平成 28 年 8 月 29 日更新 利用者クライアントソフト (Mac 版 ) の注意事項について 利用者クライアントソフト (Mac 版 ) について 動作検証の結果 設定に関する 注意事項が判明しておりますので 以下に示します 記 (1)JRE のダウンロードの問題 発生事象 OSX10.7 以降は デフォルトで JRE がインストールされていないため 利用者クライアントソフトのインストールが中断される JRE がインストールされていない環境の場合は 下記の手順で 最新の利用者クライアントソフトをご利用ください 1 動作検証を行ったバージョンの JRE を Web サイトからダウンロードおよびインストールを実施する http: //www.oracle.com/techne twork/java/javase/downl oads/ 2 利用者クライアントソフトを下記の公的個人認証サービスポータルサイトからダウンロードおよびインストールを実施する http://www.jpki.go.jp/do wnload/mac.html (2)IC カードを利用するための機能のサポートに関する問題 発生事象 OS X10.7 以降は 仕様変更により IC カードを利用するための機能が Appl e 社からサポートされなくなった 下記のページより MacOSForge (*1) が提供する SmartCard Services のインストーラをダウンロードし インストールすることにより 利用者クライアントソフト (Mac 版 ) が動作します Mac OS Forgeの Smart rd CaServices Instalers のページ : http://smartcardservices.macosforge.org/t rac/wiki/installers *1) ac MOS Forge とは Apple 社が自身のオープンソースプロジェクトをホストするために立ち上げた ウェブサイト (Wikipedia より ) Apple 社が Smart かたちとなっている rd CaServices を廃止し Mac OS Forge がそれを引き継ぐ また Macintos h 上の動作や操作についてのご質問に対して OSX 本体につい ては Apple 社に Smart ard C Services については Mac OS Forgeに直接お問い 合わせいただくようお願いします 1
(3)Safari6.1.4 および Safari 7.0.1 以降で Java アプレット動作時 カード AP ライブラリ (JNI ) および ローカルファイルにアクセスできない問題 発生事象 Safar i6.1.4 および Safari7.0.1 以降で java アプレット動作時 カード AP ライブラリ (JNI) および ローカルファイルにアクセスできない Java アプレットの動作を行うページの案内に従って設定してください なお 一般的な設定方法は下記の通りとなります ( ご参考 ): 設定方法 1Safari で Java アプレットの動作許可を行う 信頼できるサイトのページを開きます 2Safari の 環境設定 をクリックします ( 図 1) 図 1.Safari 画面 2
3 環境設定のダイアログが開くので セキュリティ をクリックします ( 図 2) 図 2.Safari 環境設定ダイアログ画面 4 インターネットプラグインの Web サイト設定 をクリックします ( 図 3) 図 3.Safari セキュリティ画面 3
5 現在開いている Web サイトに登録する Web サイトが表示されていること を確認し 右側のセレクトボックスの状態を 開かない から 安全でないモードで実行 または 許可 常に許可 に設定 し 完了 をクリックします ( 図 4) Web サイトのプラグインの状態によって異なります 必ず信頼できるサイトであることを確認してください 図 4.Safari Java プラグイン実行許可設定画面 4
(4)Java アプレット動作時に Java プロキシ認証画面が表示される問題 発生事象 以下の操作で図 5 の Java のプロキシ認証画面が表示される Java アプレット動作 官職証明書検証 の実行時 Java アプレット動作 有効性確認 の実行時 ユーザ名 パスワードを入力することにより 問題なく動作いたします 図 5.Java プロキシ認証画面 (5)OSX10.9 環境にて IC カードアクセスの際 パスワード入力時に Exce ption が発生する場合がある問題 発生事象 OSX10.9 の環境でパスワード入力ダイアログから IC カードのパスワード入力を実施すると OSXのシステムログに NullPointerEx ception が出力される パスワード入力ダイアログが表示される処理は以下の通りです 利用者クライアントソフト : 証明書表示 有効性確認 官職証明書検証 署名付与 / 検証 オンライン失効申請 ユーティリティ : プロキシ設定 パスワード変更 カード AP ライブラリ (JNI): 証明書取得 署名付与 / 検証 個人認証サービス AP(C 言語 I/F,JavaI/F): 証明書表示 有効性確認 官職証明書検証 基本 4 情報取得 IC カードのパスワードを入力し OK ボタン押下 処理を続行すると正常に動作することを確認しております 5
(6) ダウンロードした利用者クライアントソフトインストーラ及びアンインストーラが実行できない問題 発生事象 OS 10.8.5 X OS X10.9.5 及び OS X 10.10.4 において ダウンロードした利用者クライアントソフトのインストーラ及びアンインストーラをクリックで実行した場合 図 6の警告ダイアログが表示され 実行できない 図 6. ダウンロードした利用者クライアントソフト実行時の警告ダイアログ OSX10.7.5 及び 10.8 より追加された Gatekeeper の機能により 署名が付与されていないアプリケーションの実行がブロックされます 利用者クライアントソフト Ver3.0(Mac 版 ) では発生しません 利用者クライアントソフト Ver2.6.1(Mac 版 ) をご利用の場合は 下記の手順で回避できます 利用者クライアントソフトインストーラ及びアンインストーラを右クリックまたは control キーを押下した状態でクリックし 表示されたメニューから 開く を選択します( 図 7) 図 8の警告ダイアログの 開く ボタンを押下することにより インストール及びアンインストールを実行することができます 図 7. 右クリックまたは contr ol キー押下状態で表示されるメニュー 6
図 8. 開く ボタンのある警告ダイアログ (7) パスワード入力エリアに 11 文字以上入力を行うと操作不能状態となる問題 発生事象 OSX10.9. 5にて 失効申請機能及び署名付与 検証機能のパスワード入力エリアに 11 文字以上の入力を行うと操作不能状態となる 署名付与 検証機能では 署名付与処理のパスワード入力文字数が 11 文字以上になると操作不能状態となる 失効申請機能では 失効申請書の作成時と失効申請への署名の二回のパスワード入力文字数が 11 文字以上になると操作不能状態となる ( 回避策 1) 本事象は キーボード入力ソースの日本語入力ソース ことえり を無効化するか もしくは ことえり 以外の日本語入力ソースを設定することで回避することができます ( 回避策 2) 失効申請については 電子証明書の発行を受けた市区町村の窓口に電子証明書の失効の届出を行うことでもできます 7
(8) Smart d Car Service s をインストール済みの環境において マイナンバーカード を使用した際に キーチェーンパスワード入力ダイアグラムが表示される問題 発生事象 SmartCardServices をインストール済みの環境において マイナンバーカードを 使用した際に キーチェーンパスワード入力ダイアグラムが表示される 既に SmartCardServic es をインストール済みの環境において マイナンバーカ ードを使用した際に 下記のメッセージがでる場合があります その際は 一度カードを抜いてから キャンセル ボタンを押下し SmartCard Servi ces をアンインストールしてください ( 住民基本台帳カードを使用する場合は Smart Card Services を必要とします ) 図 9. キーチェーンのパスワード入力ダイアログ 既に Smart CardServi ces をインストール済みの環境において マイナンバーカードを使用する場合は SmartCardServices をアンインストールする必要があります JPKI.tokend の削除方法は以下のとおりです 1 画面上部のメニューの 移動 をクリックして ユーティリティ をクリックする ユーティリティフォルダが表示されるのでその中の ターミナル をクリックする ( または Finder を起動して アプリケーション ユーティリティ ターミナル をクリックする ) 2ターミナルが起動するので sudorm-r /Sys tem/library /Security/tokend/JPKI.t を入力し Enter キーで実行する 3 Password: と表示されるので PC の管理者パスワードを入力して Enter キーを押下 4 次にキャッシュ削除のため sudo rm-rf/var/db/tokencache/tokens/ を入力し Enter キーで実行する 5 Password: と表示されるので PC の管理者パスワードを入力し Enter キーを押下 上記手順で JPKI.tokend とキャッシュ情報を削除することが可能です Smart Card Services(JPKI.tokend) をアンインストール方法のページ: http://www.jpki.go.jp /faq/clientsoft/42.htm l 以上 8