Microsoft Word - DPM_WINXPSP2_ doc

Similar documents
改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /01/31 DPM6.0(REVISION:003) リリースに伴い Windows 7(x64) を追記 /06/15 新規作成 2

はじめに このマニュアルは BACREX-R を実際に使用する前に知っておいて頂きたい内容として 使用する前の設定や 動作に関する注意事項を記述したものです 最初に必ずお読み頂き 各設定を行ってください 実際に表示される画面と マニュアルの画面とが異なる場合があります BACREX-R は お客様の

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/11 DPM Ver6.11/6.12リリースに伴い Windows Server 2012/Windows 8を追記 /08/30 新規作成 2

1. 信頼済みサイトの設定 (1/3) この設定をしないとレイアウト ( 公報 ) ダウンロードなどの一部の機能が使えませんので 必ず設定してください 1 Internet Explorer を起動し [ ツール ]-[ インターネットオプション (O)] を選択します 2 [ セキュリティ ] の

1.InternetExplorer のバージョン確認手順 1 InternetExplorer を起動します 2 メニューバーより ヘルプ バージョン情報 を選択します メニューバーが表示されていない場合は F10 キーでメニューバーを表示してください 2

BACREX-R クライアント利用者用ドキュメント

スライド 1

Microsoft Word - 01.【電子入札】パソコンの設定方法について 修正_

ポップアップブロックの設定

PALNETSC0184_操作編(1-基本)

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

平成 31 年 2 月 22 日 岐阜県電子入札システムクライアント PC の Internet Explorer 11 設定手順 ( 受注者用 ) 岐阜県電子入札システムを利用するには インターネットエクスプローラーの設定を行う必要があります 設定項目の一覧 ( クリックすると説明箇所へジャンプし

はじめに 動作環境の全ブラウザで 本書の設定を行ってください 本設定を行わない場合 システムが 正常に動作しない可能性がありますので 必ず設定をお願いいたします また 本書の中で 画 像に番号を付与している箇所以外の設定は お使いの環境のままでご使用ください 参考 : 動作環境の全ブラウザについては

現象

IE用事前設定手順書

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

Microsoft Word - 推奨環境.doc

ブラウザ Internet Explorer 7 の設定について 第3版

PowerPoint プレゼンテーション

(8) [ 全般 ] タブをクリックします (9) [ インターネット一時ファイル ] の [ 設定 ] ボタンをクリックします (10) [ 保存しているページの新しいバージョンの確認 ] から [ ページを表示するごとに確認する ] をクリックします (11) [OK] ボタンをクリックしていき

ポップアップブロックの設定

iStorage ソフトウェア VMware vCenter Plug-in インストールガイド

インターネット EDI システムを使用する前の準備 目次 動作環境について... 2 Internet Explorer7.0 / 8.0 をご利用の場合の設定方法... 3 [1] インターネット EDI システムを利用するための標準的な設定... 3 [2] ブラウザ型で帳票を利用する場合に必要

スライド 1

Vista IE7 ブラウザの設定手順

リティ向上のため Windows7 SP1 をご使用することをお薦めいたします (KB は含まれています ) *3 電子証明書をご利用する場合は Internet Explorer8.0/Internet Explorer9.0 の 64bit 版は 推奨環境対象外となります *4 古い

SURFNAVIへのW2003SP2適用時の注意

(3) 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 が表示されます 参照ボタンを押下すると 図 フォルダ指定画面 が表示されるので 保存先を指定し OK ボタン を押下します 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 の 展開 ボタンを押下します 図

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

1 画面遷移時にスクリプトエラーが発生する場合がある < 事象 > 通信中ダイアログが表示された後 画面が遷移するタイミングで 時折以下の画面のようなスクリプトエラーが発生することがあります スクリプトエラーの通知画面が表示 ( ) される 警告アイコンが表示される エラーの通知画面は インターネッ

LPV2-TX3P/TX1/T1ユーザーズマニュアル

目次 目次...2 はじめに Webサーバ for DPMのインストール データベース (DPMインスタンス) のインストール 管理サーバ for DPMのインストール PackageDescriber for DPMのインストール

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

Bross. ご利用時における Internet Explorer 7.0 の設定について WindowsXP SP3 編 Ver 年 6 月 KDDI 株式会社 1

改版履歴改版日 版数 改版内容 該当ページ 2011 年 6 月 1 新規作成 2014 年 4 月 2 Windows XP の製品サポート終了に伴い本市 5 電子調達システムにおいても 当該日付をもって Windows XP を推奨環境から除外しました 2014 年 9 月 3 信頼済みサイト

DJM-900nexus アップデート方法 for Microsoft Windows 7 A. 展開したファイルの内容を確認してください : 1. ダウンロードしたファイルを展開します ダウンロードしたファイルを右クリックし 表示されたメニューから すべて展開 を選びます 展開先を指定してファイル

音声認識サーバのインストールと設定

<4D F736F F D208E96914F8F8094F5837D836A B2E646F63>

クライアント証明書

クライアント証明書インストールマニュアル

共有フォルダ接続手順 1 共有フォルダ接続ツールのダウンロード 展開 CSVEX のトップページから共有フォルダ接続ツールの zip ファイルをダウンロードします ダウンロードした zip ファイルを右クリックして すべて展開 を選択します (Windows 環境では zip ファイルを解凍しなくて

事前準備マニュアル

設定 1 Windows10 の規定ブラウザの変更手順について 1 Windows10 のスタートメニューから 設定 をクリックしてください 2 システム をクリックしてください -1-

OS の bit 数の確認方法 - Windows0 及び Windows8. Windows のコントロールパネルを開きます Windows0 の場合 スタート から Windows システムツール の コントロールパネル をクリックします Windows8. の場合 スタート から PC 設定

入札情報サービスシステム(職員)

<発注書作成>

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

目次 1. はじめに 2. CSS-Net の動作環境 3. インストール手順 4. CSS-Net の起動および初期設定 5. アンインストール方法 1. はじめに 本書は CSS-Net(GSPc_Local) のインストール手順を纏めたものです 1

設定 1 USB キー証明書ソフトの更新手順 1 産科医療補償制度のホームページ ( へアクセスし 分娩機関の皆さまへ 加入手続き をクリックしてください 2 専用 Web システムの導入要件 をクリックしてくださ

事前準備マニュアル

Microsoft Word - (修正)Internet Explorer 8 9設定手順 受注者.DOC

. はじめに 動作環境の全ブラウザで 本書の設定を行ってください 本設定を行わない場合 システムが 正常に動作しない可能性がありますので 必ず設定をお願いいたします また 本書の中で 画 像に番号を付与している箇所以外の設定は お使いの環境のままでご使用ください 参考 : 動作環境の全ブラウザについ

事前にご確認をお願いします InternetExplorerを起動し 右上のツールボタン インターネットオプション を左クリックします を左クリックし Internet Explorer10 設定手順書 2 / 23

第 1 版

CLUSTERPRO/システム構築ガイド

目次 No. 内容 メニュー名 ページ番号 事前準備 IEバージョン情報確認 互換表示設定 (IE9 IE0 IEの場合 ) 信頼済みサイトへの登録 (IE0 IEの場合 ) 4 受注データを (IE0 IEの場合 ) 6 5 リストを出力する為の設定 (IE0 IEの場合 ) 7 6 ( その)(

ファクス送信用変換ソフト 操作説明書_UA

VG シリーズ用ローカルファームアップ / 自動ファームウェア更新設定手順書 VG400aⅡ ローカルファームアップ / 自動ファームウェア更新設定手順書

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

目次 1. PDF 変換サービスの設定について )Internet Explorer をご利用の場合 )Microsoft Edge をご利用の場合 )Google Chrome をご利用の場合 )Mozilla Firefox をご利

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

<4D F736F F D CC82BD82DF82CC50438AC28BAB90DD92E82E646F63>

Microsoft Word - V70MAX-Vista_XP.doc

ビジネス Web 推奨環境と設定について 新システムにおけるビジネスWebの推奨環境は以下のとおりです 推奨環境には 開発元のサポートが終了し セキュリティ更新プログラム等の提供が行われていないOSやブラウザは含まれません また 推奨環境については動作確認をしておりますが パソコンの機種や設定におい

1 目次 本書の構成 2 体験版申請用総合ソフトの機能 3 申請用総合ソフトとの相違点 体験版申請用総合ソフト ver.3.0 は, 本番用の申請用総合ソフト (3.0A) の機能に擬似データを加えたものです

Microsoft Word - インストールマニュアルSBS XP SP1第1版 doc

easyhousing 環境設定 操作マニュアル Ver 年 7 月 2 日

改版履歴改版日 版数 改版内容 該当ページ 2013 年 4 月 1 新規作成 2014 年 6 月 2 IE10 IE11 対応に伴い 2 ソフトウエアの仕様 ( 推奨 ) を変更 2014 年 9 月 3 信頼済みサイト ダイアログ画像の この 11 ゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (h

目次 目次... 2 はじめに SQL Server 2005 製品版へのアップグレード SQL Server 2005 製品版へのデータベース (DPM インスタンス ) の構築 / 設定 データベース (DPM インスタンス ) の構築

セットアップマニュアル

(4) 変更するアカウントを選びます の下に 作成したアカウント FAX が表示されているので クリックします (5) [ パスワードを作成する ] をクリックします (6) [ 新しいパスワード ] 欄に設定するパスワード ( ここでは例として fax ) を入力します [ 新しいパスワードの確認

CompuSec SW 強制削除手順

第 2 版

目次 目次 準備いただくもの 準備 SQLServer2008 R2 ExpressEdition のインストール インストールの前に インストール 設定一覧 機

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

Inet-Builder Client 操作説明書

第1章 業務共通

建築業務管理システム 補足マニュアル Internet Explorer11 設定ガイド (Windows10 用 )

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

Microsoft Word - プリンタ設定手順_改

改版履歴改版日 版数 改版内容 該当ページ 2011 年 6 月 1 新規作成 2013 年 4 月 2 JIS90 互換 MS ゴシック 明朝フォントパッ 20~26 ケージのインストールについて最新の情報に更新 2014 年 4 月 3 Windows XP の製品サポート終了に伴い本市 2 電

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

Microsoft Word - PCET10-CL_02a†iWinNT40_PDFŠp†j.doc

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

Microsoft Word - ManagerIPChange.doc

クライアント証明書インストールマニュアル

Windows10 の設定

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

システム利用前の準備作業2.1 準備作業の流れ 準備作業の流れは 以下のとおりです 2必要なものを用意する 2.2 パソコンインターネット接続回線 E メールアドレス 2.2-(1) 2.2-(2) 2.2-(3) 当金庫からの送付物 2.2-(4) パソコンの設定をする 2.3 Cookie の設

ご利用の前に 目次 - 0. 推奨環境とソフトウェアのバージョン 推奨環境について Windows8 Windows8. について Internet Explorer のバージョン確認 SAMWEB の初期設定 セキュリティ設定..

e 飛伝 Pro システム e 飛伝 Pro バージョンアップ手順書 第 11 版 平成 2 3 年 5 月 2 3 日

ICカード

本マニュアルに記載された内容は 将来予告なしに一部または全体を修正及び変更することがあります なお 本マニュアルにこのような不備がありましても 運用上の影響につきましては責任を負いかねますのでご了承ください 本マニュアルの一部 あるいは全部について 許諾を得ずに無断で転載することを禁じます ( 電子

注意事項 (1)Windows 10 を使用する場合 注意事項 1 注意事項 3 注意事項 4 についてご対応をお願いします (2)Windows 8.1 を使用する場合 注意事項 2 注意事項 3 注意事項 4 についてご対応をお願いします (3)Windows 7 上で Internet Exp

クライアント証明書

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

三重県電子調達システム < 本書の目的 > 2014/4/10 Internet Explorer 9.0 設定手順書 更新 2014 年 4 月より 三重県公共事業電子調達システムは新システムへ移行しました システムの移行に伴い 電子入札に利用するパソコンの設定変更作業が必要になります 本書は 現

ICカード

1 画面遷移時にスクリプトエラーが発生する場合がある < 事象 > 通信中ダイアログが表示された後 画面が遷移するタイミングで 時折以下の画面のようなスクリプトエラーが発生することがあります スクリプトエラーの通知画面が表示 ( ) される 警告アイコンが表示される エラーの通知画面は インターネッ

鳥取県物品電子入札システムセキュリティ ポリシー設定マニュアル IC カードを利用しない応札者向け 第 1.7 版 平成 31 年 2 月鳥取県物品契約課 鳥取県物品電子入札システムセキュリティ ポリシー設定マニュアル Ver.01-07

Transcription:

目次 商標について... 3 DeploymentManager の Windows XP Service Pack 2 対応... 3 1. SP2 を適用したコンピュータで Web サーバ for DPM を利用する... 4 2. SP2 を適用したコンピュータで管理サーバ for DPM を利用する... 6 3. SP2 を適用したコンピュータで Web コンソールを利用する... 8 4. SP2 を適用したコンピュータで NFS サーバを利用する... 10 5. SP2 を適用したコンピュータでイメージビルダー ( リモートコンソール ) を利用する...11 6. SP2 を適用したコンピュータでコマンドライン for DPM を利用する...11 7. SP2 を適用したコンピュータで DHCP サーバを利用する... 12 8. 管理対象コンピュータに SP2 を配信する... 14 8-1 SP2 の設定... 15 8-2 SP2 の登録... 19 8-3 SP2 を適用する... 21 9. SP2 を適用したコンピュータを DPM で管理する... 25 付録...29 2

商標について Microsoft Windows Microsoft Internet Explorer MS-DOSは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です DeploymentManager の Windows XP Service Pack 2 対応 Windows XP Service Pack 2( 以降は SP2 と呼びます ) では セキュリティ機能が大幅に強化されております その中のファイアウォール機能は SP 2 適用後にほぼ全ての通信をブロックします このファイアウォール機能により DeploymentManager( 以下 DPM と呼びます ) との通信が行えなくなりますので DPM で運用する場合は ポートを開放していただく必要があります ここでは DPM を使用した SP2 の適用方法と SP 2 が適用されたコンピュータで DPM を利用する際の設定項目について説明します 本マニュアルがサポートしている DPM のバージョンは以下になります UL1173-401 UL1173-301 UL1173-201 UL1173-101 DeploymentManager Ver3.1 以降 DeploymentManager Ver3.0 DeploymentManager Ver2.1 DeploymentManager Ver2.0 3

1. SP2 を適用したコンピュータで Web サーバ for DPM を利用する SP 2 を適用したコンピュータで Web サーバ for DPM を利用する場合は 以下の手順で通信設定を行ってください DPM2.0 2.1 をお使いの場合は Web サーバ for DPM がありませんので この手順は不要です (1) Web サーバ for DPM で使用するポートを手動で開放します スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 例外 タブをクリックします (2) 例外 タブの ポートの追加 をクリックします 4

(3) ポートの追加 画面が表示されますので 名前 項目には DeploymentManager(TC P8080) を ポート番号 には 8080 を入力し TCP にチェックを入れて OK をクリックしてください 以上で SP2 を適用したコンピュータで Web サーバ for DPM を利用する設定は完了です 5

2. SP2 を適用したコンピュータで管理サーバ for DPM を利用する SP 2 を適用したコンピュータで管理サーバ for DPM を利用する場合は 以下の手順で通信設定を行ってください (1) 管理サーバで使用するポートを手動で開放します スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 例外 タブをクリックします (2) 例外 タブの ポートの追加 をクリックします 6

(3) ポートの追加 画面が表示されますので 名前 項目 ポート番号 に下表の各名前 ポート番号を入力し プロトコルの TCP/UDP を選択して OK をクリックします ポート番号 は DPM のバージョンによって異なります それぞれについて 同様の要領で追加してください 例 ) UDP67 ポートを追加する場合 名前 ポート番号 プロトコル DPM 3.1 以降 DPM 3.0 DPM 2.1 DPM 2.0 DeploymentManager(UDP67) 67 UDP DeploymentManager(UDP69) 69 UDP DeploymentManager(UDP137) 137 UDP DeploymentManager(TCP137) 137 TCP DeploymentManager(UDP138) 138 UDP DeploymentManager(TCP138) 138 TCP DeploymentManager(UDP139) 139 UDP DeploymentManager(TCP139) 139 TCP DeploymentManager(UDP445) 445 UDP DeploymentManager(TCP445) 445 TCP DeploymentManager(UDP4011) 4011 UDP DeploymentManager(TCP56011) 56011 TCP DeploymentManager(TCP56020) 56020 TCP DeploymentManager(TCP56022) 56022 TCP DeploymentManager(TCP56023) 56023 TCP DeploymentManager(TCP56030) 56030 TCP DeploymentManager(UDP56040) 56040 UDP DeploymentManager(TCP56050) 56050 TCP 以上で SP2 を適用したコンピュータで管理サーバ for DPM を利用する設定は完了です 7

3. SP2 を適用したコンピュータで Web コンソールを利用する SP 2 を適用したコンピュータで Web コンソールを利用する場合は 以下の手順で通信設定を行ってください DPM2.0 2.1 をお使いの場合は Web コンソールがありませんので この手順は不要です (1) スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター インターネットオプション をクリックします インターネットのプロパティ 画面が表示されますので セキュリティ タブをクリックし 信頼済みサイト にフォーカスをあてた状態で サイト をクリックします (2) 信頼済みサイト 画面が表示されますので このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認 (https:) を必要とする のチェックを外してください 8

(3) 次の Web サイトをゾーン追加する 項目に Web サーバ for DPM の IP アドレス またはコンピュータ名を追加し 追加 をクリックします 例 )Web サーバ for DPM の IP アドレスが 192.168.0.1 の場合 (4) Web サイト 欄に追加されたのを確認して OK をクリックしてください Web コンソールの利用には 上記 (4) までの設定で問題ありませんが ポップアップブロック を無効にしたい場合は 以下の手順でも可能です (1) インターネットエクスプローラの ツール メニュー ポップアップブロック ポップアップブロックを無効にする を選択してください ポップアップブロックを有効にする場合も 同じメニューで設定できます 以上で SP2 を適用したコンピュータで Web コンソールを利用する設定は完了です 9

4. SP2 を適用したコンピュータで NFS サーバを利用する SP 2 を適用したコンピュータで Linux の OS クリアインストールを利用する場合は NFS サーバの通信設定を以下の手順で行ってください (1) NFS サーバで使用するポートを手動で開放します スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 例外 タブをクリックします (2) 例外 タブの ポートの追加 をクリックします 10

(3) ポートの追加 画面が表示されますので 名前 項目 ポート番号 に下表の各名前 ポート番号を入力し プロトコルの TCP/UDP を選択して OK をクリックします それぞれについて 同様の要領で追加してください 例 ) TCP111 ポートを追加する場合 名前 ポート番号 プロトコル DeploymentManager(TCP111) 111 TCP DeploymentManager(UDP111) 111 UDP DeploymentManager(TCP1048) 1048 TCP DeploymentManager(UDP1048) 1048 UDP DeploymentManager(TCP2049) 2049 TCP DeploymentManager(UDP2049) 2049 UDP このポート番号は動的に変更される場合があります もし通信に失敗する場合は rpcinfo -p コマンドで mountd(nfs mount daemon) サービスが使用するポート番号を確認し そのポートを開放するようにしてください この方法によっても改善されない場合は Windows ファイアウォールの設定を無効にしてください 以上で SP2 を適用したコンピュータで NFS サーバを利用する設定は完了です 5. SP2 を適用したコンピュータでイメージビルダー ( リモートコンソール ) を利用する イメージビルダー ( リモートコンソール ) には 設定する項目はありません 6. SP2 を適用したコンピュータでコマンドライン for DPM を利用する コマンドライン for DPM には 設定する項目はありません 11

7. SP2 を適用したコンピュータで DHCP サーバを利用する サードパーティ製の DHCP サーバを Windows XP にインストールしてご利用の場合は 以下の手順で通信設定を行ってください 管理サーバ for DPM がインストールされているコンピュータで DHCP サーバをご利用の場合は 本章の手順は不要です (1) DHCP サーバで使用するポートを手動で開放します スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 例外 タブをクリックします (2) 例外 タブの ポートの追加 をクリックします 12

(3) ポートの追加 画面が表示されますので 名前 項目には DHCP(UDP67) を ポート番号 には 67 を入力し UDP にチェックを入れて OK をクリックします 以上で SP2 を適用したコンピュータでサードパーティ製 DHCP サーバを利用する設定は完了です 13

8. 管理対象コンピュータに SP2 を配信する 管理対象コンピュータに SP2 を適用すると ファイアウォールによって管理サーバとの通信ができなくなります これを回避するため 配信後に手動でポートを開けていただくことも可能ですが SP2 に用意されている機能を使って 配信と同時にポートを開けることができます ここでは その方法について説明します ポートを開ける方法としては 以下の 2 種類があります ファイアウォール設定を無効にする 使用するポートを開ける DPM の詳細な操作方法については 製品添付の説明書を参照してください この手順は管理対象コンピュータ用です 管理サーバ等に適用する場合は 前述の 1 章から 6 章を参照してください 手動でポートを開ける手順については 9. SP2 を適用したコンピュータを DPM で管理する を参照してください 配信と同時にポートを開ける設定を行わなかった場合 シナリオ実行は シナリオ実行エラー となります DPM を使用した SP2 の適用方法について 以下の手順で説明します 8-1. SP 2 の設定 8-2. SP 2 の登録 8-3. SP 2 の適用 14

8-1 SP2 の設定 DPM からの通信を可能にするため SP2 をカスタマイズする手順を説明します (1) SP2 CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします インストール画面が起動しますが 閉じる をクリックして終了させてください Web サイト等からダウンロードした SP2 をご使用の場合は 格納しているパスを読み替えてください (2) ファイルを展開する展開先フォルダを作成します エクスプローラなどから任意の名前のフォルダを作成します ここでは例として C ドライブ直下に XP_SP2 というフォルダを作成します 以降は太文字部分を作成したフォルダ名と読み替えてください 15

(3) スタート メニューから ファイル名を指定して実行 を選択し cmd と入力して OK をクリックします コマンドプロンプトが起動しますので 以下を実行してください 例 )CD-ROM ドライブが D ドライブの場合 D: XPSP2.EXE /x (4) 展開先のフォルダに (2) で作成したフォルダを指定し OK をクリックする 指定したフォルダには XP_SP2.EXE が含まれないようにしてください 含んだ状態でイメージビルダーに登録すると 展開前と展開後の両方のフォルダが含まれてしまい ファイルサイズが 2 倍になります (5) ファイルの展開 が始まりますので そのまましばらくお待ちください (6) ファイルの展開 が終了すると完了画面が表示されますので OK をクリックする (7) 任意に作成した展開先のフォルダ内に含まれる netfw.in_ ファイルを展開します コマンドプロンプトで以下を実行してください 例 )C ドライブ直下に XP_SP2 というフォルダを作成し 展開した場合 expand /r C: XP_SP2 i386 ip netfw.in_ 16

(8) 展開が終わると C: XP_SP2 i386 ip 配下に netfw.inf ファイルが作成されますので メモ帳などで開いてください (9) netfw.inf ファイルの内容は 以下のとおりです (10) ICF.AddReg.DomainProfile と ICF.AddReg.StandardProfile の下に それぞれ以下の太字部分を追加し 上書き保存してください 設定方法には < 個別にポートを開ける > 方法と < ファイアウォールを無効にする > 方法があります 運用にあわせて選択してください 太字部分を追加する際 下文から コピー 貼り付け を行うと 行の途中に改行が入ります 各行の先頭が次のような形式で始まるように 改行は削除してください [[ICF.AddReg.DomainProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters 17

< 個別にポートを開ける > [ICF.AddReg.DomainProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\AuthorizedApplications \List","%windir%\system32\sessmgr.exe",0x00000000,"%windir%\system32\sessmgr.exe:*:enabled:@xpsp2res.dll,-22019" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\Icmpsettings","AllowIn boundechorequest",0x00010001,1 HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\GloballyOpenPorts\Lis t","56010:tcp",0x00000000,"56010:tcp:*:enabled:deploymentmanager(tcp56010)" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\GloballyOpenPorts\Lis t","56000:tcp",0x00000000,"56000:tcp:*:enabled:deploymentmanager(tcp56000)" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\GloballyOpenPorts\Lis t","56001:udp",0x00000000,"56001:udp:*:enabled:deploymentmanager(udp56001)" [ICF.AddReg.StandardProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\AuthorizedApplication s\list","%windir%\system32\sessmgr.exe",0x00000000,"%windir%\system32\sessmgr.exe:*:enabled:@xpsp2res.dll,-22019" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\Icmpsettings","Allow InboundEchoRequest",0x00010001,1 HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\GloballyOpenPorts\L ist","56010:tcp",0x00000000,"56010:tcp:*:enabled:deploymentmanager(tcp56010)" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\GloballyOpenPorts\L ist","56000:tcp",0x00000000,"56000:tcp:*:enabled:deploymentmanager(tcp56000)" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\GloballyOpenPorts\L ist","56001:udp",0x00000000,"56001:udp:*:enabled:deploymentmanager(udp56001)" DPM Ver3.1 より古いバージョンをご利用で かつ DNS サーバや hosts ファイルを利用していない場合は < 個別にポートを開ける > フォーマットに以下の UDP137 ポートも追加してください DPM では コンピュータの生存確認やシナリオ実行を行うときに 登録されているコンピュータ名を使用しています 内部的には そのコンピュータ名から名前解決を行い 取得した IP アドレスを使って TCP/IP 通信を行っています そのため コンピュータ名から名前解決ができるネットワーク環境が必要になります [ICF.AddReg.DomainProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\Dom ainprofile\globallyopenports\list","137:udp",0x00000000,"137:udp:localsubnet:enabled:@xp sp2res.dll,-22001" [ICF.AddReg.StandardProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\Stan dardprofile\globallyopenports\list","137:udp",0x00000000,"137:udp:localsubnet:enabled:@x psp2res.dll,-22001" 18

< ファイアウォールを無効にする > [ICF.AddReg.DomainProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile\AuthorizedApplications \List","%windir%\system32\sessmgr.exe",0x00000000,"%windir%\system32\sessmgr.exe:*:enabled:@xpsp2res.dll,-22019" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile","DoNotAllowExceptions ",0x00010001,0 HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile","EnableFirewall",0x0001 0001,0 [ICF.AddReg.StandardProfile] HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\AuthorizedApplication s\list","%windir%\system32\sessmgr.exe",0x00000000,"%windir%\system32\sessmgr.exe:*:enabled:@xpsp2res.dll,-22019" HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile","DoNotAllowException s",0x00010001,0 HKLM,"SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile","EnableFirewall",0x000 10001,0 以上で SP2 の設定は完了です 8-2 SP2 の登録カスタマイズした SP2 を DPM に登録する手順を説明します (1) スタート メニューから プログラム DeploymentManager イメージビルダー を選択し 起動したイメージビルダーから サービスパック /HotFix の登録 をクリックします 19

(2) 各欄を設定し OK をクリックします 例 ) 1. SP2 の設定 で作成した展開先フォルダが C ドライブ配下の XP_SP2 フォルダの場合 サービスパック /HotFix 名 126 バイト ( 半角 126 文字 全角 63 文字 ) 以内で入力できます ただし ; は使用できません サービスパック /HotFix の選択ここではサービスパックを選択してください コピー元フォルダ 1. SP2 の設定 で作成した展開先フォルダを指定します 参照 をクリックして指定できます セットアップコマンド名展開先フォルダ内の update.exe を指定します 参照 をクリックして指定できます 展開先フォルダ i386 update update.exe コマンドオプション /u /z を指定してください OEM 固有のドライバがインストールされている場合は /o も指定してください コマンドオプションのそれぞれの意味は以下になります /u : 無人モードで更新します シナリオ実行中にエラーとなった場合はその箇所でシナリオ実行が止まってしまいます OS インストール中ですとタイムアウトするまで Web コンソール上ではシナリオ実行中となります リモートアップデート中ですと Web コンソール上ではシナリオ実行中のままです /o : OEM 固有のドライバがインストールされている場合に指定してください コマンドプロンプトを表示せずに処理を実行します /z : 実行後に再起動を行わないようにするため /z を指定してください これらのオプションは サービスパック /HotFix を /h または -? のオプションをつけて実行するか 配布元のホームページ等で調べることができます また /u の替わりに /q での実行も可能です 運用にあわせて選択してください /q : Quiet モードで実行します シナリオ実行中にエラーとなった場合でもそのまま次へ進みます そのためエラーが発生しても何も表示されません また Web コンソール上でもシナリオ実行エラーとはなりません 登録されたサービスパック /HotFix は 管理サーバの内部フォルダにコピーします 登録に必要な空き容量は 登録するサービスパック /HotFix の容量の約 2 倍です 20

Microsoft から提供されるセキュリティパッチの仕様によっては 実行パスに 2 バイト文字が含まれると処理が正常に行われない可能性があります パッチを格納する コピー元フォルダ名 は 1 バイト文字で作成されることを推奨します (3) ファイルのコピーが始まりますのでしばらくお待ちください 完了すると確認画面が表示されます OK をクリックしてください 以上で SP2 の登録は完了です 8-3 SP2 を適用する 下記は DPM3.1 を前提としており 他のバージョンとは画面が異なりますが 手順は同じです (1) DPM を起動します (2) メインウインドウ画面のシナリオ メニューから シナリオファイルの作成 を選択し シナリオファイル作成画面を表示します メインウインドウ画面の アイコンをクリックしても 同様の操作が可能です 21

(3) アップデート タブをクリックし プルダウンメニューから 8-2 で登録した SP2 を選択し シナリオを作成します 最大ターゲット数リモートアップデートによる実行のみ設定が有効となります 同じシナリオを割り当てられたコンピュータに対して ここで指定した数だけ準備が整うとリモートアップデートが開始されます 最大ターゲット数を越えてシナリオを実行した場合 最大ターゲット数を越えてシナリオ実行したコンピュータはシナリオ実行エラーとなります 一旦 コンピュータアイコンを右クリックして シナリオ実行エラー解除 を選択し シナリオ実行エラーを解除してください その後 シナリオの最大ターゲット数を適切な値に調整してシナリオ実行を行ってください 詳細設定 のネットワークタブの同時実行可能台数を超える場合は 同時実行可能台数の値を変更してください ユニキャストでデータを送信する を選択した場合 最大ターゲット数は無視されます 最大待ち時間リモートアップデートによる実行のみ設定が有効となります ここで指定した待ち時間を過ぎると 実行可能な状態となっているコンピュータのみリモートアップデートが開始されます アップデートの実行は シナリオの実行を指示後 実行準備の完了したコンピュータが最大ターゲット数と同じ台数になるか 最大待ち時間が経過するまで待機します 待機中のコンピュータに対してただちにアップデートを実行する機能はありません 最大ターゲット数 最大待ち時間の両方とも指定しない場合は シナリオ実行後 他のコンピュータを待たずに即実行します 22

ユニキャストでデータを送信する をチェックしている場合は最大待ち時間は無視されます アップデート実行タイミングの指定リモートアップデートによる実行のみ設定が有効となります 配信後すぐにアップデートを実行 を選択した場合は シナリオ実行してデータの配信後すぐにアップデートが開始されます 次回起動時にアップデートを実行 を選択した場合は シナリオ実行してデータの配信だけ行って 次回コンピュータを起動したときにアップデートが開始されます 次回起動時にアップデートを実行 を選択した場合は下記に注意してください オプション タブの 実行後に電源を切断する にチェックを入れた場合 アップデート完了後にコンピュータの電源が OFF されるのではなく データの配信後にコンピュータの電源が OFF されます コンピュータが次回起動時のアップデート中に リモートアップデートのシナリオ実行を行った場合はシナリオ実行エラーとなります シナリオ実行する場合は アップデートの完了後に再度行ってください アップデート実行後に再起動を行うリモートアップデートによる実行のみ設定が有効となります リモートアップデートの実行完了後にコンピュータの再起動を行う場合に選択します ユニキャストでデータを送信するリモートアップデートによる実行のみ設定が有効となります ユニキャストでデータを送信する場合に選択します ユニキャストでデータを送信する にチェックを入れない場合はマルチキャストを使用してデータを送信します 以下のシナリオを複数実行するときは マルチキャスト IP アドレスを変更してください. - サービスパック /HotFix をリモートアップデートにより適用するシナリオ - アプリケーションをリモートアップデートにより適用するシナリオ - リストアのシナリオマルチキャスト IP アドレスの設定はオプションタブの詳細設定で変更できます ユニキャストでデータを送信する のチェックは ルータを越えた別セグメントのネットワークにアップデートを行う際など マルチキャストのデータが送信できない場合に入れてください (4) シナリオ実行時のシナリオ実行条件を設定する場合は オプション タブをクリックしてください シナリオ実行後にコンピュータの電源を OFF にしたい場合は 実行後に電源を切断する にチェックを入れてください リモートアップデートのシナリオを実行する場合は 実行前に再起動の強制実行を行う にチェックを入れないでください チェックをいれてシナリオ実行を行った場合でも コンピュータの再起動は行われません (5) シナリオ名を付けて OK をクリックします これで シナリオビューに新しく SP2 適用のシナリオが追加されます 23

シナリオ名は 58 バイト以内の全角 / 半角英数字で入力できます ただし. ピリオド, カンマ / : ; *? < > は使用できません (6) 作成したシナリオを対象の装置に割り当て シナリオを実行します 以下のいずれかの方法でシナリオファイルをコンピュータに割り当てます イメージビューまたは ツリービューからコンピュータアイコンをクリックし コンピュータ メニューから シナリオ割当て を選択します コンピュータアイコンを右クリックし シナリオ シナリオ割当て を選択します メインウインドウ画面のイメージビューでコンピュータアイコンを選択し アイコンをクリックします シナリオビューでシナリオファイルを選択し ツリービューまたは イメージビューのコンピュータアイコンにドラッグ & ドロップをして割り当てます (7) シナリオ割当て画面が表示されたら シナリオ名 のプルダウンからシナリオファイルを選択し OK をクリックします これで コンピュータにシナリオを割り当てました (8) シナリオを割り当てたコンピュータをクリックし コンピュータ メニューから シナリオ実行 を選択します リモートアップデートの場合 シナリオファイル作成時に 最大ターゲット数 や 最大待ち時間 で設定したタイミングでシナリオが開始されます 同じ操作は コンピュータアイコンを右クリックし シナリオ シナリオ実行 を選択しても行えます コンピュータをクリックして メインウインドウ画面のアイコンをクリックしても 同様の操作が可能です (9) イメージビューの ステータス 欄に シナリオ実行中 と表示され サービスパック /HotFix の適用が開始されます (10) メインウインドウ画面の 表示 メニュー シナリオ実行状況 シナリオ実行一覧 を選択し シナリオ実行一覧 画面を表示します (11) シナリオ実行一覧 画面の ステータス に 正常終了 と表示されたら シナリオは完了です 以上で管理対象コンピュータへの SP2 の適用は完了です 24

9. SP2 を適用したコンピュータを DPM で管理する SP2 を適用したコンピュータを DPM で管理するため 手動でポートを開けていただく手順について説明します DPM を使って SP2 を配信する手順については 8. 管理対象コンピュータに SP2 を配信する を参照してください 8. 管理対象コンピュータに SP2 を配信する 手順でポートを開けていただいた場合は 本章の手順は不要です (1) 管理対象コンピュータで使用するポートを手動で開放します スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 例外 タブをクリックします 25

(2) 例外 タブの ポートの追加 をクリックします (3) ポートの追加 画面が表示されますので 名前 項目 ポート番号 に下表の各名前 ポート番号を入力し プロトコルの TCP/UDP を選択して OK をクリックします ポート番号 は DPM のバージョンによって異なります それぞれについて 同様の要領で追加してください 例 ) TCP56010 ポートを追加する場合 名前 ポート番号 プロトコル DPM 3.1 以降 DPM 3.0 DPM 2.1 DPM 2.0 DeploymentManager(UDP137) 137 UDP DeploymentManager(TCP56000) 56000 TCP DeploymentManager(UDP56001) 56001 UDP DeploymentManager(TCP56010) 56010 TCP NetBIOS による名前解決を行う場合のみ 26

DPM Ver3.1 より古いバージョンをご利用で かつ DNS サーバや hosts ファイルを利用していない場合は 個別に開けるポートに UDP137 も追加してください DPM では コンピュータの生存確認やシナリオ実行を行うときに 登録されているコンピュータ名を使用しています 内部的には そのコンピュータ名から名前解決を行い 取得した IP アドレスを使って TCP/IP 通信を行っています そのため コンピュータ名から名前解決ができるネットワーク環境が必要になります (4) 次に 詳細設定 タブをクリックし ICMP 項目内の 設定 をクリックします (5) ICMP 設定 画面が表示されるので エコー要求の着信を許可する にチェックを入れて OK をクリックします 27

ファイアウォールの設定を手動で無効にする手順について説明します (1) 管理対象コンピュータの スタート メニュー コントロールパネル セキュリティセンター Windows ファイアウォール をクリックします 以下の画面が表示されますので 無効 にチェックを入れ OK をクリックします 以上で SP2 を適用したコンピュータを DPM で管理する設定は完了です 28

付録 Windows XP Service Pack 2 についての詳細は 以下のサイトを参照してください Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載 http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/sp2/default.mspx 29