Acronis Backup 12.5 Advanced NetApp スナップショット連携 NetApp スナップショット連携 バックアップ導入手順書 アクロニス ジャパン株式会社
内容 1. はじめに... 1 1.1. 作業準備... 2 1.2. 作業の流れ... 4 2. NetApp ONTAP 事前設定... 5 3. Agent for VMware (Windows) の事前設定... 6 4. NetApp ストレージの登録... 9 5. バックアップオプションの設定 (SAN ハードウェアスナップショット )... 11 6. バックアップ計画の実行 (NetApp ハードウェアスナップショットを使用 )... 13 1. はじめに このドキュメントでは Acronis Backup 12.5 Advanced (Build 7048) で新たにサポー トされた NetApp スナップショット連携機能の導入手順を紹介します Acronis Backup 12.5 Advanced の導入要件は 製品マニュアル (http://www.acronis.com/jajp/support/documentation/acronisbackup_12.5/index.html#36536.html) をご確認し その他の製品に関する要件は それぞれのベンダーが提供する製品マニュアル等をご確認ください 1
1.1. 作業準備 以下の環境を前提とした手順を紹介します 記載されている IP ユーザー ID パスワ ード等の固有の環境値については適時インストールする環境に置き換えて下さい Windows Server 2012 R2 仮想端末 - Agent for VMware - NFS クライアント - Acronis 管理サーバー (AMS) 2 NetApp ストレージを NFS マウント 3 NetApp のスナップショットから仮想端末のディスクバックアップを Windows Server の C:\backup に取得 vsphere ESXi 6.0 1 NetApp スナップショット起動 NFS マウント Windows 10 仮想 端末 Windows 10 仮想 端末のスナップシ ョット NFS データストア (NetApp ストレージ ) 必要なコンポーネントを以下に示します 事前にご用意ください 1. VMware vsphere ESXi ホスト 仮想端末 2 台 (Windows) NetApp ストレージ 本ドキュメントではこれらのセットアップ手順は割愛させていただきます 詳細はそれ ぞれベンダーが提供する製品マニュアル等をご確認ください バックアップ対象の仮想端末の OS は Windows 10 を採用していますが その他の OS でも構いません ( 例 : Linux) 尚 NetApp ストレージの要件が以下の通りとなります 2
Data ONTAP バージョン 8.1 8.2 8.3 または 9.0 以降 cdot (clustered) mode のみをサポートします 7-mode は対応していません vsphere ESXi ホストから NFS または iscsi 接続のみのデータストアをサポートし ます 今回は NFS データストアを使用した手順を紹介しています 2. 今回の環境で使用している Windows ホストは Acronis 管理サーバー機能 (AMS) NFS クライアント機能 Agent for VMware (Windows) を 1 台で賄っています 手順は割愛していますので 詳細はこちらをご確認ください <Acronis 管理サーバーのインストール > <Agent for VMware(Windows) のインストール > http://www.acronis.com/jajp/support/documentation/acronisbackup_12.5/index.html#36601.html http://www.acronis.com/jajp/support/documentation/acronisbackup_12.5/index.html#36632.html <NFS クライアントのインストール > ( 他社サイト ) https://www.server-world.info/query?os=centos_7&p=nfs&f=3 3. それぞれのコンポーネント (Agent for VMware (Windows) NFSクライアント 仮想端末 ESXiホスト NetAppストレージ ) とのネットワーク通信が正常に行える必要があります 今回の環境では すべてのコンポーネントを同一サブネットに配置して検証しています 3
1.2. 作業の流れ 本手順書で記載している作業全体の流れは 以下になります 1. NetAppストレージ (ONTAP) の事前設定 2. Agent for VMware (Windows) の事前設定 Acronis 管理サーバーへの登録 3. NetApp SANストレージの登録 4. バックアップオプションの設定 (SANハードウェアスナップショット) 5. バックアップ実行 4
2. NetApp ONTAP 事前設定 NetApp ストレージ (ONTAP) の以下の設定を事前に行う必要があります 2.1 管理者権限で ONTAP のコンソールまたは SSH で ONTAP にログインし 次のコマンドを入力し 本 SVM に対して Windows クライアントからの NFS アクセスを許可します vserver nfs modify vserver [svm_name] v3-ms-dos-client enabled と入力します 2.2 OnCommand System Manager を起動して ボリュームのスナップショットコピーの設定を開き Snapshot ディレクトリ (snapshot) を表示する のチェックボックスがオン ( チェックが入っている ) になっていることを確認します 5
3. Agent for VMware (Windows) の事前設定 Agent for VMware (Windows) がインストールされているマシンに予め以下の設定を 行います 3.1 AnonymousUID AnonymousGID の設定 レジストリエディタ (regedit.exe) を開き 以下のフォルダ配下に新たなDWORDを作成します HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE \Microsoft\ClientForNFS\CurrentVers ion\default AnonymousUID という DWORD を作成し 値をゼロにします AnonymoutGID という DWORD を作成し 値をゼロにします 3.2 マシンをリブートします 6
注 ) リブートしないと 権限が足りないという理由で NetApp スナップショットの作成が失敗します 3.3 リブート後 バックアップターゲット (NetApp ストレージ ) の IP アドレスを調べます vsphere Client を起動し データストア 構成 を開きます ( この例では 192.168.0.81) 3.4 Acronis 管理コンソールを開き デバイス VMware 追加 を選び 仮想ホストの VMware ESXi をクリックします 3.5 今回は Agent を事前にインストールしたので エージェントがインストールされているコンピュータを指定 を選び エージェントが導入されているホストの IP アドレス / 名前 ユーザ名とパスワードを入力し 接続 をクリックします 7
3.6 続けて vcenter または ESXi の IP ア ドレス ユーザ名 / パスワードを入力し 接続 をクリックします 3.7 最後に 登録 ボタンをクリックすると エージェントが登録されて 先ほど登録した vcenter または ESXi ホスト上の仮想端末がデバイスリストに表示されます 8
4. NetApp ストレージの登録 Acronis 管理サーバーに NetApp ストレージを登録します 4.1 設定 の中の SAN ストレージ を選び 右にある ストレージの追加 ボタンをクリックします 4.2 NetApp ストレージの名前 IP アドレス ユーザ名 パスワードを入力します 注 ) このときに指定するユーザ名とパスワードは NetApp 側で作成した SVM の管理者 ID とパスワードを指定します 先ほどセットアップした Agent for VMware (Windows) がインストールされているホストが表示されているので チェックボックスにチェックを入れて 追加 をクリックします 状態が 接 9
続中 に切り替わります 確認できたら 画面を閉じます 10
5. バックアップオプションの設 定 (SAN ハードウェアスナッ プショット ) バックアップ計画を作成します その際 バックアップオプションとして SAN ハー ドウェアスナップショット を有効にします 5.1 NFS データストア上の仮想端末を選 びます 5.2 バックアップ計画を作成し バック アップオプションを選びます 11
5.3 SAN ハードウェアスナップショッ ト を選び 設定を はい にして 有 効にします 5.4 変更を保存 を選びます バックアップ計画が変更されました という画面が表示されたら 変更をこのバックアップ計画に適用します を選択して OK をクリックします 12
6. バックアップ計画の実行 (NetApp ハードウェアスナッ プショットを使用 ) 設定したバックアップ計画を実行します 6.1 作成したバックアップ計画を実行 します ( ここでは手動で実行してい ます ) 6.2 アクティビティーウィンドウを開き 進捗を確認します この時以下の処理がバックグラウンドで行われます 1. Acronis Backupが仮想端末とvirtual diskのロケーション ( 置き場所 ) を分析します 2. 仮想端末のVMwareスナップショットを作成します 13
3. NetAppスナップショットを作成します 4. VMwareのスナップショットを削除します 5. 仮想端末のデータを直接 SANストレージから読み取ります (NFSプロトコルで ) 6. NetAppスナップショットを削除します 6.3 バックアップが終了するとこのような表示となります 以上 14