3 これを受けて, 文化財保護法に関する事務については, 以下に掲げる義務について, 上記 2の取扱いをすることとする 一文化財保護法第 28 条第 5 項, 第 29 条第 4 項 ( 第 79 条第 2 項で準用する場合を含む ) 又は第 59 条第 6 項 ( 第 90 条第 3 項で準用する

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厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

個人情報の保護に関する規程(案)

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

法律第三十三号(平二一・五・一)

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

調査規則の改正 別紙案1・2

平成14年8月  日

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

1市町村の選挙管理委員会は 政令で定めるところにより 登録月の一日現在により 当該市町村の選挙人名簿に登録される資格を有する者を同日(同日が地方公共団体の休日に当たる場合(登録月の一日が選挙の期日の公示又は告示の日から当該選挙の期日の前日までの間にある場合を除く )には 登録月の一日又は同日の直後の

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

Microsoft Word - 文書 1

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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●空家等対策の推進に関する特別措置法案

新旧対照表

- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

指定試験・登録機関省令

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

学校教育法等の一部を改正する法律案(参照条文).jtd

(6) 不利益処分広域連合長等が 条例等に基づき 特定の者を名宛人として 直接に これに義務を課し 又はその権利を制限する処分をいう ただし 次のいずれかに該当するものを除く ア略イ申請により求められた許認可等を拒否する処分その他申請に基づき当該申請をした者を名宛人としてされる処分ウ名宛人となるべき

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

<4D F736F F D2081A181798E9197BF82572D32817A92B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A C4816A89FC2E646F63>

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

Taro-(番号入り)案文・理由

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

- 2 - 第三十七条の三を第三十七条の十一とし 第三十七条の二の次に次の八条を加える (公募対象施設等の公募占用指針)第三十七条の三港湾管理者は 第三十七条第一項の許可(長期間にわたり使用される施設又は工作物の設置のための同項第一号の占用に係るものに限る 第三項 第三十七条の八第二項及び第三項並び

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

- 2 - 地域限定特例通訳案内士の登録を受ける場合には 本邦内に住所を有し 当該非居住者と業務上密接な関係を有する者であって 地域限定特例通訳案内士の登録に関する一切の行為につき 当該非居住者を代理する権限を有するもの(以下この条から第九条までにおいて 代理人 という )を定めなければならない 2

司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律新旧対照条文目次一司法書士法(昭和二十五年法律第百九十七号)(第一条関係) 1 二土地家屋調査士法(昭和二十五年法律第二百二十八号)(第二条関係) 10

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

新起案様式例           様式A4縦

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

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宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 第一条この規則は 宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例 ( 平成二十一年宮城県条例第一号 以下 条例 という ) の施行に関し必

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恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 ( 平成 7 年 4 月 1 日実施 ) の全部を改正する 平成 21 年 1 月 15 日 ( 趣旨 ) 第 1 条市が発注する工事又は製造の請負 物件の購入その他に係る指名競争入札に参加する資格を有する者 ( 以

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号外53号 生涯学習条例あら indd

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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中央教育審議会(第119回)配付資料

個人情報の取り扱いに関する規程

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

とする (1) 土地改良区の名称が 土地改良法 ( 昭和 24 年法律第 195 条 以下 法 という ) 第 16 条第 1 項又は法第 79 条第 1 項の規定に基づく定款 ( 以下 定款 という ) に記載した名称と一致すること (2) 土地改良区の主たる事務所の所在地が 定款に記載した事務所

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

第 3 4 条の9 第 1 項中 第 3 3 条第 4 項の申告書 を 第 3 3 条第 4 項に規定する特定配当等申告書 に 同条第 6 項の申告書 を 同条第 6 項に規定する特定株式等譲渡所得金額申告書 に 法第 2 章第 1 節第 6 款 を 同節第 6 款 に改める 第 4 8 条第 1

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

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一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案(新旧対照表)

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第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 に関する細則 ( 平 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 ( 以下 規則 という ) の施行に関し 必要な事項を定める ( 二種外務員の信用取引に係る外務行為 ) 第 2 条規則第 2 条第 4 号

害者等のために情報を提供する事業を行う者 ( 非営利目的の法人に限る ) を一般的に定める 上記のほか 聴覚障害者等のために情報を提供する事業を行う法人 ( 法人格を有しない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含む ) のうち 聴覚障害者等のための複製又は自動公衆送信を的確かつ円滑に行う

国税通則法施行令新旧対照表

Taro-議案第13号 行政手続条例の

( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

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独立行政法人教職員支援機構法

第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

1 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律目次第一章内閣府関係(第一条 第二条)第二章総務省関係(第三条)第三章文部科学省関係(第四条 第八条)第四章厚生労働省関係(第九条 第十条)第五章経済産業省関係(第十一条)第六章国土交通省関係(第十二条 第十三条

Transcription:

2 8 庁財第 8 4 号 平成 28 年 5 月 9 日 各都道府県教育委員会教育長 各指定都市教育委員会教育長 殿 文化庁文化財部長 村田 善則 ( 印影印刷 ) 平成 28 年熊本地震による災害についての特定非常災害及びこれに対 し適用すべき措置の指定に関する政令の施行に伴う文化財保護法及 び銃砲刀剣類所持等取締法に関する事務の取扱いについて ( 通知 ) 平成 28 年熊本地震による災害についての特定非常災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令 ( 平成 28 年政令第 213 号 以下 政令 という ) が, 本年 5 月 2 日に公布, 施行されました これに伴い, 文化財保護法 ( 昭和 25 年法律第 214 号 ) 及び銃砲刀剣類所持等取締法 ( 昭和 33 年法律第 6 号 ) に関する事務については, 下記のとおり取り扱うこととしておりますので, 貴教育委員会におかれては, 御了知の上, 事務の取扱いに遺漏のないようお取り計らい願います 記 1 本政令は, 平成 28 年熊本地震による災害を, 特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する法律 ( 平成 8 年法律第 85 号 ) 第 2 条第 1 項の特定非常災害として指定し, 同法第 3 条から第 5 条までに規定する特別措置の適用について定めたものである 2 政令第 1 条, 第 2 条及び第 4 条により, 平成 28 年 4 月 14 日以後に履行期限の到来する義務について, 平成 28 年熊本地震により期限内に履行されなかった場合において, 平成 28 年 7 月 29 日までに履行されたときは, 行政上及び刑事上の責任 ( 過料に係るものを含む ) は問われないこととされた

3 これを受けて, 文化財保護法に関する事務については, 以下に掲げる義務について, 上記 2の取扱いをすることとする 一文化財保護法第 28 条第 5 項, 第 29 条第 4 項 ( 第 79 条第 2 項で準用する場合を含む ) 又は第 59 条第 6 項 ( 第 90 条第 3 項で準用する場合を含む ) に規定する義務二文化財保護法第 31 条第 3 項 ( 第 60 条第 4 項 ( 第 90 条第 3 項で準用する場合を含む ), 第 80 条及び第 119 条第 2 項 ( 第 133 条で準用する場合を含む ) で準用する場合を含む ), 第 32 条 ( 第 60 条第 4 項 ( 第 90 条第 3 項で準用する場合を含む ), 第 80 条及び第 120 条 ( 第 133 条で準用する場合を含む ) で準用する場合を含む ), 第 33 条 ( 第 80 条, 第 118 条及び第 120 条 ( これらの規定を第 133 条で準用する場合を含む ), 並びに第 172 条第 5 項で準用する場合を含む ), 第 61 条 ( 第 90 条第 3 項で準用する場合を含む ), 第 73 条 ( 第 149 条で準用する場合を含む ), 第 115 条第 2 項 ( 第 120 条, 第 133 条及び第 172 条第 5 項で準用する場合を含む ) 又は第 136 条に規定する義務三文化財保護法第 34 条 ( 第 80 条及び第 172 条第 5 項で準用する場合を含む ) に規定する義務のうち, 国宝, 重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に関する届出書等に関する規則 ( 昭和 26 年文化財保護委員会規則第 1 号 ) 第 8 条第 3 項及び第 4 項又は第 9 条第 4 項に係るもの四文化財保護法第 62 条 ( 第 90 条第 3 項で準用する場合を含む ) に規定する義務のうち, 登録有形文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則 ( 平成 8 年文部省令第 29 号 ) 第 12 条第 3 項及び第 4 項に係るもの並びに登録有形民俗文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則 ( 平成 17 年文部科学省令第 8 号 ) 第 12 条第 3 項及び第 4 項に係るもの 4 銃砲刀剣類所持等取締法に関する事務については, 同法第 17 条第 1 項に規定する義務に ついて, 上記 2 の取扱いをすることとする ( 文化財保護法についての照会先 ) 文化庁文化財部伝統文化課企画係 TEL:03-5253-4111( 内線 2864) FAX:03-6734-3820 ( 銃砲刀剣類所持等取締法についての照会先 ) 文化庁文化財部美術学芸課企画係 TEL:03-5253-4111( 内線 3154) FAX:03-6734-3821

( 参考条文 ) 特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する法律 ( 平成八年 法律第八十五号 ) ( 期限内に履行されなかった義務に係る免責に関する措置 ) 第四条特定非常災害発生日以後に法令に規定されている履行期限が到来する義務 ( 以下 特定義務 という ) であって 特定非常災害により当該履行期限が到来するまでに履行されなかったものについて その不履行に係る行政上及び刑事上の責任 ( 過料に係るものを含む 以下単に 責任 という ) が問われることを猶予する必要があるときは 政令で 特定非常災害発生日から起算して四月を超えない範囲内において特定義務の不履行についての免責に係る期限 ( 以下 免責期限 という ) を定めることができる 2 免責期限が定められた場合において 免責期限が到来する日の前日までに履行期限が到来する特定義務が免責期限が到来する日までに履行されたときは 当該特定義務が特定非常災害により履行されなかったことについて 責任は問われないものとする 3 免責期限が定められた後 前二項に定める免責の措置を免責期限が到来する日の翌日以後においても特に継続して実施する必要があると認められるときは 政令で 特定義務の根拠となる法令の条項ごとに 新たに 当該特定義務の不履行についての免責に係る期限を定めることができる 前項の規定は この場合について準用する 4 前三項の規定にかかわらず 特定義務が災害その他やむを得ない事由によりその履行期限が到来するまでに履行されなかった場合について他の法令に別段の定めがあるときは その定めるところによる - 1 -

平成二十八年熊本地震による災害についての特定非常災害及びこれに対し適用すべき措 置の指定に関する政令 ( 平成二十八年政令第二百十三号 ) ( 特定非常災害の指定 ) 第一条特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する法律 ( 以下 法 という ) 第二条第一項の特定非常災害として平成二十八年熊本地震による災害を指定し 同年四月十四日を同項の特定非常災害発生日として定める ( 特定非常災害に対し適用すべき措置の指定 ) 第二条前条の特定非常災害に対し適用すべき措置として法第三条から第六条までに規定する措置を指定する ( 延長期日 ) 第三条第一条の特定非常災害についての法第三条第一項の政令で定める日は 平成二十八年九月三十日とする ( 免責期限 ) 第四条第一条の特定非常災害についての法第四条第一項の政令で定める特定義務の不履行についての免責に係る期限は 平成二十八年七月二十九日とする ( 法人の破産手続開始の決定の特例に関する措置に係る期日 ) 第五条第一条の特定非常災害についての法第五条第一項の政令で定める日は 平成三十年四月十三日とする ( 相続の承認又は放棄をすべき期間の特例に関する措置に係る地区及び期日 ) 第六条第一条の特定非常災害についての法第六条の政令で定める地区は 熊本県の区域とする 2 第一条の特定非常災害についての法第六条の政令で定める日は 平成二十八年十二月二十八日とする - 2 -

文化財保護法 ( 昭和二十五年法律第二百十四号 ) 3の一について ( 告示 通知及び指定書の交付 ) 第二十八条前条の規定による指定は その旨を官報で告示するとともに 当該国宝又は重要文化財の所有者に通知してする 2 前条の規定による指定は 前項の規定による官報の告示があつた日からその効力を生ずる 但し 当該国宝又は重要文化財の所有者に対しては 同項の規定による通知が当該所有者に到達した時からその効力を生ずる 3 前条の規定による指定をしたときは 文部科学大臣は 当該国宝又は重要文化財の所有者に指定書を交付しなければならない 4 指定書に記載すべき事項その他指定書に関し必要な事項は 文部科学省令で定める 5 第三項の規定により国宝の指定書の交付を受けたときは 所有者は 三十日以内に国宝に指定された重要文化財の指定書を文部科学大臣に返付しなければならない 第二十九条国宝又は重要文化財が国宝又は重要文化財としての価値を失つた場合その他特殊の事由があるときは 文部科学大臣は 国宝又は重要文化財の指定を解除することができる 2 前項の規定による指定の解除は その旨を官報で告示するとともに 当該国宝又は重要文化財の所有者に通知してする 3 第一項の規定による指定の解除には 前条第二項の規定を準用する 4 第二項の通知を受けたときは 所有者は 三十日以内に指定書を文部科学大臣に返付しなければならない ( 重要有形民俗文化財及び重要無形民俗文化財の指定の解除 ) 第七十九条重要有形民俗文化財又は重要無形民俗文化財が重要有形民俗文化財又は重要無形民俗文化財としての価値を失つた場合その他特殊の事由があるときは 文部科学大臣は 重要有形民俗文化財又は重要無形民俗文化財の指定を解除することができる 2 前項の規定による重要有形民俗文化財の指定の解除には 第二十九条第二項から第四項までの規定を準用する 3 第一項の規定による重要無形民俗文化財の指定の解除は その旨を官報に告示してする ( 登録有形文化財の登録の抹消 ) 第五十九条文部科学大臣は 登録有形文化財について 第二十七条第一項の規定により重要文化財に指定したときは その登録を抹消するものとする 2 文部科学大臣は 登録有形文化財について 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つたときは その登録を抹消するものとする ただし 当該登録有形文化財について その保存及び活用のための措置を講ずる必要があり かつ その所有者の同意がある場合は この限りでない 3 文部科学大臣は 登録有形文化財についてその保存及び活用のための措置を講ずる必要 - 3 -

がなくなつた場合その他特殊の事由があるときは その登録を抹消することができる 4 前三項の規定により登録の抹消をしたときは 速やかに その旨を官報で告示するとともに 当該登録有形文化財の所有者に通知する 5 第一項から第三項までの規定による登録の抹消には 前条第二項の規定を準用する 6 第四項の通知を受けたときは 所有者は 三十日以内に登録証を文部科学大臣に返付しなければならない 第九十条文部科学大臣は 重要有形民俗文化財以外の有形の民俗文化財 ( 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つているものを除く ) のうち その文化財としての価値にかんがみ保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる 2 前項の規定による登録には 第五十七条第二項及び第三項の規定を準用する 3 前二項の規定により登録された有形の民俗文化財 ( 以下 登録有形民俗文化財 という ) については 第三章第二節 ( 第五十七条の規定を除く ) の規定を準用する この場合において 第六十四条第一項及び第六十五条第一項中 三十日前 とあるのは 二十日前 と 第六十四条第一項ただし書中 維持の措置若しくは非常災害のために必要な応急措置又は他の法令の規定による現状の変更を内容とする命令に基づく措置を執る場合 とあるのは 文部科学省令で定める場合 と読み替えるものとする 3の二について ( 所有者の管理義務及び管理責任者 ) 第三十一条重要文化財の所有者は この法律並びにこれに基いて発する文部科学省令及び文化庁長官の指示に従い 重要文化財を管理しなければならない 2 重要文化財の所有者は 特別の事情があるときは 適当な者をもつぱら自己に代り当該重要文化財の管理の責に任ずべき者 ( 以下この節及び第十二章において 管理責任者 という ) に選任することができる 3 前項の規定により管理責任者を選任したときは 重要文化財の所有者は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 当該管理責任者と連署の上二十日以内に文化庁長官に届け出なければならない 管理責任者を解任した場合も同様とする ( 登録有形文化財の管理 ) 第六十条登録有形文化財の所有者は この法律及びこれに基づく文部科学省令に従い 登録有形文化財を管理しなければならない 2 登録有形文化財の所有者は 特別の事情があるときは 適当な者を専ら自己に代わり当該登録有形文化財の管理の責めに任ずべき者 ( 以下この節において 管理責任者 という ) に選任することができる 3 文化庁長官は 登録有形文化財について 所有者が判明せず 又は所有者若しくは管理責任者による管理が著しく困難若しくは不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて 適当な地方公共団体その他 - 4 -

の法人を 当該登録有形文化財の保存のため必要な管理 ( 当該登録有形文化財の保存のため必要な施設 設備その他の物件で当該登録有形文化財の所有者の所有又は管理に属するものの管理を含む ) を行う団体 ( 以下この節において 管理団体 という ) に指定することができる 4 登録有形文化財の管理には 第三十一条第三項 第三十二条 第三十二条の二第二項から第五項まで 第三十二条の三及び第三十二条の四の規定を準用する 5 登録有形文化財の管理責任者及び管理団体には 第一項の規定を準用する ( 登録有形民俗文化財 ) 第九十条文部科学大臣は 重要有形民俗文化財以外の有形の民俗文化財 ( 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つているものを除く ) のうち その文化財としての価値にかんがみ保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる 2 前項の規定による登録には 第五十七条第二項及び第三項の規定を準用する 3 前二項の規定により登録された有形の民俗文化財 ( 以下 登録有形民俗文化財 という ) については 第三章第二節 ( 第五十七条の規定を除く ) の規定を準用する この場合において 第六十四条第一項及び第六十五条第一項中 三十日前 とあるのは 二十日前 と 第六十四条第一項ただし書中 維持の措置若しくは非常災害のために必要な応急措置又は他の法令の規定による現状の変更を内容とする命令に基づく措置を執る場合 とあるのは 文部科学省令で定める場合 と読み替えるものとする ( 重要有形民俗文化財の管理 ) 第八十条重要有形民俗文化財の管理には 第三十条から第三十四条までの規定を準用する ( 所有者による管理及び復旧 ) 第百十九条管理団体がある場合を除いて 史跡名勝天然記念物の所有者は 当該史跡名勝天然記念物の管理及び復旧に当たるものとする 2 前項の規定により史跡名勝天然記念物の管理に当たる所有者は 特別の事情があるときは 適当な者を専ら自己に代わり当該史跡名勝天然記念物の管理の責めに任ずべき者 ( 以下この章及び第十二章において 管理責任者 という ) に選任することができる この場合には 第三十一条第三項の規定を準用する ( 登録記念物 ) 第百三十三条前条の規定により登録された記念物 ( 以下 登録記念物 という ) については 第五十九条第一項から第五項まで 第六十四条 第六十八条 第百十一条第二項及び第三項並びに第百十三条から第百二十条までの規定を準用する この場合において 第五十九条第一項中 第二十七条第一項の規定により重要文化財に指定したとき とあるのは 第百九条第一項の規定により史跡名勝天然記念物に指定したとき ( 第百十条第一項に規定する仮指定を都道府県の教育委員会 ( 当該記念物が指定都市の区域内に存する場合にあつては 当該 - 5 -

指定都市の教育委員会 ) が行つたときを含む ) と 同条第四項中 所有者に通知する とあるのは 所有者及び権原に基づく占有者に通知する ただし 通知すべき相手方が著しく多数で個別に通知し難い事情がある場合には 文部科学大臣は 当該通知に代えて その通知すべき事項を当該登録記念物の所在地の市町村の事務所又はこれに準ずる施設の掲示場に掲示することができる この場合においては その掲示を始めた日から二週間を経過した時に当該通知が相手方に到達したものとみなす と 同条第五項中 抹消には 前条第二項の規定を準用する とあるのは 抹消は 前項の規定による官報の告示があつた日からその効力を生ずる ただし 当該登録記念物の所有者又は権原に基づく占有者に対しては 前項の規定による通知が到達した時又は同項の規定によりその通知が到達したものとみなされる時からその効力を生ずる と 第百十三条第一項中 不適当であると明らかに認められる場合には とあるのは 不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて と 第百十八条及び第百二十条中 第三十条 第三十一条第一項 とあるのは 第三十一条第一項 と 準用する とあるのは 準用する この場合において 第三十一条第一項中 並びにこれに基いて発する文部科学省令及び文化庁長官の指示に従い とあるのは 及びこれに基づく文部科学省令に従い と読み替えるものとする と 第百十八条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 管理団体が指定され 又はその指定が解除された場合には 第五十六条第三項 とあるのは 第四十七条第四項 と 第百二十条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項 とあるのは 第四十七条第四項 と読み替えるものとする ( 所有者又は管理責任者の変更 ) 第三十二条重要文化財の所有者が変更したときは 新所有者は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 且つ 旧所有者に対し交付された指定書を添えて 二十日以内に文化庁長官に届け出なければならない 2 重要文化財の所有者は 管理責任者を変更したときは 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 新管理責任者と連署の上二十日以内に文化庁長官に届け出なければならない この場合には 前条第三項の規定は 適用しない 3 重要文化財の所有者又は管理責任者は その氏名若しくは名称又は住所を変更したときは 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 二十日以内に文化庁長官に届け出なければならない 氏名若しくは名称又は住所の変更が重要文化財の所有者に係るときは 届出の際指定書を添えなければならない ( 登録有形文化財の管理 ) 第六十条登録有形文化財の所有者は この法律及びこれに基づく文部科学省令に従い 登録有形文化財を管理しなければならない 2 登録有形文化財の所有者は 特別の事情があるときは 適当な者を専ら自己に代わり当該登録有形文化財の管理の責めに任ずべき者 ( 以下この節において 管理責任者 という ) に選任することができる 3 文化庁長官は 登録有形文化財について 所有者が判明せず 又は所有者若しくは管理責任者による管理が著しく困難若しくは不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体 - 6 -

の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて 適当な地方公共団体その他の法人を 当該登録有形文化財の保存のため必要な管理 ( 当該登録有形文化財の保存のため必要な施設 設備その他の物件で当該登録有形文化財の所有者の所有又は管理に属するものの管理を含む ) を行う団体 ( 以下この節において 管理団体 という ) に指定することができる 4 登録有形文化財の管理には 第三十一条第三項 第三十二条 第三十二条の二第二項から第五項まで 第三十二条の三及び第三十二条の四の規定を準用する 5 登録有形文化財の管理責任者及び管理団体には 第一項の規定を準用する ( 登録有形民俗文化財 ) 第九十条文部科学大臣は 重要有形民俗文化財以外の有形の民俗文化財 ( 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つているものを除く ) のうち その文化財としての価値にかんがみ保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる 2 前項の規定による登録には 第五十七条第二項及び第三項の規定を準用する 3 前二項の規定により登録された有形の民俗文化財 ( 以下 登録有形民俗文化財 という ) については 第三章第二節 ( 第五十七条の規定を除く ) の規定を準用する この場合において 第六十四条第一項及び第六十五条第一項中 三十日前 とあるのは 二十日前 と 第六十四条第一項ただし書中 維持の措置若しくは非常災害のために必要な応急措置又は他の法令の規定による現状の変更を内容とする命令に基づく措置を執る場合 とあるのは 文部科学省令で定める場合 と読み替えるものとする ( 重要有形民俗文化財の管理 ) 第八十条重要有形民俗文化財の管理には 第三十条から第三十四条までの規定を準用する ( 所有者による管理及び復旧 ) 第百二十条所有者が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条 第三十三条並びに第百十五条第一項及び第二項 ( 同条第二項については 管理責任者がある場合を除く ) の規定を 所有者が行う管理及び復旧には 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項の規定を 管理責任者が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条第三項 第三十三条 第四十七条第四項及び第百十五条第二項の規定を準用する ( 登録記念物 ) 第百三十三条前条の規定により登録された記念物 ( 以下 登録記念物 という ) については 第五十九条第一項から第五項まで 第六十四条 第六十八条 第百十一条第二項及び第三項並びに第百十三条から第百二十条までの規定を準用する この場合において 第五十九条第一項中 第二十七条第一項の規定により重要文化財に指定したとき とあるのは 第百九条第一項の規定により史跡名勝天然記念物に指定したとき ( 第百十条第一項に規定する仮指定 - 7 -

を都道府県の教育委員会 ( 当該記念物が指定都市の区域内に存する場合にあつては 当該指定都市の教育委員会 ) が行つたときを含む ) と 同条第四項中 所有者に通知する とあるのは 所有者及び権原に基づく占有者に通知する ただし 通知すべき相手方が著しく多数で個別に通知し難い事情がある場合には 文部科学大臣は 当該通知に代えて その通知すべき事項を当該登録記念物の所在地の市町村の事務所又はこれに準ずる施設の掲示場に掲示することができる この場合においては その掲示を始めた日から二週間を経過した時に当該通知が相手方に到達したものとみなす と 同条第五項中 抹消には 前条第二項の規定を準用する とあるのは 抹消は 前項の規定による官報の告示があつた日からその効力を生ずる ただし 当該登録記念物の所有者又は権原に基づく占有者に対しては 前項の規定による通知が到達した時又は同項の規定によりその通知が到達したものとみなされる時からその効力を生ずる と 第百十三条第一項中 不適当であると明らかに認められる場合には とあるのは 不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて と 第百十八条及び第百二十条中 第三十条 第三十一条第一項 とあるのは 第三十一条第一項 と 準用する とあるのは 準用する この場合において 第三十一条第一項中 並びにこれに基いて発する文部科学省令及び文化庁長官の指示に従い とあるのは 及びこれに基づく文部科学省令に従い と読み替えるものとする と 第百十八条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 管理団体が指定され 又はその指定が解除された場合には 第五十六条第三項 とあるのは 第四十七条第四項 と 第百二十条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項 とあるのは 第四十七条第四項 と読み替えるものとする ( 滅失 き損等 ) 第三十三条重要文化財の全部又は一部が滅失し 若しくはき損し 又はこれを亡失し 若しくは盗み取られたときは 所有者 ( 管理責任者又は管理団体がある場合は その者 ) は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて その事実を知つた日から十日以内に文化庁長官に届け出なければならない ( 重要有形民俗文化財の管理 ) 第八十条重要有形民俗文化財の管理には 第三十条から第三十四条までの規定を準用する ( 管理団体による管理及び復旧 ) 第百十八条管理団体が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項及び第三十三条の規定を 管理団体が行う管理及び復旧には 第三十五条及び第四十七条の規定を 管理団体が指定され 又はその指定が解除された場合には 第五十六条第三項の規定を準用する ( 所有者による管理及び復旧 ) 第百二十条所有者が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条 第三十三条並びに第百十五条第一項及び第二項 ( 同条第二項については 管理責任者がある場合を除く ) の規定を 所有者が行う管理及び復旧には 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有 - 8 -

者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項の規定を 管理責任者が行う 管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条第三項 第三十三条 第四十七条第四 項及び第百十五条第二項の規定を準用する ( 登録記念物 ) 第百三十三条前条の規定により登録された記念物 ( 以下 登録記念物 という ) については 第五十九条第一項から第五項まで 第六十四条 第六十八条 第百十一条第二項及び第三項並びに第百十三条から第百二十条までの規定を準用する この場合において 第五十九条第一項中 第二十七条第一項の規定により重要文化財に指定したとき とあるのは 第百九条第一項の規定により史跡名勝天然記念物に指定したとき ( 第百十条第一項に規定する仮指定を都道府県の教育委員会 ( 当該記念物が指定都市の区域内に存する場合にあつては 当該指定都市の教育委員会 ) が行つたときを含む ) と 同条第四項中 所有者に通知する とあるのは 所有者及び権原に基づく占有者に通知する ただし 通知すべき相手方が著しく多数で個別に通知し難い事情がある場合には 文部科学大臣は 当該通知に代えて その通知すべき事項を当該登録記念物の所在地の市町村の事務所又はこれに準ずる施設の掲示場に掲示することができる この場合においては その掲示を始めた日から二週間を経過した時に当該通知が相手方に到達したものとみなす と 同条第五項中 抹消には 前条第二項の規定を準用する とあるのは 抹消は 前項の規定による官報の告示があつた日からその効力を生ずる ただし 当該登録記念物の所有者又は権原に基づく占有者に対しては 前項の規定による通知が到達した時又は同項の規定によりその通知が到達したものとみなされる時からその効力を生ずる と 第百十三条第一項中 不適当であると明らかに認められる場合には とあるのは 不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて と 第百十八条及び第百二十条中 第三十条 第三十一条第一項 とあるのは 第三十一条第一項 と 準用する とあるのは 準用する この場合において 第三十一条第一項中 並びにこれに基いて発する文部科学省令及び文化庁長官の指示に従い とあるのは 及びこれに基づく文部科学省令に従い と読み替えるものとする と 第百十八条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 管理団体が指定され 又はその指定が解除された場合には 第五十六条第三項 とあるのは 第四十七条第四項 と 第百二十条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項 とあるのは 第四十七条第四項 と読み替えるものとする ( 重要文化財等についての国に関する特例 ) 第百七十二条文化庁長官は 国の所有に属する重要文化財 重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物の保存のため特に必要があると認めるときは 適当な地方公共団体その他の法人を指定して当該文化財の保存のため必要な管理 ( 当該文化財の保存のため必要な施設 設備その他の物件で国の所有又は管理に属するものの管理を含む ) を行わせることができる 2 前項の規定による指定をするには 文化庁長官は あらかじめ 文部科学大臣を通じ当該文化財を管理する各省各庁の長の同意を求めるとともに 指定しようとする地方公共団体その他の法人の同意を得なければならない - 9 -

3 第一項の規定による指定には 第三十二条の二第三項及び第四項の規定を準用する 4 第一項の規定による管理によつて生ずる収益は 当該地方公共団体その他の法人の収入とする 5 地方公共団体その他の法人が第一項の規定による管理を行う場合には 重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条の四第一項 第三十三条 第三十四条 第三十五条 第三十六条 第四十七条の二第三項及び第五十四条の規定を 史跡名勝天然記念物に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十三条 第三十五条 第百十五条第一項及び第二項 第百十六条第一項及び第三項 第百二十一条並びに第百三十条の規定を準用する ( 登録有形文化財の滅失 き損等 ) 第六十一条登録有形文化財の全部又は一部が滅失し 若しくはき損し 又はこれを亡失し 若しくは盗み取られたときは 所有者 ( 管理責任者又は管理団体がある場合は その者 ) は 文部科学省令で定める事項を記載した書面をもつて その事実を知つた日から十日以内に文化庁長官に届け出なければならない ( 登録有形民俗文化財 ) 第九十条文部科学大臣は 重要有形民俗文化財以外の有形の民俗文化財 ( 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つているものを除く ) のうち その文化財としての価値にかんがみ保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる 2 前項の規定による登録には 第五十七条第二項及び第三項の規定を準用する 3 前二項の規定により登録された有形の民俗文化財 ( 以下 登録有形民俗文化財 という ) については 第三章第二節 ( 第五十七条の規定を除く ) の規定を準用する この場合において 第六十四条第一項及び第六十五条第一項中 三十日前 とあるのは 二十日前 と 第六十四条第一項ただし書中 維持の措置若しくは非常災害のために必要な応急措置又は他の法令の規定による現状の変更を内容とする命令に基づく措置を執る場合 とあるのは 文部科学省令で定める場合 と読み替えるものとする ( 保持者の氏名変更等 ) 第七十三条保持者が氏名若しくは住所を変更し 又は死亡したとき その他文部科学省令の定める事由があるときは 保持者又はその相続人は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて その事由の生じた日 ( 保持者の死亡に係る場合は 相続人がその事実を知つた日 ) から二十日以内に文化庁長官に届け出なければならない 保持団体が名称 事務所の所在地若しくは代表者を変更し 構成員に異動を生じ 又は解散したときも 代表者 ( 保持団体が解散した場合にあつては 代表者であつた者 ) について 同様とする ( 保持者の氏名変更等 ) 第百四十九条保持者及び保存団体には 第七十三条の規定を準用する この場合において 同条後段中 代表者 とあるのは 代表者又は管理人 と読み替えるものとする - 10 -

( 管理団体による管理及び復旧 ) 第百十五条第百十三条第一項の規定による指定を受けた地方公共団体その他の法人 ( 以下この章及び第十二章において 管理団体 という ) は 文部科学省令の定める基準により 史跡名勝天然記念物の管理に必要な標識 説明板 境界標 囲いその他の施設を設置しなければならない 2 史跡名勝天然記念物の指定地域内の土地について その土地の所在 地番 地目又は地積に異動があつたときは 管理団体は 文部科学省令の定めるところにより 文化庁長官にその旨を届け出なければならない 3 管理団体が復旧を行う場合は 管理団体は あらかじめ その復旧の方法及び時期について当該史跡名勝天然記念物の所有者 ( 所有者が判明しない場合を除く ) 及び権原に基づく占有者の意見を聞かなければならない 4 史跡名勝天然記念物の所有者又は占有者は 正当な理由がなくて 管理団体が行う管理若しくは復旧又はその管理若しくは復旧のため必要な措置を拒み 妨げ 又は忌避してはならない 史跡名勝天然記念物標識等設置基準規則 ( 昭和二十九年文化財保護委員会規則第七号 ) 第七条法第百十五条第二項 ( 法第百二十条及び第百七十二条第五項で準用する場合を含む ) の規定による土地の所在等の異動の届出は 前条第一項第一号から第六号までに掲げる事項並びに異動前の土地の所在 地番 地目又は地積及び異動後の土地の所在 地番 地目又は地積その他参考となるべき事項を記載した書面をもつて 異動のあつたのち三十日以内に行わなければならない ( 所有者による管理及び復旧 ) 第百二十条所有者が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条 第三十三条並びに第百十五条第一項及び第二項 ( 同条第二項については 管理責任者がある場合を除く ) の規定を 所有者が行う管理及び復旧には 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項の規定を 管理責任者が行う管理には 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条第三項 第三十三条 第四十七条第四項及び第百十五条第二項の規定を準用する ( 登録記念物 ) 第百三十三条前条の規定により登録された記念物 ( 以下 登録記念物 という ) については 第五十九条第一項から第五項まで 第六十四条 第六十八条 第百十一条第二項及び第三項並びに第百十三条から第百二十条までの規定を準用する この場合において 第五十九条第一項中 第二十七条第一項の規定により重要文化財に指定したとき とあるのは 第百九条第一項の規定により史跡名勝天然記念物に指定したとき ( 第百十条第一項に規定する仮指定を都道府県の教育委員会 ( 当該記念物が指定都市の区域内に存する場合にあつては 当該 - 11 -

指定都市の教育委員会 ) が行つたときを含む ) と 同条第四項中 所有者に通知する とあるのは 所有者及び権原に基づく占有者に通知する ただし 通知すべき相手方が著しく多数で個別に通知し難い事情がある場合には 文部科学大臣は 当該通知に代えて その通知すべき事項を当該登録記念物の所在地の市町村の事務所又はこれに準ずる施設の掲示場に掲示することができる この場合においては その掲示を始めた日から二週間を経過した時に当該通知が相手方に到達したものとみなす と 同条第五項中 抹消には 前条第二項の規定を準用する とあるのは 抹消は 前項の規定による官報の告示があつた日からその効力を生ずる ただし 当該登録記念物の所有者又は権原に基づく占有者に対しては 前項の規定による通知が到達した時又は同項の規定によりその通知が到達したものとみなされる時からその効力を生ずる と 第百十三条第一項中 不適当であると明らかに認められる場合には とあるのは 不適当であることが明らかである旨の関係地方公共団体の申出があつた場合には 関係地方公共団体の意見を聴いて と 第百十八条及び第百二十条中 第三十条 第三十一条第一項 とあるのは 第三十一条第一項 と 準用する とあるのは 準用する この場合において 第三十一条第一項中 並びにこれに基いて発する文部科学省令及び文化庁長官の指示に従い とあるのは 及びこれに基づく文部科学省令に従い と読み替えるものとする と 第百十八条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 管理団体が指定され 又はその指定が解除された場合には 第五十六条第三項 とあるのは 第四十七条第四項 と 第百二十条中 第三十五条及び第四十七条の規定を 所有者が変更した場合の権利義務の承継には 第五十六条第一項 とあるのは 第四十七条第四項 と読み替えるものとする ( 重要文化財等についての国に関する特例 ) 第百七十二条文化庁長官は 国の所有に属する重要文化財 重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物の保存のため特に必要があると認めるときは 適当な地方公共団体その他の法人を指定して当該文化財の保存のため必要な管理 ( 当該文化財の保存のため必要な施設 設備その他の物件で国の所有又は管理に属するものの管理を含む ) を行わせることができる 2 前項の規定による指定をするには 文化庁長官は あらかじめ 文部科学大臣を通じ当該文化財を管理する各省各庁の長の同意を求めるとともに 指定しようとする地方公共団体その他の法人の同意を得なければならない 3 第一項の規定による指定には 第三十二条の二第三項及び第四項の規定を準用する 4 第一項の規定による管理によつて生ずる収益は 当該地方公共団体その他の法人の収入とする 5 地方公共団体その他の法人が第一項の規定による管理を行う場合には 重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条の四第一項 第三十三条 第三十四条 第三十五条 第三十六条 第四十七条の二第三項及び第五十四条の規定を 史跡名勝天然記念物に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十三条 第三十五条 第百十五条第一項及び第二項 第百十六条第一項及び第三項 第百二十一条並びに第百三十条の規定を準用する ( 滅失又はき損 ) - 12 -

第百三十六条重要文化的景観の全部又は一部が滅失し 又はき損したときは 所有者又は権原に基づく占有者 ( 以下この章において 所有者等 という ) は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて その事実を知つた日から十日以内に文化庁長官に届け出なければならない ただし 重要文化的景観の保存に著しい支障を及ぼすおそれがない場合として文部科学省令で定める場合は この限りでない 3の三について ( 所在の変更 ) 第三十四条重要文化財の所在の場所を変更しようとするときは 重要文化財の所有者 ( 管理責任者又は管理団体がある場合は その者 ) は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 且つ 指定書を添えて 所在の場所を変更しようとする日の二十日前までに文化庁長官に届け出なければならない 但し 文部科学省令の定める場合には 届出を要せず 若しくは届出の際指定書の添附を要せず 又は文部科学省令の定めるところにより所在の場所を変更した後届け出ることをもつて足りる ( 重要有形民俗文化財の管理 ) 第八十条重要有形民俗文化財の管理には 第三十条から第三十四条までの規定を準用する ( 重要文化財等についての国に関する特例 ) 第百七十二条文化庁長官は 国の所有に属する重要文化財 重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物の保存のため特に必要があると認めるときは 適当な地方公共団体その他の法人を指定して当該文化財の保存のため必要な管理 ( 当該文化財の保存のため必要な施設 設備その他の物件で国の所有又は管理に属するものの管理を含む ) を行わせることができる 2 前項の規定による指定をするには 文化庁長官は あらかじめ 文部科学大臣を通じ当該文化財を管理する各省各庁の長の同意を求めるとともに 指定しようとする地方公共団体その他の法人の同意を得なければならない 3 第一項の規定による指定には 第三十二条の二第三項及び第四項の規定を準用する 4 第一項の規定による管理によつて生ずる収益は 当該地方公共団体その他の法人の収入とする 5 地方公共団体その他の法人が第一項の規定による管理を行う場合には 重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十二条の四第一項 第三十三条 第三十四条 第三十五条 第三十六条 第四十七条の二第三項及び第五十四条の規定を 史跡名勝天然記念物に係るときは 第三十条 第三十一条第一項 第三十三条 第三十五条 第百十五条第一項及び第二項 第百十六条第一項及び第三項 第百二十一条並びに第百三十条の規定を準用する - 13 -

国宝 重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に関する届出書等に関する規則 ( 昭和二十六年文化財保護委員会規則第一号 ) ( 所在の場所変更の届出を要しない場合等 ) 第八条法第三十四条ただし書の規定により国宝又は重要文化財の所在の場所の変更について届出を要しない場合は 次の各号のいずれかに該当する場合とする 一法第三十五条第一項 ( 法第百七十二条第五項及び法第百七十四条第三項で準用する場合を含む ) の規定による補助金の交付を受けて行う管理又は修理のために所在の場所を変更しようとするとき 二法第三十六条第一項 ( 法第百七十二条第五項で準用する場合を含む ) の規定による命令又は勧告を受けて行う措置のために所在の場所を変更しようとするとき 三法第三十七条第一項又は第二項の規定による命令又は勧告を受けて行う修理のために所在の場所を変更しようとするとき 四法第四十三条第一項の規定による許可を受けて行う現状変更又は保存に影響を及ぼす行為 ( 以下 現状変更等 という ) のために所在の場所を変更しようとするとき 五法第四十三条の二第一項の規定による届出をして行う修理のために所在の場所を変更しようとするとき 六法第四十四条ただし書の規定による許可を受けて行う輸出のために所在の場所を変更しようとするとき 七法第四十八条第一項 第二項 第三項若しくは第五項又は法第五十一条第一項 第二項若しくは第七項の規定による勧告 命令 出品の期間の更新又は承認を受けて行う出品又は公開のために所在の場所を変更しようとするとき 八法第五十三条の規定による許可を受け 又は届出を行つた展覧会その他の催しに出品するために所在の場所を変更しようとするとき 九前二号のほか 文化庁長官の指定する博物館その他の施設に出品するために所在の場所を変更しようとするとき 十法第三十四条の規定による届出を行つて所在の場所を変更したのち 当該届出の書面に記載した前条第一項第十号の時期 ( 同条第二項の規定により変更の届出を行つたときは その時期 ) において 復することを明らかにした場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき及び前各号に掲げる所在の場所の変更を行つたのち 変更前の所在の場所又は指定書記載の所在の場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき 十一前各号に掲げる場合以外の場合であつて 所在の場所の変更が三十日を超えないとき ただし 公衆の観覧に供するため所在の場所を変更しようとする場合を除く 2 法第三十四条但書の規定により国宝又は重要文化財の所在の場所の変更について届出の際指定書の添附を要しない場合は 所在の場所を変更したのち一年以内に現在の所在の場所又は指定書記載の所在の場所に復することが明らかな場合とする 3 法第三十四条但書の規定により国宝又は重要文化財の所在の場所の変更について所在の場所を変更したのち届け出ることをもつて足りる場合は 火災 震災等の災害に際し所在の場所を変更する場合その他所在の場所を変更するについて緊急やむを得ない事由がある場合とする 4 前項の届出は 前条第一項第一号から第七号までに掲げる事項並びに所在の場所を変 - 14 -

更した年月日及びその事由その他参考となるべき事項を記載した書面をもつて 所在の場所を 変更した後二十日以内に行わなければならない ( 重要有形民俗文化財の管理に関する届出書の記載事項等 ) 第九条重要有形民俗文化財の管理に関する届出の書面については 法第八十条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十一条第三項 第三十二条 第三十三条及び第三十四条の場合において 法第三十一条第三項前段の場合に係るときは第一条の規定を 法第三十一条第三項後段の場合に係るときは第二条の規定を 法第三十二条第一項の場合に係るときは第三条の規定を 法第三十二条第二項の場合に係るときは第四条の規定を 法第三十二条第三項の場合に係るときは第五条の規定を 法第三十三条の場合に係るときは第六条の規定を 法第三十四条の場合に係るときは第七条の規定を準用する 2 法第八十条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十四条ただし書の規定により重要有形民俗文化財の所在の場所の変更について届出を要しない場合は 次の各号のいずれかに該当する場合とする 一法第八十三条 第百七十二条第五項又は第百七十四条第三項で準用する法第三十五条第一項の規定による補助金の交付を受けて行う管理又は修理のために所在の場所を変更しようとするとき 二法第八十三条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十六条第一項の規定による命令又は勧告を受けて行う措置のために所在の場所を変更しようとするとき 三法第八十三条で準用する法第三十七条第二項の規定による勧告を受けて行う修理のために所在の場所を変更しようとするとき 四法第八十五条で準用する法第四十八条第一項 第二項 第三項若しくは第五項又は第五十一条第一項 第二項若しくは第七項の規定による勧告 命令 出品の期間の更新又は承認を受けて行う出品又は公開のために所在の場所を変更しようとするとき 五法第八十一条第一項の規定による届出をして行う現状変更等のために所在の場所を変更しようとするとき 六法第八十二条の規定による許可を受けて行う輸出のために所在の場所を変更しようとするとき 七法第八十四条第一項の規定による届出を行つた展覧会その他の催しに出品するために所在の場所を変更しようとするとき 八第四号及び前号のほか 文化庁長官の指定する博物館その他の施設に出品するために所在の場所を変更しようとするとき 九法第八十条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十四条の規定による届出を行つて所在の場所を変更したのち 当該届出の書面に記載した前項で準用する第七条第一項第十号の時期 ( 同条第二項の規定により変更の届出を行つたときは その時期 ) において 復することを明らかにした場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき及び前各号に掲げる所在の場所の変更を行つたのち 変更前の所在の場所又は指定書記載の所在の場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき 十前各号に掲げる場合以外の場合であつて 所在の場所の変更が三十日を超えないとき ただし 公衆の観覧に供するため所在の場所を変更しようとする場合を除く - 15 -

3 法第八十条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十四条ただし書の規定により重要有形民俗文化財の所在の場所の変更について届出の際指定書の添付を要しない場合は 前条第二項の場合とする 4 法第八十条又は第百七十二条第五項で準用する法第三十四条ただし書の規定により重要有形民俗文化財の所在の場所の変更について所在の場所を変更した後届け出ることをもつて足りる場合は 前条第三項の場合とする この場合には 前条第四項の規定を準用する 3の四について ( 登録有形文化財の所在の変更 ) 第六十二条登録有形文化財の所在の場所を変更しようとするときは 登録有形文化財の所有者 ( 管理責任者又は管理団体がある場合は その者 ) は 文部科学省令の定める事項を記載した書面をもつて 所在の場所を変更しようとする日の二十日前までに 登録証を添えて 文化庁長官に届け出なければならない ただし 文部科学省令で定める場合には 届出を要せず 若しくは届出の際登録証の添付を要せず 又は文部科学省令で定めるところにより所在の場所を変更した後届け出ることをもつて足りる ( 登録有形民俗文化財 ) 第九十条文部科学大臣は 重要有形民俗文化財以外の有形の民俗文化財 ( 第百八十二条第二項に規定する指定を地方公共団体が行つているものを除く ) のうち その文化財としての価値にかんがみ保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる 2 前項の規定による登録には 第五十七条第二項及び第三項の規定を準用する 3 前二項の規定により登録された有形の民俗文化財 ( 以下 登録有形民俗文化財 という ) については 第三章第二節 ( 第五十七条の規定を除く ) の規定を準用する この場合において 第六十四条第一項及び第六十五条第一項中 三十日前 とあるのは 二十日前 と 第六十四条第一項ただし書中 維持の措置若しくは非常災害のために必要な応急措置又は他の法令の規定による現状の変更を内容とする命令に基づく措置を執る場合 とあるのは 文部科学省令で定める場合 と読み替えるものとする 登録有形文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則 ( 平成八年文部省令第二十九 号 ) ( 所在の場所変更の届出を要しない場合等 ) 第十二条法第六十二条ただし書の規定により登録有形文化財の所在の場所の変更について届出を要しない場合は 次の各号のいずれかに該当する場合とする 一法第六十四条第一項の規定による届出をして行う現状変更のために所在の場所を変更しようとするとき 二法第六十五条第一項の規定による届出をして行う輸出のために所在の場所を変更しようとするとき - 16 -

三法第六十二条の規定による届出をして所在の場所を変更した後 当該届出の書面に記載した前条第一項第十号の時期 ( 同条第二項の規定により変更の届出をしたときは その時期 ) において 復することを明らかにした場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき及び前二号に掲げる所在の場所の変更をした後 変更前の所在の場所又は登録証記載の所在の場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき 四公衆の観覧に供するために所在の場所を変更しようとするとき 五前各号に掲げる場合以外の場合であって 所在の場所の変更の期間が六十日を超えないとき 2 法第六十二条ただし書の規定により登録有形文化財の所在の場所の変更について届出の際登録証の添付を要しない場合は 所在の場所を変更した後一年以内に現在の所在の場所又は登録証記載の所在の場所に復することが明らかな場合とする 3 法第六十二条ただし書の規定により登録有形文化財の所在の場所の変更について所在の場所を変更した後届け出ることをもって足りる場合は 火災 震災等の災害に際し所在の場所を変更する場合その他所在の場所を変更するについて緊急やむを得ない事由がある場合とする 4 前項の届出は 前条第一項第一号から第七号までに掲げる事項並びに所在の場所を変更した年月日及びその事由その他参考となるべき事項を記載した書面をもって 所在の場所を変更した後二十日以内に行わなければならない 登録有形民俗文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則 ( 平成十七年文部科学省令 第八号 ) ( 所在の場所変更の届出を要しない場合等 ) 第十二条法第九十条第三項において準用する法第六十二条ただし書の規定により登録有形民俗文化財の所在の場所の変更について届出を要しない場合は 次の各号のいずれかに該当する場合とする 一法第九十条第三項において準用する法第六十四条第一項の規定による届出をして行う現状変更のために所在の場所を変更しようとするとき 二法第九十条第三項において準用する法第六十五条第一項の規定による届出をして行う輸出のために所在の場所を変更しようとするとき 三法第九十条第三項において準用する法第六十二条の規定による届出をして所在の場所を変更した後 当該届出の書面に記載した前条第一項第十号の時期 ( 同条第二項の規定により変更の届出をしたときは その時期 ) において 復することを明らかにした場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき及び前二号に掲げる所在の場所の変更をした後 変更前の所在の場所又は登録証記載の所在の場所に復するために所在の場所を変更しようとするとき 四公衆の観覧に供するために所在の場所を変更しようとするとき 五前各号に掲げる場合以外の場合であって 所在の場所の変更の期間が六十日を超えないとき 2 法第九十条第三項において準用する法第六十二条ただし書の規定により登録有形民俗 - 17 -

文化財の所在の場所の変更について届出の際登録証の添付を要しない場合は 所在の場所を変更した後一年以内に現在の所在の場所又は登録証記載の所在の場所に復することが明らかな場合とする 3 法第九十条第三項において準用する法第六十二条ただし書の規定により登録有形民俗文化財の所在の場所の変更について所在の場所を変更した後届け出ることをもって足りる場合は 火災 震災等の災害に際し所在の場所を変更する場合その他所在の場所を変更するについて緊急やむを得ない事由がある場合とする 4 前項の届出は 前条第一項第一号から第七号までに掲げる事項並びに所在の場所を変更した年月日及びその事由その他参考となるべき事項を記載した書面をもって 所在の場所を変更した後二十日以内に行わなければならない - 18 -

銃砲刀剣類所持等取締法 ( 昭和三十三年法律第六号 ) ( 登録を受けた銃砲又は刀剣類の譲受け 相続 貸付け又は保管の委託の届出等 ) 第十七条登録を受けた銃砲又は刀剣類を譲り受け 若しくは相続により取得し 又はこれらの貸付け若しくは保管の委託をした者は 文部科学省令で定める手続により 二十日以内にその旨を当該登録の事務を行つた都道府県の教育委員会に届け出なければならない 貸付け又は保管の委託をした当該銃砲又は刀剣類の返還を受けた場合においても また同様とする 2 登録を受けた銃砲又は刀剣類を試験 研究 研ま若しくは修理のため 又は公衆の観覧に供するため貸し付け 又は保管の委託をした場合においては 前項の規定にかかわらず 届出を要しない 3 都道府県の教育委員会は 第一項の届出を受理した場合においては 速やかにその旨を当該届出に係る銃砲又は刀剣類の所有者の住所地を管轄する都道府県公安委員会に通知しなければならない - 19 -