Microsoft Word - PRTG導入手順書_06版 版

Transcription

1 サーバ ネットワーク監視ソフト PRTG Network Monitor インストールマニュアル 0.5 版 2014 年 10 月 2 日 株式会社すみれ情報システム 1

2 1. はじめに PRTG Network Monitor の導入手順 事前準備 インストールプログラムの実行 インストール中に利用する言語の選択 セットアップウィザードの開始 使用許諾契約書の同意 E メールアドレス ライセンスキーの入力 インストール先フォルダの指定 インストール状況 最初の設定 PRTG Nerwork Monitor の 設定ウィザード Windows のアカウント情報 SNMP のクレデンシャルの入力 VMware/Xen サーバーのクレデンシャルの入力 初期設定後のパスワードの変更 インターネット接続の設定 LAN 内のサーバー監視 Web サイト / オンラインショップ監視 クラウドサービス監視 ネットワークセグメントの検出 監視設定 グループ名の変更 デバイスの追加 PING センサーの追加 SNMP センサーの追加 通知設定 アンインストール方法 その他の情報

3 1. はじめに 本ドキュメントはドイツ Paessler 社が開発したネットワーク監視ソフト PRTG Network Monitor の導入手順です 内容は弊社推奨の手順 設定です 開発元 Paessler AG 社が確認したものではありません PRTG Network Monitor ver Stable 版で確認した内容となります 3

4 2. PRTG Network Monitor の導入手順 Windows 8.1 への導入手順を示します 前提条件として インターネットに必要なセキュリティ対策ソフトが導入済みであることドイツ Paessler 社のダウンロードサイトへの接続が可能であることが必要です 2.1 事前準備下記媒体を準備します PRTG のトライアルライセンスキーファイル評価導入用の PRTG Network Monitor のインストールプログラム Paessler 社 30 日間無制限 トライアルライセンスキー発行サイト 30 日以上の評価キーが必要な場合はお問い合わせ下さい メールアドレス 会社名と国名を選択します 英語の News Letter( 月に 2 通程度 ) が不要の場合は Subscribe to newsletter のチェックを外し Request Your Trial Key Now を押します 4

5 License Name と License key が即時に発行されます Paessler 社プログラムダウンロードサイト Free Trial Download のボタンを押すとダウンロードが始まります 5

6 2.2 インストールプログラムの実行 以下にインストールプログラムの実行方法を示します Paessler 社のサイトからダウンロードした PRTG Network Monitor のインストールプログラムを適当なフォルダへ配置し実行しセットアップウィザードを開始します 配置例 : C: TMP PRTG Network Monitor Setup Freeware and Trial (Stable).exe セットアップウィザードが開始されます インストール中に利用する言語の選択日本語を選択し OK ボタンをクリック 6

7 2.2.2 セットアップウィザードの開始 PRTG Network Monitor セットアップ 画面を確認し 次へ をクリック 使用許諾契約書の同意画面にて Paessler AG General Terms and Conditions と Paessler AG General License Terms を確認し同意の場合 同意する を選択し 次へ をクリック 7

8 2.2.4 E メールアドレス管理者の E メールアドレスを入力し 次へ をクリック 残件 (ToDo) や通知メールが送信されます ライセンスキーの入力用意したライセンスキーを貼り付け 次へ ボタンをクリック 8

9 2.2.6 インストール先フォルダの指定インストールプログラムを配置するフォルダを指定します 規定パスは下記の通りです PRTG 導入マニュアル! 32bit C:\Program Files\PRTG Network Monitor 64bit C:\Program Files (x86)\prtg Network Monitor 確認し 次へ をクリック 9

10 2.2.7 インストール状況 インストールファイルの展開が完了すると監視サービスが起動されます 次に既定ブラウザが自動で起動し 最初の画面 を表示します 10

11 PRTG Core Server Service PRTG Probe Service が開始されない場合 サービスとアプリケーションからサービスの開始状況を確認します ネットワークアダプラの有効 無効 IP アドレス固定で TCP80 or へアクセス可能である事 既定ブラウザが Internet Explorer 9 以下の場合 ブラウザのバージョンアップか Google Chrome Firefox の導入を検討下さい GUI 画面で AJAX(Asynchronous JavaScript + XML) を動作する事ができません Internet Explorer 9 は 2014 年よりサポート対象外となりました 11

12 インストールが終了し PRTG のサービスが開始されると既定ブラウザが自動起動されブラウザに 設定ウィザード 画面が表示されます インストールログ C: Program Files (x86) PRTG Network Monitor PRTG Setup Log.txt プログラムディレクトリ %programfiles% PRTG Network Monitor %programfiles(x86)% PRTG Network Monitor 例 : C: Program Files PRTG Network Monitor C: Program Files (x86) PRTG Network Monitor データフォルダ %ALLUSERSPROFILE% Application data Paessler PRTG Network Monitor 例 : C: ProgramData Paessler PRTG Network Monitor C: Documents and Settings All Users Application data Paessler PRTG Network Monitor データファイルのパスは導入後に変更可能です PRTG Core Server サービスと PRTG Probe サービスを手動で停止 PRTG Server Administrator と PRTG Probe Administrator からデータパスを確認 エクスプローラ等でデータフォルダを変更先へコピー PRTG Server Administrator と PRTG Probe Administrator のデータパスを変更し元を削除 詳細は下記を参照下さい How PRTG Network Monitor Stores its Data How can I change the data directory of my PRTG installation? 12

13 2.3 最初の設定以下は PRTG Nerwork Monitor の 設定ウィザード 画面の説明です PRTG 導入マニュアル! PRTG Nerwork Monitor の 設定ウィザード ここでは SSL を利用しない 次からこのメッセージを表示しない を選択します 導入直後の ID/PW は prtgadmin / prtgadmin です パスワードを変更する場合には 新たなパスワードを設定する を選択して変更します パスワードは 8 文字以上 数字と 1 文字以上の大文字 (A-Z) が必要です 忘れた場合は PRTG Server Administrator を起動し 管理者タグからリセット可能です 通常時のパスワード変更は設定 -> アカウント設定 -> マイアカウント画面を開いて 新たなパスワードを設定する にチェックを入れ変更します 13

14 2.3.2 Windows のアカウント情報 PRTG 導入マニュアル! 監視対象の Windows アカウント情報を入力します 画面ではホスト名を入力しています 監視対象の Windows システムの WMI へアクセスする際に利用されます 設定ウィザードで設定するクレデンシャル (ID/PW) は Root に既定値として設定されます グループ デバイス単位で変更可能です SNMP のクレデンシャルの入力 監視対象の SNMP 設定を行います 設定ウィザードで設定するクレデンシャル ( 接続設定 ) は Root に既定値として設定されます グループ デバイス単位で変更可能です 14

15 2.3.4 VMware/Xen サーバーのクレデンシャルの入力 PRTG 導入マニュアル! 監視対象の VMware/Xen サーバーの接続設定を行います 設定ウィザードで設定するクレデンシャル ( 接続設定 ) は Root に既定値として設定されます グループ デバイス単位で変更可能です 15

16 2.3.5 初期設定後のパスワードの変更 インターネット接続の設定 スキップする を選択 LAN 内のサーバー監視 スキップする を選択 Web サイト / オンラインショップ監視 スキップする を選択 クラウドサービス監視 スキップする を選択 ネットワークセグメントの検出 スキップする を選択と設定ウィザードの終了画面が表示されます 新規追加のセンサーを確認する を押しデバイス画面を表示します 設定ウィザードは ホームメニューの 設定ウィザード から再実行可能です 16

17 2.4 監視設定 グループ名の変更 メニューからデバイスを選択します 下はインストール直後のデバイスツリー画面 Root がデバイスツリーの一番上のオブジェクトです 既定で Root の設定は下へ継承されます Root 直下に probe が並びます probe は Ping SNMP WMI 等で監視対象を監視するサービスです Local probe は PRTG Server にインストールされた probe サービスです 17

18 PRTG は Probe の配下に監視対象のデバイス (Ipv4 or Ipv6) を設定しデバイスに対して監視項目のセンサーを作成して監視を行います グループ名は Tokyo Osaka 建物名 3F マシン室 6F サーバールームなどの名前で作成したり VLAN 等のネットワーク名やシステム名 Windows Linux といったグループで監視対象を分類する事に使います グループでデバイスをまとめて グループ全体に一括で設定を行うと設定数を減らす事ができます 例としてデフォルトで作成される 第 1 グループ のグループ名を TESTGRP へ変更し 保存 ボタンを押します 必要に応じて SNMP 等へ適切なクレデンシャル設定 ( 接続設定 ) を行います 18

19 2.4.2 デバイスの追加 デバイス追加 を押します デバイス名 IP バージョン アドレスを指定しアイコンを選択 次へ を押します TESTGRP の下に Gateway が作成されました 続いて PING センサーの追加を行います 19

20 2.4.3 PING センサーの追加 PRTG 導入マニュアル! センサーの作成は 選択 と 設定 の 2 ステップです 監視方法は? から Ping を選択すると約 200 個のセンサーから Ping センサーが見つかりました また虫眼鏡の検索窓から Ping と入力してセンサ名を見つける事も可能です 20

21 Ping の回数を指定可能です 設定し 次へ ボタンを押します 21

22 Gateway に Ping1 の監視項目が作成されました 作成直後のセンサーはまだデータが無いため? データがありませんと表示されます PRTG の監視間隔は規定で 60 秒 ブラウザの画面更新が 30 秒の為 最大で 90 秒後に最初の監視結果が表示されます すばやく確認するには 今すぐチェック を行います センサーを右クリックするとセンサーメニューが表示されます 今すぐチェック を 2 回ほど選択します ブラウザの更新ボタンを押し監視結果を素早く確認します 22

23 正常に作成されると緑色のアイコンステータスを返します オブジェクトの値が取得できずに失敗する場合には PRTG の設定 FW セキュリティソフト 監視対象側の設定 デバイスの接続設定 ( クレデンシャル ) を見直して下さい デバイスの接続設定 ( クレデンシャル ) は規定で ROOT の設定項目が継承されます グループや デバイスに個別にクレデンシャル設定 ( 接続設定 ) を行うには グループ デバイスの設定から クレデンシャル設定を行います 23

24 2.4.4 SNMP センサーの追加監視対象デバイス ( スイッチ ルータ ) が PRTG から SNMP でアクセス可能となるように SNMP 設定を行っておきます TESTGRP グループに APRESIA デバイスを追加しデバイス設定画面から クレデンシャル ( 接続設定 ) を確認します デバイス APRESIA から センサー追加 ボタンを押します 24

25 ( ステップ 1/2) 追加するセンサーから SNMP 帯域 / トラフィック でフィルタします 下記 SNMP トラフィック を選択し追加します ( ステップ 2/2) センサー基本設定から 接続ステータスのインターフェースを選択 25

26 ( ステップ 2/2) センサー基本設定から ここでは例として下記のように設定します 接続状態監視はインターフェースポートのリンクアップダウンを監視します インターフェースダウンを無視するを選択するとリンクアップダウンを監視しません インターフェースダウンを無視する を選択すると下記メッセージが表示されません OK ステータスでトラフィックのみを監視します 26

27 作成したばかりのセンサーはデータがまだない為ステータスが?( 不明 ) となります 右クリックから 今すぐチェックを 2 3 回行います チェック後のセンサー画面を開いた画面 27

28 2 時間 2 日 30 日 365 日のグラフ PRTG 導入マニュアル! センサーステータスの変化と時間 28

29 同様にセンサー追加から ( ステップ 1/2) で SNMP RMON を選択し追加 ( ステップ 2/2) からポート 1 を選択して 次へ をクリック CRC エラー数 コリジョンを監視する事が可能です 29

30 2.5 通知設定作成した Ping センサーに通知設定を行います PRTG 導入マニュアル! センサーの 通知 設定から状態トリガーを選択し センサーがダウンした時の通知アクションに 管理者にメール送信 を選択します 選択可能な通知は通知画面で選択する前に設定 -> アカウント設定 -> 通知で作成しておく必要があります 通知は 3 箇所の 通知なし or 通知名 を実行します で選択可能です 1.60 秒間ダウンした状態が連続した時 2. ダウンから 300 秒間が経過した時 3. ダウンから復旧した時 必ず監視間隔以上の時間を設定して下さい 監視間隔以上を指定しない場合 即時実行されます 30

31 デバイスツリーの上に位置する Root やグループに通知設定を行うと ツリーの下に位置するグループ デバイス センサーへ一括で通知設定を行えます Root に設定した状態トリガーがセンサーへ反映されます 31

32 3. アンインストール方法 すべてのプログラムから PRTG Server Administrator を起動し コアサーバーのタグを開き データファイルパスをメモします コントロールパネル プログラムの追加と削除 から PRTG Network Monitor を選択してアンインストールを実行します アンインストール後にメモ書きのデータフォルダを削除します 既定データファイルパス %ALLUSERSPROFILE% Application data Paessler PRTG Network Monitor 例 1 C: Programdata Paessler PRTG Network Monitor 例 2 C: Documents and Settings All Users Application data Paessler PRTG Network Monitor 32

33 4. その他の情報 デモサイト Internet Explorer 10 以上 Google Chrome Fire fox でご確認下さい AJAX が動作しません 評価用ライセンスキー システム要件詳細 VMware ゲストに導入 大規模導入 サイトプランナーツール ( 必要な CPU メモリ ハードディスクを計算 ) バージョンヒストリー 本ドキュメントのお問い合わせは弊社までお願い致します 株式会社すみれ情報システム 以上 33