Version 2018 - 第 1 版 Titan FTP Server SFTP サーバー作成ガイド 作成 : 株式会社エーディーディー
目次 インストール...1 アクティベーション...2 ローカルドメイン設定作業...3 SFTP サーバー作成手順...5 ユーザー作成...8 クライアント用のホストキーの出力...9
インストール Titan FTP を Windows にインストールします 別紙のインストールガイド.pdf をご参照いただいている場合 SFTP サーバー作成手順までお進みください 操作手順 1. 管理者 (Administrator) 権限を持ったユーザーアカウントで Windows にログオンして インストーラーを右クリックし [ 管理者として実行 ] をクリックします ユーザーアカウント制御の画面では [ はい ] をクリックします 2. インストールウィザードが起動しますので [ 次へ ] をクリックします 3. 使用許諾契約を読み 使用許諾契約の全条項に同意します を選択し [ 次へ ] をクリックします 4. ユーザー情報画面では ユーザー名と会社名を入力し [ 次へ ] をクリックします ( 通常は Windows User のまま お進めください ) 5. セットアップタイプでは スタンダード を選択し [ 次へ ] をクリックします 6. インストール先を選択し [ 次へ ] をクリックします 7. [ インストール ] をクリックします 8. インストールの完了後に再起動を求めてくるので はい 今すぐコンピューターを再起動します を選択し [ 完了 ] をクリックしてサーバーを再起動します ( 必ず再起動をしてください ) 1
アクティベーション Titan FTP のシリアル番号を入力して ライセンス認証を行います 操作手順 1. 管理者 (Administrator) 権限を持ったユーザーアカウントで Windows にログオンして デスクトップ上の Titan FTP のショートカットを右クリックし [ プロパティ ] をクリックします 2. 互換性タブで 管理者としてこのプログラムを実行する にチェックが入っていることを確認して [OK] をクリックして画面を閉じます チェックが入っていない場合 インストール時のアカウントの権限をご確認ください 3. ショートカットをクリックして Titan FTP を起動し 表示されるライセンス画面の [ アクティベーション ] または [ 再アクティベーション ] をクリックします 4. シリアル番号を入力して [ アクティブ ] をクリックした後 [ 完了 ] をクリックします 以上で インストールとアクティベーション ( ライセンス ) 認証は完了です 2
ローカルドメイン設定作業 Titan FTP の基本設定を行います 操作手順 1. アクティベーションの完了後 ( 試用版の場合は インストール完了後の再起動後 ) ローカルドメイン設定ウィザードが起動しますので [ 次へ ] をクリックします 2. ローカルドメイン名やデータディレクトリに変更がなければ [ 次へ ] をクリックします 通常 ローカルドメイン名にはコンピューター名が使用されます 3. 管理者ユーザー名と管理者パスワードを入力して [ 次へ ] をクリックします (Titan FTP の管理用となり デフォルトユーザー名は Administrator です ) 4. リモート管理を使用しない場合は 何も設定せずに [ 次へ ] をクリックします 後からでも設定は可能ですので 分からない場合はそのまま次へお進みください リモート管理を利用する場合は このドメインのリモート管理を許可する を有効にして 管理 IP アドレスのプルダウンリストから 現在の IP アドレスを選択します 5. セットアップウィザードで設定したサーバーを今すぐ起動する にチェックが入っていることを確認し て [ 完了 ] クリックしてください 3
6. ドメイン管理画面が開くので [OK] をクリックします 管理者ユーザー名が異なる場合には ユーザー名とパスワードを入力し直してください 7. ドメイン管理画面が開くので [OK] をクリックします 管理者ユーザー名が異なる場合には ユーザー名とパスワードを入力し直してください 4
SFTP サーバー作成手順 SFTP サーバーの構築と ホストキーを作成します Titan FTP では 公開鍵と秘密鍵の 2 つのペアキーを ホストキーと呼称しております Titan FTP の SFTP サーバーでは ホストキーを使用した鍵交換方式による認証を使用いたします 操作手順 1. セットアップ作業後 新規サーバーウィザードに 必要な内容を入力して [ 次へ ] をクリックします 新規サーバーボタンや [ サーバー ] > [ 新規サーバーウィザード ] でもウィザードは起動可能です サーバー名: 任意の名前を入力します ( 例 :SFTP サーバー ) サーバーの説明: 任意の内容を入力します ( 未入力でも可 ) IP アドレス : プルダウンリストから サーバーの IP アドレスを選択します WAN アドレス : 適切なドメインまたはアドレスを入力します LAN 内でご利用される場合には 初期値のまま変更は不要です データディレクトリ: サーバー内に転送されたファイルの保存先を指定します ログディレクトリ: ログファイルの作成先を指定します 2. 作成するサーバーが扱うサービスの選択で SFTP にチェックを入れて [ 次へ ] をクリックします 3. ユーザー認証データベースは 初期値のまま [ 次へ ] をクリックします ( 初期値 :Titan FTP Server のユーザー認証 ) 5
4. このサーバー上で SFTP (SSH 安全なファイル転送プロトコル ) を有効にする にチェックが入って いることを確認し SFTP ポート番号を設定 ( 通常は 22) して [ ホストキーマネージャ ] をクリックし ます 5. ホストキーマネージャが起動するので [ 作成 ] をクリックします 6. ホストキータイプ と ホストキーサイズ を選択して [ 次へ ] をクリックします ( 推奨 : ホストキータイプ :RSA ホストキーサイズ :1024 ビット ) 7. ホストキーの名前と 秘密鍵のパスワードを入力し ホストキーの暗号化方式をリストから選択して [ 完了 ] をクリックします ( 推奨値 : AES-128-CBC) 8. [ 閉じる ] をクリックしてホストキーマネージャを終了します 6
9. ホストキー名やパスワードが入力されていることを確認し [ 次へ ] をクリックします 10. SMTP サーバー情報の項目は 空白の状態で [ 次へ ] を選択 > [ 完了 ] をクリックします 7
ユーザー作成 Titan FTP に接続する ユーザーを作成します 操作手順 1. 管理画面左のツリーより ユーザー をクリックして [ 新規ユーザー ] をクリックします 2. 新規ユーザーウィザード内の項目に ユーザー情報を入力して [ 次へ ] をクリックします 3. グループ設定は 今回は省略いたしますので [ 次へ ] をクリックします 4. デフォルトのホームディレクトリを使用する 選択して [ 完了 ] をクリックします 5. 管理画面左のツリーの グループ をクリックしてから ユーザー をダブルクリックします 6. ユーザー名 をダブルクリックして サービス > SFTP/SSH タブをクリックします 7. このユーザーに使用するホストキーセット に ホストキーが表示されていることを確認して チェックを入れてホストキーを有効にし [ 適用 ] をクリックします 新たなホストキーを作成する場合は [ ホストキーマネージャ ] をクリックして ユーザー用のホストキーを作成します ユーザー毎にホストキーを変更したい場合には [ ホストキーマネージャ ] を開いて 新たなホストキーを作成し 上の図の画面で目的のホストキーにチェックを入れます 8. 管理コンソールを終了して 一度サーバー (PC) を再起動します 8
クライアント用のホストキーの出力 SFTP クライアントで使用するホストキー ( 公開鍵 / 秘密鍵 ) を出力します 操作手順 1. 管理画面左のツリーを展開して ユーザー名 の下の サービス を開きます ( ツリーの展開方法は 項目名をダブルクリックするか +マークをクリックします ) 2. [SFTP/SSH] タブをクリックして [ ホストキーマネージャ ] をクリックします 3. 出力するホストキーを選択して [ エクスポート ] をクリックします 9
4. 公開鍵ファイル名の項目で [ ] をクリックして ファイルの出力先を指定します デスクトップなどの分かりやすい場所を指定してください 5. 秘密鍵情報のエクスポートにチェックを入れ [ ] をクリックして ファイルの出力先を指定します 6. ホストキーの作成時に設定した 秘密鍵のパスワードを入力して [ エクスポート ] をクリックします 拡張子が.pub のファイルが公開鍵 拡張子がないファイルが秘密鍵となります クライアントソフトウェアによっては 両ファイルとも必要となります クライアントの設定方法については WebDrive の設定ガイドまたは ホームページをご参照ください SFTP クライアント設定手順 (WebDrive) 10