7 西木倉 植桜の記 碑 1 建立の背景 明治天皇は明治 41 年 (1908 年 )10 月 13 日に戊申詔書が発布された (= 戊申の年に発せられた詔書 日露戦争後において, 国民が国民道徳を強化し, 上下一致, 勤倹力行して国富増強にあたることが強調された ) これを受けて 詔書の精神を広め実践するための全国的に地方改良運動が展開され各地に 戊辰青年団 などが設立された 西木倉青年同志会 もその一つで 大正天皇ご即位の大典 ( 大正 4 年 11 月 10 日 ) の記念事業として小場江用水路堤上及び西木倉台から中河内に続く新道西側の路上に桜木数百本を植樹し碑を建てその意を後世に伝えようとしたのである この碑は昭和 40 年初め国道 118 号の拡幅工事により現在地に移された 2 碑文原文は漢文で水戸学者の栗田勤記す ( 要約 ) 桜は日本特有の名木にして 開花すれば爛漫 清艶 香りは四方に満ち溢れ 日本魂の証である ああ これより以降 この木の繁茂し 日本の永遠を祝すことは 国民の赤誠を表す事でもある 村民こぞって戊申詔書の精神を遵奉して美風を養えば 単にこの地のみならず 国家の発展も期すことができよう そうすれば この事業も日本魂の発露となり この桜と同様に永くその美を伝えて行く事であろう 3 地図 ( 水戸方面に向かい右側小場江堤の上です クルマ 2 台程度の駐車スペースがあります )
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