フィルムレス環境への第一歩 PACSPLUS Clinic Viewer Single User 無料配布版! このユーザガイドをよくお読みのうえ 正しくご使用ください
フィルムレス環境への第一歩 株式会社 PACSPLUS 所在地 : 東京都中央区八丁堀 1-11-3 八重洲 YSビル8F TEL:(03)3553-1201( 代表 ) / (03)3523-5390 FAX: (03)3555-5122 URL:pacsplus.co.jp メール :sales@pacsplus.co.jp マニュアル名 :PACSPLUS Clinic Viewer Single User 無料配布版ユーザガイド改定年月日 :2009 年 2 月 1 日 本書に含まれる情報 及び本書に登場するソフトウェアは 予告なく変更されることがあります PACSPLUS SOFTWARE の特許 商標 ロゴ デザイン 著作権等は PACSPLUS に帰属します PACSPLUS からの書面承諾無しでは 商標の一部を変更 削除 追加し 類似の商標に再製作して使用してはなりません SOFTWARE を逆コンパイル 解析 逆アセンブル その他人間が認知できるような形態に変更してはなりません さらに SOFTWARE の一部を 修正 改造 翻訳 利益のための再販売 配布 或いは SOFTWARE やその一部に基づく派生的作品を作成してはなりません Copyrights PACSPLUSは株式会社 PACSPLUSの登録商標です 当マニュアルの一部または全部の無断使用 無断コピー 無断プリントを禁じます 2009 PACSPLUS Co, Ltd. All rights reserved. 2
はじめに この度は PACSPLUS Clinic Viewer Single User 無料配布版をご使用頂き誠に有り難うございます ご利用を頂くにあたり 弊社サイト (pacsplus.co.jp) にてユーザー登録をして頂きます様 お願い申し上げます PACSPLUS Clinic Viewer はモダリティから送られた検査画像を簡単な操作で閲覧 読影可能とする臨床医のための DICOM ビューアです 無料配布版はスポンサー様の広告を表示しています ご了承ください ご利用の際は 弊社 Web サイト情報やコミュニティページなどもご利用ください お知らせ (1) 本マニュアルは万全を期して作成しておりますが 万一の誤り 又はお気づきの点がございましたら ご連絡くださいますようお願い致します (2) ユーザーサポートは 別途費用がかかります (3) PACSPLUS Clinic は Windows Vista, Windows XP, Windows Server2003 で動作する医療用画像情報を管理するソフトウェアです (Windows 98, Windows ME 環境ではご使用になれません ) (4) DICOM 転送設定は 43 ページをご覧下さい 免責事項 火災や地震 第三者における事項 お客様の故意または過失 誤用その他異常な条件下での使用により生じた事故に関して 当社は一切の責任を負いません 本ソフトウェアの使用や使用不能から生じた付随な損害 ( 事業利益の損失 事業の中断 データの変化や消失など ) に関して 当社は一切の責任を負いません 本書で説明している以外の使い方によって生じた損害に関して 当社は一切の責任を負いません 他の接続機器 または当社製以外のソフトウェアとの組み合わせによる誤動作から生じた損害に関して 当社は一切の責任を負いません
目次 はじめに / お知らせ / 免責事項目次 I. PACSPLUS Clinic Viewer Single User 無料配布版の紹介 PACSPLUS Clinic Viewer 概要 - 主な機能 - 動作環境 ( ハードウェア仕様 ) 用語 / 記号解説 II. インストール / アンインストールインストールアンインストールデータベースアンインストールデータベースアンインストール (VISTA の場合 ) Ⅲ. 起動 / 各部名称サーバーの起動サーバーへのログイン各部名称 - リストワークリスト ( 検索画面 ) - サムネイルワークリスト ( 検索画面 ) - ビュー ( 画像表示画面 ) 解像度比較 Ⅳ. 使用法アイコン / 機能解説サーバー機能の制御サーバーの設定 DICOM ネットワーク情報サーバー機能一括インポートワークリスト画面概説 - 検査を開く / 検索機能 / フィルター初期化 - 過去検査比較機能 - 検査削除機能ビュー画面の各ツール -W/L 機能 - 拡大 / 縮小機能 - 虫メガネ機能 - リセット /ALL リセット機能 Ⅴ. 応用編サムネイル表示 / リスト表示 / 多彩なレイアウト変更モダリティ ( 装置 ) との接続電子カルテとの連動 DICOM 転送サービス / オプション 3 4 5 6 6 6 7 9 10 12 14 15 17 18 19 20 20 20 21 22 23 24 27 28 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 4
Ⅰ. PACSPLUS Clinic Viewer Single User 無料配布版の紹介 5
PACSPLUS Clinic Viewer 概要 PACSPLUS Clinic Viewer はモダリティから送られた検査画像を簡単な操作で閲覧 読影可能とする臨床医のための DICOM Viewer です 弊社製品の PPW(PACSPLUS VIEWER) の経験と実績を基に 使い易さを追求したユーザーフレンドリーなインターフェースで スピーディに検索 閲覧 画像処理などを行うことができます シングルユーザーでのご使用の場合は 製品版と同様の機能がお使いいただけます 多くの医療関係者や医科学生の方々に 先端技術の DICOM ビューアを無料で使用して頂くために スポンサー様の広告を表示しています ご了承ください 主な機能 ローカルデータベース対応 DICOM Storage, Print CD, DVD, MOD などにバックアップ 自動実行モジュール提供 ( オプション別売 ) 心胸比機能 MR と CT 画像のスカウトビュー 画像分割表示機能 既存設備 (HIS/RIS) との連動 DICOM JPEG 2000 での表示可能 ワークリスト または サムネイルモードに簡単切り換え さらに スタイル変更やフォントサイズを好みに合わせて選択可能 動作環境 ( ハードウェア使用 ) 1. 最低動作環境 ( 参照用 ) CPU: Dual Core Processor Memory: 1GB 以上 HDD: 80GB 以上 Ethernet network card: 100Mb NIC OS: Windows2000 Pro/XP Professional Monitor: 解像度 1280X1024 以上, 32bit Color 17" 以上 2. 推奨環境 ( 読影用 ) CPU: Dual/Quad Core Processor Memory: 2GB 以上 HDD: 200GB 以上 (SCSI 推奨 ) Ethernet network card: 100Mb あるいは Gigabit NIC OS: WindowsXP Professional Monitor: 解像度 1280X1024 以上, 32bit Color 19" 以上 6
用語 / 記号解説 用語 解説 PACSPLUS Clinic ビューアメニューワークリスト PACSPLUS Clinic PACSPLUS Clinic Viewer 画像照会ウィンドウ上部のmenu bar Worklist window 画像照会ウィンドウ Image display window W/L Window level 検査リスト ワークリストから読み込まれた検査リスト 検査 Examination 例 ) Brain MR シリーズ Series 例 ) T1-weighted axial of Brain MR 画像 Images 例 ) images of T1-weighted axial Local ホスト PACSPLUS Clinic のホスト名 マウス右クリック マウス右ドラッグ マウスの右側のボタンを click マウスの右側のボタンを押したまま drag マウススクロール マウススクロールボタンを roll モダリティ Modality( 医療装置 ) 7
記号 On/Off メモ参照 解説チェック / アンチェックで On / Off にするメモまたは ヒント参照ページ! 動作上の注意事項 [ 順番 ] Ctrl+A 太字 クリック順を表す 例 )[ 順番メニューのファイル 終了 ] 内のボタンをクリック Ctrl キーを押したまま A キーを押す太字のキー又はボタンを押す 斜体 使用法 * 斜体は内容をタイピングする 該当するマニュアルを参照する 補助説明 1,A 該当画像の補助説明 1 操作順を表す Ctrl+A Ctrl キーを押したまま A キーを押す Shift+A Shift キーを押したまま A キーを押す 前ページ 次のページ 前の検査 次の検査 { } 経路例 ) {IMAGE PATH} {STUDYDATE} {PATIENTID} 8
Ⅱ. インストール / アンインストール 9
インストール PACSPLUS Clinic Viewer は Server( サーバー ) Viewer( ビューア ) の 2 つのプログラムが連携して動作します インストール CD の Setup.exe を実行し 以下手順で進めます ユーザ名 会社名の入力 以降 次ページに続きます 10
前ページに続き 以下手順で進めます データベースのインストールは少々時間がかかります セットアップの完了 Clinic Server を実行します インストール完了後 デスクトップ上にアイコンが表示されます PACSPLUS Clinic Server PACSPLUS Clinic 5 Clinic Server 実行完了後は タスクトレイの通知領域部分に表示されます 11
アンインストール 1 [ 順番スタート コントロールパネル ] を選択し プログラムの追加と削除 を選択します 2 PACSPLUS Clinic を選択し 削除をクリックします 以降 次ページに続きます 12
前ページに続き 以下手順で進めます プログラムのアンインストールは完了です 13
データベースアンインストール 1 [ 順番スタート コントロールパネル ] を選択し プログラムの追加と削除 を選択します 2 Microsoft SQL Server 2005 を選択し 削除 します MSSQL_PACS: データベースエンジンを選択し 次へ を実行しデータベースを削除します 左のダイアログが閉じれば完了です 3 データベース物理ファイルを削除します SQL Server フォルダのフォルダ (MSSSQL.1) 削除は手作業で行ってください 既定では C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL.1 ですが 複数のデータべースが存在する場合 配下の MSSQL Data フォルダ内に PacsPlus.mdf PacsPlus_log.LDF が存在するフォルダが削除対象です 物理ファイルを削除せず再インストールを行うと データベース接続に失敗します 4 ユーザーデータ等は削除されませんので 以下フォルダのファイルを手作業で削除してください C: PACSPLUS Clinic Server C: PACSPLUS Clinic Viewer 14
データベースアンインストール (VISTA の場合 ) 1 [ 順番スタート コントロールパネル ] を選択し プログラムのアンインストールと変更 を選択します Microsoft SQL Server 2005 を選択し アンインストール を選択します 2 MSSQL_PACS : Database Endine を選択し 次へ をクリックします 3 完了 をクリックします 次ページに続きます 15
前ページに続き 以下手順で進めます ( データベースのアンインストールは時間がかかります ) 以下のダイアログが表示された場合は Ignore をクリックします 左のダイアログが閉じれば完了です 4 データベース物理ファイルを削除します SQL Server フォルダのフォルダ (MSSSQL.1) 削除は手作業で行ってください 既定では C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL.1 ですが 複数のデータべースが存在する場合 配下の MSSQL Data フォルダ内に PacsPlus.mdf PacsPlus_log.LDF が存在するフォルダが削除対象です 物理ファイルを削除せず再インストールを行うと データベース接続に失敗します 5 ユーザーデータ等は削除されませんので 以下フォルダのファイルを手作業で削除してください C: PACSPLUS Clinic Server C: PACSPLUS Clinic Viewer ファイル使用中と表示された場合は コンピュータの再起動後に削除します 16
Ⅲ. 起動 / 各部名称 17
サーバーの起動 デスクトップ PACSPLUS Clinic Server のショートカットアイコンをクリック 実行完了後 タスクトレイの通知領域部分に表示されます タスクトレイアイコン上でマウス右クリックで 左記のメニューが表示されます (1) 表示 / 非表示 PACSPLUS Clinic Server Manager の表示 / 非表示を切り替えることができます (2) スタート DICOM サーバー及びライセンスサーバーを起動します (3) 中止 DICOM サーバー及びライセンスサーバーを停止します (4) 一括インポート一括インポートプログラムを実行させます (5) 設定 Clinic Serverの動作に必要なさまざまな設定変更を行うことができます (6) 終了 Clinic Serverを終了します! < ウィンドウズ Vista > ユーザーアカウント制御 (UAC) を使用している場合 プログラム起動時にユーザーアカウント制御 (UAC) 機能により PPShellAdmin.exe プログラム実行可否の確認メッセージが表示されます この時に必ず [ 続行 ] を選択してください 18
サーバーへのログイン デスクトップ PACSPLUS Clinic 5 のショートカットアイコンをクリック 初回起動時は 使用 IP を選択して頂く場合があります! 使用 IP を選択します ログイン画面 データベース設定 1Local( ローカル ) を選択します ログイン 1ユーザー ID, パスワードを入力 ユーザー ID : pacsplus パスワード : pacsplus ----または------------------ ユーザー ID : Admin パスワード : Admin 機能制限がありません 2DBサーバーはLocal( ローカル ) を選択します ログアウト ( アプリケーション終了 ) [ 終了 ] ボタンをクリックします ログオフ他の ID, パスワードでログインする方法 [ PACSPLUS ロゴクリック ログオフ ] メモ データベース設定は 複数端末接続時 ( オプション有料 ) に使用します スポンサー広告画面 スポンサー広告 OK ボタンクリックで ワークリスト画面を表示します 19
各部名称 1. リストワークリスト ( 検索画面 ) メニュー 検索条件入力 過去検査サムネイル 検査リスト 過去検査 検査数情報 1-1. サムネイルワークリスト ( 検索画面 ) メニュー 検索条件入力 過去検査サムネイル 検査リスト 過去検査 検査数情報 参照 リスト表示やサムネイル表示に切り替えることができます 20
2. ビュー ( 画像表示画面 ) タブ ツールバー 終了 過去検査 画像表示 表示検査 画像照会時のプログレスバー ( 進捗度 ) 21
解像度の比較 1280 / 1024 ( 推奨解像度 ) 1024 / 768 ( 機能表示が見難い場合があります ) 22
Ⅳ. 使用法 23
アイコン / 機能解説 アイコン機能ショートカットキー ビュー 該当画像を開く 備考 開く 比較表示 Ctrl+O 該当検査を開く 過去検査との比較 編集 患者情報 検査情報を編集 削除 検査を削除 検索 検査を検索 初期化 フィルターを初期化 ワークリスト Ctrl+Tab ワークリスト表示 保存 Ctrl+S 変更内容を保存 閉じる F3 検査を閉じる 全検査閉じる F4 開いているすべての検査を閉じる プリント Ctrl+P 紙印刷 ポインター ズーム 虫メガネ Z G マウスポインター ズーム 拡大 パン P パン 検査比較 F6 画面を分割し比較 全画像 F7 全ての画像を表示 24
アイコン機能ショートカットキー メニュー レイアウト シネ 画像レイアウト シネモード表示 DICOM ヘッダー情報 ヘッダー情報を表示 コピー Ctrl+C 画像の一部分をコピー 全選択 Ctrl+A 表示された全画像を選択 全選択解除 Ctrl+E 選択された全画像を解除 W/L W ウィンドウレベル調整 W/L 表示された全画像のウィンドウレベル調整 自動 W/L モニターのウィンドウレベル値反映 ネガポジ ネガポジ シャープ シャープネス処理 リセット リセット 左右反転 画像処理前の状態にリセット 表示された全画像に対し画像処理前の状態にリセット 左右方向に反転 上下反転 上下方向に反転 左反転 左方向に反転 右反転 右方向に反転 階調抽出 階調変更 25
アイコン機能ショートカットキー 擬似カラー 仮想のカラーに処理 メニュー 画素情報 全て除去 Alt+P ピクセル値表示 DICOM 情報非表示 長方形 長方形 円形 円形 多角形 多角形 フリーハンド フリーハンド 長さ計測 長さ計測 比較計測 比較計測 角度計測 角度計測 コブ角 コブ角測定 ( 右 ) コブ角 コブ角測定 ( 左 ) 心胸比 (CTR) 心胸比計測 テキスト テキスト入力 矢印 矢印 フリーハンド フリーハンド レポート R レポートを書く 26
サーバー機能の制御 PACSPLUS Clinic Server Manager は Clinic Server の機能を制御します 1スタート DICOM Storage サーバー及びライセンスサーバーを起動します 2 中止 DICOM Storage サーバー及びライセンスサーバーを停止します 3 一括インポート一括インポートプログラムを実行させます 4 設定サーバー動作に必要なさまざまな設定変更を行うことができます 5 終了クリニックサーバーを終了します 6スタイルウィンドウスタイルを変更することができます 7 情報プログラムバージョン及び情報を表示します 27
サーバーの設定 Clinic Server 動作に必要なネットワーク及び storage 情報を設定します 1 項目選択ウィンドウ 2 属性ウィンドウ 3 ログ表示ウィンドウ 項目選択ウィンドウで項目をダブルクリックし 属性表示ボタンをクリックすると 右側の属性ウィンドウに設定値が表示されます ネットワーク通信に使う PP Clinic Server のネットワーク IP アドレス 及びポートを設定します. IP アドレス AE タイトル ポート DICOM ネットワーク ライセンスサービス ストレージなどで使うネットワーク IP アドレスを設定します DICOM ネットワークで使用する AE タイトルを設定します DICOM ネットワーク通信で使用するポート番号を設定します ストレージ DICOM 映像を保管するストレージを設定します 保存場所全体の容量使用容量空き容量ディスク用量 映像が保存される保管場所を表示します DISK 全体の容量を表示します 使用中の容量を表示します 使用可能な空き容量を表示します 現在使用中の容量 及び空き容量をグラフで表示します データベース データベース使用情報を表示します データベース 全体の容量 現在使用中の容量を表示します 使用可能な空き容量を表示します 28
項目選択ウィンドウツールバー (1) ストレージのフォルダ画像ファイルの保存先のフォルダを開きます (2) プロパティ選択された項目のプロパティを表示します (3) ライセンスマネージャの起動 PC の IP アドレスが変更された場合 PACSPLUS Clinic Viewer が起動できない事があります ライセンス管理に使用する IP が変更されたためです! < 既存ライセンス削除方法 > 停止 ボタンを押し 先頭行でマウス右ボタンの Delete Registered Lisence で削除してください 属性ウィンドウツールバー (1) 保存変更されたデータを保存します (2) ネットワークテスト保存フォルダへのネットワーク接続をテストします メニュー項目選択ウィンドウで項目を右クリックすると表示されます (1) フォルダ開く 画像ファイルの保存先のフォルダを開きます (2) ストレージ構成設定された値で保存先を構成します Windows ユーザー及び保存フォルダのネットワーク共有などの設定をします (3) プロパティ 現在選択された項目に対する設定値を右側の属性ウィンドウに表示します 29
DICOM ネットワーク情報 DICOM ネットワーク (DICOM Storage SCP) DICOM 装置 ( モダリティ ) で送信される DICOM ファイルを受信し保存先に保存して 検査情報を解読してデータベースに保存します 実行完了後 タスクトレイの通知領域部分に表示されます トレーアイコンの上でマウス右側ボタンをクリックすれば下のメニューが表示されます (1) ネットワーク DICOM ネットワーク状態を表示します (2) 情報 (A) プログラム情報及びバージョン情報を表示します (3) 終了 (X) プログラムを終了します PACAPLUS Clinic Server のDICOM ネットワーク情報 1アドレス DICOM Storage サーバー通信に使う IP アドレスを表示します 2ポート番号 DICOM Storage サーバー通信に使うポート番号を表示します 3 AE タイトル DICOM ネットワークで使う AE タイトルを表示します 4イメージフォルダ DICOM ファイルを保存場所を表示します 5ステータス DICOM Storage SCPの動作状態を表示します 6スタート DICOM Storage SCPを起動します 7 停止 DICOM Storage SCPを停止します 8ログログが記録されるフォルダを開きます 9 隠すウィンドウの表示を非表示にします 30
サーバー機能一括インポート 一括インポートとは? ローカルディスクに保存された DICOM ファイルを読み込んで Clinic Server の画像保存フォルダに保存して ファイルにて検査情報をデータベースに保存します 1 データベース復旧 Clinic Server の画像保存先のすべての DICOM ファイルを読み込みデータベースを再構成します 既存の全検査画像情報を削除し再度入力します 2 ユーザディレクトリ 一括インポートをしようとするフォルダを選択した後 [ スタート ] をクリックすれば 該当フォルダ内のすべての DICOM 映像を解読しデータベースに保存します [ サブディレクトリ検索 ] をチェックすれば 選択したフォルダの下位フォルダも含まれます )! インポートエラー DICOM ネットワークサービスが起動していない場合 DICOM 画像ファイルは保存フォルダへの保存はできますが 検査 ( 患者情報等 ) 情報はデータベースに保存されません 31
ワークリスト画面概説 1 2 3 5 4 6 1. クリックすることでビュー画面に切り替わります 2. 検査を開く 過去検査との比較 患者情報編集 検査を削除 レポートなどの機能ツールです 3. 患者名 / 患者 ID/ 検査日などの検索条件を入力し検査を絞り込みます 4. 検索条件に該当する検査リスト表示 ( 検索条件がない場合保存されたリスト表示 ) 5. サムネイル表示 6. 過去検査表示 32
1. 検査を開く 1 ワークリストで画像を選択します 2 開く ボタンをクリックします 3 該当画像がビュー画面に表示されます 2. 検索機能 1 患者名 / 患者 ID/ 検査日などの検索条件を入力します 2 検索 ボタンをクリックします 3 検索該当に該当する画像が表示 Test 3. フィルター初期化 1 フィルタ初期化ボタンをクリックします 2 ID/ 患者名入力欄の情報がなくなります Test 33
4. 過去検査比較機能 1 過去検査がある患者の検査を選択します 2 検査比較 ボタンをクリックします 3 左側は直近の検査画像 右側は過去の検査が表示されます 今回の検査画像 選択された患者の過去画像 参照 過去の検査が多数ある場合は 前回の検査が表示されます 表示検査より以前の検査を比較表示したい場合は 左側のサムネイルから Drag & Drop し表示させることができます 34
5. 検査削除機能 検査を削除する機能です! 1 度削除した検査は元に戻せません ご注意ください 1 ワークリスト画面で 対象検査を選択します ( 複数選択も可能 ) 2[ 削除 ] ボタンをクリックすると確認ダイアログが表示されます 3 確認ダイアログの [OK] ボタンクリックで削除を実行します! データバックアップをお願いします 以下の手順でバックアップをします 1 データベースバックアップ C: PACSPLUS Clinic Server DBBACKUP.exe で行います 2 画像データバックアップ C: PACSPLUS Clinic Server sts のフォルダを手動で退避 ( バックアップコピー ) します 35
ビュー画面の各ツール 1 クリックすることでワークリスト画面に移動します 2 画像を保存 / 閉じる / 全検査閉じる / プリント機能のツールです 3 ポインター / ズーム / 虫メガネ / パン機能のツールです 4 検査比較 / 全画像 / シリーズレイアウト / シネ /DICOM ヘッダー情報ツールです 5 患者の過去検査をサムネイルで表示する画面です 6 シリーズ表示画面です 7 選択画像の表示画面です 1 2 3 4 5 7 6 36
1.W/L 機能 マウスの左ボタンをクリックした状態で左右上下に動かすことで W/L 値を調整することができます 1 W/L ボタンをクリックします 2 マウス左ボタンをクリックした状態で左右上下あるいは円型に動かしコントラストを調整します 3 AUTO W/L はパソコンで計算された自働 W/L 値に表示させます On/Off 37
2. 拡大 / 縮小機能 1 拡大 / 縮小 ボタンをクリックします 2 画像上にマウスカーソルをあてて上の方向に動かすことで最大 5 倍まで拡大することができます 3 画像上にマウスカーソルをあてて下の方向に動かすことで最大 10 分の 1 まで縮小表示されます 38
3. 虫メガネ機能 1 虫メガネ ボタンをクリックします 2 画像上にマウスカーソルをあてて画像の一部分を拡大して診ることができます 参照 [ 虫メガネを大きくする ] マウスの左ボタンをクリックした状態で Shift を押し大きさを調整 1 拡大 / 縮小した状態で移動 2 マウス左ボタンをクリックした状態で左右上下に移動させます 39
4. リセット /ALL リセット機能 画像処理を行った後 元の画像状態に戻す機能です 1 Ctrl または Shift キーなどで元に戻したい画像を選択します ( A,B ) 2 リセット ボタンをクリックします ( リセットは選択された画像のみ元に戻し ALL リセットは表示画像全てをリセットします ) A B 40
Ⅴ. 応用編 41
サムネイル表示 / リスト表示 / 多彩なレイアウト変更 表示サムネイルを好みの大きさに変更することができます また リスト表示モードまたはサムネイル表示モードに簡単に切り換えることができます リスト表示モード サムネイル表示モード 過去検査サムネイル 過去検査履歴ウィンドウを上下左右に配置させ 自分の使いやすいレイアウトに変更することができます ショットキー Ctrl + テンキー (+) Ctrl + テンキー (-) Shift + Mouse L Click Ctrl + Mouse L Click 矢印 Enter キー or Double Click 機能 サムネイル表示画像拡大 サムネイル表示画像縮小 選択範囲内画像選択 複数画像選択 選択画像移動 画像を開く 42
モダリティ ( 装置 ) との接続 PACSPLUS Clinic Viewer とモダリティ ( 装置 ) の接続設定をします モダリティ側の DICOM 転送設定を PACSPLUS Clinic Viewer の DICOM ネットワーク情報と合わせます 以下 PACSPLUS Clinic Viewer とモダリティ ( 弊社 DICOM Gateway) を例に設定方法を紹介します PACSPLUS Clinic Server の DICOM ネットワーク情報 DICOM 通信 (DICOM Storage SCP) で使用する設定値 1アドレス使用する IP アドレス 2ポート番号使用するポート番号 3AE タイトル使用する AE タイトル 参照 P26 P28 も参照ください モダリティ側の DICOM 転送設定 DICOM 転送で指定する送信先設定 A 詳細情報ニックネームなど : 任意 B AE タイトル AE タイトル :3の値 PacsPlus C ホスト名 (IP) 送信先 IPアドレス :1の値 192.168.11.57 D ポート送信先ポート番号 :2の値 104 接続イメージ 43
電子カルテとの連動 PACSPLUS Clinic Viewer は 電子カルテより共有フォルダに出力された患者情報ファイル (id.txt) を 連携モジュールの PPINT.exe が解析し 指定患者データを表示して起動します 電子カルテ側に患者情報をテキストファイルで出力する機能が必要です PPINT.exe の起動 PPClinic Viewer のインストールフォルダ ( 既定値では C: PACSPLUS Clinic Viewer) の PPInt.exe を起動します ( ショートカットをデスクトップに配置すると便利です ) 起動後 タスクトレイにアイコンが表示され マウス右クリックでメニューが表示されます 表示 / 非表示 : プログラム画面の表示 / 非表示 PPINTについて : バージョン 連携ファイルの指定例 PPINT 設定 : 設定画面の表示 PPINT 設定画面 プログラム画面 (1) 呼出方法 PPClinic Viewerの呼出方法の設定 手動の場合は プログラム画面の 画像表示 をクリックすることで ビューアが起動します (2) 共有フォルダ患者情報ファイルの読み込みフォルダを指定します (3) ファイル照会間隔 呼び出し待ち秒単位で設定します (4) 呼び出し対象検査最新検査 全検査 本日検査を指定します (5)DBサーバー ログイン ビューア変更の必要はありません 患者 ID 検査日 検査キー手動呼出時に患者情報が表示されます 画像表示ボタン手動呼出時に対象患者データ画像を表示します 現在 過去 / 現在検査現在 過去を指定した場合 過去検査比較ビューで表示します 44
DICOM 転送 PACSPLUS Clinic Viewer の診断画像データを 他 PACS システムに DICOM 転送する際に使用します 画像を選択後 [DICOM 転送 ] をクリックし DICOM 転送ダイアログを表示します DICOM 転送ダイアログ リモートサーバー ( 転送先設定 ) 1 AE タイトル : 転送先のAE タイトル 2ホスト名 : 転送先名 / IPアドレス 3ポート : 転送先の使用ポート番号 [Connect Test] : 接続テスト [ Send ] : DICOM 送信を実行します 45
サービス / オプション PACSPLUS Clinic Viewer 無料配布版には 以下のオプション ( 有料 ) をご用意しております 製品版へのアップグレード有料 : 330,000(1 ライセンス ) スポンサー広告ページは表示しません 5 台まで Viewer を拡張することができます ( ライセンス数分のご購入が必要です ) サポートサービス有料 (1 年間リモートサービス含む 設置 教育費 交通費別途 ) PACSPLUS Publisher 有料 : 70,000 データメディア (CD/DVD) 出力プログラムで 自動起動のシンプルビューアも搭載します PACSPLUS Viewer がインストールされていないコンピュータでも メディアを挿入するだけで自動表示し閲覧できます PACSPLUS Publisher : メディア挿入後 ワンクリック操作で書き込み処理を行います 書き込みメディアに搭載される自動起動シンプルビューア 46