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後などに慢性の下痢をおこしているケースでは ランブル鞭毛虫や赤痢アメーバなどの原虫が原因になっていることが多いようです 二番目に海外渡航者にリスクのある感染症は 蚊が媒介するデング熱やマラリアなどの疾患で この種の感染症は滞在する地域によりリスクが異なります たとえば デング熱は東南アジアや中南米で

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審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

生ワクチン 不活化ワクチン ジフテリア 百日咳 破傷風 不活化ポリオ混合ワクチン の接種から20~24 週あけて3 回目を接種 別の種類のワクチンを接種する場合は 中 27 日 ( いわゆる4 週間 ) 以上あけて受けます 別の種類のワクチンを接種する場合は 中 6 日 ( いわゆる1 週間 ) 以

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

0 歳 0カ月 乳幼児の予防接種スケジュール ( 例 : その 1) 同時接種を希望するが 1 回に受ける数は 2 種類以下を希望する場合 ( 受診回数 : インフルエンザを除いて 18 回 ) 1 歳 カ月 日本小児科学会推奨案 ジフテリア 百日咳 破傷風混合ワクチン生ワクチン別の種類のワクチンを

生ワクチン乳幼児の予防接種スケジュール ( 例 : その 1) 同時接種を希望するが 1 回に受ける数は 2 種類以下を希望する場合 ( 受診回数 : インフルエンザを除いて 18 回回または 19 回 ) 0 歳 0カ月 カ月 カ月 1 歳 カ月 13 カ月 1 15 カ月 16 カ月 17 カ月

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

2. 定期接種ンの 接種方法等について ( 表 2) ンの 種類 1 歳未満 生 BCG MR 麻疹風疹 接種回数接種方法接種回数 1 回上腕外側のほぼ中央部に菅針を用いて2か所に圧刺 ( 経皮接種 ) 1 期は1 歳以上 2 歳未満 2 期は5 歳以上 7 歳未満で小学校入学前の 1 年間 ( 年

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

スライド 1

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール


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第5回東京都廃棄物審議会

西食堂

フィジカルコンディショニング

PowerPoint プレゼンテーション

支援リスト3/30.xls

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馬ロタウイルス感染症 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1622 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した馬ロタウイルス (A 群 G3 型 ) を同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を不活化し アジュバント

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

スライド 1

日本脳炎不活化ワクチン ( シード ) 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1622 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した日本脳炎ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を不活化したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称日本脳炎ウイル


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テクノ東京21-2005年2月号

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TIC NEWS No86/No86(CID)


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VOL a s d f g h

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vol.57.pdf

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合体

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Vol. 31, No. 1,

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Transcription:

Q ①国家備蓄に関し およそこの10年 緊急にワク No.1450 コレラワクチンの販売中止について 2009年10月 チンを接種したケースがない ②現在のコレラの治療方針について 基本的には 経口または点滴で水分と電解質を補い 並行し て抗生物質による抗菌治療を実施するとされて コレラワクチンは コレラ菌による急性感染性 おり 以上の併用治療により 大体死亡率は 腸炎であるコレラの予防に用いるもので 我が国 0.001 以下であるとされており 医療環境の においては不活化ワクチンが市販および外来性感 整った国で本ワクチンの必要性は極めて低く 染症対策用として国家備蓄されている 戦後間も なっている ない時期における衛生状況下では非常に重要なワ ③WHOにおいても1973年から旅行者に対してコレ クチンであったが 現在はほとんどの企業が製造 ラワクチンの予防接種は要求をしないことと方 を中止しており 唯一 製造販売されていたコレ 針が変更され 2005年 インターナショナル ラワクチン 北研 北里 第一三共 についても ヘルス レギュレーション IHR からコレラ 2009年9月末で中止となっている 1 2 3 9 コ レ ラ の 予 防 接 種 は 有 効 率 が30 50 と 低 ワクチンは外され また 現行タイプのワクチ ン接種は推奨していない く 有効期間も6ヵ月以下と短いことから 最近 ④製造工程において力価試験を実施する際使用す では効果等の問題で使用されない傾向にある ま るムチンの在庫がまもなく無くなるとともに た 一般の海外渡航者でのコレラの罹患率が非常 現在 力価試験に適当なムチンを追加的に入手 に低いことや 仮に罹患しても十分な治療が施さ できず 国立感染症研究所の関係者とも協議し れることにより死亡率が0.001 以下であること たが この解決策がない状況 渡航先で生水や氷 生鮮食品を摂らない等 飲食 物に対する注意で予防が可能である等の理由か ら 高度流行状態にある地域へ滞在する等特殊条 件下以外の海外渡航では接種はすすめられていな コレラワクチンについて9 商品名 会社名 コレラワクチン 北研 北里 第一三共 い また コレラは予防接種を実施しても持ち込 まれることが阻止できないことから WHO 世界 有効成分 分量 保健機関 は渡航者に1973年から予防接種を要求 していない 1 2 3 4 5 6 本剤は コレラの予防に使用する 用法及び用量 通 常 第1回 0.5mL 第2回 1.0mL を 5 7日の間 隔で皮 下に注 射 する た だし 7歳から 13 歳未満の者には第1 回 0.35mL 第2回 0.7mL を 4歳から 7歳未満の者には第1回 0.25mL 第2 回 0.5mL を 4歳未満の者には第1回 0.1mL 第2回 0.25mL を注射する 証明書を要求することがある 入国手続き 認のこと 6 コレラワクチンの供給中止について 3 厚生労働省 第4回ワクチン産業ビジョン推進委 員会配付資料 ワクチン産業ビジョン推進委員会 ワーキンググループ検討とりまとめ より一部抜粋 Vol.33 NO.11 (2009) 28 (756) 1mL 中 不活化コレラ菌 小川型 S 型株 40 億個 不活化コレラ菌 稲葉型 S 型株 40 億個 効能又は効果 1 アジア 中近東 アフリカ等ではまだ接種 を円滑にするためには検疫所等で事前に確 2009年9月現在 包装 10 m L 1本 詳細については製品添付文書等で確認のこと

Q No.1451 Vol.33 NO.11 (2009) 29 (757)

Q No.1452 Vol.33 NO.11 (2009) 30 (758)

Vol.33 NO.11 (2009) 31 (759)

Vol.33 NO.11 (2009) 32 (760)

Q No.1453 Vol.33 NO.11 (2009) 33 (761)