 解 散 (ポスター 展 示 おわり) 14:00 (オプショナルツアー) 沖 縄 県 のウリミバエ 増 殖 施 設 の 見 学 と 県 職 員 との 情 報 交 換
The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University Sectional Seminar in Entomology Program:Recent advances of entomology in the Kyushu-Okinawa region Date :26-28 February 2013 Venue: The 50 th Anniversary Hall of the University of the Ryukyus 26 Feb. 14:50-15:00 Opening Remark(by Yasuhiro Kawamoto, Dean, Faculty of Agriculture, Univ. Ryukyus) 15:00-17:00 Poster session 1 (P-1 - P-13) 17:00-18:00 Invited talk1 Koji Tsuchida (Gifu University): Invasive social insects: genotypic and phenotypic change through introduction 27 Feb. 9:00 - Yoichi Hayakawa (Saga University):Regulatory mechanism of insect innate immunity by cytokine Growth-blocking peptide (GBP) 9:30 - Shintaro Nomakuchi (Saga University): Familial cooperation and conflict in a subsocial bug 10:00 - Makoto Tokuda (Saga University):Mechanism and adaptive significance of host manipulation by insects 10:30-40 break 10:40 - Evan P. Economo, (OIST):The evolution of hyperdiversity in the ant genus Pheidole 11:10 - Yutaka Watanabe & Alexander S. Mikheyev (OIST): Genome evolution in fungal cultivars of attine ants 11:40 - Lunch 13:00 - Kazuki Tsuji (Faculty of Agriculture, Univ.Ryukyus):Evolutionary ecology of insects in Okinawa from individuals to community 13:30 Haruki Tatsuta (Faculty of Agriculture, Univ.Ryukyus):Hybrids resembled to their sire or dam?: A morphometric study of male mandibles in Asian
Dorcus beetle species group 14:00 - Katsuo Tsuda (Kagoshima University):Host specificity of microbial inscticides 14:30 - Yositaka Sakamaki (Kagoshima University):IPM & biodiversity Attempts for stable pest control and sustainable agriculture- 15:00 - Break (Poster change to P13-P24) 15:10 - Invited Talk 2 Kazuro Ohno (University of Miyazaki):Conservation biological control for environmentally safer and sustainable agriculture 16:15-18:15 Poster Session 2 (P14 - P25) 19:00 - Banquet 28 Feb. 9:30 - Hideaki Maekawa (Tropical Bioshare Research Center, Univ. Rukyus) Introduction to the Tropical Bioshare Resarch Center 9:40 - Invited Talk 3 Kenji Ikuhiro (National Institute of Agrobiological Sciences) & Yumiko Nakajima (Tropical Bioshare Research Center, Univ. Rukyus): Multi-directional approaches for genetic diversity in Bombyx mandarina 10:30 - Gaku Tokuda (Tropical Bioshare Research Center, Univ. Rukyus): Cellulose digestion in termites and the nutritional symbiosis 10:50 - Break 11:00 - Joji M. Otaki(Faculty of Science, Univ. Ryukyus): Butterfly biology in Okinawa 11:30 - Takashi Matsuyama (Okinawa Prefectural Plant Protection Center) Dai Haraguchi & Tsuguo Kohama (Okinawa Prefectural Agricultural Research Center): Successful eradication of the sweetpotato weevil from Kume Island, Okinawa, Japan, using male annihilation and sterile insect release techniques 12:00 - Suguru Ohno (Ishigaki Branch, Okinawa Prefectural Agricultural Research Center): Recent advances in studies for control of small arthropod pests on horticultural crops in Okinawa, with special reference to the studies on spider mites 12:30 Closing remark 12:35 End 14:00 - Optional tour for Okinawa Prefectural Plant Protection Center