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I NTELLIGENCE M ANAGEMENT Vol.1, No.1 / 2009 10年先行する科学的研究を行うため 84年に地元大学を しである 市況悪化に伴う業績不振により 半導体各社 拠点とする特定非営利活動法人としての研究機関を設立 の増産投資に対する見方は極めて慎重である した 主力の最先端の半導体技術分野では 大企業との NECエレクトロニクスは 従来の東芝との45nm世代 共同研究で蓄積された知的財産をベースに魅力的な研究 のCMOSプロセス技術共同開発 2005年11月発表 に加 開発プログラムを策定することにより 世界有数の企業 えて 2008年9月からIBMのバルク半導体プロセス開発 を引きつけることに成功している IMECでは最先端の アライアンスに参加している 32nm世代の基幹CMOS 半導体評価機器が導入され 材料 装置のテストを容易 プロセス共同開発プロジェクトと民生機器向け28nm低 に行うことができるため 共同研究には米国インテルや 消費電力プロセス技術の共同開発を行うことに合意して 韓国サムスン電子など世界の大手半導体メーカーだけで いる 12 IBMのテクノロジー アライアンスには チ なく 半導体材料メーカーや半導体製造装置メーカーの ャータード セミコンダクター Global Foundries イ 参加も多い ンフィニオンテクノロジーズ NECエレクトロニクス 日本においては 表1で示したように 最先端の半導 サムスン電子 STマイクロエレクトロニクス 東芝が 体分野では 09年度の半導体メーカー主要8社の設備投 参加している またNECエレクトロニクスとルネサス 資総額が前年度に比べて半減し 約3000億円になる見通 テクノロジは2010年春に経営統合も協議している その 図4 半導体企業のビジネス形態 表1 主要半導体各社の09年度設備投資計画 出所 日刊工業新聞 2009年5/20 1面 5/21 36面 51
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