VDI( 仮想化デスクトップ ) 利用について 要約 VDI 利用開始までの手順 利用条件 VDI 環境接続までの準備と接続方法 総合情報センター情報システム課
版数 内容 発行日 1.0 版 VDI 利用申請 Citrix Receiver 導入 VDI 接 2016 年 6 月 1 日 続手順 1.1 版 申請期間 保守日変更 2017 年 4 月 1 日
目次 1. はじめに... 3 1.1 VDI 利用の手順について... 3 1.2 VDI 利用条件... 4 1.3 VDI 利用時間... 4 1.4 VDI 利用の留意点... 4 2.VDI 利用申請システム... 5 2.1 利用申請... 5 2.2 利用終了申請... 10 2.3 申請履歴... 11 3.Citrix Receiver のインストール... 12 3.1 Citrix Receiver ダウンロード... 12 3.2 Windows 環境... 12 3.3 Mac 環境... 14 3.4 ios 環境... 18 3.5 Android 環境... 18 4.VDI 環境の接続手順... 19 コラム1 Citrix Receiver 未インストール時... 22 コラム2 図書館等設置の専用端末利用時... 23 5.Citrix Receiver の Desktop Viewer 操作... 24 6.VDI 環境の終了手順... 24 Appendix VDI 利用規約
1. はじめに個人所有の端末 ( パソコン タブレット スマートフォン等 ) から 東海大学総合情報センターが提供する仮想化デスクトップ (VDI) 環境へ接続するサービスを提供しています VDI 環境は 総合情報センターに設置されたサーバー装置上に Windows PC の仮想マシンを構築しています VDI 環境へ接続することにより 湘南キャンパスのコンピューター室 Windows PC と同等のデスクトップ環境が 個人所有の端末から利用可能となります 以下に VDI 利用の手順 ならびに利用条件や留意点について説明します 1.1 VDI 利用の手順について 1VDI 利用申請 総合情報センターホームページの 各種申請 より VDI( 仮想化デスクトップ ) 利用申請 を選択して VDI 利用申請システム へログインして利用申請します URL: https://cac.cc.u-tokai.ac.jp/ 2Windows VDA ライセンス貸与 VDI 利用承認の電子メール通知が送信されます 通知をもってライセンス貸与とします 3 Citrix Receiver が未導入の場合 個人所有端末へ Citrix Receiver インストール 以下の Citrix 社ダウンロードページから 利用する端末環境の Citrix Receiver をダウンロードし インストールを実行します URL: https://www.citrix.co.jp/go/receiver.html(2016 年 6 月現在 ) 4 学外のネットワークから利用する場合 SSL-VPN 設定と接続 端末に SSL-VPN の設定を行い 学内ネットワークへ接続します SSL-VPN については 総合情報センターホームページのサポート情報を参照してください URL: http://www.cc.u-tokai.ac.jp/faq/sslvpn.html 5VDI 利用者認証ホームページ (StoreFront ページ ) 接続 以下の StoreFront ページに接続し VDI 環境へログインします URL: https://cxdsf.cc.u-tokai.ac.jp/ 仮想マシンへの接続を行い Windows デスクトップ画面が表示されます 6VDI 環境利用 通常の Windows デスクトップ操作や Citrix Receiver の操作ができます 7VDI 環境の利用終了 Windows のサインアウト操作を行います Citrix Receiver の中断操作やネットワーク切断では VDI 環境利用の終了となりません 再度 VDI 環境への接続は 5StoreFront ページ接続から行います 8Windows VDA ライセンス返却 申請期間の満期をもって Windows VDA ライセンスは自動的に返却となります 利用終了期間前に VDI 利用を終了する場合 VDI 利用申請システム の利用終了申請をします 3
1.2 VDI 利用条件対象者湘南キャンパスに在籍する学生と教職員申請で可能な利用期間申請日の翌日から最大 30 日間申請が可能な時間平日の午前 9:00~ 午後 4:00 申請の承認は 申請日の午後 4:00 以降に行います 期間外の申請は 原則利用が許可されません最大同時接続台数 80 台利用者の同時接続可能台数 1 台 ( 総合情報センターより Windows VDA ライセンスを1 個貸与 ) 接続可能な端末 Web ブラウザと Citrix Receiver が動作する端末 ( 学外からの利用時は SSL-VPN が利用可能なこと ) 利用可能なソフトウェア湘南キャンパスのコンピューター室に導入している共通ソフトウェアとフリーソフトウェア (OS:Windows8.1) 詳細は総合情報センターホームページの 利用の手引き P.94 を参照してくださいファイル保存可能場所個人用フォルダー (Z ドライブ ) 印刷環境湘南キャンパスに設置のオンデマンドプリンター 1.3 VDI 利用時間 利用時間午前 6:00 ~ 翌日の午前 3:00 保守日各学期前の 2 日間 (3 月 30,31 日と 9 月中旬 ) 別途 緊急のメンテナンス作業が発生した場合 保守日は決まり次第 総合情報センターのホームページ等でお知らせします 1.4 VDI 利用の留意点 VDI 利用が終了した場合 必ず Windows からの サインアウト 操作を行ってください VDI 環境との接続中断やネットワーク通信切断では Windows からの サインアウト 操作は行われません この状況が発生した場合 再度接続操作を行うことで 中断した状態より継続利用が可能です 但し 午前 3:00 から午前 6:00 の間で環境の初期化作業を実施するため この期間をまたぐ利用では 利用状態や作成中のデーター ( 個人用フォルダーに保存済のものを除く ) については保証されません VDI 環境では 個人所有端末にあるファイルの直接読み出しや 作成したデーター ファイルを個人所有端末のハードディスクや USB メモリ へ直接保存することはできません 個人用フォルダー (Z ドライブ Proself 利用 ) 経由で VDI 環境と個人所有端末間のデーター流通は可能です VDI 環境での印刷は 個人所有端末の接続プリンターへの出力は行えません 障害発生や不正利用が確認された場合 一時的に利用停止を行う場合があります 4
2. VDI 利用申請システム 2.1 利用申請総合情報センターホームページの 各種申請 にログインし VDI( 仮想化デスクトップ ) 利用申請 を選択し 手続き方法の Web をクリックして VDI 利用申請システムへアクセスします 1 ユーザ名 に学生証番号 教職員番号 2 パスワード にキャンパスライフエンジンや教職員ポータルのパスワードを入力し 3 ログイン ボタンをクリックします 申請開始 ボタンをクリックします 5
利用規約を確認し 同意 ボタンをクリックします 申請情報の初期値として お名前 お名前 ( ローマ字 ) には学生証番号 教職員番号 メールアドレスには Web メール (T365) のメールアドレスが設定されています 1 お名前 には全角文字で姓名を 2 お名前( ローマ字 ) には半角英字でローマ字氏名を入力します 3 所属 は 全角文字で 所属の学部 学科 研究科 専攻等を入力します 4 メールアドレス は VDI 利用申請システムから通知を受けるメールアドレスを入力します 6
1 利用目的 は具体的な利用目的を入力します 2 開始希望日 3 終了希望日 欄をクリックするとカレンダーが表示されます 希望日 は申請日の翌日から一週間以内の日付を入力します 4 申請 ボタンをクリックします 申請を完了すると以下のようなメッセージが表示されます 戻る ボタンをクリックします 7
登録状況画面のステータスが 申請中 となります また 申請時に登録したメールアドレスへ 以下の様な申請受理の通知メールが送信されま す 8
申請が承認されると 以下の様な通知メールが送信されます また VDI 利用申請システム の 登録状況 画面のステータスが 承認 となります 利用延長申請は行えません 再度 申請開始 ボタンから利用申請を行ってください 利用申請は ステータスが 申請中 である場合 申請を行うことができません 9
2.2 利用終了申請 該当する申請を選択して 1 利用終了申請 ボタンをクリックします ポップアップが表示されますので 2 OK ボタンをクリックします 処理終了後 Top タブをクリックすると 登録状況画面より申請内容が 1 件削除された画 面が表示されます 10
2.3 申請履歴 履歴 タブをクリックすると今までの申請履歴を確認できます 利用が終了したものは ステータスが 失効 と表示されます 11
3. Citrix Receiver のインストール 3.1 Citrix Receiver ダウンロード以下の Citrix 社のダウンロードページより 利用端末の動作環境に該当する Citrix Receiver をダウンロードしてください URL: https://www.citrix.co.jp/go/receiver.html 3.2 Windows 環境ダウンロードページの Windows Desktop をダウンロードし CitrixReceiver.exe をダブルクリックします インストーラーが起動し 開始 (S) ボタンをクリックします 12
ライセンス契約に同意します (A) にチェックを入れて 次へ (N) ボタンをクリックします 正常にインストールが完了すると以下のメッセージが表示されます 完了 (F) ボタンをク リックして終了してください Citrix Receiver をインストールした後 Internet Explorer を起動した場合 アドオンの追 加許可画面が表示される場合があります Citrix Systems,Inc からのアドオンを許可してくだ さい 13
3.3 Mac 環境ダウンロードした CitrixReceiver12.1.100.dmg ( 2016 年 6 月現在 ) をダブルクリックしてファイルを解凍した後 Install Citrix Receiver をダブルクリックでインストーラーを起動してください インストーラーの実行確認で 続ける ボタンをクリックします 14
続ける ボタンをクリックします ソフトウェア使用許諾契約で 同意する ボタンをクリックしてインストールを進めてくだ さい 15
インストール先を指定して インストール ボタンをクリックします アカウントの追加は行わず 続ける ボタンをクリックします 16
閉じる ボタンでインストールを完了してください 17
3.4 ios 環境 App Store から Citrix Receiver を選択し 入手 ボタンをタップしてください 3.5 Android 環境 Google Play から Citrix Receiver を選択し インストール ボタンをタップしてくださ い 18
4. VDI 環境の接続手順学外から利用する場合は 事前に SSL-VPN で学内ネットワークとの接続を行ってください Web ブラウザで 以下の VDI 利用者認証先ホームページ ( 以下 StoreFront ページと記載 ) へ接続します URL : https://cxdsf.cc.u-tokai.ac.jp/ ユーザー名 に学生証番号 教職員番号 パスワード にキャンパスライフエンジンや教職員ポータルのパスワードを入力し ログオン ボタンをクリックします 正常に認証されると 以下の I-PVS アイコンが表示されます I-PVS アイコンをクリックします 19
仮想マシンへの接続が開始され I-PVS アイコンの下側の表示が緑色へ変わります 暫くすると 別画面で Citrix Receiver の DesktopViewer が開きます ご利用の端末に導入されているウイルス対策ソフトウェアが Citrix Receiver と仮想マシ ン間で使用される ICA 通信ポートを遮断する設定になっている場合があります VDI 利用時に は ICA 通信ポートを許可する設定に変更し ご利用してください 20
Windows に自動サインインが行われ Windows のスタート画面が表示されます Windows のスタート画面が表示されたら Web ブラウザの StoreFront ページを閉じても問題ありません また 10 分以上 StoreFront ページへのアクセスが行われなかった場合 以下のような画面が表示されます DesktopViewer で仮想マシンへ接続されている場合は StoreFront ページで再度ログオンする必要はありません 21
Citrix Receiver が未インストールの端末で StoreFront ページに接続すると以下の画面が表示されます ライセンス契約書に合意するにチェックを入れ インストール ボタンをクリックすることで Citrix Receiver をインストールすることも可能です また Citrix Receiver のアドオンが無効の場合も表示される場合があります Web ブラウザのアドオンの状態を確認してください Citrix Receiver のアドオンが有効でも表示される場合は 右下のログオンをクリックすることで StoreFront の認証画面へ強制的に切り替えてください 22
VDI 利用が許可されると 図書館等に設置されている VDI 専用端末では StoreFront ページの接続先として I-PVS と LibraryPVS との2つのアイコンが表示されます VDI 専用端末では LibraryPVS へ接続して利用します LibraryPVS では,VDI 専用端末毎に専用の仮想マシンへ接続されます VDI 専用端末では不特定多数の方の利用を想定しているため 利用終了時は必ず サインアウト を行ってください サインアウト されていない端末は 他の利用者が接続できない等の不具合が発生しますので ご注意ください 23
5. Citrix Receiver の Desktop Viewer 操作 ここでは Windows Desktop 版での主な操作について説明します 他の環境での操作については 各ソフトウェア アプリのヘルプを参照してください Desktop Viewer の上側の XenDesktop ツールバー ( ると以下の様なメニューが表示されます ) の下矢印をクリックす ホーム : StoreFront ページへ画面が切り替わります I-PVS : 仮想マシンへ画面が切り替わります Ctrl+Alt+Del : 仮想マシンへ Ctrl+Alt+Del キーを送信します 全画面 : Desktop Viewer が全画面表示へ切り替わります ウィンドウ : Desktop Viewer がウィンドウ表示へ切り替わります 切断 : 仮想マシンとの接続を切断します 切断 では, 仮想マシンでの Windows からのサインアウト操作が行われません 仮想マシンへの接続は StoreFront ページから再ログオンで行います 切断した状態から利用できます 6. VDI 環境の終了手順 VDI 環境の利用終了時は 必ず Windows から サインアウト 操作を行ってください サインアウトが完了すると DesktopViewer も終了します 再度 VDI 環境を利用するには Web ブラウザで StoreFront ページからログオン操作を行っ てください (P19 4.VDI 環境の接続手順を参照 ) 24
Appendix VDI 利用規約 VDI 利用規約 この VDI 利用規約は 東海大学湘南キャンパスに在籍する学生 教職員が 利用者所有の端末 ( パソコン タブレット スマートフォン等 ) から東海大学総合情報センター ( 以下 本センター ) が提供する仮想化デスクトップ (VDI) 環境へ接続するために必要となる Windows Virtual Desktop Access ライセンス ( 以下 Windows VDA ライセンス ) を取得し VDI 利用を開始するための利用条件 利用時間 注意事項について記載されています 1. 利用条件 利用可能な対象者は 東海大学湘南キャンパスに在籍する学生または教職員であること 利用申請で申請可能な期間は 申請日の翌日から最大 30 日間とする 利用申請は 平日の午前 9 時から午後 4 時までに申請されたものを対象とする 本センターが利用申請を承認した場合のみ VDI 利用ができるものとする 本センターが貸出可能な Windows VDA ライセンス数は 80 ライセンスで 超過した場合は 申請は受理されない 本センターより貸出す Windows VDA ライセンは 1 ユーザー 1 ライセンスとする 個人所有の端末が複数台ある場合 どの端末からも VDI 環境への接続は可能であるが その何れか 1 台のみ VDI 環境に接続できる 利用期間前に VDI 利用が終了した場合 速やかに利用終了申請を行うこと 利用期間の満期 利用終了申請をもって Windows VDA ライセンスの返却とする VDI 環境へ直接接続可能なネットワークは 学内ネットワークとする 学外から VDI 環境への接続は 事前に SSL-VPN を利用して学内ネットワークへ接続を行っておくこと VDI 環境への接続に必要となる 個人所有端末へのアプリ ケーション (Citrix Receiver) インストール作業は 利用者の責任において行うこと VDI 環境で作成したファイルは 各利用者の個人用フォルダーへ保管すること (VDI 環境は毎日定期的に初期化処理を行うため 他の場所へ保存した場合 データーは保証されない ) VDI 環境で作成したファイルは 個人所有の端末へ直接保存することはできない VDI 環境の印刷は 湘南キャンパスのオンデマンドプリンターのみ可能である 2. 利用時間 保守日を除く 午前 6 時から翌日の午前 3 時までとする 定期保守日は 各学期開始前の 2 日間に行う また 緊急で保守メンテナンス作業を行う場合は事前に日程を告知する 3. 注意事項 VDI 利用の終了時は 必ず Windows からのサインアウト操作を行うこと VDI 環境との接続の 切断 操作や ネットワーク障害等による接続の中断が発生した場合 Windows からのサインアウト動作は行われない 再度接続操作を行うことで 中断した状態より継続利用できる 午前 3 時から午前 6 時の間で環境の初期化作業を行う 複数日にわたる連続利用を行った場合 作成中のデーター ファイルについて保証されない 利用時間内に Windows からのサインアウト操作を行うこと 利用時に障害が発生した場合や不正利用が確認された場合 本センターは一時的に利用停止の対応を行う 以上. 2017 年 4 月 1 日改定総合情報センター