第 1 課発音 (1) ドイツ語のアルファベート 下の表を見ながら 発音を聞いてみましょう A a アー N n エン B b ベー O o オー C c ツェー P p ペー D d デー Q q クー E e エー R r エル F f エフ S s エス G g ゲー T t テー H h ハー U u ウー I i イー V v ファオ J j ヨット W w ヴェー K k カー X x イックス L l エル Y y ユップスィロン M m エム Z z ツェット Ä ä エー Ü ü ユー Ö ö エー ß エス ツェット (2) 間違えやすい発音 音声を聞きながら 違いを確認してみましょう 発音 実際の単語でみる 間違った発音正しい発音単語発音
g [ ジー ] [ ゲー ] Georg [ ゲオルク ] j [ ジェイ ] [ ヨット ] Japan [ ヤーパン ] v [ ヴ ] [ ファオ ] Volk [ フォルク ] z [ ズィー ] [ ツェット ] Zoo [ ツォー ] 母音 (1) ローマ字を読む要領で読めます 次の単語を読んでみましょう Morgen( 朝 ) Ende( 終わり ) lang( 長い ) Post( 郵便 ) Tante( 叔母 ) Mann( 男 ) Gott ( 神 ) ドイツ語では名詞はすべて大文字で書き始めます (2) 母音の長短母音の発音については次のように覚えてください もちろん例外もありますが 母音の発音ポイントはこういうところにあります 1) 母音字 ( 複数ある時はアクセントのある母音 ) を長く発音する場合 同じ母音字が重なる時:Aal( うなぎ ) Saal( 広間 ) Zoo( 動物園 ) ie というつづり :telefonieren( 電話する ) Wien( ウィーン ) 母音字 +h:wohnen( 住む ) U-Bahn( 地下鉄 ) 母音字 + 一つの子音字 :gut( よい ) Tag( 日 ) 2) 母音字 ( 複数ある時はアクセントのある母音 ) を短く発音する場合 母音字 + 二つの子音字 :null( ゼロ ) Stadt( 都市 ) (3) ウムラウトの発音 ä ö ü の頭についている 2 個の点は a o u の母音を変音させる記号で ウムラウトと呼ばれます なかなか厄介な発音ですが これをマスターすると 発音が随分ドイツ語らしくなります 繰り返し 練習して 覚えましょう 発音の注意点 例 Ä,ä 日本語の エ と発音 Gepäck ( 荷物 ),Händel( 音楽家 ),Märchen( メールヒェン ) Ö,ö 日本語の オ を発音する形で エ と発音 Möbel( 家具 ),können( できる ),mögen( 好き ),Flöte( フルート ),Hölle( 地獄 ) Ü,ü 日本語の ウ を発音する形で イ と発音 üben( 練習する ),Hütte( 小屋 ),müde( 疲れた ),Süden ( 南 ),Hügel( 丘 ) (4) 二重母音
発音の注意点例 ei アイ で エイ ではありません Eis( 氷 アイスクリーム ),klein( 小さい ),nein( イイエ ) au アオ の音になります blau( 青い ),Auge( 目 ),Haus( 家 ) eu,äu エウ ではなく オイ と発音します heute( 今日 ),Europa( ヨーロッパ ),Bäume( 樹 < 複数 >) 子音 (1) 語末 音節末の -b,-d,-g b,d,g が語末 音節末にある時は -b プ,-d ト,-g ク と発音します 例 )gelb( 黄色い ) Hand( 手 ) Tag( 日 ) (2) -ch には二つの発音 a, o, u, au の後の ch の場合は のどの奥で ハッ と発音します 息を吹きかける要領です 例 )machen( 作る ) hoch( 高い ) Buch( 本 ) kochen( 料理をする ) auch(~もまた ) その他の場合は ヒ と発音します 例 )ich( 私は ) Küche( 台所 ) (3) 語末の-ig 語末の-ig は イヒ と発音されます 例 )König( 王 ) ruhig( 静かな ) (4) chs の発音 chs は クス と発音します 例 )Fuchs( 狐 ) sechs(6) (5) j の発音 ジャジュジョ と濁ることはありません 例 )Japan( 日本 ) Junge( 若者 ) (6) pf の発音勢いよく息を プッ と吐き出すように プフ と発音します 例 )Kopf( 頭 ) Pfeife( パイプ ) (7) qu の発音 クヴ と発音します 例 )Qualität( 質 ) bequem( 快適な ) (8) r の発音のどひこをふるわせ ルルル と発音します 例 )rot( 赤い ) Rothenburg( ローテンブルク ) (9) 語尾の-er 語末のアクセントのない-er は母音化され 軽く ア と発音されます
例 )Mutter( 母 ) Vater( 父 ) * ただし 1 音節の単語の場合 発音は異なります 例 )wer( 誰が ) schwer( 重い ) (10) s の発音 母音の前では ザジズゼゾ と濁ります 例 )Sonne( 太陽 ) Sand( 砂 ) 語末 音節末では ス と発音します 例 )Eis( アイスクリーム 氷 ) Gast( 客 ) (11) ss, ß の発音 母音の前でも濁りません 例 )fassen( つかむ ) Fuß( 足 ) (12) sch の発音 シュ と発音します 例 )Schwester( 姉妹 ) Schule( 学校 ) (13) 語頭にある sp-, st- 語頭にある場合は シュプ シュト と発音します 例 )Stunde( 時間 ) sprechen( 話す ) (14) th, dt の発音 ト と発音されます 例 )Stadt( 都市 ) Theater( 劇場 ) Bibliothek( 図書館 ) (15) tsch の発音 チュ と発音します 例 )Dolmetscher( 通訳 ) Deutsch( ドイツ語 ) (16) V の発音 フ と発音します 例 )Vater( 父 ) viel( たくさん ) Volkswagen ( フォルクスワーゲン ) 外来語は ヴ とにごります 例 )privat( プライベートの ) Vase( 花瓶 ) Klavier( ピアノ ) (17) w の発音 ヴ と濁ります 例 )Wagen( 車 ) Wille( 意志 ) (18) x の発音 クス と発音します 例 )Text( テキスト ) Examen( 試験 ) (19) z,ds,ts,tz の発音 ツ と発音します 例 )abends( 晩に ) nachts( 夜に ) jetzt( 今 )
第 2 課動詞の人称変化 (1) 1 ドイツ語の動詞最初に次の二つの文を見てください Ich wohne in Fukuoka. ( 私は福岡に住んでいる ) Er wohnt in Sendai. ( 彼は仙台に住んでいる ) wohne や wohnt は 住む という意味の動詞ですが 主語が変わることで動詞の語尾が変わることが分かりますね このように ドイツ語の動詞は主語の人称 単数か複数かなどによって 動詞の語尾が変化します これが動詞の人称変化といわれるものです 2 不定形と定形不定形は動詞の原形で 辞書で見出し語として記載されているものです 不定形はふつう -enで終わり この-enを取った残りが 動詞の本体 動詞の語幹と呼ばれるもので 動詞の人称変化とは 語幹に人称語尾をつけたものなのです ですので 人称変化は語幹 + 人称語尾と覚えてください 3 ドイツ語の人称人称変化の説明に入る前に ドイツ語の人称についてお話しします 1 人称は話し手であり 2 人称は聞き手 3 人称はそれ以外を表し それぞれ単数と複数があるということで こうした点では英語とドイツ語とでは違いはありません 英語との大きな違いは2 人称と3 人称にあります ドイツ語は2 人称を二つ持ち 親しい人にはdu その複数形である ihr を用いて話しかけ それ以外の人には Sie を用います du と ihr は親称の2 人称とよばれ Sie は敬称の Sie とよばれます ドイツ語には単数 3 人称が3 種類あります これはドイツ語の名詞が男性名詞 女性名詞 中性名詞という三つの文法上の性を持つからです er は男性名詞に対応し sie は女性名詞に対応し esは中性名詞に対応します 人称単数複数 1 人称 ich 私は / が wir 我々は / が
2 人称 ( 親称 ) du 君は / が ihr 君たちは / が 2 人称 ( 敬称 ) Sie あなたは / が Sie あなたたちは / が er 彼は / が 3 人称 sie 彼女は / が sie 彼らが / は es それは / が 4 動詞の人称変化 実際にどのように人称変化するのか 見てみましょう wohnen( 住む ) 人称 単数 複数 1 人称 ich wohne wir wohnen 2 人称 ( 親称 ) du wohnst ihr wohnt 2 人称 ( 敬称 ) Sie wohnen Sie wohnen 3 人称 er sie wohnt sie wohnen es 敬称 2 人称 Sie は単複同形で その変化形は3 人称複数形と同じ形になります 人称と人称語尾を確認しましょう 不定形 ( 語幹 )en 単数 複数 1 人称 ich e wir en 2 人称 du st ihr t er 3 人称 sie t sie en es
敬称 2 人称の変化形は 3 人称複数形と同じ形になります 5 語尾に注意注意するする動詞人称変化をする際に少し注意しなければならない動詞があります 1) 動詞の語幹が-t, -d, -chn chn, -ffn ffn,-tm, tm,-dm で終わる動詞は "du","er,sie,es", "ihr" で発音しやすいように "-e" が入ります arbeiten( 働く ) 人称単数複数 1 人称 ich arbeite wir arbeiten 2 人称 du arbeitest ihr arbeitet 3 人称 er arbeitet sie arbeiten 次の動詞がこの仲間です arbeiten( 働く ), rechnen( 計算する ), finden( 見つける ), öffnen ( 開く ),atmen atmen( 呼吸する ), widmen( ささげる ) 2) 動詞の語幹が-ß, -s, -tz tz, -zで終わる動詞は"du" のところで "-t " のみつけます tanzen( 踊る ) 人称単数複数 1 人称 ich tanze wir tanzen 2 人称 du tanzt ihr tanzt
3 人称 er tanzt sie tanzen 表では 3 人称単数形の人称変化の形は er で代表させます 次の動詞がこの仲間です heißen en( とよばれている という名前である), reisen( 旅行をする ), tanzen( 踊る ), sitzen( すわっている ) 3) tun( する ) および語幹が -el,-er に終わる動詞は不定形の語尾が -n のみであり 以下の ように人称変化します tun( する )sammeln( 集める ) 人称 tun sammeln ich tue samm(e)le du tust sammelst er tut sammelt wir tun sammeln ihr tut sammelt sie tun sammeln *sammeln は 単数 1 人称の場合 ふつう語幹の -e は脱落します 6 定動詞の位置 定動詞とは主語が1 人称なのか 3 人称なのか 単数か複数か などに応じて語尾が変化する動詞です ドイツ語の場合 定動詞の位置は大変重要な役割を果たします 定動詞の位置で疑問文か平叙文かなどを判断しますので しっかり覚えてください 1) 定形第 2 位の法則
平叙文の場合 定動詞は2 番目の文成分の位置に置かれます Ich wohne jetzt in Mannheim. ( 今マンハイムに住んでいます ) Jetzt wohne ich in Mannheim. 定動詞 wohne は次の表のように二番目の文成分の位置にあります 1 2 Ich wohne jetzt in Mannheim 文成分とは意味のまとまりを表し ich や wohne は一語で文成分ですが, in Fukuoka はニつの単語で一つの文成分を作ります ich, wohne, jetzt, in Mannheim が文成分で 1の位置には ich も jetzt も in Mannheim も置くことが可能です ただし 主語以外の文成分を文頭に置くと 2 番目の位置は定動詞の指定席ですので 主語は定動詞の後にきます 1 2 Ich wohne jetzt in Manheim Jetzt wohne ich in Mannheim In Mannheim wohne ich jetzt 2 疑問文の作り方 a) 疑問詞がない場合定動詞は1 番目の文成分の位置に置かれ 主語は2 番目の位置に置かれます 答えは ja nein あるいは doch nein で答えます 1 2 Studieren Sie Jura? - Studieren Sie Jura? ( 法学部の学生ですか ( 法学を専攻しているのですか )) - Ja, ich studiere Jura.( ええ 法学部の学生です ) - Studieren Sie Medizin? ( 医学部の学生ですか ( 医学を専攻しているのですか )) - Nein, ich studiere nicht Medizin. ( いいえ 医学部の学生ではありません )
b) 疑問詞がある場合疑問詞が1 番目の位置に置かれ 定動詞は2 番目の位置に置かれ その後に主語が来ます Woher kommen Sie? ( どこの出身ですか ) Ich komme aus Deutschland. ( ドイツの出身です ) 1 2 Woher kommen Sie? Was studieren Sie? ( 何を専攻しているのですか ) Wo wohnst du? ( どこに住んでいるの ) Wann spielt er Tennis? ( いつ彼はテニスをするのか ) Warum lernen Sie Deutsch? ( どうしてあなたはドイツ語を学ぶのですか ) Wie macht man das? ( どうやってそれをするの ) <man> は 人は 人々は という意味の不定代名詞で 普通は日本語に訳されません よく男性名詞の <Mann> と間違えられますので 気をつけましょう <man> は不定代名詞ですので 文頭に来る以外は大文字で書き始められることはありません このことにも注意してください
第 3 課 格の用法 名詞の複数形 1 ドイツ語の名詞名詞の性と複数形 1) 名詞の性ドイツ語の名詞は文法上の< 性 >をもっており < 男性名詞 > < 女性名詞 > < 中性名詞 >と3グループに分けられ, それぞれ単数と複数とがあります ドイツ語の名詞はふつういずれかのグループに属することになります また ドイツ語の名詞は文の途中でも大文字で書き始めます その一部を挙げれば 以下のようになります 男性名詞女性名詞中性名詞 der Computer コンピュータ der Salat サラダ der Wagen 自動車 der Tisch 机 der Stuhl 椅子 der Baum 樹 die Blume 花 die Diskette フロッピーディスク die Waschmaschine 洗濯機 die Mikrowelle 電子レンジ die Vase 花瓶 die Bluse ブラウス das Auto 自動車 das Bett ベット das Telefon 電話 das Kaufhaus デパート das Haus 家 das Regal 本箱 どの名詞がどのグループに入るかは 名詞の綴りを見ても分かりません ある名詞が男性名詞か女性名詞かあるいは中性名詞であるかは 辞書をひいて覚えましょう 名詞の前にある <der>,<die>,<das> はそれぞれの名詞の定冠詞の1 格です 定冠詞は英語の the に相当します 名詞の意味を覚える時には必ず定冠詞をつけて 意味ばかりではなく 性をも覚えることがドイツ語をマスターするコツです
2) 定冠詞と不定冠詞定冠詞は英語の the にあたり 特定のもの や 既に知っているもの を示し 一方不定冠詞は英語の a/an にあたり はじめて見たり 聞いたりする未知のもの を示します 不定冠詞は単数形にのみ使われます 次の文を見てください Das ist ein Computer. Der Computer ist neu. ( それはコンピュータンです そのコンピュータは新しい ) ist は英語の be 動詞にあたります Computer という名詞が2 回繰り返されています 最初は不定冠詞とともに使われ 2 度目は定冠詞と使われています このように名詞をはじめて使う場合には 未知のものであるために名詞に不定冠詞をつけ その名詞をもう一度使う場合には すでに既知のものとなっているために 定冠詞をつけるわけです 定冠詞はコンテクストや前後関係から それ と特定できるものを示す場合にも使われます Er öffnet das Fenster. ( 彼は ( この部屋の ) 窓を開ける ) 3) 複数形名詞には単数形と複数形とがあります 英語には複数形を作るルールがありますが ドイツ語にはありませんので 辞書を引くことが複数形を知る早道です ここで辞書の見方と名詞の覚え方を学びましょう名詞については意味ばかりではなく 名詞の性 単数形 2 格形 複数形についても知る必要があります 名詞は 辞書によって異なりますが 次のように書かれています Computer [ 発音記号 ] [ 男 ] s / 1) 性 男性名詞 :[ 男 ] あるいは m (Maskulinum の略 ) という記号があるものは男性名詞です
女性名詞 :[ 女 ] あるいは f (Femininumの略) という記号があるものは女性名詞です中性名詞 :[ 中 ] あるいは n (Neutrumの略) という記号があるものは中性名詞です 2) 単数 2 格 -s : 見出し語 ( 単数形 1 格 ) に -s をつけたものが単数形 2 格になります -es : 見出し語 ( 単数形 1 格 ) に -es をつけたものが単数形 2 格になります -[e]s : 見出し語 ( 単数形 1 格 ) に -s か -es をつけたものが単数形 2 格になります - : 見出し語が単数形 2 格になります ( 女性名詞は単数形では変化しません この欄に何も書かれていない場合があります ) 3) 複数 1 格 - : 単数形と複数形が同形であることを示します -e, -er, -en, -n, -s : 単数形にそれぞれの語尾をつけたものが複数形になります * ウムラウトさせて複数形をつくる名詞はその形が書かれています複数形になると それに付ける冠詞や それを指す人称代名詞の選択において男性名詞 女性名詞 中性名詞という区別はなくなります 単数形から複数形を作ることを考えた場合 以下のことを参考にしてください a) 無語尾型 : 単複同形で ウムラウトする場合もあります der Onkel( 叔父 )-> die Onkel die Mutter( 母 ) -> die Mütter b) -e 型 : 複数語尾 -eがつき ウムラウトする場合があります das Jahr(1 年 ) -> die Jahre der Arzt( 医師 ) -> die Ärzte c) -er 型 : 複数語尾 -erがつき 常にウムラウトを起こします das Haus( 家 ) -> die Häuser das Volk( 民族 ) -> die Völker d) [e]n 型 : 複数語尾 -enがつきますが 名詞が-eで終わっている場合は-nのみがつきます ウムラウトはしません die Frau( 女性 ) -> die Frauen die Katze( 猫 ) -> die Katzen e) s 型 ( 外来語 ): 複数語尾 -sがつきます das Hotel( ホテル ) -> die Hotels das Auto( 自動車 ) -> die Autos
2 名詞の格次に名詞の格について説明しましょう 名詞は文の中で主語になったり 目的語になったりするなど さまざまな役割を果たします 名詞が文の中でどのような役割を果たしているかを示す方法は言語によってそれぞれ異なります 英語は語順でどの名詞が主語で どれが動詞の目的語であるかを示し 日本語は名詞に は を に といった格助詞をつけて示します ドイツ語は格というものを変化させて 名詞の働きを表します 格は1 格から4 格まであります 1 格 :Der Hund ist klug. その犬は賢い der Hund は 1 格で 1 格は主に主語 述語になります 日本語の は が にあたります 2 格 :Die Hütte des Hundes ist groß. その犬の小屋は大きい des Hundes は2 格で 2 格は所属関係を示します 日本語の の にあたります 2 格は後ろから前の名詞にかかることに注意しましょう 3 格 :Ich schenke dem Hund einen Knochen. ぼくはその犬に骨をプレゼントする dem Hund は3 格で 3 格は間接目的語になります だいたい日本語の に にあたります 4 格 :Ich liebe den Hund. ぼくはその犬を愛する den Hund は4 格で 4 格は直接目的語になります 日本語の を にあたります 3 冠詞の格変化名詞が格変化というものをすることは学びましたね この名詞の格変化というものはふつう名詞の前におかれる冠詞で表されます ということは 英語と違い ドイツ語では冠詞が格変化することを意味します 冠詞の格変化は大変重要です といいますのも 格変化を理解していなければ 名詞が何格であるか分からなくなり その名詞が主語なのか 目的語なのか分からず 文の意味をつかむことができないからです 1) 格変化さあ いよいよ 冠詞の格変化です 定冠詞 不定冠詞の変化語尾はほかのところでも使われます ここで変化語尾をマスターすれば 後が楽になります 繰り返し 繰り返し 声に出して読み しっかり覚えましょう a 定冠詞の格変化
男性名詞女性名詞中性名詞複数形 1 格 der Computer die Blume das Haus die Kinder 2 格 des Computers der Blume des Hauses der Kinder 3 格 dem Computer der Blume dem Haus den Kindern 4 格 den Computer die Blume das Haus die Kinder b 不定冠詞の格変化 男性名詞女性名詞中性名詞 1 格 ein Computer eine Blume ein Haus 2 格 eines Computers einer Blume eines Hauses 3 格 einem Computer einer Blume einem Haus 4 格 einen Computer eine Blume ein Haus 名詞の格変化には以下の規則があります * 男性名詞 中性名詞の2 格には, 名詞の語尾に-[e]sをつける ( 例 ) der Computer -> des Computers ** 女性名詞は単数形では変化しない *** 複数形 3 格には 名詞の語尾に-nをつける ただし 複数形 1 格が-nで終わっている名詞には-nをつけない また 単数形の語尾に-s をつけて複数形を作る名詞は 複数 3 格の場合でも 名詞の語尾に -n をつけません ( 例 )die Blume( 単数 1 格 ) die Blumen( 複数形 1 格 ) -> den Blumen ( 複数形 3 格 ) das Hotel( 単数 1 格 ) die Hotels ( 複数形 1 格 ) -> den Hotels ( 複数形 3 格 ) 4 人称代名詞の格変化 1 人称代名詞 Das ist ein Wagen. Der Wagen gefällt mir. Ich kaufe ihn. ( それは車です 私はそれが気に
入った 私はそれ (= 車 ) を買う ) 上の文にある ihn が人称代名詞です 代名詞は名詞の代わりになるもので 名詞の繰り返しを避けるために使われます 人称代名詞も名詞と同様に数 格 性 (3 人称単数形の場合のみ ) に応じて格変化します 2 人称代名詞の格変化人称代名詞は以下の表のように格変化します ( 単数形 ) 1 人称 2 人称 3 人称 2 人称 ( 親称 ) ( 敬称 ) 男性女性中性 1 格 ich du er sie es Sie 2 格 (meiner) (deiner) (seiner) (ihrer) (seiner) (Ihrer) 3 格 mir dir ihm ihr ihm Ihnen 4 格 mich dich ihn sie es Sie 3 人称単数形は3 種類あります これは名詞が男性 女性 中性の3グループに分けられているからです ここで既に学んだ定冠詞と3 人称単数形の人称代名詞の対応関係を確認しましょう der:er, dem: ihm, den:ihn, die:sie, der:ihr, das:es, den( 複数 3 格 ):ihnen 人称代名詞が定冠詞と同じ語尾で格変化していることが分かります ドイツ語の場合 英語とは異なって 物 であろうと 人 であろうと 男性名詞はすべて er の系列の人称代名詞を使うことになります 女性名詞はすべて sie の系列の人称代名詞を使うわけです 簡単に言えば 常に er = 彼 sie = 彼女 にはならないということです 人称代名詞の2 格には の という所有の意味はなく その用法は限られています 2 人称 ( 敬称 ) は文中でも大文字で書き始めます ( 複数形 ) 1 人称 2 人称 ( 親称 ) 3 人称 2 人称 ( 敬称 )
1 格 wir ihr sie Sie 2 格 (unser) (euer) (ihrer) (Ihrer) 3 格 uns euch ihnen Ihnen 4 格 uns euch sie Sie 複数形の3 人称は一つしかありません 人称代名詞の2 格には の という所有の意味はなく その用法は限られています 2 人称 ( 敬称 ) は文中でも大文字で書き始めます
第 4 課動詞の人称変化 (2) 1 sein, haben, werden sein( 英語の be 動詞に相当 ), haben( 英語の have 動詞に相当 ), werden(~ になる ) は 動詞として使われるばかりでなく 助動詞としても使われる大変重要な動詞です 不規則に変化をしますので 必ず覚えしょう sein haben werden ich bin habe werde du bist hast wirst er ist hat wird wir sind haben werden ihr seid habt werdet sie sind haben werden 3 人称単数は <er> で代表させています 敬称 2 人称 <Sie> の人称変化は 3 人称複数形 <sie> とまったく同形になります Sind Sie müde? ( あなたは疲れていますか ) Ja, ich bin müde. ( ええ 疲れています ) Ich bin Student.( 僕. は大学生です ) Du bist Studentin.( 君は女子学生だね ) 動詞 <sein> が名詞と使われる場合 名詞は 1 格になります また 職業 国籍 身分を表す名詞が <sein> と使わ れる場合には冠詞がつきません Habt ihr Hunger? ( 君たちはお腹が空いていますか ) Ja, wir haben Hunger. ( ええ 空いています ) Wird er Arzt? ( 彼は医者になるのか ) Ja, er wird Arzt. ( ええ 彼は医者になります ) 動詞 <werden> が名詞と使われる場合 名詞は 1 格になります 1
2 語幹の母音が変わる動詞動詞の人称変化をはじめて学んだときには 動詞の語幹は変化しないことを学びました しかし 語幹の母音が変わってしまう動詞もあります これらの動詞は 200 語ほどしかありませんが 日常良く使われる動詞がこれに含まれており 重要な動詞です 語幹の母音は2 人称単数の <du> 3 人称単数 <er>,<sie>,<es> のところで変わります a) a -> ä 型の動詞 : 語幹の a が ä に変化する Ich fahre nach Nürnberg. ( 私はニュルンベルクへ行く ) Du fährst nach Salzburg. ( 君はザルツブルクへ行く ) Er fährt nach Leipzig. ( 彼はライプツィヒへ行く ) fahren tragen schlafen laufen ich fahre trage schlafe laufe du fährst trägst schläfst läufst er fährt trägt schläft läuft wir fahren tragen schlafen laufen ihr fahrt tragt schlaft lauft sie fahren tragen schlafen laufen ( この型の動詞 ) fangen, lassen, waschen, < 文例 > Er trägt einen Koffer.( 彼はスーツケースを運ぶ ) Sie trägt eine Brille.( 彼女はメガネをかけている ) Er schläft lange. ( 彼は長い間眠る ) Sie wäscht die Kleider. ( 彼女はワンピースを洗う ) b) e -> i 型の動詞 : 語幹の e が i に変化する Sprichst du Deutsch? ( 君はドイツ語を話しますか ) Ja, ich spreche Deutsch. ( ええ 話します ) 2
sprechen essen helfen nehmen ich spreche esse helfe nehme du sprichst * isst hilfst ** nimmst er spricht isst hilft ** nimmt wir sprechen essen helfen nehmen ihr sprecht esst helft nehmt sie sprechen essen helfen nehmen <essen> は du で人称語尾 -t のみつけます <nehmen> は du と er で母音が短くなることに注意してください ( この型の動詞 ) helfen, treffen, brechen, werfen,treffen Er trifft morgen einen Freund.( 彼は明日友人に会う ) Sie isst Spagetti. ( 彼女はスパゲティを食べる ) Er gibt Unterricht.( 彼は授業をする ) <geben> は ~に--を与える 渡す の意味で 目的語を二つとるときもあります Ich gebe dir meine E-Mail-Adresse.( 君にぼくの E メールのアドレスを教えるよ ) Sie hilft einem Freund. ( 彼女は友人を助ける ) <helfen> は目的語に3 格をとります ここで外国語の名前を覚えましょう Englisch( 英語 ), Französisch( フランス語 ), Chinesisch( 中国語 ), Koreanisch( 韓国語 ), Spanisch( スペイン語 ), Italienisch ( イタリア語 ) c) e -> ie 型の動詞 : 語幹の e が ie に変化する Liest er gern Comics? 彼はコミックを読むのが好きですか sehen lesen empfehlen ich sehe lese empfehle du sie iehst * lie iest empfie iehlst er sie ieht lie iest empfie iehlt wir sehen lesen empfehlen 3
ihr seht lest empfehlt sie sehen lesen empfehlen <lesen> は du で人称語尾 -t のみつけます Sie sieht heute einen Freund.( 彼女は今日友人に会う ) Er empfiehlt uns das Hotel. ( 彼はわれわれにそのホテルを推薦する ) Er telefoniert gerade. be + <jetzt>,<gerade>,<eben> Sie besucht oft den Lehrer. Wir wohnen schon lange in Freiburg. Die Erde kreist um die Sonne. Er fährt morgen nach Frankfurt. ja - doch - nein ja - doch - nein Bist du mü Ja, ich bin müde. Nein, ich bin nicht müde. Hast du Hunger? Ja, ich habe Hunger. 4
Nein, ich habe keinen Hunger. Bist du nicht müde? Doch, ich bin müde. Nein, ich bin nicht müde. Hast du keinen Hunger? Doch, ich habe Hunger. Nein, ich habe keinen Hunger. 5
第 5 課 冠詞類と否定 1 冠詞類 a) 冠詞類とは? 定冠詞と不定冠詞とがあることはすでに学びましたね 冠詞は名詞の前におかれ その名詞の単数 / 複数 性 格によって語尾を変えるのでした ここではその仲間を学びます その仲間は定冠詞型の語尾をとるものと不定冠詞型の語尾をとるものとの2 種類あります 次の例文にある dieser は定冠詞の仲間です Wem gehört dieser Kuli? ( このボールペンは誰のですか?) < 定冠詞型 > 不定冠詞の仲間には名詞の前におかれ 英語の my などと同じような働きをする所有冠詞があります Wo ist meine Gitarre? ( 僕のギターはどこにあるんだろ ) < 不定冠詞型 >( 所有冠詞とよばれます ) また 不定冠詞がついた名詞 冠詞のつかない名詞を否定する否定冠詞 kein も不定冠詞型の仲間です Ist das ein Handy? - Nein, das ist kein Handy. ( それはケータイですか いいえ それはケータイではありません ) 冠詞類は名詞的に単独で使用される場合もあります b) 定冠詞型 Dieser Anzug gefällt mir. ( 僕はこのスーツが気に入った ) Welchen Anzug findest du denn gut? ( 君はどのスーツがいいと思う?) この型に属する dies- は表のように変化します 赤字で表示された語尾に注目してください 中性名詞を除けば 語尾が名詞の単数 複数 性 格に応じて 定冠詞と同じように変化していることがわかりますね 男性名詞 女性名詞 中性名詞 複数形 1 格 dieser er Mann diese Frau dieses Kind diese Kinder 2 格 dieses Mann(e)s dieser er Frau dieses Kind(e)s dieser er Kinder 1
3 格 diesem em Mann dieser er Frau diesem em Kind 4 格 diesen en Mann diese Frau dieses Kind diesen en Kindern diese Kinder welch-: どの -> Welches Auto kaufen Sie? ( どの車を買いますか ) dies-: この -> Dieses Auto gefällt mir nicht. ( この車は気にいらない )[ 註 ] jen-: かの 例の -> Kennen Sie jenen Mann? ( あの男を知っていますか ) jed-: どの... も -> Jedes Kind bekommt einen Luftballon. ( どんな子供でも風船をもらう ) all-: すべての -> Alle Kinder essen gern Eis. ( 子供はみんなアイスクリームが好き ) c) 不定冠詞型この型に属するのは ~の という所有を表す所有冠詞と否定冠詞 kein ( 一人も~ない / 一つも~ない ) です Ist das dein Großvater? -Ja, das ist mein Großvater. ( こちらは君のおじいさんですか ええ 私の祖父です ) Ist das deine Großmutter? - Ja, das ist meine Großmutter. ( ええ 私の祖母です ) 所有冠詞は後にくる名詞の性 数 格に合わせて 下の表のように格変化させます たとえば mein わたしの は表のように変化します 男性 1 格 中性 1,4 格は所有冠詞をそのまま使いますが それ以外は所有冠詞に不定冠詞の語尾をつければいい事がわかりますね 男性名詞 女性名詞 中性名詞 複数形 1 格 mein Anzug meine Bluse mein T-Shirt meine Schuhe 2 格 meines es Anzugs meiner er Bluse meines es T-Shirts meiner er Schuhe 3 格 meinem em Anzug meiner er Bluse meinem em T-Shirt meinen en Schuhen 4 格 meinen en Anzug meine Bluse mein T-Shirt meine Schuhe 不定冠詞には複数形がないので 所有冠詞の複数形には定冠詞の複数形の語尾をつけます 所有冠詞と人称代名詞との関係は以下のようになります ich du mein wir unser dein ihr euer 2
Sie er Ihr Sie Ihr sein sie ihr sie ihr es sein 3 人称複数形は ihr しかありません Dieses Fahrrad gefällt ihrem Sohn. ( この自転車は彼女の息子に気に入る ) -> ( 彼女の息子はこの自転車が好きだ ) Unsere Tochter spricht etwas Deutsch. ( われわれの娘は少しドイツ語を話す ) 否定冠詞否定冠詞 kein は下の1) の文のように不定冠詞のついた名詞や 2) の文のように冠詞のつかない名詞 ( 複数形 抽象名詞 物質名詞 ) を否定するときに使われます 1)Hast du ein Auto? - Nein, ich habe kein Auto. ( 車 持ってる いいや 車は持ってない ) 2)Hast du Zeit? - Nein, ich habe keine Zeit. ( 時間がありますか いいえ 時間がありません ) 否定冠詞は後にくる名詞の性 数 格に合わせて 下の表のように格変化させます 不定冠詞と同じ格変化をするわけです 不定冠詞に複数形はありませんので kein の複数形はその語尾を定冠詞の複数形からかりています Hat sie Kinder? - Nein, sie hat keine Kinder. ( 彼女には子供がいるの いいえ 彼女には子供がいません ) kein は1 格と4 格だけ表で示します 男性名詞 女性名詞 中性名詞 複数形 1 格 kein Mann keine Studentin kein Auto keine Kinder 4 格 keinen en Mann keine Studentin kein Auto keine Kinder nicht kein ドイツ語は nicht もしくは kein を用いて否定文を作ります 3
どちらを使うかについては次のように考えてください a) 不定冠詞がついた名詞を否定する場合は kein を用います Hat er eine Geige?( 彼はバイオリンをもっていますか ) Nein, er hat keine Geige. ( いいえ 彼はバイイオリンをもっていません ) b) 冠詞がつかない名詞を否定する場合は kein を用います Hat Renate heute Zeit?( レナーテは今日時間がありますか ) Nein, sie hat heute keine Zeit. ( いいえ 彼女は今日時間がありません ) Hat Bolz jetzt Geld?( ボルツは今お金をもっていますか ) Nein, er hat jetzt kein Geld. ( いいえ 彼は今お金をもっていません ) c) 定冠詞 所有冠詞などがついて 特定のものを示す名詞を否定するときは nicht を用います Ist das dein Handy? ( それは君のケータイ?) Nein, das ist nicht mein Handy.( いや それは僕のケータイじゃない ) 4
第 6 課 前置詞 前置詞の格支配前置詞は名詞や代名詞の前におかれます 名詞や代名詞には格というものがあるれことはすでに習いましたね では 前置詞は何格の名詞 代名詞が使わるのでしょうか? 実は 或る前置詞が何格の名詞 代名詞と使われるかはあらかじめ決められているのです これは前置詞の格支配とよばれます 1 2 格の名詞 代名詞とともに使われる前置詞 1) außerhalb : ~の外に Mein Kollege wohnt außerhalb der Stadt. ( 私の同僚は市の郊外に住んでいる ) 2) innerhalb : ~の中に Unsere Universität liegt innerhalb der Stadt. ( 私たちの大学は市内にあります ) 3) statt : ~の代わりに Statt eines Wörterbuches kaufte er eine CD-ROM.. ( 辞書の代わりに彼は CD を買った ) kaufte: kaufen の過去形 ( 第 13 課参照 ) 4) trotz : ~にもかかわらず Trotz des Regens machen wir eine Wanderung. ( 雨にもかかわらず私たちはハイキングに出かける ) 5) wegen : ~のために Wegen der Erderwärmung ändert sich das Klima. ( 地球温暖化のために気候が変わる ) 2 3 格の名詞 代名詞と使われる前置詞 1) aus : ~から Mein Sohn kommt aus der Schule. ( 息子が学校から戻る ) 2) außer : ~ 以外 Niemand außer mir studiert Jura.( 私以外に法学を専攻している者はいない ) 3) bei : ~の近くに / ~のところで / ~の際に Unsere Tochter arbeitet bei der Post. ( 私たちの娘は郵便局で働いている ) ( 場所 ) Bei Regen bleiben wir zu Hause. ( 雨が降っているときには 私たちは家にいます )( 時間 ) 4) gegenüber : ~の向かい側に 1
Die Schule steht gegenüber der Kirche. ( 教会の向かい側に学校が建っています ) 5) mit : ~と一緒に / ~で ( 手段 ) Er lebt mit seiner Freundin zusammen. ( 彼はガールフレンドと一緒に暮らしている ) zusammen leben: 一緒に暮らす ( 分離動詞 第 7 課参照 ) Mein Vater fährt mit dem Auto zur Firma.( 父は車で会社へ行く ) zur(=zu der) 6) nach ~へ / ~の後 Diese Maschine fliegt nach Barcelona. ( この飛行機はバルセロナへ飛びます ) Nach dem Essen gehen wir ins Kino. ( 食後に私たちは映画に行きます ) 7) seit : ~ 以来 Unser Lehrer ist seit gestern krank. ( 私たちの先生は昨日から病気です ) 8) zu : ~へ Meine Großmutter geht zum Arzt. ( 私の祖母は医者へ行く ) zum (= zu dem) 3 4 格の名詞 代名詞と使われる前置詞 1) bis :( 冠詞なし 多くは他の前置詞とともに ) ~まで Der Zug fährt bis Köln. ( 列車はケルンまで行く )( 場所 ) Er arbeitet bis in die Nacht. ( 彼は真夜中まで働く )( 時間 ) 2) durch : ~を通って Das Mädchen geht durch den Park zur Schule. ( 少女は公園を通り抜けて学校へ行く )( 場所 ) 3) entlang : ~に沿って Wir gehen den Fluss entlang. ( 私たちは川に沿って散歩する ) 4) für : ~のために / ~の間 Er tut alles für seine Familie. ( 家族のためなら彼は何でもする ) Wir fahren für drei Wochen in Urlaub. (3 週間の予定で休暇に出かける )( 時間 ) 5) gegen : ~に対して / ~ごろ Das Auto fährt gegen die Wand. ( 車が壁にぶつかる )( 場所 ) Er frühstückt gegen 10 Uhr. (10 時頃彼は朝食を食べる )( 時間 ) 6) ohne : ( しばしば冠詞なしで ) ~なしで Sie arbeiten ohne Pause. ( 彼らは休みなしで働く ) 7) um : ~の周りを / ~に ( 時刻 ) 2
Die Erde kreist um die Sonne. ( 地球は太陽の周りを回る ) Sie spricht um 3 Uhr mit ihrem Chef. ( 彼女は 3 時に上司と話し合う ) ü 3
ü ü ü ü 4
ä ß 5
ß 6
第 7 課 分離動詞 命令文 1
ä ä ä ö 2
ö ü üü ä ü 3
ä ü 4
5
ä 6
第 8 課 現在完了形 1
2
3
4
5
6
7
8
第 9 課 話法の助動詞 ö ü ü ü ü ü 1
ö ö ö ö ö ü ü ü ü ü ü ü ö ö ö ö ö 2
ö ö ö ö ö ö ö ö ö ö ö ö ö 3
4
第 10 課 代 非人称動詞 不定詞 1
ä ä ä ä ä ä ä üö 2
ä ä ä ä ö ö ü ü ü ü 3
ä ü ü ü ä ü ü 4
ä ä ä 5
ä ä ä ä üß üß 6
ü 7
第 11 課 接続詞 ß ß ß ßö ö ß ö 1
2 ß ö
ä ü Er fährt nicht mehr Auto mehr, seit er einen Unfall hatte. ( 事故に遭って以来以来 彼はもう車を運転しない ) hatte は haben の過去形 ä ß ß ß ß 3
ß ö ü 4
第 12 課 形容詞 比較 1 形容詞の用法形容詞はある事物もしくは人間の性質や状態などを述べるものです さて 形容詞には 3つの用法があります schön という語に注目して 以下の3つの文を見てください Der Mantel ist schön. ( そのコートは素敵だね )(1) Das ist ein schöner Mantel. ( それは素敵なコートだね )(2) Sie singt schön. ( 彼女は歌が上手だ ) (3) (1) は主語である der Mantel を説明しており 述語内容語としての用法です (2) は名詞の直前に置かれ その名詞を説明する付加語的用法です (3) は副詞として使われています ドイツ語では形容詞は副詞としても使われます (2) 文では schön ではなく schöner になっていますが 間違いではありません 付加語的に使われた場合 形容詞は語尾変化を起こすのです 2 形容詞の語尾変化形容詞が付加語的に使われる場合 形容詞はすぐ後にある名詞の性 数 格に合わせて変化する語尾を持つのです 形容詞の前にある冠詞類によって名詞の性 数 格が示されており 形容詞は格を示す必要がない場合には 弱語尾とよばれる語尾が形容詞につきます これに対して冠詞類がない場合には 形容詞の語尾が格を示さなければならないので 強語尾とよばれる語尾が形容詞につきます 弱語尾を表にすると以下のようになります 男性女性中性複数 1 格 -e -e -e -en 2 格 -en -en -en -en 3 格 -en -en -en -en 4 格 -en -e -e -en
強語尾を表にすると以下のようになります 男性女性中性複数 1 格 -er -e -es -e 2 格 -en -er -en -er 3 格 -em -er -em -en 4 格 -en -e -es -e 形容詞の語尾変化についてはこのように考えてください 強語尾がどこかに示されていれば 形容詞は格を示す必要がありませんので 弱語尾が形容詞につけられます これに対して 強語尾がどこにも示されていない場合 形容詞は格を示す必要があるので 強語尾が形容詞につけられます Wem gehört der neue Wagen? ( その新しい車は誰のですか?) 男性 1 格の定冠詞 der があり そこに強語尾 -er が示されているので 形容詞には男性 1 格の弱語尾がつけられます Das ist sein neuer Wagen. ( それは彼の新しい車です ) 所有冠詞 sein には語尾がなく 強語尾がどこにも示されていないので 形容詞に男性 1 格の強語尾がつけられます Ich möchte kaltes Bier trinken. Bier には冠詞類がなく 強語尾も示されていないので 形容詞に中性 4 格の強語尾がつけられます Er geht mit seiner neuen Freundin ins Konzert. ( 新しいガールフレンドと彼はコンサートへ行く ) seiner のところに強語尾 -er が示されているので 女性 3 格の弱語尾が形容詞につけられます 形容詞の語尾変化は冠詞類があるか ないかなどによって 3つのパターンに分類されます それは 定冠詞 ( 類 ) + 形容詞 + 名詞 不定冠詞 ( 類 ) + 形容詞 + 名詞 形容詞 + 名詞のパターンです
冠詞がある場合には冠詞が名詞の性 数 格などを示すので形容詞の語尾変化は小さいですが 形容詞 + 名詞の組み合わせの場合には 名詞の性 数 格を示すという冠詞の役割を形容詞が果たすために その語尾は大きく変化します 1) 定冠詞 ( 類 ) + 形容詞 + 名詞 : 形容詞に弱語尾がつきます Wie gefällt dir diese Bluse? ( このブラウスはどう?) Welche? ( どれ?) Die blaue Bluse. ( 青いのよ ) Nicht schlecht. Die schwarze Bluse finde ich aber noch besser. ( 悪くないね でも黒い方がもっといいと思うよ ) 男性名詞女性名詞中性名詞複数形 1 格 der blau-e Mantel die schwarz-e Hose das rot-e Kleid die rot-en Kleider 2 格 des blau-en Mantels der schwarz-en Hose des rot-en Kleides der rot-en Kleider 3 格 dem blau-en Mantel der schwarz-en Hose dem rot-en Kleid den rot-en Kleidern 4 格 den blau-en Mantel die schwarz-e Hose das rot-e Kleid die rot-en Kleider 2) 不定冠詞 + 形容詞 + 名詞 Was für einen Rock möchtest du? Einen blauen Rock oder einen grauen Rock? ( どんなスカートが欲しいの? 青のあるいはグレーの?) Einen blauen Rock. ( 青の ) 男性 1 格 中性 1,4 格の冠詞には語尾がないので 強語尾がつきます それ以外の箇所では弱語尾がつきます 男性名詞女性名詞中性名詞 1 格 ein blau-er Mantel eine schwarz-e Hose ein rot-es Kleid 2 格 eines blau-en Mantels einer schwarz-en Hose eines rot-en Kleides 3 格 einem balau-en Mantel einer schwarz-en Hose einem rot-en Kleid 4 格 einen blau-en Mantel eine schwarz-e Hose ein rot-es Kleid 3) 所有冠詞 + 形容詞 + 名詞 Wie findest du meinen neuen Mantel? ( 私の新しいコートはどう?) Deinen neuen (Mantel) finde ich gut, aber dein alter (Mantel) war besser. ( 君の新しいコートはいいと思うよ でも古いのがもっとよかった ) 男性 1 格 中性 1,4 格の冠詞には語尾がないので 強語尾がつきます
それ以外の箇所では弱語尾がつきます 男性名詞 女性名詞 中性名詞 複数形 1 格 dein blau-er Mantel deine schwarz-e Hose dein rot-es Kleid deine rot-en Kleider 2 格 deines blau-en Mantels deiner schwarz-en Hose deines rot-en Kleides deiner rot-en Kleider 3 格 deinem blau-en Mantel deiner schwarz-en Hose deinem rot-en Kleid deinen rot-en Kleidern 4 格 deinen blau-en Mantel deine schwarz-e Hose dein rot-es Kleid deine rot-en Kleider 3) 形容詞 + 名詞 : 強語尾をつけます Was möchtest du trinken? ( 何が飲みたい ) Ich möchte kaltes Bier trinken. ( 冷たいビールが飲みたいな ) 男性 中性 2 格は名詞に-[e]s がついているので 弱語尾がつきます 男性名詞女性名詞中性名詞複数形 1 格 gut-er Wein frisch-e Milch kalt-es Bier brav-e Kinder 2 格 gut-en Weins frisch-er Milch kalt-en Biers brav-er Kinder 3 格 gut-em Wein frisch-er Milch kalt-em Bier brav-en Kindern 4 格 gut-en Wein frisch-e Milch kalt-es Bier brav-e Kinder 3 形容詞の名詞化 Das Kind hilft dem Kranken. ( その子供はその老人の手伝いをする ) dem Kranken は dem kranken Mann から Mann を省略し 形容詞の最初の文字を大文字にしたものです このようにすると ドイツ語では形容詞を名詞のように使う事ができるのです 1) 男性 女性 複数形 : 形容詞の性質をもった< 男 > < 女 >もしくは< 人びと>を表します der kranke Mann? -> der Kranke その( 男の ) 病人 ein kranker Mann? -> ein Kranker 一人の( 男の ) 病人 die kranke Frau??? -> die Kranke その( 女の ) 病人 eine karnke Frau? -> eine Kranke 一人の( 女の ) 病人 die kranken Leute -> die Kranken その病人たち kranke Leute -> Kranke 病人たち
男性 女性 複数 1 格 der Kranke die Kranke die Kranken 2 格 des Kranken der Kranken der Kranken 3 格 dem Kranken der Kranken den Kranken 4 格 den Kranken die Kranke die Kranken 男性 女性 複数 1 格 ein Kranker eine Kranke Kranke 2 格 eines Kranken einer Kranken Kranker 3 格 einem Kranken einer Kranken Kranken 4 格 einen Kranken eine Kranke Kranke 名詞化された形容詞も 付加語的用法の形容詞と同じ語尾変化をします Sie geht mit dem Kranken spazieren.? 彼女はその病人と散歩に行く 2) 中性名詞 : 形容詞の性質そのものを示すか その性質をもった事物を表します Er hat Sinn für das Schöne. ( 彼は美に対するセンスがある ) Steht etwas Neues in der Zeitung? ( 何か新しいことが新聞に載っている?) Nein, nichts Neues. ( いいえ 新しいことは何もないよ ) das Wahre ( 真 ) das Schöne ( 美 ) etwas Neues ( 何か新しいこと ) nichts Neues ( 新しいこと... ない ) das Neue nichts Neues etwas Neues 1 格 das Neue nichts Neues etwas Neues 2 格 des Neuen 3 格 dem Neuen nichts Neuem etwas Neuem 4 格 das Neue nichts Neues etwas Neues 4 比較
1) 形容詞の比較変化性質を比較する場合 形容詞には原級 比較級 最上級の3つの形があります 比較級は原級に -er をつけ 最上級は原級に -st をつけて作ります (a 原級 klein schnell arm jung böse dunkel alt kurz 比較級 kleiner schneller ärmer jünger böser dunkler älter kürzer 最上級 kleinst schnellst ärmst jüngst bösest dunkelst ältest kürzest 1シラブルの形容詞で母音が a,o,u であるものの大部分は 比較級 最上級でこ れを ä,ö, ü に変えます 最上級の語尾 -st の -s と同じ音もしくはそれに近い音で終わる形容 詞は 最上級で -est にします -e で終わる形容詞はそれを利用して -er, -est をつけます 原級が -e あるいは -el, -euer でおわっている場合 比較級で語幹の-e が脱落します (b) 不規則変化 原級 groß hoch nah gut viel 比較級 größer höher näher besser mehr 最上級 größt höchst nächst best meist 2) 形容詞の比較の用法 : 原級 Jochen ist so alt wie Bolz. ( ヨッヘンはボルツと同じ歳です ) Fukuoka ist nicht so groß wie Tokyo. ( 福岡東京ほど大きくない ) Dein Haus ist doppelt so groß wie meins. ( 君の家は僕の家の2 倍大きい ) 3) 形容詞の比較の用法 : 比較級 (a) 付加語的用法 : 比較級の語尾に加えて 原級の場合と同様変化語尾を加えます Ich möchte ein billigeres Auto kaufen.( 私はもっと安い車を買いたい ) Ich kenne keine schönere Frau als sie. ( 彼女よりも美しい女性を知らない ) (b) 述語的な用法 Hanna ist kleiner als Anna. ( ハナはアンナよりも小さい ) ~よりも には als を使います Petra ist noch (viel) kleiner als Hanna. ( ぺトラはハナよりもはるかに小さい ) Walter wird immer dicker (dicker und dicker). ( ワルターはますます太る )
Er ist mehr faul als dumm. ( 彼は馬鹿というよりはむしろ怠け者だ ) Je mehr man hat, je mehr man will.( 持てば持つほどますます欲しくなる ) 4) 形容詞の比較の用法 : 最上級 (a) 付加語的用法 : 最上級の語尾に加えて 原級の場合と同様変化語尾を加えます Die Schweiz ist eines der reichsten Länder. ( スイスはもっとも豊かな国の一つです ) Wien ist eine Stadt der Musik, des Theaters und der Kunst. Viele der berühmtesten Komponisten lebten dort ( ヴィ-ンは音楽と劇と芸術の都です もっとも有名な作曲家の多くがそこに住んでいました ) 最上級は定冠詞を伴います (b) 述語的な用法 :2 通りの表現があります Die Rose ist unter allen Blumen die schönste. < 定冠詞 + 原級 + ste( 複数形の場合は -sten ) ( 主語の性により定冠詞を選ぶ )>( 薔薇は花のなかで一番美しい ) Die Rose ist unter allen Blumen am schönsten. <am + 原級 + sten> ( 薔薇は花のなかで一番美しい ) (c) 他と比較するのではなく 同一のものがある条件の下で もっとも... な という場合は <am + 原級 + sten> を用います Die Rose ist im Mai am schönsten. ( 薔薇は五月がもっとも美しい ) 5) 副詞の比較変化 副詞も形容詞と同様に比較の表現があります ただし 副詞の最上級は <am + 原級 + sten> のみです 形容詞も副詞的に使われた場合 最上級は <am + 原級 + sten> で表されます Ich trinke gern Bier. ( 僕はビールが好きだ ) Ich trinke lieber Whisky als Bier. ( ビールよりもウイスキーが好きだ ) Aber er trinkt am liebsten Wein. ( しかし彼はワインが一番好きだ ) Bolz läuft von allen am schnellsten. ( ボルツがみんなの中でもっとも速く走る ) 原級比較級最上級
oft öfter am öftesten wohl besser am besten bald eher am ehesten gern lieber am liebsten
第 13 課 過去形 ö ü ä 1
ö ö 2
ö ö ö ö ü ö ü ö 3
4 ß ß ß ß ß ß ß ß
5
第 14 課 受動態 1 受動態 In dieser Fabrik werden Motoren hergestellt. ( この工場ではエンジンが作られる ) 上の文は受動態の文です 受動態とは... れる... られる に相当する表現です この エンジンが作られる ということを言っているわけですが この場合 < 誰が作る のか > よりも < 何が作られるのか > が重要であるために 受動態で表現されています このように 受動態は 彼が... する という場合の < 彼 > つまり < 行為を行う 者 > のことを考えずに 動作や事象に焦点をあてて... が行われる 行われている ということを述べる言い方です 2 受動態の形 受動態は werden の人称変化 + 過去分詞 ( 文末 ) で表されます 時制 werden 過去分詞 現在 In dieser Fabrik werden Motoren hergestellt 現在完了 In dieser Fabrik sind Motoren hergestellt worden 過去 In dieser Fabrik wurden Motoren hergestellt * 現在完了形では完了の助動詞として sein が使われ 受動態の完了形であるため に 過去分詞 + worden ( 受動文を作る助動詞 werden の過去分詞 ) で表されます 3 受動態の人称変化 現在形 werden の人称変化 過去分詞 Ich werde fotografiert Du wirst fotografiert Er wird fotografiert Wir werden fotografiert Ihr werdet fotografiert Sie werden fotografiert 現在完了形
sein の人称変化 過去分詞 + worden Ich bin fotografiert worden Du bist fotografiert worden Er ist fotografiert worden Wir sind fotografiert worden Ihr seid fotografiert worden Sie sind fotografiert worden 過去形 wurde の人称変化 過去分詞 Ich wurde fotografiert Du wurdest fotografiert Er wurde fotografiert Wir wurden fotografiert Ihr wurdet fotografiert Sie wurden fotografiert 4 受動態の作り方 (a) 4 格目的語がある場合 能動文と受動文との対応 能動文 受動文 4 格目的語 -> 主語 主語 -> von + 3 格 / durch + 4 格 動詞 -> werden... 過去分詞 他の文成分 -> そのまま Der Lehrer lobt den Schüler. ( 教師は生徒をほめる ) --> Der Schüler wird von dem Lehrer gelobt. ( 生徒は教師にほめられる )
* 受動文の主語になれるのは能動文の4 格目的語のみです 3 格目的語はそのまま3 格目的語として残ります Der Lehrer gibt dem Schüler das Buch. ( 教師は生徒に本を与える ) --> Das Buch wird dem Schüler von dem Lehrer gegeben. ( その本は教師によって生徒に与えられる ) * 能動文の主語が man の場合 受動文でこれに対応する語は現れません In Deutschland spricht man Deutsch. ( ドイツでは人はドイツ語を話す ) --> In Deutschland wird Deutsch gesprochen. ( ドイツではドイツ語が話される ) * 動作主ではなく 手段 媒介を表す場合には durch が使われます Das Erdbeben zerstörte diese Stadt. ( その地震がこの都市を破壊した ) --> Durch das Erdbeben wurde diese Stadt zerstört. ( その地震によってこの都市は破壊された ) (b) 4 格目的語がない場合 * 3 格目的語は主語になれません 文頭が空位になります そこで 空位を埋める es とよばれるものを文頭におきます 他の文成分が文頭におかれ 空位が埋められる場合には この es は当然省略されます 助動詞の人称変化は3 人称単数形になります Er hilft ihr. ( 彼は彼女の手伝いをする ) --> Es wird ihr (von ihm) geholfen. ( 彼女は ( 彼に ) 手助けをしてもらう ) --> Ihr wird (von ihm) geholfen. ( 彼女は ( 彼に ) 手助けをしてもらう ) * 目的語がない文も受動態にできます 文頭が空位になりますので 空位を埋める es とよばれるものを文頭におきます 他の文成分が文頭におかれ 空位が埋められる場合には この es は当然省略されます 助動詞の人称変化は3 人称単数形になります Man schläft sonntags lange. ( 日曜はゆっくり寝ます ) --> Es wird sonntags lange geschlafen. ( 日曜はゆっくり寝ます ) --> Sonntags wird lange geschlafen. ( 日曜はゆっくり寝ます ) 5 さまざまな受動態
(a) 話法の助動詞を含む受動態 Man muss den Kranken sofort operieren. --> Der Kranke muss sofort operiert werden.( 患者はすぐに手術されなければならない ) 1) 能動文の4 格目的語が主語になりますので この場合 der Kranke が主語になります 話法の助動詞は定動詞としてそのまま残されます Der Kranke muss 2) 能動文で不定詞として使われた動詞は受動文では過去分詞となります 話法の助動詞が入っていますので 受動文を作る助動詞 werden は不定形となり 文末へおかれます Der Kranke muss sofort operiert werden. (b) 状態受動受動文を作る werden のかわりに sein を用いると... されてある という状態を表す受動文ができます 次の二つの文をみてください (1) Das Zimmer wird reserviert. (2) Das Zimmer ist reserviert. (1) の文は 部屋が予約される という動作を表しています これに対して (2) の文は 部屋は予約されてある という状態を表しているわけです このように sein の人称変化 + 過去分詞 ( 文末 ) は状態の受動文を作ります
第 15 課 関係代名詞 関係副詞 不定関係代名詞 1. 定関係代名詞 Ich habe einen Freund, der in Tokyo studiert. ( 東京の大学で勉強している友人がいます ) 上の文は関係文で der は定関係代名詞です 定関係代名詞 der には二つの働きがあります まず二つの文を結ぶ接続詞の働きをします そして一つになった文のなかで代名詞の働きをします 次の文を見てください I1)Ich habe einen Freund. ( 私に友人がいる ) 2)Der Freund studiert in Tokyo. ( その友人は東京の大学で勉強している ) どちらの文にも Freund( 友人 ) という名詞があります 二つの文に共通する名詞の片方を先行詞として残し 残った名詞を定関係代名詞に置き換え 関係文を作り 一つの文にまとめれば 関係文を含む表現ができます Ich habe einen Freund, der in Tokyo studiert. という関係代名詞の文は 1) の文が先行詞 Freund を含む主文になり 2) の文の Freund を定関係代名詞 der に置き換え 2) の文を関係文として 一つにまとめたものなのです ここまでの流れをまとめてみましょう 関係文はふつう先行詞のすぐ後から始まります 関係文では定動詞は文末におかれます 主文と関係文はコンマで区切られます 2. 定関係代名詞の格変化定関係代名詞は代名詞として働くわけですから 当然格変化しますし 文法上の性もあります 定関係代名詞は先行詞と結びついていますので 文法上の性 数を先行詞から受け継ぎます たとえば 先行詞が女性名詞であれば 関係代名詞は女性になります 定関係代名詞が1 格になるのか 2 格になるのかといったこと つまり定関係代名詞の格は先行詞の格とは関係がありません 定関係代名詞ではじまる文のなかで定関係代名詞がどのような働きをするかで 定関係代名詞の格は決まります
男性 女性 中性 複数 1 格 der die das die 2 格 dessen deren dessen deren 3 格 dem der dem denen 4 格 den die das die イタリック体の箇所は定冠詞と異なります das と dessen 以外は長めに発音されます 3. 関係文の語順定関係代名詞ではじまる文は副文となりますので 定動詞は文末におかれます また 先行詞と定関係代名詞はコンマで区切られます Ich habe einen Freund, der in Tokyo studiert 先行詞定関係代名詞定動詞 ( 文末 ) 4. 定関係代名詞の文 Die Dame, die dort steht, ist meine Tante. ( あそこに立っている婦人は私の叔母です ) -> この関係文のなかで定関係代名詞は主語となるために1 格になります 先行詞は女性名詞です 定関係代名詞は女性 1 格 die になります Wo ist der Mann, dem das Auto hier gehört? ( ここにある車の持ち主の男の人はどこにいますか ) -> この関係文のなかで定関係代名詞は 動詞 gehören の目的語となるために3 格になります 先行詞は男性名詞です 定関係代名詞は男性 3 格 dem になります Das ist das Notebook, das mein Vater gekauft hat. ( これが私の父が買ったノートパソコンです ) -> この関係文のなかで定関係代名詞は 動詞 kaufen の目的語となるために4 格になります 先行詞は中性名詞です 定関係代名詞は中性 4 格 das になります この文のように関係文で現在完了形が使われる場合 関係文は副文を作りますので 人称変化するものが文の最後におかれます 過去分詞は人称変化しないために 人称変化する助動詞の前におかれ 過去分詞 + 助動詞 ( 文末 ) の語順となります
Der Professor, dessen Geburtstag wir feierten, wurde 60 Jahre alt. ( 私たちが誕生日を祝った教授は 60 歳になった ) -> 定関係代名詞の2 格が使われるケースは少し複雑です 先行詞は教授です そして 教授の誕生日を私たちは祝った となるので 定関係代名詞は2 格になります den Geburtstag des Professors のように2 格は後ろから前の名詞にかかりますが 定関係代名詞 2 格の場合は英語の whose のように名詞の前におかれ dessen Geburtstag となります さらに定関係代名詞 2 格がかかる名詞からは冠詞が省かれます Die Studentin, mit der du gesprochen hast, ist hübsch. ( 君が話していた女子学生はかわいいね ) -> この関係文を通常の文に書き換えると Mit der Studentin hast du gesprochen. となることから分かるように定関係代名詞となる名詞に前置詞がついています 定関係代名詞に前置詞がつく場合は定関係代名詞の前に前置詞が置かれます 先行詞は女性名詞で 前置詞 mit は3 格の名詞 代名詞と使われるので 定関係代名詞は der になります 5. 関係副詞先行詞が場所や時を表す場合には 関係副詞 (wo) を用いることができます Er besucht die Stadt, wo seine Freundin geboren ist.( 彼はガールフレンドが生まれた街へ行く ) Gerade an dem Tag, wo meine Freundin mich besuchte, hatte ich keine Zeit.( よりによってガールフレンドが会いに来る日に私は暇がなかった ) 6 不定関係代名詞 : wer と was 1) wer Wer zuletzt lacht, lacht am besten. ( 最後に笑う者が一番よく笑う ) この wer は不定関係代名詞といわれるもので 疑問詞の 誰 ではありません 2) wer の格変化 : 以下のように格変化します 1 格 wer 2 格 wessen 3 格 wem 4 格 wen
3)wer の用法 : 人 について用いられます 不定関係代名詞は wer 自身が先行詞の働きを兼ねているために 特定の先行詞をう けることはありません ( およそ )~ する人 の意味になります wer は1 格から4 格まであります どの格が使われるかは wer ではじまる文の中で wer が果たす役割で決定されます 主語であれば 1 格になり 3 格をとる動詞の目的語であれば 3 格になります また wer ではじまる文は文全体で一つの名詞を作り この名詞の格は関係文に続く主 文の最初に置かれる指示代名詞で示されます 不定関係代名詞も指示代名詞も 1 格の場合 指示代名詞は通常省略されます Wer jetzt kauft, [der] bekommt 10% Rabatt. ( 今買う人は 10% 安く買うことができ ます ) ー > 主語であるために 不定関係代名詞は 1 格です Wen ich nicht mag, den begrüße ich nicht. ( 気に入らない人には挨拶をしない ) ー >mag の目的語であるために 不定関係代名詞は 4 格です Wem das nicht passt, der kann ja gehen. ( 都合の悪い人は帰ってもかまいません ) ー > passt の目的語であるために 不定関係代名詞は 3 格です 4) was Was er sagt, stimmt meistens. ( 彼の言うことはたいていの場合当たっている ) 上の文の was は 何 という意味の疑問詞ではなく ( およそ )~ するもの こ と を表す不定関係代名詞です 5) was の格変化 1 格 was 2 格 3 格 4 格 was 6) was の用法 : 物 事 について用いられ ( およそ )~の事 物 の意味になります 先行詞をうける場合もあります <1> 先行詞をうけない場合 Was Sie sagen, ist richtig. ( あなたの言うことは正しい ) <2> 先行詞をうける場合 : 不定代名詞 (alles, etwas, nichts, das 等 ) や中性名詞化された形容詞 ( 特に最上級 ) を先行詞としてうけます Hier gibt es nichts, was mir gefällt. ( ここには気に入ったものがない )
Ich habe alles, was ich brauche. ( 必要とするものはすべて持っている ) Das ist das Schönste, was ich je gesehen habe. ( それはこれまでに私が見たなか で一番美しい )
第 16 課接続法 (1) 1. 接続法とはわたしたちは言葉を通してさまざまなことを表現します またその時いろいろな言いかたで表します たとえば 明日は一時限目から授業があるから 早く寝ないといけない という内容のことを 一時限目の授業がなければ もっとゆっくり寝ていられるのに と願望の形で表現することもあります 相手に何かをさせたいときには 早く起きろ! 授業に遅れるぞ と命令形を使う時もあります このようにわたしたちは内容に応じて言いかたを変えているわけです ドイツ語では表現の仕方を <Modus>( 法 ) ということばで表します < 法 >には 3 種類あり < 直説法 > < 命令法 > < 接続法 >とよばれます < 直説法 >はもっとも一般的な言い方で会話でも小説でも使われ 或る事柄を事実として表現するときに用います < 命令法 >は相手に命令したり 何かを頼む時に使われます -> 命令形 < 接続法 >は 新聞や雑誌などによく見られますが 誰かの言ったことを間接的に引用するときや 事実に反することを願望の形で表現するときなどに用いられます < 接続法 >とよばれるのは < 接続法 >で用いられる動詞の形態に接続詞の機能が含まれているからです 暇があればなあ... という文は 表面には出ませんが < 私は願う>という文と結びついているのです Ich habe keine Zeit. ( 直説法 ) 暇がない Hätte ich doch Zeit. ( 接続法 ) 暇があればなあ... 直接話法は発言の内容を引用符で囲み 伝える人の文と区別して伝える言い方です これに対して 間接話法は伝える人の立場から発言の内容を再構成して伝えるものです 次の文を見てください 引用であることを表すために 間接話法が使われています 間接話法は伝える人の視点から文を組み立てるために 視点の転換が生じ 直接話法では ich で示されていたものが間接話法では sie で示されています
Sie sagt, "Ich habe mich erkältet." ( 直説法 ) 風邪をひいてしまいました と彼女は言う Sie sagt, sie habe sich erkältet. ( 接続法 ) 風邪をひいてしまいましたと彼女は言う 2. 接続法の形態接続法には接続法 Ⅰ 式と接続法 Ⅱ 式とがあります 接続法 Ⅰ 式は不定形を基にして人称変化が行われ 接続法 Ⅱ 式は過去形が基になりますが これは接続法の時制とは関係がありません 接続法 Ⅱ 式は表現内容が非現実な事柄の場合に用いられるために 直説法との違いを明確にする目的で 過去形を基にして現在人称変化がなされるのです 1) 接続法 Ⅰ 式の現在人称変化不定形の語幹に接続法 Ⅰ 式の人称語尾 ( 下の表を参照 ) をつけます ich -e wir -en du -est ihr -et er -e sie -en 不定形 lernen fahren sehen sprechen sein haben werden ich lerne fahre sehe spreche sei habe werde du lernest fahrest sehest sprechest sei[e]st habest werdest er lerne fahre sehe spreche sei habe werde wir lernen fahren sehen sprechen seien haben werden ihr lernet fahret sehet sprechet seiet habet werdet sie lernen fahren sehen sprechen seien haben werden 註 (1) sein は例外になります (2) 直説法では語幹の母音が変わった動詞 (fahren, sprechen, sehen) でも 接続法 Ⅰ 式では母音は変化しません
2) 接続法 Ⅱ 式の現在人称変化 接続法 Ⅱ 式の現在人称変化は過去基本形に以下の表の人称語尾をつけます 過去基本形 が-e で終わっている場合は表の-e はつけません 規則変化動詞の場合は直説法と接続法 Ⅱ 式現在の人称変化は同じです また 不規則変 化動詞の場合 ウムラウトできる母音 (a,o,u) はウムラウトさせます ich -[e] wir -[e]n du -[e]st ihr -[e]t er -[e] sie -[e]n 不定形 wohnen fahren haben sein werden können 過去基本形 wohntee fuhr hatte war wurde konnte ich wohnte führe hätte wäre würde könnte du wohntest führest hättest wärest würdest könntest er wohnte führe hätte wäre würde könnte wir ihr sie wohnten führen hätten wären würden könnten wohntet führet hättet wäret würdet könntet wohnten führen hätten wären würden könnten [ 註 ] 次の例外もあります 不定形 :helfen, 過去基本形 :half -> hülfe 不定形 :stehen, 過去基本形 :stand -> stünde / stände 3. 接続法の時制 接続法の時制で注意することは 直説法では現在完了形 過去形 過去完了形で表現さ れる時制がすべて接続法過去形として表現されることです 直説法 接続法 Ⅰ 接続法 Ⅱ er wohnt 現在 er wohne er wohnte er fährt er fahre er führe
er hat gewohnt er ist gefahren er wohnte er fuhr 現在完了 過去 er habe gewohnt er sei gefahren er hätte gewohnt er wäre gefahren er hatte gewohnt er war gefahren 過去完了 er wird wohnen er wird fahren 未来 er werde wohnen er würde wohnen er werde fahren er würde fahren 4. 接続法の用法 1) 要求の接続法 - 接続法 Ⅰ 式 - 一人称 三人称に対する命令には接続法 Ⅰ 式が使われます Gehen wir langsam! ( そろそろ出かけよう!) Edel sei der Mensch! ( 人間は気高くあれ!) Man nehme dreimal täglich die Tabletten. ( 一日 3 回服用のこと ) 2) 取り決め 認容の接続法 - 接続法 Ⅰ 式 - ~ということにしておこう という表現や たとえ~であろうとも という表現は接続法 Ⅰ 式で表されます Die Strecke AB sei 7 cm. ( 線分 AB を7センチメートルとする ) Man sage, was man will, sie war eine schlechte Frau. ( 人が何と言おうと 彼女は悪女だった )
第 17 課接続法 (2) ü ü ä ä 1
2 ä ä ä ü ä ü ä ä ä ä ä ü ü ä ä
ä ä ä ä ä ö ä 3
第 18 課 数詞 ö ß ü ü ü 1
ü ü ü ü ö 2
3