第41回全国消防救助技術大会 大会記念誌

Similar documents
平成 27 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

平成 26 年 3 月 28 日 消防庁 平成 25 年の救急出動件数等 ( 速報 ) の公表 平成 25 年における救急出動件数等の速報を取りまとめましたので公表します 救急出動件数 搬送人員とも過去最多を記録 平成 25 年中の救急自動車による救急出動件数は 591 万 5,956 件 ( 対前

平成 26 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

第 40 回 看護総合 2009 年 平成 21 年 2009/7/18-19 京都府京都市 2009 年 2010 年 精神看護 2009/7/23-24 島根県松江市 2009 年 2010 年 母性看護 2009/8/6-7 佐賀県佐賀市 2009 年 2010 年 看護教育 2009/8/2

*Ł\”ƒ


MDE335ӾՈ

第42回全国消防救助技術大会パンフレット 広島市(平成25年8月22日)

MAC600”æ’Ý

5631BA_5831BA”æŁ’à

MUC350

横浜市政記者、横浜ラジオ・テレビ記者各位

輸送計画書 マラソン交流大会 ( 珠洲市 ) 10 月 6 日現在 第 23 回全国健康福祉祭いしかわ大会実行委員会

H ( 火 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H ( 月 ) H ( 火 ) H ( 土 ) H ( 日 ) H ( 木 ) H ( 火 ) H

(2) 重大な消防法令違反対象物の措置状況等に係る調査結果について ( 平成 29 年 8 月 9 日付け消防予第 239 号 以下 前回調査結果 という ) と比較して 覚知から長期間が経過している重大違反対象物は減少しているものの 未だ多数となっていること また その半数以上において 改修期限が

11 m2~15 m2 7m2~10 m2 6m2以下 1 級地別記 7 別記 8 別記 9 2 級地別記 7 別記 8 別記 9 3 級地別記 7 別記 8 別記 9 ただし 次に掲げる当該世帯の自立助長の観点から引き続き当該住居等に居住することが必要と認められる場合又は当該地域の住宅事情の状況に

輸送計画書 太極拳交流大会 開催地 : 秋田市 ねんりんピック秋田 2017 宿泊 輸送センター Ver.1 更新日 :8/28

untitled

< F2D91E682588E9F90AE94F58C7689E681698DC58F49816A2E6A7464>

事務連絡平成 30 年 10 月 26 日 各都道府県消防防災主管課東京消防庁 各指定都市消防本部 } 殿 消防庁予防課 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン のリーフレットの配布について 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会が開

 


CONTENTS Vol.64 No.2 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~

年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

「公立小・中・高等学校における土曜日の教育活動実施予定状況調査」調査結果

»°ËÞ½ŸA“⁄†QŸA“⁄Æ�°½No9

本土 ( 沖縄県を除く ) 保険期間 60か月 48か月 37か月 36か月 35か月 34か月 33か月 32か月 31か月 30か月 29か月 28か月 27か月 26か月 25か月 24か月 23か月 22か月 21か月 20か月 合 自家用 A B 営 業 用 用 C D 自 家 用 用 4

B 新潟県神戸市千葉市徳島県 新潟県神戸シニア選抜千葉市シニア徳島カバロスシニア (1 日目 ) 第 2 9:55-10:40 新潟県 0 ( ) 4 神戸市 (1 日目 ) 第 2 9:55-10:40 千葉市 1 ( (1 日目 ) 第 6 13:35-14:20 ) 1 徳島県 新潟県 0 (


緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

調査実施概況 小学校 ( 都道府県 ( 指定都市除く )) 教育委員会数 ( 1) 学校数児童数 ( 2) 全体 実施数 調査対象者在籍学校数 実施数国語 A 国語 B 主体的 対話的で深い学びに関する状況 ( 3) 算数 A 算数 B 質問紙 平均正答率 13~15 問 国語

エコテックその他火災 ( 産業廃棄物 ) 概要 平成 29 年 6 月 14 日 ( 水 )17 時 00 分飯塚地区消防本部 下線部は 前回からの変更点 1 出火場所嘉麻市大隈 ( 有 ) エコテック代表者氏名代表取締役社長高山和仁 2 出火日時覚知平成 29 年 5 月 28 日 (

A1 大町 G9 本間 S22 山崎 45 19% C22 武田 K0 渡辺 ( 祐 ) G15 伊敷 S22 山崎 C8 三ツ石 E11 川崎 G19 石井 46 18%

【H30】水難年報(H29)本文

秋田市会場最終結果一覧2.pdf

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

10 月 8 日 ( 月祝 ) 三菱重工 Gに変更 管理 相模原 年 藤沢 A 厚木 大和 4 年 グリーンB 秦野 藤沢 前半 68 0 前半 36 0 後半 45 0 後半 33 7 合計 吉川 合計 69 7 武村 年 藤沢 C 大和 A グリーン 4 年

22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2

関東 優良産廃処理業者認定制度で優良認定を受けている許可証 組合員都道府県 許可地域組合員名所在地 茨城県 黒沢産業 ( 株 ) 茨城県 関 茨城県 茨城県 ( 株 ) マツミ ジャパン 茨城県 茨城県 ( 株 ) 国分商会 埼玉県


東京 ( 羽田 )- 大阪 ( 関西 ) 東京 ( 羽田 ) 発 ,500 49% 11,500-11,500 11, ,200 50% 11,200-11,200 11, ,000 47% 12,000-12,000 12,

東京 ( 羽田 )- 大阪 ( 関西 ) 東京 ( 羽田 ) 発 ,500 53% 10,500-10,500 10, ,000 51% 11,000-11,000 11, ,000 51% 11,000-11,000 11,

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

24将棋_ xlsx

年金記録に係る苦情のあっせん等について 平成 22 年 8 月 25 日 総務大臣は 年金記録確認第三者委員会の判断を踏まえ 8 月 24 日 に 厚生労働大臣に対し 次のとおり年金記録に係る苦情のあっせん及 び年金記録の訂正は必要でないとする通知を実施しました 連絡先 総務省行政評価局年金記録確認

東京 ( 羽田 )- 大阪 ( 伊丹 ) 東京 ( 羽田 ) 発 961 8,800 61% 土 :9000 円 13 9,500 58% 土 :10000 円 15 10,500 53% 日 :9700 円 土 :11000 円 17 11,500 49% 日 :9700 円 19 10,500

<925089BF955C81698CF6955C816A2E786C73>

平成 27 年 2 月から適用する公共工事設計労務単価 1 公共工事設計労務単価は 公共工事の工事費の積算に用いるためのものであり 下請契約等における労務単価や雇用契約における労働者への支払い賃金を拘束するものではない 2 本単価は 所定労働時間内 8 時間当たりの単価である 3 時間外 休日及び深

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

<4D F736F F D2081A030308B4C8ED294AD955C8E9197BF955C8E862E646F63>

6 月 5 日 ( 火 ) 石垣 東京 ( 羽田 ) 90 9, % 6 月 5 日 ( 火 ) 大阪 ( 神戸 ) 沖縄 , % 6 月 5 日 ( 火 ) 沖縄 大阪 ( 神戸 ) , % 6 月 5 日 ( 火 ) 名古屋 (

福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,400 ~ 35,900 40,500 ~ 40,500 51,800 ~ 51,800 福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,400 ~ 35,900 40,500 ~ 40,500 51,800 ~

MP730/MP700 基本操作ガイド

東京 ( 羽田 )- 沖縄 東京 ( 羽田 ) 発 大阪 ( 神戸 ) ,100 31% 福岡 ,100 39% 鹿児島 ,100 40% 宮崎 ,100 40% 熊本 ,100 39%

札幌 ( 千歳 ) 沖縄 東京 ( 羽田 ) ,500 ~ 28,500 43,300 ~ 43,300 57,400 ~ 66,100 札幌 ( 千歳 ) 沖縄 東京 ( 羽田 ) ,700 ~ 29,300 43,300 ~ 43,300 57,400 ~

<8A4A8FEA33308EFC944E8B4C944F93C195CA91E58AB48ED38DD5838D F D8824F D824F F2E786C7378>

平成 31 年 3 月 20 日更新 全国女性の参画マップ 平成 30 年 12 月作成 内閣府男女共同参画局

福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,300 ~ 35,900 40,500 ~ 40,500 51,800 ~ 51,800 福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,000 ~ 35,900 40,500 ~ 40,500 51,800 ~

公文書管理条例等の制定状況調査結果 平成 3 0 年 3 月総務省自治行政局行政経営支援室

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

(1) 離島以外地域 ( 沖縄県を除く ) に適する基準料率 そ2 48か月 ~37か月契約 保 険 期 間 48か月 47か月 46か月 45か月 44か月 43か月 42か月 41か月 40か月 39か月 38か月 37か月 乗合及びけん引旅客 乗 乗 普けん通引貨及普通物貨び物 A B C D

db1

福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,300 ~ 36,000 40,500 ~ 40,500 51,800 ~ 51,800 福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,700 ~ 36,400 40,500 ~ 40,500 51,800 ~ 5

東京 ( 羽田 )- 大阪 ( 関西 ) 東京 ( 羽田 ) 発 00:00 08: :25 10,500 53% 10,500 08: :15 11,000 51% 11, :15 11,000 51% 11,000 15:

福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,000 ~ 41,200 40,500 ~ 40,500 51,800 ~ 54,300 福岡 札幌 ( 千歳 ) 東京 ( 羽田 ) ,000 ~ 41,300 40,500 ~ 40,500 51,800 ~

1 保育所の人員 設備 運営に関する基準の 参酌すべき 基準化同基準を定める権限 施設の設置認可 指導監督権限を保育の実施主体である市町村に移譲 大阪府知事 橋下 徹 北海道知事 高橋はるみ 青森県知事 三村 申吾 秋田県知事 佐竹 敬久 宮城県知事 村井 嘉浩 福島県知事 佐藤 雄平 新潟県知事

陦ィ1-4_ B

01佐貫.indd

日目 < 男子 > 詳細 Aリーグ 法政二 A - 茨キリA 浜松南 B - 甲府工 B 法政二 A - 浜松南 B D 古賀 田邊 - 小野 倉橋 D 久保 野中 - 保坂 鈴木 D 古賀 小林 - 野中 増田 D 佐藤 平井 - 宮原 木下 D 鈴木凜 鈴木優 - 伊藤 村松 D 佐藤 平井 -


<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C FC A1817A8C46967B926E906B82D682CC91CE899E82C982C282A282C42E >

3. 下水道の整備状況平成 30 年 3 月 31 日現在 県内では 20 市町のうち 11 市 6 町で公共下水道事業が実施されており 17 の市町で供用されています しかしながら 愛媛県の下水道普及率は 53.7% と全国第 38 位となっており まだまだ遅れています 瀬戸内海や宇和海などの豊か

北名古屋市広報3月号


対戦カード別

2018 年度富士リーグ ( 男子 ) 前期リーグ戦 ( 結果 ) A ブロック 勝敗順位 1 maruishi AM 日本食品化工 井出倉庫駅伝部 maruish

<4D F736F F D D91208D918CF697A791E58A7795CE8DB7926C C F2E646F63>

2-5 住宅の設備

平成 24 年度職場体験 インターンシップ実施状況等調査 ( 平成 25 年 3 月現在 ) 国立教育政策研究所生徒指導 進路指導研究センター Ⅰ 公立中学校における職場体験の実施状況等調査 ( 集計結果 ) ( ) は 23 年度の数値 1 職場体験の実施状況について ( 平成 24 年度調査時点

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

都道府県別の互助会等への公費支出額互助会等への公費支出額 ( 単位 : 百万円 ) 会員一人当たりの公費支出額 ( 単位 : 円 ) 北海道 1,531 1, ,257 16, % 24.8% 0.0% 0.0% 0.0% 0.

○ 第1~8表、図1~4(平成25年度公立学校教員採用選考試験の実施状況について)

平成29年3月高等学校卒業者の就職状況(平成29年3月末現在)に関する調査について

1★プレス42週HP表紙

不動産キャリアパーソン 受験会場一覧 ( 平成30年 4月 ~ 平成31年 3月 )

体罰の実態把握について(セット)公表資料250423

<944D92868FC75F8F578C D834F F E F1817A35302E786C736D>

84期6月後半分のあっせんについて


休日表 1 OD 表 ( 空港間純流動 ) 2-1

新人2次

くれだより43号000.pdf

AlpineTemp xls

三浦市長 吉 田 英男 新年明けまして おめでとうございます 市民の皆様には 気持ちも新たに 素晴らしい新年をお 迎えになられたこととお喜び申し上げます 昨年は 消えた年金問題 薬害肝炎犠牲者への対応 安倍首相の突然の辞任 ねじれ国会 による審議の停滞など 国政においては 国民に目を向けているとは思

6 月 12 日 ( 水 ) 9:10 ピンクリボン一般の部 (1) 3 チームブロック 8 ゲーム先取 4 チームブロック 6 ゲーム先取 16コート 1コート 順位 順位 工藤 井上上原昌 今井 ( 伊レ T&P) ( あ

バーモントカップ第 5 回全日本少年フットサル大会組合せ マッチスケジュール 第 第 MN 日付 K/O 対会場ピッチ 開会式 9:00~ 駒沢オリンピック公園体育館 エキシビジョン 9:0~ 駒沢オリンピック公園体育館 8/4 :5 A 広原サッカースポ-ツ少年団 - A 仁井田レッドスターズ 8

別紙 1-1 第 72 回国民体育大会 ( 愛媛県 ) 水泳 ( 競泳 ) 成年男子 50m 自由形決勝 順位 選手名 都道府県 所属 順位 選手名 都道府県 所属 1 塩浦 慎理 神奈川 イトマン東進 1 塩浦 慎理 神奈川 イトマン東進 2 中村 克 東京 イトマン東進 2 中村 克 東京 イト

平成17年3月24日


Microsoft Word - 05 第1章 中扉.doc

Transcription:

POWER OF JAPAN NATIONAL RESCUE MEET 41ST

心をひとつに~POWEROFJAPAN~ をスローガンに 第四一回全国消防救助技術大会を去る八月七日 東京都のゆりかもめ新豊洲駅前特設会場及び東京辰巳国際水泳場において 多くの来賓と市民を迎えて盛大に挙行した この大会は 救助技術の高度化に必要な基本的要素の練磨を通じて 消防救助活動に不可欠な体力 精神力 技術力を養うとともに 全国の消防救助隊員が一堂に会し 競い 学ぶことを通じて 他の模範となる消防救助隊員を育成し 全国市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的として毎年開催しているものである さらに 第三五回大会からは市民の目線に立って大会内容を研究し 全国の市民に 消防の技術の高さ 力強さ 優しさをアピールするとともに 市民の参加できる大会を目指すなど 変革を遂げながら 今大会で四一回の開催を数えるに至った 昨年の第四〇回大会は 東日本大震災の影響で中止となり第三九回大会の京都より二年ぶりの開催となった 第四一回大会の開催地となったのは東京都 平成一九年の第三六回大会が開催されて以来 五年ぶり五回目の大会開催となる東京都は 日本の政治 経済 文化の中心として また 一 二〇〇万人都民が暮らす世界に冠たる国際都市でもあり 東京消防庁では都民の安全を守り安心を支えるため 全職員が一丸となって消防行政を強力に推進している この大会は東京消防庁主管のもと 市街地から遠いという悪条件の中で いかに市民が参加しやすい環境を整えるかが当初の課題であった 公共機関の協力による事前広報や協力消防団体 協力会社など他機関との共催によるイベントの開催 シャトルバスの運行 運営要員を約一 〇〇〇名動員し 万全の態勢を整えた なお 本大会では 東日本大震災において特に甚大な被害を受けた東北三県(岩手 宮城 福島)の消防本部職員の激励と一層の士気高揚に資するため 特例措置として ロープブリッジ救出 引揚救助 障害突破の東北地区支部出場人員割当組数を一組みずつ増やして実施した さて 大会当日は 今年の猛暑を象徴する炎天下の中 一般の方や消防関係者など約一八 〇〇〇名で埋め尽くされた会場内は 開会式を目前に熱気と興奮に包まれていた 午前八時五五分 国際消防救助隊 緊急消防援助隊をはじめ 全国九地区支部から選抜された九八二名の精鋭たちが堂々と入場し 大会副会長である荒井横浜市消防局長の開会宣言で大会の幕は開いた 開会式ではまず 消防使命達成のため殉職された消防職員の御霊に対して黙とうを捧げた 続いて国旗 大会旗掲揚の後は 大会会長である北村全国消防協会会長のあいさつ 開催地である石原東京都知事(代理:安藤東京都副知事)のあいさつ 久保消防庁長官 秋本日本消防協会会長の祝辞と続き 大会審判長の櫛井北九州市消防局長による審判長指示がなされた その後 出場隊員を代表して東京消防庁の廣畑隊員が力強く隊員宣誓を行った 開会式終了後のオープニングセレモニーでは 歌手の 小比類巻かほる さんが 東京消防庁音楽隊とのコラボレーションで力強い歌声を披露していただいた いよいよ訓練の幕開けである 全国から選りすぐられた精鋭たちの眼差しは一段と鋭くなり 出番に臨む 救助のプロとして また 消防本部の代表としてのプライドを背に燃えさかるような熱き魂を抱く隊員の姿と 応援する家族 仲間の姿は まさに大会スローガンである 心をひとつに という想いであった 磨き抜かれた技術を次々と披露する隊員に 観覧席からは歓声と激励の拍手が鳴り止まなかった また 水上会場では厳しい訓練の合間にハーフタイムショーとして 気仙沼 八幡太鼓ジュニアベストチーム により力いっぱいの演奏が披露された 訓練の後半は 技術訓練 水上の部では熊本市消防局と白山野々市広域消防本部の二隊が 切迫した環境下での救助活動 をテーマに 陸上の部では大船渡地区消防組合消防本部 札幌市消防局 大阪府合同隊(大阪府下八消防本部で構成)の三隊が 高所からの救助 をテーマに 創意工夫を凝らした救助技術を披露した 会場で技術訓練を見守る隊員の眼差しも 細部にわたるまで吸収しようとする姿が感じられた 閉会式が始まるまでの間は 東京消防庁音楽隊とカラーガーズ隊による特別演技が披露された 閉会式では 各種目の入賞者を大会会長である北村全国消防協会会長が表彰し 十分な安全管理の下 参加隊員に怪我もなく無事に大会を終了することができた 大会関係者の皆様にお礼申し上げたい 陸上の部 水上の部でそれぞれ隊員の皆さんが日頃鍛え抜いた気力 体力及び救助技術を遺憾なく発揮し 素晴らしい成果をおさめられたことは 我が国の消防救助技術が将来にわたり 世界をリードしていくものと確信している 本大会を一つの契機とし 今後もより一層救助技術の錬磨 向上に努め 地域住民の負託に応えられるよう切望する との講評があった 国旗降納に続いて 大会旗が北村東京消防庁消防総監から次期開催地の山下広島市消防局長に引き継がれ 山下広島市消防局長が次期開催地としてあいさつした その後 東日本大震災の被災地である東北地区支部の隊員から震災時の支援に対するメッセージ映像がオーロラビジョンで披露された 最後に 荒井横浜市消防局長が閉会を宣言し 第四一回全国消防救助技術大会は幕を下ろした 猛暑の中 東京消防庁の皆様をはじめ 大会運営に当たられました全ての方々に対し 衷心より感謝申し上げます NATIONAL RESCUE MEET 41ST POWER OF JAPAN

1 第41 回全国消防救助技術大会の開催にあたり 一言ご挨拶を申し上げます 本日は 公務ご多忙のところ 久保消防庁長官をはじめ 多数のご来賓のご臨席を賜り このように盛大に開催できますことを厚くお礼申し上げます さて 我が国の消防救助技術は 隊員の皆さんの救助に対する熱意とたゆまぬ努力 さらには 各種資機材等の改良により 着実に発展を遂げ 国内のみならず海外において発生した大規模災害にも国際消防救助隊として派遣され 懸命な救助活動を実施するなど 世界に誇れる救助技術を身に着けてまいりました しかしながら 近年 東日本大震災をはじめ 世界各地において発生している地震や台風 豪雨 洪水 竜巻などの自然災害は大規模化しており 消防の役割は より一層重要になっております 参加隊員の皆さんは 本大会において これまでの訓練の成果を存分に発揮されますとともに 消防救助技術の練磨 向上に一層努め 地域住民の負託に応えられるよう切望いたします また 消防救助技術の充実は 安心 安全な都市 東京 を一層PRするものであり 2020年のオリンピック パラリンピック開催の実現につながるものと期待しております 結びに 本大会の開催にあたり ご協力を賜りました関係各位に対しまして 深く感謝申し上げますとともに ご列席の皆様の益々のご健勝を祈念申し上げ 挨拶といたします 挨拶一般財団法人全国消防協会会長北村吉男祝辞日本消防協会会長秋本敏文次期開催地あいさつ広島市消防局長山下聰審判長指示北九州市消防局長櫛井正喜開会宣言 閉会宣言横浜市消防局長荒井守祝辞消防庁長官久保信保あいさつ東京都副知事 ( 代理 ) 安藤立美

2 ロープブリッジ渡過(基礎訓練)水平に展張された渡過ロープ二〇メートル(往復四〇メートル)を往路はセーラー渡過 復路はモンキー渡過する ロープ渡過の基本的な訓練 標準所要時間二八秒 北海道 南渡島消防事務組合消防本部高橋航太登別市消防本部 澤崎敬太富良野広域連合消防本部 米木直人 東北 五所川原地区消防事務組合消防本部 其田正敬能代山本広域市町村圏組合消防本部赤塚隆介宮古地区広域行政組合消防本部佐々木裕太天童市消防本部早川雄大仙台市消防局石川龍平郡山地方広域消防組合消防本部高橋潤十日町地域消防本部飯塚裕喜 関東 太田市消防本部安藤功幸大田原地区広域消防組合消防本部栗田勝日立市消防本部井上亮所沢市消防本部小林佑輔旭市消防本部金井淳輝東京消防庁石川哲平東京消防庁今村優太富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部暮地隆志田方消防本部古屋有輝 東海 海部東部消防組合消防本部林浩司羽島市消防本部栗山剛一伊賀市消防本部坂本聖和 東近畿 射水市消防本部塚田祐也金沢市消防局小山雄史勝山市消防本部前田亮平大津市消防局山本啓二宇治市消防本部上山雄也香芝 広陵消防組合消防本部藤田昌平日高広域消防事務組合消防本部吉田一也 近畿 茨木市消防本部大西伸明宝塚市消防本部飯田善隆 中国 鳥取中部ふるさと広域連合消防局瀬戸啓太東広島市消防局土井英仁安来市消防本部山本達也萩市消防本部佐々木恭平 四国 美馬市消防本部片岡孝樹松山市消防局寺井健之 九州 福岡市消防局木村昌広佐賀広域消防局久冨健太松浦市消防本部菊屋利章阿蘇広域行政事務組合消防本部石田宗一郎竹田市消防本部後藤健介宮崎市消防局大羽貴一郎大隅肝属地区消防組合消防本部豊重彰太うるま市消防本部銘苅大志はしご登はん(基礎訓練)自己確保の命綱を結索した後 垂直はしごを一五メートル登はんする 災害建物への進入等 消防活動には欠かせない訓練 標準所要時間二四秒 北海道 南渡島消防事務組合消防本部春山裕樹日高東部消防組合消防本部高橋俊札幌市消防局嘉島知宏富良野広域連合消防本部浅野優也網走地区消防組合消防本部太田将吾 東北 つがる市消防本部葛西和貴大曲仙北広域市町村圏組合消防本部伊藤和馬宮古地区広域行政組合消防本部小鯖貴史鶴岡市消防本部齋藤友也石巻地区広域行政事務組合消防本部渡邉晃伊達地方消防組合消防本部鈴木和法長岡市消防本部高野智章 関東 前橋市消防局比企雄也塩谷広域行政組合消防本部小林靖幸笠間市消防本部成田雄一児玉郡市広域消防本部上田貴之佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部山下安喜良東京消防庁塩月康之東京消防庁佐藤貴紀座間市消防本部曽根恵治甲府地区広域行政事務組合消防本部小林健太松本広域消防局永田将丈袋井市森町広域行政組合袋井消防本部佐藤正弥 東海 揖斐郡消防組合消防本部細野靖博桑名市消防本部増田満生 東近畿 富山市消防局島和也永平寺町消防本部西村光平大津市消防局澤田浩志八幡市消防本部中山直也奈良市消防局田中信行 近畿 堺市消防局中野倫英朝来市消防本部木原秀幸 中国 倉敷市消防局西井修鳥取県西部広域行政管理組合消防局松本幸博広島市消防局矢野誠和雲南広域連合雲南消防本部景山隆介柳井地区広域消防本部長沼圭祐 四国 小豆地区消防本部千葉隆雅みよし広域連合消防本部安藤竜介松山市消防局亀澤浩高知市消防局西村圭司 九州 久留米広域消防本部南広輝有田町消防本部岩永拓也長崎市消防局太田裕一朗八代広域行政事務組合消防本部村岡勲幸竹田市消防本部古澤淳士日向市消防本部椎葉和喜阿久根地区消防組合消防本部和田龍典沖縄市消防本部宮里清十郎

3 関東 太田市消防本部鈴木彰人深須貞治足利市消防本部篠﨑仁齋藤成哉鹿行広域事務組合消防本部出久根一哉堀越浩司草加市消防本部勝浦亮中田智印西地区消防組合消防本部武藤多加郎遠藤昇東京消防庁加藤勇樹平若清久東京消防庁佐藤由泰中野充敏厚木市消防本部加藤岳夫大坪高広峡南広域行政組合消防本部岸本拓淺原瑛介伊南行政組合消防本部所河宏樹戸枝大樹藤枝市消防本部井上翔太高橋新一 東海 西春日井広域事務組合消防本部魚住佳秀池口貴文可茂消防事務組合消防本部兼松寛之福井大輔桑名市消防本部小坂徳男児玉源太郎 東近畿 富山市消防局竹内政史山崎誉広能美広域事務組合消防本部土谷豊西貴信大野市消防本部木下大地黒木忠輔湖南広域消防局荒木隆之前山元宇治市消防本部新納史久籔内秀樹中吉野広域消防組合消防本部吉田泰士宮谷英樹 近畿 大阪市消防局木村雅之河野稔映神戸市消防局田中幹人山本千昭 中国 津山圏域消防組合消防本部友保雅也福田賢司鳥取県西部広域行政管理組合消防局谷村和也松本知幸浜田市消防本部小野克起仲濱潤萩市消防本部綿屋佳佑藏増真司 四国 板野東部消防組合消防本部小縣光弘岩田英基松山市消防局石山智司深水章生香美市消防本部黒瀬勇介平慎二 九州 直方 鞍手広域市町村圏事務組合消防本部荒牧弘教塩川真吾鳥栖 三養基地区消防事務組合消防本部樫迫千弦前田晋作島原地域広域市町村圏組合消防本部伊藤正吾大津博紀熊本市消防局上野武石橋弘規別府市消防本部大石直和志手孝臣日向市消防本部熊本恭詩朗山田将隆指宿地区消防組合岡元大輔池堂将昭比謝川行政事務組合ニライ消防本部知花清道仲泊剛志ほふく救出(連携訓練)三人一組(要救助者を含む)で 一人が空気呼吸器を着装して長さ八メートルの煙道内を検索し 要救助者を屋外に救出した後 二人で安全地点まで搬送する ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練 標準所要時間一分一〇秒 北海道 札幌市消防局大澤光祐岩松彰吾内海恒太紋別地区消防組合消防本部今井睦笹井智博若井勇人 東北 能代山本広域市町村圏組合消防本部夏井佳成七尾悠工藤秀平ロープ応用登はん(連携訓練)登はん者と補助者が二人一組で協力し 器材を使わずに塔上から垂下されたロープを一五メートル登はんする 標準所要時間一六秒 北海道 八雲町消防本部寺田智太郎秋本貴広札幌市消防局坂下逸平渋谷和尭富良野広域連合消防本部宮崎敬太山形貴博北十勝消防事務組合消防本部工藤達人小野内英人 東北 北秋田市消防本部長谷川裕也佐藤伸秋大船渡地区消防組合消防本部上部朝喜鈴木健太鶴岡市消防本部馬戸場信也土田智大石巻地区広域行政事務組合消防本部阿部辰紀千葉嘉規伊達地方消防組合消防本部金野文紀佐藤和弘新発田地域広域事務組合消防本部水野俊一大西亮

4 釜石大槌地区行政事務組合消防本部月山智合澤伸悟花石創村山市消防本部大地紘太井上庄平伊藤貴将亘理地区行政事務組合消防本部大久保大介齋藤剛阿部龍太郎郡山地方広域消防組合消防本部永瀬秀明服部雅相原翔平 関東 高崎市等広域消防局伊藤久史金井寛和山田慧栃木市消防本部高木孝昌佐山英章出井庸亮川口市消防局田口正教長原勇介濱田悠秀佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部千葉宗上村俊祐中村豪志東京消防庁小澤雄樹櫻庭義丈村内浩介東京消防庁岡村隆太内田英良小森岬厚木市消防本部島崎亮太甲州謙吾内藤亮峡南広域行政組合消防本部諏訪真弥山田源太深澤紘千曲坂城消防本部山﨑拓人佐藤優太郎横澤俊也焼津市消防本部山中和人山口哲矢福與和宜 東海 大府市消防本部大崎雅矢河端郁弥椵山功騎岐阜市消防本部田島高満永田雄也鷲﨑大剛松阪地区広域消防組合消防本部鈴木信寛黒川祥吾大西祐吾 東近畿 高岡市消防本部松田啓吾中島琢未越田哲司高島市消防本部吉田周平山川駿一八田和彦香芝 広陵消防組合消防本部栗牧寛敏光山浩史杉原正洋 近畿 岸和田市消防本部徳田元基丸山大輔武藤孝之神戸市消防局辻岳史松上倫也柏原剛 中国 赤磐市消防本部村中常恭坂井俊昭内田裕喜鳥取県西部広域行政管理組合消防局足立健齋木誠英大谷祐司広島市消防局林大夢定本友樹三田誠司江津邑智消防組合消防本部髙島真齋藤淳永井圭一長門市消防本部泉雅健坂本直紀平川泰基 四国 高松市消防局向井正起川﨑康央牟礼翔太 九州 飯塚地区消防本部大野真和藤春翔利光和也杵藤地区広域市町村圏組合消防本部中村良和林和樹坂井隆文八代広域行政事務組合消防本部高野大悟上村浩允谷本渉宇佐市消防本部尾立憲彦後藤文俊江藤卓人日向市消防本部永友新作曽根崎友章河野朋史阿久根地区消防組合消防本部永田康夫宮脇祐二中村文俊ロープブリッジ救出(連携訓練)四人一組(要救助者を含む)で 二人が水平に展張された渡過ロープ(二〇メートル)により対面する塔上へ進入し 要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後 脱出する 要救助者を隣の建物等から進入し 救出することを想定した訓練 標準所要時間一分一五秒 北海道 函館市消防本部酒井岳矢幅雄二村上友哉越崎篤登別市消防本部竹谷貞治田窪英一郎兼田陽介藤澤一志 東北 石巻地区広域行政事務組合消防本部阿部竜哉阿部英治木村信介佐々木大輔いわき市消防本部北郷典明新妻大木田壮鈴木達也 関東 さいたま市消防局岩田俊戸田幸宏浅間秀彦菅間勇樹春日部市消防本部大橋貴明鈴木良明鈴木和平近藤祐司東京消防庁佐藤敬介白川智仁大橋正明大森友博東京消防庁今井邦雅菊地嘉一恵本真也横田知彦

5 四国 幡多中央消防組合消防本部武市有司松田尚大増田洋平松岡信二 九州 飯塚地区消防本部吉田裕也松本圭介神崎良太即城壮一筑紫野太宰府消防組合消防本部井上和久松瀬健吾神原雅人幸田翔平引揚救助(連携訓練)五人一組(要救助者を含む)で 二人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し 検索後 要救助者を塔下へ搬送し 四人で協力して塔上へ救出した後 ロープ登はんにより脱出する 地下やマンホール等での災害を想定した訓練 標準所要時間二分三〇秒 東北 北上地区消防組合消防本部髙橋英伸松木敦鈴木靖規小田島大地地主俊和山形市消防本部大沼裕輔星優太武田智義山内敬介松山高也 関東 稲敷地方広域市町村圏事務組合消防本部清水道浩中畑達也丘野敬介樋ノ口景太畑中裕太東京消防庁青木和雄稲田哲嶋田裕也亀崎俊昭太齊公介大和市消防本部二宮大輔青木仁上西創根本豪人長谷部湧 東近畿 宇治市消防本部栗山祐本西尊徳浅井暖之岡本雅至大西惇詞 近畿 柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部岸之上裕二田中啓祐赤尾直哉塩田恵悟寺田伊織 中国 広島市消防局蜂須賀司樋高辰哉上野健坂野孝明矢熊和夫 九州 日置市消防本部上園修平中渡瀬裕樹原口正樹原薗広大比良和隆障害突破(連携訓練)五人一組(補助者を含む)で 四人が緊密な連携の下 一致協力して 乗り越える 登る 渡る 降りる 濃煙を通過する の基本動作により五つの障害を突破する 災害現場の様々な障害を想定した訓練 標準所要時間三分一五秒 東北 鶴岡市消防本部岡部辰則佐藤勝幸森松建丸山将大森将人東京消防庁白井毅仲間寛光金子聖斉藤順平川崎市消防局宮崎直人佐久間岳大桝田貞佐藤隆弘峡南広域行政組合消防本部丸山洋笠井城治村松晋伍笠井雄大浜松市消防局内山淳基佐藤洋輔永井匠鷹見一輝 東海 岡崎市消防本部蜂須賀太克浜崎旭浩加藤浩太山本健吾岐阜市消防本部若園淳史池戸智洋大脇光伸近藤健太 東近畿 高岡市消防本部北浦宏多郎橋本陽亨堂田昌一鈴木悠一大津市消防局中絢也下田明夫梅田康弘佐山真也 近畿 尼崎市消防局濱田晃靖髙田亮渡辺英成竹内雄一 中国 岩国地区消防組合消防本部小幡輝明竹本貴道細見元規小野晃平

6 仙台市消防局小形雅宏平井雄太佐藤裕樹石田正憲菅野優一 関東 千葉市消防局椎名啓太郎鈴木隆文遠藤真哉染谷直志吉野和也流山市消防本部遠藤勉菅裕樹安部雄一知久隼人熊谷龍之介東京消防庁鈴木宏祐石川大輔松尾隆村田聡小泉雄東京消防庁廣畑英二岡田卓也南智晴嶋根和久壽福憲太東京消防庁春日孝太水野勇一松岡正俊小出和巳天野龍茅ヶ崎市消防本部有福敏彦小林陽祐長谷川誠一吉田健輔田村徹士大和市消防本部村上塁蛭田修司齋藤正悟星﨑達也角田英樹 東海 岐阜市消防本部辻健吾今尾遼太郎青木大輔村瀬裕哉中山大樹 東近畿 富山市消防局水口尊幸藤田靖二長谷川伸哉山﨑康晴楠雄太 近畿 大阪市消防局伊藤学飯田雅彦安心院有一上嶋美久原田祥吾 中国 広島市消防局中尾新士洲濵成自山﨑真丸山孝中山基良 四国 高松市消防局藤澤健治竹田匡徳山本卓也高橋知仁木葉智広 九州 薩摩川内市消防局田中誠人小牟田健介上川畑勝文川添修平橋口智之 基本泳法(基礎訓練) じゅんか飛び込み で入水した後 常に顔が水面に出た状態で 基本的な泳法である ぬき手 と 平泳ぎ でそれぞれ二五メートルずつ泳ぐ 水難救助の基本的な泳法を習得するための訓練 標準所要時間四〇秒 東北 大館市消防本部加賀谷陽太塩釜地区消防事務組合消防本部渋谷治孝新潟市消防局中村允治 関東 前橋市消防局宮田恭平川口市消防局染谷将利草加市消防本部里純哉東京消防庁朝日翔東京消防庁白川耕介東京消防庁志鷹浩世小田原市消防本部鈴木秀和茅ヶ崎市消防本部末角優輝静岡市消防局齊藤傑 東海 名古屋市消防局伊藤剛史衣浦東部広域連合消防局加藤昌純 東近畿 大津市消防局清水泰博湖南広域消防局中島和洋京都市消防局森優人 近畿 大阪市消防局矢野太志箕面市消防本部清水哲平 中国 広島市消防局竹松真吾山口市消防本部清崎恵佑 四国 阿南市消防本部表原充典 九州 長崎市消防局廻多佳史複合検索(基礎訓練)

7 溺者搬送(連携訓練)二人一組(要救助者を含む)で 救助者が じゅんか飛び込み で入水後 要救助者(溺者)を注視しながら近づき チンプールで確保した後 ヘアーキャリーにより救助する 標準所要時間四二秒 関東 東京消防庁朝日翔石川亮東京消防庁平野修也山本由美東京消防庁升崎勝裕渡邊寛彌川崎市消防局宮本直也森脩藤沢市消防本部長竹康介篠郁蘭 東海 名古屋市消防局柴崎雅彦村上雄一 東近畿 白山野々市広域消防本部小坂寛之松田剛京都市消防局鎌近真行星野雄亮 近畿 神戸市消防局有田達洋中田直樹 中国 広島市消防局深川剛志松本智聖 四国 徳島市消防局中嶋佑介小林祐司 九州 水俣芦北広域行政事務組合消防本部寺下昌吾森本紘史人命救助(連携訓練)三人一組(要救助者を含む)で救助者が 二重もやい結び のロープをたすき掛けにして要救助者の位置まで泳ぎ 要救助者をクロスチェストキャリーで確保し 補助者が救助ロープをたぐり寄せて救助した後 再び水没しつつある要救助者(訓練人形)を水面に引き揚げ 救助する 標準所要時間一分一三秒 北海道 札幌市消防局竹村貢規小賀亮典佐々木裕介 関東 東京消防庁渡邊真竹内豪一亀崎雄太東京消防庁二関竜太郎落合功邦木村翔太川崎市消防局小谷将一矢野裕太千葉健一 東海 名古屋市消防局清水将村上雄一守口洋 東近畿 大津市消防局大沢仁志山本勝巳髙山彰 近畿 神戸市消防局宮村利幸石丸亮介吉田知展 中国 広島市消防局上本健太津元伸太松本智聖 四国 高知市消防局安岡憲祐野村祐平武政誠マスク スノーケル フィンを着装し スノーケリングで障害物(救命浮環)を突破しながら水中に沈められたリング四個を検索して 引き揚げる 水中の行方不明者の捜索を想定した訓練 標準所要時間四〇秒 東北 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部浜谷健介能代山本広域市町村圏組合消防本部安井径仙台市消防局佐々木浩司 関東 さいたま市消防局須藤圭介市川市消防局鳥家吉高東京消防庁小出大祐東京消防庁能登谷一輝東京消防庁吉田翔太横須賀市消防局佐々木光藤沢市消防本部伊藤光宏相模原市消防局鈴木武静岡市消防局山本啓太田方消防本部深沢剛 東海 小牧市消防本部沖英次知多市消防本部片山清勝 東近畿 奈良市消防局赤阪和俊奈良市消防局福田雄次 近畿 堺市消防局丸田晃平守口市門真市消防組合消防本部大橋毅之 中国 東広島市消防局池崎匠松江市消防本部幸田一輝 四国 徳島市消防局新田貴徳 九州 杵藤地区広域市町村圏組合消防本部宮﨑貴士水俣芦北広域行政事務組合消防本部有本剛志高遊原南消防本部松本卓実

8 溺者救助(連携訓練)三人一組(要救助者を含む)で救助者と補助者の二人が協力して浮環にロープを結着後 補助者が浮環をプール内へ投下して救助者が二〇メートル先の要救助者の位置まで搬送し これに要救助者をつかまらせ 補助者がロープをたぐり寄せて救助する 標準所要時間四三秒 東北 新潟市消防局相馬貴志本間康幸小田雄介 関東 那珂市消防本部永井孝裕後藤亮祐野上寿幸川口市消防局松本光弘森亮太浅井俊紀東京消防庁渡邊真竹内豪一亀崎雄太東京消防庁平野修也落合功邦木村翔太東京消防庁志鷹浩世武田英志渡邊寛彌 東海 名古屋市消防局戸田雄太林裕司名和正智 東近畿 大津市消防局山中創中西齊髙山彰 中国 松江市消防本部山本康博伊藤眞次藤原郁香 四国 松山市消防局松本龍祐髙谷鎮晃山内伸昭水中結索(連携訓練)三人一組で水中の結索環に 第一泳者は もやい結び 第二泳者は 巻き結び 第三泳者は ふた回りふた結び のそれぞれ指定された三種類のロープ結索を行う 水中におけるロープ結索技術を習得するための訓練 標準所要時間一分四六秒 東北 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部福田大貴荒川紳之介嶋脇達矢いわき市消防本部永井義久戸部慎也小磯雅 関東 東京消防庁白川耕介提橋敦司東畑隆大東京消防庁渡邊裕太菊地爵寿上澤勇太東京消防庁南慧司忠潤基松原竜一藤沢市消防本部大西正規岩崎陽長竹康介 東近畿 大津市消防局黒島和司澤田将人徳永貴哉 中国 鳥取県東部広域行政管理組合消防局上田広大濱田大一井上康範 四国 三観広域行政組合消防本部荒石大輔浪越芳和古子進野 九州 熊本市消防局國武和宏田上健一服部大輔熊本市消防局假屋和之上嶋菅嗣具志堅政樹

9 東京消防庁大谷貴仁石川亮駒田健尾崎雄介 東海 小牧市消防本部沖英次山下恭史稲葉智文伊藤勇介 東近畿 京都市消防局山中徹郎松川智則竹内完治小西立絋 近畿 守口市門真市消防組合消防本部弥勒正昌東都源也大橋毅之橋本光治 中国 松江市消防本部山本康博吉田悠高橋啓太高橋良樹 四国 徳島中央広域連合消防本部妹尾晃樹三木隆寛山川将輝三木将人 九州 水俣芦北広域行政事務組合消防本部菊川浩平山田容輔迫本昌文有本剛志水中検索救助(連携訓練)四人一組で第一泳者が水面を 第二泳者が水中をそれぞれ検索し 水没している要救助者(訓練人形)を発見して水面へ引き揚げた後 第三泳者と第四泳者が協力して対岸の救出地点まで搬送し 救助する 標準所要時間一分四二秒 東北 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部浜谷雄生関口雅史菊池大典浜谷健介 関東 東京消防庁小出大祐渡邊裕太能登谷一輝榮田昭彦東京消防庁上澤勇太二関竜太郎菊地爵寿石井孝技術訓練定められた救助方法や資機材に縛られることなく 創意工夫のもとで より安全で迅速 確実な訓練を発表するもの 北海道 札幌市消防局後藤敏行石川雄大木村一洋富田雄貴斉藤政夫浅水修太荒井健太(訓練想定)新築建物の工事現場で作業員2名が転落し 建物の壁体部分に宙吊り状態になっている はしご車等は部署不能であるため 建物屋上部分から要救助者2名へアプローチする 負傷程度の観察結果から優先度の判断及び有効な応急処置を施し かつ安全 確実 迅速に地上部分へ救出する事をテーマに訓練を実施する (着眼点)1実態把握 状況判断に基づく隊長の活動方針の決定と隊員への周知2安全 確実 迅速な救出方法の選択と隊員間の連携した応急処置3状況に応じた効率的な資機材の活用 東北 大船渡地区消防組合消防本部田中貴之石橋良梅澤聖史村上浩朗今野広大田中和友(訓練想定)3月中旬 大津波が来襲した市街地の捜索救助活動中 大津波襲来以降 行方不明となった家族を捜索している方に遭遇 60 歳代男性1名が行方不明である旨の情報を得る 情報に基づき 倒壊を免れた3階建ての建物内部の検索活動を実施 建物3階に自力歩行不能 軽度の低体温症状が疑われる要救助者1名を発見する (活動条件)津波瓦礫が建物周囲及び内部に流入 山積しており 屋内階段からの救出は困難 地表面も広範囲にわたって瓦礫 ヘドロ 海水等に覆われており 安全スペースはごく一部に限られている また 救助工作車等の車両の進入は不可能な状況である

10 (着眼点)1要救助者の容態を考慮した担架引揚げ方法2高所支点がない場合の担架引込み方法3ブリッジ線を利用した地上への救出方法 東近畿 白山野々市広域消防本部藤村朋之銭谷政宏小坂寛之下大介清水光治中村雄太坂本隆太川岸友博別所智紀木下康(訓練想定)天候の急変で増水した河川内に男性3 名が取り残されている (状況) 対岸は断崖のためアクセスできず 河川内は濁流で流速が速く 障害物が多く存在する という状況のため 三連梯子と救命ボートを組み合わせた救助法により 安定した活動拠点を自由自在に移動させ 河川内の活動障害を回避し いかに安全 迅速 確実に複数要救助者を同時に救出するかをテーマに訓練を実施する (着眼点)1流水域における複数要救助者の同時救出2流水内の障害物を自在に回避できる安定した活動拠点3対岸に人員 資機材(ロープ)を渡すことができない状況での中州救助法4流水域での音声以外(手信号 ホイッスル)による意思の疎通 九州 熊本市消防局内田憲一郎高口和也具志堅政樹假屋和之早坂光輝(訓練想定)自隊にて考案し 作成したウォーターレスキューフレーム及び防水ブザーを活用した水中検索要領 現場想定にあっては 水深5mの位置に要救助者がいるものとする (概要)ウォーターレスキューフレームを使用した水中検索を潜水隊員4名で実施し検索にあたる (ウォーターレスキューフレームを使用することにより 悪条件下での信号の確認及び隊員間の円滑な検索活動ができる )要救助者発見後 防水ブザーを要救助者に取り付け 万が一見失っても音で位置が確認できるよう設定し 策間潜水隊員2名で水面までの救出にあたる 基点 策端潜水隊員にあっては ウォーターレスキューフレームの撤収を実施する 近畿 大阪市消防局橘本大堺市消防局吉田智東大阪市消防局中田亘枚方寝屋川消防組合消防本部池田亮豊中市消防本部増田憲樹八尾市消防本部北山秀昭和泉市消防本部中塚隆文富田林市消防本部田中康平(訓練想定)地震により倒壊した建物に要救助者2名が取り残されているもの 要救助者は B塔で窓ガラス清掃中に宙吊りとなった作業員1名及びC塔において倒壊し孤立した居室に取り残された1名 倒壊建物周辺は瓦礫が散乱しているため消防車両は近づけず 直下からの要救助者への接触と救出は不可能 2名の要救助者を隊員8名が心をひとつにして連携し 安全 迅速 確実に要救助者を地上部分(救出可能場所)へ救出する事をテーマに訓練を実施する なお 要救助者の救出は 自隊で開発したエアーチューブを使用し 水面へ浮上させる

11 結城さん 以前に息子が高所から転落し レスキュー隊に助けてもらいました こういう場に来て息子の夢が叶うように いろいろなことに触れさせ少しでも刺激になればいいなと思っています 人を助ける仕事をしている人は かっこいいと思います 大人になったら ハイパーレスキューになりたいです (by颯征)吉澤さん 野尻さん 家の近くに消防署があり よく訓練を見に行っています 一緒に腕立て伏せをさせてもらったり 触れさせていただき感謝しています スーパーアンビュランスの展示などすごくかっこいいです 消防の皆さんは 常に一生懸命でかっこよくて頼りがいがあると思います 森山さん 幼稚園の通園路に救助大会のポスターが貼ってあるのを見て初めて来ました 午前中 ららぽーと豊洲 に行ってきました 展示コーナーやいろいろな体験コーナーがあって 子ども達も大喜びでした 東日本大震災時の活躍をテレビニュースで見て レスキュー隊がかっこいいと思いました 大規模な災害時にはリーダーシップをとって パニックになった人たちを導いて欲しい 消防 体 の は 消防救助 大会の をはじ の消防 員のた の の に されています Firefighters Association of Japan

12 小比類巻かほるさんと東京消防庁音楽隊のコラボレーション 日本中が猛暑となった今年の夏 眩しい夏の日差しが照りつける中 救助訓練棟の横から 歌手の小比類巻かほるさんが 真っ赤なオープンカーに乗り颯爽と現れました それまでの会場を包んでいた張りつめた緊張感が一転 華やかな雰囲気に包まれました 隊員が一旦退場した後 競技に先立ち 気仙沼八幡太鼓ジュニアベストチーム 水上会場の東京辰巳国際水泳場のハーフタイムを盛り上げていただいたのは 宮城県気仙沼のいつも明るく元気な子ども達で構成される 気仙沼八幡太鼓ジュニアベストチーム でした 八幡太鼓は 鹿折(ししおり)八幡神社の御名前を頂き命名され 美しい地球の世界平和を祈願した神社の太鼓です 前半の訓練が終わり 会場のこれまでの緊張した雰囲気から開放されると 気オープニングセレモニーとしてソウルフルなボーカルでヒット曲を連発し一世を風靡した小比類巻かほるさんが 震災活動に派遣された隊員への激励 と 震災で被災された地域へのエール をという思いを込めて 開催地の東京消防庁音楽隊とのコラボレーションにより Hold On Me Iʼm Here TOGETHER の3曲を力強い歌声で披露していただきました 会場からは惜しみない拍手が送られ おおいに大会を盛り上げていただきました 仙沼八幡太鼓ジュニアベストチームが入場し 演奏が始まりました 静かに響き渡る篠笛の音に 会場は静まり返りました 太鼓の演奏になると 広大な会場の空間に子ども達の太鼓の音が 精神性を漂わすかのように響き渡ると隊員をはじめとする来場者の心を魅了しました 全国消防救助技術大会の人命救助などの競技を見て どの競技もすごく早くてびっくりしました こんなにすごい人たちが私たちの気仙沼に救助しに来てくれたんだと 感激しました 太鼓の演奏を消防の人たちに見てもらいたいと思い 感謝の気持ちを込めて一生懸命たたきました 消防の人たちに聞いてもらってうれしかったです と九条小学校5年生の佐藤璃香さん ハーフタイムショーとして大会会場を盛り上げていただいた 元気な子ども達の笑顔がとても印象的でした

消防車両展示コーナー ( 陸上会場 ) 消防体験コーナー ( 陸上会場 ) 消防車両展示コーナーでは 敷地いっぱいに特殊車両や新型車両がずらりと大集結! 大人から子どもまで普段あまり見ることができない車両に興味津々の様子でした そんな車両の前でかっこいい救助隊員と防火服 救助服 救急服の中から好みの服に着替えて ハイ ポーズ 幼い消防士の瞳は 当日の真夏の太陽のようにキラキラ輝きを放っていました 消防体験コーナーでは 起震車で過去の様々な地震を体感することができたり ミニ消防車やミニ救急車に乗車し 消防士さながらの気分を味わうことができます 中でも はしご車搭乗体験コーナーでは ずらぁ ~ っと長蛇の列ができるほどの大人気ぶり! 子ども達は はしご車のバスケットから見る高所からの視界に驚きを隠せず絶叫! かと思えば ご満悦のVサイン はしご車を心底楽しんでいました 君もレスキュー隊! 綱渡り体験!( ららぽーと豊洲会場 ) ららぽーと豊洲会場で行われていた綱渡り体験では 子ども達がレスキュー隊員さながらの綱渡りを体験していました 千代田区から来たオケソン ニコくん (5 歳 ) も緊張した面持ちで一生懸命渡っていました 渡り終えた後に話を聞くと 楽しかったけど 落ちそうになって怖かった! 大人になったら消防士になりたい!! と 力強く話してくれました レスキュー隊員と 5 番勝負!( ららぽーと豊洲会場 ) ららぽーと豊洲会場で行われていたレスキュー隊員と 5 番勝負! では 腕相撲 指相撲 綱引き じゃんけん 笑顔の各対決で レスキュー隊員 VS 子ども達 の真剣勝負!? が行われました 日ごろの訓練で 強靭な体を持つレスキュー隊員も どうしたのか子ども達にはなかなか勝てず苦戦していました また レスキュー隊員に勝った子ども達は大喜び! 勝ったご褒美に記念品をもらい誇らしげに帰っていきました ぬり絵コーナー ( ららぽーと豊洲会場 ) ららぽーと豊洲会場のぬり絵コーナーでは 大勢の親子で賑わっていました 大人から子どもまで真剣に消防車に色を付け 思い思いのカラフルな消防車ができ上がっていました 中でも印象の残ったのがレインボーカラーの消防車!! こういう消防車が街中を走っていたらカッコいいだろうな と思いました 防災コーナー ( ららぽーと豊洲会場 ) ららぽーと豊洲会場の防災コーナーでは 地震体験 非常食の試食 防災相談等が行われました こちらは 首都直下地震等の発生が予想されていることから住民の皆さんの関心が高く 家具の転倒防止策やガラスの散乱防止策など 指導員に質問されていました 非常食の試食では 思っていたよりおいしいなどの声が上がっていました これを機会に もっともっと防災に関して興味を持っていただければと思いました 13

環境保全のため植物油インキを使用して印刷しています 第 41 号 平成 24 年 9 月 25 日発行 編集発行一般財団法人全国消防協会 102 8119 東京都千代田区麹町 1 6 2 ( アーバンネット麹町ビル ) 電話 03(3234)1321( 代表 )