ごみ減量化のための実施計画に係る意見と町の考え < ごみ袋料金改定について > ご意見 減量すれば町の負担金は減るのに なぜ袋の値上げをするのか 町の考えみなさんがごみ減量に心がけていただくことにより 御嵩町全体のごみの排出量が減り ( ごみ処理施設の場合 排出実績が負担額の 90% を占める ) 可茂衛生施設利用組合への負担金が結果として減ることは考えられますが 一方ではごみ減量によりごみ袋の使用量が減ることとなり 町収入 ( ごみ処理手数料 ) は減ることになります 今回のごみ袋の値上げは ごみ処理経費の財源確保のために行うものではなく 増え続けるごみの排出量を減少に転じるために実施するものです ごみ袋の料金が変わることにより ごみ袋に使うお金をみなさんに意識していただき また 3R( 排出抑制 再使用 再生利用 ) に心がけていただくことで 一層のごみ減量をお願いするものです 6 月から導入するプラスチック製容器包装の分別収集は ごみ袋の中身が大きく減ることがモデル自治会等で実証され 減量効果を実感されています すでに生ごみの堆肥化や分別収集など減量に取り組んでいただいている方も プラスチック製容器包装を分別していただくことでごみ袋の値上げによる新たな経済的負担は生じないと考えております さらに 減量効果に見合うよう 中袋 を創設しました 何卒ご協力の方 よろしくお願いします プラスチック製容器包装の分別でごみが減量となるのに なぜ値上げするのか プラスチック製容器包装の分別収集による可燃ごみの減量効果を見てから ごみ袋料金の値上げをしてもよいのではないか 平成 15 年度から自治会による分別収集を開始し 17 品目の分別を実施していただいております その結果 生活系可燃ごみの排出量は 平成 20 年度には平成 15 年度に比べ 12.8% の減量となりました しかし その後増加に転じ 現在も増加傾向にあります その要因としては 世帯数の増加や自治会加入率の低下が考えられますが 現状は平成 20 年度と比べ 主要因となるような大きな変化はなく やはり減量意識の希薄化によるところが大きいと思われます これは 集積所に出されている可燃ごみ袋や不燃ごみ袋の中に資源として分別しているペットボトルや飲用紙パックをはじめ チラシ 包装紙 アルミ缶 スチール缶 飲用ビンなど多く混入していることからも分かります プラスチック製容器包装の分別収集により可燃ごみの嵩が大きく減り 減量効果があることはモデル実証されたため実施することとしましたが 一方で 自治会役員の方などのご努力や多額の経費をかけて実施している既存の自治会分別収集をはじめ 3R( 排出抑制 再使用 そして再生利用 ) を再度 認識していただくことが必要と考えています そこで プラスチック製容器包装の分別収集と併せ ごみ袋の値上げによりごみ袋に使うお金や使用について意識し ごみ減量に心がけていただくことで 平成 28 年度目標 平成 24 年比 361 トン 12% の減量を達成していきたいと考えておりますので何卒 ご理解とご協力をお願いします 1
可燃ごみ袋 ( 大 ) は可児市が 1 袋 30 円で 御嵩は 70 円となりだいぶ差があり 高いと感じる 可燃ごみ袋 ( 大 ) を 70 円とする根拠は何か 可茂地区管内 10 市町村のうち 可燃ごみ袋 ( 大 ) は高いところでは 1 袋 155 円から低いところでは可児市のように 30 円のところまであります 6 月から導入予定のプラスチック製容器包装の分別収集はごみ袋の容量が大きく減ることがモデル自治会等で実証され 可燃ごみの減量効果を実感されています そのうえで 値上げ幅については まず プラスチック製包装の分別収集により 可燃ごみ大袋から小袋や中袋 (10 月から創設予定 ) への使用となることが十分考えられ 経済的な負担は生じないと考えます このことから 今回の値上げ幅は 大袋が 40% に対して 小袋は 17% としております さらに中袋を 45 円として 大袋との容量比が約 7 割に設定し ごみの減量効果をごみ袋料金でも実感していただけるように設定しています 皆様には 3Rを意識していただき分別を行っていただきたいと思います 今回のごみ袋の値上げはごみ処理経費の財源確保のために行うものではなく 増え続けるごみの排出量を抑え 減少に転じるために実施するものです このため ごみ処理費用の財源の一定額を確保するために必要な収入額を算出し そこからごみ袋料金の値上げ額を設定したものではありません ごみの排出を抑制して いかにごみ減量していただけるかを念頭に置いて行うものです 6 月から導入するプラスチック製容器包装の分別収集は ごみ袋の容量が大きく減ることがモデル自治会等で実証されています このことにより可燃ごみ袋 ( 大 ) を値上げしても経済的負担は生じない額を前提として 20 円の値上げとしました これは プラスチック製容器包装分別により 袋の中身が大きく減り 排出回数の減少や袋の使用が大袋から中袋や小袋へ移行されることを想定し 又は期待しまして 1リットルあたりの処理費を大袋 (45 リットル ) が 1.6 円に対し 中 (32 リットル ) 小袋(25 リットル ) が 1.4 円です また 今回の値上げ幅は 大袋が 40% に対して 小袋は 17% とし さらに中袋を 45 円としてごみの減量効果をごみ袋料金でも実感していただけるように設定しています ごみの排出量が目標どおり減れば ごみ袋料金は元に値下げするのか 町民のみなさんが プラスチック製容器包装の分別収集を実施され さらに一層の 3R に心がけていただくとごみ減量は進みますが 一方でごみ袋使用量は減ることとなり 逆にごみ袋料金の収入は減ると考えております そのようなことから 今後もごみ袋料金については ごみ減量の状況その他総合的に検討していくこととなりますので 何卒よろしくお願いします 2
減量効果を見ながら段階的に引き上げてもいいのではないか なぜ 不燃ごみ袋も値上げするのか ごみ袋の値上げ幅について まず プラスチック製包装分別収集により 袋の中身が大きく減り 袋の使用について 排出回数の減少や大袋から中袋 小袋へ移行されることを想定し 1 リットルあたり大袋が 1.6 円に対し 中 小袋が 1.4 円としました また 今回の値上げ幅は 大袋が 40% に対して 小袋は 17% とし さらに中袋を 45 円としてごみの減量効果をごみ袋料金でも実感していただけるように設定しています そのうえで 段階的引き上げをしてはというご意見ですが 数度に亘る値上げは ごみ袋作成費等の増加や販売店への負担 住民の方の混乱など課題も多く 今回はごみ減量に向けて必要最小限のものと考えておりますので何卒 ご理解とご協力いただきますようよろしくお願いします 不燃ごみ袋の中には 資源として分別しているアルミ缶 スチール缶 飲用ビンなど 1 袋まるごと出されているケースを多数見かけます 自治会役員の方などのご努力や多額な経費をかけて実施している既存の自治会分別収集をはじめ 3R( 排出抑制 再使用 そして再生利用 ) を再度 認識していただくことが必要と考えています 可燃ごみと同様に袋の料金 使用を意識していただき 3R に心がけていただきたく不燃ごみ袋料金の値上げ実施するものです なお 今まで金物 ガラス 陶器のそれぞれ異なる袋での排出をお願いしていましたが 10 月 1 日からごみ袋のデザインや色を一新し 不燃ごみ袋大 小としますのでよろしくお願いします ただし 1 袋単位ではそれぞれ種類ごとに分けていただくことは変わりません また 携帯電話やデジタルカメラなど使用済み小型家電の資源としての回収を検討しておりますのでご理解くだるようお願いします 3
< プラスチック製容器包装分別収集について > ご意見 なぜ 自治会分別取集の日に実施しないのか なぜ 別の日に収集するのか 目が行き届かなくなる 町の考え現在の自治会分別収集は ネット で回収し トラックで運搬していますが プラスチック製容器包装はモデル実証の結果から 廃プラスチックや発泡トレイ スチロールを除いても可燃ごみ袋の嵩の 4 割以上の容積を占め それを運搬するためにはトラックが別に 2 台必要となります さらに自治会分別収集が ( 収集経費が割高な ) 日曜日ということで 多くの運搬費用が新たに必要となります 一方 他市町村事例では 回収頻度や回収方法により収集量が大きく違う状況がみられます これはご家庭において多くのプラスチック製容器包装を保管するスペースの問題や袋を移し替える分別の手間などから 可燃ごみとして処理されてしまうことが考えられます そこで 現在の自治会分別収集費用を大きく増やすことなく より多くのプラスチック製容器包装を収集するために トラックではなく積載容積が減るパッカー車 ( 押し込み圧縮する装置がついている車両 ) により 自治会分別収集とは別の日で 収集頻度を平日月 2 回とし 廃プラスチックや発泡トレイ スチロールを併せ プラスチック製容器包装を指定袋で分別収集することとしました 目が行き届かないという点は懸念されますが 現在の自治会分別が精度の高い分別収集に取り組んでいただいていることを踏まえまして ステップアップさせていただき プラスチック製容器包装分別収集を 6 月から実施します 実際 モデル実証でも不適切なものはほとんどありませんでした ただし 実施状況をみながら必要な対応をさせていただく予定ですのでご理解くださいますようお願いします 今まで分別収集は無料であったのになぜ有料とするのか 上記の理由から 自治会分別収集とは別に 不燃ごみ集積所で 月 2 回 指定袋による収集することとしました 任意の袋や指定袋の無料配布も検討しましが 不適切なものが入りやすくなることや指定袋無料の配布は他用途に使われる懸念があります また 有料販売とすることによりごみ袋販売店での購入が可能となります また 指定袋の値段は 袋作成料実費程度の 1 枚 10 円としましたので何卒ご理解くださいますようお願いします 他市町村の事例から指定袋無料配布の場合 分別の精度が低下し 不適切なものの混入が多くみられるようです 4
集積所や収集回数をもっと増やせば出しやすく 保管しておかなくても済む これ以上 町民に新たな負担をさせないでほしい 可燃ごみは破れやすい プラスチック製容器包装の指定袋はどうなのか 収集回数や集積所を増やしては? というご意見もいただいておりますが 限られた財源での中で 増え続けるごみの減量のため 新たにプラスチック製容器包装分別収集を実施することとしました 現段階においては 分別収集にかける費用等の大きな増額は難しい状況ですのでご了承ください ただし 分別収集の状況により適宜見直していくことは必要と考えておりますのでよろしくお願いします プラスチック製容器包装の指定袋は 不燃ごみ大袋と同じ程度の大きさ 強度の袋を予定しております 月 2 回の収集日まで保管していただくようお願いします すでに多くの市町村でプラスチック製容器包装分別収集が実施されていますが 可茂地区管内は 5 町村 ( 富加町 川辺町 八百津町 東白川村 七宗町 ) で行われています 収集頻度は 4 町が月 2 回 1 村が 2 か月に 1 回です プラスチック製容器包装リサイクルは 17 品目の分別収集から 廃プラスチックや発泡トレイ スチロール を合わせてプラマークのものを収集することとし 分ける種類が減りました (17 品目から 15 品目 ) また 商品表示シールやラベルも無理にはがしたり 切ったりする必要がなく その点で手間が減ることになります また 黒色トレーや色つき卵パックは出せないといった細かい分別制限をなくし プラマークを目印に分別していただけるよう簡素化した点もありますので何卒 ご協力とご理解くださるようお願いします 不燃ごみ袋 ( 大 ) と同じ程度の大きさ 強度の袋を予定しております 収集日まで保管していただきますようよろしくお願いします 洗うのに水道代がかかる 今までどおりでいいのでは プラスチック製容器包装のなかには あまり汚れていないお菓子などの食品や日用雑貨品などの容器 包装が多くあり 洗わなくても済むたくさんの容器包装があります また 汚れも使用済みの布や紙でふき取っていただく程度で落ちるものも多くあります 洗っていただく際は 野菜や食器等のすすぎ水などを利用していただき軽くすすぐ程度でよいかと思います ただ マヨネーズのチューブなど汚れが落ちにくいものもありますので無理せず 可燃ごみとして出してください なぜ容器と包装だけなのか 商品は出せないのか ( 集めないのか ) プラスチック製容器包装の分別収集は 容器包装リサイクル法 に基づいて行うものです この法律の主旨は 商品を入れた容器と商品を包む包装を対象に 消費者が分別排出 市町村が収集 保管 事業者が再商品化 という役割を定め 資源の有効利用を図ることを目的としています 再商品化 ( 商品の原料とする ) には費用がかかり その費用は 容器 包装 を製造し 商品を販売する事業者などが負担しているため 容器や包装でないプラスチックは対象外となります 5
プラスチック製容器包装のマークの横に PP PE PS PET PVC などの表示があるがこれは何か? これらは プラスチック製容器包装 に出してもいいか? プラスチック製容器包装のマークがついていて 汚れていなければ プラスチック製容器包装 へ出してください この表示は プラスチック製容器包装 のさらに詳しい素材の表示で 製造工場やリサイクル工場で確認するためのものですのでよろしくお願いします 6