KDDI Flex Remote Access VPN 接続手順 VPN クライアントソフト操作マニュアル Windows 版 2018 年 7 月 KDDI 株式会社 Ver2.6
1 はじめに... 3 2 Windows での KDDI Flex Remote Access の利用について... 4 2.1 端末制限について... 4 2.2 接続環境について... 4 3 クライアントソフトウエアのインストール... 5 3.1 インストールするバージョン ( インストール方法 ) の事前確認... 5 3.2 インストーラーを利用する場合... 6 3.3 KDDI FRE への初回接続 ( ブラウザ ) によりインストールする場合...10 4 KDDI FRE への接続...14 4.1 接続方法...14 4.2 切断方法...18 4.3 設定項目の誤入力時の場合...19 4.4 各種オプション項目の設定...20 5 各種情報の表示...21 5.1 各種統計情報...21 5.2 暗号化対象ルートの表示...21 6 トラブルシューティング...22 6.1 トラブルシューティング用ツール...22 6.1.1 トラブルシューティング用ツールについて...22 6.1.2 利用方法...22 6.2 Active X, Java 問題の対応...24 6.2.1 Active X のインストール...24 6.2.2 情報バーが表示されない場合 (Active X 手順 )...25 6.2.3 Java の設定...27 7 Appendix...28 7.1 Windows MAC OS 用 VPN クライアントソフトのバージョンによる仕様差分...28 7.1.1 仕様差分...28 2
1 はじめに 本資料に記載されている内容に関しましては KDDI 株式会社の都合により変更することがある旨をご了承ください 本サービスご利用前に 本資料を必ずお読みください 免責事項 注意事項をご承諾いただけない場合 本サービス利用はお控えください 本資料の一部または全部を KDDI Flex Remote Access の利用者もしくは運用者以外に対して開示 配布 譲渡すること KDDI Flex Remote Access 以外の利用目的にて用いることを禁じます 本資料は KDDI Flex Remote Access をご利用いただく上で最低限の事項のみ記述しております KDDI は本資料の作成に当たり サービス提供上問題が発生しないよう 細心の注意を払っておりますが この資料に記載された内容に準拠した端末設定にて利用された場合においても KDDI はお客さまアプリケーションの接続性を保証するものではありません KDDI Flex Remote Access 上でご利用になられるアプリケーションに関する一切の質問は 受け付けることができません アプリケーションおよびサーバ ルータなどネットワーク機器に関するお問い合わせは導入ベンダー / メーカーさまへお問い合わせください 設定方法 仕様などは KDDI の都合により 予告なしに変更される可能性がありますのであらかじめご了承ください なお 問題点 変更点などを発見した場合はお手数ですが KDDI 法人営業担当者までお気付きの点をご連絡ください 今後の資料作成に反映させていただきます 3
2 Windows での KDDI Flex Remote Access の利用について 2.1 端末制限について KDDI Flex Remote Access ( 以下 KDDI FRE ) は パソコン / スマートフォン / タブレット端末から専用閉域網 / インターネットを経由して KDDI WVS への接続を可能とするリモートアクセス型サービスです KDDI FRE は パソコン / スマートフォン / タブレット端末に専用の VPN ソフトウエアをインストールし接続を実現します Windows にてご利用いただく場合以下の条件を満たす端末である必要性があります OS Windows 10(32bit/64bit) ( 注 1) Windows 8.1(32bit/64bit) Windows 7 SP1 以降 (32bit/64bit) ( 注 2) 注 1) Wimdows 10 に対応したクライアントソフトはインストーラーでの提供となるため 本マニュアル対象外 となます 別紙 VPN クライアントソフト ( パソコン用 ) インストールマニュアル ( インストーラーによる接 続手順 ) を参照の上 インストールを行ってください 注 2) Windows 7 については クリーンインストールしてあることが条件となります また 本書の画面と実際の画面が異なる場合もありますのでご了承ください HDD 空き容量 :100MB 以上 CPU Pentium クラスプロセッサ以上 その他 Internet Explorer Ver8.0 以降もしくは Mozilla Firefox 3.0 以降 64bit 版 OS をご利用のお客さまは 32bit 版のブラウザよりアクセスいただく必要があります Microsoft Installer Ver3.1 以降 ActiveX もしくは JRE 1.4 以上がインストールされていることインストールには 管理者権限が必要 TCP/IP 通信が可能な各種プロトコル / ネットワーク環境が必要です 2.2 接続環境について KDDI FRE は SSL-VPN 機能を拡張した VPN 技術を利用しています お客さまご利用環境下において UDP:53(DNS) / TCP:443(TLS) / UDP:443(DTLS) の疎通が確保できている必要性があります また Proxy サーバ経由での接続も可能ですが Proxy サーバにおいて TCP:443(TLS) / UDP:443(DTLS) の接続が確保されている必要性があります Proxy サーバ経由での接続の場合 VPN 内通信に対しての通信時も Proxy 設定を流用してしまうため Proxy 経由通信については注意が必要です DTLS 通信 (UDP:443) が利用できる環境下においてファイアウォールが介在する場合は ファイアウォールセッション消失の可能性があるため UDP セッション維持時間を長めにしていただく必要があります (UDP セッション維持時間の設定が短いと 通信途中に VPN が不安定になり 応答がなくなる事象が発生する可能性があります ) 4
3 クライアントソフトウエアのインストール 3.1 インストールするバージョン ( インストール方法 ) の事前確認クライアントソフトウエア (Cisco AnyConnect) をインストールします インストールにあたっては 利用するバージョンなど お客さま管理者さま ( 以下 管理者さま ) のご指示に従ってください 利用するバージョン 利用するバージョンが 3.1.05178 の場合 そのインストール方法 ( ブラウザ接続またはインストーラー ) バージョンごとに細かい仕様差分があります 管理者さまは PC 用 VPN クライアントソフトご利用 にあたってのご注意事項 をご確認ください 利用するバージョン (Cisco AnyConnect) 対応 OS インストール方法 4.5.03040 Windows 10RS3/Windows 8.1/Windows 7 インストーラーを利用 4.3.04027 Windows 10/Windows 8.1/Windows 7 インストーラーを利用 4.1.06020 Windows 10/Windows 8.1/Windows 7 インストーラーを利用 3.1.05178 Windows8.1 /Windows 7 1. インストーラーを利用 2. KDDI FRE への初回接続 ( ブラウザ接続 ) によるインストール ( 注 ) 注 ) 2018 年度に 4.5.03040 への変更を予定しています 1 ウェブサイトのインストーラーを利用してインストール 2 FRE への初回接続 ( ブラウザ接続 ) によりインストール KDDI FRE 提供バージョンは 4 種類 提供バージョンは 1 種類 ご利用者さま インストーラーを用いてクライアントソフトをインストールするお客さまは 3.2 インストーラーを利用する場合 をご参照のうえ セットアップを行ってください ( インストールの際に管理者権限が必要です ) AnyConnect の 3.1.05178 で KDDI FRE への初回接続 ( ブラウザ接続 ) によりインストールするお客さまは 3.4 FRE への初回接続でのインストールの場合 をご参照のうえ セットアップを行ってください 証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は インストーラーを用いてインストールを行ってください ( ブラウザ接続によるインストールは行えません ) 5
3.2 インストーラーを利用する場合 1 インストーラーをリモートアクセスするパソコンにダウンロードします KDDI リモートアクセスサービス / ビジネスセキュア Wi-Fi 各種マニュアルダウンロード (http://www.kddi.com/business/cpa_ccs/) のページ内の KDDI Flex Remote Access より ご利用されるバージョンのインストーラーをダウンロードします VPN クライアントソフト Cisco AnyConnect のインストーラー DART Cisco AnyConnect のトラブル調査時の追加モジュール 6
2 ダウンロードしたファイル (exe) を起動します ファイル名はバージョンによって異なります AnyConnect インストーラーファイル名 バージョン 4.5.03040 anyconnect-win-4.5.03040-core-vpn-predeploy-k9 4.3.04027 anyconnect-win-4.3.04027-web-deploy-k9.exe 4.1.06020 anyconnect-win-4.1.06020-web-deploy-k9.exe 3.1.05178 anyconnect-win-3.1.05178-web-deploy-k9.exe ( 本資料は Cisco AnyConnect 4.3.04027 の画面を元に掲載しています ) 下記のようなセットアップウィザードが表示されますので Next ボタンをクリックします 3 End-User License Agreement ( エンドユーザ使用許諾 ) が表示されますので 同意される場合は I accept the terms in the License Agreement にチェックをして Next ボタンをクリックします 7
4 Ready to Install 画面が表示されますので Install ボタンをクリックすると インストールが実行されます パソコンの管理者のパスワードを求められた場合は 入力して はい をクリックします 5 インストールが始まります 6 インストールが完了し Completing the Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Setup Wizard と表示されます Finish ボタンをクリックします 8
7 Windows のスタート画面に Cisco AnyConnect Secure Mobility Client が追加されます ソフトウエア VPN クライアントソフト DART 表示名 Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Cisco AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool (DART をインストールすると表示されます ) 8 AnyConnect の起動後 もしくは再サインイン後にタスクバーに AnyConnect のアイコンが追加されます 6 AnyConnect のバージョンを確認する場合は アイコンをクリックして AnyConnect を起動した後に 以下アイコンをクリックする事でバージョン情報を参照できます 以上で VPN クライアントソフトのインストールは完了です KDDI FRE への接続については 4. KDDI FRE への接続 をご参照ください 9
3.3 KDDI FRE への初回接続 ( ブラウザ ) によりインストールする場合 KDDI FRE へブラウザから初回接続をして VPN クライアントソフトをインストールします この場合のバージョンは以下の通りです VPN クライアントソフトバージョン 3.1.05178 ( 対応 OS) Windows8.1 /Windows 7 証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は ブラウザ経由でのインストールはできませんので インストーラーを用いたインストールを行ってください 1 事前準備として以下を行います Internet Explorer ( 以下 IE) のインターネット接続に関するセキュリティ設定で 信頼済サイト にお客さまの KDDI FRE 接続先 URL(https://gwXX.flexrmt.kddi.ne.jp) を登録してください ( 接続先 URL は管理者さまにご確認ください ) 登録しない場合 ActiveX インストール時にメッセージが出る場合があります 手順 ツール > インターネットオプション > セキュリティ > 信頼済みサイト > サイト 保護モードを有効にする にチェックが入っている場合は チェックを外してください ウェブサイトに KDDI FRE 接続先 URL (https://gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp) を追加 接続先 URL の内ホスト名のみ登録してください 10
2 Download 用 URL( KDDI FRE 接続先 URL) へのアクセス KDDI FRE 接続先 URL に IE でアクセスして クライアントソフトをインストールします ご契約の認証方式 KDDI FRE 接続先 URL 証明書認証なし https://gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp/ お客さまサフィックス名証明書認証あり https://gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp KDDI FRE 接続先 URL 情報は管理者さまへご確認ください 証明書の利用がないご契約では / お客さまサフィックス名 までを入力します 証明書の利用があるご契約では ホスト名 (gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp) までの入力となります ユーザ名 / パスワード部に管理者さ まより指定された ユーザ名 / パス ワードを入力してください ユーザ名は @ を含むメールアドレス形式での入力となります ご注意事項 ブラウザにアクセスした際 お客さまのパソコンに証明書がインストールされている場合 証明書選択を要求されることがあります 証明書を利用した認証をご契約の場合は KDDI より配布された証明書を選択いただきます KDDI から配布する証明書のインストール方法は 別途 証明書インストールマニュアル (Windows 用 ) をご確認ください 証明書を利用した認証を契約していない場合は証明書選択要求にて キャンセル します 3 画面表示の インストール ボタンで ActiveX もしくは Java より自動ダウンロードおよび ソフトウエアのインストールが開始されます 11
ActiveX/Java によりパソコン内部にインストール済みクライアントが存在しないかをチェックします KDDI 配布版よりも旧バージョンがある場合 ソフトが存在しない場合 インストールが開始されます お客さま環境によっては左図のようなセキュリティ警告が表示される場合があります はい をクリックします 正常にダウンロードが開始されると左図のような情報が表示されます ダウンロードが終了するとアカウント制御に関する警告が表示される場合があります ダウンロードが完了すると左図のようにインストールが開始されます インストールが完了するとクライアントソフトウエアダウンロード時にアクセスした URL へ自動接続します 場合により左図の通り失敗したことを表示する画面が表示されることがあります 正常な動作です 12
4 インストールが完了するとタスクバー上に常駐ソフトウエアとして登録されます ActiveX/Java によるダウンロードができない場合 Windows 7/Vista/64/XP ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます ダウンロードできない場合は 3.2 インストーラーを利用する場合 記載のページよりインストーラーをダウンロードできます 13
4 KDDI FRE への接続 4.1 接続方法 1 Cisco AnyConnect を起動します 下図のタスクバー上の常駐アプリケーションのアイコンをクリックするか Windows スタートボタンより Cisco AnyConnect Secure Mobility Client を選択します 証明書認証を行うお客さまでコンピュータストア証明書をご利用の場合は KDDI FRE への初回接続時は管理者権限での起動が必要です メニューから Cisco AnyConnect Secure Mobility を右クリックして 管理者として実行 します 右クリック 一度 KDDI FRE に接続するとコンピュータストア証明書に対応した Profile( 設定情報 ) を自動でダウンロードしますので 2 回目以降の接続時は通常の起動で接続できます 14
2 AnyConnect の画面が表示されたら お客さまの KDDI FRE 接続先 URL を入力してください ( KDDI FRE 接続先 URL 情報は管理者さまへご確認ください ) ご契約の認証方式 KDDI FRE 接続先 URL の形式証明書認証なし https://gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp/ お客さまサフィックス名 ( お客さまサフィックス名に. ( ドット ) がある場合は 接続先 URL では _ ( アンダースコア ) に置き換えます 詳細は開通案内の接続先 URL 情報を確認ください ) 証明書認証あり https://gwxx.flexrmt.kddi.ne.jp なお Close 網を利用の際は AnyConnect による KDDI FRE への接続の前に Close 網の接続を行います Close 網の接続方法 (ID など ) は KDDI 法人営業担当者へお問い合わせください URL 形式で入力 KDDI FRE への接続が完了すると お客さま契約情報に基づく Profile( 設定情報 ) がパソコンに設定されますので 次回の接続時からは該当の Profile 名を選択でき 接続先 URL の入力を省略することが可能です 15
3 証明書認証をご利用のお客さま 証明書の選択画面が表示された場合 KDDI より配布された証明書を選択してください 証明書が複数ある場合 発行者 / CN ( コモンネーム ) で判別が可能です KDDI 発行の証明書値発行者 Cybertrust DeviceiD Public CA G3k または Cybertrust DeviceiD Public CA G2k CN( コモンネーム ) 管理者さま設定の名前 ( 管理者さま指定 )@( サフィックス名 ) 形式 証明書が複数あり 左図のような画面が表示された場合 その他 をクリックするとほかの証明書が表示されます ご注意事項 証明書を利用しない認証方式で証明書選択の画面が表示された場合は キャンセル します 4 ID 認証 (RADIUS / 高機能 RADIUS / ワンタイムパスワード認証 ) をご利用のお客さま ユーザ名 と パスワード を入力します 管理者さま指定のものを入力してください ユーザ名 は @ を含むメールアドレス形式での入力となります ご注意事項 オンデマンド接続 / Always-On 接続の認証方式のお客さまは 証明書のみの認証のため 上記 ユーザ名 パスワード の画面は表示されません 16
5 お客さまご利用環境により下図のような確認表示がされる場合があります はい を選択します 6 接続が完了すると 接続済み のメッセージが表示されます また AnyConnect の画面では 緑のチェックマークになります またタスクバー上のアイコンに鍵マークが付きます 17
4.2 切断方法 接続解除 ボタンをクリックして KDDI FRE を切断 (VPN を切断 ) します 切断すると鍵のマークが変わります 再度接続する場合は 接続 ボタンをクリックします 18
4.3 設定項目の誤入力時の場合各設定項目の入力を間違った場合 各種エラー表示が出ます エラー表示の例 ユーザ名 / パスワード入力が間違っていた場合 ログインに失敗しました のメッセージが表示されます 接続先 URL 設定が間違っていた場合 Cannot connect to this gateway. Please choose another gateway and try again のメッセージが表示されます パソコンがインターネットに接続していない場合 サーバに接続できませんでした インターネット接続とサーバアドレスを確認してください のメッセージが表示されます 通常とは異なる表示が出た場合は 各種設定を再度ご確認ください 19
4.4 各種オプション項目の設定クライアントソフトウエアの機能により以下の機能を利用することができます 機能設定画面は以下の通りとなります 設定のアイコンをクリック プリファレンスタブ を選択 証明書の自動選択 Enable automatic certificate selection 起動時に接続 Start VPN when AnyConnect is started 接続時に最小化 Minimize AnyConnect on VPN connect のみが利用可能です 証明書の自動選択 (Enable automatic certificate selection) 証明書がインストールされている場合に証明書選択要求を省略することができます 複数枚証明書がインストールされている端末の場合 本機能を有効とすると異なる証明書を選択してしまう場合があるため注意が必要です 起動時に接続 (Start VPN when AnyConnect is started) パソコン起動時に接続プロセスが開始されるようにする機能です 接続時に最小化 (Minimize AnyConnect on VPN connect) 接続完了時にウインドウを最小化します クライアントソフトウエア表示させるにはタスクバー上のアイコンをクリックしてください 20
5 各種情報の表示接続時の情報を表示することが可能です 5.1 各種統計情報 統計情報 タブをクリックすることで簡易な統計情報表示が可能です 5.2 暗号化対象ルートの表示 ルートの詳細 タブをクリックすることで暗号化対象となる宛先アドレス群が表示されます 21
6 トラブルシューティング 6.1 トラブルシューティング用ツール 6.1.1 トラブルシューティング用ツールについてトラブルシューティング用のツールを用いて お客さまのパソコン内のログを収集いただき KDDI サービスコントロールセンター (SCC) までご連絡いただくことで接続不可などの調査に活用させていただきます Windows スタートボタンより Cisco > Cisco AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool ( 以下 Cisco AnyConnect DART) という項目が存在する場合 これを使います クライアントソフトウエアを手動でインストールした場合など Cisco AnyConnect DART が存在しない場合があります その際は KDDI リモートアクセスサービス / ビジネスセキュア Wi-Fi 各種マニュアルダウンロード のウェブサイトより Windows 版 Cisco AnyConnect DART をダウンロードすることが可能です ご利用の AnyConnect のバージョンと合わせてインストールしてください 6.1.2 利用方法 アプリケーションを起動することで情報収集のためのウィザードが起動します 次へ を選択し情報収集を実施します 22
Default を選択し 次へ をクリックしてください システム情報の収集が開始します システム情報の収集が完了すると圧縮されたファイルが保存されます 保存先ディレクトリが左記のように表示されます 基本はデスクトップ上に DARTBundle_ 日付 _ 時刻.zip が保存されます 23
6.2 Active X, Java 問題の対応 クライアントソフトウエアをインストールする際に ActiveX/Java を利用しております インストールさ れていない場合や 制限などにより実行できない場合には インストールに失敗します 6.2.1 Active X のインストール開通案内に記載された URLにユーザがアクセスすると 情報バー ( 通知バー ) が表示されますので 情報バーのメッセージに従って操作することで ActiveX がインストールされます 情報バーが表示されないケースは 既に ActiveX がインストールされているか OSまたはIEの設定によって情報バーが表示されない状態になっています ( 情報バーが表示されずにインストールのダイアログが表示されることもありますが インストールする をクリックすることで ActiveX はインストールされます ) 情報バーやインストールのダイアログが一切表示されない場合は 既に ActiveX がインストールされていることが考えられますので IEのインターネットオプションの アドオンの管理 で確認してください IE8 9の場合は 上記 ツールバーと拡張機能 が選択されている状態で すべてのアドオン を選択してください Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Web Control ( 発行元は Cisco Systems, Inc) のアドオンが存在し 状態が 有効 になっている場合は ActiveX は正常にインストールされています もし状態が 無効 になっている場合は 有効 にしてください 24
6.2.2 情報バーが表示されない場合 (Active X 手順 ) 情報バーなどが一切表示されず ActiveX もインストールされていない場合は OSまたはIEの設定によって情報バーが表示されない状態になっています 要因としては 以下が挙げられます ユーザーアカウント制御の設定が 通知しない になっている Windows 7 ActiveX フィルターが有効になっている IE9 のみ アドオンなどが制限されている ビルトインの Administrator アカウント (Windows の初期設定後 Windows から払い出されるAdministorator アカウント ) をご利用のため 本 ActiveX が動作できない 以下の点について確認ください (1) ユーザーアカウント制御の設定の確認 Windows 7の場合で ユーザーアカウント制御の設定が 通知しない となっている場合 ActiveX のインストールに失敗することがあります 該当する場合はユーザーアカウント制御を変更してください (2) ActiveX フィルターの確認 IE9 のみ通知メールに記載された URLにユーザがアクセスしたときの IEの画面を確認してください ActiveX フィルターが有効になっている場合は アドレスバーに のアイコンが表示さ れます この場合は ActiveX フィルターを無効にしてください (3) アドオンなどの制限の確認 Windows のドメインやネットワークの管理者に グループポリシーやセキュリティソフト プロキシなどによって ActiveX やアドオンが制限されていないかを確認してください 例えば グループポリシーによりアドオンが制限されている場合 IE8 7では ステータスバーにのアイコンが表示されます (IE9では表示されません ) 制限されている場合は 管理者に制限の緩和を相談してください (4) ビルトイン Administrator アカウントでご利用の場合 Windows の初期 Administrotar アカウントの場合は 本 ActiveX が動作しないことがございます 25
その場合は パソコンの管理者権限で以下の設定を変更します 1. コントロールパネル > 管理ツール > ローカルセキュリティポリシー を選択しま す 2. ローカルポリシー > セキュリティオプション より ユーザアカウント制御 : ビルトイ ン Administrator アカウントのための管理者承認モード を 有効 に設定 ( 規定値は 無 効 ) してから 再度証明書を取得してください 26
6.2.3 Java の設定 Java 7 Update 51 以降 自己署名型証明書を使用したアプリケーションはデフォルトでブロックされます クライアントソフトウエアをインストールするには 開通通知に記載された URL を例外サイト リストに追加が必要になります 設定画面は Java コントロール パネルの セキュリティタブ にあります この手順により いくつかのセキュリティ警告が表示された後にクライアントソフトウエアをインストールすることが可能になります 27
7 Appendix 7.1 Windows MAC OS 用 VPN クライアントソフトのバージョンによる仕様差分バージョンごとに細かい仕様差分があります 管理者さまは以下ご確認ください ( ) 2018 年度に FRE の GW 設備から提供する Cisco AnyConnect のバージョン変更を予定 7.1.1 仕様差分 1 内部 DNS 通信に対する仕様差分 注 ) イントラネットにて名前解決が必要な場合 内部 DNS サーバ を指定いただいております ( 例 ) FRE 申込書 にて VPN 通信対象外 DNS( グローバル IP アドレスなど ) をご指定している場合 28
( 参考 )DNS の割り当てについて 2 信頼できる NW の仕様差分 ( 指定なしの場合 ) 以上 29
改版履歴 2012 年 5 月 21 日 Ver 1.0 リリース 2012 年 12 月 17 日 Ver 1.1 証明書 / マトリクス認証対応 2013 年 3 月 19 日 Ver 1.2 接続環境の注意事項追記 2013 年 5 月 13 日 Ver 1.3 windows 8 対応追記 2013 年 8 月 23 日 Ver 1.4 接続先 URL の表記を修正 Close 網の場合の注意事項を追記 2014 年 3 月 10 日 Ver 1.5 クライアントソフトウエアバージョンアップに伴う画像差替え 2014 年 4 月 7 日 Ver 1.6 ドキュメントタイトル修正 2014 年 6 月 20 日 Ver 1.7 トラブルシューティングについて追記 2014 年 9 月 8 日 Ver 1.8 OS の注意事項について追記 2016 年 3 月 1 日 Ver 1.9 ActiveX メッセージについて追記 2016 年 4 月 13 日 Ver 2.0 対応 OS の追加 事前準備を追加 (Active X メッセージの移行 ) 2017 年 4 月 28 日 Ver 2.1 Windows Vista サポート終了に伴う修正 2017 年 6 月 6 日 Ver 2.2 インストーラー追記 画面など更新 2017 年 7 月 28 日 Ver 2.3 コンピュータストア証明書ご利用時の注意事項を追記 2017 年 10 月 2 日 Ver 2.4 誤記訂正 2018 年 7 月 1 日 Ver 2.5 クライアントソフトウエアのバージョン追加および KDDI サービスコントロールセンターへ改称に伴う修正 2018 年 7 月 31 日 Ver 2.6 クライアントソフトウエアの配信バージョン修正 Appendix 追加 30