Microsoft Word - F65RAW_Viewer_operation_guide_jp_V1.00_ doc

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1 F65RAW Viewer オペレーションガイド V /3/ Sony Corporation F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 1

2 目次 概要...4 動作条件...5 推奨動作環境...5 Mac...5 Windows...5 モニタ...5 ストレージ...5 動作確認済み環境...5 Mac...5 Windows...6 モニタ...6 インストール...7 Mac...7 Windows...9 起動と終了...12 アプリケーションの起動...12 Mac...12 Windows...12 アプリケーションの終了...12 Mac...12 Windows...12 メニューバー...14 Mac...14 Windows...14 Configuration メニュー...14 Mail Setting...14 OpenCL Device...15 Window メニュー...15 Clip Browser...16 フォルダツリーエリア...17 フォルダツリーエリアでの右クリック...17 クリップリストエリア...17 クリップリストエリアでの右クリック...18 メタデータリストエリア...18 Clip Viewer...19 表示方法の選択...19 F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 2

3 デアナモルフィック表示設定...20 解像度設定...20 ズーム設定...20 エフェクティブマーカ設定...20 ナビゲータ設定...21 タイムコード...21 ポジションバー...21 コントロールボタン...21 Parameter Setting...23 F65RAW ワークフロー...23 Input Settings...25 Look Control...26 Image...26 RGB...27 Lift/Gain/Gamma...27 ASC-CDL...28 Viewer Settings...29 ユーザ Gamut の追加...30 ユーザ MLUT の追加...30 Export...31 サポートフォーマット...31 Export 設定...31 Task Queue...38 タスクの制御...39 付録...41 LUT ファイルのフォーマット...41 LGPL 適用ソフトウェアの入手について...44 重要なお知らせ...45 商標について...46 F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 3

4 概要 本ソフトウェアは CinaAlta カメラ F65 およびポータブルレコーダ SR-R4 に対応したビューイングソフトウェアで データトランスファーユニット SRPC-5/SR-PC4 を使用して転送された F65RAW ファイルのビューイング および簡易グレーディング機能を提供します また Post Production へのファイルベースワークフローを支援するための DPX/OpenEXR 変換機能を提供します 本ソフトウェアがサポートするフォーマットを下記に示します ファイルフォーマット拡張子 F65RAW MXF F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 4

5 動作条件 推奨動作環境 Mac OS: Mac OS X Lion (10.7) HDD: 100MBytes 以上の空き CPU: Intel Core i7, Xeon (Nehalem 以降 ) Memory: 4GB 以上 GPU: AMD Radeon HD 5000 または 6000 シリーズ Model: Mac Pro Mid 2010, imac Mid 2011, MacBook Pro Early 2011 以降 Windows OS: Windows 7 64bit HDD: 100 Mbytes 以上の空き CPU: Intel Core i7, Xeon (Nehalem 以降 ) Memory: 4GB 以上 GPU: NVIDIA GeForce 400 または 500 シリーズモニタ解像度 : 1920x1200 以上 Size: 27 インチ以上ご注意 : マルチディスプレイ環境化において アプリケーション起動中のプライマリスクリーンの切り替え等のオペレーションには対応していません ストレージ高速 RAID ストレージ : ( 例 :Thunderbolt RAID, 500MB/sec 以上の転送が可能な RAID ストレージ ) 動作確認済み環境 Mac 1) Model: imac 27-inch, Mid 2011 OS: Mac OS X Lion CPU: Core i7 (3.4GHz) Memory: 16GB GPU: ATI Radeon HD6970M 2) Model: Mac Pro Mid 2010 OS: Mac OS X Lion CPU: Intel Quad Xeon (2.8GHz) Memory: 8GB F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 5

6 GPU: ATI Radeon HD5770 Windows 1) Model: HP h9-1190jp OS: Windows 7 64bit CPU: Intel Core i7 (3.2GHz) Memory: 16GB GPU: NVIDIA GeForce GTX580 および GTX550Ti 2) Model: HP Z800 OS: Windows 7 64bit CPU: Intel Dual Quad Xeon (3.33GHz) Memory: 32GB GPU: NVIDIA GeForce GTX580 モニタ動作確認済み解像度 : - 最小解像度 : 最大解像度 : F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 6

7 インストール Mac 1. F65RAW_Viewer_1.00_setup.dmg をダブルクリックすると F65RAW Viewer.pkg が表示されます 2. F65RAW Viewer.pkg をダブルクリックするとインストーラが起動します 3. [ 続ける ] ボタンをクリックし 大切な情報を表示します 4. [ 続ける ] ボタンをクリックし 使用許諾契約を表示します 5. [ 続ける ] ボタンをクリックすると 下記のメッセージが表示されます 6. [ 同意する ] ボタンをクリックし インストール先選択画面に移ります 7. インストール先ボリュームをクリックします 8. [ 続ける ] ボタンをクリックすると 下記のダイアログが表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 7

8 9. [ インストール ] ボタンをクリックし 次の認証画面を表示します 10. ユーザ名とパスワードを入力し [ ソフトウェアをインストール ] ボタンをクリックします 下記のダイアログが表示され インストールが完了します 11. [ 閉じる ] ボタンをクリックし インストーラを終了します アンインストールアプリケーションアイコンをゴミ箱に移動します デフォルトでは /Applications/F65RAW Viewer にインストールされます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 8

9 Windows 1. F65RAW_Viewer_1.00_setup.exe をダブルクリックしてセットアップウィザードを開始します 2. [Next] ボタンをクリックして License agreement を表示します 3. [Agree] ボタンをクリックして さらに [Next] ボタンをクリックすると 次のダイアログが表示されます 4. インストール先を選択して [Next] ボタンをクリックします インストール先を変更するには [Change...] ボタンをクリックし 表示されたダイアログにてインストール先フォルダを選択します 次のダイアログが表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 9

10 5. デスクトップに F65RAW Viewer ショートカットアイコンを作成したい場合は [Create a desktop shortcut] にチェックマークを入れ [Next] ボタンをクリックします インストール作業が終了すると 下記のダイアログが表示されます 6. [Finish] ボタンをクリックし セットアップウィザードを終了します ご注意 : "This software can only run on windows7(64-bit) operating system; the currently running operating system is not windows7 (64-bit) system." のダイアログが出て インストールに失敗する場合は 次の手順を行ってください 1. セットアップファイルを右クリックして [ プロパティ ] アイテムを選択します 2. [ 互換性 ] タブを選択します 3. [ 全てのユーザの設定を変更 ] ボタンを押します 4. [ 互換モードでこのプログラムを実行する :] のチェックマークを外します F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 10

11 アンインストール Windows Control Panel の Programs and Features を開き アプリケーションリストから [F65RAW Viewer] を選択することによりアプリケーションをアンインストールします F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 11

12 起動と終了 アプリケーションの起動 Mac Launchpad から F65RAW Viewer アイコンをクリックします または Finder を用いて Applications フォルダ内の F65RAW Viewer アイコンをダブルクリックします Windows スタートメニューから F65RAW Viewer アイコンをクリックします または F65RAW Viewer デスクトップショートカットをダブルクリックします 初回起動時 F65RAW Viewer 内の各操作ウィンドウは ディスプレイ解像度に応じて自動的に配置されます また 下記に示すフォルダが生成されます Documents/Sony/F65RAW Viewer/Data/Oct_Lut : ユーザLUTファイルを格納するフォルダです 詳細については Viewer Settings 内の ユーザMLUTの追加 を参照してください Documents/Sony/F65RAW Viewer/Data/Oct_Matrix: ユーザガマット (3x3 matrix) ファイルを格納するフォルダです 詳細については Viewer Setting 内の ユーザガマットの追加 を参照してください Documents/Sony/F65RAW Viewer/Logs アプリケーションログが格納されます Documents/Sony/F65RAW Viewer/Settings/MailProperty.xml: F65RAW Viewer で設定する mail setting が保存されるファイルです Documents/Sony/F65RAW Viewer/Settings/TranscodeList.xml: F65RAW Viewer で実行するタスクキュー情報が保存されるファイルです Documents/Sony/F65RAW Viewer/Settings/WindowProperty.xml: F65RAW Viewerの各操作ウィンドウの配置情報が保存されるファイルです このファイルを消去すると 各操作ウィンドウはデフォルト配置に戻ります ご注意 : 本アプリケーションは多重起動することはできません アプリケーションの終了 Mac [F65RAW Viewer] メニューから [Quit F65RAW Viewer] を選択します Windows [File] メニューから [Exit] を選択します F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 12

13 ご注意 : exportタスクの実行中にアプリケーションを終了すると 下記の確認ダイアログが表示されます [Yes] ボタンを選択すると 実行中タスクは中断しアプリケーションが終了します このタスクは次回のアプリケーション起動後 queuedステートとして扱われ Task Queueにて [Run] ボタンにて再実行することができます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 13

14 メニューバー Mac F65RAW Viewer メニューには下記のコマンドが含まれます About F65RAW Viewer : バージョン情報を表示します Services : Mac OS により提供されます Hide F65RAW Viewer : F65RAW Viewer を最小化します Hide Others : 他のアプリケーションウィンドウを隠します Show All : すべてのアプリケーションウィンドウを表示します Quit F65RAW Viewer : F65RAW Viewer を終了します Windows File メニューには下記のコマンドが含まれます Exit : F65RAW Viewer を終了します Help メニューには下記のコマンドが含まれます About F65RAW Viewer : バージョン情報を表示します ご注意 : Windows 版 F65RAW Viewer はアプリケーションの最小化に対応していません 最小化する場合は 下図 Windows タスクバーの [ デスクトップの表示 ] を利用してください Configuration メニュー Mail Setting Task Queue で実行される export タスクのステータスを で通知することができます 1. [Mail Setting] メニュー内の [Mail Account] で送信元 mail アカウントの設定を行います 2. [Mail Setting] メニュー内の [Add Mail Address] で送信先 mail アドレスを登録します 本機能を利用するためには Export ウィンドウ内の Notification 設定を行う必要があります F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 14

15 OpenCL Device クリップの再生および Export 処理に用いる OpenCL デバイス (GPU または CPU) をマニュアルで指定することができます デフォルトでは GPU デバイス CPU デバイスの順番に最初に見つかったデバイスが選択されています 1. [OpenCL Device] メニューに表示される OpenCL デバイスから使用するデバイスを選択します 選択すると下記のダイアログが表示されます 2. [OK] ボタンをクリックします ここで行った OpenCL デバイス選択は アプリケーションの再起動後に反映されます Window メニュー Window メニューでは F65RAW Viewer 各操作ウィンドウの表示 非表示を切り替えることができます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 15

16 Clip Browser Clip Browser は F65RAW ファイルが格納されているフォルダのナビゲート および F65RAW ファイルのメタデータをチェックができます フォルダツリーエリアクリップリストエリアメタデータリストエリア F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 16

17 フォルダツリーエリアフォルダツリーエリアでは コンピュータ内のフォルダおよびマウントされたドライブがフォルダツリーとして表示されます フォルダ内またはサブフォルダ内に F65RAW ファイルが見つかると そのフォルダは MXF アイコンとして表示されます 選択したフォルダのサブフォルダに F65RAW ファイルがある場合には 該当するサブフォルダがグレー表示となります フォルダツリーエリアでの右クリック 1. フォルダー上にマウスカーソルを合わせます 2. 右クリックします 3. ポップアップメニューに下記が表示されます Update : 選択したフォルダ以下の表示を更新します クリップリストエリアクリップリストエリアでは フォルダツリーエリアで選択されたフォルダおよびサブフォルダに格納されたクリップがリスト表示されます 下記の表示モードがあります サムネイルビュー 先頭フレームのサムネイルが表示されます テキストビュー クリップ名およびプロパティーが表示されます サムネイル & テキストビュー 先頭フレームのサムネイル クリップ名 プロパティーが表示されます クリップがサブフォルダに格納されている場合は クリップ名がそのフォルダ名と共に表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 17

18 下記の場合 クリップのサムネイルに NO IMAGE と表示されます - F65RAW Viewer がサムネイル生成処理を終えていない - クリップの先頭フレームが何らかの原因で不正である クリップリストエリアでの右クリック 1. マウスカーソルをクリップ上に移動します 2. 右クリックします 3. ポップアップメニューに下記が表示されます Update : クリップリストを現在の情報に更新します View : クリップリストの表示方法を変更します Arrange Clips by : クリップリストの表示順を変更します Reveal : クリップが格納されているフォルダを Explorer(Windows) または Finder(Mac) で開きます メタデータリストエリア クリップリストエリアで選択されたクリップのメタデータが表示されます ご注意 : F65RAW ファイルに対応する XML ファイルが存在する場合 XML ファイルのメタデータが表示されます XML ファイルが存在しない場合には F65RAW ファイルに格納されているメタデータが表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 18

19 Clip Viewer Clip Viewer ではクリップの再生が行えます Clip Browser のクリップリストエリアでクリップをダブルクリックすると Clip Viewer にそのクリップが表示されます 再生クリップ内に何らかの理由で不正なフレームがあった場合には そのフレームは白いイメージとして表示されます 表示方法の選択下記のボタンをクリックすることで 表示方法を変更できます Before ボタン ( ショートカットキー b ) Parameter Setting の設定を反映しない デフォルト処理での再生を行います After ボタン ( ショートカットキー a ) Parameter Setting の設定を反映した画像を表示します S By S ボタン ( ショートカットキー c Split モードとのトグル動作 ) Before 画像と After 画像を並べて表示します Split ボタン ( ショートカットキー c S By S モードとのトグル動作 ) Before 画像と After 画像を分割表示します 分割位置をマウスで移動することができます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 19

20 デアナモルフィック表示設定 標準表示とデアナモルフィック表示モードを切り替えます ( トグル動作 ) デアナモルフィック表示の場合には 水平方向に 2 倍にした解像度として扱います 解像度設定再生解像度を選択します Full(Quality), Full(Speed), 1/2, 1/4, 1/8, or 1/16. ズーム設定画面表示サイズを選択します アスペクト比は固定となります Fit Both Clip Viewer ウィンドウに内接するサイズで表示します Fit Width Clip Viewer ウィンドウの水平サイズに合わせます Fit Height Clip Viewer ウィンドウの垂直サイズに合わせます 25% 25% に縮小します 50% 50% に縮小します 75% 75% に縮小します 100% Pixel by pixel で表示します 125% 125% に拡大します 150% 150% に拡大します 200% 200% に拡大します 400% 400% に拡大します 800% 800% に拡大します エフェクティブマーカ設定 エフェクティブマーカの表示 非表示を切り替えます エフェクティブマーカの表示サイズは F65RAW ファイルまたは XML のメタデータに従います エフェクティブマーカは白点線として表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 20

21 ナビゲータ設定 ナビゲータの表示 非表示を切り替えます 表示モードになっている場合には 画面全体が Viewer に収まらない場合のみ自動的に表示されます ( ズーム設定で Fit Both よりも拡大した場合 ) Viewer に収まらない場合に 表示部分を移動することができます ナビゲータ内に表示される青いフレームをドラッグして表示部分を移動できます Viewer に表示されているイメージを直接ドラッグして移動することができます タイムコード Clip Viewer では下記のタイムコードを表示します また右クリックによって タイムコード表示とフレーム番号表示をそれぞれ選択することができます また 左クリックで選択し タイムコード入力を行うことができます Current Time 表示 再生を行っているタイムコードを表示します タイムコードを入力することで Go to 動作を行うことができます In Point Time In 点のタイムコードを表示します タイムコードを入力することで Set In 動作を行うことができます Out Point Time Out 点のタイムコードを表示します タイムコードを入力することで Set Out 動作を行うことができます Duration Time デュレーションのタイムコードを表示します タイムコードを入力することで Set Duration 動作を行うことができます ポジションバークリップの Start / End 間の 現在の再生位置を示します 再生中は再生位置を示し Scrub することで表示位置を変更することができます また 上部に In 点および Out 点が表示されます コントロールボタンクリップ再生をコントロールするボタンです Mark In ( ショートカットキー i ) Current Time を In 点に設定します Mark Out ( ショートカットキー o ) Current Time を Out 点に設定します F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 21

22 Go to Mark In In 点に Jump します Go to Mark Out Out 点に Jump します Go to Start Start 点に Jump します Step Backward ( ショートカットキー ) 1Frame ずつ Backward します Shift Button を押しながら Click すると 10 Frame ずつ Backward します Play / Still ( ショートカットキー SPACE) Play 時には Still Still 時には Play を行います Step Forward ( ショートカットキー ) 1 Frame ずつ Forward します Shift Button を押しながら Click すると 10 Frame ずつ Forward します Go to End End 点に Jump します Loop Play ループ再生の On/Off を切り替えます ループ再生モードではクリップ全体を繰り返し再生します F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 22

23 Parameter Setting F65RAW ワークフロー F65RAW ファイルは F65 の持つ高いラチチュードおよび広い色域情報が記録されています F65RAW 記録フォーマット 16bit scene linear ( 約 1300% のラチチュード ) S-Gamut RGB 仮想色度点 CIE x CIE y Red Green Blue Reference White CIE-D65 (0.3127, 0.329) F65RAW Viewer では F65RAW の表現力を損なうことなく現像処理や変換処理を行ない DI process に繋げるため 下記に示す 3 つの代表的なワークフローのパイプラインをサポートしています Clip Viewer では パイプラインの各段階での画像表示を選択することが可能で Clip 内容の確認だけではなく RAW の記録状態や Look Control や Monitoring LUT を適用した カラーグレーディング結果を想定した出力を確認できます S-Gamut/Linear 16bit Linear DPX を用いたワークフローに適したパイプラインで F65 のもつ高い表現能力を保持しながら カラーマネジメントを行い易い処理です S-Gamut/S-Log2 S-Log2 DPX を用いたワークフローに適したパイプラインで これまでの Sony S-Log ワークフローと相性が 良い処理です F65RAW と S-Log2 code value の関係 反射率 Video Level [IRE] Raw code value (16bit) S-Log2 code value (10bit) 0% 0% % 20% % 100% % 1311% ACES AMPAS-IIF 提唱の ACES ワークフローに適したパイプラインです F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 23

24 S-Gamut/Linear Workflow RAW Development S-Gamut/S-Log2 Workflow RAW Development ACES Workflow RAW Development Input Settings Look Control Viewer Settings Input Gain ASC-CDL (full latitude) Color Space S-Gamut Gamut MLUT Input Gain Linear Log ASC-CDL (full latitude) Log Linear Color Space S-Gamut Gamut MLUT Input Gain Color Space (ACES-IDT) S-Gamut ACES ASC-CDL (full latitude) Color Space ACES Gamut MLUT *ASC-CDL : ASC Technology committee Color Decision List Version 1.2 *ACES : Academy Color Encoding Specification by AMPAS-IIF ( The Image Interchange Framework / Academy of Motion Picture Arts & Sciences ) F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 24

25 ご注意 : 下記に示す各種設定パラメータは Clip Browser にてクリップを選択し直した場合に 前回設定したパラメータが引き継がれます ただし これらの設定は保存されないため アプリケーションを再起動するとすべてデフォルト値に戻ります また 例外として Exposure, Kelvin, Tint, ASC-CDL はクリップの選択毎に F65RAW ファイルのメタデータから読み込まれた値となります Input Settings 始めに Workspace Color Space を用いて ASC-CDL を適用するワークスペース ( 色空間とトーンカーブ ) を選択します Exposure Index は撮影時に設定された EI 値が表示されており 標準撮影時の EI800 と異なる値の場合は自動的に増感または減感処理が適用されます また Exposure スライダーを 800 に戻すことで 増感 減感処理を行なわない 撮影時の記録状態を確認することが可能です Material Color Space: F65RAW ファイルの色域とトーンカーブを表示します ISO Sensitivity: F65RAW ファイルに記録されている F65 の ISO sensitivity を表示します Exposure Index: F65RAW ファイルに記録されている Exposure Index を表示します F65 の Sensitivity(EI value) で設定された値に相当します Exposure: 記録時の EI を基準に 輝度の調整を行います 調整可能な輝度は下記となります (ISO Index) (80, 100, 125, 160, 200, 250, 320, 400, 500,640, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3200, 4000, 5000, 6400, 8000, [ISO Index] ) Kelvin: 色温度を調整します 黒体輻射カーブでの Red, Blue のゲイン調整となります デフォルト値は F65 の Color temperature setting(3200k,4300k,5500k) となります ( レンジ : 2800~10000) Tint: カラーバランスを調整します Green と Magenta のゲイン調整で Kelvin での色温度調整を補完します ( レンジ :-1.00~1.00, デフォルト 0.00) Workspace Color Space: ルックコントロールを行うワークスペース ( 色域とトーンカーブ ) を選択します 具体的には Scene linear S-Log2 変換 S-Gamut ACES 色域変換の On/Off になります Exposure, Kelvin, Tint については このワークスペース変換の前段 (Scene linear) で行われます Reset: [Reset] ボタンをクリックすると Exposure, Kelvin, Tint がデフォルト値に戻ります F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 25

26 チェックボックス : Input Setting のチェックボックスで 各設定項目の値を有効にするか またはデフォルト値を使用するかを切り替えることができます Look Control クリップを選択すると xml ファイルのメタデータまたは F65RAW ファイルに記述されている ASC-CDL パラメータが Look Control 上の ASC-CDL に自動的にロードされ 表示に適用されます メタデータからロードされた ASC-CDL を含め Look control で設定された全てのパラメータは ASC-CDL にエンコードされて処理 表示に適用されます また Workspace Color Space での選択によって ASC-CDL を適用した結果は異なりますのでご注意ください Look Control には下記の機能があります Image RGB Lift/Gain/Gamma ASC-CDL Image Saturation: Saturation 調整を行います 0 にすると モノクロ画像となります ( レンジ :0.00~5.00, デフォルト 1.00) Contrast: 輝度の中心を軸として トーンカーブを調整します 輝度の中心には Brightness 調整の結果が反映されます ( レンジ :-1.00~1.00, デフォルト 0.00) Brightness: ブライトネスを調整します 輝度をリフトします ( レンジ : ~10.00, デフォルト 0.00) Reset: Saturation, Contrast, Brightness をデフォルト値に戻します Check Box: 調整値とデフォルト値を切り替えます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 26

27 RGB Red, Green, Blue: RGB ゲイン調整を行います ( レンジ :0.00~5.00, デフォルト 1.00) Global: Red, Green, Blue スライダーの関係を保ちながらトータルゲイン調整を行います ( レンジ :0.00~5.00, デフォルト 1.00) Reset: RGB 調整値をデフォルト値に戻します Check Box: 設定値とデフォルト値を切り替えます Lift/Gain/Gamma Lift: Gain 白レベルを保ちながら黒レベル調整を行います 白レベルは下記の Gain 調整の結果が反映されます ( レンジ : -1.00~1.00 デフォルト 0.00) RGB ゲインを調整します ( レンジ : 0.00~5.00 デフォルト 1.00) F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 27

28 Gamma: トーンカーブをガンマ関数によって調整します ( レンジ : 0.00~5.00 デフォルト 1.00) Global: 各項目の RGB 値の関係を保ちながらまとめて調整を行います Reset: 各設定値をデフォルト値に戻します Check Box: 設定値とデフォルト値を切り替えます ASC-CDL Slope, Offset, Power, Saturation: ASC-CDL v1.2 に定められている Slope, Offset, Power を調整します Global: 各 RGB 設定の関係を保ちながらまとめて調整します Load: ASC-CDL パラメータを外部ファイルよりインポートします サポートフォーマットは下記となります Color Decision List Format ( *.cdl ) Color Correction Collection Format ( *.ccc ) 選択したファイルがこれらの書式に対応していない場合 下記のエラーメッセージが現れます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 28

29 Reset: ASC-CDL パラメータをデフォルト値に戻します デフォルト値は xml または F65RAW ファイルから読み込まれた値となります Check Box: ASC-CDL パラメータの適用 不適用を選択します Viewer Settings 画面表示に使用する色域および Monitoring LUT を選択します デフォルトでは標準的な Rec.709 の色域およびガンマカーブを用いた 0%~100% ビデオレベルでの表示となります その他の LUT を選択することにより 標準的な Look を残しながら IRE100% 以上の輝度を確認することが可能です Gamut: 下記の色域変換 ( 3x3 Matrix ) が選択できます Rec.709: S-Gamut から Rec.709 (srgb) への変換 S-Gamut: F65RAW のまま変換を行わない. ACES: ACES 色域 MLUT: 下記の Monitoring LUT(1D-LUT) が選択できます Rec.709: Rec.709 ガンマカーブ (IRE0%~100% にクリップされます ) 709(800): Rec.709 のカーブを残しながらニーファンクションの様に ダイナミックレンジを拡張したもの F65 の SDI-OUT 用 LUT と互換性があります HG8000G36: Sony ハイパーガンマ HG8000G30: Sony ハイパーガンマ S-Log2: F65 用にダイナミックレンジ拡張を行った 新しい S-Log Gamma2.2: ガンマ 2.2 のモニタ用の 基本的なガンマ補正 Gamma2.4: ガンマ 2.4 のモニタ用の 基本的なガンマ補正 F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 29

30 ユーザ Gamut の追加 下記のユーザ Gamut( 3x3 Matrix) を追加するこができます 1. テキストファイルを Documents/Sony/F65RAW Viewer/Data/Oct_Matrix フォルダに格納してください ( 拡張子 *.matrix または *.txt ) 同フォルダは F65RAW Viewer の起動時に自動的にロードされ Gamut リストに自動的に追加されます 2. F65RAW Viewer の起動中にファイルを追加した場合は [Update] ボタンによって Gamut リストを更新することができます ユーザ MLUT の追加ユーザ MLUT を追加することができます LUT ファイルフォーマットについては 付録 LUT ファイルフォーマット を参照してください 1. LUT ファイルを Documents/Sony/F65RAW Viewer/Data/Oct_Lut フォルダに格納してください ( 拡張子 *.lut または *.txt) 同フォルダは F65RAW Viewer の起動時に自動的にロードされ MLUT リストに自動的に追加されます 2. F65RAW Viewer の起動中にファイルを追加した場合は [Update] ボタンによって MLUT リストを更新することができます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 30

31 Export サポートフォーマット Format Resolution Bit Depth Color space Transfer DPX 4096x x x x bit integer 10-bit integer S-Gamut Linear S-Log2 Open EXR 4096x x x x bit float 16-bit float S-Gamut ACES F65 RAW *DPX Version 2 ( Method A for 10-bit ) *Open EXR version2 Linear ご注意 : DPX, Open EXR: 2048x1080 および 1920x1080 は プロクシおよびオフライン編集用途向けの簡易低解像度デコード結果による出力となります F65 RAW: In 点 /Out 点指定により 入力ファイルと同一の Duration が指定された場合 出力ファイルの UMID は入力ファイルの値が使用されます Export 設定 Export setting では 画像処理の内容や出力フォーマットの設定を行い [Submit] ボタンをクリックすることでビューイングしているクリップのエクスポートタスクがキューイングされます Clip Browser でクリップを選択し直した場合 Name 以外の設定は前回の設定が引き継がれます また Bin 以外の項目はアプリケーションの再起動でデフォルト値に戻ります F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 31

32 Format: 出力フォーマットを選択します ( デフォルト :DPX) Resolution: 出力解像度を選択します ( デフォルト :4096*2160) Speed: RAW デコード処理のアルゴリズムを選択します (On: 速度優先, Off: 画質優先 ) 本選択は出力解像度が 4096x2160 または 3840x2160 の時のみ有効になります ( デフォルト :Off) Bit Depth: 出力 Bit Depth を選択します 選択肢は出力フォーマットに依存します ( デフォルト :16) Format Bit Depth DPX 10 / 16(default) Open EXR 16(default) / 32 Bake: 出力ファイルに 画像処理結果をどう適用するかを選択します ( デフォルト : ALL) None Workspace Color Space で選択した オリジナル色域およびトーンカーブで出力を行います Input Settings, Look Control, Viewer Settings で指定された画像処理は適用されません 最も F65RAW ファイルのオリジナルの広い色域とラチチュードを損なうことなく活用するためのモードです Input Setting Only Workspace Color Space で選択した オリジナル色域およびトーンカーブで出力を行います Input Settings で指定された処理のみ適用されます この処理は Scene linear 上で行われますので S-Log2 ワークフロー上 増感 ( 減感 ) 処理やホワイトバランス調整を予め Scene linear 上で行いたい場合に使用するためのモードです ALL モニタ上で表示されているものと同じ状態の出力を得ることが出来るモードです 出力色域およびトーンカーブは Gamut, MLUT 設定により選択されます F65RAW ファイルが元々もっている色域やラチチュードが失われることにご注意ください F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 32

33 出力イメージ処理と Bake 設定の関係を下記に示します Workspace Export image Bake setting Color Space Input Settings Color Gamut Gamma Curve S-Gamut/Linear None Off S-Gamut Scene Linear Input On S-Gamut Scene Linear All On Gamut setting MLUT setting S-Gamut/S-Log2 None Off S-Gamut S-Log2 Input On S-Gamut S-Log2 All On Gamut setting MLUT setting ACES None Off ACES Scene Linear Input On ACES Scene Linear All On Gamut setting MLUT setting Bin: 出力先フォルダを設定します ( デフォルト Windows: C:/Users/[User]/Documents) ( デフォルト Mac: /Users/[User]/Documents) Name: 出力ファイル名を設定します 禁止文字を下記に示します デフォルトファイル名は Clip Browser で表示されるクリップ名が使用されます ピリオドおよび拡張子は自動的に付加されます 使用禁止文字 /?! * : <> \ Number of digits: 連番ファイル名に付加されるシーケンス番号の文字数を指定します ( レンジ :4~10 桁 デフォルト 5 桁 ) Start: 連番ファイル名に付加されるシーケンス番号の開始番号を指定します ( デフォルト 00000) F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 33

34 例 : Format, Name, Number of digits, Start を下記の様に設定した場合 Format: DPX Name: Sample Number of digits: 6 Start: 出力される先頭ファイルは Sample dpx となります Duplication: 指定したファイル名のファイルがすでにフォルダ内に存在していた場合の振る舞いを選択します ( デフォルト : Error) Error タスクはエラー終了します Over Write 上書き動作となります Sub Folder 自動的にサブフォルダを作成して その中にファイルを作成します 例 : 1. Duplication: Error すでに sample dpx - sample dpx が存在している sample dpx - sample dpx を作成するタスクを Submit する sample dpx - sample dpx が重複するためエラーとなります ご注意 : シーケンス番号の先頭に付加される 0 は ファイル重複チェックでは考慮されません sample0010.dpx と sample00010.dpx は重複として扱います 2. Duplication: Over Write すでに sample dpx - sample dpx が存在している sample dpx - sample dpx を作成するタスクを Submit する sample dpx - sample dpx が作成されます sample dpx - sample dpx は上書きされます sample dpx - sample dpx が作成されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 34

35 3. Duplication: Sub Folder すでに sample dpx - sample dpx が存在している クリップ名が clip である sample dpx - sample dpx を作成するタスクを Submit する clip_01 フォルダが作成され その中に sample dpx - sample dpx が作成されます clip_01 フォルダが既に存在している場合には clip_02 フォルダが作成されます ASC-CDL: On を選択すると ASC-CDL ファイルが出力されます Look Control で設定した内容すべてが ASC-CDL にエンコードされ *.cdl ( color decision list ) として作成されます ( デフォルト : Off) ご注意 : 出力ファイル名の末尾に - または _ が指定されている場合は ASC-CDL ファイルのファイル名からはこれらが取り除かれます 例えば Name に sample- が指定されている場合 ASC-CDL ファイルは sample.cdl となります Notification: タスクキューのステータスを で通知するための設定を行います 使用するには On を選択し [Setting] ボタンをクリックします ( デフォルト : Off) 1. [Setting] ボタンをクリックすると下記ダイアログが表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 35

36 2. 送信する アドレスを選択します 3. 通知するタスクステータスを選択します Status Meaning Succeed タスクが正常終了した Aborted タスクがユーザ操作 ([Abort] または [Abort All]) により中止した Error タスクがエラーとなった Start タスクが開始した Pause タスクが一時停止した Resume タスクが再開した Application Exit F65RAW Viewer が終了した 4. [OK] ボタンをクリックします F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 36

37 Submit ボタンをクリックすると F65RAW Viewer は Export 設定をチェックし 設定内容にエラーがある場合 には下記のメッセージが表示されます Message (E) Reasons File Name is empty. Please re-enter it. Name が指定されていません The length of File Name exceeds the maximum. Please make sure it is less than 255 characters Mac で 255 文字より長いファイル名が指定された The length of file path (including File Name ) Windows で 260 文字より長いパス名 ( ファイル exceeds the maximum. 名含む ) が指定された Please make sure it is less than 260 characters. The length of file path (including File Name ) Mac で 1024 文字より長いパス名 ( ファイル名含 exceeds the maximum. む ) が指定された Please make sure it is less than 1024 characters. The number of saved frames exceeds the maximum. *1 Please enter a larger number of digits. *1: 下記の条件でエラーが表示されます - Format で DPX または OpenEXR が選択されている - 下記の和が Number of digits で設定された桁数よりも大きい Start 出力されるフレーム数 例 : 1. 出力 Duration : Number of Digit : 5 Start : が を超えるため エラーメッセージが表示されます F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 37

38 Task Queue Export ウィンドウにて Submit されたタスクが一覧表示されます Task Queue ではこれらのタスクの動作制御を行うことができます 登録されたタスクはリストの上部から一つずつ実行されます Task Queue ではこの実行順序を変更することができます また タスクをダブルクリックすると 出力フォルダが Explorer(win) や Finder(Mac) で開かれます ご注意 : Export 設定により自動的にサブフォルダが作成される場合 ダブルクリックにより開かれるフォルダは生成されたフォルダではなく 出力指定を行ったフォルダとなります ご注意 : DPX/Open EXR 出力タスクの場合 [Output] には下記の内容が表示されます [Name]%0[Number of digits]d.[dpx/exr] 例 : Format : DPX Name : FILE34 Number of digits : 5 [Output] 上の表示 : FILE34%05d.dpx 表示されるタスクのステータスは下記の通りです Status Meaning Running タスクが実行中 Queued タスクが登録済み Paused タスクが一時停止 Succeed タスクが正常終了した Aborted [Abort] または [Abort All] ボタンにより中断した Error タスクがエラー終了した F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 38

39 ご注意 : 下記の場合タスクはエラーとなります Duplication 設定に Error が指定されていて 出力ファイルが重複する場合 出力先ストレージに空きが足りない場合 ソースファイルに不正なフレームがあった場合 タスクの制御 Task Queue ウィンドウでは下記の制御ができます paused または queued タスクの開始または再開 実行中タスクの一時停止 選択したタスクの中止 タスク実行順序の変更 すべての実行前 実行中タスクの中止 実行終了タスクのクリア F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 39

40 タスク操作とステータス遷移の関係を示します operation status Run Pause Abort Abort All Clear List Non-Operation Running - Paused Aborted Aborted Running Succeed/Error Queued *1 Paused Aborted Aborted Queued Queued/Running Paused *2 - Aborted Aborted Paused Paused Succeed Succeed Clear Succeed Aborted Aborted Clear Aborted Error Error Clear Error -: 操作は無効になります *1 : Running タスクがある場合, [Run] ボタンは無効になります Running タスクが他に無い場合は Running となります *2 : Running タスクがある場合は Queued となります Running タスクが無い場合は Running となります F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 40

41 付録 LUT ファイルのフォーマット 本ソフトウェアが対応可能な 5 種類のルックアップテーブル (LUT) ファイルのフォーマットの例を以下に示します ご注意 : 以下の例中の行番号 (Lx) は 実際の LUT ファイルには記載されません LUT ファイルタイプ 1:R/G/B が同じ値 ( カーブ ) ヘッダーの LUT: は 入力 10 ビット (1024) のデータが 1 個 (R/G/B に共通 ) であることを示します 出力のビットデプスは 出力値の最大値で決まります (10 ビット入力 10 ビット出力の場合の例 ) # Comment LUT: # (Line No,) Output value L1 0 L2 0 L3 1 L L LUT ファイルタイプ 2:R/G/B が個別の値 ( カーブ ) で R G B の順に縦に並ぶ形式ヘッダーの LUT: は 入力 10 ビット (1024) のデータが 3 個 (R/G/B 個別 ) であることを示します 出力のビットデプスは 出力値の最大値で決まります 行番号 L1 ~ L1024 は出力 R L1025 ~ L2048 は出力 G L2049 ~ L3072 は出力 B の値です (10 ビット入力 10 ビット出力の場合の例 ) # Comment LUT: # (Line No,) Output value L1 0 L2 0 F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 41

42 L3 1 L L L L L L L L L L L L LUT ファイルタイプ 3:R/G/B が個別の値 ( カーブ ) で横に並ぶ形式ヘッダーの LUT10 は 出力のビットデプスが 10 ビットであることを示します 入力のビットデプスは 行数で決まります (10 ビット入力 10 ビット出力の場合の例 ) # Comment LUT10 # (Line No,) Input value Output R Output G Output B L L L L L F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 42

43 LUT ファイルタイプ 4:R/G/B が個別の値 ( カーブ ) で横に並ぶ形式ヘッダーではビットデプスを明示しません 行数と値から自動的に判別されます (10 ビット入力 10 ビット出力の場合の例 ) # Comment # (Line No,) Input value Output R Output G Output B L L L L L LUT ファイルタイプ 5 : R/G/B が個別の値 ( カーブ ) で横に並ぶ形式ヘッダーではビットデプスを明示しません 行数と値から自動的に判別されます 入力値の列はありません (10 ビット入力 10 ビット出力の場合の例 ) # Comment # (Line No,) Output R Output G Output B L L L L L F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 43

44 LGPL 適用ソフトウェアの入手について 本製品は LGPL 適用ソフトウェアとして Qt を使用しており お客様には ソフトウェアのソースコードの入手 改変 再配布の権利があることをお知らせします ソースコードの入手方法については 弊社サービスにお問い合わせください なお ソースコードの中身についてのお問い合わせはご遠慮ください F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 44

45 重要なお知らせ Documentation 2012 Sony Corporation 本ソフトウェアは何等の保証もない現状有姿のままで使用者に提供されるものです ソニーは 本ソフトウェアが使用者の要求を満たすものであること 本ソフトウェアの稼動が中断されないこと エラー等がないことを保証しません ソニーは 本ソフトウェアに関して 黙示の保証や特定の目的への適合性を含め 明示であると黙示であるを問わず 何等の保証もしません 本ソフトウェアは使用者の責任において使用されるために提供されています 本ソフトウェアの使用に関する損害について ソニーは責任を負わないものとします 逸失利益 データの損失 その他本ソフトウェアに関するあらゆる原因による補償 償還 損害を含むあらゆる特別損害 間接的損害 付随的損害 結果的損害に対して ソニーはいかなる場合も使用者に対して責任を負わないものとします 使用者が本契約に基づき許諾された使用権を行使することにより生じた使用者もしくは第三者の損害に関していかなる責任も負わないものとします 但し これを制限する別途法律の定めがある場合はこの限りではありません 使用者が本ソフトウェアを使用することにより 第三者との間で著作権 特許権その他の知的財産権の侵害を理由として紛争が生じたときは 使用者が自らの費用で解決するものとし ソニーおよび本ソフトウェアの原権利者に一切の損失 損害 費用を発生させないものとします ソニーは 使用者が本契約に定める条項に違反したときは 直ちに本契約を解除し それによって蒙った損害の賠償を使用者に対し請求できるものとします F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 45

46 商標について F65, SR-R4, SR-PC4, SRPC-5 and CineAltaはSony Corporationの商標です Mac OS, OS X Lion, imac, Mac Pro, MacBook Pro, Thunderbolt および OpenCL は米国 Apple. Inc. の米国およびその他の国における登録商標です Windows および Windows 7 は米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です Intel, Intel Quad Xeon, Intel Dual Quad Xeon, Core i7 および Xeon は米国 Intel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です Radeon は米国 Advanced Micro Devices, Incの商標です Nvidia Geforce は米国 NVIDIA Corporationの登録商標です その他 本書に登場するシステム名 製品名 会社名は 一般に各開発メーカーの登録商標または商標です F65RAW Viewer オペレーションガイド 2012/3/30 46