PCL 印刷インストール手順書 1. Ghostscript(gs) をインストールします 次のコマンドを実行します # aptitude update # aptitude install gs-esp さらに gs で日本語を印刷するには gsfonts gs-cjk-resource cmap-adobe-japan1 defoma も apt-get しておきます gs として gs-esp が使用されるようにします # update-alternatives --config gs 例えば gs-ja 及び gs-esp がインストールされていたとして here are 2 alternatives which provide `gs'. Selection Alternative ----------------------------------------------- * 1 /usr/bin/gs-ja + 2 /usr/bin/gs-esp Press enter to keep the default[*], or type selection number: の様に gs-ja にデフォルト (*) マークが付いていた場合 gs-esp をデフォルトにするため 2 を入力し 続けて Enter を入力してください Using `/usr/bin/gs-esp' to provide `gs'. のメッセージが出て gs として gs-esp が使われるようになります ( 注 ) システムによっては /usr/bin/gs-gpl が表示されている場合もありますが
この場合にも /usr/bin/gs-esp を選択してください 2. CUPS をインストールします 次のコマンドを実行します # aptitude install cupsys cupsys-bsd cupsys-client lprng は自動的にアンインストールされます /etc/cups/cupsd.conf の編集を行います MaxJobs エントリにて メモリに保持するジョブの最大数を変更できます デフォルト設定では 500 ジョブです デフォルト設定のままですと 用紙切れやジャム等により未印刷ジョブが 500 に達しますと 超えたものについては印刷されません # # MaxJobs: maximum number of jobs to keep in memory (active and completed.) # Default is 500; the value 0 is used for no limit. # #MaxJobs 500 MaxJobs を 0 に設定しますと この制限がなくなります 具体的には #MaxJobs 500 の行のシャープ(#) を削除して MaxJobs 500 を MaxJobs 0 に変更します 新しい設定は サーバを再起動すると有効になります # /etc/init.d/cupsys restart CUPSによるプリンタ設定方法につきましては CUPS-PCL 印刷設定手順 を参照してください 3. PPD ファイルをコピーします 別紙 README.ja_jp.eucJP を参照してください 4. フォントの登録及びインストールインストール手順は下記の通りです # aptitude install dfontmgr とし dfontmgr をインストールし dfontmgr により行います dfontmgr の操作方法につきましては gs 印刷用フォント設定手順 を参照してください
以上で 設定は終了です
CUPS-PCL 印刷設定手順 1. Web ブラウザのインストール Web ブラウザを使いますので インストールされていない場合 Mozilla(Firefox) 等 Web ブラウザのインストールを行います # aptitude install mozilla(-firefox) 2. Web ブラウザ (Mozilla 等 ) を起動します アドレスは, http://localhost:631/ と入力します 画面は Mozilla Firefox の例です 3. Manage Printers をクリックします
4. Add Printer をクリックします
5. ルートパスワードを入力し OK をクリックします
以後 ML22N/NR の PCL 印刷用に ML22NR_PCL という名前のプリンタを追加するとして説明します 6. Name 欄に ML22NR_PCL を入力します Location および Description は空欄でも構いません
7. Continue をクリックします
LPD/LPR 印刷の場合 プルダウンメニューから LPD/LPR Host or Printer を選択し Continue ボタンをクリックします パラレルポートの場合 プルダウンメニューから Parallel Port を選択 USB 接続の場合 USB Printer #N(N:1-16) をそれぞれ選択してから Continue をクリックします 以後は LPD/LPR 印刷を使用するものとして 説明を進めます 8. IP アドレスの設定を行います
Device URI 欄の XXX の部分にプリンタの IP アドレスを記述し Continue をクリックします 9. メーカ名を入力します ここでは [Oki] を選択して Continue をクリックします
10. モデル名を入力します ここでは Oki MICROLINE 22series(PCL)(en) を選択します
11. Continue をクリックします
12. ML22NR_PCL をクリックしますと 設定内容が表示されます
13. プリンタの用紙サイズ トレイ等を設定するために Configure Printer をクリックし ます
14. Output Resolution( 解像度 ) Media Size( 用紙サイズ ) Media Source( 印刷トレ イ ) 等をプルダウンメニューから選択し 最後に Continue をクリックします
15. 以上で CUPS 側のプリンタ設定は終了です テスト印刷を行うため ML22NR_PCL をク リックします
プリンタが正常に接続されている事を確認の上 Print Test Page をクリックしますと 正しく設定されていた場合 テスト印刷が出力されます ML18 シリーズの場合にも 10. モデル名のところで Oki MICROLINE 18series(PCL)(en) を選択するだけで 同様に設定可能です 他の印刷トレイも設定したい方は手順 4 に戻って 別名でプリンタを登録 手順 13 でトレイ 用紙などを設定してください 16. ORCA 側の設定 01 医事業務 91 マスタ登録 101 システム管理マスタと画面を進め 管理コード1031 出力先プリンタ割り当て情報を選びます
プリンタ名を "ML22NR_PCL に割り当てますと 該当する帳票が PCL で ML22N/NR から出力 されるようになります
gs 印刷用フォント設定手順 ここでは GhostScript として gs-esp を使う場合の手順を説明します 1. フォントの登録方法使用したいフォントを ( /usr/share/fonts/truetype/ などに ) コピーします 送付 CD から /usr/share/fonts/truetype/oki に 沖平成角ゴシック (OKI-hkg-SJIS.ttc) 及び OKI 平成明朝 (OKI-hm-SJIS.ttc) をコピーします ttc-okifonts_1.0.0-1_i386.deb を適当なディレクトリにコピーして そのディレクトリに移動し 次のコマンドを実行します # dpkg i ttc-okifonts_1.0.0-1_i386.deb 2. フォント切り替え手順 Application gs を選び セル表の Identifier をクリックしてソートします Application gs 選択画面 スクロールさせて Ryumin-Light( 明朝 ) Gothic-BBB( ゴシック ) のエリアをそれぞれ探します
現在設定されているフォントには * Subst Ryumin-Light /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-... のように *( デフォルト設定 ) または +( 非デフォルト設定 ) が付いています 下記のように 明朝 ゴシックともに デフォルトは さざなみ となっています Gothic-BBB 表示例
Rumin-Light 表示例
Ryumin-Light,Gothic-BBB それぞれにマップしたいフォントを選んで Install をクリックしますと * や + が付き そのフォントが利用されるようになります ここでは図に示す通り さざなみ に付いていた * が 沖平成フォント の + に置き換わります Gothic-BBB を沖平成角ゴシックにマップ
Rumin-Light を OKI 平成明朝にマップ